JPH09322582A - 可変速揚水システムの励磁制御装置 - Google Patents

可変速揚水システムの励磁制御装置

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JPH09322582A
JPH09322582A JP8140448A JP14044896A JPH09322582A JP H09322582 A JPH09322582 A JP H09322582A JP 8140448 A JP8140448 A JP 8140448A JP 14044896 A JP14044896 A JP 14044896A JP H09322582 A JPH09322582 A JP H09322582A
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voltage
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generator
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Shinji Shirochi
慎司 城地
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変速揚水システムの励磁制御装置におい
て、可能な限り有効分励磁出力を行うことができ、有効
分励磁出力ができない場合には、無効分出力のみを行
い、発電電動機の1次側出力を確保する。 【解決手段】 変換器用変圧器の2次電圧をコンバータ
により直流に変換し、そのコンバータの直流出力をイン
バータにより交流に変換して、発電電動機の2次側回路
を励磁し、発電電動機の1次側回路を主変圧器を介して
巻線型誘導機に接続し、主変圧器と発電電動機の1次側
回路との間に遮断器を介装し、コンバータとインバータ
の出力交流電圧、電流及び周波数をインバータ制御装置
により制御し、またコンバータの出力交流電圧、電流、
周波数及び直流電圧をコンバータ制御装置により制御し
て、系統事故発生時に、インバータの有効電力をインバ
ータ有効電力制御手段により強制的に変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水力発電用可変
揚水システムにおける発電電動機の励磁制御を行う励磁
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の水力発電用可変揚水シス
テムの励磁制御装置の全体構成を示し、図7はその制御
部の回路構成を示すブロック図である。図6において、
符号1は発電電動機、4はこの発電電動機1の2次側に
接続されるインバータ、3はこのインバータ4の直流回
路に接続されるコンバータ、5はコンバータ3及びイン
バータ4の中間回路に接続される直流コンデンサ、2は
コンバータ3に接続される励磁変圧器、6は発電電動機
1の1次側に接続される遮断器、7は遮断器6と電力系
統を接続する主変圧器、9はコンバータ3を制御するコ
ンバータ制御回路9aとインバータ4を制御するインバ
ータ制御回路9bとからなる制御装置である。
【0003】また、符号13は主変圧器7の2次側に接
続される電圧検出器(PT)、10は電圧検出器13に
接続される位相検出器(θc)、11は発電電動機1の
回転子に接続される回転角検出器(θr)、8はコンバ
ータ3と励磁変圧器2とを接続する電力ケーブルに設置
される電流検出器(CT)、12はインバータ4と発電
電動機1を接続している電力ケーブルに設置される電流
検出器、14は直流コンデンサ5の両端に接続される電
圧検出器(PT)である。
【0004】図7のコンバータ制御回路9aにおいて、
9a−1は電流検出器8の出力側に接続される3φ/2
φ変換器、9a−6は3φ/2φ変換器9a−1のq軸
(有効軸)出力に接続される減算器、9a−2は減算器
9a−6の出力側に接続されるiq制御器、9a−7は
3φ/2φ変換器9a−1のd軸(無効軸)出力に接続
される減算器、9a−3は減算器9a−7に接続される
id制御器、9a−8は電圧検出器14の出力側に接続
される減算器、9a−5は減算器9a−8に接続される
Ed制御器、9a−9はiq制御器9a−2及びid制
御器9a−3の出力側及び位相検出器10に接続される
2φ/3φ変換器、9a−4は2φ/3φ変換器9a−
9の出力側に接続されるパルス幅変調(PWM)装置で
ある。
【0005】図7のインバータ制御回路9bにおいて、
9b−1は電流検出器12の出力に接続される3φ/2
φ変換器、9b−6は3φ/2φ変換器9b−1のq軸
出力に接続される減算器、9b−2は減算器9b−6に
接続されるiq制御器、9b−4はiq制御器9b−2
