JPH09323183A - Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置 - Google Patents

Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置

Info

Publication number
JPH09323183A
JPH09323183A JP8144487A JP14448796A JPH09323183A JP H09323183 A JPH09323183 A JP H09323183A JP 8144487 A JP8144487 A JP 8144487A JP 14448796 A JP14448796 A JP 14448796A JP H09323183 A JPH09323183 A JP H09323183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
nozzle
feeding nozzle
retracting
yag laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8144487A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
宏 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP8144487A priority Critical patent/JPH09323183A/ja
Publication of JPH09323183A publication Critical patent/JPH09323183A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイラー供給装置5を備えたYAGレーザ加
工ヘッド1において、フイラー供給不要の作業時、加工
ノズル3に近接配置されたフイラーノズル6が邪魔にな
らないように、選択的に容易にリセット可能に退避させ
る装置10を提供する。 【解決手段】 このため、加工ヘッド1のカバー外側に
固設されたアーム1 11及びピン13により枢着され
たリンク1 12、ならびにノズル取付け基体7に固設
されアーム11の他端にピン13で枢着されたアーム2
7a及び、リンク1 12の他端部とノズル取付け基
部7の一側面にそれぞれピン13により枢着されたリン
ク2bとより成るフイラー送給ノズル退避装置10を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、YAGレーザ加工
装置としての加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のYAGレーザ加工ヘッド
は、公知のように、いずれもそのトーチヘッド部に加工
ノズルのみを有する形式であったため、板材ワークの仮
付け、あるいは板材ワーク母材同士の溶接等に主として
用いられているが、例えばワーク素材の各母材間に連続
的な隙間を有する場合のシール溶接加工等の作業には、
隙間充填材としての金属フイラー等を要するため、この
種の加工作業には対応できなかった。
【0003】このため、本願発明者らにより、これらの
作業を可能にするため、加工ヘッド本体に小形のフイラ
ー供給装置を一体的に搭載したYAGレーザ加工ヘッド
が提案されている。
【0004】図3に、そのフイラー送給ノズル付きYA
Gレーザ加工ヘッドの一例の要部斜視図を示す。
【0005】1はYAGレーザ加工ヘッド本体、2はそ
のトーチヘッド部で先端にレーザビームの加工ノズル3
を備えている。4は、不図示のレーザ光源装置から、そ
の内部の光ファイバを通じてレーザビームを導くための
トーチリードである。
【0006】5は、この加工ヘッド1本体に一体的に固
設搭載された多関節ロボット先端の一部破断図で、不図
示のフイラーワイヤリールから駆動機構を経て、フレキ
シブルのフイラーワイヤガイドホース8(破断して一部
のみを示す)を介してノズル基体7に導き、これからフ
イラー送給ノズル6を、トーチ本体1の加工ノズル3に
近接配置している。
【0007】以上のような構成により、加工ヘッド1の
作業者がトーチ使用の手軽さを損うことなしに、この種
のフイラーを使用する溶接作業が可能となったものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような提案構成にあっては、前記のようにフイラーを同
時に使用する作業のみの場合には極めて好都合である
が、この種の加工ヘッドにあっては、実際には、これら
のフイラーを使用しない種類の作業が多いため、加工ノ
ズル3の近接位置に常にフイラー送給ノズル6が固定的
に存在すると細かい作業部分やワークの内側等に干渉し
て邪魔となる可能性があった。
【0009】これを避けるために、現状では、いちい
ち、少なくともこのノズルを取付け基体部共に取外して
使用しているが、この着脱作業には手数を要し、作業種
類転換には不経済な時間と手数とを要していた。
【0010】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、作業の種類に応じてその都度これらの
着脱を必要とせずに、簡易に、フイラー送給ノズル6を
邪魔にならない遠隔位置に、リセット可能に退避させる
手段の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、フイラー供給装置を一体的に備えたYAGレーザ
加工ヘッドにおいて、その加工ノズルに近接して配設さ
れた前記フイラー供給装置のフイラー送給ノズルを、選
択的に、かつ再設定可能に前記配設位置より遠隔位置に
退避させるための退避手段を有することを特徴とするY
AGレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置
を提供することにより前記目的を達成しようとするもの
である。
【0012】
【作用】以上のような本発明構成により、例えばリンク
機構等の簡単な退避手段により、フイラー送給ノズルを
容易に選択的に退避及びリセットが可能となるため、そ
れぞれの作業効率を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を一
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】
【実施例】図1,2に、本発明に係るフイラー送給ノズ
ルの退避装置の一実施例のそれぞれこのノズル利用時及
び退避時の要部斜視図を示す。
【0015】(構成)図1,2は、前記従来提案例を示
す図3に本発明を適用した一実施例で、図3におけると
同一(相当)構成要素は同一符号で示し、個々の重複説
明は省略する。
【0016】図1,2において、10は、本発明実施例
の特徴であるフイラー送給ノズル退避装置機構を示すも
ので、加工ヘッド1本体のケースの外側にそれぞれ固設
されたアーム1 11及び、ピン13により枢着された
リンク12、ならびにノズル取付け基体7に固設されア
ーム1 11の一端部にピン13により枢着されたアー
ム2 7a及び、リンク1 12の他端部とノズル取付
け基体7の一側面にそれぞれピン13により枢着された
