JPH09321898A - スケジュール管理方法及びその装置 - Google Patents

スケジュール管理方法及びその装置

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JPH09321898A
JPH09321898A JP8133298A JP13329896A JPH09321898A JP H09321898 A JPH09321898 A JP H09321898A JP 8133298 A JP8133298 A JP 8133298A JP 13329896 A JP13329896 A JP 13329896A JP H09321898 A JPH09321898 A JP H09321898A
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JP
Japan
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schedule
caller
unit
communication
communication target
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Pending
Application number
JP8133298A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hongo
仁志 本郷
Shinji Kato
真治 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の発呼者に対してのみ自己のスケジュー
ルを知らせることができる。 【解決手段】 受信側の通信対象者のスケジュールを登
録するスケジュール管理部6のスケジュール内容を発呼
者に送信することを許容する許可部を有する通信者登録
部5と、発呼者側からの信号を受信したとき、発呼者及
び通信対象者を特定するメッセージ要求を発呼者側に送
るメッセージ要求部7と、メッセージ要求部7のメッセ
ージ要求に応答して、発呼者が発呼者及び受信側の通信
対象者を特定したとき、その特定された発呼者が通信者
登録部5に登録されているか判定する主制御部1からな
る通信相手判定部と、発呼者が通信者登録部5に登録さ
れていると判定したとき、通信者登録部5のスケジュー
ル内容を受信側から発呼者に送る印字出力部4及び送受
話器部3からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン通信、電
子メール等で使用可能な各人のスケジュールを管理する
スケジュール管理方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスケジュール管理装置として、特
開平4−115768号公報の技術を挙げることができ
る。この技術は、スケジュールの記載された原稿等を画
像読取部で読み取って、プリントアウト時刻を指定すれ
ば、指定された時刻にスケジュールをプリントアウトす
るものである。また、他の先行技術としては、特開昭6
1−113378号公報に記載のCATVシステムの技
術がある。これは設定した所定の時刻にスケジュールの
記載された所定のキャラクタをディスプレイ上で表示す
る技術である。
【0003】通常、各人のスケジュールを管理する方法
として、秘書がパソコンのスケジュール表を作成した
り、自分で自己のスケジュールをパソコンの日程表に入
力したりしてスケジュール管理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−115
768号公報に掲載された指定したプリントアウト時刻
にスケジュールをプリントアウトする技術は、スケジュ
ールを原稿単位に編集するものであり、第三者からスケ
ジュールを問われたとき、プリントアウトしたものを見
て回答する必要があり、プリントアウトしたスケジュー
ルを持参していないとき、或いはその人が特定の会議、
出張等によりスケジュールを尋ねることができないと
き、他の人のスケジュールを決定できないことがある。
【0005】また、特開昭61−113378号公報に
記載のCATVシステムの技術では、ディスプレイを使
用中にスケジュールを表示できるから該当者がいなくて
も、その人のスケジュールを知ることができる。しか
し、第三者にこれを提供すると全てのスケジュールを第
三者に閲覧させることになり、好ましくない。
【0006】そこで、本発明は、特定の発呼者(電話を
かけてきた人)に対してのみ自己のスケジュールを知ら
せることができるスケジュール管理装置の提供を課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるスケジ
ュール管理方法は、発呼者側からの信号を受信したと
き、発呼者及び受信側の通信対象者(通話希望する人)
を特定するメッセージ要求を発呼者側に行い、前記メッ
セージ要求に応答して発呼者が自己及び前記通信対象者
を特定し、その特定された前記通信対象者が持つ通信者
登録テーブルに予め前記発呼者に対して、前記通信対象
