JPH09322807A - 靴のアウトソール - Google Patents

靴のアウトソール

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Publication number
JPH09322807A
JPH09322807A JP16675196A JP16675196A JPH09322807A JP H09322807 A JPH09322807 A JP H09322807A JP 16675196 A JP16675196 A JP 16675196A JP 16675196 A JP16675196 A JP 16675196A JP H09322807 A JPH09322807 A JP H09322807A
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JP
Japan
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outsole
clay
rubber
pts
weight
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Ceased
Application number
JP16675196A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sugitani
信 杉谷
Toshihiro Horii
利裕 堀井
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濡れた床面でのグリップ性(ウェットグリッ
プ性)が優れ、濡れた床面でも滑りにくい靴のアウトソ
ールを提供する。 【解決手段】 靴のアウトソールをジエン系ゴム100
重量部に対してカオリナイトを主成分とするクレーを1
0〜40重量部およびシランカプリング剤を0.1〜1
5重量部含有するゴム組成物の加硫成形体で構成する。
上記クレーは、600℃〜800℃で焼成したものが好
ましく、また、シランカップリング剤はあらかじめクレ
ーに処理しておくことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴のアウトソール
に関し、さらに詳しくは、特に濡れた床面でのグリップ
性(ウェットグリップ性)が優れ、濡れた床面でも滑り
にくい靴のアウトソールに関する。
【0002】
【従来の技術】靴の重要な特性一つとして防滑性が挙げ
られる。通常の乾いた地面では、アウトソール(すなわ
ち、靴底の地面と直接接触する部分)に設けているパタ
ーン(意匠)により、滑りにくくされていて、激しい運
動をする場合を除いては、滑って困るようなことはほと
んどない。
【0003】しかし、降雨時など、地面が濡れた状態で
はその特性が異なるため、通常の靴では滑りが生じるこ
とが多い。
【0004】これは、乾いているときに面が平滑であっ
た床において顕著であり、乾いているときは普通に歩行
できた所でも、靴か床が少し濡れているだけで、滑って
転び、けが(怪我)をしてしまうことさえある。このよ
うな濡れた床面での滑りの防止は、単に靴のアウトソー
ルに溝や凹凸を設けるだけでは限界がある。
【0005】また、濡れた床面での滑りの防止を考える
あまり、深すぎる溝や多数の凹凸などを設けると、乾い
ているときに床面との摩擦が強くなりすぎて歩きにくか
ったり、時には床面を傷めてしまうことがある。
【0006】上記のように濡れた状態でのグリップ性が
乾いた状態でのグリップ性と著しく異なるのは、靴のア
ウトソールと床面の間に生じる水膜が原因である。この
水膜が、靴のアウトソールと床面とが接触して生じる摩
擦力を減少させる。特に平滑な面では一様な水膜が生じ
るため、アウトソールの床面に対するグリップ性の変化
が大きくなる。
【0007】濡れた床面での滑りを抑制するには、この
水膜を除去してやれば良いと考えられる。そのための方
法として、これまでにも、アウトソールの材料を親水性
にして水を吸い上げてなくしてしまう、パターンにより
水切りを良くする、アウトソールの表面に微小の凹凸を
多数設けることなどが提案されてきたが、これらはいず
れも充分に満足し得るものとはいえなかった。
【0008】例えば、水を吸い上げる方法では、水の吸
水量に限界がある上に、靴が重くなるという問題があ
る。また、通常以上に溝や微小の凹凸を多数設けると、
乾いた地面での過度な防滑性が生じたり、耐久性が低下
するなどの問題が生じるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点を解決し、濡れた床面でのウェット
グリップ性が優れ、濡れた床面でも滑りにくい靴のアウ
トソールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、アウトソール
を撥水性にすることにより、アウトソールの表面から水
をはじき、アウトソールの表面に水膜を存在させなくす
ることによって、上記目的を達成したものである。
【0011】すなわち、本発明は、ジエン系ゴム100
重量部に対してカオリナイトを主成分とするクレーを1
0〜40重量部およびシランカップリング剤を0.1〜
15重量部含有するゴム組成物の加硫成形体でアウトソ
ールを構成することによって、アウトソール自体を撥水
性にしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記のように
クレーをジエン系ゴム100重量部に対して10〜40
重量部、好ましくは10〜30重量部含有させる。クレ
ーの含有量がジエン系ゴム100重量部に対して10重
量部より少ない場合は、アウトソールを撥水性にする効
果が充分に発現せず、したがって、ウェットグリップ性
が向上せず、またクレーの含有量がジエン系ゴム100
重量部に対して40重量部より多い場合は、引裂強さな
どが低下する。
【0013】本発明において用いるクレーとしては、カ
オリナイトを主成分とするものであれば特に限定される
ことはないが、600℃〜800℃で焼成したクレーが
好ましい。すなわち、カオリナイトを主成分とするクレ
ーは表面に親水基が表出していたり、結晶中に構造水を
含有している場合があるが、600℃〜800℃で焼成
