JPH09323589A - 自動車の後視装置 - Google Patents

自動車の後視装置

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JPH09323589A
JPH09323589A JP8166898A JP16689896A JPH09323589A JP H09323589 A JPH09323589 A JP H09323589A JP 8166898 A JP8166898 A JP 8166898A JP 16689896 A JP16689896 A JP 16689896A JP H09323589 A JPH09323589 A JP H09323589A
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JP
Japan
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video camera
image
vehicle
lens
fisheye lens
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Pending
Application number
JP8166898A
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English (en)
Inventor
Isao Shirayanagi
伊佐雄 白柳
Yosuke Shirayanagi
洋介 白柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の低い位置に設置してビデオカメラにより
車幅一杯に拡がる広範囲の障害物が視認できることを目
的とするものである。 【構成】車両の後部に魚眼レンズを備えたビデオカメラ
51を設置し、そのビデオカメラから発せられる画像信
号をテレビモニター23へ伝送する途中に、画像修正装
置52を介装させ、魚眼レンズによって得られる歪んだ
画像を矯正して認識できるようにしたものである

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の後視装置に関
するもので、特に、車両の直後にいる人や障害物を車内
の運転者が容易に視認できるようにした装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車の後視装置の主たるものは後視鏡
(ルームミラー、あるいはバックミラー)であり、車室
内の運転席上方や、車体側方に外方へ突出させて設けて
あるが、車両が大きくなると、車両後部にある小さい障
害物や子供が視野に入らないことがあった。そこで近年
は大型のバスでは車体後端部の天井近傍に録画機能を有
しないビデオカメラ(モニターカメラ)を取り付け、車
両の直後の状態を上方から撮影し、運転席でテレビモニ
ターによって視認することができるようにしたものも現
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなビデオカメラ式の視認装置を一般の乗用車に設置し
ようとすると、乗用車は車高が低い上、最後部が天井よ
り一段と低いトランク室となっているため、ビデオカメ
ラを設置する位置が低くなり、地表との距離が短くなる
ので、車両の走行中に地表の泥水がかゝる不具合を生じ
た。また、その他にも車両の外面にビデオカメラが突出
するため外観を損ねる不具合があった。更に、ビデオカ
メラの位置が低くなる結果として、車両の全幅がビデオ
カメラの視野中に入らなくなるので、後方確認のためビ
デオカメラを首振りさせる必要が生じ、構造が複雑にな
る不具合があった。他方、視野の広いレンズとして魚眼
レンズが知られている。しかるに魚眼レンズは収差のた
め対象物の歪みが極めて大きくなり、一見しただけでは
状況が把握できない不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
消するべく車両の後部に魚眼レンズを備えたビデオカメ
ラを設置し、そのビデオカメラから発せられる画像信号
をテレビモニターへ伝送する途中に、画像修正装置を介
装させたものである。また、具体的には、車両の後部に
後方確認用のビデオカメラを設置し、そのビデオカメラ
を車体外板内に格納可能に構成すると共に、その出没動
作と変速機の後進操作とを連動させてある。
【0005】
【作用】ビデオカメラは魚眼レンズを備えているため、
設置位置が低いにも拘わらず、車幅一杯に亘って車両後
部の様子を外部情報として取り入れられる。魚眼レンズ
から入る歪んだ映像は画像修正装置によって高所撮影さ
れた如くの歪みのないものに矯正され、テレビモニター
上に表現される。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1から図4中、10はこの発明の実施である後
視装置50を搭載した乗用車である。すなわち、乗用車
10は中央に車室20と、その前側にエンジン室30、
後側にトランク室40が設けられている。22は車室2
0内に設けられた操向用のステアリングホイール、23
はナビゲータやテレビを受像するためのテレビモニター
である。
【0007】前記エンジン室30には図4で示すように
エンジン31と前輪駆動用の変速機32とが設けられて
おり、変速機32はリンク35を介して車室20内に設
けられた変速レバー21に連結され、その変速レバー2
1を前後に傾動させる操作によって、少なくとも車両の
前進位置と後進位置とに切り換えられる。33は車載バ
ッテリである。また、トランク室40は周知のように上
面の大きな開口を開閉する開閉リッド41を有する。4
2は開閉リッド41の一部に枢支された補助リッドで、
その支軸と共に小型電動機43によって開閉される。こ
ゝで、補助リッド42の内側には前記後視装置50の構
成要素であるビデオカメラ51が取り付けられている。
この実施例において、ビデオカメラ51の本体は市販の
防犯用ビデオカメラであるが、レンズは魚眼レンズに交
換してある。しかし、カメラは電荷結合素子(CCD)
を網膜としたものが小型軽量でしかも直接矯正作業がで
きる点で勝ってくる。また、開閉リッド41については
トランク室40の上部に開く形式について図示したが、
スライド開閉式、後方開閉についても同様に可能であ
る。
【0008】前記補助リッド42を開閉する小型電動機
