JPH04165992A - 同期調相機の運転制御装置 - Google Patents
同期調相機の運転制御装置Info
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- JPH04165992A JPH04165992A JP2290734A JP29073490A JPH04165992A JP H04165992 A JPH04165992 A JP H04165992A JP 2290734 A JP2290734 A JP 2290734A JP 29073490 A JP29073490 A JP 29073490A JP H04165992 A JPH04165992 A JP H04165992A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、静止形の可変周波数可変電圧の始動装置を用
いて同期調相機を′電力系統に併入する同期調相機の運
転制御装置に関する。
いて同期調相機を′電力系統に併入する同期調相機の運
転制御装置に関する。
(従来の技術)
一般に同期調相機は電力系統の無効電力を調整するもの
である。この同期調相機を電力系統に併入するには、同
期調相機を同期速度まで立ち」−げ、その後に電力系統
に併入するようにしている。
である。この同期調相機を電力系統に併入するには、同
期調相機を同期速度まで立ち」−げ、その後に電力系統
に併入するようにしている。
第4図はその単線結線図であり、同期調相機1は電力系
統2に主変圧器3および並列用遮断器4を介して併入さ
れる。励磁装置5は界磁遮断器6を介して同期調相機1
を励磁するものであり、励磁装置用の電源遮断器7を介
して補助電源変圧器13からの電源を供給すると共に、
電源遮断器8を介して励磁変圧器9からの電源を供給す
る。
統2に主変圧器3および並列用遮断器4を介して併入さ
れる。励磁装置5は界磁遮断器6を介して同期調相機1
を励磁するものであり、励磁装置用の電源遮断器7を介
して補助電源変圧器13からの電源を供給すると共に、
電源遮断器8を介して励磁変圧器9からの電源を供給す
る。
静止形可変周波数可変電圧の始動装置10は、順変換器
10A、逆変換器10Bからなり、出力側遮断器11を
介して始動用変圧器12からの電源を供給し、同期調相
機1を停止状態から同期速度まで立ち上げる。そして、
自動同期装置16は同期調相機1側の電圧を計器用変圧
器14で検出し、また電力系統2側の電圧を計器用変圧
器15で検出して同期調相機1を電力系統2に併入する
。
10A、逆変換器10Bからなり、出力側遮断器11を
介して始動用変圧器12からの電源を供給し、同期調相
機1を停止状態から同期速度まで立ち上げる。そして、
自動同期装置16は同期調相機1側の電圧を計器用変圧
器14で検出し、また電力系統2側の電圧を計器用変圧
器15で検出して同期調相機1を電力系統2に併入する
。
いま、同期調相機1の運転の指令が来ると、始動装置1
0の出力側遮断器11、界磁遮断器6、電源遮断器7が
閉成される。これにより励磁装置5が動作し、第5図に
示すように同期調相機1の界磁に一定の界磁電流23を
流す。この状態で始動装置10の順変換器1.OAおよ
び逆変換器10Bに同期調相機1の回転子位置に合った
ゲート信号が与えられ、同期調相機1の固定子に三相の
回転磁界が発生し、回転子は停止状態から加速する。そ
して、同期調相機1の回転子の回転速度22が定格速度
の10%位なると、同期調相機1の固定子に起電力が発
生し端子電圧21が発生するので、この端子電圧21を
基準として始動装置10のゲート制御を行い同期調相機
1を定格回転速度まで加速する。同期調相機1の回転速
度22が定格回転数の約90%になった時電源遮断器7
を開路し、電源遮断器8を閉路して、励磁装置5への電
源を同期調相機1の出力電圧を励磁変圧器9を介して供
給する。これと同様に励磁装置5の出力電流を同期調相
機1の端子電圧21が定格電圧になるように励磁装置5
を制御する。
0の出力側遮断器11、界磁遮断器6、電源遮断器7が
閉成される。これにより励磁装置5が動作し、第5図に
示すように同期調相機1の界磁に一定の界磁電流23を
流す。この状態で始動装置10の順変換器1.OAおよ
び逆変換器10Bに同期調相機1の回転子位置に合った
ゲート信号が与えられ、同期調相機1の固定子に三相の
回転磁界が発生し、回転子は停止状態から加速する。そ
して、同期調相機1の回転子の回転速度22が定格速度
の10%位なると、同期調相機1の固定子に起電力が発
