JPH09324011A - 結晶性高1,4−トランスポリブタジエンの製造方法 - Google Patents

結晶性高1,4−トランスポリブタジエンの製造方法

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JPH09324011A
JPH09324011A JP16533296A JP16533296A JPH09324011A JP H09324011 A JPH09324011 A JP H09324011A JP 16533296 A JP16533296 A JP 16533296A JP 16533296 A JP16533296 A JP 16533296A JP H09324011 A JPH09324011 A JP H09324011A
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polybutadiene
alkyl
carboxylic acid
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Daburiyuu Kangu Jiyangu
ジヤング・ダブリユー・カング
Tei Pooruton Jieison
ジエイソン・テイ・ポールトン
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶性高1,4−トランスポリブタジエンの
製造方法。 【解決手段】 (a)カルボキシル化ニッケルオキシボ
レート化合物;(b)有機アルミニウム化合物;(c)
トリアリールオキシ燐化合物および(d)カルボン酸、
好適にはフッ素置換カルボン酸を含む触媒組成物存在下
の炭化水素溶媒中で1,3−ジエンモノマーを重合させ
ることで、30℃から50℃の範囲および70℃から1
30℃の範囲に2つの異なった融点を有する高トランス
−1,4付加含有量のジエンポリマー類を製造する。そ
の結果として生じるポリマー類は、コンパンドのムーニ
ー粘度を低くしかつ種々のコンパンドストックの収縮率
を低くすることで、加工性を改良するタイヤゴム用添加
剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、結晶性および/または樹脂状
の高トランス−1,4−ポリブタジエン類の製造方法、
この方法で用いるに適した触媒系、並びにその結果とし
て生じるポリマーに関する。
【0002】
【発明の背景】多様な触媒系を用いて高トランス−1,
4−ポリブタジエン類が製造されてきた。2つの異なっ
た融点を有する高トランス−1,4−ポリブタジエンの
製造で特定の触媒系が用いられた。Sandstorm
他の米国特許第5,174,838号には、トランス
1,4−含有量が75%から85%で1,2−含有量が
12%から18%でシス1,4−含有量が3から約8%
のトランス1,4−ポリブタジエンゴムの製造でコバル
トを基とする触媒が開示されており、このゴムは未硬化
状態で約35℃から約45℃の範囲に主要な融点を有し
そして約55℃から約65℃の範囲に2番目の主要でな
い融点を有する。Patterson他の米国特許第
5,037,912号には、トランス異性体含有量が約
80%から約90%で2つの異なった融点、即ち約60
℃から約80℃に第一融点と約135℃から約155℃
に第二融点を有するトランス1,4−ポリブタジエンの
合成方法で有機リチウムとアルカリ金属アルコキサイド
の触媒が開示されている。
【0003】高トランスポリブタジエン類は特開平3−
65828号の如くゴム添加剤として用いられており、
これには、トランス1,4−含有量が75%から90%
でビニル結合が3%から10%の高トランス1,4−ポ
リブタジエンが3から20重量部でジエン型ゴムが97
から80重量部のブレンド物が示されている。
【0004】発明の要約 (a)カルボキシル化ニッケルオキシボレート(car
boxylatednickel oxy borat
e)化合物;(b)有機アルミニウム化合物;(c)ト
リアリールオキシ燐化合物および(d)カルボン酸、好
適にはフッ素置換カルボン酸を含む触媒組成物存在下の
炭化水素溶媒中で1,3−ジエンモノマーを重合させる
ことで、30℃から60℃の範囲および70℃から13
0℃の範囲に2つの異なった融点を有する高トランス−
1,4付加含有量のジエンポリマー類を製造する。その
結果として生じるポリマー類は、コンパンドのムーニー
粘度を低くしかつ種々のコンパンドストックの収縮率を
低くすることで、加工性を改良するタイヤゴム用添加剤
として有用である。
【0005】
【好適な態様の説明】示すように、新規な触媒組成物の
