JPH0932473A - 推進装置の推力伝達装置 - Google Patents

推進装置の推力伝達装置

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JPH0932473A
JPH0932473A JP20841095A JP20841095A JPH0932473A JP H0932473 A JPH0932473 A JP H0932473A JP 20841095 A JP20841095 A JP 20841095A JP 20841095 A JP20841095 A JP 20841095A JP H0932473 A JPH0932473 A JP H0932473A
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JP
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reaction force
propulsion
cylinder
thrust
reaction
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JP20841095A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Kasuya
哲之 糟谷
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設管を地中へ推進させる各推進シリンダの
推進力を、押圧板へ伝達させる反力伝達部材を軽量化す
ることにより、取り扱い容易な推進装置の推力伝達装置
を提供する。 【構成】 押圧板9と、この押圧板9に貫通させた左右
一対の推進シリンダ8と、推進シリンダ8の推力を押圧
板9に伝達し、かつ、各推進シリンダ8に対して着脱自
在に配設する一対の反力係止部材19とからなる埋設管
4を地中5へ推進させる推進装置3の推力伝達装置6に
おいて、前記各反力係止部材19は各推進シリンダ8の
軸線8eの少なくともいずれか一方に配設し、この反力
係止部材19が横に外れないために設けたガイド21
と、前記反力係止部材19と押圧板9との反力係合部1
3c,13d,13e,13fはシリンダ推力伝達部1
3であって、かつ、押圧板9に対し推進シリンダ8の伸
長側9dと縮小側9eに設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非開削で埋設管を
埋設する推進装置の推力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の非開削で埋設管を埋設する推
進装置の推力伝達装置としては、例えば、出願人は、図
6に示す如く実願平5−65254号 小口径管推進器
の推進装置として提案している。図6において、図示し
ない発進立坑内に架台102に設置された図示しない推
進装置により埋設する小口径管104を地中へ推進させ
る推進装置の推力伝達装置106の推進すべき小口径管
104の後方には、左右の推進シリンダ108に跨がる
ように押圧板109が設けられている。押圧板109の
両端には、耳部110が突設されていて、これら耳部1
10の内部に形成された長孔111には、上下に配設さ
れた推進シリンダ108が挿通されている。
【0003】左右の推進シリンダ108は、伝達部材1
13を介し上下2段に設けられていて4本で構成してい
る。また、上下の推進シリンダ108の基端部は、伝達
部材113の先端に枢着されている。伝達部材113
は、推進シリンダ108よりやや短く、かつ幅L12が
推進シリンダ108の外形L11より大きく形成された
偏平な角柱状をなしている。また、伝達部材113の両
端側には、反力係止部材119が係合する凹溝状の係合
部113aが各々切欠形成されている。反力係止部材1
19は、逆U字形に形成されていて、上側の推進シリン
ダ108の上方より開放端側を上側の推進シリンダ10
8へ嵌挿することにより、開放端側を伝達部材113の
両端部に設けられた係合部113aに選択的に係合でき
るようになっている。
【0004】したがって、小口径管104を地中へ推進
するに当たっては、まず各推進シリンダ108を縮小さ
せた状態にて、伝達部材113の係合部113aに反力
係止部材119を係合し、この反力係止部材119の前
面に押圧板109を当接する。次に、左右の推進シリン
ダ108の間に小口径管104をセットしたら、小口径
管104の後端に押圧板109を当接し、図示しない駆
動装置により図示しないスクリュウコンベヤを駆動させ
ながら推進シリンダ108を伸長する。これにより、各
推進シリンダ108の推進力は、伝達部材113の係合
部113aに反力係止部材119を係合させることによ
