JPH09322039A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH09322039A JPH09322039A JP8133641A JP13364196A JPH09322039A JP H09322039 A JPH09322039 A JP H09322039A JP 8133641 A JP8133641 A JP 8133641A JP 13364196 A JP13364196 A JP 13364196A JP H09322039 A JPH09322039 A JP H09322039A
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- JP
- Japan
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- image
- images
- image pickup
- synthesizing
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Image Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子カメラにおいて複数画像のパノラマ合成
処理を行いプリントする。 【解決手段】 撮像素子206により複数の画像を一部
オーバーラップするようにしてそれぞれ撮像し、DSP
210で処理してメモリ214に蓄える。スイッチ23
0を押してパノラマ合成及び印刷を指示すると、システ
ム制御回路220はメモリ214から複数の画像を取り
出し、対応点抽出を行い、オーバーラップ領域を求めて
各画像を合成する。その際、各画像を横1ライン毎につ
なぎ合わせ、つなぎ合わせを完了した時点で順次にプリ
ンタI/F232を介してプリンタ234に供給する。
処理を行いプリントする。 【解決手段】 撮像素子206により複数の画像を一部
オーバーラップするようにしてそれぞれ撮像し、DSP
210で処理してメモリ214に蓄える。スイッチ23
0を押してパノラマ合成及び印刷を指示すると、システ
ム制御回路220はメモリ214から複数の画像を取り
出し、対応点抽出を行い、オーバーラップ領域を求めて
各画像を合成する。その際、各画像を横1ライン毎につ
なぎ合わせ、つなぎ合わせを完了した時点で順次にプリ
ンタI/F232を介してプリンタ234に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影した複数の画
像のパノラマ合成を行う電子カメラ等の撮像装置に関す
るものである。
像のパノラマ合成を行う電子カメラ等の撮像装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】画像の一部の辺がオーバーラップしてい
る複数の画像をコンピュータ上で合成を行う処理を、一
般的にパノラマ合成と呼ぶ。これは、ワイドな画像を撮
影して一枚の画像にしたい、という要求からの処理とい
える。また、電子カメラにおいては、銀塩カメラやスキ
ャナと比較した短所として、解像度の低さ(画素数の少
なさ)が指摘されている。この電子カメラで撮影された
画像にとってパノラマ画像合成は、ワイドな画像を撮る
ということだけでなく、高解像度な画像を撮る手段とし
ても重要である。具体的には、一枚の紙の原稿や雑誌等
を複数に分けて撮影し、スキャナ並みの高解像度データ
を取得したり、また風景を複数に分割してワイドで高解
像度に撮影したりすることに威力を発揮する。このよう
なパノラマ画像合成を行うシステムとしては、本出願人
による特願平7−270729号公報、7−27073
0号公報、7−270731号公報や本願と同日に出願
される「画像合成装置及び撮像装置」等に開示されてい
る。
る複数の画像をコンピュータ上で合成を行う処理を、一
般的にパノラマ合成と呼ぶ。これは、ワイドな画像を撮
影して一枚の画像にしたい、という要求からの処理とい
える。また、電子カメラにおいては、銀塩カメラやスキ
ャナと比較した短所として、解像度の低さ(画素数の少
なさ)が指摘されている。この電子カメラで撮影された
画像にとってパノラマ画像合成は、ワイドな画像を撮る
ということだけでなく、高解像度な画像を撮る手段とし
ても重要である。具体的には、一枚の紙の原稿や雑誌等
を複数に分けて撮影し、スキャナ並みの高解像度データ
を取得したり、また風景を複数に分割してワイドで高解
像度に撮影したりすることに威力を発揮する。このよう
なパノラマ画像合成を行うシステムとしては、本出願人
による特願平7−270729号公報、7−27073
0号公報、7−270731号公報や本願と同日に出願
