JPH09324638A - 機械式過給機付エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

機械式過給機付エンジンの吸気制御装置

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Publication number
JPH09324638A
JPH09324638A JP14446496A JP14446496A JPH09324638A JP H09324638 A JPH09324638 A JP H09324638A JP 14446496 A JP14446496 A JP 14446496A JP 14446496 A JP14446496 A JP 14446496A JP H09324638 A JPH09324638 A JP H09324638A
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JP
Japan
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engine
air
valve
mechanical supercharger
intake
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Withdrawn
Application number
JP14446496A
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English (en)
Inventor
Eiji Wada
栄治 和田
Takeshi Goto
剛 後藤
Masao Inoue
政雄 井上
Hiroyuki Ishibashi
大之 石橋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷間時等におけるエンジンの始動性を効果的
に向上させる。 【解決手段】 吸気通路2に設けられた機械式過給機7
から吐出されたエアを機械式過給機7の上流側にバイパ
スさせる過給機バイパス通路15と、この過給機バイパ
ス通路15を開閉して吸気の過給圧を制御するエアバイ
パス弁16と、機械式過給機7に導入されるエア量を調
節するアイドル制御弁32等のエア量調節手段とを設
け、エンジンの始動時に、上記エアバイパス弁16を閉
止するとともに、上記エア量調節手段によって調節され
るエア量を最小量と最大量との間の中間領域に設定した
状態で機械式過給機7を駆動し、かつエンジンが自励回
転状態となった時点以降に、上記エアバイパス弁16を
開放するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンによって
駆動されて吸気を過給する機械式過給機付エンジンの吸
気制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンによって駆動される機
械式過給機を備えたエンジンは、それほど大きな駆動力
を必要としないエンジンのアイドル運転時等の低負荷時
に、上記機械式過給機によって過給された吸気をエンジ
ンの燃焼室に供給すると、エンジンの駆動損失が生じる
ため、エンジンの始動時を含む低負荷時に上記機械式過
給機による過給を停止させるように構成されている。
【0003】しかし、エンジンの始動時に、上記のよう
に機械式過給機の作動を停止させると、吸気の充填量が
不足して寒冷地等における始動性が悪化するため、例え
ば特開平7−26970号公報に示されるように、機械
式過給機から吐出されたエアをその上流側にバイパスさ
せる過給機バイパス通路を設けるとともに、この過給機
バイパス通路に設けられたエアバイパス弁の開度を調節
することにより、上記エアのバイパス量を制御するよう
に構成されたエンジンにおいて、エンジンの始動時点か
らエンジンが目標アイドル回転数に達するまでの間、機
械式過給機を作動させるとともに、上記エアバイパス弁
を全閉状態に維持することにより、上記機械式過給機か
ら吐出されたエアをエンジンの燃焼室内に供給して過給
することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、エ
ンジンの始動時にスロットル弁が閉止状態となると、機
械式過給機に十分な量のエアが供給されないため、過給
機バイパス通路に設けられたエアバイパス弁を閉止状態
としても、エンジンの気筒内に十分な量をエアを供給す
ることができず、冷間時等におけるエンジンの始動性を
向上させることが困難であるという問題がある。
