JPH09324756A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JPH09324756A
JPH09324756A JP14406196A JP14406196A JPH09324756A JP H09324756 A JPH09324756 A JP H09324756A JP 14406196 A JP14406196 A JP 14406196A JP 14406196 A JP14406196 A JP 14406196A JP H09324756 A JPH09324756 A JP H09324756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main component
casing
oil supply
refrigerant
lubricating oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP14406196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Tomaru
健二郎 都丸
Naosuke Fukao
直資 深尾
Takahiro Inoue
隆宏 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HFCを主成分とする冷媒と非溶解性潤滑油
を用いた密閉型圧縮機において、二相分離した液冷媒を
給油管より吸入させず、非溶解性潤滑油を吸入させ、摺
動面の潤滑及び冷却作用を行い信頼性を確保することを
課題とする。 【解決手段】 密閉型圧縮機に、密閉ケーシング13の
底面と同じ高さに抽出口16を設け、密閉ケーシング1
3の上部と底面と密閉ケーシングの底面と同じ高さに設
けた抽出口16とを抽出配管17で結び、その抽出配管
17の中にHFCを主成分とする液状の冷媒の液面と連
動して動く比重を有するフロート18を設けることで、
密閉ケーシング13内の底面から、二相分離した液冷媒
を抽出し、非溶解性潤滑油15が給油管9より吸入する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫,冷凍庫,
ショーケース,自動販売機等に用いる密閉型圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、クロロフルオロカーボン(以下、
CFCと称す)およびハイドロクロロフルオロカーボン
(以下、HCFCと称する)の影響によるオゾン層破壊
および地球の温暖化等の環境問題が注目されている。こ
のような観点よりCFCおよびHCFCに代わる冷媒と
してハイドロフルオロカーボン(以下、HFCと称す
る)へ代替化を図るため種々改善の取り組みがなされて
いる。
【0003】具体的には、HFC冷媒であるHFC−1
34aおよびHFC系混合冷媒であるR404A,R4
07C,R410A等が候補として挙げられる。これら
HFC系冷媒は、塩素をまったく有せず溶解性に劣る。
水素を有し極性が大きい水をよく溶解する等の特徴があ
り、これまでの鉱油系の冷凍機油とは相溶性がなく使用
し難いとされている。一方、HFC系冷媒と相溶性があ
る合成油のアルキルベンゼンは、分子内に酸素を多く含
むので吸湿性が高く、電気絶縁性が劣るという問題点が
ある。また、HFC系冷媒と相溶性があるエステル油も
従来の鉱油に比べると加水分解の課題があり、工程管理
および市場サービス対応面から扱いにくいとされてい
る。
【0004】従来、密閉型圧縮機は特開平4−3503
86号公報に記載されたものが知られており、冷媒と解
け合う溶解性の潤滑油を採用している。圧縮機内の差圧
や、シャフトの回転を利用し、またスプリング等を用
い、給油管より潤滑油を吸い上げ、機械部の摺動の給油
装置により搬送し、摺動部の潤滑作用および摩擦熱を除
去する冷却作用を行い、圧縮機の耐磨耗性を確保してい
る。
【0005】以下、図面を参照しながら従来の密閉型圧
縮機について、その一例を説明する。
