JPH09324459A - 不同沈下等対策用ボックスカルバート - Google Patents
不同沈下等対策用ボックスカルバートInfo
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- JPH09324459A JPH09324459A JP8143809A JP14380996A JPH09324459A JP H09324459 A JPH09324459 A JP H09324459A JP 8143809 A JP8143809 A JP 8143809A JP 14380996 A JP14380996 A JP 14380996A JP H09324459 A JPH09324459 A JP H09324459A
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- JP
- Japan
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- box culvert
- flexible connecting
- connecting member
- uneven settlement
- plate
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可撓性連結材を用いた不同沈下等対策用ボッ
クスカルバートであって、しかも2分割体とすることな
く、したがって、成形性、脱型性及び運搬性を向上させ
たものを提供する。 【解決手段】 暗渠や地下道等の地下構造物を構築する
ために筒形に形成されたプレキャストコンクリートから
なるボックスカルバート1であって、その環状断面内に
可撓性連結材4が埋設され、かつ、その可撓性連結材4
の略中心線に沿って筒形の内外表面又はそのいずれか一
方に切込部2,3を環状に形成してなり、不同沈下等に
際し切込部2,3に応力が集中して破断可能に形成し
た。 【効果】 可撓性連結材が埋設された一体品として成形
でき、成形性に優れ、しかも、保管や運搬性が向上す
る。
クスカルバートであって、しかも2分割体とすることな
く、したがって、成形性、脱型性及び運搬性を向上させ
たものを提供する。 【解決手段】 暗渠や地下道等の地下構造物を構築する
ために筒形に形成されたプレキャストコンクリートから
なるボックスカルバート1であって、その環状断面内に
可撓性連結材4が埋設され、かつ、その可撓性連結材4
の略中心線に沿って筒形の内外表面又はそのいずれか一
方に切込部2,3を環状に形成してなり、不同沈下等に
際し切込部2,3に応力が集中して破断可能に形成し
た。 【効果】 可撓性連結材が埋設された一体品として成形
でき、成形性に優れ、しかも、保管や運搬性が向上す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暗渠や地下道を
工場生産されたボックスカルバートで構築した場合に、
地盤等の不同沈下による連結部の外れ、破損若しくは止
水性の低下を防止した不同沈下等対策用ボックスカルバ
ートに関するものである。
工場生産されたボックスカルバートで構築した場合に、
地盤等の不同沈下による連結部の外れ、破損若しくは止
水性の低下を防止した不同沈下等対策用ボックスカルバ
ートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボックスカルバートにて構築した暗渠や
地下道が地盤の不同沈下に因り、連結部の外れ、破損若
しくは止水性の低下がもたらされることがあることは斯
界の周知事項である。
地下道が地盤の不同沈下に因り、連結部の外れ、破損若
しくは止水性の低下がもたらされることがあることは斯
界の周知事項である。
【0003】そこで、ボックスカルバートの不同沈下対
策として、歪吸収性ボックスカルバートが提供されてい
る(実公平3−23701号公報参照)。この歪吸収性
ボックスカルバートは、幅方向に沿い切断した2分割体
を可撓性連結材で連結してなり、可撓性連結材は中空環
状体とその両面側から張出した環状のアンカー片からな
り、このアンカー片は前記対向する2分割体端面内に埋
設して構成される。
策として、歪吸収性ボックスカルバートが提供されてい
る(実公平3−23701号公報参照)。この歪吸収性
ボックスカルバートは、幅方向に沿い切断した2分割体
を可撓性連結材で連結してなり、可撓性連結材は中空環
状体とその両面側から張出した環状のアンカー片からな
り、このアンカー片は前記対向する2分割体端面内に埋
設して構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記歪
吸収性ボックスカルバートによれば、その成形方法にお
いて、2分割したボックスカルバートの対向させた端面
間に可撓性連結材を埋め込んでなるものであるから、初
めに、2分割体の一方を成形型内で成形した後、そのコ