者のスケジュールを登録したスケジュール内容の送信を
許容されているとき、前記通信者登録テーブルのスケジ
ュール内容を受信側から発呼者に送信するものである。
【0008】請求項2にかかるスケジュール管理方法
は、発呼者側から到来したコールIDを受信したとき、
前記コールIDに応答して通信対象者が持つ通信者登録
テーブルに、予め前記発呼者に対して、前記スケジュー
ル管理部のスケジュール内容の送信が許容されていると
き、前記通信者登録テーブルのスケジュール内容を受信
側から発呼者に送信するものである。
【0009】請求項3にかかるスケジュール管理方法
は、前記通信者登録テーブルのスケジュール内容を送信
することの許容を、所定の期限内とするものである。
【0010】請求項4にかかるスケジュール管理装置
は、受信側の通信対象者のスケジュールを登録するスケ
ジュール管理部と、予め受信側で前記スケジュール管理
部の内容に対応して、前記スケジュール管理部のスケジ
ュール内容を発呼者に送信することを許容する許可部を
有する通信者登録部と、前記発呼者側からの信号を受信
したとき、前記発呼者及び前記通信対象者を特定するメ
ッセージ要求を前記発呼者側に送るメッセージ要求部
と、前記メッセージ要求部に応答して、前記発呼者が前
記発呼者及び受信側の通信対象者を特定したとき、その
特定された前記発呼者が前記通信者登録部に登録されて
いるか判定する通信相手判定部と、前記発呼者が前記通
信者登録部に登録されていると判定したとき、前記通信
者登録部のスケジュール内容を受信側から前記発呼者に
送る情報出力部とを具備するものである。
【0011】請求項5にかかるスケジュール管理装置
は、受信側の通信対象者のスケジュールを登録するスケ
ジュール管理部と、予め受信側で前記スケジュール管理
部の内容に対応して、前記スケジュール管理部のスケジ
ュール内容を発呼者に送信することを許容する許可部を
有する通信者登録部と、前記発呼者側からコールIDを
受信したとき、前記コールIDが受信側で特定した前記
発呼者のものとして登録されているか判定する通信相手
判定部と、前記発呼者が前記通信者登録部に登録されて
いると判定したとき、前記通信者登録部のスケジュール
内容を受信側から前記発呼者に送信する情報出力部とを
具備するものである。
【0012】請求項6にかかるスケジュール管理装置
は、前記通信者登録テーブルのスケジュール内容を送信
することの許容を、所定の期限内とするものである。
【0013】請求項7にかかるスケジュール管理装置
は、前記指定された発呼者が前記通信者登録テーブルに
登録されていなかったとき、前記発呼者からの到来情報
を情報蓄積部に格納するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のスケジ
ュール管理装置について、図を参照しながら説明を行
う。
【0015】図1は本発明の第一の実施の形態にかかる
スケジュール管理装置の全体の構成図である。また、図
2は本発明の第一の実施の形態にかかるスケジュール管
理装置で使用する週間スケジュールテーブルの事例を示
す参考説明図、図3は本発明の第一の実施の形態にかか
るスケジュール管理装置で使用する通信者登録テーブル
の事例を示す参考説明図である。
【0016】図1において、主制御部1はパソコンの機
能を有しており、プログラム制御される。主制御部1は
図示しないプログラムを用いることにより、図2に示す
週間スケジュールテーブルを作成する。音声認識部2は
公知の音声認識装置からなり、電話回線等の公衆回線か
ら入力された音声及び送受話器等の送受話器部3から入
力された音声の認識を行うものである。なお、本発明を
実施する場合には、電話回線等の有線回線に限定される
ものではなく、無線にも使用でき、更に、複数人を対象
とする無線局等の通信にも使用できる。印字出力部4は
図2に示す週間スケジュールの内容及び情報蓄積部8に
蓄積された発呼者側から到来したファクシミリ情報を特
定の通信対象者の出力要求によってハードコピーとして
印字出力され、また、情報蓄積部8に蓄積された発呼者
側から到来した音声情報は、送受話器等からなる送受話
器部3から出力される。これら印字出力部4及び送受話
器部3は、本実施の形態の情報出力部を構成している。
予め受信側で必要に応じて、即ち、複数の通信対象者が
存在する場合、特定の通信対象者を登録しておく通信者
登録部5は、「・・・です」、「・・・申しますが」等
で表現される発呼者及び「・・・御願いします」等のよ
うに発呼者が音声で誰宛であるか言うと思われる呼び方
で、発呼者、登録者を設定しておくもので、通常、留守
番電話または留守番ファクシミリとして使用される場合
で、名字で通信対象者が区別できるときには名字を登録
する。家庭内の留守番電話等で通信対象者が名字で区別
ができないときには、名前を登録したり、「お父さ
ん」、「御主人」等の代名詞の登録を重複して行う。但
し、「お父さん」、「御主人」等と特定の父さんの名前
は同一コードを割付ける。当然、「お母さん」、「奥
様」等と特定のお母さんの名前は同一コードを割付け
る。更に、「社長」、「専務」等も同趣旨で同一コード