り、伝達部材113を介して押圧板109へ伝達されて
いる。また、小口径管104は、押圧板109が前進さ
れると地中へ推進される。
【0005】そして、推進シリンダ108がストローク
エンドまで伸長したら、一旦推進シリンダ108を縮小
して、いままで伝達部材113の後方の一端に設けた凹
溝状の係合部113aに係合していた反力係止部材11
9を前方の他端に設けた凹溝状の係合部113aに係合
して、再び推進シリンダ108を伸長させ、小口径管1
04の残りの部分を地中に推進させている。また、小口
径管1本分の推進が完了したら、再び推進シリンダ10
8を縮小し、押圧板109を後方に移動させる。そし
て、新たな小口径管104を地中に推進させた小口径管
104の後にセットし、上記動作を繰返すことにより、
小口径管104を地中に順次埋設させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、埋設する小口径管104の直径が
異なり、太くなると、押圧板109を押圧する推進シリ
ンダ108の推力も大きくなる。したがって、推進シリ
ンダ108は、推進シリンダ108の外形L1 も太くな
る。これにより、推進シリンダ108の推力を押圧板1
09に伝達させる逆U字形に形成された反力係止部材1
19の幅は、伝達部材113の幅L2 が広がることか
ら、より幅広となり、反力係止部材119の重量が増加
することになり、人力で行っている反力係止部材119
の抜き差しが困難となる問題が発生する。本発明は前記
従来技術の問題点に鑑み、各推進シリンダ108の推進
力を、押圧板109へ伝達させる伝達部材113の係合
部113aに係合させる逆U字形に形成された反力係止
部材119を、推進シリンダ108の左右に分離した反
力係止部材にして軽量化することにより、従来技術の問
題点を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る推進装置3の推力伝達装置6は、押圧
板9と、この押圧板9に貫通させた左右一対の推進シリ
ンダ8と、推進シリンダ8の推力を押圧板9に伝達し、
かつ、各推進シリンダ8に対して着脱自在に配設する一
対の反力係止部材19,29とからなる埋設管4を地中
5へ推進させる推進装置3の推力伝達装置6において、
前記各反力係止部材19,29は各推進シリンダ8の軸
線8eの少なくともいずれか一方に配設し、この反力係
止部材19,29が横に外れないために設けたガイド2
1,31と、前記反力係止部材19,29と押圧板9と
の反力係合部13c,13d,13e、13fはシリン
ダ推力伝達部13であって、かつ、押圧板9に対し推進
シリンダ8の伸長側9dと縮小側9eに設けている。
【0008】また、第1の発明を主体とする推進装置3
の推力伝達装置6の第2の発明は、前記反力係止部材1
9は、キィ溝20aを設けた反力ピン20とガイド21
とからなり、このガイド21は、推進シリンダ8側に設
けている。また、第1の発明を主体とする推進装置3の
推力伝達装置6の第3の発明は、前記反力係止部材29
は、反力ピン30とガイド31とからなり、このガイド
31は、押圧板9側に設けている。さらに、第1の発明
を主体とする推進装置3の推力伝達装置6の第4の発明
は、前記一対の反力係止部材19は各推進シリンダ8を
内装したシリンダ推力伝達部13の軸線8eの両方に配
設し、この反力係止部材19が横に外れないために設け
たガイド21とよりなる。なお、上記構成に付加した符
号は、図面と対比させるためのものであり、これにより
本発明の構成が何ら限定されるものでは無い。
【0009】
【作用】本発明に係る推進装置の推力伝達装置によれ
ば、前記各反力係止部材は、各推進シリンダの軸線の少
なくともいずれか一方に配設し、この反力係止部材が横
に外れないために設けたガイドと、前記反力係止部材と
押圧板との反力係合部はシリンダ推力伝達部であって、
かつ、押圧板に対し推進シリンダの伸長側と縮小側に設
けている。従って、たとえ埋設管の直径が大きくなり、
推進シリンダの直径も太くなった場合においても反力係
止部材は、推進シリンダに対して反力係止部材の連結部
を設けず各々独立しているから、人力で扱える程度の軽
い反力係止部材を反力係合部へ抜き差しし得る。
【0010】また、反力係止部材は、キィ溝を有する反
力ピンとガイドとで構成して、かつ、ガイドは推進シリ
ンダ側に取着しているから、反力ピンのキィ溝をガイド
に嵌挿させて、容易に反力係合部に挿入可能となる。ま
た、反力係止部材は、反力ピンとガイドとで構成して、
かつ、ガイドは押圧板側に設けているから、反力ピン
は、反力係合部とガイドとの間に挿入されキィ溝を設け
なくとも横ずれせずに推進シリンダの推力を押圧板に伝
達する。さらに、前記一対の反力係止部材は、各推進シ
リンダの軸線の両方に配設し、この反力係止部材が横に