ンクリートが変形しない程度に凝結(硬化)した後に、
他方の分割体の成形型を載せてそこにコンクリートを打
込むと云う作業工程が必要となる(特願昭63−316
944号参照)。したがって、作業工程が少なくとも2
段階となり、製造効率が低いと云う欠点がある。
吸収性ボックスカルバートによれば、その成形方法にお
いて、2分割したボックスカルバートの対向させた端面
間に可撓性連結材を埋め込んでなるものであるから、初
めに、2分割体の一方を成形型内で成形した後、そのコ
ンクリートが変形しない程度に凝結(硬化)した後に、
他方の分割体の成形型を載せてそこにコンクリートを打
込むと云う作業工程が必要となる(特願昭63−316
944号参照)。したがって、作業工程が少なくとも2
段階となり、製造効率が低いと云う欠点がある。
【0005】さらに、脱型工程において、強度的に弱い
可撓性連結材で連結された2分割体であるから、成形型
を取り外した後に可撓性連結材が上方の分割体で圧縮破
壊されないように、上下の分割体を何等かの補強又は支
持手段で離間して保持した状態で脱型を行う必要がある
とともに、そのままの状態で保管するか、若しくは、補
強又は支持部材を取り払ったときは、2つの分割体を地
面に寝かせた状態で保管しなければならない。
可撓性連結材で連結された2分割体であるから、成形型
を取り外した後に可撓性連結材が上方の分割体で圧縮破
壊されないように、上下の分割体を何等かの補強又は支
持手段で離間して保持した状態で脱型を行う必要がある
とともに、そのままの状態で保管するか、若しくは、補
強又は支持部材を取り払ったときは、2つの分割体を地
面に寝かせた状態で保管しなければならない。
【0006】また、運搬に際しても、可撓性連結材の破
壊損傷を防ぐために、分割体間の離間距離を一定に保つ
ための支持部材を必要とする。この支持部材は、例え
ば、分割体間を結ぶ鋼材などが考えられるが、いずれに
してもこの鋼材を分割体に連結しなければならない。鋼
材を分割体に連結するには、アンカーボルト等を分割体
に打ち込まねばならず、また、アンカーボルトをボック
スカルバートに打ち込むには特別の注意が必要となるた
めに、付随する繁雑な工程が必要となることは云うまで
もない。
壊損傷を防ぐために、分割体間の離間距離を一定に保つ
ための支持部材を必要とする。この支持部材は、例え
ば、分割体間を結ぶ鋼材などが考えられるが、いずれに
してもこの鋼材を分割体に連結しなければならない。鋼
材を分割体に連結するには、アンカーボルト等を分割体
に打ち込まねばならず、また、アンカーボルトをボック
スカルバートに打ち込むには特別の注意が必要となるた
めに、付随する繁雑な工程が必要となることは云うまで
もない。
【0007】そこで、この発明は、可撓性連結材を用い
た不同沈下等対策用ボックスカルバートであって、しか
も2分割体とすることなく、したがって、成形性、脱型
性及び運搬性を向上させたものを提供する。
た不同沈下等対策用ボックスカルバートであって、しか
も2分割体とすることなく、したがって、成形性、脱型
性及び運搬性を向上させたものを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる不同沈
下等対策用ボックスカルバートは、請求項1によれば、
暗渠や地下道等の地下構造物を構築するために筒形に形
成されたプレキャストコンクリートからなるボックスカ
ルバートであって、その環状断面内に可撓性連結材が埋
設され、かつ、その可撓性連結材の略中心線に沿って筒
形の内外表面又はそのいずれか一方に切込部を環状に形
成してなり、不同沈下等に際し切込部に応力が集中して
破断可能に形成したことを特徴とする。かかる構造によ
り、可撓性連結材が埋設された一体品として成形でき、
成形性に優れ、しかも保管や運搬性が向上する。
下等対策用ボックスカルバートは、請求項1によれば、
暗渠や地下道等の地下構造物を構築するために筒形に形
成されたプレキャストコンクリートからなるボックスカ
ルバートであって、その環状断面内に可撓性連結材が埋
設され、かつ、その可撓性連結材の略中心線に沿って筒
形の内外表面又はそのいずれか一方に切込部を環状に形
成してなり、不同沈下等に際し切込部に応力が集中して
破断可能に形成したことを特徴とする。かかる構造によ
り、可撓性連結材が埋設された一体品として成形でき、
成形性に優れ、しかも保管や運搬性が向上する。
【0009】請求項2によれば、前記切込部が環状で一
連に形成されていることを特徴とするとともに、請求項
3によれば、切込部が環状で分断していることを特徴と
する。かかる構造により、切込部に応力が集中した時は
その切込部から破断して不同沈下等に対処できる。
連に形成されていることを特徴とするとともに、請求項
3によれば、切込部が環状で分断していることを特徴と
する。かかる構造により、切込部に応力が集中した時は
その切込部から破断して不同沈下等に対処できる。
【0010】請求項4によれば、前記可撓性連結材は切