される「画像合成装置及び撮像装置」等に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数の画像をパ
ノラマ画像合成し、その合成画像結果を印刷する場合、
時間がかかるという問題があった。これは複数の画像の
合成をすべて完了してから印刷を行うので、画像を合成
する時間に加えて、画像の印刷に用いられるカラープリ
ンタの多くがインクジェット式のラインプリンタであ
り、印字が低速であるために印刷自体にも時間がかかる
ためであった。
ノラマ画像合成し、その合成画像結果を印刷する場合、
時間がかかるという問題があった。これは複数の画像の
合成をすべて完了してから印刷を行うので、画像を合成
する時間に加えて、画像の印刷に用いられるカラープリ
ンタの多くがインクジェット式のラインプリンタであ
り、印字が低速であるために印刷自体にも時間がかかる
ためであった。
【0004】また印刷を行うためには画像をコンピュー
タにロードする必要があるため、煩わしいという問題点
があった。さらに、パノラマ画像はサイズが大きくなり
がちであり、その結果1枚の用紙に印刷しきれないとい
う問題もあった。
タにロードする必要があるため、煩わしいという問題点
があった。さらに、パノラマ画像はサイズが大きくなり
がちであり、その結果1枚の用紙に印刷しきれないとい
う問題もあった。
【0005】そこで本発明の目的は、パノラマ画像を合
成してその結果を印刷する際にかかる時間を短縮するこ
とにある。また別の目的はコンピュータを用いずにその
印刷を行うことにある。またさらに別の目的は、パノラ
マ画像を1枚の用紙に印刷させるということにある。
成してその結果を印刷する際にかかる時間を短縮するこ
とにある。また別の目的はコンピュータを用いずにその
印刷を行うことにある。またさらに別の目的は、パノラ
マ画像を1枚の用紙に印刷させるということにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被写
体を撮像し画像を出力する撮像手段と、上記撮像手段に
より一部がオーバーラップするようにして撮像された複
数枚の画像をつなぎ合わせて1枚の合成画像を作成する
画像合成手段と、上記合成画像を印刷手段に出力する出
力手段とを設けている。
体を撮像し画像を出力する撮像手段と、上記撮像手段に
より一部がオーバーラップするようにして撮像された複
数枚の画像をつなぎ合わせて1枚の合成画像を作成する
画像合成手段と、上記合成画像を印刷手段に出力する出
力手段とを設けている。
【0007】
【作用】撮像手段は一部がオーバーラップしている複数
の画像を撮影し、画像合成手段は各画像をつなぎ合わせ
て一枚の画像を合成し、出力手段はその合成画像を印刷
手段に送出する。
の画像を撮影し、画像合成手段は各画像をつなぎ合わせ
て一枚の画像を合成し、出力手段はその合成画像を印刷
手段に送出する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態による
電子カメラの構成を示すブロック図である。図1におい
て、200は撮影レンズ、202は絞り、204は絞り
202を開閉する絞り駆動回路、206は撮像素子、2
08は撮像素子206の出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器、210は、バッファ・メモリ212を使
用して、測光、測色及び圧縮などの信号処理を行うデジ
タル信号処理回路(DSP)である。
電子カメラの構成を示すブロック図である。図1におい
て、200は撮影レンズ、202は絞り、204は絞り
202を開閉する絞り駆動回路、206は撮像素子、2
08は撮像素子206の出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器、210は、バッファ・メモリ212を使
用して、測光、測色及び圧縮などの信号処理を行うデジ
タル信号処理回路(DSP)である。
【0009】214は、撮影画像を最終的に記憶する大
容量のメモリ装置であり、例えば、磁気ティスク駆動装
置、光ディスク駆動装置、光磁気ディスク駆動装置、及
び、EEPROMやバッテリバックアップされたDRA
Mなどからなる固体メモリ装置などからなる。固体メモ
リ装置としてはいわゆるメモリカードが該当する。本実
施の形態では、メモリ装置214として、メモリ・カー
ドを想定している。216はDSP210の出力とメモ
リ装置214とのインタフェースである。
容量のメモリ装置であり、例えば、磁気ティスク駆動装
置、光ディスク駆動装置、光磁気ディスク駆動装置、及
び、EEPROMやバッテリバックアップされたDRA
Mなどからなる固体メモリ装置などからなる。固体メモ
リ装置としてはいわゆるメモリカードが該当する。本実
施の形態では、メモリ装置214として、メモリ・カー