存在下で1,3−ジエンモノマーを重合させることによ
り、本発明の方法で製造する高トランス−1,4−ジエ
ンポリマー類を調製する。使用可能な1,3−ジエンモ
ノマー類は共役ジエン類であり、これには1,3−ブタ
ジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンなどが含ま
れる。好適な1,3−ジエンモノマーは1,3−ブタジ
エンである。
【0006】本発明における触媒系に成分を4種含め
る:即ち(a)カルボキシル化金属オキシボレート、
(b)有機アルミニウム化合物、(c)有機燐化合物お
よび(d)カルボン酸を含める。
【0007】本発明の触媒組成物の成分(a)として用
いるカルボキシル化金属オキシボレート化合物は、構
造:
【0008】
【化3】
【0009】[ここで、RおよびR’は、炭素原子を1
から17個、好適には炭素原子を7から17個含むアル
キル基であり、そしてMはニッケルである]のいずれか
で表される化合物である。特定の場合として、Rが7未
満の化合物は炭化水素溶媒への溶解度が不足しているこ
とからこれの使用はあまり好適ではないがこのような化
合物も使用可能であることを注目すべきである。それに
も拘らず、特定の溶媒混合物を用いるならば上記化合物
を利用することも可能である。便利さの目的で、上記化
合物は簡潔化した式(RCOOMO)3Bまたは(RC
OOMO)2BOR’[式中、R、R’およびMは上で
定義した通りである]で表示可能である。
【0010】上記カルボキシル化金属オキシボレート化
合物、例えばカルボキシル化ニッケルボレートなどは、
本技術分野で知られている方法、例えば米国特許第3,
296,242号(これの開示は引用することによって
本明細書に組み入れられる)の中に詳述されているよう
に、カルボン酸のニッケル塩とホウ素のアルコキサイド
を反応させることなどで製造可能である。本発明の触媒
組成物で用いる好適なカルボキシル化金属オキシボレー
ト化合物は、式(RCOOMO)3B[式中、Mはニッ
ケルでありそしてRは炭素原子を7から11個有するア
ルキル基である]で表される化合物である。また、便利
さの目的で、本発明のカルボキシル化金属オキシボレー
ト化合物を本明細書の以下で簡単にホウ酸ニッケルと呼
び、これを本実施例では省略形NiOBで表示する。
【0011】Kang他の米国特許第4,562,17
2号において高シス−1,4−ポリブタジエンポリマー
類を製造する時の重合触媒成分として本発明のカルボキ
シル化ニッケルボレート化合物を用いたことをこの時点
で注目すべきである。
【0012】本明細書で用いる如き「有機アルミニウム
化合物」は、式:
【0013】
【化4】
【0014】[式中、R1は、アルキル(シクロアルキ
ルを含む)、アリール、アルカリール、アリールアルキ
ル、アルコキシ、フッ素および水素から成る群から選択
され、そしてR2およびR3は、アルキル(シクロアルキ
ルを含む)、アリール、アルカリールおよびアリールア
ルキルから成る群から選択される]に相当する有機アル
ミニウム化合物を指す。
【0015】利用可能な上記式に相当する化合物の説明
的例には、ジエチルアルミニウムフルオライド、ジ−n
−プロピルアルミニウムフルオライド、ジ−n−ブチル
アルミニウムフルオライド、ジイソブチルアルミニウム
フルオライド、ジオクチルアルミニウムフルオライド、
ジフェニルアルミニウムフルオライド、トリメチルアル
ミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピ
ルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリ
−n−ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウ
ム、トリペンチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニ
ウム、トリシクロヘキシルアルミニウム、トリオクチル
アルミニウム、トリフェニルアルミニウム、トリ−p−
トリルアルミニウム、トリベンジルアルミニウム、エチ
ルジフェニルアルミニウム、エチルジ−p−トリルアル
ミニウム、エチルジベンジルアルミニウム、ジエチルフ
ェニルアルミニウム、ジエチルp−トリルアルミニウ
ム、ジエチルベンジルアルミニウムおよび他のトリオル
ガノアルミニウム化合物が含まれる。また、ジアルキル
アルミニウムアルコキサイド類、例えばジエチルアルミ
ニウムエトキサイド、ジイソブチルアルミニウムエトキ
サイド、ジプロピルアルミニウムメトキサイドなども含