【0005】特に、エンジンの気筒内における有効圧縮
比が膨張比よりも小さくなるように、吸気弁の閉弁時期
を通常よりも遅らせるように構成されている場合には、
気筒内における吸気の充填不足に起因した気筒内圧力の
低下が生じ易いとともに、圧縮トップにおける混合気の
温度が通常のエンジンよりも低くなって燃料が霧化しに
くいので、冷間時における始動性が悪いという問題があ
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構成で冷間時等におけるエンジンの始動性を効果的に向
上させることができる機械式過給付エンジンの吸気装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
吸気通路に設けられた機械式過給機から吐出されたエア
を機械式過給機の上流側にバイパスさせる過給機バイパ
ス通路と、この過給機バイパス通路を開閉して吸気の過
給圧を制御するエアバイパス弁と、機械式過給機に導入
されるエア量を調節するエア量調節手段とを設け、エン
ジンの始動時に、上記エアバイパス弁を閉止するととも
に、上記エア量調節手段によって調節されるエア量を最
小量と最大量との間の中間領域に設定した状態で機械式
過給機を駆動し、かつエンジンが自励回転状態となった
時点以降に、上記エアバイパス弁を開放するように構成
したものである。
【0008】上記構成によれば、エンジンの始動時に、
エアバイパス弁が閉止されることにより、機械式過給機
から吐出されたエアが機械式過給機の上流側にバイパス
されることが防止された状態で、エア量調節手段によっ
て調節された所定量のエアが機械式過給機に導入され、
この機械式過給機によって加圧された後にエンジンの燃
焼室内に上記エアが供給されることになる。そして、エ
ンジンが始動されて自励回転状態となったことが確認さ
れた時点以降に、上記エアバイパス弁が開放されること
により、不必要な吸気の過給が行われることが防止され
ることになる。
【0009】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
の機械式過給機付エンジンの吸気制御装置において、吸
気通路に設けられたスロットル弁の設置部をバイパスす
るスロットルバイパス通路と、このスロットルバイパス
通路の開度を調節するアイドル制御弁とを有するエア量
調節手段を設け、上記アイドル制御弁の開度を変化させ
ることによって機械式過給機に導入されるエア量を調節
するように構成したものである。
【0010】上記構成によれば、エンジンのアイドル制
御を実行するアイドル制御弁の開度を変化させることに
より、エンジンの始動時に、吸気を過給してエンジンの
始動性を改善するのに必要な量のエアを上記スロットル
バイパス通路から機械式過給機に導入させる制御が実行
されることになる。
【0011】請求項3に係る発明は、上記請求項2記載
の過給機付エンジンの吸気制御装置において、エンジン
の始動時点からエンジンが安定した自励回転状態となる
までの間、アイドル制御弁の開度を中間領域に設定する
とともに、エアバイパス弁を閉止状態とし、エンジンが
自励回転状態なった時点で、上記アイドル制御弁を全開
状態とし、かつエンジンが安定した自励回転状態となっ
た時点で、上記エアバイパス弁を開放するように構成し
たものである。
【0012】上記構成によれば、エンジンの始動時点か
らエンジンが自励回転状態となるまでの間、アイドル制
御弁の開度が中間領域に設定されるとともに、エアバイ
パス弁が閉止状態とされることにより、機械式過給機か
ら吐出された適量のエアがエンジンの燃焼室に供給され
て始動性が改善されることになる。そして、エンジンが
自励回転状態となった時点から安定した自励回転状態と
なるまでの間は、上記アイドル制御弁が全開状態に維持
されるとともに、エアバイパス弁が閉止状態に維持され
ることにより、エンジン回転数を早期に上昇させてエン
ジンを安定した自励回転状態に移行させるとともに、エ
ンジン回転数を適度に吹き上がらせてファーストアイド
ル制御を実行するのに必要な量のエアが上記機械式過給
機に導入されることになる。
【0013】請求項4に係る発明は、上記請求項3記載
の機械式過給機付エンジンの吸気制御装置において、エ
ンジンが安定した自励回転状態となった時点以降に、過
給機バイパス通路に設けられたエアバイパス弁の開度を
全閉状態と全開状態との間の中間領域に設定し、かつエ
ンジン回転数に吹き上がりが発生した時点で、上記エア
バイパス弁を全開状態とするように構成したものであ
る。
【0014】上記構成によれば、エンジンが始動されて
自励回転状態となったことが確認された時点で、上記エ