ドを想定している。216はDSP210の出力とメモ
リ装置214とのインタフェースである。
【0010】218は、撮像素子206、A/D変換器
208及びDSP210に、各々に必要なクロックや同
期信号を供給する同期信号発生回路(SSG)、220
は全体を制御するシステム制御回路、222は電源電
池、224は電源スイッチ、226はシステム制御回路
220の指令に基づいて回路204〜218への電源供
給を制御する電源制御回路である。
208及びDSP210に、各々に必要なクロックや同
期信号を供給する同期信号発生回路(SSG)、220
は全体を制御するシステム制御回路、222は電源電
池、224は電源スイッチ、226はシステム制御回路
220の指令に基づいて回路204〜218への電源供
給を制御する電源制御回路である。
【0011】228はシャッタレリーズボタンの押し下
げ操作により閉じるスイッチである。システム制御回路
220はスイッチ228が閉じたことによって撮影(す
なわち、撮像素子16の露光及び読み出しなど)を実行
する。230はパノラマ画像合成処理の開始及びその印
刷を指示するためのボタンを押下することによって閉じ
るスイッチである。システム制御回路220はスイッチ
230が閉じたことによってパノラマ画像合成処理及び
合成画像の印刷を開始する。232はパラレルインタフ
ェースなどによって構成されるプリンタ1/Fであり、
パノラマ画像等の印刷を行うプリンタ234とシステム
制御回路220とを接続する。
げ操作により閉じるスイッチである。システム制御回路
220はスイッチ228が閉じたことによって撮影(す
なわち、撮像素子16の露光及び読み出しなど)を実行
する。230はパノラマ画像合成処理の開始及びその印
刷を指示するためのボタンを押下することによって閉じ
るスイッチである。システム制御回路220はスイッチ
230が閉じたことによってパノラマ画像合成処理及び
合成画像の印刷を開始する。232はパラレルインタフ
ェースなどによって構成されるプリンタ1/Fであり、
パノラマ画像等の印刷を行うプリンタ234とシステム
制御回路220とを接続する。
【0012】次に動作について説明する。まず、画像を
撮影する際の動作について説明する。図2は本動作の流
れを示すフローチャートである。スイッチ226がオン
になると、絞り駆動回路204を介して絞り202を制
御し(ステップ301)、撮像素子206を露光する
(ステップ302)。次にバッファ・メモリ212に給
電する(ステップ303)。撮像素子206の露光によ
る電荷信号が読み出され、A/D変換器208によりデ
ジタル信号に変換され、DSP210を介してバッファ
・メモリ212に書き込まれる(ステップ304)。こ
の時、DSP210は、ガンマ補正及び二一補正を行
い、ホワイトバランスを調整し所定圧縮方式で圧縮し、
これらの処理をしたデジタルデータをバッファ・メモリ
212に書き込む。そしてメモリ装置214及びインタ
フェース216に給電し、バッファ・メモリ212のデ
ータをDSP210及びインタフェース216を介して
メモリ装置214に転送する(ステップ305)。この
転送の際に、データ圧縮を行ってもよい。
撮影する際の動作について説明する。図2は本動作の流
れを示すフローチャートである。スイッチ226がオン
になると、絞り駆動回路204を介して絞り202を制
御し(ステップ301)、撮像素子206を露光する
(ステップ302)。次にバッファ・メモリ212に給
電する(ステップ303)。撮像素子206の露光によ
る電荷信号が読み出され、A/D変換器208によりデ
ジタル信号に変換され、DSP210を介してバッファ
・メモリ212に書き込まれる(ステップ304)。こ
の時、DSP210は、ガンマ補正及び二一補正を行
い、ホワイトバランスを調整し所定圧縮方式で圧縮し、
これらの処理をしたデジタルデータをバッファ・メモリ
212に書き込む。そしてメモリ装置214及びインタ
フェース216に給電し、バッファ・メモリ212のデ
ータをDSP210及びインタフェース216を介して
メモリ装置214に転送する(ステップ305)。この
転送の際に、データ圧縮を行ってもよい。
【0013】次にパノラマ画像合成を行い、その結果得
られる合成画像を印刷する動作について説明する。図3
は本動作の流れを示すフローチャートである。ここでは
例として2枚の画像を用いる場合について述べる。ま
ず、ユーザは本動作に先立ってパノラマ合成を行うため
に用いる2枚の画像を撮影しておく。その際に、ユーザ
は2枚の画像をある程度画像をオーバーラップさせてそ
れぞれ撮影する。この2枚の画像はメモリ装置214に
蓄えられる。
られる合成画像を印刷する動作について説明する。図3