外れないために設けたガイドとを設けているから、推進
シリンダからの推力をシリンダ推力伝達部を介し等分に
押圧板に伝達する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る推進装置の推
力伝達装置の第1実施例について図1〜図3により詳述
する。図1、図2、図3において、埋設管を施工する施
工区間の所定間隔に発進立坑1と図示しない到達立坑が
設置され、この発進立坑1内にH型の架台2に設置され
た推進装置3により埋設する埋設管(以下ヒューム管と
称する)4を到達立坑に向かって地中5へ推進させる推
進装置3の推力伝達装置6が設置されている。推進すべ
きヒューム管4の左右には、ヒューム管4を推進するこ
とにより先導管7に推進力を付与するための推進シリン
ダ8が設置される。また、ヒューム管4の後端部4aに
は、左右の推進シリンダ8に跨がるように押圧板9が設
けられている。押圧板9の両端には、耳部10が突設さ
れていて、これら耳部10には長孔11が形成されてい
て推進シリンダ8が挿通されている。
【0012】左右の推進シリンダ8は、シリンダ推力伝
達部材13に内装されおり、推進シリンダ8のボトム8
a側は、シリンダ推力伝達部材13の先端部13aと支
持ピン14にて枢着されている。また、推進シリンダ8
のロッド8bの先端部は、架台2に設置されたブラケッ
ト15にロッドピン16にて回動自在に枢着されてい
る。シリンダ推力伝達部材13は、推進シリンダ8より
やや短く、かつ幅L2が推進シリンダ8の外形L1より
大きく形成された角柱状をなしていて、ローラ17にて
前記架台2の上面ウエブ部18を移動可能に側面18
a、上面18b、下面18cを保持している。また、シ
リンダ推力伝達部材13の両側面13bの上下には、反
力係止部材19の反力ピン20が係合する凹溝状の係合
部13c,13d,13e,13fが複数個切欠形成さ
れている。
【0013】反力係止部材19は、反力ピン20と、ガ
イド21とで構成している。反力ピン20は、キィ溝2
0aを有する角柱20bで構成されたI型形状をしてい
る。また、反力ピン20には、上端に逆U字形に形成さ
れた把手20dが角柱20bの上端部に設けたフランジ
20eに挿入固着されている。さらに、反力ピン20に
は、前記係合部13c,13d,13e,13fに係合
する部分のみを角柱20bとし、反力ピン20の中間部
20cは細くして容易に人力で脱着が可能になるように
軽量化を計っている。ガイド21は、前記凹溝状の係合
部13c,13d,13e,13fにボルト22にて前
記両側面13bにそれぞれ取着されている。そして、反
力ピン20を、シリンダ推力伝達部材13の上方よりガ
イド21にキィ溝20aを挿入させて把手20dの下端
がシリンダ推力伝達部材13に当接するまで嵌挿するこ
とにより係合部13c,13d,13e,13fに選択
的に係合できるようになっている。なお、前記係合部1
3c,13d,13e,13fは、シリンダ推力伝達部
材13に設けてあるが、他の実施例として推進シリンダ
8の側面に直接設けてもよい。
【0014】さらに、前記反力ピン20およびガイド2
1よりなる反力係止部材19は、各推進シリンダ8の軸
線8eの両側に設けたが、他の実施例として反力係止部
材19は少なくともいずれか一方に配設した次の構成で
も良いこと明らかである。 (1)左右の推進シリンダ8の軸線8eの外側に設け
る。 (2)左右の推進シリンダ8の軸線8eの内側に設け
る。 (3)左の推進シリンダ8の軸線8eの内側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの外側に設ける。 (4)左の推進シリンダ8の軸線8eの外側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの内側に設ける。 (5)左の推進シリンダ8の軸線8eの両側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの外側に設ける。 (6)左の推進シリンダ8の軸線8eの両側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの内側に設ける。 (7)左の推進シリンダ8の軸線8eの外側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの両側に設ける。 (8)左の推進シリンダ8の軸線8eの内側と、右の推
進シリンダ8の軸線8eの両側に設ける。 また、この反力係止部材19を構成する反力ピン20が
横に外れないために設けたガイド21とよりなる反力係
止部材19と、前記反力係止部材19と押圧板9との反
力係合部13c,13d,13e,13fとはシリンダ
推力伝達部材13に設けてあって、かつ、押圧板9に対