生し端子電圧21が発生するので、この端子電圧21を
基準として始動装置10のゲート制御を行い同期調相機
1を定格回転速度まで加速する。同期調相機1の回転速
度22が定格回転数の約90%になった時電源遮断器7
を開路し、電源遮断器8を閉路して、励磁装置5への電
源を同期調相機1の出力電圧を励磁変圧器9を介して供
給する。これと同様に励磁装置5の出力電流を同期調相
機1の端子電圧21が定格電圧になるように励磁装置5
を制御する。
同期調相機1の端子電圧21と回転速度22がほぼ定格
になると、自動同期装置16が動作し、電力系統2の電
圧と同期調相機1の電圧が計器用変成器14゜15を介
して自動同期装置16に入力されているので、自動同期
装置16により電力系統2と同期調相機1の周波数差と
電圧差が検出され、周波数差がなくなるように始動装置
10の逆変換器10Bのゲート制御が行われる。また電
圧差がなくなるように励磁装置5により界磁電流の調整
制御が行われる。
になると、自動同期装置16が動作し、電力系統2の電
圧と同期調相機1の電圧が計器用変成器14゜15を介
して自動同期装置16に入力されているので、自動同期
装置16により電力系統2と同期調相機1の周波数差と
電圧差が検出され、周波数差がなくなるように始動装置
10の逆変換器10Bのゲート制御が行われる。また電
圧差がなくなるように励磁装置5により界磁電流の調整
制御が行われる。
電力系統2の電圧と同期調相機1の電圧とが同期(電力
系統2と同期調相機1の電圧、周波数および位相が一致
したこと)すると、自動同期装置16がこれを検出し、
並列用遮断器4に閉信号を出すと同時に、始動装置10
にゲート制御を中止する信号を出し、始動装置出力側遮
断器11を開路する。
系統2と同期調相機1の電圧、周波数および位相が一致
したこと)すると、自動同期装置16がこれを検出し、
並列用遮断器4に閉信号を出すと同時に、始動装置10
にゲート制御を中止する信号を出し、始動装置出力側遮
断器11を開路する。
同期調相機1が電力系統2と並列状態になると、励磁装
置5が制御され同期調相機1の端子電圧が変化し、調相
運転が行われる。
置5が制御され同期調相機1の端子電圧が変化し、調相
運転が行われる。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、このような従来の同期調相機の始動並入制御
装置には下記の問題点がある。
装置には下記の問題点がある。
(1)同期調相機1の定格電圧と同一の出力電圧を持つ
始動装置10により同期調相機1を始動するため、始動
装置10を構成する順変換器10A及び逆変換器10B
は多数の整流素子を直列接続とし、必要な出力電圧を得
られなければならず、また絶縁に必要な対地間との距曜
も大きくとる必要がある。従って、始動装置10が大型
となり、同期調相機設備のためのスペースも膨大なもの
となり用地の確保が困難である。
始動装置10により同期調相機1を始動するため、始動
装置10を構成する順変換器10A及び逆変換器10B
は多数の整流素子を直列接続とし、必要な出力電圧を得
られなければならず、また絶縁に必要な対地間との距曜
も大きくとる必要がある。従って、始動装置10が大型
となり、同期調相機設備のためのスペースも膨大なもの
となり用地の確保が困難である。
(2)同期調相機1の始動時に必要な励磁装置5の電源
を同期調相機1の端子電圧以外すなわち補助電源変圧器
13から供給する必要があるがこの電源の容量も同期調
相機lが定格速度で定格電圧を発生させるに必要な界磁
電流を確保しなければならず、補助電源変圧器13や電
源遮断器7が大型となってしまう。
を同期調相機1の端子電圧以外すなわち補助電源変圧器
13から供給する必要があるがこの電源の容量も同期調
相機lが定格速度で定格電圧を発生させるに必要な界磁
電流を確保しなければならず、補助電源変圧器13や電
源遮断器7が大型となってしまう。
(3)同期調相機1の始動に必要な容量は、同期調相機
1は反抗トルク(同期調相機1が定格回転で回っている
ときの損失)が小さいので、同期調相機1と同一の定格
電圧の始動装置10とすると、始動装置10の出力電流
が小さいものとなる。このことから、整流素子の電流利
用率も小さなものとなり、直列接続での整流素子のゲー
ト制御が困難となる。
1は反抗トルク(同期調相機1が定格回転で回っている
ときの損失)が小さいので、同期調相機1と同一の定格
電圧の始動装置10とすると、始動装置10の出力電流
が小さいものとなる。このことから、整流素子の電流利