は本動作の流れを示すフローチャートである。ここでは
例として2枚の画像を用いる場合について述べる。ま
ず、ユーザは本動作に先立ってパノラマ合成を行うため
に用いる2枚の画像を撮影しておく。その際に、ユーザ
は2枚の画像をある程度画像をオーバーラップさせてそ
れぞれ撮影する。この2枚の画像はメモリ装置214に
蓄えられる。
【0014】次に図3の動作を説明する。ユーザの操作
によりスイッチ230が閉じ、パノラマ画像合成及び印
刷の開始が指示されると、ステップ100で、システム
制御回路220はメモリ装置214からパノラマ合成を
行う2枚の画像を読み出し、システム制御回路220内
の図示しないRAM(Random Access Memory)に格納す
る。そして、現在接続されているプリンタ234の印刷
解像度及び用紙の大きさを取得し、用紙の横方向1ライ
ンに印刷可能なドット数及び縦方向1ラインに印刷可能
なドット数を計算する(ステップ101)。これは、サ
イズの大きいパノラマ画像を用紙1枚に印刷するために
必要な情報となる。
によりスイッチ230が閉じ、パノラマ画像合成及び印
刷の開始が指示されると、ステップ100で、システム
制御回路220はメモリ装置214からパノラマ合成を
行う2枚の画像を読み出し、システム制御回路220内
の図示しないRAM(Random Access Memory)に格納す
る。そして、現在接続されているプリンタ234の印刷
解像度及び用紙の大きさを取得し、用紙の横方向1ライ
ンに印刷可能なドット数及び縦方向1ラインに印刷可能
なドット数を計算する(ステップ101)。これは、サ
イズの大きいパノラマ画像を用紙1枚に印刷するために
必要な情報となる。
【0015】次にステップ102において、2枚の画像
間の対応点抽出処理を行い、それを基に合成パラメータ
を計算する。次にその計算方法の概略を説明する。2枚
の画像の合成位置としては4通り(上下左右)が考えら
れるので、この4つの場合の対応点を求める処理を行
い、所定レベル以上一致している対応点が最も多く求ま
ったところを正しい合成位置とし、その時の対応点に基
づいて画像の各画素を座標変換するための合成パラメー
タ(例えばx、y方向の並進、回転、および拡大率の
差)を計算する。
間の対応点抽出処理を行い、それを基に合成パラメータ
を計算する。次にその計算方法の概略を説明する。2枚
の画像の合成位置としては4通り(上下左右)が考えら
れるので、この4つの場合の対応点を求める処理を行
い、所定レベル以上一致している対応点が最も多く求ま
ったところを正しい合成位置とし、その時の対応点に基
づいて画像の各画素を座標変換するための合成パラメー
タ(例えばx、y方向の並進、回転、および拡大率の
差)を計算する。
【0016】次にステップ103において、合成後の画
像の用紙1枚の大きさに収まるように縮小して印刷する
ための縮小率を計算する。これは、合成パラメータと原
画像のサイズとを基に合成の結果生成されるパノラマ画
像のサイズを計算し、上記ステップ101で求めた、用
紙の縦横1ラインに印字可能なドット数との比をとるこ
とで求まる。より具体的には、パノラマ画像の横サイズ
を用紙の横サイズに収めるための縮小率と、パノラマ画
像の縦サイズを用紙の縦サイズに収めるための縮小率と
を比較して、比率の小さい方を画像の縮小率とする。
像の用紙1枚の大きさに収まるように縮小して印刷する
ための縮小率を計算する。これは、合成パラメータと原
画像のサイズとを基に合成の結果生成されるパノラマ画
像のサイズを計算し、上記ステップ101で求めた、用
紙の縦横1ラインに印字可能なドット数との比をとるこ
とで求まる。より具体的には、パノラマ画像の横サイズ
を用紙の横サイズに収めるための縮小率と、パノラマ画
像の縦サイズを用紙の縦サイズに収めるための縮小率と
を比較して、比率の小さい方を画像の縮小率とする。
【0017】次にステップ104において、用紙の横1
ラインに印刷すべき画像を合成し前述のRAM領域に格
納する。これを図4のフローチャートを用いて説明す
る。まずステップ500で上記ステップ103で求めた
縮小率を用いて、印刷する用紙の横1ライン分の画像を
合成するのに、原画像の横ラインが何ライン必要かを求
める。このことを3分の1に縮小して印刷する場合を例
に取り図5を用いて説明する。同図は横方向に合成する
場合の例であり、401は左側の画像、403右側の画
像、402は合成結果の画像を表す。404は用紙の横
1ラインの画像を合成するのに必要な原画像のラインの
領域であり、この例では縮小率が3分の1なので3ライ
ンで示されている。
ラインに印刷すべき画像を合成し前述のRAM領域に格
納する。これを図4のフローチャートを用いて説明す
る。まずステップ500で上記ステップ103で求めた
縮小率を用いて、印刷する用紙の横1ライン分の画像を
