JPH09322841A - 冷熱クッションシート - Google Patents

冷熱クッションシート

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Publication number
JPH09322841A
JPH09322841A JP18109596A JP18109596A JPH09322841A JP H09322841 A JPH09322841 A JP H09322841A JP 18109596 A JP18109596 A JP 18109596A JP 18109596 A JP18109596 A JP 18109596A JP H09322841 A JPH09322841 A JP H09322841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
passage
heat medium
aluminum
sponge sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18109596A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hayashi
哲 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Denshi KK
Original Assignee
Komatsu Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Denshi KK filed Critical Komatsu Denshi KK
Priority to JP18109596A priority Critical patent/JPH09322841A/ja
Publication of JPH09322841A publication Critical patent/JPH09322841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】クッションシートの中に熱媒体を循環させるこ
とができる熱交換器において、クッションシートに折曲
げや一点に荷重集中が起きても熱媒体の循環経路を塞ぐ
ことなく熱媒体の循環が確保でき、誰でも簡単に作れる
ことを目的とする。 【構成】薄いスポンジシートに蛇行した長い溝を打ち抜
き、前記スポンジシートの両面にアルミラミネートフィ
ルムをシーラーを使用して熱圧着による密着をさせ、ク
ッションシートを作り、これに伴いスポンジシートとア
ルミラミネートフィルムによって仕切られてできた断面
形状が四角形をした通路を図1に示す様にクッションシ
ート内部に配置でき、前記通路の中に熱媒体を通す構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、クッションシートの中に
熱媒体を循環させることができる熱交換器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来よりクッションシートの中に熱媒体
を循環させることができる熱交換器として、細いチュー
ブを渦巻状にかつ一層状に配置し固定したシートや、熱
伝導の良いゴムシートの中に蛇行した長い通路を巡らし
たシートが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、細いチ
ューブを渦巻状にかつ一層状に配置し固定したシートや
熱伝導の良いゴムシートの中に蛇行した長い通路を巡ら
したシートは、シートを折曲げたり一点に荷重集中が起
こるとチューブや通路が完全につぶれ、熱媒体の循環が
できない。細いチューブを渦巻状にかつ一層状に配置し
固定したシートを作る際、一般的にチューブは、こしが
強く復元性があるので、チューブの固定は非常に難しく
時間がかかる。熱伝導の良いゴムシートの中に蛇行した
長い通路を巡らしたシートを作る際、一回のみの型成形
では不可能であり、ゴム接着工程が発生しゴム接着終了
に時間がかかり、接着剤によって通路を塞ぐ可能性があ
る。本発明の目的は、シートに折曲げや一点に荷重集中
が起きても熱媒体の循環が確保でき、誰でも簡単に作れ
るクッションシート状の熱交換器を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】クッションシート状の熱
交換器のシートに折曲げや一点に荷重集中が起きても熱
媒体の循環を確保する手段として、薄いスポンジシート
に蛇行した長い溝を打ち抜き、前記スポンジシートの両
面にアルミラミネートフィルムを接着させ、前記スポン
ジシートと前記アルミラミネートフィルムによって仕切
られてできた通路の中に熱媒体を通す。クッションシー
ト状の熱交換器を簡単に作る手段として、スポンジシー
トとアルミラミネートフィルムの接着は、アルミラミネ
ートフィルムはアルミ箔の表面にプラスチックフィルム
を密着したフィルムであることから、前記スポンジシー
トと前記アルミラミネートフィルム表面のプラスチック
フィルムの双方に融点の似たものを選定することによ
り、熱圧着で行うことにする。
【0005】
【作用】本発明の冷熱クッションシートの熱媒体の通路
はスポンジシートとアルミラミネートフィルムによって
囲われてできているため、シートに折曲げや一点に荷重
集中が起きたとしても、スポンジシートは変形を起こす
が、スポンジシートの厚みは完全に無くなることはな
く、また、アルミラミネートフィルムは伸び縮みしない
ことより、熱媒体の通路の断面積がゼロになることはな
いため、熱媒体の循環を確保できる。冷熱クッションシ
ートの作成は熱圧着でできるため、熱圧着シーラーを使
用することで簡単にでき、接着時間も短く済む。
【0006】
【実施例】本発明を図面に示す実施例を参照して冷熱ク
ッションシートついて説明する。図1は本発明の冷熱ク
ッションシートの構成図である。図2は図1のA−A断
面図である。スポンジシート1は、図3に示す形状に切
断してあり、素材が独立気泡から成る発泡ポリエチレン
のシートであるため、シート内部に気体や液体を通すこ
とは無い。アルミラミネートフィルム2は、レトルト食
品や半導体部品の包装袋に使われているフィルム素材と
同じであり、アルミ箔の表面にプラスチックフィルムを
ラミネートしたフィルムである。図2の断面図で示す様
に、スポンジシート1の両面をアルミラミネートフィル
ム2で挟み込むように接着してある。接着はスポンジシ