アバイパス弁の開度が中間領域に設定されることによ
り、不必要な吸気の過給が行われることが防止されつ
つ、適度の過給が行われてエンジン回転数の低下が防止
される。そして、エンジン回転数に吹き上がりが発生し
てファーストアイドル状態となった時点で、上記エアバ
イパス弁が全開状態となることにより、不必要な過給が
行われることが防止されてエンジンが所定のアイドル運
転状態に移行することになる。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の機械式過給機付エンジンの吸気制御装置
において、エンジンの有効圧縮比が膨張比よりも小さく
なるように吸気弁の閉弁時期を遅く設定したものであ
る。
【0016】上記構成によれば、吸気弁の閉弁時期が通
常のエンジンよりも遅く設定されることにより、非過給
時に気筒内の吸気充填量が不足することに起因して気筒
内圧力が大きく低下する傾向にあるエンジンにおいて、
エンジンの始動時に、エアバイパス弁を閉止した状態
で、機械式過給機に所定量のエアを導入して適度の過給
を行うことにより、エンジンの始動性が効果的に改善さ
れることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る機
械式過給機付エンジンの吸気制御装置を備えたエンジン
の概略構成を示している。このエンジンは、エンジン本
体1と、吸気通路2と、排気通路3とを有している。上
記吸気通路2には、その上流側から順に、エアクリーナ
4と、エアフローメータ5と、スロットル弁6と、エン
ジンの出力軸により駆動されるリショルム式ポンプ等か
らなる機械式過給機7と、この機械式過給機7から吐出
されたエアを冷却するインタクーラ8と、サージタンク
9と、燃料噴射弁10とが設けられている。
【0018】詳しくは、上記スロットル弁6を収容する
スロットルボディの出口と機械式過給機7の入口とが接
続されるとともに、上記機械式過給機7の出口とインタ
クーラ8の入口とが吸気管12を介して接続され、か
つ、このインタクーラ8の出口とサージタンク9の入口
とが吸気管13を介して接続されている。上記サージタ
ンク9は吸気マニホールド14を介してエンジン本体1
内の燃焼室34に接続されており、この吸気マニホール
ド14に上記燃料噴射弁10が設けられている。
【0019】また、上記吸気通路2には、機械式過給機
7をバイパスする過給機バイパス通路15が付設されて
いる。この過給機バイパス通路15は、一端部が機械式
過給機7の下流側に位置するサージタンク9に接続され
るとともに、他端部が機械式過給機7の上流側でスロッ
トル弁6の下流側において吸気通路2に接続されてい
る。そして、上記過給機バイパス通路15には、その通
路を開閉するエアバイパス弁16が設けられている。
【0020】上記エアバイパス弁16は、過給機バイパ
ス通路15に形成されたハウジング17と、このハウジ
ング17内に設置された弁体18と、この弁体18を駆
動するアクチュエータ19とを有し、このアクチュエー
タ19に供給される作動圧力に応じて上記弁体18が駆
動されて開度が調節される圧力押動式バルブからなって
いる。
【0021】すなわち、上記アクチュエータ19は、弁
体18にロッドを介して連結されたダイヤフラム20
と、その両側に設けられた負圧室21および大気圧室2
2と、上記ダイヤフラム20の片側に配設されて上記弁
体18を閉弁方向に付勢するスプリング23とを備えて
いる。また、アクチュエータ19には、作動圧力調節用
のソレノイドバルブ24が設けられ、上記負圧室21が
連通路25を介してソレノイドバルブ24に接続される
とともに、このソレノイドバルブ24が、エンジン本体
1の出力軸によって駆動されるバキュームポンプ(負圧
源)26に通じる負圧通路27と、スロットル弁6より
も上流側において吸気通路2に連通する大気圧通路28
とに接続されている。また、上記大気圧室22は、スロ
ットル弁6よりも上流側において吸気通路2に連通する
通路29に接続されている。
【0022】上記負圧通路27には、エアバイパスバル
ブ16のハウジング17に連通する分岐負圧通路33が
接続されており、ハウジング11側(機械式過給機7と
スロットル弁6との間の吸気通路2)の圧力が低くなる
と、上記分岐負圧通路33に設けられた一方弁39が開
き、ハウジング17側の負圧が負圧通路27に導かれる
ように構成されている。
【0023】そして、下記のエンジンコントロールユニ
ット(ECU)30から出力されるデューティ信号に応
じて上記ソレノイドバルブ24が作動し、負圧と大気圧
との混合割合が調節されることにより、上記エアバイパ