まれる。また、上記有機アルミニウム化合物の水素化物
も利用可能であり、これらには水素化ジエチルアルミニ
ウム、水素化ジ−n−プロピルアルミニウム、水素化ジ
−n−ブチルアルミニウム、水素化ジ−イソブチルアル
ミニウム、水素化ジフェニルアルミニウム、水素化ジ−
p−トリルアルミニウム、水素化ジベンジルアルミニウ
ム、水素化フェニルエチルアルミニウム、水素化フェニ
ルn−プロピルアルミニウム、水素化p−トリルエチル
アルミニウム、水素化p−トリルn−プロピルアルミニ
ウム、水素化p−トリルイソプロピルアルミニウム、水
素化ベンジルエチルアルミニウム、水素化ベンジルn−
プロピルアルミニウムおよび水素化ベンジルイソプロピ
ルアルミニウムなどが含まれる。
【0016】好適な有機アルミニウム化合物はトリアル
キルアルミニウム化合物、例えばトリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアル
ミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、トリオクチルアルミニウムなどであ
り、これらの中でトリイソブチルアルミニウムが特に好
適である。
【0017】この触媒系の成分(c)として用いるに有
用な有機燐化合物は、式(ArO)3P[式中、Arは
置換もしくは未置換のアリール基である]に相当する。
この置換および未置換アリール基は、典型的には炭素原
子を6から20個有する芳香族炭化水素であり、これに
は、任意に反応性を示さない置換基、例えばC1−C6
ルキル基またはアルコキシ基(これらの基は4−ブチル
フェニル、トリル、4−ブトキシフェニル、メトキシフ
ェニルなどを形成する)などを有していてもよいフェニ
ルまたはナフチル基などが含まれる。本触媒系で用いる
に好適な有機燐化合物はトリフェニルホスファイトであ
る。
【0018】この触媒組成物の成分(d)として本発明
で用いるに有用なカルボン酸含有化合物には、カルボン
酸およびフッ素置換カルボン酸が含まれる。適切なカル
ボン酸には、C2−C12脂肪族およびC6−C18芳香族カ
ルボン酸(これは酢酸、プロピオン酸、酪酸、デカン
酸、安息香酸などを包含する)に加えてC2−C18ジカ
ルボン酸(これはテレフタル酸、イソフタル酸、しゅう
酸などを包含する)が含まれる。この触媒系で成分
(d)として用いるに好適なカルボン酸はフッ素置換カ
ルボン酸である。このフッ素置換カルボン酸は部分的ま
たは完全にフッ素置換されていてもよく、好適には完全
にフッ素置換されている。適切なフッ素置換カルボン酸
には、これらに限定するものでないが、フルオロ酢酸、
ジフルオロ酢酸およびトリフルオロ酢酸に加えてフッ素
置換基を有する上記カルボン酸のいずれもが含まれる。
成分(d)として用いるに好適な化合物はトリフルオロ
酢酸である。
【0019】上記4種の触媒成分が相互作用して活性触
媒を形成する。従って、1つの如何なる成分に関する最
適濃度もその他の成分各々の濃度に依存する。本発明の
触媒系で1,3−ジエンモノマーを重合させてジエンポ
リマーを生じさせる場合、幅広い範囲の触媒成分濃度を
利用してこれを実施することができる。従って、触媒成
分a、b、cおよびd(上に定義した)のモル比は好適
には下記の如くである:a:bは約1:1から1:7
0、好適には1:1から1:20の範囲であり、a:c
は約1:0.1から1:10の範囲であり、そしてa:
dは1:1から約1:70、好適には1:1から1:2
0の範囲である。a:b:c:dの好適なモル比は1:
1.5:1:1.5から1:15:1:15である。
【0020】上記4種の触媒成分をいくつかの方法で重
合系に導入することができる。このように、この4種の
触媒成分を段階的にか或は同時様式で1,3−ジエンの
溶液に仕込んでもよく、通常これは重合技術で「インサ
イチュー」触媒仕込み手順と呼ばれる。また別法とし
て、触媒成分の全部を、少量の1,3−ジエンモノマー
の存在下、不活性希釈剤中で混合した後、この完成した
ブレンド物を重合系の中に添加する手順を用いて、重合
系の外側で触媒を調製することも可能である。
【0021】本発明の方法で用いる全触媒組成物の濃度
はかなり変化させることが可能であり、これは純度、望
まれる重合速度、温度などの要因に依存する。従って、
上記濃度は触媒有効量であると述べる以外、触媒組成物
の全濃度を特定して挙げることはできない。一般的に
は、0.05から10mM phgmの範囲の量でNi
OB触媒を用いる。この上に挙げた比率で残りの触媒成
分を用いる。望まれる特性を有するポリブタジエンポリ
マー類をもたらす特定濃度および比率をいくつか以下の
実施例に示す。