込部に対面する円筒部と、該円筒部から左右へ所定幅で
張り出す板状部と、該板状部に交叉して突設したアンカ
ー部とからなることを特徴とする。かかる構造により、
切込部が破断してもこれに対応する可撓性連結材が破断
することなく伸縮することにより、内部の密閉性を保持
することができる。
込部に対面する円筒部と、該円筒部から左右へ所定幅で
張り出す板状部と、該板状部に交叉して突設したアンカ
ー部とからなることを特徴とする。かかる構造により、
切込部が破断してもこれに対応する可撓性連結材が破断
することなく伸縮することにより、内部の密閉性を保持
することができる。
【0011】請求項5によれば、可撓性連結材は前記円
筒部が中空の略三角形又は半月形に形成された伸縮部を
有することを特徴とする。かかる構造により、切込部か
らコンクリートが破断すると、可撓性連結材が伸長して
不同沈下に際する可撓性連結材ん破断が阻止される。
筒部が中空の略三角形又は半月形に形成された伸縮部を
有することを特徴とする。かかる構造により、切込部か
らコンクリートが破断すると、可撓性連結材が伸長して
不同沈下に際する可撓性連結材ん破断が阻止される。
【0012】請求項6によれば、可撓性連結材は前記切
込部に対面する円筒部と、該円筒部から左右へ張り出す
とともに前後又は前後のいずれか一方へ所定幅で張り出
す板状部と、左右に張り出した板状部に交叉して突設し
たアンカー部とからなることを特徴とする。かかる構造
により、前後に張り出した板状部が、引っ張り力を受け
るコンクリート断面の空隙部を形成して応力を集中させ
るので、不同沈下等に際して破断し易くなる。
込部に対面する円筒部と、該円筒部から左右へ張り出す
とともに前後又は前後のいずれか一方へ所定幅で張り出
す板状部と、左右に張り出した板状部に交叉して突設し
たアンカー部とからなることを特徴とする。かかる構造
により、前後に張り出した板状部が、引っ張り力を受け
るコンクリート断面の空隙部を形成して応力を集中させ
るので、不同沈下等に際して破断し易くなる。
【0013】請求項7によれば、前記可撓性連結材を挟
んで相対向する凹部を設け、該凹部間を連通する透孔を
コンクリート断面内に形成するとともに、該透孔内にP
C鋼棒を挿通し前記凹部内においてその両端部又は一端
部に弾性体を圧縮可能に介在してなる破断制御部を有す
ることを特徴とする。かかる構造により、コンクリート
の破断とともに可撓性連結材が破断するのを防止するこ
とができる。
んで相対向する凹部を設け、該凹部間を連通する透孔を
コンクリート断面内に形成するとともに、該透孔内にP
C鋼棒を挿通し前記凹部内においてその両端部又は一端
部に弾性体を圧縮可能に介在してなる破断制御部を有す
ることを特徴とする。かかる構造により、コンクリート
の破断とともに可撓性連結材が破断するのを防止するこ
とができる。
【0014】請求項8によれば、前記PC鋼棒はボック
スカルバート間の端面間に介在させた膨張収縮部材を貫
通することを特徴とする。かかる構造により、ボックス
カルバート間の伸縮に対して膨張伸縮部材が膨張伸縮で
き、止水性の低下を防止することができる。
スカルバート間の端面間に介在させた膨張収縮部材を貫
通することを特徴とする。かかる構造により、ボックス
カルバート間の伸縮に対して膨張伸縮部材が膨張伸縮で
き、止水性の低下を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1,2に示すように、不同沈下等
対策用ボックスカルバート1は、ボックスカルバート製
造の常道によりコンクリートで所定サイズの筒形に形成
されたプレキャストコンクリートであり、その幅方向の
略中央部内外表面に切込部2,3を互いに内外で対応す
るように形成するとともに、これらの切込部2,3間に
おけるコンクリート断面内に所定幅の可撓性連結材4が
埋め込まれて一体成形されている。したがって、このボ
ックスカルバート1は2体に分割されることなく、一体
品である。
に基づき説明する。図1,2に示すように、不同沈下等
対策用ボックスカルバート1は、ボックスカルバート製
造の常道によりコンクリートで所定サイズの筒形に形成
されたプレキャストコンクリートであり、その幅方向の
略中央部内外表面に切込部2,3を互いに内外で対応す
るように形成するとともに、これらの切込部2,3間に
おけるコンクリート断面内に所定幅の可撓性連結材4が
埋め込まれて一体成形されている。したがって、このボ
ックスカルバート1は2体に分割されることなく、一体
品である。
【0016】切込部2,3は断面が略台形の溝をコンク
リート成形時に筒形の内外表面に環状に形成したもので
あるが、内外いずれか一方にのみ形成してもよい。な
お、切込部3は外表面に形成した幅溝5の底面中心に形
成されている。切込部2,3は一連で環状に形成した
が、分断して環状に形成してもよい。また、切込部2,
3の断面形状は略台形としたが、V字形でもU字形でも
