JPH0932355A - 自動搬送式の納骨堂用祭壇 - Google Patents

自動搬送式の納骨堂用祭壇

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JPH0932355A
JPH0932355A JP18760395A JP18760395A JPH0932355A JP H0932355 A JPH0932355 A JP H0932355A JP 18760395 A JP18760395 A JP 18760395A JP 18760395 A JP18760395 A JP 18760395A JP H0932355 A JPH0932355 A JP H0932355A
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JP
Japan
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ossuary
altar
glass
charnel
liquid crystal
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JP18760395A
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English (en)
Inventor
Shintaro Ikeda
新太郎 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動搬送された納骨安置する納骨堂を祭壇と
して使用する。 【解決手段】 納骨安置場から納骨堂に自動搬送して法
事等の祭事ごとを行なう祭壇であって、前記安置場から
搬送安置するステージ式の納骨堂と、該納骨堂の正面に
納骨堂内部を誘視可能に配設した誘視ガラスと、該誘視
ガラスを照射する照明装置と、前記納骨堂を遮蔽する自
動開閉扉と、前記納骨堂の前方に線香立等を載置する仕
切台とから成る自動搬送式の納骨堂用祭壇。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は祭壇に関するが、詳しく
は納骨堂に納骨箱を自動搬送する納骨堂用の祭壇に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のお寺、供養室などで仏事を行なう
場合は、仏壇や納骨堂などの安置場に骨箱、位牌等があ
らかじめ収納されていたり、納骨庫と納骨堂間を搬送す
る方法が採用されている。例えば、実公平2−1020
4号の自動納骨庫のように、従来の納骨棚に安置されて
いる骨箱の納骨堂への搬送を自動化したものが開発され
ている。
【0003】また、最近骨箱や位牌等をセットして仏壇
との出し入れを自在した、いわゆる自動搬送式仏壇(特
開平4−244115号)も開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来開発さ
れたものは、いずれも骨箱等を安置場と納骨堂との間の
搬送を自動化したものである。これに対して、本発明は
納骨堂で法事等の祭事ごとをそのまま行なうことができ
るように開発したものである。ここに、本発明が解決し
ようとする課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、納骨安置場か
ら納骨堂に搬送して法事等の祭事ごとを行なう祭壇であ
って、前記安置場から搬送安置するステージ式の納骨堂
と、該納骨堂の正面に納骨堂内部を誘視可能に配設した
誘視ガラスと、該誘視ガラスを照射する照明装置と、前
記納骨堂を遮蔽する自動開閉扉と、前記納骨堂の前方に
線香立等を載置する仕切台とから成ることを特徴とする
自動搬送式の納骨堂用祭壇の提供にあり、また前記納骨
堂の誘視ガラスに液晶ガラスを装着し、かつ該液晶ガラ
スと前記照射部分との間に空間部を設けて誘視ガラスを
配設して成り、また前記納骨堂の開閉扉がスリガラスの
両開扉から成り、更に前記納骨堂内に故人を偲ぶ映像を
映し出すスクリーンを配設して成る自動搬送式の納骨堂
用祭壇の提供にある。
【0006】
【発明の実施例の形態】本発明の実施例は、納骨安置場
から納骨堂に搬送して法事等の祭事ごとを行なう祭壇で
あって、前記安置場から搬送安置するステージ式の納骨
堂と、該納骨堂の正面に納骨堂内部を誘視可能に配設し
た誘視ガラスと、該誘視ガラスを照射する照明装置と、
前記納骨堂を遮蔽する自動開閉扉と、前記納骨堂の前方
に線香立等を載置する仕切台とから成る自動搬送式の納
骨堂用祭壇と、前記納骨堂内に故人を偲ぶ映像を映し出
すスクリーンを配設して成る自動搬送式の納骨堂用祭壇
の形態に大別することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。図1乃至図6は、本発明から成る自動搬送式
の納骨堂用祭壇を示したものであり、1はその納骨堂で
ある。納骨堂1は、安置場から納骨箱Aを自動搬送して
安置する場所であり、奥の方は円形状に形成されており
前の方には誘視可能とするための液晶ガラス2が配設さ
れている。この液晶ガラス2を介して納骨堂1の内部を
