JPH09325010A - 3次元計測装置 - Google Patents

3次元計測装置

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JPH09325010A
JPH09325010A JP8142830A JP14283096A JPH09325010A JP H09325010 A JPH09325010 A JP H09325010A JP 8142830 A JP8142830 A JP 8142830A JP 14283096 A JP14283096 A JP 14283096A JP H09325010 A JPH09325010 A JP H09325010A
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measurement
distance
light
condition
sensor
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Application number
JP8142830A
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English (en)
Inventor
Toshio Norita
寿夫 糊田
Hiroshi Uchino
浩志 内野
Takuto Uefuru
琢人 上古
Hidekazu Ide
英一 井手
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受光条件の設定の精度を確保しつつ、周期的に
計測を行う場合の周期を短縮する。 【解決手段】検出光を照射して物体を光学的に走査する
ための投光手段と、前記物体で反射した前記検出光を受
光する撮像手段とを有し、光投影法によって物体形状を
計測する3次元計測装置に、周期的に計測する連続計測
モードにおいて、2回目以降の計測の受光条件をその1
回前の計測時に前記撮像手段によって得られた撮像情報
に基づいて設定する制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体にスリット光
に代表される検出光を照射して物体形状を非接触で計測
する3次元計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンジファインダと呼称される非接触型
の3次元計測装置(3次元カメラ)は、接触型に比べて
高速の計測が可能であることから、CGシステムやCA
Dシステムへのデータ入力、身体計測、ロボットの視覚
認識などに利用されている。
【0003】レンジファインダに好適な計測方法として
スリット光投影法(光切断法ともいう)が知られてい
る。この方法は、物体を光学的に走査して三角測量の原
理に基づいて距離画像(3次元画像)を得る方法であ
り、検出光を照射して物体を撮影する能動的計測方法の
一種である。距離画像は、物体上の複数の部位の3次元
位置を示す画素の集合である。スリット光投影法では、
検出光として断面が直線状のスリット光が用いられる。
スリット光に代えて、スポット光、ステップ光、濃度パ
ターン光などを投射する光投影法も知られている。
【0004】撮影距離を任意に選べる可搬型のレンジフ
ァインダには、測距機能が設けられている(特開平7−
174536号)。測距の結果は、AF(オートフォー
カシング)、投射光強度の設定に用いられる。従来で
は、撮影(計測)に際して、必ず光学的走査に先立って
測距が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レンジファインダにお
いては、計測用の光学系を用いてアクティブ形式の精密
な測距を行うことができる。実際に検出光を投射して受
光量を測定するので、パッシブ形式の光学的測距、超音
波による測距などと違って、距離情報とともに物体面の
反射率情報を得ることができる。反射率情報を用いれ
ば、単に距離に応じて設定値を変更するのに比べて、よ
り適切な受光条件(投射光量、受光感度など)の設定が
可能となる。また、走査手段を有しているので、複数の
方向に光を照射して測距の視野角を拡げることが容易で
ある。
【0006】一方、レンジファインダに周期的に計測を
行う機能を設けることにより、3次元計測の応用範囲が
拡がる。例えば工場の生産ラインにおける物品の形状検
査、移動ロボットの視覚認識、警備の監視システムなど
の実用性を高めることができる。周期的な3次元計測で
得られた時系列の複数の距離画像を比較すれば、物体の
前後移動と形状変化とを容易に見分けることができる。
【0007】しかし、従来の計測毎に測距を行う動作シ
ーケンスを適用すると、上述のように計測用の光学系を
用いて精密な測距及び受光量の測定とを行う場合に、検
出光の投射と撮影デバイスからの信号の取り出しとに比
較的に長い時間を要することから、計測の周期の短縮が
困難になるという問題があった。
【0008】本発明は、受光条件の設定の精度を確保し
つつ、周期的に計測を行う場合の周期の短縮を目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】各回の計測で得られた撮