【0022】不活性な炭化水素溶媒中で本発明の重合を
実施する結果としてこれは溶液重合である。この言葉
「不活性な溶媒」は、この溶媒がその結果として生じる
ポリマーの構造の中に入り込まないこと、この生じるポ
リマーの特性に悪影響を与えないこと、そして用いる触
媒の活性に悪影響を与えないことを意味する。用いるこ
とができる適切な炭化水素溶媒には、脂肪族、芳香族ま
たは環状脂肪族炭化水素、例えばヘキサン、ペンタン、
トルエン、ベンゼン、シクロヘキサンなどが含まれる。
好適な炭化水素溶媒は脂肪族炭化水素であり、上記溶媒
の中でヘキサンが特に好適である。
【0023】不活性雰囲気、例えば窒素雰囲気下などで
本発明の重合を実施すべきであり、そして触媒成分を失
活させる可能性のある材料、例えば水および空気などを
排除する予防策を取るべきである。
【0024】この重合で用いる温度は決定的でなく、約
0℃から約150℃の範囲であってもよい。好適な重合
温度は約25℃から約150℃の範囲であり得る。本発
明の触媒組成物は大部分の従来技術触媒系で今まで実際
に例示されてきた温度より高い重合温度をより堅実に使
用することを可能にすることを注目すべきである。
【0025】よく知られている様式で少量の低級アルコ
ール、例えばメタノールなどと抗酸化剤、例えばジ−t
−ブチルクレゾールなどを添加することで重合を停止さ
せることができる。
【0026】いずれかの公知様式、例えば過剰量のメタ
ノールまたは他の低級アルカノール中で凝固させること
などで、このジエンポリマー生成物を溶液から回収する
ことができる。いずれかの便利な方法、例えば真空乾
燥、ドラム乾燥、押出し機乾燥などを用いて、このポリ
マー生成物の乾燥を行うことができる。
【0027】上述したように、本発明の方法で製造した
結晶性ジエンポリマー類は2つの異なった融点を有する
と共に高いトランス−1,4付加含有量を有する。第一
融点(Tm1)は30℃から60℃の範囲にありそして
第二融点(Tm2)は70℃から130℃の範囲にあ
る。この第二融点(Tm2)は重合温度で調節される
が、第一融点(Tm1)は如何なる重合温度でも常に3
0℃から60℃、好適には45℃から50℃の範囲にあ
る。本発明に従って製造したジエンポリマー類のトラン
ス−1,4付加含有量は80から95%、好適には約8
5%から約95%、最も好適には約88%から約92%
であり、そして分子量は約5,000から約150,0
00の範囲である。
【0028】本発明の方法に従って製造した結晶性また
は樹脂状の高トランス含有ジエンポリマー類は、好適に
は88%から92%が1,4−トランス単位で2%から
5%がシス単位で6%から8%がビニル単位であるミク
ロ構造を有する。この結晶性ジエンポリマー類は、ダン
プ(dump)温度を低くし、コンパンドのムーニー粘
度を低くしそして多様なコンパンドストックの収縮率を
低くすることで、ゴムコンパンドの加工性を改良する天
然および合成ゴム用添加剤として用いるに有用である。
【0029】本発明に従って製造した結晶性または樹脂
状の高トランス−1,4ポリブタジエンポリマー類を典
型的には1から30重量%、好適には5から20重量%
の範囲の量で天然ゴムおよび合成ゴムに添加する。
【0030】本発明の特徴を更に説明する目的で以下の
実施例を示し、これは本発明の範囲に対する制限として
見なされるべきでない。本実施例に示す部およびパーセ
ントは特に明記しない限り重量である。
【0031】
【実施例】実施例1 温度計、撹拌機、加熱手段、圧力手段および入り口/出
口を取り付けた2ガロンのステンレス鋼製反応槽をパー
ジ洗浄して窒素雰囲気を樹立した。窒素雰囲気を維持し
ながら、この反応槽に、1,3−ブタジエンが986グ
ラム入っているブタジエン/ヘキサンブレンド物(モノ
マー23.7%)を4086グラム、25mLのヘキサ
ンに入れてニッケルボロアシレート(nickel b
oroacylate)を12.0mL(NiOB;ヘ
キサン中0.84モル規定の溶液、1.0mM phg
m)、トリイソブチルアルミニウムを49mL(TIB
AL;ヘキサン中0.62モル規定の溶液;3.0mM
phgm)、25mLのヘキサンに入れて混ぜものな
しのトリフェニルホスファイトを1.32mL(TP
P;0.5mM、phgm)そして25mLのヘキサン
に入れてトリフルオロ酢酸を7.8mL(TFA;1
0.0mM phgm)仕込んだ。次に、重合を79℃
で6時間実施した。その結果として生じるポリマーセメ
ント状物を、過剰量のイソプロパノールと抗酸化剤が入
っている5ガロンのバケツ(ポリエチレンライナーを取
り付けた)の中に滴下した。この凝固させた樹脂を濾過