【0006】図3は、従来の密閉型圧縮機の断面図であ
る。1は機械部であり、シャフト2,副軸受3,軸受
4,ピストン5,シリンダー6からなる。前記シャフト
2,副軸受3,軸受4,ピストン5,シリンダー6は圧
縮室7を形成している。8は給油装置であり、給油管9
と前記給油管9内に位置し粘性ポンプとして働くバネ1
0とから成り立っている。11は冷媒と冷凍機油の混合
液であり、前記給油装置8は混合液11を摺動面に供給
する。12はモーター部である。13は機械部1やモー
ター部12を収納する金属性の密閉ケーシングである。
【0007】以上のように構成された密閉型圧縮機の冷
凍システムについて、以下その動作について説明する。
シャフト2はモーター部12の回転によって回転し、ピ
ストン5を動かし、圧縮室7内の冷媒を圧縮する。圧縮
された冷媒は凝縮器で液化し、ドライヤー内にある乾燥
剤で脱水された後、蒸発器で気化し冷却を行った後、再
び圧縮機へ戻ってくる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】HFCを主成分とする
冷媒と、相溶性のあるエステル系冷凍機油は冷凍機油中
の微量の水分によって加水分解され酸を生じ、その酸が
触媒となってさらに多量の酸あるいは有害物質を生成す
ることになる。そのように生成される酸は機械部の摺動
面に浸入して腐食磨耗させ圧縮機の寿命を縮めることに
なる。また、有害物質に含まれる重合体は冷凍システム
の配管内に詰まり、冷媒の循環を妨げ、冷却不良となる
問題があった。よって相溶性のあるエステル系冷凍機油
は水分管理の点から市場サービス対応が困難とされてい
る。
【0009】一方、HFCを主成分とする冷媒と冷凍機
油として非溶解性潤滑油を使用する場合には、圧縮機の
中で下層に液冷媒、上層に非溶解性潤滑油の状態で二相
分離を起こし、給油管の先端が下層の液冷媒中にある場
合、潤滑油ではなく液冷媒を吸入し、摺動部の潤滑作用
とならないばかりか潤滑油を洗浄することとなり、異常
摩耗につながるという課題を有している。
【0010】従って、本発明では上記点に鑑み、HFC
を主成分とする冷媒と、非溶解性潤滑油の密閉型圧縮機
において、密閉型圧縮機の底部から液冷媒を抽出し、給
油管より液冷媒を吸入することなく非溶解性潤滑油を吸
入し、摺動部の潤滑作用を確実に行い、圧縮機の信頼性
が高い冷凍システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、HFCを主成分とする冷媒と、冷凍機油と
しての非溶解性潤滑油を封入した密閉ケーシングと、前
記密閉ケーシング内に収納された機械部と、前記機械部
を駆動させるモーター部と、前記機械部に非溶解性潤滑
油を搬送する給油装置と、前記給油装置の給油口となる
給油管を備え、前記密閉ケーシングの上部と底部と前記
密閉ケーシングの底面の高さに設けた抽出口との三者を
抽出配管で連通し、前記抽出配管の中にHFCを主成分
とする冷媒の液面と連動して動くフロートを有し、前記
フロートは前記密閉ケーシング内にHFCを主成分とす
る冷媒が液体として存在しないときは前記抽出口より低
い位置に位置して前記抽出口を塞ぎ、前記密閉ケーシン
グ内にHFCを主成分とする冷媒が液体として溜まって
くると上昇して前記抽出口を開きHFCを主成分とする
液体の冷媒を抽出する機能を備えたものである。
【0012】これにより、HFCを主成分とする冷媒は
密閉ケーシングから抽出され給油管から非溶解性潤滑油
のみを吸入することになる。
【0013】また、HFCを主成分とする冷媒ならびに
冷凍機油としての非溶解性潤滑油を封入した密閉ケーシ
ングと、前記密閉ケーシング内に収納された機械部と、
前記機械部を駆動させるモーター部と、前記機械部に非
溶解性潤滑油を搬送する給油装置と、前記給油装置の給
油口となる給油管とを備え、前記密閉ケーシングの上部
と底部とHFCを主成分とする冷媒を抽出する抽出口と
の三者を抽出配管で連通し、前記抽出配管の中にHFC
を主成分とする液体状の冷媒の液面と連動して動くフロ