することにより、構造水を失って疎水性が高くなり、ア
ウトソールに撥水性を付与する作用が向上する。しか
し、600℃未満の焼成では結晶中の構造水をとばすこ
とが困難であり、800℃を超えるとカオリナイトの結
晶構造が変化しやすくなり、カオリナイト本来の特性を
失ってしまうおそれがある。クレーの撥水性をさらに高
めるには、焼成後、シランカップリング剤で処理するこ
とが好ましい。
【0014】また、本発明においては、シランカップリ
ング剤をジエン系ゴム100重量部に対して0.1〜1
5重量部、好ましくは0.1〜0.8重量部含有させ
る。シランカップリング剤の含有量がジエン系ゴム10
0重量部に対して0.1重量部より少ない場合は、アウ
トソールを撥水性にする効果が充分に発現せず、また、
シランカップリング剤の含有量がジエン系ゴム100重
量部に対して15重量部より多い場合は、コストが高く
なる上に、加工性に問題が生じるようになる。
【0015】本発明において、シランカップリング剤と
しては、例えば、X3 SiR(式中、Xはアルコキシ基
または塩素原子を表し、Rはビニル基、グリシド基、メ
タクリル基、アミノ基、メルカプト基、エポキシ基また
はイミド基のいずれか1種を表す)で表されるシランカ
ップリング剤や、(Cn 2n+1O)3 −Si−(C
2 m −Sk −(CH2 m −Si−(Cn
2n+1O)3 (式中、nは1〜4の整数を表し、m、kは
それぞれ1〜6の整数を表す)で表されるシランカップ
リング剤などが好適に用いられる。
【0016】このようなシランカップリング剤の具体例
としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニル−トリ(2−メトキシエト
キシ)シラン、ビニルトリクロルシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テ
トラスルフェンなどが挙げられる。
【0017】上記のシランカップリング剤は、単独でゴ
ム組成物中に配合してもよいし、また、あらかじめクレ
ーに処理した状態で配合してもよいが、後者のあらかじ
めクレーに処理した状態で配合する方が好ましい。すな
わち、シランカップリング剤はゴム組成物中の無機質お
よび有機質と化学結合して無機質と有機質とを結び付け
る働きをするので、あらかじめクレーをシランカップリ
ング剤で処理した状態で配合すると、シランカップリン
グ剤を介してクレーの疎水性、撥水性効果が作用し、ゴ
ム組成物中の親水性部分を疎水性に変えて、アウトソー
ルに対して、より適切に撥水性を付与することができ
る。そして、アウトソールに撥水性が付与されると、ア
ウトソールと床面との間に介在する水膜のアウトソール
への付着が抑制されるとともに、アウトソールの表面に
付着した水滴が容易に除去される。その結果、アウトソ
ールと床面との実質的な接触面積が増大し、粘着摩擦力
が大きくなり、アウトソールのウェットグリップ性が向
上する。
【0018】本発明において、アウトソールを作製する
ためのゴム組成物の基材となるゴムとしては、例えば、
天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクロニトリル−
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムなどの
ジエン系ゴムが主として用いられる。ゴム組成物の調製
にあたって、これらのジエン系ゴムはそれぞれ単独で用
いてもよいし、また2種以上併用してもよい。
【0019】本発明においては、前記のようにクレーを
配合するが、一般にクレーを配合すると強度が低下する
傾向があるので、本発明のアウトソール用ゴム組成物に
は、さらに、カーボンブラックまたはシリカなどの補強
剤を配合することが好ましい。この場合、カーボンブラ
ックやシリカなどの補強剤の含有量(補強剤総量)とク
レーの含有量との合計量に対するクレーの含有率が15
〜80重量%となるようにすることが好ましい。なお、
補強剤総量としては、ジエン系ゴム100重量部に対し
て50〜90重量部とすることが好ましい。
【0020】本発明のアウトソール用ゴム組成物には、
必要に応じて、アウトソール用のゴム配合に通常用いら
れる配合剤、すなわち老化防止剤、軟化剤、亜鉛華、ス
テアリン酸、加硫促進剤、加硫剤、硫黄などを適宜配合
することができる。例えば、硫黄はジエン系ゴム100
重量部に対して0.5〜5重量部、促進剤はジエン系ゴ
ム100重量部に対して0.3〜5重量部、亜鉛華はジ
エン系ゴム100重量部に対して0.5〜5重量部の範
囲で配合することが好ましいが、この範囲をこえて配合
してもさしつかえない。
【0021】本発明のアウトソールは、硬度がJIS−
A硬度(JIS−A型硬度計で測定した硬度)で50〜
95であることが好ましい。アウトソールの硬度がJI
S−A硬度で50より低い場合は、アウトソールが軟ら
かすぎて不安定であり、また、アウトソールの硬度がJ
IS−A硬度で95より高い場合は、アウトソールが硬
すぎて履き心地が悪くなる。
【0022】アウトソールはその全体を上記クレーやシ
ランカップリング剤を含有するゴム組成物の加硫成形体
で構成すれば、その効果が最も顕著に発現するが、例え
ば爪先部、母指球部など、部分的に上記クレーやシラン
カップリング剤を含有するゴム組成物の加硫成形体で構
成してもその効果が得られる。
【0023】図1は本発明のアウトソールを用いた靴
(ただし、靴ひもは図示していない)の一例を示す側面
図であり、図中、1は靴本体部で、2はアウトソールで
あり、3はミッドソールである。
【0024】アウトソール2は、前述したように、靴底
の地面と直接接触する部分であり、このアウトソール2
は本発明の構成のもの(すなわち、クレーやシランカッ
プリング剤を含有するゴム組成物の加硫成形体からなる
もの)であるが、靴本体部1やミッドソール3は公知の
構成のものでもよい。また、ミッドソール3は必ずしも
必要でなく、靴本体部1にアウトソールを直接接着して
もよい。
【0025】本発明においては、上記アウトソール2を
特に濡れた床面でのグリップ性の優れたものとし、この
アウトソール2を用いた靴が濡れた床面でも滑りにくく
なるようにしたものであるが、本発明において、特に濡