ス弁16の弁体18が全閉位置から全開位置に至る範囲
に亘って駆動され、上記負圧室21に作用する負圧が大
きくなるに伴って上記弁体18の開度が大きくなるよう
駆動される。このようにしてエンジンの通常運転時に、
その運転状態に対応して上記エアバイパス弁16が開閉
駆動されることにより、機械式過給機7から吐出された
エアのバイパス量が調節されて吸気の過給圧が制御され
るようになっている。
【0024】また、上記吸気通路2には、スロットル弁
6の設置部をバイパスするスロットルバイパス通路31
が付設されるとともに、このスロットルバイパス通路3
1の開度を調節するアイドル制御弁32が設けられてい
る。そして、エンジンのアイドル運転時に、吸気通路2
のスロットル弁6が閉止された状態で、エンジンコント
ロールユニット30から出力される制御信号に応じ、上
記スロットルバイパス通路31のアイドル制御弁32が
開閉駆動されることにより、機械式過給機7およびエン
ジン本体1の燃焼室34に供給されるエア量が調節され
てエンジン回転数が所定のアイドル回転数となるように
制御されるようになっている。
【0025】また、上記アイドル制御弁32は、エンジ
ンの始動時に、機械式過給機7に導入されるエア量を調
節するエア量調節手段としての機能を有し、上記スロッ
トル弁6を閉止した状態で、エンジンコントロールユニ
ット30から出力される制御信号に応じてアイドル制御
弁32の開度が所定値に設定されることにより、スロッ
トルバイパス通路31を介して機械式過給機7に導入さ
れるエア量が調節されるようになっている。
【0026】上記エンジン本体1には、その燃焼室34
に形成された吸気ポートを開閉する吸気弁35と、排気
ポートを開閉する排気弁36とが設けられている。そし
て、上記吸気弁35の閉弁時期が下死点(BDC)後7
0°程度に設定されている。このように吸気弁35の閉
弁時期が、下死点後45〜50°程度に設定された通常
のエンジンよりも遅閉じとなるように設定されることに
より、エンジン本体1の各気筒における有効圧縮比が膨
張比よりも小さくなるように構成されている。
【0027】また、上記エンジンコントロールユニット
30には、エアフローメータ5から出力される吸入空気
量の検出信号と、エンジン回転数を検出する回転センサ
37から出力されるエンジン回転数の検出信号と、エン
ジン本体1の出力軸をクランキングする図外のスタータ
が作動状態にあるか否かを検出する始動検出手段38の
検出信号とが入力されるように構成されている。
【0028】上記エンジンコントロールユニット30
は、始動検出手段38の検出信号に応じてエンジンが始
動状態にあることが確認された時点で、上記スロットル
バイパス通路31に設けられたアイドル制御弁32の開
度を全閉状態と全開状態と間の中間領域に設定するとと
もに、過給機バイパス通路15に設けられたエアバイパ
ス弁16を閉止状態とする制御信号を、上記エンジンコ
ントロールユニット30から上記アイドル制御弁32お
よびエアバイパス弁16のソレノイドバルブ24に出力
するように構成されている。
【0029】また、上記エンジンコントロールユニット
30は、回転センサ37の検出信号に応じてエンジン回
転数が所定値に上昇してスタータによるクランキング状
態からエンジンの自励回転状態、つまり燃料の燃焼に応
じた運転状態に移行したことが確認された時点で、上記
アイドル制御弁32を全開状態とする制御信号を出力
し、かつエンジン回転数がさらに上昇してエンジンが安
定した自励回転状態になったことが確認された時点で、
上記エアバイパス弁16を全閉状態と全開状態との間の
中間領域に設定する制御信号をソレノイドバルブ24に
出力するようになっている。
【0030】さらに、上記エンジンコントロールユニッ
ト30は、回転センサ37の検出信号に応じ、エンジン
回転数に吹き上がりが生じてファーストアイドル状態と
なったことが確認された時点で、上記エアバイパス弁1
6を全開状態とする制御信号がソレノイドバルブ24に
出力し、機械式過給機7から吐出されたエアを、過給機
バイパス通路15を介して機械式過給機7の上流側にバ
イパスさせることにより、エンジン始動時の過給を停止
して通常のアイドル運転状態に移行させる制御を実行す
るように構成されている。
【0031】上記構成の吸気制御装置によって実行され
る制御動作を図2に示すフローチャートおよび図3に示
すタイムチャートに基づいて説明する。上記制御動作が
スタートすると、まずステップS1において、スタータ
がON操作されたか否かを判定する。そして、上記ステ
ップS1でYESと判定された時点Aで、ステップS2