ートを有し、前記密閉ケーシング内にHFCを主成とす
る冷媒が液体として存在しないとき低い位置に位置し、
前記抽出口に設けられた前記フロートスイッチと連動し
た電磁弁を閉じ、前記密閉ケーシング内にHFCを主成
分とする液体の冷媒が溜まってくるとフロートは上昇
し、一定の高さまで上昇したとき前記フロートスイッチ
が動作し、前記抽出口に設けられた前記電磁弁を開きH
FCを主成分とする液体の冷媒を抽出し、密閉ケーシン
グ内のHFCを主成分とする冷媒の液面が低下して給油
管からは非溶解性潤滑油のみを吸入することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、HFCを主成分とする冷媒ならびに冷凍機油として
の非溶解性潤滑油を封入した密閉ケーシングと、前記密
閉ケーシング内に収納された機械部と、前記機械部を駆
動させるモーター部と、前記機械部に非溶解性潤滑油を
搬送する給油装置と、前記給油装置の給油口となる給油
管とを備え、前記密閉ケーシングの上部と底部と前記密
閉ケーシングの底面の高さに設けた抽出口との三者を抽
出配管で連通し、前記抽出配管の中にHFCを主成分と
する冷媒の液面と連動して動くフロートを有し、前記フ
ロートは前記密閉ケーシング内にHFCを主成分とする
冷媒が液体として存在しないときは前記抽出口より低い
位置に位置して前記抽出口を塞ぎ、前記密閉ケーシング
内にHFCを主成分とする冷媒が液体として溜まってく
ると上昇して前記抽出口を開きHFCを主成分とする液
体の冷媒を抽出する機能を有する密閉型圧縮機であり、
HFCを主成分とする冷媒と非溶解性潤滑油が二相分離
しても、前記フロートにより直ちにHFCを主成分とす
る液体の冷媒が密閉ケーシングから抽出され、従って給
油管からは非溶解性潤滑油を吸入し、摺動部の潤滑を確
実に行うことができる。
【0015】また、請求項2に記載の発明のように、H
FCを主成分とする冷媒ならびに非溶解性潤滑油を封入
した密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング内に収納さ
れた機械部と前記機械部を駆動させるモーター部と、前
記機械部に非溶解性潤滑油を搬送する給油装置と、前記
給油装置の給油口となる給油管とを備え、前記密閉ケー
シングの上部と底部とHFCを主成分とする冷媒を抽出
する抽出口との三者を抽出配管で連通し、前記抽出配管
の中にHFCを主成分とする冷媒の液面と連動して動く
フロートを有し、前記フロートは前記密閉ケーシング内
にHFCを主成分とする冷媒が液体として存在しないと
きは低い位置に位置し、前記密閉ケーシング内にHFC
を主成分とする冷媒が液体として溜まってくるとフロー
トは上昇し、一定の高さまで上昇したときフロートスイ
ッチが動作し、前記抽出口に設けられた電磁弁を作動し
て、HFCを主成分とする冷媒を抽出した場合は、HF
Cを主成分とする液体の冷媒と非溶解性潤滑油が二相分
離しても、前記抽出装置により直ちにHFCを主成分と
する冷媒が密閉ケーシングから抽出され、給油管からは
非溶解性潤滑油を吸入し、摺動部の潤滑を確実に行うこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1と図2を
用いて説明する。なお、従来例と同一の構成については
同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる密閉型圧縮機の断面図である。
【0018】図1において、14はHFCを主成分とす
る液状の冷媒であり、15は非溶解性潤滑油であり、H
FCを主成分とする液状の冷媒14と非溶解性潤滑油1
5が密閉ケーシング13内で分離している状態を表わし
ている。16は密閉ケーシング13の底面と同じ高さに
設けた抽出口であり、17は密閉ケーシング13の上部
と底部と抽出口16との三者を連通する抽出配管であ
り、18は抽出配管17中にHFCを主成分とする冷媒
の液面と連動して動く比重を有するフロートである。