ート1とほぼ同じ融点を持つプラスチックフィルムでで
きたアルミラミネートフィルムであることから、熱圧着
することでスポンジシート1とアルミラミネートフィル
ム2が互いに溶け合い密着する。このスポンジシート1
とアルミラミネートフィルム2の接着により、スポンジ
シート1とアルミラミネートフィルム2で囲われた断面
形状が四角形をした通路4ができる。通路4は図3で示
すスポンジシート1の切り取られて無くなった部分から
成る蛇行した一本の長い通路となり、図1に示す様にア
ルミラミネートフィルム2の中に収まる。図1のアルミ
ラミネートフィルム2の縁部分はアルミラミネートフィ
ルム2のプラスチックフィルム部分同志が熱圧着され、
チューブ3の外周もアルミラミネートフィルム2と熱圧
着により密着されていることより、通路4はチューブ3
を介してのみ、全周を密閉された袋状のアルミラミネー
トフィルム2の外部と連絡できる。
【0007】冷熱クッションシートがシートに折曲げや
一点に荷重集中が起きた時のシート内部の通路形状につ
いて説明する。シートが折曲がった状態は、冷熱クッシ
ョンシート通路内の熱媒体の流れに平行及び垂直な線荷
重が加わった時の例により説明する。図4は通路内の熱
媒体の流れに平行な線荷重が加わった時の冷熱クッショ
ンシート断面図である。アルミラミネートフィルム2は
伸び縮みしないため、スポンジシート1とアルミラミネ
ートフィルム2は図4の様におもり5による荷重で変形
し、冷熱クッションシート内の通路は通路4aの様に変
形する。しかし、通路4aには必ず隙間ができ、通路4
aの断面積は完全にゼロになることは無いので、通路4
aが塞がることは無い。冷熱クッションシート内の通路
の一点に荷重集中が起きた時も、冷熱クッションシート
内の通路は図4に示す通路4aと同じ形状に変形するた
め、通路4aが塞がることは無い。図5は通路内の熱媒
体の流れに垂直な線荷重が加わった時の冷熱クッション
シート断面図である。アルミラミネートフィルム2は伸
び縮みしないため、スポンジシート1とアルミラミネー
トフィルム2は図5の様におもり5による荷重で変形
し、冷熱クッションシート内の通路は通路4bの様に変
形する。しかし、スポンジシート1の厚みは圧縮され続
けてもゼロになることは無く、通路4bには必ず隙間が
でき、通路4bの断面積は完全にゼロになることは無い
ので、通路4bが塞がることは無い。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したように、冷熱クッション
シートがどんな形状に変形されたとしても冷熱クッショ
ンシートの内部の通路4は、図4及び図5で示す通路4
aや通路4bの様に塞がることはないため、通路4に通
る熱媒体の循環を確保できる。冷熱クッションシート
は、発泡ポリエチレンから成るスポンジシート1とアル
ミラミネートフィルム2より構成されているため、冷熱
クッションシート全体の熱容量が少なく、冷熱クッショ
ンシートの中を循環する熱媒体の温度に素早く追従する
ことができる。冷熱クッションシートの外側表面と冷熱
クッションシート内部の熱媒体との隔壁は、薄いアルミ
ラミネートフィルム2だけであることから、熱媒体の温
度を冷熱クッションシートの外側表面に素早く伝えるこ
とができる。冷熱クッションシートの作成は熱圧着のみ
で簡単に短時間で済み、素材のスポンジシート1とアル
ミラミネートフィルム2はとくに高価な素材でもないの
で、比較的安い費用で作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷熱クッションシートの構成図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】スポンジシート1の形状図
【図4】通路内の熱媒体の流れに平行な線荷重が加わっ
た時の冷熱クッションシート断面図
【図5】通路内の熱媒体の流れに垂直な線荷重が加わっ
た時の冷熱クッションシート断面図
【符号の説明】
1 スポンジシート 2 アルミラミネートフィルム 3 チューブ 4 通路 4a 熱媒体の流れに平行な線荷重が加わり変形した通
路 4b 熱媒体の流れに垂直な線荷重が加わり変形した通
路 5 おもり

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポンジシートに蛇行した溝を打ち抜
    き、前記スポンジシートの両面にアルミラミネートフィ
    ルムを熱圧着させて、前記スポンジシートと前記アルミ
    ラミネートフィルムによって仕切られてできた通路の中
    に、熱媒体を循環させるクッションシート。
JP18109596A 1996-06-06 1996-06-06 冷熱クッションシート Pending JPH09322841A (ja)

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JP18109596A JPH09322841A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 冷熱クッションシート

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JPH09322841A true JPH09322841A (ja) 1997-12-16

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ID=16094752

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000007929A1 (en) * 1998-08-04 2000-02-17 Andale Repetition Engineering Pty. Limited Beverage chiller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000007929A1 (en) * 1998-08-04 2000-02-17 Andale Repetition Engineering Pty. Limited Beverage chiller
US6681841B1 (en) 1998-08-04 2004-01-27 Kevin Dale Beverage chiller

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