用率も小さなものとなり、直列接続での整流素子のゲー
ト制御が困難となる。
そこで、本発明は電力消費地である都市部に設置される
同期調相機設備の設置スペースを極力少なくするように
すべく、始動装置を構成する整流素子の電流利用率を上
げ、制御装置の小型化を図ることを目的とするものであ
る。
同期調相機設備の設置スペースを極力少なくするように
すべく、始動装置を構成する整流素子の電流利用率を上
げ、制御装置の小型化を図ることを目的とするものであ
る。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、始動装置により同期調相機を定格電圧以下の
低減電圧で同期速度以上に加速する加速手段と、始動装
置を同期調相機から切り離す切離し手段と、励磁装置に
より同期調相機を定格電圧に立上げる立上げ手段と、同
期調相機と電力系統の電圧の位相が一致したときに同期
調相機を電力系統に並入する同期検出装置とを備えたこ
とを特徴とする。
低減電圧で同期速度以上に加速する加速手段と、始動装
置を同期調相機から切り離す切離し手段と、励磁装置に
より同期調相機を定格電圧に立上げる立上げ手段と、同
期調相機と電力系統の電圧の位相が一致したときに同期
調相機を電力系統に並入する同期検出装置とを備えたこ
とを特徴とする。
(作用)
これにより、始動装置は同期調相機を低減電圧で起動し
、その出力電流が始動装置の整流素子の許容最大電流と
なるように選定され、一方その出力電圧は同期調相機の
同期速度より若干高い速度での反抗1〜ルクを上回る始
動装置の容量となるように選定され、また励磁装置は低
減電圧の始動装置により同期調相機を定格回転数より若
干高い回転速度まで立ち上げるに必要な励磁電源を供給
し、同期調相機が定格回転数となり定格電圧を発生する
と同期調相機が進相運転を行うために必要な界磁電流を
供給する。
、その出力電流が始動装置の整流素子の許容最大電流と
なるように選定され、一方その出力電圧は同期調相機の
同期速度より若干高い速度での反抗1〜ルクを上回る始
動装置の容量となるように選定され、また励磁装置は低
減電圧の始動装置により同期調相機を定格回転数より若
干高い回転速度まで立ち上げるに必要な励磁電源を供給
し、同期調相機が定格回転数となり定格電圧を発生する
と同期調相機が進相運転を行うために必要な界磁電流を
供給する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
第4図に示した従来のものと同一のものには同一符号を
付して説明は省略する。
付して説明は省略する。
第1図は本発明の運転制御装置24を同期調相機に適用
した単線結線図であり、本発明の運転制御装置24は、
同期検出装置17.準備手段25.加速手段26、切離
し手段27.立上げ手段28および運転手段29からな
る。
した単線結線図であり、本発明の運転制御装置24は、
同期検出装置17.準備手段25.加速手段26、切離
し手段27.立上げ手段28および運転手段29からな
る。
次に、本発明の静止形始動装置18は順変換器18Aと
逆変換器18Bで構成されており、低減電圧出力を持つ
。そして、その出力電流順変換器18Aと逆変換器18
Bとの整流素子の許容最大電流となるように選定され、
一方、その出力電圧は同期調相機1の同期速度より若干
高い速度での反抗トルクを上回る始動装置18の容量と
なるように選定されている。また本発明の運転制御装置
24の同期検出装置17は電力系統2の電圧と同期調相
機1の電圧の位相が規定値以内の同位相となり、かつ電
圧差が規定値以内となった時に出力信号を出すものであ
る。
逆変換器18Bで構成されており、低減電圧出力を持つ
。そして、その出力電流順変換器18Aと逆変換器18
Bとの整流素子の許容最大電流となるように選定され、
一方、その出力電圧は同期調相機1の同期速度より若干
高い速度での反抗トルクを上回る始動装置18の容量と
なるように選定されている。また本発明の運転制御装置
24の同期検出装置17は電力系統2の電圧と同期調相
機1の電圧の位相が規定値以内の同位相となり、かつ電
圧差が規定値以内となった時に出力信号を出すものであ
る。
さらに励磁装置5は低減電圧始動装置18により同期調
相機1を定格回転数より若干高い回転数まで立ち上げる
に必要な励磁・電源を供給する補助型源変圧器19と定
格電圧での調和機運転時に励磁電源を供給する励磁変圧
器9と遮断器7,8により構成されている。
相機1を定格回転数より若干高い回転数まで立ち上げる
に必要な励磁・電源を供給する補助型源変圧器19と定