し推進シリンダ8の伸長側9dと縮小側9eのシリンダ
推力伝達部材13に設けている。
【0015】したがって、ヒューム管4を地中5へ推進
するに当たっては、まず各推進シリンダ8を縮小させた
状態にて、シリンダ推力伝達部材13の反力係合部13
cに反力ピン20を係合し、この反力ピン20の前面に
押圧板9を当接する。次に、左右の推進シリンダ8の間
にヒューム管4をセットしたら、ヒューム管4の後端部
4aに押圧板9を当接し、図示しない駆動装置により図
示しないスクリュウコンベアを駆動させながら推進シリ
ンダ8を伸長する。これにより、左右の推進シリンダ8
の推進力は、シリンダ推力伝達部材13の係合部13c
に反力ピン20を係合させることにより、シリンダ推力
伝達部材13を介して押圧板9へ伝達されている。ま
た、ヒューム管4は、押圧板9が前進されると地中5へ
推進される。
【0016】そして、推進シリンダ8がストロークエン
ドまで伸長したら、一旦推進シリンダ8を縮小して、い
ままでシリンダ推力伝達部材13の後方に設けた凹溝状
の反力係合部13cに係合していた反力ピン20を抜い
て前方に設けた凹溝状の反力係合部13eに係合して、
再び推進シリンダ8を伸長させ、ヒューム管4の残りの
部分を地中5に推進させている。また、ヒューム管4の
1本分の推進が完了したら、反力ピン20を反力係合部
13eから抜いて反力係合部13fに係合し、再び推進
シリンダ8を縮小し、押圧板9を後方に移動させる。推
進シリンダ8がストロークエンドまで縮小したら、一旦
推進シリンダ8を伸長して、反力ピン20を反力係合部
13fに係合して再び推進シリンダ8を縮小し、押圧板
9を最後部位置まで移動させる。そして、新たなヒュー
ム管4をセットし、上記動作を繰返すことにより、ヒュ
ーム管4を地中5に埋設させている。また、反力係合部
13d,13fは、推進シリンダ8を縮小させて、先導
管7を引き抜き時に使用する箇所でもある。
【0017】反力ピン20は、各推進シリンダ8の軸線
8eの少なくともいずれか一方に配設している。また、
反力ピン20は、人力での取り扱いが容易に成るよう
に、上端には、逆U字形に形成された把手20dがつい
ていて、角柱20bの中間部20cを細くして軽量化を
計っている。したがって、反力ピン20は、たとえヒュ
ーム管4の直径が大きくなり、推進シリンダ8の直径も
太くなった場合においても各々独立しているから、反力
ピン20の重量が増えることも無い。しかも、反力ピン
20は、推進シリンダ8を伸長、縮小を繰り返す毎に人
力にて、反力係合部13c,13d,13e,13fに
係合させる作業を行なっても抜き差しが容易となる。
【0018】また、前記第1実施例の反力係止部材19
のガイド21は、反力ピン20が横に外れない様に推進
シリンダ8側に設けたが、図4〜図5に示す第2実施例
の如く押圧板9側に設けた反力係止部材29にしても良
い。また、第1実施例と同一構造部位には同一符号を付
してその符号の説明を省略する。図4、図5において、
反力係止部材29は、反力ピン30と、ガイド31によ
り構成されている。反力ピン30は、上端に逆U字形に
形成された把手20dがついていて、角柱30bの中間
部20cを細くして容易に人力で脱着が可能になるよう
に軽量化を計っている。ガイド31は、推進シリンダ8
が挿通される長孔11が形成された押圧板9の両端に突
設された耳部10の推進シリンダ8のロッド8b側と、
ボトム8a側にそれぞれ固着されている。そして、反力
ピン30をシリンダ推力伝達部材13の上方よりガイド
31に把手20dの下端がシリンダ推力伝達部材13に
当接するまで嵌挿することにより係合部13c,13
d,13e,13fに選択的に係合できるようになって
いる。
【0019】なお、反力係止部材29の取り扱いと、反
力ピン30と、ガイド31の他の実施例については、第
1実施例と同様の変形構成にすることが可能であり、詳
細説明は省略する。また、作用についても、第1実施例
と同様であり、その詳細説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る推進
装置の推力伝達装置は次の効果が得られる。前記各反力
係止部材は、各推進シリンダの軸線の少なくともいずれ
か一方に配設し、この反力係止部材を構成する反力ピン
が横に外れないために設けたガイドと、前記反力係止部
材と押圧板との反力係合部はシリンダ推力伝達部であっ
て、かつ、押圧板に対し推進シリンダの伸長側と縮小側
に設けている。従って、たとえ埋設管の直径が大きくな
り、推進シリンダの直径も太くなった場合においても反
力係止部材は、推進シリンダに対して各々独立している
から、反力係止部材の重量が増加することも無く、人力
で反力係止部材の抜き差しが可能となり、作業効率が向
上する。