よい。要すれば、切込部2,3はボックスカルバート1
が不同沈下等に際し、そこに応力が集中してそこから破
断することができものであればどのような配置及び形状
であってもよい。したがって、コンクリート断面内に空
隙部を形成することであってもよい。
リート成形時に筒形の内外表面に環状に形成したもので
あるが、内外いずれか一方にのみ形成してもよい。な
お、切込部3は外表面に形成した幅溝5の底面中心に形
成されている。切込部2,3は一連で環状に形成した
が、分断して環状に形成してもよい。また、切込部2,
3の断面形状は略台形としたが、V字形でもU字形でも
よい。要すれば、切込部2,3はボックスカルバート1
が不同沈下等に際し、そこに応力が集中してそこから破
断することができものであればどのような配置及び形状
であってもよい。したがって、コンクリート断面内に空
隙部を形成することであってもよい。
【0017】切込部2,3間の略中心部に可撓性連結材
4の幅方向の略中心部である円筒部4aが位置して、こ
の円筒部4aに対応してコンクリートの破断面が形成さ
れるようにしてある。したがって、図3に示すように、
円筒部4aの直径Dとほぼ同じ幅Wの間隔が取られてい
る。なお、図2に示すように、内部の四隅にコーナー肉
盛部6が形成され、それぞれのコーナー肉盛部6には長
手方向へ透孔7が設けられ、この透孔7にはPC鋼棒を
挿通できる。
4の幅方向の略中心部である円筒部4aが位置して、こ
の円筒部4aに対応してコンクリートの破断面が形成さ
れるようにしてある。したがって、図3に示すように、
円筒部4aの直径Dとほぼ同じ幅Wの間隔が取られてい
る。なお、図2に示すように、内部の四隅にコーナー肉
盛部6が形成され、それぞれのコーナー肉盛部6には長
手方向へ透孔7が設けられ、この透孔7にはPC鋼棒を
挿通できる。
【0018】可撓性連結材4は円筒部4aを中心として
左右に板状部4bが所定幅で延伸して一体成形され、板
状部4bの端部に円柱部4cを一体形成した環状体であ
って、板状部4bには円柱部4cとともにアンカーとな
る複数の角柱部4dが一体成形されている。可撓性連結
材4の素材はゴム若しくは可撓性の高い合成樹脂であ
る。ゴムには天然のもののみならず、ブチルゴム等の合
成ゴムをも含む。要すれば、成形性良好で可撓性を持つ
耐久性のある素材であればよい。
左右に板状部4bが所定幅で延伸して一体成形され、板
状部4bの端部に円柱部4cを一体形成した環状体であ
って、板状部4bには円柱部4cとともにアンカーとな
る複数の角柱部4dが一体成形されている。可撓性連結
材4の素材はゴム若しくは可撓性の高い合成樹脂であ
る。ゴムには天然のもののみならず、ブチルゴム等の合
成ゴムをも含む。要すれば、成形性良好で可撓性を持つ
耐久性のある素材であればよい。
【0019】そこで、図4にボックスカルバート1の他
の例を示す。この例にあっては、可撓性連結材4の円筒
部4aに、板状部4b,4bとともに十字状の板状部4
e,4eを所定長さで円筒部4aに沿って環状に一体成
形し、板状部4eの端部と切込溝2,3間には所定の間
隔W1を保持してあり、この間隔W1は20mm以上が望
ましい。板状部4eは環状に一連であるが、分断しても
よい。この例によれば、切込部2,3と板状部4e,4
eとの間のみがコンクリートで稠密であるが、板状部4
eではコンクリートが粗で空隙であるからそこに応力が
集中し易いために、破断し易くなる。
の例を示す。この例にあっては、可撓性連結材4の円筒
部4aに、板状部4b,4bとともに十字状の板状部4
e,4eを所定長さで円筒部4aに沿って環状に一体成
形し、板状部4eの端部と切込溝2,3間には所定の間
隔W1を保持してあり、この間隔W1は20mm以上が望
ましい。板状部4eは環状に一連であるが、分断しても
よい。この例によれば、切込部2,3と板状部4e,4
eとの間のみがコンクリートで稠密であるが、板状部4
eではコンクリートが粗で空隙であるからそこに応力が
集中し易いために、破断し易くなる。
【0020】そして、可撓性連結材4の形状につき、図
示のものは単なる一例であって、円筒部4aは円形断面
のほか楕円形又は多角形であってもよく、中空に限るこ
となく可撓性素材の程度により中実としてもよい。更に
前述したように切込部2,3は内外いずれか一方にのみ
形成してもよいことから、板状部4eもその切込部2,
3と対で内外いずれか一方にのみ形成してもよい。さら
に、角柱部4dもこれに限るものではなく、矢頭状や三
角形若しくは板状であってもよく、要すればアンカーと
して有効な形状であればどのような形状でもよい。因み
に、可撓性連結材4の形状につき、図6(A)に示すよ
うに、前記円筒部4aに代わり二つの中空三角形4fを
並列してなる伸縮部を有するもの、又は、図6(C)に
示すように、やや大径の中空半円形4gとした伸縮部を
有するものとしてもよい。
示のものは単なる一例であって、円筒部4aは円形断面
のほか楕円形又は多角形であってもよく、中空に限るこ