で集めた後、オーブン乾燥を真空下50℃で行った。モ
ノマーからポリマーへの変換率は83%であった。この
得られる樹脂の物性は下記の通りであった: DSV(希釈溶液粘度) :0.49 ゲル% :0.90 [η] :0.47 Mn :17030 Mw :36047 Mw/Mn :2.12 ミクロ構造 1,4−シス含有量 :1.9% 1,4−トランス含有量 :91.1% ビニル含有量 :7.0% 融点(DSCで測定) Tm1 :44.9℃ Tm2 :86.2℃実施例2−6 重合温度を表1に示す如く変化させる以外は実施例1の
一般的手順を繰り返す。重合条件およびその結果として
生じるポリマーの特性もまた表1に示す。
【0032】 表1 実施例 2 3 4 5 6 1,3−ブタジエン(%) 25 25 25 25 25 NiOB mM phgm 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 TIBAL mM phgm 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 TPP mM phgm 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 TFA mM phgm 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0モル比 NiOB/TiBAL/TPP/TFA 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10重合条件 設定温度(℃) 41 60 79 99 121 最大温度(℃) 41 61 83 113 136 時間(時) 24 20 5 5 2 変換率(%) 77 90 88 91 89 表1(続き) ポリマー特性 DSV 0.95 0.63 0.47 0.40 0.29 ゲル% 0.8 1.1 0.8 1.1 1.7 [η] 0.96 0.65 0.48 0.41 0.28GPCデータ Mn(10-4) 3.45 2.52 1.54 1.36 1.07 Mw(10-4) 9.63 6.27 3.48 2.73 2.25 Mw/Mn 2.79 2.48 2.26 2.01 2.10ミクロ構造 1,4シス含有量(%) 4.7 1.4 3.2 2.5 5.9 1,4トランス含有量(%) 89.7 91.8 91.7 89.4 87.3 ビニル含有量(%) 5.6 6.7 5.1 8.1 6.8DSCによる融点 Tm1(℃) 47.4 48.3 46.7 46.4 48.2 Tm2(℃) 98.5 90.7 85.1 80.2 76.1実施例7−10 NiOB:TIBAL:TPP:TFA比を1:3:
0.5:10で一定に保持しながら使用するモノマー1
00グラム当たりのNiOB量を変化させる以外は実施
例1の一般的手順を繰り返す。重合条件およびその結果
として生じるポリマーの物性を表2に示す。
【0033】 表2 実施例 7 8 9 10 1,3−ブタジエン(%) 25 25 25 25 NiOB mM phgm 0.25 0.5 1.0 2.0 TIBAL mM phgm 0.7 1.5 3.0 6.0 TPP mM phgm 0.125 0.25 0.5 1.0 TFA mM phgm 2.5 5.0 10.0 20.0モル比 NiOB/TiBAL/TPP/TFA 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 表2(続き) 重合条件 設定温度(℃) 107 107 79 93 最大温度(℃) 103 118 83 119 時間(時) 24 4 6 3 変換率(%) 66 87 83 91ポリマー特性 DSV 0.49 0.35 0.49 0.35 ゲル% 0.9 0.5 0.9 1.6 [η] 0.59 0.34 0.47 0.49GPCデータ Mn(10-4) 1.64 1.11 1.70 0.94 Mw(10-4) 3.05 2.48 3.60 2.14 Mw/Mn 1.86 2.23 2.12 2.26 表2(続き) ミクロ構造 1,4シス含有量(%) 3.5 2.8 1.9 5.0 1,4トランス含有量(%) 88.4 88.8 91.1 89.0 ビニル含有量(%) 8.1 8.4 7.0 6.0DSCによる融点 Tm1(℃) 44.1 46.4 44.9 48.5 Tm2(℃) 80.4 67.0 86.2 78.9実施例11−16 Niのレベル、触媒比および重合温度を表3に示す如く
変化させる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。重