に進み、上記アイドル制御弁(ISC弁)32の開度を
全開状態と全閉状態との間の中間領域に設定して半開状
態とする制御信号を出力するとともに、ステップS3に
おいて、上記エアバイパス弁(ABV)16を全閉状態
とする制御信号を出力する。
【0032】次いで、ステップS4において、エンジン
回転数NEが600rpm程度に設定された第1基準値
R1以上になったか否かを判定することにより、エンジ
ンが自励回転状態に移行したか否かを確認する。そし
て、上記ステップS4でYESと判定されてエンジンが
自励回転状態に移行したことが確認された時点Bで、ス
テップS5に進み、アイドル制御弁(ISC弁)32を
全開状態とする制御信号を出力する。
【0033】その後、ステップS6において、エンジン
回転数NEが700rpm程度に設定された第2基準値
R2以上になったか否かを判定することにより、エンジ
ンが安定した自励回転状態に移行したか否かを判定す
る。そして、上記ステップS5でYESと判定されてエ
ンジンが安定した自励回転状態に移行したことが確認さ
れた時点Cで、ステップS7に進み、エアバイパス弁
(ABV)16の開度を全開状態と全閉状態との間の中
間領域に設定して半開状態とする制御信号をソレノイド
バルブ24に出力した後、ステップS7において、エン
ジン回転数NEが1800rpm程度に設定された第3
基準値R3以上になったか否かを判定することにより、
エンジン回転数に吹き上がりが発生したか否かを判定す
る。
【0034】上記ステップS8でYESと判定され、エ
ンジン回転数に吹き上がりが発生したことが確認された
時点Dで、ステップS9に進み、エアバイパス弁(AB
V)を全開状態とする制御信号をソレノイドバルブ24
に出力した後、ステップS10において、エンジン回転
数が所定のアイドル回転数となるように上記アイドル制
御弁32の開度を調節するアイドル制御を実行する。
【0035】このようにエンジンの始動時点Aにおい
て、過給機バイパス通路15に設けられたエアバイパス
弁16を閉止するとともに、上記スロットルバイパス通
路31に設けられたアイドル制御弁32の開度を中間領
域に設定した状態で機械式過給機7を駆動し、かつエン
ジンが自励回転状態となった時点B以降に、上記エアバ
イパス弁16を開放するように構成したため、エンジン
の始動時に、機械式過給機7から吐出されたエアが機械
式過給機7の上流側にバイパスされることを防止した状
態で、上記アイドル制御弁32の開度に応じて調節され
た所定量のエアを機械式過給機7に導入させることがで
きる。
【0036】したがって、エンジンの始動時点Aからエ
ンジンが自励回転状態となる時点Bまでの間、上記スロ
ットルバイパス通路31を介して機械式過給機7に導入
されたエアを、この機械式過給機7によって加圧した後
にエンジン本体1の燃焼室34内に供給することによ
り、エンジンの起動抵抗よりも大きなエンジントルクを
発生させることができるため、始動性の悪い冷間時等に
おいても、エンジンを確実に始動させることができる。
【0037】また、上記エンジンの始動時点Aで、アイ
ドル制御弁32の開度を中間領域に設定することによ
り、過度のエアがエンジン本体1の燃焼室34に供給さ
れるのを抑制できるため、エンジンの点火プラグに燃料
粒が付着することに起因する失火の発生を効果的に防止
することができる。例えば、アイドル制御弁32を全開
状態とした場合に、スロットルバイパス通路31を流通
するエア量が10リットル/秒程度となるように構成さ
れたエンジンにおいて、上記アイドル制御弁32の開度
を、上記エア量が1.8リットル/秒程度となる中間領
域に設定することにより、上記失火の発生を防止しつ
つ、エンジンの始動性を改善するのに適した量のエアを
燃焼室34に供給することができる。
【0038】そして、図3に示すように、エンジンが始
動されて自励回転状態となったことが確認された時点B
以降の所定時点Cで、上記エアバイパス弁16を開放す
ることにより、機械式過給機7から吐出されたエアの一
部を過給機バイパス通路15を介して機械式過給機7の
上流側にバイパスさせるように構成したため、不必要な
吸気の過給が行われることに起因した駆動損失の発生を
効果的に防止することができる。
【0039】すなわち、エンジン回転数が700rpm
となってエンジンが安定した自励回転状態となった時点
C以降も、機械式過給機7による吸気の過給を継続した
場合には、図4の破線βに示すように、エンジン回転数
の上昇に伴って一回転当りの仕事量が顕著に増大する
が、図5に示すように、機械式過給機7の体積効率は、
その上昇率が回転数の増大に伴って次第に鈍化する。つ