合成するのに、原画像の横ラインが何ライン必要かを求
める。このことを3分の1に縮小して印刷する場合を例
に取り図5を用いて説明する。同図は横方向に合成する
場合の例であり、401は左側の画像、403右側の画
像、402は合成結果の画像を表す。404は用紙の横
1ラインの画像を合成するのに必要な原画像のラインの
領域であり、この例では縮小率が3分の1なので3ライ
ンで示されている。
【0018】次にステップ501で上記404の合成を
行う。その概略を説明すると、まず領域404中で左画
像401に相当する部分(図5の405と406によっ
て示される部分)をコピーし、残りの部分を前記の合成
パラメータを用いて右画像403を座標変換することで
求める。以上によって合成された領域404を、ステッ
プ502で、前述の縮小率に従って縮小する。この縮小
は画素の間引き処理あるいは平均化処理によって行うこ
とができる。
行う。その概略を説明すると、まず領域404中で左画
像401に相当する部分(図5の405と406によっ
て示される部分)をコピーし、残りの部分を前記の合成
パラメータを用いて右画像403を座標変換することで
求める。以上によって合成された領域404を、ステッ
プ502で、前述の縮小率に従って縮小する。この縮小
は画素の間引き処理あるいは平均化処理によって行うこ
とができる。
【0019】このようにして、用紙の横1ラインに印刷
すべきデータを生成したら、次に図3のステップ105
により、接続されているプリンタのバッファに空きがあ
るかどうか、すなわちデータをプリンタに送信できるか
どうかを問い合わせ、送信可能になったらステップ10
6でデータを送信する。そしてステップ107で、ステ
ップ103〜106の操作を最終ラインまで繰り返す。
このようにしてパノラマ画像の合成とその印刷を行うこ
とができる。
すべきデータを生成したら、次に図3のステップ105
により、接続されているプリンタのバッファに空きがあ
るかどうか、すなわちデータをプリンタに送信できるか
どうかを問い合わせ、送信可能になったらステップ10
6でデータを送信する。そしてステップ107で、ステ
ップ103〜106の操作を最終ラインまで繰り返す。
このようにしてパノラマ画像の合成とその印刷を行うこ
とができる。
【0020】なお、システム制御回路220内のRAM
に余裕があれば、プリンタ234のバッファに空きがな
い場合にそれを上記RAM領域に格納しておき、プリン
タ234のバッファに空きができたときにその割り込み
信号によってプリンタ234への送信を開始することが
できる。この場合、割り込み信号を待っている間に、合
成画像の次のラインの合成を開始することができるた
め、さらに時間短縮が可能になる。
に余裕があれば、プリンタ234のバッファに空きがな
い場合にそれを上記RAM領域に格納しておき、プリン
タ234のバッファに空きができたときにその割り込み
信号によってプリンタ234への送信を開始することが
できる。この場合、割り込み信号を待っている間に、合
成画像の次のラインの合成を開始することができるた
め、さらに時間短縮が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、撮影した画像をコンピュータを介さずにカメラ
でパノラマ合成でき、さらに印刷できるので、ユーザに
とってコンピュータを介する煩わしさがなくなり、さら
に撮影直後にすぐ印刷を行うことができる。
よれば、撮影した画像をコンピュータを介さずにカメラ
でパノラマ合成でき、さらに印刷できるので、ユーザに
とってコンピュータを介する煩わしさがなくなり、さら
に撮影直後にすぐ印刷を行うことができる。
【0022】また、請求項2、4の発明によれば、パノ
ラマ合成処理を行いながら印刷を実行できるので、パノ
ラマ合成を開始してから印刷が終了するまでの時間を短
縮することができる。これは印字速度の遅いインクジェ
ット式のプリンタに対しては特に有効である。
ラマ合成処理を行いながら印刷を実行できるので、パノ
ラマ合成を開始してから印刷が終了するまでの時間を短
縮することができる。これは印字速度の遅いインクジェ
ット式のプリンタに対しては特に有効である。
【0023】また、請求項3の発明によれば、サイズの
大きくなりがちなパノラマ画像を用紙の大きさに合わせ
て縮小して印刷することができる。
大きくなりがちなパノラマ画像を用紙の大きさに合わせ
て縮小して印刷することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】撮影を行う際の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】パノラマ画像合成を行い印刷を行う際の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】パノラマ画像合成を行う際の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】パノラマ画像合成を行う領域の例を示す構成図