リンク2 7bとより構成されている。
【0017】(動作)加工ヘッド1の作業対象のワーク
が、フイラー材を必要としない作業においては、既述の
ように、フイラー送給ノズル6が干渉して邪魔になるこ
とを避けるために、リンク1/2 12/7b間のピン
13部を、図2の矢印方向に押すと、このリンク機構1
0は上方に折りたたまれて図示のようにノズル取付け基
体7が垂直上方に本体ケースに当接して停止するまで回
動し、フイラー送給ノズル6は、加工ノズル部3から遠
去かるように退避される。
【0018】また、次回のフイラー送給を要する作業に
際しては、図2の状態におけるノズル取付け基体7を囲
んで、前記退避動作と逆方向の動作を行うことにより、
容易に初期位置にリセット(再設定)することができ
る。
【0019】(他の実施例)なお、上記実施例において
は、フイラー送給ノズル6の退避機構10を、それぞれ
一対の枢着アーム11,7aと枢着リンク12,7bと
を用いた実施態様で説明したが、本発明はこの機構のみ
に限定されるものでなく、同一目的を達成し得る他の種
々の変形機構を採用しても差支えないことはもちろんで
ある。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、フイラー供給装置付きのYAGレーザ加工ヘッド
に、フイラー送給ノズルの簡易な退避/再設定機構を設
けたため、広い加工作業種類に対応して作業効果を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の要部斜視図(フイラー送給ノズル
利用時)
【図2】 一実施例の要部斜視図(フイラー送給ノズル
退避時)
【図3】 従来のフイラー送給ノズル付き加工ヘッドの
一例の要部斜視図
【符号の説明】
1 加工ヘッド 2 トーチヘッド 3 加工ノズル 4 トーチリード 5 フイラー供給装置 6 フイラー送給ノズル 7 ノズル取付け基体 7a アーム2 7b リンク2 8 フイラーワイヤガイドホース 11 アーム1 12 リンク1 13 ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイラー供給装置を一体的に備えたYA
    Gレーザ加工ヘッドにおいて、その加工ノズルに近接し
    て配設された前記フイラー供給装置のフイラー送給ノズ
    ルを、選択的に、かつ再設定可能に前記配設位置より遠
    隔位置に退避させるための退避手段を有することを特徴
    とするYAGレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの
    退避装置。
  2. 【請求項2】 前記退避手段は、前記フイラー送給ノズ
    ルのノズル取付け基体と前記加工ヘッド本体間に連設さ
    れたリンク機構であることを特徴とする請求項1記載の
    YAGレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装
    置。
JP8144487A 1996-06-06 1996-06-06 Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置 Withdrawn JPH09323183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144487A JPH09323183A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144487A JPH09323183A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09323183A true JPH09323183A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15363476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8144487A Withdrawn JPH09323183A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09323183A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016059941A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社アマダホールディングス レーザ溶接方法及びレーザ溶接機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016059941A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社アマダホールディングス レーザ溶接方法及びレーザ溶接機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5715198B2 (ja) ロボット用駆動ケーブルの処理構造体及びそれを具備するロボット装置
EP1974874A1 (en) Robot having working tool
JP3324485B2 (ja) テーピング装置
ITMI20011867A1 (it) Dispositivo automatico per la riformatura di elettrodi in pinze di saldatura
GB2149707A (en) Automatic welding apparatus
JP2004358649A (ja) 産業用ロボット
JPH09323183A (ja) Yagレーザ加工ヘッドのフイラー送給ノズルの退避装置
JP2007326151A (ja) 産業用ロボット
ATE445475T1 (de) Wig-schweissausrüstung und wig-schweissverfahren
JP5895914B2 (ja) ロボット
JP2003117672A (ja) レーザ加工用トーチ
JPH0366100B2 (ja)
JPH05177355A (ja) Tig溶接ロボット
KR20100088804A (ko) 용접토치 교체용 지그 및 이를 포함하는 용접토치 자동교체시스템
JPH071787Y2 (ja) 巻線機のノズル装置
JP2561406B2 (ja) Tig溶接装置のフィラワイヤ供給装置
EP1276584A1 (en) Improved mig welding torch reconditioning apparatus
JP3929758B2 (ja) 切断機のセンサ支持装置及び切断機
JP2002301576A (ja) スポット溶接ガン
JP4001680B2 (ja) 工作機械の主軸装置
JPH11226828A (ja) 工作機械用の配管装置
WO2006095428A1 (ja) シングルトーチとタンデムトーチの変換方法
JPS5936392Y2 (ja) 自動ロ−付用工業用ロボツト
KR100527376B1 (ko) 용접 로봇
JPS6146377A (ja) 溶接ロボツト用ト−チ清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902