となく可撓性素材の程度により中実としてもよい。更に
前述したように切込部2,3は内外いずれか一方にのみ
形成してもよいことから、板状部4eもその切込部2,
3と対で内外いずれか一方にのみ形成してもよい。さら
に、角柱部4dもこれに限るものではなく、矢頭状や三
角形若しくは板状であってもよく、要すればアンカーと
して有効な形状であればどのような形状でもよい。因み
に、可撓性連結材4の形状につき、図6(A)に示すよ
うに、前記円筒部4aに代わり二つの中空三角形4fを
並列してなる伸縮部を有するもの、又は、図6(C)に
示すように、やや大径の中空半円形4gとした伸縮部を
有するものとしてもよい。
【0021】また、可撓性連結材4の止水性を向上させ
るべく、角柱部4d間又は円柱部4cと角柱部4d間に
ブチルゴムを配置することとしてもよい。ブチルゴムは
コンクリート断面と可撓性連結材4間の隙間に充満して
止水を完全にする。
るべく、角柱部4d間又は円柱部4cと角柱部4d間に
ブチルゴムを配置することとしてもよい。ブチルゴムは
コンクリート断面と可撓性連結材4間の隙間に充満して
止水を完全にする。
【0022】したがって、図3,4に示すように、不同
沈下等対策用ボックスカルバート1はコンクリート断面
内に可撓性連結材4を埋め込んで一体成形されているも
のの、切込部2,3を有するために、図5(A)に示す
ように、ボックスカルバート1に引っ張り力Fが加わ
り、又は、図5(B)に示すように、ボックスカルバー
ト1に回転力F1が加わると、切込線2,3にかけてコ
ンクリートが破断し、可撓性連結材4の円筒部4aが露
出するものの、板状部4bが伸びてその隙間を閉塞して
残る。なお、図6(A)に示す可撓性連結材4の場合に
は、図6(B)に示すように、三角形の底辺部4h,4
hが切断して斜辺部が一連になるごとく互いに伸長し、
また、図6(C)に示すように、半円形の直径辺部4i
が切断して伸長し、破断したコンクリート間の隙間を止
水性高く保持することができる。
沈下等対策用ボックスカルバート1はコンクリート断面
内に可撓性連結材4を埋め込んで一体成形されているも
のの、切込部2,3を有するために、図5(A)に示す
ように、ボックスカルバート1に引っ張り力Fが加わ
り、又は、図5(B)に示すように、ボックスカルバー
ト1に回転力F1が加わると、切込線2,3にかけてコ
ンクリートが破断し、可撓性連結材4の円筒部4aが露
出するものの、板状部4bが伸びてその隙間を閉塞して
残る。なお、図6(A)に示す可撓性連結材4の場合に
は、図6(B)に示すように、三角形の底辺部4h,4
hが切断して斜辺部が一連になるごとく互いに伸長し、
また、図6(C)に示すように、半円形の直径辺部4i
が切断して伸長し、破断したコンクリート間の隙間を止
水性高く保持することができる。
【0023】そこで、前記力F,F1が過大であれば、
可撓性連結材4が破断してしまうために、その可撓性連
結材4の破断をくい止めるべく、ボックスカルバート1
自体に破断制御部を設けることが望ましい。この破断制
御部8は、図7に示すように、可撓性連結材4を挟んで
相対向する凹部9を前記透孔7に連通してコンクリート
面内に形成し、それらの長手方向で整列する凹部9,9
間にPC鋼棒10を挿通してその両端部又は一端部に弾
性体を介在させる。
可撓性連結材4が破断してしまうために、その可撓性連
結材4の破断をくい止めるべく、ボックスカルバート1
自体に破断制御部を設けることが望ましい。この破断制
御部8は、図7に示すように、可撓性連結材4を挟んで
相対向する凹部9を前記透孔7に連通してコンクリート
面内に形成し、それらの長手方向で整列する凹部9,9
間にPC鋼棒10を挿通してその両端部又は一端部に弾
性体を介在させる。
【0024】すなわち、図8に示すように、PC鋼棒1
0の両端部にねじ部11を形成し、そのねじ部11に座
金12,13を介在してナット14を螺合し、座金1
2,13間に弾性体15を介在させてナット14を締結
する。弾性体15は単なる筒状体であってもよいが、図
9に示すように、座金12,13間に装着し易いように
軸方向の切れ目16を設けた座金12,13よりも径大
の筒状体がよい。弾性体15はPC鋼棒10の両端部側
にそれぞれ介在させてもよいし、何れか一方側にのみ介
在してもよい。この弾性体はゴム又はウレタン等の合成
樹脂からなり、軸方向で圧縮される。
0の両端部にねじ部11を形成し、そのねじ部11に座
金12,13を介在してナット14を螺合し、座金1
2,13間に弾性体15を介在させてナット14を締結
する。弾性体15は単なる筒状体であってもよいが、図
9に示すように、座金12,13間に装着し易いように
軸方向の切れ目16を設けた座金12,13よりも径大
の筒状体がよい。弾性体15はPC鋼棒10の両端部側
にそれぞれ介在させてもよいし、何れか一方側にのみ介
在してもよい。この弾性体はゴム又はウレタン等の合成
樹脂からなり、軸方向で圧縮される。