格電圧での調和機運転時に励磁電源を供給する励磁変圧
器9と遮断器7,8により構成されている。
低減電圧始動装置18は同期調相機1の固定子に低減電
圧の可変周波数可変電圧の3相回転磁界を供給するもの
で、補助電源変圧器19からの交流電源を励磁装置5を
介して一定の界磁電流で励磁された同期調相機1の回転
子を、停止状態から定格回転数より若干高い回転速度ま
で加速する。励磁装置5は低減電圧での始動に必要な一
定の界磁電流を同期調相機1に供給し、また定格回転数
で同期調相機1が定格電圧を発生し、同期調相機1から
進相運転を行うために必要な界磁電流を供給するように
切換えて制御する。
圧の可変周波数可変電圧の3相回転磁界を供給するもの
で、補助電源変圧器19からの交流電源を励磁装置5を
介して一定の界磁電流で励磁された同期調相機1の回転
子を、停止状態から定格回転数より若干高い回転速度ま
で加速する。励磁装置5は低減電圧での始動に必要な一
定の界磁電流を同期調相機1に供給し、また定格回転数
で同期調相機1が定格電圧を発生し、同期調相機1から
進相運転を行うために必要な界磁電流を供給するように
切換えて制御する。
いま、同期調相機1の運転制御指令があったとする。第
2図に示すように運転制御指令があると(イ)、準備手
段25により始動装置18の出力側遮断器11、界磁遮
断器6、電源遮断器7が閉路される。
2図に示すように運転制御指令があると(イ)、準備手
段25により始動装置18の出力側遮断器11、界磁遮
断器6、電源遮断器7が閉路される。
そして、励磁装置5が動作し、第3図に示すように同期
調相機1の界磁に低減電圧での始動に必要な一定の界磁
電流23を流す。この状態で加速手段26は低減電圧の
始動装置18の順変換器1.8A及び逆変換器18Bに
同期調相機1の回転子の位置に合ったゲート信号を与え
る。これにより、同期調相機1の固定子に三相の回転磁
界を発生させ、回転子を停止状態から加速する。同期調
相機1の回転子の回転速度が定格速度の10%位になる
と、第3図に示すように同期調相機1の固定子に起電力
が発生し端子電圧21が発生するので、この端子電圧2
1を基準として低減電圧の始動装置18のゲート制御を
行う。そして同期調相機1を定格回転数より若干高い回
転速度まで加速する。同期調相機1の回転数が定格回転
数より若干高い値(第2図では101%以上とした)に
なると(ロ)、(ハ)、切離し手段27より始動装置1
8にゲートシフト指令から出され(ニ)、始動装置18
はその出力を絞る。始動装置18の出力がほぼOとなる
と、出力側遮断器11を開路する(ホ)。これと同時に
立上げ手段28により励磁装置5の電源遮断器7を開路
し、電源遮断器8を閉路する。これにより、励磁装置5
への電源を励磁変圧器9を介して同期調相機1の端子電
圧から供給し、励磁装置5により同期調相機1の端子電
圧を低減電圧から定格電圧へ昇圧する(へ)、(ト)。
調相機1の界磁に低減電圧での始動に必要な一定の界磁
電流23を流す。この状態で加速手段26は低減電圧の
始動装置18の順変換器1.8A及び逆変換器18Bに
同期調相機1の回転子の位置に合ったゲート信号を与え
る。これにより、同期調相機1の固定子に三相の回転磁
界を発生させ、回転子を停止状態から加速する。同期調
相機1の回転子の回転速度が定格速度の10%位になる
と、第3図に示すように同期調相機1の固定子に起電力
が発生し端子電圧21が発生するので、この端子電圧2
1を基準として低減電圧の始動装置18のゲート制御を
行う。そして同期調相機1を定格回転数より若干高い回
転速度まで加速する。同期調相機1の回転数が定格回転
数より若干高い値(第2図では101%以上とした)に
なると(ロ)、(ハ)、切離し手段27より始動装置1
8にゲートシフト指令から出され(ニ)、始動装置18
はその出力を絞る。始動装置18の出力がほぼOとなる
と、出力側遮断器11を開路する(ホ)。これと同時に
立上げ手段28により励磁装置5の電源遮断器7を開路
し、電源遮断器8を閉路する。これにより、励磁装置5
への電源を励磁変圧器9を介して同期調相機1の端子電
圧から供給し、励磁装置5により同期調相機1の端子電
圧を低減電圧から定格電圧へ昇圧する(へ)、(ト)。
この間、同期調相機1への電気的な加速入力はないので
同期調相機1は反抗トルク(同期調相機自体の損失)に
より減速し、同期速度より若干高い値から同期速度より
低い速度へと移行する。同期検出装置17はこの減速の
途中で電力系統2の電圧と同期調相機1の電圧を計器用
変圧器14 、15を介して検出しくチ)、両電圧の位