影情報を、次の計測における受光条件の設定に利用す
る。すなわち、各回の計測に、次の計測のための予備計
測の役割をもたせる。これにより、各回の計測の間にア
クティブ形式の予備計測を行う必要がなくなり、計測の
周期を短縮することができる。計測用の光学系を用いる
ので、精密な測距が可能である。
【0010】請求項1の発明の装置は、検出光を照射し
て物体を光学的に走査するための投光手段と、前記物体
で反射した前記検出光を受光する撮像手段とを有し、光
投影法によって物体形状を計測する3次元計測装置であ
って、周期的に計測する連続計測モードが設けられ、連
続計測モードにおいて、2回目以降の計測の受光条件
を、その1回前の計測時に前記撮像手段によって得られ
た撮像情報に基づいて設定する制御手段を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る計測システム
1の構成図である。計測システム1は、スリット光投影
法によって立体計測を行う3次元カメラ(レンジファイ
ンダ)2と、3次元カメラ2の出力データを処理するホ
スト3とから構成されている。
【0012】3次元カメラ2は、物体Q上の複数のサン
プリング点の3次元位置を特定する計測データ(距離画
像)とともに、物体Qのカラー情報を示す2次元画像及
びキャリブレーションに必要なデータを出力する。三角
測量法を用いてサンプリング点の座標を求める演算処理
はホスト3が担う。
【0013】ホスト3は、CPU3a、ディスプレイ3
b、キーボード3c、及びマウス3dなどから構成され
たコンピュータシステムである。CPU3aには計測デ
ータ処理のためのソフトウェアが組み込まれている。ホ
スト3と3次元カメラ2との間では、オンライン形態の
データ受渡しが行われる。
【0014】図2は3次元カメラ2の外観を示す図であ
る。ハウジング20の前面に投光窓20a及び受光窓2
0bが設けられている。投光窓20aは受光窓20bに
対して上側に位置する。内部の光学ユニットOUが射出
するスリット光(所定幅wの帯状のレーザビーム)U
は、投光窓20aを通って計測対象の物体(被写体)に
向かう。スリット光Uの長さ方向M1の放射角度φは固
定である。物体の表面で反射したスリット光Uの一部が
受光窓20bを通って光学ユニットOUに入射する。光
学ユニットOUは、投光軸と受光軸との相対関係を適正
化するための2軸調整機構を備えている。
【0015】ハウジング20の上面には、ズーミングボ
タン25a,25b、手動フォーカシングボタン26
a,26b、及びスタート/ストップボタン27が設け
られている。図2(b)のように、ハウジング20の背
面には、液晶ディスプレイ21、カーソルボタン22、
セレクトボタン23、キャンセルボタン24、アナログ
出力端子31,32、及びデジタル出力端子33が設け
られている。アナログ出力端子31からは計測データと
して距離画像DGが出力され、アナログ出力端子32か
らは2次元画像DMが出力される。アナログ信号の出力
形式は例えばNTSC形式である。デジタル出力端子3
3は例えばRS232−C端子であり、撮影条件データ
DSの出力に用いられる。
【0016】液晶ディスプレイ(LCD)21は、操作
画面の表示手段及び電子ファインダとして用いられる。
撮影者は背面の各ボタン22〜24によって撮影モード
の設定を行うことができる。
【0017】図3は3次元カメラ2の機能構成を示すブ
ロック図である。図中の実線矢印は電気信号の流れを示
し、破線矢印は光の流れを示している。3次元カメラ2
は、上述の光学ユニットOUを構成する投光側及び受光
側の2つの光学系40,50を有している。光学系40
において、半導体レーザ(LD)41が射出する波長6
70nmのレーザビームは、投光レンズ系42を通過す
ることによってスリット光Uとなり、ガルバノミラー
(走査手段)43によって偏向される。半導体レーザ4
1のドライバ44、投光レンズ系42の駆動系45、及
びガルバノミラー43の駆動系46は、システムコント
ローラ61によって制御される。
【0018】光学系50において、ズームユニット51
によって集光された光はビームスプリッタ52によって
分光される。半導体レーザ41の発振波長帯域の光は、
計測用のセンサ53に入射する。可視帯域の光は、モニ
タ用のカラーセンサ54に入射する。センサ53及びカ
ラーセンサ54は、どちらもCCDエリアセンサであ
る。ズームユニット51は内焦型であり、入射光の一部
がオートフォーカシング(AF)に利用される。AF機
構は、一眼レフカメラで採用されているパッシブ方式で
あり、AFセンサ57とレンズコントローラ58とフォ
ーカシング駆動系59とから構成されている。ズーミン
グ駆動系60は電動ズーミングのために設けられてい
る。AFセンサ57によるパッシブ方式の測距には、後
述するアクティブ方式の測距と比べて、測定可能な距離
範囲が広く短い周期で測定を繰り返すことができるとい
う利点がある。しかし、パッシブ方式の測距精度(分解
能)は十分ではない。
【0019】センサ53による撮像情報は、ドライバ5
5からのクロックに同期して出力処理回路62へ転送さ