まり、アイドル制御弁32が開放されても、スロットル
バルブ6が閉止されていることで吸気量が制限されてい
る状況で、エンジン回転数が所定値以上になると、機械
式過給機7の過給作用によるエンジントルクの上昇量が
低減するのに対し、機械式過給機7の駆動に伴うエンジ
ンの駆動損失が増大するため、回転数上昇(始動促進)
が有効に図れない。
【0040】このため、エンジン回転数が700rpm
以上になった時点で、上記エアバイパス弁16を開放し
て吸気の過給を略停止した状態とすることにより、エン
ジンの駆動損失を低減してエンジンストップの発生を効
果的に防止することができる。なお、上記機械式過給機
7の仕事量の変化には応答遅れが生じるため、エアバイ
パス弁16を開放した時点で仕事量が急激に減少するこ
とはなく、図4の実線αに示すように、一回転当りの仕
事量が徐々に減少することになる。
【0041】上記実施形態に示すように、燃費を低減し
つつ高出力を得るために吸気弁の閉弁時期を通常のエン
ジンよりも遅く設定するように構成されたエンジンにお
いては、非過給時、特にエンジン回転数の低い始動初期
に、吸気の吹き返しが多くなることにより気筒内の吸気
充填量が不足することに起因して気筒内圧力が大きく低
下する傾向にあるため、上記のようにエンジンの始動時
に、エアバイパス弁16を閉止した状態で、機械式過給
機7に所定量のエアを導入して適度の過給を行うことに
より、エンジンの始動性を効果的に改善できるという利
点がある。
【0042】また、上記実施形態では、吸気通路2に設
けられたスロットル弁6の設置部をバイパスするスロッ
トルバイパス通路31と、このスロットルバイパス通路
31の開度を調節するアイドル制御弁32とを有するエ
ア量調節手段を設けたため、エンジンのアイドル制御を
実行するために設けられた上記アイドル制御弁32を利
用して上記機械式過給機7に導入されるエア量を適正に
調節できるという利点がある。
【0043】そして、上記のようにエンジンの始動時点
Aからエンジンが自励回転状態となる時点Bまでの間、
上記アイドル制御弁32の開度を全閉状態と全開状態と
の間の中間領域に設定するとともに、エンジンが自励回
転状態となった時点Bで、上記アイドル制御弁32を全
開状態とし、かつエンジンが安定した自励回転状態とな
った時点Cで、上記エアバイパス弁16を開放するよう
にするように構成したため、始動時におけるエンジン回
転数の制御を適正に実行することができる。
【0044】すなわち、図6に示すように、エンジン回
転数が600rpm程度となった時点から、エンジン回
転数が700rpm程度になってエンジンが安定した自
励回転状態となるまでの間、アイドル制御弁(ISC
弁)32の開度を全閉状態と全開状態との間の中間領域
に設定して半開状態とするとともに、上記エアバイパス
弁(ABV)16を閉止状態に維持するように構成した
ため、スロットルバイパス通路33を介して機械式過給
機7に導入されたエアを加圧してエンジン本体1の燃焼
室34に供給することにより、エンジン回転数を早期に
上昇させて、エンジンを安定した自励回転状態に迅速に
移行させることができるとともに、エンジン回転数を適
度に吹き上がらせて上記ファーストアイドル制御を実行
することができるという利点がある。
【0045】また、上記実施形態では、図6に示すよう
に、エンジン回転数が700rpm程度になってエンジ
ンが安定した自励回転状態となった時点Cで、エアバイ
パス弁(ABV)16の開度を全閉状態と全開状態との
間の中間領域に設定し、かつエンジン回転数が1800
rpm程度に上昇して吹き上がりが発生したことが確認
された時点Dで、エアバイパス弁(ABV)16を全開
状態とするように構成したため、上記時点C,Dの間
に、吸気の過給が停止されることなく、吹き上がりに必
要なエア供給量が確保されるため、この間の回転の停滞
を生じることなくエンジン回転数をスムーズに上昇させ
ることができる。
【0046】したがって、エンジンが安定した自励回転
状態となった時点C以降に、エンジン回転数をアイドル
回転数よりも大きな値に吹き上がらせることにより、エ
ンジン温度を早期に上昇させてその機械損失を効果的に
抑制するファーストアイドル制御を適正に実行すること
ができる。また、上記ファーストアイドル制御の終了時
点Dで、エアバイパス弁(ABV)16を全開状態とす
ることにより、不必要な吸気の過給が行われることに起
因した上記駆動損失の発生を効果的に防止することがで
きる。
【0047】なお、上記構成に代え、エンジン回転数が
700rpm程度になってエンジンが安定した自励回転
状態となった時点で、図6の破線で示すように、上記エ