である。
である。
206 撮像素子 208、210 デジタル信号処理回路、 212 バッファメモリ 214 メモリ装置 220 システム制御回路 228、230 スイッチ 232 プリンタインタフェース 234 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 H (72)発明者 片山 達嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 被写体を撮像し画像を出力する撮像手段
と、 上記撮像手段により一部がオーバーラップするようにし
て撮像された複数枚の画像をつなぎ合わせて1枚の合成
画像を作成する画像合成手段と、 上記合成画像を印刷手段に出力する出力手段とを備えた
撮像装置。 - 【請求項2】 上記画像合成手段は、画像の合成を横1
ライン毎に行い、上記出力手段は、各ラインについて合
成が完了した時点でその合成された1ラインの画像を順
次出力することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 上記画像合成手段は、上記合成された横
1ラインの画像を縮小することを特徴とする請求項2記
載の撮像装置。 - 【請求項4】 上記画像合成手段は、上記横1ライン毎
の合成を行う際に、原画像における対応領域を求め、そ
の領域に対して合成を行うことを特徴とする請求項2記
載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133641A JPH09322039A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133641A JPH09322039A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322039A true JPH09322039A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15109574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133641A Pending JPH09322039A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09322039A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0936802A2 (en) | 1998-02-16 | 1999-08-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Printer, control method of printer, and storage medium for storing control program of printer |
US6804413B1 (en) | 1999-07-07 | 2004-10-12 | Minolta Co., Ltd. | Image processing device and method for combining images obtained from separate-pickup |
EP1658732A1 (en) * | 2003-07-14 | 2006-05-24 | Stefan Carlsson | Method and device for generating wide image sequences |
JP2011155698A (ja) * | 2011-04-28 | 2011-08-11 | Furyu Kk | 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム |
CN110381260A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-10-25 | 山东浪潮人工智能研究院有限公司 | 一种基于硬件加速的全景图像生成方法及工具 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133641A patent/JPH09322039A/ja active Pending
Cited By (7)
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