れる。出力処理回路62によってセンサ53の各画素毎
に対応するスリットデータが生成され、メモリ63に格
納される。その後、スリットデータはメモリ63から読
み出されて重心演算回路64に送られる。重心演算回路
64は、スリットデータに基づいて高分解能の距離画像
を生成する。距離画像は、NTSC変換回路65を経
て、計測データとしてフレーム同期の映像信号の形式で
オンライン出力される。重心演算回路64には、システ
ムコントローラ61による制御のためのビットデータ
(GCALC)を格納するCTRLレジスタR1が設け
られている。
【0020】一方、カラーセンサ54による撮像情報
は、ドライバ56からのクロックに同期してカラー処理
回路67へ転送される。カラー処理を受けた撮像情報
(2次元画像DM)は、NTSC変換回路70及びアナ
ログ出力端子32を経てオンライン出力される。2次元
画像DMは、センサ53による距離画像と同一の画角の
カラー画像であり、ホスト3側におけるアプリケーショ
ン処理に際して参考情報として利用される。
【0021】なお、システムコントローラ61は、キャ
ラクタジェネレータ71に対して、LCD21の画面上
にその時点の動作状態に応じた適切な文字・記号を表示
するための指示を与える。
【0022】図4は計測システム1における3次元位置
の算出の原理図である。センサ53の撮像面S2上で複
数画素分となる比較的に幅の広いスリット光Uを物体Q
に照射する。具体的にはスリット光Uの幅を5画素分と
する。スリット光Uは、サンプリング周期毎に撮像面S
2上で1画素ピッチpvだけ移動するように上から下に
向かって偏向され、それによって物体Qが走査される。
サンプリング周期毎にセンサ53から1フィールド分の
光電変換情報が出力される。
【0023】撮像面S2の1つの画素gに注目すると、
走査中に行うN回のサンプリングの内の5回のサンプリ
ングにおいて有効な受光データが得られる。これら5回
分の受光データに対する補間演算によって、注目画素g
がにらむ範囲の物体表面agをスリット光Uの光軸が通
過するタイミング(時間重心Npeak:注目画素gの
受光量が最大となる時刻)を求める。図4(b)の例で
は、n回目とその1つ前の(n−1)回目の間のタイミ
ングで受光量が最大である。求めた時間重心Npeak
におけるスリット光の照射方向と、注目画素に対するス
リット光の入射方向との関係に基づいて、物体Qの位置
(座標)を算出する。これにより、撮像面の画素ピッチ
pvで規定される分解能より高い分解能の計測が可能と
なる。なお、スリット光の照射方向は、照射開始方向と
偏向角速度とが既知であれば、時間重心Npeakによ
って一義的に特定される。また、入射方向はセンサ53
と受光レンズとの位置関係情報によって特定される。
【0024】注目画素gの受光量は物体Qの反射率に依
存する。しかし、5回のサンプリングの各受光量の相対
比は受光の絶対量に係わらず一定である。つまり、物体
色の濃淡は計測精度に影響しない。
【0025】本実施形態の計測システム1では、3次元
カメラ2の重心演算回路64によってセンサ53の画素
g毎に時間重心Npeakが算出され、有効画素数の時
間重心Npeakが距離画像としてNTSC形式でホス
ト3へ伝送される。これにより、5フィールド分の受光
データをホスト3へ送ってホスト3の側で時間重心Np
eakを求める場合と比べて、伝送データ量が大幅に少
なくなり、アナログ信号によるシリアル伝送の所要時間
を短縮することができる。なお、時間重心Npeakか
ら物体の座標を求めるのに必要な撮影条件及び装置条件
は、距離画像の伝送と並行してディジタル出力端子33
を介してホスト3へ伝送される。
【0026】図5は出力処理回路62及びメモリ63の
ブロック図、図6はセンサ53の読出し範囲を示す図で
ある。出力処理回路62は、センサ53の出力する光電
変換信号を8ビットの受光データに変換するAD変換部
620、直列接続された4つのディレイメモリ621〜
624、コンパレータ626、及び、フィールド番号
(サンプリング番号)FNを指し示すジェネレータ62
7から構成されている。メモリ63は、有効な5フィー
ルド分の受光データ(スリットデータ)を記憶するため
の5つのメモリバンク63A〜E、受光データが最大と
なるフィールド番号FNを記憶するためのメモリバンク
63F、及びメモリバンク63A〜Fのアドレス指定な
どを行う図示しないメモリ制御手段から構成されてい
る。各メモリバンク63A〜Eは、計測のサンプリング
点数(つまり、センサ53の有効画素数)と同数の受光
データを記憶可能な容量をもつ。
【0027】4つのディレイメモリ621〜624でデ
ータ遅延を行うことにより、個々の画素gについて5フ
ィールド分の受光データを同時にメモリバンク63A〜
Eに格納することが可能になっている。なお、センサ5
3における1フィールドの読出しは、撮像面S2の全体
ではなく、高速化を図るために図6のように撮像面S2
の一部の有効受光領域(帯状画像)Aeのみを対象に行
われる。有効受光領域Aeはスリット光Uの偏向に伴っ
てフィールド毎に1画素分だけシフトする。本実施形態
では、有効受光領域Aeのシフト方向の画素数は32に