43は、電源たる車載バッテリ33と開閉回路46によ
って連結されており、その回路46には手動スイッチ4
7と前記変速レバー21に連動する自動スイッチ48と
が並列に介装されている。よって、補助リッド42は手
動操作によって開閉できる他、変速レバー21が後進操
作されたときには自動スイッチ48が作動して自動的に
開蓋され、変速機が中立、または前進位置に操作された
とき閉蓋される。すなわち、小型電動機43を作動させ
補助リッド42が開けば、その内面に取り付けたビデオ
カメラ51が図4で示すように、その対物レンズを車両
後方へ向けて露出し、閉じれば、これをトランク室40
内へ格納する。なお、44は後部バンパ、45は後側の
登録番号プレートである。
【0009】こゝで、後視装置50について説明する
と、後視装置50は画像処理装置52と、それに連結さ
れた前記ビデオカメラ51、車室の計器盤に設けたテレ
ビモニター23とを有する。ビデオカメラ51は画像を
採り入れるための対物レンズと、そこで得られた画像信
号を画像処理装置52へ伝達するための電線53とを備
えており、対物レンズによってCCDなどの固体撮像素
子による2値情報或いはテレビカメラでのアナログ情報
として捉えられた画像信号が電線53を通して画像処理
装置52へ移送される。画像処理装置52では、この画
像信号に通常地表を高所から撮影した如くの変換を行う
が、ビデオカメラ51の地上高が一定であるから、テレ
ビモニター23の指定位置の矯正量はいつも一定になっ
ている。従って矯正演算処理時間はほとんど要しない。
いわゆるリアルタイムのコンピュータ処理を加えて運転
席に設けたテレビモニター23へ画像を出力する。すな
わち、ビデオカメラ51の対物レンズは前記したように
魚眼レンズであり、その結果前記トランク室の開閉リッ
ド41のような低い位置から車両の全幅が視野に入るよ
うになっている。このようにして得られた対物レンズか
らの画像信号は、魚眼レンズの故に実物に比して大きく
歪んでいるが、画像処理装置52はビデオカメラ51か
ら得た歪んだ画像を、高所に備えられた凸レンズによっ
て得られる画像のように補正してテレビモニター23へ
出力し運転者に後退運転がしやすいように可視化して伝
えることができる。すなわち、画像処理装置52がこの
発明の要件である画像修正装置を構成している。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビデ
オカメラを低い位置に設置しても、車両の全幅に亘って
目視画像に近似した歪みのない映像が得られる。また、
ビデオカメラは車体内外を出没可能に構成されているた
め、走行中に地上の泥土によってレンズが汚れることが
ない。さらに、ビデオカメラの突出動作は変速機が後進
操作されたときに行われるから、操作の煩わしさから逃
れることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車の側面図であ
る。
【図2】その後面図である。
【図3】運転席の正面図である。
【図4】上記自動車の制御系統図である。
【符号の説明】
10・・・・乗用車 20・・・・車室 21・・・・変
速レバー 22・・・・ステアリングホイール 23・・・・テ
レビモニター 30・・・・エンジン室 31・・・・エ
ンジン 32・・・・変速機 33・・・・車
載バッテリ 40・・・・トランク室 41・・・・開
閉リッド 42・・・・補助リッド 43・・・・小
型電動機 44・・・・後部バンパ 45・・・・登
録番号プレート 46・・・・開閉回路 47・・・・手
動スイッチ 48・・・・自動スイッチ 50・・・・後視装置 51・・・・ビ
デオカメラ 52・・・・画像処理装置 53・・・・電

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の後部に魚眼レンズを備えたビデオカ
    メラを設置し、そのビデオカメラから発せられる画像信
    号をテレビモニターへ伝送する途中に、画像修正装置を
    介装させてなる自動車の後視装置。
  2. 【請求項2】車両の後部に後方確認用のビデオカメラを
    設置し、そのビデオカメラを車体外板内に出没可能に取
    り付けてなる自動車の後視装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記ビデオカメラの没
    入動作を変速機の後進操作と連動させ構成してなる自動
    車の後視装置。
JP8166898A 1996-06-05 1996-06-05 自動車の後視装置 Pending JPH09323589A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8166898A JPH09323589A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 自動車の後視装置

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JP8166898A JPH09323589A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 自動車の後視装置

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JPH09323589A true JPH09323589A (ja) 1997-12-16

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ID=15839682

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6954635B2 (en) * 2000-09-22 2005-10-11 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Mobile printer system
KR100658603B1 (ko) * 2005-09-05 2006-12-19 김민수 차량의 후방 감시장치
JP2014109480A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Mitsutoyo Corp Xyz直交測定装置

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