【0019】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機が運転す
ると、シャフト2がモーター部12の回転によって回転
し、給油装置8により給油管9の差圧およびバネ10の
回転により給油を行い、摺動面へ非溶解性潤滑油15が
搬送され、摺動面の潤滑および冷却作用を行う。密閉型
圧縮機の運転初期段階において、HFCを主成分とする
液状の冷媒14と非溶解性潤滑油15は二相分離してお
り比重が約1.1であるHFCを主成分とする液状の冷
媒14が下層に、比重が約0.9である非溶解性潤滑油
15が上層となる。ここで、密閉ケーシング13の上部
と、同密閉ケーシング13の底部と、密閉ケーシング1
3の底面の高さの位置に設けた抽出口16との三者を抽
出配管17で連通し、その中にHFCを主成分とする液
状の冷媒14と非溶解性潤滑油15の比重差を利用して
HFCを主成分とする液状の冷媒14の液面より上に位
置するようなフロート18と抽出口16を密閉ケーシン
グ13の底面の高さの位置に設けていることで、密閉ケ
ーシング13にHFCを主成分とする液状の冷媒14が
存在すると、フロート18が上昇し、抽出口16が開
き、抽出配管17を通過して、密閉ケーシング13の底
部からHFCを主成分とする液状の冷媒14が抽出され
る。従って運転を開始した場合、密閉ケーシング13の
中のHCFを主成分とする液状の冷媒14の液面が低く
なり、給油管9より吸入するのはHFCを主成分とする
液状の冷媒14の上層にある非溶解性潤滑油15とな
る。
【0020】以上のように本実施例1の密閉型圧縮機
は、抽出口16と抽出配管17とフロート18を備えて
いるので、HFCを主成分とする液状の冷媒14と非溶
解性潤滑油15が分離しても、非溶解性潤滑油15を吸
入し、摺動面の潤滑および冷却作用を行うことができ
る。
【0021】(実施例2)次に、本発明の実施例2によ
る密閉型圧縮機について、図面を参照しながら説明す
る。なお、実施例1と同一構成については、同一符号を
符して詳細な説明は省略する。
【0022】図2は、本発明の実施例2による密閉型圧
縮機の部分断面図である。図2において、19はフロー
トスイッチで、密閉ケーシング13にHFCを主成分と
する液状の冷媒14が存在し、フロート18がある一定
の高さまで上昇すると動作し、抽出口16aに設けられ
た電磁弁20が連動して開く。
【0023】上記構成により、フロート18を密閉ケー
シング13内の底面の高さ位置に設けていることで、密
閉ケーシング13にHFCを主成分とする液状の冷媒1
4が存在すると、フロート18が上昇し、フロートスイ
ッチ19が動作し、連動して電磁弁20が開き、抽出配
管17を通過して、密閉ケーシング13の底部からHF
Cを主成分とする液状の冷媒14のみが抽出される。従
って、運転を開始した場合、給油管9より吸入するのは
非溶解性潤滑油15となり、摺動面の潤滑および冷却作
用が行われる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、HFCを
主成分とする冷媒ならびに冷凍機油である非溶解性潤滑
油を封入した密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング内
に収納された機械部と、前記機械部を駆動させるモータ
ー部と、前記機械部に非溶解性潤滑油を搬送する給油装
置と、前記給油装置の給油口となる給油管とを備え、前
記密閉ケーシングの上部と底部と前記密閉ケーシングの
底面の高さに設けた抽出口との三者を抽出配管で連通
し、前記抽出配管の中にHFCを主成分とする液状の冷
媒の液面と連動して動き、前記密閉ケーシング内にHF
Cを主成分とする液状の冷媒がないときは前記抽出口よ
り低い位置に位置し前記抽出口を塞ぎ、前記密閉ケーシ
ング内に液冷媒が溜まってくると上昇して前記抽出口を
開き液冷媒を抽出するフロートを備えることにより、前
記密閉ケーシング内においてHFCを主成分とする液状
の冷媒と非溶解性潤滑油が分離している状態において
も、直ちにHFCを主成分とする液状の冷媒を抽出し、