【0025】次に、上記不同沈下等対策用ボックスカル
バート1の適用例を説明すると、図7に示すように、ボ
ックスカルバート1を挟んで通常のボックスカルバート
1a,1aを設置する。この場合に長手方向の連結が必
要であり、その連結にはボックスカルバート1,1aに
連通するように形成した前記透孔7及び凹部9を用い、
透孔7にPC鋼棒10aを挿通して凹部9内でボックス
カルバート1,1aを長手方向で互いに緊締するのであ
る。さらに、ボックスカルバート1,1bの端面間には
適宜、膨張収縮部材30を介在させる。ボックスカルバ
ート1bには透孔7に連通する凹部9が形成され、透孔
7を貫通するPC鋼棒10aの両端部を凹部9,9内に
おいてナット等にて締結する。
バート1の適用例を説明すると、図7に示すように、ボ
ックスカルバート1を挟んで通常のボックスカルバート
1a,1aを設置する。この場合に長手方向の連結が必
要であり、その連結にはボックスカルバート1,1aに
連通するように形成した前記透孔7及び凹部9を用い、
透孔7にPC鋼棒10aを挿通して凹部9内でボックス
カルバート1,1aを長手方向で互いに緊締するのであ
る。さらに、ボックスカルバート1,1bの端面間には
適宜、膨張収縮部材30を介在させる。ボックスカルバ
ート1bには透孔7に連通する凹部9が形成され、透孔
7を貫通するPC鋼棒10aの両端部を凹部9,9内に
おいてナット等にて締結する。
【0026】すなわち、図10に示すように、連設した
通常のボックスカルバート1a,1bに接して不同沈下
等対策用ボックスカルバート1を配置し、ボックスカル
バート1a,1bの透孔7にそれぞれPC鋼棒10aを
挿通し、ボックスカルバート1とボックスカルバート1
aの凹部9において、常道により、両端部のねじ部にナ
ットを螺合した後緊締する。凹部9は、図11に示すよ
うに、透孔7が形成されるコーナー肉盛部6に形成され
て内部の通路側へ開口している。
通常のボックスカルバート1a,1bに接して不同沈下
等対策用ボックスカルバート1を配置し、ボックスカル
バート1a,1bの透孔7にそれぞれPC鋼棒10aを
挿通し、ボックスカルバート1とボックスカルバート1
aの凹部9において、常道により、両端部のねじ部にナ
ットを螺合した後緊締する。凹部9は、図11に示すよ
うに、透孔7が形成されるコーナー肉盛部6に形成され
て内部の通路側へ開口している。
【0027】PC鋼棒10aの緊締は、図12に示すよ
うに、ボックスカルバート1aの凹部9内で座金17を
介在してPC鋼棒10aのねじ部19にナット18を螺
合してあり、そのねじ部19にカップラー20を螺合し
てこのカップラー20に、ボックスカルバート1の透孔
7を挿通したテンションバー21を連結し、このテンシ
ョンバー21にボックスカルバート1の端部においてセ
ンターホールジャッキ22を介在させてアンカープレー
ト23を挟み端部のねじ部にナット24を螺合し、セン
ターホールジャッキ22にてPC鋼棒10aを緊締して
緊張力を内蔵させる。
うに、ボックスカルバート1aの凹部9内で座金17を
介在してPC鋼棒10aのねじ部19にナット18を螺
合してあり、そのねじ部19にカップラー20を螺合し
てこのカップラー20に、ボックスカルバート1の透孔
7を挿通したテンションバー21を連結し、このテンシ
ョンバー21にボックスカルバート1の端部においてセ
ンターホールジャッキ22を介在させてアンカープレー
ト23を挟み端部のねじ部にナット24を螺合し、セン
ターホールジャッキ22にてPC鋼棒10aを緊締して
緊張力を内蔵させる。
【0028】PC鋼棒10aの緊締が終了すると、前記
部材からなる緊締具を除去し、図13に示すように、ボ
ックスカルバート1の凹部9,9間の透孔7にPC鋼棒
10を挿通してその両端部のねじ部11に座金12を介
在させてナット14を螺合して手締めする。この場合
に、図14に示しかつ前記したように、PC鋼棒10の
端部のナット14を緩めて座金12,13間に弾性体1
5を介在することができる。座金13はナット14の径
如何により廃止してもよい。
部材からなる緊締具を除去し、図13に示すように、ボ
ックスカルバート1の凹部9,9間の透孔7にPC鋼棒
10を挿通してその両端部のねじ部11に座金12を介
在させてナット14を螺合して手締めする。この場合
に、図14に示しかつ前記したように、PC鋼棒10の
端部のナット14を緩めて座金12,13間に弾性体1
5を介在することができる。座金13はナット14の径
如何により廃止してもよい。
【0029】そして、図15に示すように、ボックスカ
ルバート1に更に次の施工区間の通常のボックスカルバ
ート1c,1d,1eを据え付けてこれらの間で連通す
る透孔7に新たなPC鋼棒10bを挿通してその両端部
に、ボックスカルバート1,1eの凹部9,9におい
て、前記座金17とナット18と同じ座金とナット26
を嵌合及び螺合した後、ボックスカルバート1eの凹部
9内でPC鋼棒10bにカップラー20を接続し、カッ