アバイパス弁(ABV)16を全開状態とするように構
成してもよいが、この場合には、上記時点以降にエア不
足に起因するエンジン回転の停滞が生じる可能性がある
ため、上記のようにエンジン回転数が1800rpm程
度になってファーストアイドル制御が終了した時点で、
上記エアバイパス弁(ABV)16を全開状態とするよ
うに構成することが望ましい。
【0048】また、上記構成に代え、バキュームポンプ
26の負圧生成力をアクチュエータ19のスプリング2
3の付勢力に対して相対的に弱く設定し、図6の一点鎖
線で示すように、エンジン回転数が1800rpm程度
になってバキュームポンプ26の生成負圧でエアバイパ
ス弁(ABV)16が全開状態となるように構成しても
よい。すなわち、図2に示すフローチャートのステップ
S6においてエンジン回転数NEが700rpm程度以
上と判定されたとき、ステップS7において上記ソレノ
イドバルブ27にエアバイパス弁(ABV)16を全開
状態とする制御信号を出力した後に、全開状態に移行さ
せるように構成してもよい。
【0049】上記ソレノイドバルブ24は、負圧通路2
7の圧力が負圧室21に十分に作用するように、負圧通
路27と連通路25との開通期間(ONデューティ値)
が最大に高められる。しかしながら、この状態では、バ
キュームポンプ26の生成負圧が低く、この圧力よりも
負圧となっている機械式過給機7とスロットル弁6との
間の吸気通路2の生成負圧が一方弁39および分岐負圧
通路33を介して負圧通路27に導かれるため、比較的
弱い吸気通路2の生成負圧がダイヤフラム20に作用す
る、この結果、エアバイパス弁(ABV)16は、全開
状態とはならず、図6の一点鎖線で示すように、半開状
態となる。
【0050】そして、エンジン回転数が1800rpm
程度に上昇すると、バキュームポンプ26の回転数も上
昇して生成負圧が十分に高くなり、この生成負圧が機械
式過給機7とスロットル弁6との間の吸気通路2の生成
負圧以上に強められ、一方弁39が閉じて、バキューム
ポンプ26の生成負圧そのものがダイヤフラムに作用
し、エアバイパス弁(ABV)16が全開状態となる。
このようにして負圧源の生成負圧とアクチュエータ19
のスプリング23の付勢力等とを調節することにより、
自動的にエアバイパス弁(ABV)16を半開状態から
全開状態に移行させるようにしてもよい。
【0051】また、上記のようにして自動的にエアバイ
パス弁(ABV)16を半開状態から全開状態に移行さ
せるように構成したものでは、他の運転領域でエアバイ
パス弁(ABV)16の開度調整にソレノイドバルブ2
4のデューティ制御が不必要であれば、ソレノイドバル
ブとして通常のON・OFF弁を使用することができ
る。
【0052】さらに、上記スロットルバイパス通路31
と、このスロットルバイパス通路31の開度を調節する
アイドル制御弁32とからなる上記エア量調節手段の他
に、エンジンの暖機運転時に吸気量を制御するエアバル
ブからなるエア量調節手段を設けた構造としてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、吸気通
路に設けられた機械式過給機から吐出されたエアを機械
式過給機の上流側にバイパスさせる過給機バイパス通路
と、この過給機バイパス通路を開閉して吸気の過給圧を
制御するエアバイパス弁と、機械式過給機に導入される
エア量を調節するエア量調節手段とを設けるとともに、
エンジンの始動時に、上記エアバイパス弁を閉止すると
ともに、上記エア量調節手段によって調節されるエア量
を最小量と最大量との間の中間領域に設定した状態で機
械式過給機を駆動し、かつエンジンが自励回転状態とな
った時点以降に、上記エアバイパス弁を開放するように
構成したため、エンジンの始動時に、機械式過給機から
吐出されたエアが機械式過給機の上流側にバイパスされ
ることを防止した状態で、上記エア量調節手段によって
機械式過給機に導入されるエア量を調節することによ
り、始動性の悪い冷間時等においても、エンジンを確実
に始動させることができるとともに、エンジンの点火プ
ラグに燃料粒が付着することに起因する失火の発生を効
果的に防止し、かつ不必要な吸気の過給が行われること
に起因した駆動損失の発生を効果的に防止できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械式過給機付エンジンの吸気制
御装置の実施形態を示す説明図である。
【図2】上記吸気制御装置の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】上記吸気制御装置の作用を示すタイムチャート