【0021】また、反力係止部材は、キィ溝を有する反
力ピンとガイドとで構成し、ガイドは、推進シリンダ側
に取着しているから、反力ピンのキィ溝をガイドに嵌挿
させて、容易に反力係合部に挿入可能となり、さらに推
進シリンダのサイズを変更しても推力を押圧板に反力ピ
ンを介して確実に伝達できて推力伝達装置の汎用性を高
める。また、反力係止部材は、反力ピンとガイドとで構
成し、ガイドは、押圧板側に取着しているから、反力ピ
ンにはキィ溝を必要とせず廉価な反力ピンを提供するこ
とが出来て、生産性が向上する。さらに、前記一対の反
力係止部材は各推進シリンダの軸線の両方に配設し、こ
の反力係止部材が横に外れないために設けたガイドとを
設けているから、推進シリンダからの推力をシリンダ推
力伝達部を介し、安定して押圧板に伝達可能であり安全
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す推進装置の推力伝達装置の側
面図である。
【図2】図1の部分平面図である
【図3】図1の断面A−A線から見た部分断面図である
【図4】第2実施例を示す推進装置の推力伝達装置の側
面図である。
【図5】図4の部分平面図である
【図6】従来技術を示す図で、図1の断面A−A線から
見た相当の部分断面図である
【符号の説明】
1…発進立坑、2…架台、3…推進装置、4…埋設管
(ヒューム管)、4a…後端部、5…地中、6…推力伝
達装置、7…先導管、8…推進シリンダ、8a…ボト
ム、8b…ロッド、8e…軸線、9…押圧板、9d…伸
長側、9e…縮小側、10…耳部、11…長孔、13…
シリンダ推力伝達部材、13a…先端部、13b…両側
面、13c,13d,13e,13f…係合部、14…
支持ピン、15…ブラケット、16…ロッドピン、17
…ローラ、18a…側面、18b…上面、18c…下
面、19,29…反力係止部材、20,30…反力ピ
ン、20a…キィ溝、20b,30b…角柱、20c…
中間部、20d…把手、20e…フランジ、21,31
…ガイド、22…ガイドボルト、L1…外形、L2…
幅。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧板と、この押圧板に貫通させた左右
    一対の推進シリンダと、推進シリンダの推力を押圧板に
    伝達し、かつ、各推進シリンダに対して着脱自在に配設
    する一対の反力係止部材とからなる埋設管を地中へ推進
    させる推進装置の推力伝達装置において、前記各反力係
    止部材は各推進シリンダの軸線の少なくともいずれか一
    方に配設し、この反力係止部材が横に外れないために設
    けたガイドと、前記反力係止部材と押圧板との反力係合
    部はシリンダ推力伝達部であって、かつ、押圧板に対し
    推進シリンダの伸長側と縮小側に設けたことを特徴とす
    る推進装置の推力伝達装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の推進装置の推力伝達装置
    において、前記反力係止部材は、キィ溝を設けた反力ピ
    ンとガイドとからなり、このガイドは、推進シリンダ側
    に設けたことを特徴とする推進装置の推力伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の推進装置の推力伝達装置
    において、前記反力係止部材は、反力ピンとガイドとか
    らなり、このガイドは、押圧板側に設けたことを特徴と
    する推進装置の推力伝達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の推進装置の推力伝達装置
    において、前記一対の反力係止部材は各推進シリンダを
    内装したシリンダ推力伝達部の軸線の両方に配設し、こ
    の反力係止部材が横に外れないために設けたガイドとよ
    りなることを特徴とする推進装置の推力伝達装置。
JP20841095A 1995-07-24 1995-07-24 推進装置の推力伝達装置 Pending JPH0932473A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112496747A (zh) * 2020-10-30 2021-03-16 新昌县众成实业有限公司 一种制冷设备用分配管组件的胀接工艺

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CN112496747B (zh) * 2020-10-30 2021-11-23 新昌县众成实业有限公司 一种制冷设备用分配管组件的胀接工艺

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