固定されている。CCDエリアセンサの撮影像の一部の
みを読み出す手法は、特開平7−174536号公報に
開示されている。
【0028】AD変換部620は、1フィールド毎に3
2ライン分の受光データD620を画素gの配列順にシ
リアルに出力する。各ディレイメモリ621〜624
は、31(=32−1)ライン分の容量をもつFIFO
である。
【0029】AD変換部620から出力された注目画素
gの受光データD620は、2フィールド分だけ遅延さ
れた時点で、コンパレータ626によって、メモリバン
ク63Cが記憶する注目画素gについての過去の受光デ
ータD620の最大値と比較される。遅延された受光デ
ータD620(ディレイメモリ622の出力)が過去の
最大値より大きい場合に、その時点のAD変換部620
の出力及び各ディレイメモリ621〜624の出力が、
メモリバンク63E,63D,63C,63B,63A
にそれぞれ格納され、メモリバンク63A〜Eの記憶内
容が書換えられる。これと同時にメモリバンク63Fに
は、メモリバンク63Cに格納する受光データD620
に対応したフィールド番号FNが格納される。
【0030】すなわち、n番目(n<N)のフィールド
で注目画素gの受光量が最大になった場合には、メモリ
バンク63Aに(n−2)番目のフィールドのデータが
格納され、メモリバンク63Bに(n−1)番目のフィ
ールドのデータが格納され、メモリバンク63Cにn番
目のフィールドのデータが格納され、メモリバンク63
Dに(n+1)番目のフィールドのデータが格納され、
メモリバンク63Eに(n+2)番目のフィールドのデ
ータが格納され、メモリバンク63Fにnが格納され
る。
【0031】図7は重心演算回路64のブロック図であ
る。重心演算回路64は、5個の掛算器641〜64
5、計3個の加算器646〜648、除算器649、及
び遅延回路640を有している。(n−2)〜(n+
2)の5つのフィールド番号(つまりサンプリング時
刻)にそれぞれ−2,−1,0,1,2の重みを付け、
各メモリバンク63A〜Eからの受光データに対する加
重平均演算を行う。除算器649の出力である加重平均
値は、n番目のサンプリング時刻と時間重心Npeak
との時間的ズレ量である〔図4(b)参照〕。この時間
的ズレ量と、メモリバンク63Fからのフィールド番号
FNとを加算すれば、時間重心Npeakが求まる。遅
延回路640は、時間的ズレ量と同時にフィールド番号
FNを加算器648に入力するために設けられており、
加重平均演算の所要時間分だけフィールド番号FNを遅
延させる。
【0032】メモリバンク63A〜Fから各画素に対応
したデータを順に読み出して重心演算回路64に入力す
ることにより、1回分の計測情報である距離画像DGが
生成される。距離画像DGは、例えば1秒間に30回の
周期で繰り返し出力される。
【0033】次に、3次元カメラ2による計測の基本手
順を説明する。計測システム1では、3次元カメラ2と
計測対象との配置関係が可変である。つまり、ユーザー
は撮影距離やアングルを用途に応じて適宜変更すること
ができる。このため、計測に先立って、計測対象との配
置関係を調べて撮影条件を設定する前処理(撮影準備)
が自動的に行われる。
【0034】図8は光学系の各点と物体Qとの関係を示
す図である。3次元カメラ2に対して、直接の操作又は
ホスト3による遠隔操作でズーミングの指示が与えられ
ると、ズームユニット51のバリエータ部が移動すると
ともにフォーカシング部の移動によるフォーカシングが
行われる。フォーカシングの過程でおおよその対物間距
離d0 が測定される。このような受光系のレンズ駆動に
呼応して、投光側のバリエータレンズの移動量の演算が
行われ、演算結果に基づいてレンズ移動制御が行われ
る。ただし、撮影中は、レンズ移動によって撮影条件が
変わるのを避けるため、ズーミング及びフォーカシング
が禁止される。
【0035】システムコントローラ61は、レンズコン
トローラ58を介して、フォーカシング駆動系59のエ
ンコーダ出力(繰り出し量Ed)及びズーミング駆動系
60のエンコーダ出力(ズーム刻み値fp)を読み込
む。システムコントローラ61の内部において、歪曲収
差テーブル、主点位置テーブル、及び像距離テーブルが
参照され、繰り出し量Ed及びズーム刻み値fpに対応
した撮影条件データがホスト2へ出力される。ここでの
撮影条件データは、前側主点位置、像距離などである。
【0036】また、システムコントローラ61は、半導
体レーザ41の出力(レーザ強度)及びスリット光Uの
偏向条件(投射開始角、投射終了角、偏向角速度)を算
定する。
【0037】まず、おおよその対物間距離d0 に平面物
体が存在するものとして、センサ53の中央で反射光を
受光するように投射角を設定する。次にレーザ強度を算
定する。人体に対する安全を考慮して最小強度で半導体
レーザ41をパルス点灯し、センサ53の出力を取り込
む。このときの投射角は先に対物間距離d0 に基づいて
設定した角度である。取り込んだ信号と適正レベルとの
比を算出し、仮のレーザ強度を設定する。設定した仮の
レーザ強度で再びパルス点灯し、センサ53の出力を取
り込む。センサ53の出力が許容範囲内の値となるま