の出力に接続される2φ/3φ変換器、9b−7は3φ
/2φ変換器9b−1のd軸出力に接続される減算器、
9b−3は減算器9b−7の出力に接続されるid制御
器、9b−8は位相検出器11と位相検出器10との差
を演算する減算器である。
【0006】次に上記従来例の動作について説明する。
電力系統に接続された主変圧器7により変圧された系統
電圧Veを励磁変圧器2によってさらに変圧して、コン
バータ3へ入力する。この交流電圧Vcをコンバータ3
により直流電圧Edに変換し、インバータ4により再び
交流電圧VIに変換して発電電動機1の2次回路に供給
し、発電電動機1を励磁する。このインバータ3の制御
は、電流検出器8により検出した励磁変圧器2の出力電
流Icfb、電圧検出器13で検出した主変圧器7の出
力電圧Ve、電圧検出器14で検出した直流コンデンサ
5の両端間の電圧Ed、位相検出回路10により検出し
た系統位相θeの各信号により、コンバータ制御回路9
aにより直流電圧制御及びコンバータ電流制御を行う。
【0007】また、インバータ4の制御は、電流検出器
12により検出した発電電動機1の二次側電圧Iif
b、電圧検出器13で検出した主変圧器7の出力電圧V
e、電圧検出器14により検出した主変圧器7の出力電
圧Ed、位相検出器10により検出した系統位相θe、
位相検出器11により検出した発電電動機1のロータ角
θr及び上位コントローラにより与えられるq軸電流指
令Iiqref及びd軸電流指令Iidrefによりイ
ンバータ電流制御を行う。コンバータ制御回路9a及び
インバータ制御回路9bによる制御の詳細は図7に示さ
れているが、制御方式については、既知の技術であるの
でその詳細な説明は省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変速揚水シス
テムは以上のように構成されているので、系統事故発生
時の系統電圧が低下した場合に、主変圧器7に対する過
電流になりやすく、ゲートブロック等により変換器9a
−4、9b−4を停止させることが必要である。また、
変換器9a−4、9b−4を停止した場合、発電電動機
1の2次回路が励磁されず、発電発動機1の1次側電圧
が低下して、事故時の電力系統の無効電力を大きく変動
させ、さらには発電電動機1の1次側を切り離す遮断器
6に、直流電流が流れて遮断できないという問題点があ
った。
【0009】この発明は上記したような問題点を解決す
るためになされたもので、可能な限り有効分励磁出力を
行うことができる可変速揚水システムの励磁制御装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】また、この発明の他の目的は、有効分励磁
出力ができない場合、無効分出力のみを行い、発電電動
機の1次側出力を確保し得る可変速揚水システムの励磁
制御装置を提供することである。
【0011】この発明のさらに他の目的は、励磁装置自
体のうちに高速且つ精度のよい発電電動機1次側電圧の
制御機能を有し、系統事故発生時に、発電電動機の1次
側電圧を安定化することができる可変速揚水システムの
励磁制御装置を提供することである。
【0012】この発明の別の目的は、コンバータが過電
流等で停止した場合でも、インバータ側だけで変換器直
流電圧制御も実行できる可変速揚水システムの励磁制御
装置を提供することである。
【0013】この発明のさらに別の目的は、インバータ
が過電流等で停止した場合でも、コンバータ側だけで系
統電圧の安定化を図ることができる可変速揚水システム
の励磁制御装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る発電電動機の励磁制御装置は、発電電動機と、前記発
電電動機の1次側回路を電力系統に接続する主変圧器
と、前記主変圧器と前記発電電動機の1次側回路との間
に介装される遮断器と、前記主変圧器の2次側に接続さ
れた励磁変圧器と、前記励磁変圧器の2次側に接続され
てその2次電圧を直流に変換するコンバータと、前記コ
ンバータにより変換された直流を交流に変換して、前記
発電電動機の2次側回路に供給するインバータと、前記
コンバータ及び前記インバータの出力交流電圧、電流及
び周波数を制御するインバータ制御回路と、前記コンバ
ータの出力交流電圧、電流、周波数及び直流電圧制御を
行うためのコンバータ制御回路と、系統事故発生時に、
前記インバータの有効電力を強制的に変更制御するイン
バータ有効電力制御手段と、を備えるものである。
【0015】この発明の請求項2に係る発電電動機の励
磁制御装置は、前記インバータ有効電力制御手段が、系
統事故発生時に、前記インバータの有効電力を瞬時に零
に制御するように構成される。
【0016】この発明の請求項3に係る発電電動機の励
磁制御装置は、前記インバータ制御回路が、前記発電電