相差と電圧差とが規定値以内となった時に並列用遮断器
4に閉信号を出しくす)、同期調相機lは電力系統2と
電気的に接続される。
同期調相機1は反抗トルク(同期調相機自体の損失)に
より減速し、同期速度より若干高い値から同期速度より
低い速度へと移行する。同期検出装置17はこの減速の
途中で電力系統2の電圧と同期調相機1の電圧を計器用
変圧器14 、15を介して検出しくチ)、両電圧の位
相差と電圧差とが規定値以内となった時に並列用遮断器
4に閉信号を出しくす)、同期調相機lは電力系統2と
電気的に接続される。
同期調相機1が電力系Mi 2と並列状態となれば、準
備手段29により、制御装置5が制御され同期調相機1
の端子電圧が変化し、調和運転が行われる(ヌ)。
備手段29により、制御装置5が制御され同期調相機1
の端子電圧が変化し、調和運転が行われる(ヌ)。
以上の説明では、始動装置として順変換器と逆変換器と
の組合せで説明したが、交流から直接交流の可変周波数
電源を供給するサイクロコンバータ方式の変換器を始動
装置に用いても同様の効果を得られることは言うまでも
ない。
の組合せで説明したが、交流から直接交流の可変周波数
電源を供給するサイクロコンバータ方式の変換器を始動
装置に用いても同様の効果を得られることは言うまでも
ない。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、同期調相機を整流素子の
電流利用率を」二げた低減電圧始動装置を用いて始動並
入制御を行うことができる。すなわち、従来の定格電圧
方式の始動装置の整流素1’の電流利用率が20%だと
すると、低減電圧方式の始動措置では電流利用率を10
0%迄」二げることが可能であるから、始動装置の出力
電圧と出力電流の積である容量はほぼ不変であるので、
低減電圧値は定容電圧の175とすることが出来る。従
って始動装置の整流素子の直列接続の数も大幅に減少す
ることになり、また絶縁距離も小さくとれるので、始動
装置は小形となり設置スペースの削減に大きく寄与する
ことになると同時にコストの低減にも寄与する。
電流利用率を」二げた低減電圧始動装置を用いて始動並
入制御を行うことができる。すなわち、従来の定格電圧
方式の始動装置の整流素1’の電流利用率が20%だと
すると、低減電圧方式の始動措置では電流利用率を10
0%迄」二げることが可能であるから、始動装置の出力
電圧と出力電流の積である容量はほぼ不変であるので、
低減電圧値は定容電圧の175とすることが出来る。従
って始動装置の整流素子の直列接続の数も大幅に減少す
ることになり、また絶縁距離も小さくとれるので、始動
装置は小形となり設置スペースの削減に大きく寄与する
ことになると同時にコストの低減にも寄与する。
さらに始動中の同期調相機の始動中の界磁′上流も低減
電圧に応して小さくすることが出来るので補助電源変圧
器や電源遮断器も小形となり装置のコンパクト化、低コ
スト化に寄与する。
電圧に応して小さくすることが出来るので補助電源変圧
器や電源遮断器も小形となり装置のコンパクト化、低コ
スト化に寄与する。
=11−
第1図は本発明の同期調相機の運転制御装置を同期調相
機始動装置に適用した一実施例を示す単線接続図、第2
図は同期並入時の同期調相機の始動装置と励磁装置およ
び同期検出装置の動きを示した制御フロー図、第3図は
始動から並列までの同期調相機の端子電圧、回転数及び
界磁゛電流の変化を示した特性図、第4図は従来の同期
FJ1!J相機設備の単線接続図、第5図は同期調相機
の端子電圧、回転数及び界磁電流の変化を示した特性図
である。 1・同期調相機、2・・主変圧器、3・・並列用遮断器
、4−電力系統、5・励磁装置、6・・界磁遮断器、7
.8・電源遮断器、9・励磁変圧器、10・・・全電圧
始動装置、11・・出力側遮断器、12・始動装置用変
圧器、13.19・・・補助電源変圧器、]/1.15
・・・計器用変圧器、16・・自動同期装置、17・同
期検出装置、18低減電圧始動装置。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 第5図
機始動装置に適用した一実施例を示す単線接続図、第2
図は同期並入時の同期調相機の始動装置と励磁装置およ
び同期検出装置の動きを示した制御フロー図、第3図は
始動から並列までの同期調相機の端子電圧、回転数及び
界磁゛電流の変化を示した特性図、第4図は従来の同期
FJ1!J相機設備の単線接続図、第5図は同期調相機
の端子電圧、回転数及び界磁電流の変化を示した特性図
である。 1・同期調相機、2・・主変圧器、3・・並列用遮断器
