JPH09322522A - 重力を利用した原動機の回転子 - Google Patents

重力を利用した原動機の回転子

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JPH09322522A
JPH09322522A JP15613796A JP15613796A JPH09322522A JP H09322522 A JPH09322522 A JP H09322522A JP 15613796 A JP15613796 A JP 15613796A JP 15613796 A JP15613796 A JP 15613796A JP H09322522 A JPH09322522 A JP H09322522A
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JP
Japan
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magnet
rotor
prime mover
stator side
side magnet
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Application number
JP15613796A
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English (en)
Inventor
Masumi Mori
真澄 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来省エネルギーの原動機として重力の差を
利用した重力差原動機があるが、この回転子はスライド
アーム及びカム機構を使用する為、重力モーメントを充
分活用出来ない。騒音が発生しやすい。高度の技術を要
する。遠心力が回転力にマイナスとして働く。 【解決手段】 本回転子には、磁石(1)を固着した重
量体(2)を中心軸(3)に1個のみを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は重力を利用した、
省エネルギ−型の原動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重力を利用した原動機には、重力
差原動機が有るが、之れの回転子は回転子が回転する
時、磁気を帯びた重量体を両端に固着した、スライドア
−ムが、カム機構の作用により往復運動をし、水平状態
のとき、左右何れか一方の重力モ−メントが大きく、他
の一方では小さくなる事により、その重力差を利用して
回転力を発生させる一方、上部固定子側に装着された、
凹状の溝を有する永久磁石との相関関係にり、重量体を
上部に引き上げる力を働かせ、之れにより回転力を持続
させ、この永久磁石の末端に隣接して設けられた、電磁
石の極性の操作により、固定子側磁石の磁界からの脱出
をさせ、連続的に回転力を発生させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の重力差原動機の
回転子は、スライドア−ム及びカム機構を利用する為、
構造が複雑で回転部分又はスライド部分による騒音が発
生し易く、高度な精密度が要求される。重量体が同心円
の軌道上を通らない為、遠心力が回転力にマイナスの影
響を与える。両端の重量体の重力モーメントの差を大き
くするには限度がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1図 磁石(1)を固
着させた重量体(2)を、中心軸(3)に1個のみを取
り付けた回転子を、従来の重力差原動機の回転子として
使用する。
【0005】
【発明の実施の形態】磁石(1)を固着させた半円又は
扇状の重量体(2)を、中心軸(3)に取りつけられ、
此の回転子の重量体(1)(2)が最上部より少しでも
位置が片寄った場合、其の方向(図面2では反時計方
向)に其の重力を利用して、回転力を最下部まで発生さ
せ乍ら回転し、以後は其の慣性にて有る程度(中心軸に
掛かる負荷の程度により差がある)迄回転を続ける。此
の慣性による回転力の無くなる以前に、前述の重力差原
動機の固定子と同様、溝を有する固定子側磁石(4)と
の相関関係の影響を受け、回転力を保ち、固定子側磁石
の末端に装着された電磁石(5)の極性の操作により、
固定子側磁石の磁界からの脱出及び反発の作用を受け再
び回転を繰り返す。此の様にして発生する回転力を発電
装置と接続して、その発電した電力の一部をフイードア
ップさせ、電磁石の電力とする。
【0006】
【実施例】図1の如く正方体の磁石(1)(縦、厚さ、
各々固定子側磁石の溝部分に合理的に合うサイズ、横、
電磁石のコアの厚さと同じか少し大きくても良い。)を
扇状又は半円形(形状には必ずしも拘らない)の中心部
分の先端に固着させる。この際固定子側磁石と吸引し合
う極性にする。以上の重量体を回転軸に固定させる。一
方固定子側磁石及び電磁石等は、前述の゛重力差原動機
と基本的には同じである。 図の如く溝を有する弓状の
磁石(4)を、回転子が重力モーメントによって回転力
を生じ其の慣性が充分残っている付近から、最上部より
少し過ぎた付近にかけて固定する。その際最初に回転子
と出会う時点では固定子側磁石の溝の中に回転子側磁石
は入り込まず、その後上部に向かって回転子が移動する
に従って、回転子側磁石が固定子側磁石の溝の奥の方ま
で入り込み末端部分では之れが最大と成る様に固定す
る。この固定子側磁石に隣接して電磁石(5)を取り付
ける。この電磁石のコアの回転子側磁石と面接する部分
も固定子側磁石の溝と同じサイズとする。この電磁石の
電流はビームセンサー、リレー等を使用して回転子に同
期させ、回転子側磁石が、電磁石の面を通過する瞬間の
み、反発作用をするよう通電させる。この回転子を使用
した場合回転による振動が有るが、これは左右対称とし
た、同一原動機を歯車等にて連動させる事により解消で
きる。本発明の回転子は、従来の重力差原動機の固定子
側の磁石等の装置は、各部のサイズが合えばそのまま使
用する事も出来る。
【0007】
【発明の効果】本回転子は、磁石を固着させた重量体一
個のみであり構造が非常に簡単である。従って高度な技
術を要しない。スライドアーム、カム機構がなく、騒音
がほとんど発生しない。重量体の重力モーメントを10
0パーセント近く活用出来る。重量体の空白部分を軽量
物質にて充填し、コマ状の外形とすれば、空気との摩擦
に依る唸り音、又は低周波騒音も発生し難い。大型化も
小型化も容易である。遠心力を充分活用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本原動機全体の正面図である。
【図3】磁石部分の相関関係断面図である。
【符号の説明】
1 磁石 2 重量体 3 中心軸 4 固定子側磁石 5 電磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石(1)を固着した重量体(2)
    を、回転軸(3)に取り付けた、重力を利用した、原動
    機の回転子。
JP15613796A 1996-05-27 1996-05-27 重力を利用した原動機の回転子 Pending JPH09322522A (ja)

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JP15613796A JPH09322522A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 重力を利用した原動機の回転子

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JP15613796A JPH09322522A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 重力を利用した原動機の回転子

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JPH09322522A true JPH09322522A (ja) 1997-12-12

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ID=15621145

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JP15613796A Pending JPH09322522A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 重力を利用した原動機の回転子

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