合条件およびその結果として生じるポリマーの特性を表
3に示す。
【0034】 表3 実施例 11 12 13 14 15 16 1,3−ブタジエン(%) 25 25 25 25 25 25 NiOB mM phgm 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 0.5 TIBAL mM phgm 1.5 1.5 6.0 3.0 3.0 3.0 TPP mM phgm 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 TFA mM phgm 5.0 10.0 5.0 10.0 10.0 10.0モル比 NiOB/TiBAL/TPP/TFA 1:3:1:10 1:3:1:20 1:6:0.5:10 1:6:1:20 1:6:1:20 1:6:0.5:20重合条件 設定温度(℃) 104 110 79 79 99 99 最大温度(℃) 102 106 80 79 100 109 時間(時) 22 6 6 23 4 2 変換率(%) 81 72 78 89 83 80 表3(続き) ポリマー特性 DSV 0.44 0.41 0.41 0.63 0.40 0.39 ゲル% 0.7 0.4 0.4 1.1 0.6 0.1 [η] 0.45 0.49 0.39 0.61 0.40 0.37GPCデータ Mn(10-4) 1.63 1.39 1.23 2.10 1.41 1.27 Mw(10-4) 2.97 2.63 3.23 4.97 2.81 2.91 Mw/Mn 2.08 1.89 2.62 2.37 2.00 2.29ミクロ構造 1,4シス含有量(%) 1.4 1.3 4.1 4.9 7.8 1,4トランス含有量(%) 91.9 90.5 89.2 N/A 88.9 82.0 ビニル含有量(%) 6.8 6.8 6.8 6.2 10.0DSCによる融点 Tm1(℃) 45.7 48.1 48.3 45.2 48.1 45.2 Tm2(℃) 86.7 83.8 78.6 89.3 83.1 76.1実施例17−24 1,3−ブタジエンの濃度を変化させる以外は実施例1
の一般的手順を繰り返す。重合条件およびその結果とし
て生じるポリマーの特性を表4aおよび4bに示す。
【0035】 表4a 実施例 17 18 19 20 1,3−ブタジエン(%) 23.7 31.5 25.1 31.5 NiOB mM phgm 1.0 1.0 1.0 1.0 TIBAL mM phgm 3.0 3.0 3.0 3.0 TPP mM phgm 0.5 0.5 0.5 0.5 TFA mM phgm 10.0 10.0 10.0 10.0モル比 NiOB/TiBAL/TPP/TFA 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 表4a(続き) 重合条件 設定温度(℃) 79 79 93 93 最大温度(℃) 83 97 106 122 時間(時) 6 2 1 0.5 変換率(%) 83 87 79 78ポリマー特性 DSV 0.49 0.46 0.37 0.4 ゲル% 0.9 0.6 0.6 0.8 [η] 0.47 0.46 0.39 0.45GPCデータ Mn(10-4) 1.70 1.64 1.07 1.32 Mw(10-4) 3.61 4.15 2.95 3.21 Mw/Mn 2.12 2.53 2.71 2.43 表4a(続き) ミクロ構造 1,4シス含有量(%) 1.9 2.4 5.5 1,4トランス含有量(%) 91.1 89.3 89.5 N/A ビニル含有量(%) 7.0 8.3 5.0DSCによる融点 Tm1(℃) 44.9 47.7 46.8 45.9 Tm2(℃) 86.2 81.7 77.5 80.3 表4b 実施例 21 22 23 24 1,3−ブタジエン(%) 23.8 31.5 24.7 31.5 NiOB mM phgm 1.0 1.0 0.5 0.5 TIBAL mM phgm 3.0 3.0 1.5 1.5 表4b(続き) TPP mM phgm 0.5 0.5 0.25 0.25 TFA mM phgm 10.0 10.0 5.0 5.0モル比 NiOB/TiBAL/TPP/TFA 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10 1:3:0.5:10重合条件 設定温度(℃) 121 121 93 93 最大温度(℃) 136 148 96 103 時間(時) 0.5 0.5 4 4 変換率(%) 84 89 85 86ポリマー特性 DSV 0.29 0.28 