で、レーザ強度の仮設定と適否の確認とを繰り返す。な
お、最大強度で点灯しても受光量が不十分である場合
は、センサ53の電荷蓄積時間を延長する露出制御を行
う。
【0038】続いて、スリット光Uの投射角と受光位置
とから三角測量法により対物間距離dを決定する。そし
て、最後に、決定された対物間距離dに基づいて、偏向
条件を算出する。偏向条件の算定に際しては、対物間距
離dの測距基準点である受光系の後側主点H’と投光の
起点Aとのオフセットdoffを考慮する。また、走査
方向の端部においても中央部と同様の計測可能距離範囲
d’を確保するため、所定量(例えば8画素分)のオー
バースキャンを行うようにする。投射開始角th1、投
射終了角th2、偏向角速度ωは、次式で表される。
【0039】th1=tan-1〔β×pv(np/2+
8)+L)/(d+doff)〕×180/π th2=tan-1〔−β×pv(np/2+8)+L)
/(d+doff)〕×180/π ω=(th1−th2)/np β:撮像倍率(=d/実効焦点距離freal) pv:画素ピッチ np:撮像面S2の水平方向の有効画素数 L:基線長 このようにして算出された条件の下で実際の計測が行わ
れ、センサ53の仕様を含む装置情報及び撮影条件が距
離画像DGとともに3次元カメラ2からホスト3へ伝送
される。ただし、後述のコンティニュアスモードにおい
ては、初回の計測時のみに装置情報が伝送される。表1
は3次元カメラ2がホスト3へ送る主なデータをまとめ
たものである。
【0040】
【表1】
【0041】以下、計測システム1の動作をさらに詳し
く説明する。3次元カメラ2の動作は、スタート指示に
呼応して1回だけ計測を行うワンショットモードと、ス
タート指示を受けた後にストップ指示がなされるまで周
期的に計測を行うコンティニュアスモード(連続撮影モ
ード)とに大別される。
【0042】コンティニュアスモードにおけるAFモー
ドとして、可変モードと固定モードとがある。可変モー
ドは、計測中を除く期間において、AFセンサ57の出
力に応じてフォーカシングを行うモードである。固定モ
ードは、初回の計測時のみにおいてフォーカシングを行
うモードである。どちらのモードであってもAFセンサ
57による対物間距離の測定は計測中を含めて恒常的に
実施される。撮影の倍率が大きい場合(テレ状態)で
は、ピントずれが生じ易いので、鮮明な距離画像を得る
上で可変モードが適している。また、可変モードによれ
ば、物体が大きく移動する場合にも物体の位置を把握す
ることができる。一方、固定モードによれば、レンズの
駆動制御を省略することができる。
【0043】図9及び図10はコンティニュアスモード
における3次元カメラ2の動作を示すタイムチャートで
ある。また、表2は制御信号の内容を示してる。
【0044】
【表2】
【0045】ここでは、システムコントローラ61に注
目してその動作を説明する。 [1] スタート/ストップボタン27のオン又はホスト
3からのスタートコマンドの入力に呼応して、撮影準備
(前処理)を開始する。撮影準備は、上述したように光
投影法により対物間距離dを求め、アクティブAF(A
−AF)・投射角度の設定・レーザ強度の設定などを行
う処理である。
【0046】[2] 撮影準備が終了すると、CTRLレ
ジスタR1のRUNビットを1にする。そして、SSt
artビットが1になるのを待つ。 [3] RUNビットが1になった後の最初のVSync
に呼応してSStartビットを1にするとともに、フ
レームカウンタをリセットする。SStartビットは
次のVSyncで0に戻す。
【0047】[4][5] SStartビットが1になれ
ば、撮影条件を固定するためレンズ移動を禁止し、スリ
ット光Uによる物体のスキャンニング(撮影)を開始す
る。これ以後の約0.8秒の期間において、システムコ
ントローラ61はスキャンニング制御に専念し、レンズ
コントローラ58は、AFセンサ57による測距を実行
する。この測距において、対物間距離の推移から次のス
キャンニング開始時の対物間距離を予想することができ
る。
【0048】[6][7] スキャンニングが終了すると、
CTRLレジスタR1のGCALCビットを1にする。
これを受けて、重心演算回路64は時間重心Npeak
の算出を開始する。GCALCビットは、距離画像DG
の生成が完了した時点で重心演算回路64により0にリ
セットされる。
【0049】レンズコントローラ58に対してレンズ移
動の再開を許可する。これを受けて、レンズコントロー
ラ58は、AFセンサ57により対物間距離を測定して
レンズ移動を行うパッシブAF(P−AF)を開始す
る。
【0050】[8][9] GCALCビットが0になった
後の最初のVSyncに呼応してNextIビットを1
にするとともに、フレームメモリを切り換えて最新の距
離画像DGの出力を開始する。この後、次のスキャンニ
ングが行われて新たに距離画像DGが生成されるまで、
同じ内容の距離画像DGを繰り返し出力する。Next
Iビットは、1にした後の最初のVSyncで0に戻
す。
【0051】[10] 距離画像DGとは別のポート(デ
ィジタル出力端子33)から撮影条件及び装置情報をホ