れた床面でのグリップ性を対象としているのは、濡れた
床面が特に滑りやすいからであり、本発明のアウトソー
ルが濡れた床面以外の濡れた路面などに対してもグリッ
プ性が優れていることはいうまでもない。
【0026】本発明のアウトソールは、特にスポーツシ
ューズ(例えば、ランニングシューズ、トレーニングシ
ューズなど)やゴルフ用のスパイクレスシューズ、ウィ
ンターシューズなどに使用するのに適しているが、それ
ら靴のみに限られることはない。
【0027】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例に限定さ
れるものではない。
【0028】実施例1〜7および比較例1〜4 表1〜表3に示す組成のアウトソール用ゴム組成物を調
製した。表中の配合量は重量部であり、また、表中に記
号で表示したものや総称名で表示したものについては表
3の後にその詳細を示す。
【0029】得られたゴム組成物をアウトソール用金型
に充填し、160℃で10分間加硫成形して、アウトソ
ールを作製し、得られたアウトソールの接触角、摩擦係
数および引裂強さを測定した。その結果をアウトソール
用ゴム組成物の組成と共に表1〜表3に示す。ただし、
表中への表示にあたって、それらはいずれも比較例1を
100とした指数で示す。これらの接触角、摩擦係数、
引裂強さの測定方法は次の通りである。
【0030】接触角:接触角とは、図2に示すように、
ゴム11の表面に水滴12が付着した状態において、ゴ
ム11と水滴12との境界が接する角度(θ)をいい、
ゴムに対する水の濡れやすさを表す。接触角が大きいほ
ど、濡れにくく、ゴムの撥水性が優れていることを示
す。
【0031】接触角は、各ゴム組成物から前記アウトソ
ールの加硫条件と同じ条件下で加硫成形して厚さ2mm
のシートを作製し、そのシートについて、図3に示す装
置システムにより、前進時、後退時について各々接触角
の余弦(cos)を計測し、下式により接触角を求め
る。式中、θaは前進時の接触角であり、θrは後退時
の接触角である。 cosθ=1/2×(cosθa+cosθr)
【0032】前述したように、接触角は比較例1の接触
角を100とした指数で示す。その指数が大きいほど、
接触角が大きく、撥水性が優れていることを示す。
【0033】摩擦係数:アウトソールに2kgのおもり
(錘)をのせ、水でぬれた平滑面を滑らせた時の動摩擦
係数を測定する。この摩擦係数についても比較例1の摩
擦係数を100として指数で示す。そして、この摩擦係
数が大きいほど、滑りにくく、ウェットグリップ性が優
れていて、濡れた床面でも滑りにくいことを示す。
【0034】引裂強さ:JIS−K−6301に規定さ
れる引裂き試験方法により測定する。指数が大きいほど
耐破壊特性が優れていることを示す。試験片の形状はB
型である。なお、試験片は、アウトソールとは別にゴム
組成物を160℃で10分間加硫成形して、厚さ2mm
のシートを作製し、そのシートから試験片を採取したも
のである。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】NR:天然ゴム、RSS3号を使用 BR:ブタジエンゴム、日本合成ゴム製のJSR BR
−11(商品名)を使用 クレー(1):白石カルシウム製のNo.80(カオリ
ナイト主成分クレー)を使用、シランカップリング剤に
よる前処理なし クレー(2):白石カルシウム製のNo.80(カオリ
ナイト主成分クレー)をあらかじめシランカップリング
剤で処理したものを使用 クレー(3):白石カルシウム製のアイスキャップK
(商品名、焼成700℃)をあらかじめシランカップリ
ング剤で処理したものを使用カーボンブラック:新日鉄
化学製のニテロン55(商品名)を使用 シランカップリング剤:テグサ製のSi69〔商品名、
ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフ
ェン〕を使用 老化防止剤:大内新興化学工業製のノクラック200
(商品名)を使用 加硫促進剤:大内新興化学工業製のノクセラーNS(商
品名)を使用
【0039】前記表1〜表2に示す実施例1〜7の特性
と表3に示す比較例1〜4の特性との対比から明らかな
ように、クレーを10〜40重量部の範囲で含有し、か
つシランカップリング剤を0.1〜15重量部の範囲で
含有する実施例1〜7は、比較例1〜4に比べて、摩擦
係数が高く、ウェットグリップ性が優れていた。すなわ
ち、実施例1〜7は、濡れた床面でのグリップ性が優
れ、濡れた床面でも滑りにくいことが明らかであった。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
濡れた床面でのグリップ性が優れ、濡れた床面でも滑り
にくい靴のアウトソールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウトソールを用いた靴の一例を示す
側面図である。
【図2】接触角を説明するための図である。
【図3】接触角の測定に用いた装置システムを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 靴本体部 2 アウトソール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】NR:天然ゴム、RSS3号を使用 BR:ブタジエンゴム、日本合成ゴム製のJSR BR
−11(商品名)を使用 クレー(1):白石カルシウム製のNo.80(カオリ
ナイト主成分クレー)を使用、シランカップリング剤に
よる前処理なし クレー(2):白石カルシウム製のNo.80(カオリ
ナイト主成分クレー)をあらかじめシランカップリング
剤で処理したものを使用 クレー(3):白石カルシウム製のアイスキャップK
(商品名、焼成700℃)をあらかじめシランカップリ
ング剤で処理したものを使 ーボンブラック:新日鉄化学製のニテロン55(商品
名)を使用 シランカップリング剤:テグサ製のSi69〔商品名、
ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフ
ェン〕を使用 老化防止剤:大内新興化学工業製のノクラック200
(商品名)を使用 加硫促進剤:大内新興化学工業製のノクセラーNS(商
品名)を使用