プラー20に透孔7を挿通させたテンションバー21の
一端部を接続し、このテンションバー21の他端部にセ
ンターホールジャッキ22、座金23を挿通してナット
24を螺合し、センターホールジャッキ22でPC鋼棒
10bに緊張力を内蔵させる。
ルバート1に更に次の施工区間の通常のボックスカルバ
ート1c,1d,1eを据え付けてこれらの間で連通す
る透孔7に新たなPC鋼棒10bを挿通してその両端部
に、ボックスカルバート1,1eの凹部9,9におい
て、前記座金17とナット18と同じ座金とナット26
を嵌合及び螺合した後、ボックスカルバート1eの凹部
9内でPC鋼棒10bにカップラー20を接続し、カッ
プラー20に透孔7を挿通させたテンションバー21の
一端部を接続し、このテンションバー21の他端部にセ
ンターホールジャッキ22、座金23を挿通してナット
24を螺合し、センターホールジャッキ22でPC鋼棒
10bに緊張力を内蔵させる。
【0030】このような作業を繰り返して所要長さの暗
渠又は地下道を形成するものである。なお、作業が終了
した後の凹部9には、適宜モルタル等を充填して金具の
防錆を施すことが望ましい。
渠又は地下道を形成するものである。なお、作業が終了
した後の凹部9には、適宜モルタル等を充填して金具の
防錆を施すことが望ましい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、可撓性
連結材を埋設した一体品であるから、段階的なコンクリ
ート打込をすること無くして成形性に優れ、製造効率が
向上する。また、一体品としたため、補強又は支持部材
を添えることな無くして保管性及び運搬性に優れる。そ
して、切込部に応力が集中して破断するとき可撓性連結
材が破損するのを破断制御部で防止できるようにしたた
め、可撓性連結材の効用が滅失することは無い、などの
効果を奏する。
連結材を埋設した一体品であるから、段階的なコンクリ
ート打込をすること無くして成形性に優れ、製造効率が
向上する。また、一体品としたため、補強又は支持部材
を添えることな無くして保管性及び運搬性に優れる。そ
して、切込部に応力が集中して破断するとき可撓性連結
材が破損するのを破断制御部で防止できるようにしたた
め、可撓性連結材の効用が滅失することは無い、などの
効果を奏する。
【0032】さらに、切込部が破断してもこれに対応す
る可撓性連結材が破断することなく伸縮できるから、ボ
ックスカルバート内部の密閉性を保持して止水性の低下
を防止することができる。また、前後に張り出した板状
部は、引っ張り力を受けるコンクリート断面の空隙部を
形成して応力を集中させるので、不同沈下等に際して破
断し易くなる。さらに、可撓性連結材は伸縮できるか
ら、コンクリートの破断とともに可撓性連結材が破断す
るのを防止することができる。そして、膨張伸縮部材
は、不同沈下に対して膨張伸縮でき、ボックスカルバー
ト間の止水性の低下を防止することができる。
る可撓性連結材が破断することなく伸縮できるから、ボ
ックスカルバート内部の密閉性を保持して止水性の低下
を防止することができる。また、前後に張り出した板状
部は、引っ張り力を受けるコンクリート断面の空隙部を
形成して応力を集中させるので、不同沈下等に際して破
断し易くなる。さらに、可撓性連結材は伸縮できるか
ら、コンクリートの破断とともに可撓性連結材が破断す
るのを防止することができる。そして、膨張伸縮部材
は、不同沈下に対して膨張伸縮でき、ボックスカルバー
ト間の止水性の低下を防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す断面正面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】図1の要部拡大断面図
【図4】他の例を示す要部拡大断面図
【図5】(A),(B)は作用説明図
【図6】可撓性連結材の他の例を示す断面平面図
(A),(C)及びその作用説明図(B),(D)
(A),(C)及びその作用説明図(B),(D)
【図7】この発明の適用例を示す概略平面図
【図8】破断制御部の部分断面図
【図9】図7の部分斜視図
【図10】この発明の適用例における暗渠や地下道等の
地下構造物の断面平面図
地下構造物の断面平面図
【図11】図9のB−B断面図
【図12】地下構造物の施工行程を示す断面図
【図13】地下構造物の施工行程を示す断面図
【図14】地下構造物の施工行程を示す断面図
【図15】地下構造物の施工行程を示す断面図
1…不同沈下等対策用ボックスカルバート 2…断面 3…破断形成部 4…可撓性連結材 4a…円筒部 4b,4e…板状部 4c…円柱部(アンカー部) 4d…角柱部(アンカー部) 4f…中空三角形 4g…中空半円形 5…幅溝 6…コーナー肉盛部 7…透孔 8…破断制御部 9…凹部 10,10a,10b…PC鋼棒 15…弾性体 30…膨張収縮部材
Claims (8)