0.4 0.42 ゲル% 1.7 0.6 0.7 0.6 [η] 0.28 0.29 0.45 0.47 表4(続き) GPCデータ Mn(10-4) 1.07 0.73 1.47 1.55 Mw(10-4) 2.25 1.98 2.79 4.06 Mw/Mn 2.10 2.71 2.07 2.62ミクロ構造 1,4シス含有量(%) 5.9 7.2 1.7 1,4トランス含有量(%) 87.3 87.2 90.8 N/A ビニル含有量(%) 6.8 5.6 7.5DSCによる融点 Tm1(℃) 48.2 45.5 48.1 46.5 Tm2(℃) 76.1 60.9 81.7 77.5 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0036】1. 高トランス−1,4−ポリブタジエ
ンの合成方法であって、1,3−ブタジエンモノマーと
有機溶媒が入っている重合媒体を、成分:(a)式(R
COOMO)3Bおよび(RCOOMO)2BOR’[式
中、RおよびR’は、炭素原子を1から17個含むアル
キル基であり、そしてMはニッケルである]で表される
化合物から成る群から選択されるカルボキシル化ニッケ
ルオキシボレート化合物;(b)式:
【0037】
【化5】
【0038】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルカリール、アリールアルキル、アル
コキシ、フッ素および水素から成る群から選択され、そ
してR2およびR3は、アルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アルカリールおよびアリールアルキルから成る群
から選択される]で表される有機アルミニウム化合物;
(c)式(ArO)3P[式中、Arは置換もしくは未
置換のアリール基である]で表される有機燐化合物;お
よび(d)カルボン酸またはフッ素置換カルボン酸;を
含む触媒系に接触させそして約0℃から約150℃の範
囲の温度で該1,3−ブタジエンモノマーを重合させる
ことで高トランス−1,4−ポリブタジエンを生じさせ
ることを含む方法。
【0039】2. 成分(a)のRおよびR’が炭素原
子を7から17個含むアルキル基である第1項記載の方
法。
【0040】3. 成分(a)がニッケルボロアシレー
トである第1項記載の方法。
【0041】4. 成分(b)がトリイソブチルアルミ
ニウムである第1項記載の方法。
【0042】5. 成分(c)がトリフェニルホスファ
イトである第1項記載の方法。
【0043】6. 成分(d)がトリフルオロ酢酸であ
る第1項記載の方法。
【0044】7. 成分(a)と(b)のモル比が1:
1から1:70である第1項記載の方法。
【0045】8. 成分(a)と(c)のモル比が1:
0.1から1:10である第1項記載の方法。
【0046】9. 成分(a)と(d)のモル比が1:
1から1:70である第1項記載の方法。
【0047】10. 該重合を約25℃から約150℃
の温度範囲内で実施する第1項記載の方法。
【0048】11. (a)式(RCOOMO)3Bお
よび(RCOOMO)2BOR’[式中、RおよびR’
は、炭素原子を1から17個含むアルキル基であり、そ
してMはニッケルである]で表される化合物から成る群
から選択されるカルボキシル化ニッケルオキシボレート
化合物;(b)式:
【0049】
【化6】
【0050】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルカリール、アリールアルキル、アル
コキシ、フッ素および水素から成る群から選択され、そ
してR2およびR3は、アルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アルカリールおよびアリールアルキルから成る群
から選択される]で表される有機アルミニウム化合物;
(c)式(ArO)3P[式中、Arは置換もしくは未
置換のアリール基である]で表される有機燐化合物;お
よび(d)カルボン酸またはフッ素置換カルボン酸;を
含み、そして約25℃から約150℃の範囲の温度で該
1,3−ブタジエンモノマーを重合させることで高トラ
ンス−1,4−ポリブタジエンを生じさせる触媒。
【0051】12. 成分(a)のRおよびR’が炭素
原子を7から約17個含むアルキル基である第11項記
載の触媒。
【0052】13. 成分(a)がニッケルボロアシレ
ートである第11項記載の触媒。
【0053】14. 成分(b)がトリイソブチルアル
ミニウムである第11項記載の触媒。
【0054】15. 成分(c)がトリフェニルホスフ
ァイトである第11項記載の触媒。