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジエン系ゴム100重量部に対して、カ
    オリナイトを主成分とするクレーを10〜40重量部お
    よびシランカップリング剤を0.1〜15重量部含有す
    るゴム組成物の加硫成形体からなることを特徴とする靴
    のアウトソール。
  2. 【請求項2】 クレーが、600℃〜800℃で焼成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載の靴のア
    ウトソール。
  3. 【請求項3】 シランカップリング剤が、あらかじめク
    レーに処理しておいたものであることを特徴とする請求
    項1または2記載の靴のアウトソール。
JP16675196A 1996-06-05 1996-06-05 靴のアウトソール Ceased JPH09322807A (ja)

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JP16675196A JPH09322807A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 靴のアウトソール
TW085109718A TW336886B (en) 1996-06-05 1996-08-10 Outsole of the shoes
CNB961115289A CN1157131C (zh) 1996-06-05 1996-08-22 鞋底

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852786B2 (en) 2000-03-24 2005-02-08 Sud-Chemie Ag Rubber mixture that can be cross-linked by sulfur, method for the production thereof, and cross-linked rubber mixtures and shaped bodies that can be obtained therefrom

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6852786B2 (en) 2000-03-24 2005-02-08 Sud-Chemie Ag Rubber mixture that can be cross-linked by sulfur, method for the production thereof, and cross-linked rubber mixtures and shaped bodies that can be obtained therefrom

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