、4−電力系統、5・励磁装置、6・・界磁遮断器、7
.8・電源遮断器、9・励磁変圧器、10・・・全電圧
始動装置、11・・出力側遮断器、12・始動装置用変
圧器、13.19・・・補助電源変圧器、]/1.15
・・・計器用変圧器、16・・自動同期装置、17・同
期検出装置、18低減電圧始動装置。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 第5図
Claims (1)
- 同期調相機を停止状態から同期速度以上に可変周波数可
変電圧の始動装置で加速し、前記同期調相機の界磁巻線
に直流電源を供給して励磁装置で前記同期調相機の端子
電圧を制御し、前記同期調相機の端子電圧と系統電圧と
の位相、電圧から同期したことを検出して前記同期調相
機を電力系統に併入する同期調相機の運転制御装置にお
いて、前記始動装置により前記同期調相機を定格電圧以
下の低減電圧で同期速度以上に加速する加速手段と、前
記始動装置を前記同期調相機から切り離す切離し手段と
、前記励磁装置により前記同期調相機を定格電圧に立上
げる立上げ手段と、前記同期調相機と前記電力系統の電
圧の位相が一致したときに前記同期調相機を前記電力系
統に並入する同期検出装置とを備えたことを特徴した同
期調相機の運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290734A JPH04165992A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 同期調相機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290734A JPH04165992A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 同期調相機の運転制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04165992A true JPH04165992A (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=17759832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2290734A Pending JPH04165992A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 同期調相機の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04165992A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016082648A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 西芝電機株式会社 | 船舶用電力システム及び同期調相機の同期投入方法 |
CN107910904A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-04-13 | 南京理工大学 | 高压直流同步调相机启动并网控制系统及其控制方法 |
JP2022043417A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 三菱電機株式会社 | 系統併入装置 |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP2290734A patent/JPH04165992A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016082648A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 西芝電機株式会社 | 船舶用電力システム及び同期調相機の同期投入方法 |
CN107910904A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-04-13 | 南京理工大学 | 高压直流同步调相机启动并网控制系统及其控制方法 |
JP2022043417A (ja) * | 2020-09-04 | 2022-03-16 | 三菱電機株式会社 | 系統併入装置 |
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