見ることができる。3は納骨堂1の前方に設置されてい
る仕切台であり、台上には線香立6や鈴台5などがセッ
トされる。この仕切台3と納骨堂1との間には、多少の
空間部4を設けて両側部から照明装置用の液晶プロジェ
クター8.8 が装設されている。この液晶プロジェクター
8.8 によって空間部4と液晶ガラス2が照射されるの
で、納骨堂1内が明るく映し出されることになる。7は
納骨堂開閉扉であって、スリガラス製で両開式自動開閉
扉である。9は液晶ガラスを誘視する誘視ガラスであ
り、仕切台3と納骨堂開閉扉との間に装着されている。
【0008】また、納骨堂1内には故人を偲ぶ映像を映
し出すためのスクリーン10が配設されている。このスク
リーン10には、マルチ視聴覚機器などを用いて音響とと
もに種々の映像を映し出すことができる。例えばマルチ
視聴覚機としては、ユニットボックス内にビデオデッ
キ、LD(レーザーディスク)プレイヤーデッキ4、カ
ラオケ等のAV機器をそれぞれ接続し、これらを選択自
在にしかつAVセレクタをAVアンプに接続しAVアン
プにユニットボックス外に設置した映写部を接続可能と
したものを使用する。
【0009】次に、本発明の使用方法について説明す
る。まず、図1及び図2に示すように納骨箱Aを安置場
から納骨堂1に搬送する。この搬送方法は、本願出願人
が開発した自動搬送方法(特開平4−244115号参
照)による。すなわち、この搬送方法は骨箱、位牌等を
収納セットしたケースを設け、この収納ケースを供養室
などの仏壇内に自動搬送すると共に所望個所に自動的に
セットすることができる方法である。具体的には、図7
及び図8に示すように供養室等にセットされている仏壇
21には、納骨類収納ケース22が収納されており表側の扉
が自動的に開閉できるように構成されている。すなわ
ち、この仏壇21は供養を必要としない場合は仏壇21の扉
は閉じられており、供養を必要とする場合は扉が開くよ
うに構成されている。したがって、供養する場合のみ仏
壇21の扉が開いて仏壇21内にセットされている納骨類収
納ケース22を見ることができる。
【0010】また、納骨類収納ケース22の上方部には上
下往復移動用のワイヤーWが取り付けてあり、仏壇21の
上方部からの出し入れを自在になるように構成され、更
に納骨類収納ケース22と仏壇21間とを上下移動する仏壇
セット用クレーンと、仏壇21と納骨庫間とを連動移動す
る納骨類収納ケース22用の搬送コンベアとから構成され
ている。
【0011】納骨類収納ケース22が収納されている納骨
庫には、納骨棚上に多列多段式に配設されている納骨類
収納ケース22がクレーン走行路に形成されている。この
納骨は、みたまが永遠に安らぎる場所であり、その防火
等の安全性や耐震性に留意している。また、収容量が多
いためにその構造は高層にせざるを得ないが、独特のイ
ンロー(エッジ)を施した防蝕スチールによる合成構造
により、骨箱の振動、落下が安全に防止されている。ま
た、庫内の塵埃を防ぐために取り出し口を除いて全覆方
式になっている。また、図示されていないが納骨棚内に
は庫内の空気を常に心地好い状態に保ち、更にはその構
造体、骨箱等に湿気やその他の悪影響を及ぼさないため
にエアーコンディションが設置されている。
【0012】更に、このクレーン走行路のホームポジシ
ョン位置と納骨棚の指定間口位置との間に往復動しかつ
クレーン上のハンドリング装置が昇降して納骨類収納ケ
ース22を指定の納骨棚に入出庫するクレーン(ロボスタ
ッククレーン)が配設されている。また、供養室からク
レーン走行路のホームホジション位置へ延びた搬送コン
ベアの間に配設された連続式垂直コンベアが、クレーン
走行路のホームポジション位置から供養室へ延びた搬送
コンベアに配設されたリフター(連続式垂直コンベア)
で納骨収納ケースを自由自在に搬入し、一方搬出するた
めには精度の高いコンピュータが必要である。
【0013】なお、連続式垂直コンベアには、例えば昇
降台と該昇降台を昇降させる昇降駆動装置とによりなる
連結式垂直コンベアが使用されている。また、連続式垂
直コンベアには、例えば上下方向に循環可能な無端コン
ベアと該無端コンベアの等間隔位置に取り付けた複数個
の昇降台と無端コンベアを駆動する昇降駆動装置とより
なる連続式垂直コンベアが使用されている。
【0014】このようにして納骨箱Aを本発明からなる
納骨堂1に搬送して安置したならば、照明装置である液
晶ブロジュクター8を作動して納骨堂1の液晶ガラスを
照射する。この照射によって、納骨堂1の内部が液晶ガ
ラス2に映し出されるので、クリスタルでファンタチッ
クのムードがかもし出されることになる。更に、この液
晶ガラス2に映し出された納骨堂1内部が、仕切台3に
配設されている誘視ガラス9を介して更にワイドにしか
も身近に映し出されるので、シネマ映画のスクリーンの
ような映像を見い出すことができる。更に、図4に示す
ように納骨堂1内の外壁にスクリーンを映し出すことが
可能となる。
【0015】なお、本発明の祭壇は図5及び図6に示す
ように、使用時には納骨堂開閉扉7は両側に開き、不使
用時には扉は閉じられる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、納骨安置場から納骨堂に搬送