- 【請求項1】 暗渠や地下道等の地下構造物を構築する
ために筒形に形成されたプレキャストコンクリートから
なるボックスカルバートであって、その環状断面内に可
撓性連結材が埋設され、かつ、その可撓性連結材の略中
心線に沿って筒形の内外表面又はそのいずれか一方に切
込部を環状に形成してなり、不同沈下等に際し切込部に
応力が集中して破断可能に形成したことを特徴とする不
同沈下等対策用ボックスカルバート。 - 【請求項2】 切込部が環状で一連に形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の不同沈下等対策用ボック
スカルバート。 - 【請求項3】 切込部が環状で分断していることを特徴
とする請求項1記載の不同沈下等対策用ボックスカルバ
ート。 - 【請求項4】 可撓性連結材は前記切込部に対面する円
筒部と、該円筒部から左右へ所定幅で張り出す板状部
と、該板状部に交叉して突設したアンカー部とからなる
ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の不同沈下等
対策用ボックスカルバート。 - 【請求項5】 可撓性連結材は前記円筒部が中空の略三
角形又は半月形に形成された伸縮部を有することを特徴
とする請求項4記載の不同沈下等対策用ボックスカルバ
ート。 - 【請求項6】 可撓性連結材は前記切込部に対面する円
筒部と、該円筒部から左右へ張り出すとともに前後又は
前後のいずれか一方へ所定幅で張り出す板状部と、左右
に張り出した板状部に交叉して突設したアンカー部とか
らなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の不同
沈下等対策用ボックスカルバート。 - 【請求項7】 前記可撓性連結材を挟んで相対向する凹
部を設け、該凹部間を連通する透孔をコンクリート断面
内に形成するとともに、該透孔内にPC鋼棒を挿通し前
記凹部内においてその両端部又は一端部に弾性体を圧縮
可能に介在してなる破断制御部を有することを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載の不同沈下等対策用ボ
ックスカルバート。 - 【請求項8】 前記PC鋼棒はボックスカルバート間の
端面間に介在させた膨張収縮部材を貫通することを特徴
とする請求項7記載の不同沈下等対策用ボックスカルバ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143809A JPH09324459A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 不同沈下等対策用ボックスカルバート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8143809A JPH09324459A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 不同沈下等対策用ボックスカルバート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09324459A true JPH09324459A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15347484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8143809A Pending JPH09324459A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 不同沈下等対策用ボックスカルバート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09324459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110206461A1 (en) * | 2010-02-22 | 2011-08-25 | Davis Dennis Gordon | Culvert end |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8143809A patent/JPH09324459A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110206461A1 (en) * | 2010-02-22 | 2011-08-25 | Davis Dennis Gordon | Culvert end |
US8465226B2 (en) * | 2010-02-22 | 2013-06-18 | Dennis Gordon DAVIS | Culvert end |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |