JPH0932418A - サッシュレス自動車のドアガラス昇降装置 - Google Patents

サッシュレス自動車のドアガラス昇降装置

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JPH0932418A
JPH0932418A JP7200220A JP20022095A JPH0932418A JP H0932418 A JPH0932418 A JP H0932418A JP 7200220 A JP7200220 A JP 7200220A JP 20022095 A JP20022095 A JP 20022095A JP H0932418 A JPH0932418 A JP H0932418A
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door
door glass
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glass
door mirror
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Hiroshi Tokimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗降時でも特に必要とされるときにのみドア
ガラスの昇降を行うことができるサッシュレス自動車の
ドアガラス昇降装置を供する。 【解決手段】 サッシュレス自動車のパワーウインド式
のドアガラス昇降装置において、スイッチ7の操作によ
りドアミラーを倒伏するドアミラー起伏機構と、前記ス
イッチ7の操作に応じてドアガラス4を下降させる制御
手段20とを備えたサッシュレス自動車のドアガラス昇降
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアガラスを閉じ
たときにその外縁を覆うサッシュがないサッシュレスの
自動車においてパワーウインド式のドアガラス昇降装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシュレス自動車は、ドアガラスを下
降させるとドアの上半分が完全に開放されるので、乗り
降りがし易く、特に狭い場所に駐停車してドアを十分開
くことができない場合でも、ドアガラスを下降させれば
上半身を通すことができ下半身は僅かな開口で十分なの
で、僅かに開いたドア開口から乗り降りが可能となり、
乗降性が著しく向上する。
【0003】そこで乗降時にドアガラスを下降させるよ
うにした例(特開昭57-108381 号公報)が提案されてお
り、同例はドアの開状態を検知するドアスイッチを備
え、該ドアスイッチがドアの開状態を検知するとドアガ
ラスを下降させるようにしていた。したがってドアを開
けると、常にドアガラスが下降して乗降をし易くしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記例では、ド
アを十分に開くことができる広い場所に駐停車する場合
においても、ドアを開くと同時にドアガラスを下降させ
るようにしていた。このため乗降時に不必要にドアガラ
スを昇降させることが多く、ドアガラス昇降装置のモー
タの負担が大きくなっているとともに、電力の無駄な消
費がなされていた。
【0005】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、乗降時でも特に必要とされるとき
にのみドアガラスの昇降を行うことができるサッシュレ
ス自動車のドアガラス昇降装置を供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サッシュレス自動車のパワーウインド式
のドアガラス昇降装置において、スイッチの操作により
ドアミラーを倒伏するドアミラー起伏機構と、前記スイ
ッチの操作に応じてドアガラスを下降させる制御手段と
を備えたサッシュレス自動車のドアガラス昇降装置とし
た。
【0007】ドアを十分開くことができない狭い場所に
駐停車して降車する場合、車体側方に起立したドアミラ
ーを倒伏させて邪魔にならないようにするが、このドア
ミラーを倒伏させるスイッチを操作したときに同時にド
アガラスを下降させるようにすることで、ドアが十分開
かない状態でもサッシュレス自動車からの降車が容易と
なる。
【0008】広い場所に駐停車する場合は、ドアミラー
を倒伏させないので、ドアガラスも下降しないが、降車
に際してドアは十分開くため、ドアガラスの下降は不要
であり、ドアガラス昇降装置のモータの負担を軽減し、
電力の無駄な消費を防止することができる。
【0009】またサッシュレス自動車のパワーウインド
式のドアガラス昇降装置において、ドアミラーの倒伏状
態を検知するドアミラー倒伏状態検知手段と、ドアの開
操作を検知するドア開操作検知手段と、前記ドアミラー
倒伏状態検知手段がドアミラーの倒伏を検知している状
態で、前記ドア開操作検知手段がドアの開操作を検知し
たときに、ドアガラスを下降させる制御手段とを備えた
サッシュレス自動車のドアガラス昇降装置とした。
【0010】ドアミラーを倒伏させているのは通常狭い
場所に駐停車しているからであり、かかる場合に乗車す
る場合、例えばドアのキーシリンダにキーを挿入し回す
ようなドア開操作があると、ドア開操作検知手段がこれ
を検知し、ドアガラスを下降させるので、ドアが十分開
かなくてもサッシュレス自動車への乗車が容易となる。
【0011】ドアミラーが倒伏していない場合は、広い
場所に駐停車してドアは十分開くことができるのが普通
であり、ドアガラスを下降させる必要がなく、ドアガラ
ス昇降装置のモータの負担を軽減し、電力の無駄な消費
を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図4に図示した本
発明の実施の一形態について説明する。図1は、本実施
の形態のサッシュレス自動車1のドア2の開いた状態を
示す見取り図である。
【0013】該ドア2は、ドア本体部3から上方にドア
ガラス4の外縁を覆うサッシュがない。したがってドア
本体部3から上昇してドアの上部を構成していたドアガ
ラス4が、下降してドア本体部3内に没するとドア上部
は何もない空間となる。
【0014】ドア本体部3の上縁前部にはドアミラー5
が、側方に突出して設けられており、同ドアミラー5は
起伏可能で、起立して側方に突出し後方に揺動して倒伏
することができる。
【0015】ドア本体部3にはドアガラス4をモータに
より昇降させるドアガラス昇降機構10およびドアミラー
駆動機構等が内蔵されており、ドアガラス昇降用のスイ
ッチ類6はドア本体部3の内壁面に配置され、ドアミラ
ー5を起伏するドアミラー起伏スイッチ7は運転席の前
方のインストルメントパネル8に配設されている。
【0016】その他ドア本体部3にはドアミラーが起立
しているか倒伏しているかを検知するドアミラー状態検
知手段11およびドアの開閉状態を検知するドア開閉状態
検知手段12を備えており、これらの検知手段としては例
えばリミットスイッチなどを利用できる。なおドア本体
部3のキーが挿入されるキーシリンダにはキーの回動を
検知するドア開操作検知手段13を備えている。
【0017】以上のようなサッシュレスのドアにおける
ドアガラス昇降機構10を駆動制御する制御系の概略ブロ
ック図を図2に示す。該制御系の制御手段20は、コンピ
ュータであり、前記ドアミラー起伏スイッチ7,ドアミ
ラー状態検知手段11,ドア開閉状態検知手段12およびド
ア開操作検知手段13等の信号を入力し、信号処理してド
アガラスの昇降機構10に駆動信号を出力する。
【0018】以下図3および図4のフローチャートに基
づき制御手順を説明する。狭い場所に駐停車する場合、
通常運転者は側方に起立していて邪魔となるドアミラー
5を倒伏すべくドアミラー起伏スイッチ7を操作して倒
伏させるが、その場合図3に示す降車時のドアガラス昇
降ルーチンのフローチャートに基づき、まずステップ1
でドアミラー起伏スイッチ7が倒伏側に操作されたか否
かを判断し、同操作がされるまではステップ1を繰り返
して先に進行しない。
【0019】同操作がなされると、ステップ2に進みド
アミラー5が倒伏駆動され、略同時にステップ3でドア
ガラス昇降機構10のモータが駆動されてドアガラス4は
下降される。次にステップ4でドア開閉状態検知手段12
によりドア2が開いたか否か判断し、ドア2が開かれる
と次のステップ5に進み、今度はドア2が閉じられたか
否かを判断する。
【0020】ドア2が開かれて、運転者が降車してドア
を閉じるまではステップ5が繰り返され、ドアが閉じら
れるとステップ6に進み、ドアガラス昇降機構10のモー
タが駆動されてドアガラス4は上昇されドアガラス4を
閉じる。
【0021】降車時は以上のようにドアガラス4の昇降
制御がなされるので、運転者はドアミラー起伏スイッチ
7を操作すれば、ドアミラー5の倒伏とともにドアガラ
ス4の下降が行われるので、ドア2を開いて降車する際
にドア2が十分開くことができなくてもドアガラス4の
下降によりドア本体部3の上方の空間を利用して容易に
降りることができる。そしてドア2を閉めれば自動的に
ドアガラス4が上昇してドアガラス4を閉状態にするこ
とができる。
【0022】したがって広い場所で駐停車する場合等で
はドアミラー5を倒伏させることはないので、ドアガラ
ス昇降機構10を駆動するようなことはなく、不必要にド
アガラス昇降機構10のモータを駆動することはなくモー
タの負担を軽減することができるとともに、電力の無駄
な消費を防止することができる。
【0023】また乗車する場合は、図4のフローチャー
トに基づき、まずステップ11でドアの開操作があったか
否かをドア開操作検知手段13の検知信号により判断し、
キーをキーシリンダに挿入して回動したときはドア開操
作があったとしてステップ12に進む。
【0024】ステップ12では、ドアミラー5が倒伏位置
にあるか否かをドアミラー状態検知手段11の検知信号で
判断し、倒伏位置にあればステップ13に進み、ドアガラ
ス昇降機構10のモータが駆動されてドアガラス4は下降
される。すなわち狭い場所に駐停車している場合は、通
常ドアミラー5を倒伏させているので、このような時に
ドア開操作に応じてドアガラス4を下降させて、ドア2
が十分開かない状態でも容易に乗車できるようにしてい
る。
【0025】ステップ14でドア開閉状態検知手段12によ
りドア2が開いたか否か判断し、ドア2が開かれると次
のステップ15に進み、今度はドア2が閉じられたか否か
を判断する。ドアが開いてドアが閉じるまでのステップ
15を繰り返している間に乗車し、ドア2を閉じると、ス
テップ16に進んでドアガラス昇降機構10のモータが駆動
されてドアガラス4は上昇されドアガラス4を閉じる。
【0026】このようにドアミラー5が倒伏しているよ
うな狭い場所での駐停車がなされている場合にのみ、ド
アガラス昇降機構10のモータが駆動され、ドアガラス4
の昇降がなされる。したがって不必要にドアガラス昇降
機構10のモータを駆動することはなくモータの負担を軽
減することができるとともに、電力の無駄な消費を防止
することができる。
【0027】なお以上の実施の形態では、ドア開操作検
知手段13としてキーをキーシリンダに挿入し回動したこ
とを検知するものとしたが、その他キーレスタイプのも
のでは、ドア開信号の入力をもってドア開操作とするこ
ともできる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、ドアミラーを倒伏させた場合
にのみドアガラスを下降させて乗降できるようにしたの
で、ドアガラスを不必要に昇降させず、ドアガラス昇降
装置のモータの負担を軽減し、電力の無駄な消費を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るサッシュレス自動
車の開いた状態のドアの見取り図である。
【図2】本実施の形態における制御系の概略ブロック図
である。
【図3】同制御系における降車時の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】同乗車時の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…サッシュレス自動車、2…ドア、3…ドア本体、4
…ドアガラス、5…ドアミラー、6…ドアガラス昇降用
スイッチ類、7…ドアミラー起伏スイッチ、8…インス
トルメントパネル、10…ドアガラス昇降機構、11…ドア
ミラー状態検知手段、12…ドア開閉状態検知手段、13…
ドア開操作検知手段、20…制御手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシュレス自動車のパワーウインド式
    のドアガラス昇降装置において、 スイッチの操作によりドアミラーを倒伏するドアミラー
    倒伏機構と、 前記スイッチの操作に応じてドアガラスを下降させる制
    御手段とを備えたことを特徴とするサッシュレス自動車
    のドアガラス昇降装置。
  2. 【請求項2】 サッシュレス自動車のパワーウインド式
    のドアガラス昇降装置において、 ドアミラーの倒伏状態を検知するドアミラー倒伏状態検
    知手段と、 ドアの開操作を検知するドア開操作検知手段と、 前記ドアミラー倒伏状態検知手段がドアミラーの倒伏を
    検知している状態で、前記ドア開操作検知手段がドアの
    開操作を検知したときに、ドアガラスを下降させる制御
    手段とを備えたことを特徴とするサッシュレス自動車の
    ドアガラス昇降装置。
JP20022095A 1995-07-14 1995-07-14 サッシュレス自動車のドアガラス昇降装置 Expired - Fee Related JP3468926B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000352266A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Nissan Motor Co Ltd パワーウインド装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000352266A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Nissan Motor Co Ltd パワーウインド装置

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