スト3に出力する。ホスト3はこの信号入力によって、
最新の距離画像DGが出力されていることを認識する。
所定のデータ出力が終わると、今回の撮影情報に基づい
て次回の撮影の距離条件及び露出条件を求める計算を実
行し、SStartビットが1になるのを待つ。なお、
この段階において、上述の可変モードであれば、パッシ
ブAFの出力に基づいて対物間距離の変化を検出する。
そして、許容値を越える対物間距離の変化があった場合
には、改めて光投影法によって高精度の測距を行い、フ
ォーカシングと撮影条件の算定を行う。
【0052】[11] フレームカウンタのカウント値が
指定値(OPR)より1つ少ない値に達すると、次のV
Syncでカウント値をリセットするとともに、SSt
artビットを1にする。さらに次のVSyncでSS
tartビットを0に戻す。なお、OPRはホスト側で
手動設定される。つまり、ユーザーは所望の計測周期を
設定することができる。
【0053】[12][13] SStartビットが1に
なれば、 [4][5] と同様にレンズ移動を禁止してスキ
ャンニング(撮影)を開始する。以降は [6] 〜 [1
1] の動作を行い、SStartビットが1になる毎
に、 [3] 〜 [11] の計測動作を繰り返す。ただし、
スタート指示から数えて2番目以降の計測においては、
装置情報の出力を省略する。
【0054】[14][15] 図10のように、再度のス
タート/ストップボタン27のオン又はホスト3からの
ストップコマンドの入力に呼応して、RUNビットを0
に戻す。ストップ指示が重心演算の途中で行われた場合
は、その時点でGCALCビットを0に戻す。どの時点
でストップ指示が行われても、最後に得られた距離画像
DGの出力を継続する。
【0055】図11はワンショットモードにおける3次
元カメラ2の動作を示すタイムチャートである。 [21] 〜 [29] 上述のコンティニュアスモードにお
ける [1] 〜 [9] と同様の動作を行う。
【0056】[30] NextIビットが1になれば、
RUNビットを0に戻す。 [31] ディジタル出力端子33から撮影条件及び装置
情報をホスト3に出力する。以降にスタート指示が行わ
れ、新たな距離画像DGが得られるまで、最後に得られ
た距離画像DGの出力を継続する。
【0057】図12は3次元カメラ2のシステムコント
ローラ61の動作のメインフローチャートである。電源
が投入されると、CTRLレジスタR1のビットを含む
制御パラメータの初期設定を行う(#1)。ボタン操作
又はホスト3からのコマンドに従ってモードを設定する
(#2)。このとき、ユーザーは、コンティニュアスモ
ードにおける計測の周期をフレーム単位で設定すること
ができる。
【0058】スタート指示を受けると計測動作に移る
(#3)。AFモードが可変モードであれば第1スキャ
ンシーケンスを実行し(#4,5)、固定モードであれ
ば第2スキャンシーケンスを実行する(#6)。
【0059】図13は第1スキャンシーケンス及び第2
スキャンシーケンスのフローチャートである。図13
(A)のように第1スキャンシーケンスでは、まずパッ
シブAFを開始し、3次元カメラ2に対する物体の相対
的な移動に合わせてフォーカシングレンズ位置を調整す
る(#51)。スタート指示を受けると、スキャンニン
グ中のレンズ移動を防止するために、パッシブAFを停
止するとともに、ズーミングを禁止する(#52、5
3)。
【0060】距離画像DGを得るためのスキャンニング
処理を実行し、スキャンニングが終わるとパッシブAF
を再開するとともに、ズーミングの禁止を解除する(#
54〜56)。コマンド入力及び操作を受け付けた後、
フレーム同期信号VSyncのカウント値が設定値に達
するのを待って終了の適否をチェックする(#57〜5
9)。ワンショットモードの場合、又はコンティニュア
スモードにおいて終了指示を受けた場合にはメインルー
チンへリターンする。コンティニュアスモードにおいて
終了指示がなければ、ステップ#52に戻って計測を繰
り返す。
【0061】一方、図13(B)のように第2スキャン
シーケンスでは、まずパッシブAFを開始し、スタート
指示を受けるとパッシブAFを停止するとともにズーミ
ングを禁止する(#61〜63)。スキャンニング処理
を実行した後、ズーミングの禁止を解除する(#64、
65)。パッシブAFは再開しない。コマンド入力及び
操作を受け付け、フレーム同期信号VSyncのカウン
ト値が設定値に達するのを待って終了の適否をチェック
する(#66〜68)。ワンショットモードの場合、又
はコンティニュアスモードにおいて終了指示を受けた場
合にはメインルーチンへリターンする。コンティニュア
スモードにおいて終了指示がなければ、ステップ#63
に戻って計測を繰り返す。
【0062】図14は図13のスキャンニング処理(#
54及び#64)のフローチャートである。上述のよう
に被写体(計測対象の物体)までの距離は、測距センサ
57によって常に測定されている。この距離(対物間距
離)の変化量をチェックし、変化量が許容値を越える場
合に、スリット光投影法により対物間距離を求めて撮影
条件を決める設定処理を実行する(#100、10