動機の1次側交流電圧を制御する交流電圧制御手段を備
えるものである。
【0017】この発明の請求項4に係る発電電動機の励
磁制御装置は、前記インバータ制御回路が、前記コンバ
ータ停止時に、前記発電電動機の2次側直流電圧を制御
する直流電圧制御手段を備えるものである。
【0018】この発明の請求項5に係る発電電動機の励
磁制御装置は、前記コンバータ制御回路が、前記インバ
ータの停止時に、前記発電電動機の1次側交流電圧を制
御する交流電圧制御手段を備えるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して説明する。
【0020】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1による可変速揚水システムを表す構成図である。こ
の図において、図6及び図7の上記従来例と同様の構成
要素には同一符号を付して説明する。以下において、上
記従来例と相違する部分についてのみ説明する。
【0021】図1において、符号9b−10は、図7に
おいて説明したインバータ制御回路9bに新しく追加し
た機能を有する切替回路で、この切替回路9b−10は
減算器9b−6に接続され、該減算器9b−6へ供給さ
れる上位コントローラからのIiqref信号と内部の
Iiqref’信号とを切り替えるものである。切替回
路9b−10は、系統事故発生時に、前記インバータの
有効電力を強制的に変更制御するインバータ有効電力制
御手段を構成する。
【0022】次に、この実施の形態1の動作について説
明する。この実施の形態1の動作は上述した従来例の動
作と略同様であるが、次の点で異なっている。すなわ
ち、系統事故発生時、発電電動機1の2次回路に過大な
電流を供給する必要が生じた場合、切替回路9b−10
を1次側から2次側に切り替え、上位コントローラから
のインバータ出力電流基準値Iiqrefに代えて、そ
れよりも小さなインバータ出力電流基準値Iiqre
f’を減算器9b−7へ供給してインバータ4を制御す
る。
【0023】この実施の形態1では、インバータ4の電
流基準値Iiqrefを適切に低減できる電流基準値I
iqref’に切り替えることのできる切替器9b−1
0を追加したので、系統事故時には、切替器9b−10
によりインバータ4の電流基準値をIiqrefからI
iqref’に切り替えることにより、過電流によるコ
ンバータ3の停止確率を減らすことができる。
【0024】実施の形態2.上記実施の形態1では、切
替器9b−10によりインバータ4の電流基準値をコン
バータ3が過電流とならないように減ずる場合について
説明したが、実施の形態2では、図2に示すように、切
替器9b−10により有効電流基準値を、上位コントロ
ーラからの指令値Iiqrefと零との間で切り替えら
れるようにしたものである。この実施の形態では、切替
器9b−10により、Iiqref=0と高速に切り替
えることが可能になり、系統事故の形態が過大な変動で
あった場合でも、コンバータ3を停止させずに運転が可
能になる。これにより、発電電動機1の2次回路の無効
分励磁の継続が可能になり、系統事故時の発電電動機1
の1次電圧を安定に制御することができる。
【0025】実施の形態3.上記実施の形態2では、切
替器9b−10により、系統事故発生時に、インバータ
4の有効分出力を高速に零にする場合について述べた
が、この実施の形態3では、インバータ制御回路9b
は、発電電動機1の1次側交流電圧を制御する交流電圧
制御手段9b−12を備えるものである。すなわち、図
3に示すように、減算器9b−7に切替器9b−11を
接続し、減算器9b−7に入力される無効電流基準値
を、系統電圧Veと目標値Verefによる交流電圧制
御手段9b−12の出力に切り替えられるようにしたも
のである。すなわち、この実施の形態3では、交流電圧
制御手段9b−12は、系統電圧Veと電圧目標値Ve
refとを入力して、電圧目標値Verefから系統電
圧Veを減算して出力する減算器9b−12−2と、そ
の減算器9b−12−2の出力に基づいて、適切な無効
電流基準値の制御指令値を出力する交流電圧制御回路9
b−12−1とから構成される。切替器9b−11は、
上位コントローラにより与えられるd軸電流指令値Ii
drefと制御回路9b−12から出力される無効電流
基準値とを切り替える。
【0026】この実施の形態3によれば、系統事故発生
時には、切替器9b−11により、上位コントローラに
より与えられるd軸電流指令値Iidrefを交流電圧
制御手段9b−12の出力に切り替えることにより、発
電電動機1の1次電圧を安定、高速、且つ確実に制御す
ることができる。
【0027】尚、この実施の形態の上記以外の構成、作
用は前記実施の形態2と同様であるが、必要に応じて、
切替器9b−10は省略してもよい。
【0028】実施の形態4.上記実施の形態3では、実
施の形態2に交流電圧制御回路9b−12を設けた場合
について説明したが、実施の形態4では、インバータ制
御回路9bは、コンバータ停止時に、発電電動機1の2
次側直流電圧を制御する直流電圧制御手段9b−13を
備えるものである。図4に示すように、切替器9b−1
0の第2端子t2に直流電圧制御手段9b−13の出力
を入力する。直流電圧制御手段9b−13は、主変圧器
7の出力電圧Edと電圧目標値Edrefとを入力され
て電圧目標値Edrefから主変圧器出力電圧Edを減
算した値を出力する減算器9b−13−2と、その減算
器9b−13−2の出力に基づいて適正な直流電圧指令
値を出力する直流電圧制御回路9b−13−1とから構
成される。
【0029】このような構成により、コンバータ制御回
路9aのコンバータ停止制御回路9a−10が動作し、
コンバータ制御回路9aのパルス幅変調(PWM)装置
9a−4に、ゲートブロック信号GBが出力されて、コ
ンバータ3が停止して直流制御機能を失った場合でも、
インバータ4のみで主変圧器7の出力電圧Edを安定に
制御することができるため、発電電動機1の1次側電圧
を安定に保つことができる。
【0030】尚、この実施の形態4の上記以外の構成、
作用は前記実施の形態3と同様であるが、必要に応じ
て、切替器9b−10及び交流電流制御手段9b−12
の一方あるいは双方を省略してもよい。
【0031】実施の形態5.上記実施の形態4では、コ
ンバータ3が停止した場合の発電電動機1の1次側電圧
の安定制御について述べたが、実施の形態5では、コン
バータ制御回路9aは、インバータ4の停止時に、発電
電動機1の1次側交流電圧を制御する交流電圧制御手段
9a−11を備えるものである。図5に示すように、コ
ンバータ制御回路9aの減算器9a−7に、コンバータ
3の無効電流基準値Idrefの切替回路9a−12を
接続し、この切替回路9a−12の第1端子t1には、
上位コントローラにより与えられる無効電流基準値Id
refが入力され、第2端子t2には、切り替えられて
入力される新たな無効電流基準値としての交流電圧制御
手段9a−11の出力が接続される。交流電圧制御手段
9a−11は、系統電圧Veと電圧目標値Verefと
を入力して、電圧目標値Verefから系統電圧Veを
減算して出力する減算器9b−11−2と、その減算器
9b−11−2の出力に基づいて適正な交流電圧指令値
を出力する交流電圧制御回路9b−11−1とから構成
される。
【0032】このような構成により、インバータ制御回
路9bのインバータ停止制御回路9b−11が動作し
て、インバータ制御回路9bのパルス幅変調(PWM)
装置9b−4に、ゲートブロック信号GBが出力され
て、インバータ4が停止して交流制御機能を失った場合
でも、コンバータ3のみで主変圧器7の出力電圧Edを
安定に制御することができるため、発電電動機1の1次
側電圧を安定に保つことができる。
【0033】この実施の形態5の上記以外の構成、作用
は、図7に示される前記従来例と同様であるが、必要に
応じて、図1乃至4に示される前記実施の形態1乃至4
と同様に、インバータ制御回路9bが、切替器9b−1
0、交流電圧制御手段9b−12及び直流電圧制御手段
9b−13の何れか1つ、あるいは2つ、あるいは全て
を備えるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、系統事故発生時に、インバータ有効電力制御手段に
よりインバータ4の有効電力を強制的に変更制御するこ
とにより、すなわち、切替器9b−10によりインバー
タ4の電流基準値Iiqrefをより低い電流基準値I
iqref’に切り替えることにより、過電流によるコ
ンバータ3の停止確率を減らすことができる。
【0035】請求項2の発明によれば、インバータ有効
電力制御手段によりインバータ4の電流基準値Iiqr
efを零に高速に切り替えることが可能になり、系統事
故の形態が過大な変動であった場合でも、コンバータ3
を停止させずに運転が可能になる。これにより、発電電
動機1の2次回路の無効分励磁の継続が可能になり、系
統事故時の発電電動機1の1次電圧を安定に制御するこ
とができる。
【0036】請求項3の発明によれば、系統事故発生時
には、インバータ制御回路9bの交流電圧制御手段9b
−12により発電電動機1の1次側交流電圧を制御する
ことにより、すなわち、切替器9b−11により、上位
コントローラにより与えられるd軸電流指令値Iidr
efを交流電圧制御手段9b−12の出力に切り替える
ことにより、発電電動機1の1次電圧を安定、高速、且
つ確実に制御することができる。
【0037】請求項4の発明によれば、コンバータ3が
停止して直流制御機能を失った場合でも、インバータ制
御回路9bの直流電圧制御手段9b−13により発電電
動機1の2次側直流電圧を制御することにより、インバ
ータ4のみで主変圧器7の出力電圧Edを安定に制御す
ることができるため、発電電動機1の1次側電圧を安定
に保つことができる。
【0038】請求項5の発明によれば、インバータ4が
停止して交流制御機能を失った場合でも、コンバータ制
御回路9aの交流電圧制御手段9a−11により発電電
動機1の1次側交流電圧を制御することにより、コンバ
ータ3のみで主変圧器7の出力電圧Edを安定に制御す
ることができるため、発電電動機1の1次側電圧を安定
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図6】 従来の可変速揚水システムの回路構成を示す
ブロック図である。
【図7】 従来の励磁装置制御回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 発電電動機、2 励磁変圧器、3 コンバータ、4
インバータ、5 直流コンデンサ、6 遮断器、7
主変圧器、8 電流検出器、9 制御装置、9a コン
バータ制御回路、9a−11 交流電圧制御手段、9b
インバータ制御回路、9b−10 インバータ有効電
力制御手段としての切替器、9bー12交流電圧制御手
段、9b−13 直流電圧制御手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 21/00 H02P 9/14 B 9/14 5/408 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電電動機と、 前記発電電動機の1次側回路を電力系統に接続する主変
    圧器と、 前記主変圧器と前記発電電動機の1次側回路との間に介
    装される遮断器と、 前記主変圧器の2次側に接続された励磁変圧器と、 前記励磁変圧器の2次側に接続されてその2次電圧を直
    流に変換するコンバータと、 前記コンバータにより変換された直流を交流に変換し
    て、前記発電電動機の2次側回路に供給するインバータ
    と、 前記コンバータ及び前記インバータの出力交流電圧、電
    流及び周波数を制御するインバータ制御回路と、 前記コンバータの出力交流電圧、電流、周波数及び直流
    電圧制御を行うためのコンバータ制御回路と、 系統事故発生時に、前記インバータの有効電力を強制的
    に変更制御するインバータ有効電力制御手段と、 を備えたことを特徴とする発電電動機の励磁制御装置。
  2. 【請求項2】 前記インバータ有効電力制御手段は、系
    統事故発生時に、前記インバータの有効電力を瞬時に零
    に制御することを特徴とする請求項1記載の発電電動機
    の励磁制御装置。
  3. 【請求項3】 前記インバータ制御回路は、前記発電電
    動機の1次側交流電圧を制御する交流電圧制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1又は2記載の発電電動機
    の励磁制御装置。
  4. 【請求項4】 前記インバータ制御回路は、前記コンバ
    ータ停止時に、前記発電電動機の2次側直流電圧を制御
    する直流電圧制御手段を備えることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の発電電動機の励磁制御装置。
  5. 【請求項5】 前記コンバータ制御回路は、前記インバ
    ータの停止時に、前記発電電動機の1次側交流電圧を制
    御する交流電圧制御手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の発電電動機の励磁制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228500A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Meidensha Corp 巻線形誘導発電機のベクトル制御装置
CN104393806A (zh) * 2014-12-22 2015-03-04 株洲南车时代电气股份有限公司 一种励磁模块及励磁系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008228500A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Meidensha Corp 巻線形誘導発電機のベクトル制御装置
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