して法事等の祭事ごとを行なう祭壇であって、前記安置
場から搬送安置するステージ式の納骨堂と、該納骨堂の
正面に納骨堂内部を誘視可能に配設した誘視ガラスと、
該誘視ガラスを照射する照明装置と、前記納骨堂を遮蔽
する自動開閉扉と、前記納骨堂の前方に線香立等を載置
する仕切台とから成り、また前記納骨堂の誘視ガラスに
液晶ガラスを装着し、かつ該液晶ガラスと前記照射部分
との間に空間部を設けて誘視ガラスを配設して成り、ま
た前記納骨堂の開閉扉がスリガラスの両開扉から成り、
更に前記納骨堂内に故人を偲ぶ映像を映し出すスクリー
ンを配設して成る構成になっているので、次のような多
くの効果を有している。ア、従来のように安置場から搬
送された納骨箱を単に安置すると共に、仏壇代わりにす
る納骨場所ではなく、その場で法事などの催事を行なう
ことができる祭壇として利用することができる。イ、納
骨堂を従来のような仏壇としてとらえるのではなく、ハ
イテク技術を用いた近代的(21世紀に向けて)な祭壇に
することによって、新しい祭事の場を提供することがで
きる。ウ、すべての作動及び操作を自動化することがで
きるので、一度に多量な催事を迅速かつ的確に行なうこ
とができる。従って実用化も可能であり、しかも経営的
にも優れている祭壇を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図2】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図3】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図4】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図5】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図6】本発明からなる祭壇を示した概要説明図。
【図7】従来の仏壇を示した概要説明図。
【図8】従来の仏壇を示した概要説明図。
【符号の説明】
1 納骨堂 2 液晶ガラス 3 仕切台 4 空間部 7 納骨堂開閉扉 8 液晶プロジュ
クター 9 誘視ガラス 10 スクリーン 11 ガラスブロック 21 仏壇 22 納骨類収納ケース A 納骨箱 W ワイヤー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 納骨安置場から納骨堂に搬送して法事等
    の祭事ごとを行なう祭壇であって、前記安置場から搬送
    安置するステージ式の納骨堂と、該納骨堂の正面に納骨
    堂内部を誘視可能に配設した誘視ガラスと、該誘視ガラ
    スを照射する照明装置と、前記納骨堂を遮蔽する自動開
    閉扉と、前記納骨堂の前方に線香立等を載置する仕切台
    とから成ることを特徴とする自動搬送式の納骨堂用祭
    壇。
  2. 【請求項2】 前記納骨堂の誘視ガラスに液晶ガラスを
    装着し、かつ該液晶ガラスと前記照射部分との間に空間
    部を設けて誘視ガラスを配設して成る請求項1記載の自
    動搬送式の納骨堂用祭壇。
  3. 【請求項3】 前記納骨堂の開閉扉がスリガラスの両開
    扉から成る請求項1記載の自動搬送式の納骨堂用祭壇。
  4. 【請求項4】 前記納骨堂内に故人を偲ぶ映像を映し出
    すスクリーンを配設して成る請求項1記載の自動搬送式
    の納骨堂用祭壇。
JP18760395A 1995-07-25 1995-07-25 自動搬送式の納骨堂用祭壇 Pending JPH0932355A (ja)

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JP18760395A JPH0932355A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 自動搬送式の納骨堂用祭壇

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JPH0932355A true JPH0932355A (ja) 1997-02-04

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JP (1) JPH0932355A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014822A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社ダイフク 参拝設備
JP2021177067A (ja) * 2017-12-26 2021-11-11 株式会社ダイフク 参拝対象物の保管設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014822A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社ダイフク 参拝設備
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