1)。変化量が許容値を越えない場合であっても、スタ
ート指示に呼応した1回目の計測のときには設定処理を
実行する(#102)。つまり、原則として2回目以降
の計測では設定処理(#100)を省略し、対物間距離
の大きな変化があったときだけ設定処理を実行する。こ
れにより、3次元計測の精度が確保され、制御の負担が
軽減される。
【0063】コンティニュアスモードにおける撮影条件
の設定モードとして距離計算モードが指定されている場
合には、その時点の撮影条件で距離画像DGを得るスキ
ャンニング制御を実行した後に、直前の撮影情報に基づ
いて次回の計測の撮影条件を算定するための処理とし
て、投射角度の演算及びスリット光量の演算を行う(#
103〜106)。また、輝度計算モードが指定されて
いる場合には、スキャンニング制御を実行した後に、ス
リット光量の演算を行う(#107〜109)。距離計
算モード及び輝度計算モードのどちらも指定されていな
い場合、すなわちワンショットモードの場合は、スキャ
ンニング制御を実行してメインルーチンへリターンする
(#103、107、110)。
【0064】直前の撮影情報に基づいて次回の計測の撮
影条件を算定することにより、計測毎に予備計測を行っ
て撮影条件を算定する場合と比べて、予備計測の所要時
間分だけ計測周期を短縮することができる。また、計測
では走査範囲の空間の詳しい情報が得られるので、各回
の計測情報を次回の計測の予備計測情報として利用する
場合には、例えば一方向にスリット光Uを投射する予備
計測による場合と比べて、より的確な撮影条件の算定が
可能である。
【0065】図15は投射角度の演算のフローチャート
である。まず、距離画像を解析して対物間距離の代表値
を決定する(#1051)。その決定方法には次の〜
を含む種々の方法がある。
【0066】画像全体から均一に画素をサンプリング
し、最も短い距離を代表値とする。これによれば、画像
中の背景部分の距離を代表値とする誤りを避けることが
できる。
【0067】画像の中央付近の縦横に並ぶ複数個の画
素をサンプリングし、距離の平均値又は中間値を代表値
とする。この方法は、ノイズの影響が小さい利点をも
つ。 ととを組み合わせた方法であり、画像を均等に分
割した各エリアから縦横に並ぶ複数個の画素をサンプリ
ングするものである。
【0068】次に、代表値、画素ピッチなどの装置条
件、及び焦点距離などの撮影条件に基づいて、三角測量
の原理を適用して実際の距離を求める(#1052)。
そして、求めた距離の位置の前後の所定範囲が計測対象
となるように、スキャンニングにおける投射の開始角度
及び終了角度を設定する。
【0069】図16はスリット光量の演算のフローチャ
ートである。メモリ63のメモリバンク63Cが記憶す
るn番目のフィールドの受光データ(反射光量)を均一
にサンプリングし、最も大きいサンプリング値を代表値
とする。このとき、最も大きいサンプリング値が上限値
である場合、すなわち計測用センサ53の受光量が飽和
している場合には、(n±1)番目のフィールドの注目
画素の受光データに基づいて補間演算によって最大光量
を求め、その結果を代表値とする(#1061)。
【0070】次に、代表値に応じて、計測用センサ53
の受光量が最適値になるように、スリット光量の設定値
を増減する(#1062)。このとき、必要に応じてス
リット光量の調整と合わせて計測用センサ53の露出時
間を調整することにより、受光量を最適化する。
【0071】図17は図14の設定処理のフローチャー
トである。操作又はコマンド入力による撮影距離の指定
がなければ、スリット光Uを照射して撮影情報に基づい
て対物間距離を求め、求めた距離の位置の前後の所定範
囲が計測対象となるように、スキャンニングにおける投
射の開始角度及び終了角度を設定する(#1011〜1
015)。そして、スリット光量の指定がない場合は、
撮影情報に基づいて、計測用センサ53の受光量が最適
値になるようにスリット光量の設定値を増減する(#1
015、1019)。
【0072】撮影距離の指定があり且つスリット光量の
指定がない場合は、スリット光Uを照射し、撮影情報に
基づいてスリット光量の設定値を増減する(#1016
〜1019)。
【0073】図18はホスト3の計測処理のフローチャ
ートである。3次元カメラ2に対してスタートコマンド
を送出し、撮影条件データDSの入力を待つ(#31、
32)。撮影条件データDSの入力に呼応して、距離画
像DGを1回分の計測情報として取り込む(#33)。
そして、距離画像DGに対する情報処理を行う(#3
4)。この情報処理としては、距離画像DGと撮影条件
とに基づく座標演算、距離画像DGの記録媒体への書込
みなどがある。予め定められた終了条件(時間、取り込
み数終了操作)が成立するまで、撮影条件データDSの
入力に呼応した最新の距離画像DGの取り込みを繰り返
す。
【0074】終了条件が成立すると、3次元カメラ2に
対してストップコマンドを送出し、計測処理を終える
(#35)。なお、ユーザーは、ホスト3のディスプレ
イ3b上で距離画像DGを表示させて計測の状況をモニ
ターすることができる。距離画像DGと2次元のカラー
撮影画像とを表示させることも可能である。