である。
【図4】エンジン回転数と過給機の仕事量との関係を示
すグラフである。
【図5】エンジン回転数と機械式過給機の体積効率との
関係を示すグラフである。
【図6】エンジン回転数とアイドル制御弁およびエアバ
イパス弁の開度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン本体 2 吸気通路 6 スロットル弁 7 機械式過給機 15 過給機バイパス通路 16 エアバイパス弁 31 スロットルバイパス通路 32 アイドル制御弁(エア量調節手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 大之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路に設けられた機械式過給機から
    吐出されたエアを機械式過給機の上流側にバイパスさせ
    る過給機バイパス通路と、この過給機バイパス通路を開
    閉して吸気の過給圧を制御するエアバイパス弁と、機械
    式過給機に導入されるエア量を調節するエア量調節手段
    とを設け、エンジンの始動時に、上記エアバイパス弁を
    閉止するとともに、上記エア量調節手段によって調節さ
    れるエア量を最小量と最大量との間の中間領域に設定し
    た状態で機械式過給機を駆動し、かつエンジンが自励回
    転状態となった時点以降に、上記エアバイパス弁を開放
    するように構成したことを特徴とする機械式過給機付エ
    ンジンの吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 吸気通路に設けられたスロットル弁の設
    置部をバイパスするスロットルバイパス通路と、このス
    ロットルバイパス通路の開度を調節するアイドル制御弁
    とを有するエア量調節手段を設け、上記アイドル制御弁
    の開度を変化させることによって機械式過給機に導入さ
    れるエア量を調節するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の機械式過給機付エンジンの吸気制御装
    置。
  3. 【請求項3】 エンジンの始動時点からエンジンが安定
    した自励回転状態となるまでの間、アイドル制御弁の開
    度を中間領域に設定するとともに、エアバイパス弁を閉
    止状態とし、エンジンが自励回転状態なった時点で、上
    記アイドル制御弁を全開状態とし、かつエンジンが安定
    した自励回転状態となった時点で、上記エアバイパス弁
    を開放するように構成したことを特徴とする請求項2記
    載の機械式過給機付エンジンの吸気制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジンが安定した自励回転状態となっ
    た時点以降に、過給機バイパス通路に設けられたエアバ
    イパス弁の開度を全閉状態と全開状態との間の中間領域
    に設定し、かつエンジン回転数に吹き上がりが発生した
    時点で、上記エアバイパス弁を全開状態とするように構
    成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の機械式過給機付エンジンの吸気制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の機械式
    過給機付エンジンの吸気制御装置において、エンジンの
    有効圧縮比が膨張比よりも小さくなるように吸気弁の閉
    弁時期を遅く設定したことを特徴とする機械式過給機付
    エンジンの吸気制御装置。
JP14446496A 1996-06-06 1996-06-06 機械式過給機付エンジンの吸気制御装置 Withdrawn JPH09324638A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039364A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 マツダ株式会社 過給機付きエンジン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019039364A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 マツダ株式会社 過給機付きエンジン

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