非溶解性潤滑油を給油管より吸入し、摺動面の潤滑およ
び冷却作用を行うことができ、非溶解性潤滑油を用いた
圧縮機および冷凍システムの信頼性を確保することがで
きる。
【0025】また、HFCを主成分とする冷媒ならびに
冷凍機油としての非溶解性潤滑油を封入した密閉ケーシ
ングと、前記密閉ケーシング内に収納された機械部と、
前記機械部を駆動させるモーター部と、前記機械部に非
溶解性潤滑油を搬送する給油装置と、前記給油装置の給
油口となる給油管とを備え、前記密閉ケーシングの上部
と底部とHFCを主成分とする液状の冷媒を抽出する抽
出口との三者を抽出配管で連通し、前記抽出配管の中に
HFCを主成分とする冷媒の液面と連動して動く比重の
フロートを有し、前記密閉ケーシング内にHFCを主成
分とする冷媒が液体として存在しないときは前記密閉ケ
ーシング内の底面より低い位置に位置し、前記密閉ケー
シング内にHFCを主成分とする液状の冷媒が溜まって
くると上昇し、フロートスイッチが動作し、連動して電
磁弁が開き、HFCを主成分とする液状の冷媒を抽出す
ることにより、前記密閉ケーシング内においてHFCを
主成分とする液状の冷媒と非溶解性潤滑油が分離してい
る状態においても、直ちにHFCを主成分とする液状の
冷媒を抽出し、非溶解性潤滑油を給油管より吸入し、摺
動面の潤滑および冷却作用を行うことができ、非溶解性
潤滑油を用いた圧縮機および冷凍システムの信頼性を確
保することができる。また前記電磁弁を設けることで抽
出口の高さ位置を自由に設定でき、また前記フロートは
前記フロート自体が弁の役割を果たさなくてもよいの
で、精度の高い形状が要求されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による密閉型圧縮機の断面図
【図2】本発明の実施例2による密閉型圧縮機の断面図
【図3】従来の密閉型圧縮機の断面図
【符号の説明】
1 機械部 8 給油装置 9 給油管 12 モーター部 13 密閉ケーシング 14 HFCを主成分とする液状の冷媒 15 非溶解性潤滑油 16,16a 抽出口 17 抽出配管 18 フロート 19 フロートスイッチ 20 電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイドロフルオロカーボンを主成分とす
    る冷媒ならびに冷凍機油としての非溶解性潤滑油を封入
    した密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング内に収納さ
    れた機械部と、前記機械部を駆動させるモーター部と、
    前記機械部に非溶解性潤滑油を搬送する給油装置と、前
    記給油装置の給油口となる給油管とを備え、前記密閉ケ
    ーシングの上部と底部と前記密閉ケーシングの底面の高
    さに設けた抽出口との三者を抽出配管で連通し、前記抽
    出配管の中にハイドロカーボンを主成分とする冷媒の液
    面と連動して動くフロートを有し、前記フロートは前記
    密閉ケーシング内にハイドロカーボンを主成分とする冷
    媒が液体として存在しないときは前記抽出口より低い位
    置に位置して前記抽出口を塞ぎ、前記密閉ケーシング内
    にハイドロカーボンを主成分とする冷媒が液体として溜
    まってくると上昇して前記抽出口を開きハイドロカーボ
    ンを主成分とする液体の冷媒を抽出する機能を有する密
    閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 ハイドロカーボンを主成分とする冷媒を
    抽出する抽出口を有し、フロートの上下動によりフロー
    トスイッチが動作して、前記抽出口を開閉する電磁弁を
    備えた請求項1記載の密閉型圧縮機。
JP14406196A 1996-06-06 1996-06-06 密閉型圧縮機 Pending JPH09324756A (ja)

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