【0075】上述の実施形態によれば、撮影条件データ
DSが距離画像DGの取り込み制御信号として利用され
るので、取り込み制御信号を別途に設ける必要がない。
ユーザーは、コンティニュアスモードにおける計測の周
期を、用途に応じてフレーム単位で変更することができ
る。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、計測の受光条
件設定の精度を確保しつつ、周期的に計測を行う場合の
周期の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計測システムの構成図である。
【図2】3次元カメラの外観を示す図である。
【図3】3次元カメラの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図4】計測システムにおける3次元位置の算出の原理
図である。
【図5】出力処理回路及びメモリのブロック図である。
【図6】センサの読出し範囲を示す図である。
【図7】重心演算回路のブロック図である。
【図8】光学系の各点と物体との関係を示す図である。
【図9】コンティニュアスモードにおける3次元カメラ
の動作を示すタイムチャートである。
【図10】コンティニュアスモードにおける3次元カメ
ラの動作を示すタイムチャートである。
【図11】ワンショットモードにおける3次元カメラの
動作を示すタイムチャートである。
【図12】3次元カメラのシステムコントローラの動作
のメインフローチャートである。
【図13】第1スキャンシーケンス及び第2スキャンシ
ーケンスのフローチャートである。
【図14】図13のスキャンニング処理のフローチャー
トである。
【図15】投射角度の演算のフローチャートである。
【図16】スリット光量の演算のフローチャートであ
る。
【図17】図14の設定処理のフローチャートである。
【図18】ホストの計測処理のフローチャートである。
【符号の説明】
2 3次元カメラ(3次元計測装置) 40 投光系(投光手段) 53 計測用センサ(撮像手段) 61 システムコントローラ(制御手段) Q 物体 U スリット光(検出光)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上古 琢人 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 井手 英一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出光を照射して物体を光学的に走査する
    ための投光手段と、前記物体で反射した前記検出光を受
    光する撮像手段とを有し、光投影法によって物体形状を
    計測する3次元計測装置であって、 周期的に計測する連続計測モードが設けられ、 連続計測モードにおいて、2回目以降の計測の受光条件
    を、その1回前の計測時に前記撮像手段によって得られ
    た撮像情報に基づいて設定する制御手段を有しているこ
    とを特徴とする3次元計測装置。
JP8142830A 1996-06-05 1996-06-05 3次元計測装置 Pending JPH09325010A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142830A JPH09325010A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 3次元計測装置
US08/867,877 US6049385A (en) 1996-06-05 1997-06-04 Three dimensional measurement system and pickup apparatus
US09/465,446 US6172755B1 (en) 1996-06-05 1999-12-17 Three dimensional measurement system and pickup apparatus

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JP8142830A JPH09325010A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 3次元計測装置

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Cited By (3)

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JP2011215036A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd 変位センサ
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JP2020104159A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社キーエンス レーザ加工装置

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