【0055】16. (d)がトリフルオロ酢酸である
第11項記載の触媒。
【0056】17. 成分(a)と(b)のモル比が
1:1から1:70である第11項記載の触媒。
【0057】18. 成分(a)と(c)のモル比が
1:0.1から1:10である第11項記載の触媒。
【0058】19. 成分(a)と(d)のモル比が
1:1から1:70である第11項記載の触媒。
【0059】20. 第1項の方法に従って製造した3
0℃から60℃の範囲に第一融点および70℃から13
0℃の範囲に第二融点を有するトランス−1,4−ポリ
ブタジエン熱可塑性ポリマー。
【0060】21. 80%から95%の範囲のトラン
ス−1,4含有量を有する第20項記載のトランス−
1,4−ポリブタジエン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高トランス−1,4−ポリブタジエンの
    合成方法であって、1,3−ブタジエンモノマーと有機
    溶媒が入っている重合媒体を、成分:(a)式(RCO
    OMO)3Bおよび(RCOOMO)2BOR’[式中、
    RおよびR’は、炭素原子を1から17個含むアルキル
    基であり、そしてMはニッケルである]で表される化合
    物から成る群から選択されるカルボキシル化ニッケルオ
    キシボレート化合物;(b)式: 【化1】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、アリー
    ル、アルカリール、アリールアルキル、アルコキシ、フ
    ッ素および水素から成る群から選択され、そしてR2
    よびR3は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ア
    ルカリールおよびアリールアルキルから成る群から選択
    される]で表される有機アルミニウム化合物;(c)式
    (ArO)3P[式中、Arは置換もしくは未置換のア
    リール基である]で表される有機燐化合物;および
    (d)カルボン酸またはフッ素置換カルボン酸;を含む
    触媒系に接触させそして約0℃から約150℃の範囲の
    温度で該1,3−ブタジエンモノマーを重合させること
    で高トランス−1,4−ポリブタジエンを生じさせるこ
    とを含む方法。
  2. 【請求項2】 (a)式(RCOOMO)3Bおよび
    (RCOOMO)2BOR’[式中、RおよびR’は、
    炭素原子を1から17個含むアルキル基であり、そして
    Mはニッケルである]で表される化合物から成る群から
    選択されるカルボキシル化ニッケルオキシボレート化合
    物;(b)式: 【化2】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、アリー
    ル、アルカリール、アリールアルキル、アルコキシ、フ
    ッ素および水素から成る群から選択され、そしてR2
    よびR3は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ア
    ルカリールおよびアリールアルキルから成る群から選択
    される]で表される有機アルミニウム化合物;(c)式
    (ArO)3P[式中、Arは置換もしくは未置換のア
    リール基である]で表される有機燐化合物;および
    (d)カルボン酸またはフッ素置換カルボン酸;を含
    み、そして約25℃から約150℃の範囲の温度で該
    1,3−ブタジエンモノマーを重合させることで高トラ
    ンス−1,4−ポリブタジエンを生じさせる触媒。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法に従って製造した30℃
    から60℃の範囲に第一融点および70℃から130℃
    の範囲に第二融点を有するトランス−1,4−ポリブタ
    ジエン熱可塑性ポリマー。
JP16533296A 1996-06-05 1996-06-05 結晶性高1,4−トランスポリブタジエンの製造方法 Pending JPH09324011A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138180A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Bridgestone Corp ニッケル系触媒組成物

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