を割付ける。特定の通信対象者を登録しておく通信者登
録部5は、図3に示す通信者登録テーブルが形成され
る。
【0017】図3に示す通信者登録テーブルには、「通
信対象者」、「発呼者」、「送信可否」、「期限管理」
等の項目を有しており、「通信対象者」の欄には受信側
の受け手を、また、「発呼者」の欄にはスケジュールの
問合せが来るであろうとする者、或いはスケジュールの
問合せに応じてはいけない者を書込む。「送信可否」の
欄には、「発呼者」の欄に書込んだスケジュールの問合
せが来るであろうとする者、スケジュールの問合せに応
じてはいけない者について、その送信の可否の種別を特
定するものである。「期限管理」の欄には、特定の尋ね
られた日のみのスケジュール内容を送信するか、3日以
内のスケジュール内容を送信するか、14日(2週間)
以内のスケジュール内容を送信するか等を管理するもの
である。この通信者登録テーブルは、通信対象者を複数
管理する事例で説明するが、本発明を実施する場合に
は、1人以上の通信対象者とすることができる。なお、
「発呼者」の欄には、コールIDを使用することもでき
る。このコールIDは発呼者の電話番号を、特定の受信
者が自分に連絡がある相手先として登録するものであ
り、電話回線の接続直後にコールIDとして発呼者の電
話番号が送信されてくるもので、発呼者を特定するのに
使用できる。なお、予め受信側で特定の受信者を登録し
ておく通信者登録部5は、自動によるファクシミリ受信
を前提とする場合には、OCR機能によって所定の文字
を判断させてもよいし、パソコン通信、ワープロ通信で
は、特定のコードを判断材料とすることもできる。
【0018】スケジュール管理部6は、図2に示す週間
スケジュールテーブルを作成するものであり、この週間
スケジュールテーブルは1週間単位でスケジュール印刷
及び表示されるが、入力については3月後または6月後
のスケジュールまで可能である。このスケジュール管理
部6は内蔵するタイマによって日付が変更されたとき、
格納されている週間スケジュールテーブルを1日シフト
させている。メッセージ要求部7は発呼者及び受信側の
通信対象者を特定するメッセージ要求を発呼者側に行う
もので、例えば、留守番電話であれば、「どなたでしょ
うか。どなたにお繋ぎしましょうか」等の音声情報を格
納するものであり、また、発呼者及び/または受信側の
通信対象者が特定困難な場合には、「もう一度繰返して
ください」との音声情報、一回で音声識別ができたと
き、送信側が繰返しのリクエストに応じた結果、音声識
別ができたときの御礼の応答として「ありがとうござい
ました」、伝言等の録音を開始する場合の「伝言をどう
ぞ。ファクシミリの場合には送信キーを操作して下さ
い」、更に、保存中の情報が音声識別困難で音声入力で
は出力できないときにコード入力を依頼する「指定コー
ドを入力してください」等の音声情報を格納している。
情報蓄積部8は、発呼者側から到来した情報をメッセー
ジ毎に登録者毎のコードを付して格納したり、スケジュ
ール管理部6に格納されている特定のスケジュール内容
を出力するメモリである。
【0019】音声合成処理部9は、公知の音声合成装置
からなり、スケジュール管理部6の週間スケジュールテ
ーブルの日付(月日)及び内容を合成音として発呼者側
に出力するものである。個々でスケジュール内容を「×
月×日『社内会議』」「×月×日『社内来客』」等の簡
単な単語表現とすることにより、日付(月日)及び音声
ICによるメッセージ出力による合成音とすることがで
きる。また、通信制御部10は公衆通信回線との信号変
換を行うモデムである。
【0020】図4は本発明の第一の実施の形態のスケジ
ュール管理装置にかかる主制御部がプログラム制御する
「留守番電話モード1」のフローチャートで、図5は本
発明の第一の実施の形態のスケジュール管理装置にかか
る主制御部がプログラム制御する「出力モード」のフロ
ーチャートである。なお、このプログラムはメインプロ
グラムの処理中にコールされる。
【0021】図示しないキー操作によって「留守番電話
モード1」に設定したとき、或いは呼出しが行われても
所定回数呼出しが行われても応答しないとき、このルー
チンがコールされる。
【0022】まず、ステップS1で所定の受信状態が確
認できない限り、このルーチンを脱する。ステップS1
で受信を確認したとき、ステップS2でメッセージ要求
部7に格納されている合成音によって「どなたでしょう
か。どなたにお繋ぎしましょうか」等の発呼者の特定及
び通信対象者の特定を行うためのメッセージを出力す
る。即ち、発呼者が誰で、通信対象者が誰であるかを尋
ねる。ステップS3で発呼者側から「・・・です」、
「・・・御願いします」との表現によって、発呼者が誰
であるか特定し、かつ、通信対象者が誰であるか特定す
る音声情報を得る。ステップS4で音声認識部2を使用
して、この返答から「・・・・」の音声識別ができたか
判定し、音声識別ができなかったとき、ステップS5で
繰返し3回以上尋ねたか判定し、繰返し3回以上尋ねて
いないとき、即ち、発呼者側に失礼のない限度として3
回までがその許容範囲とし、3回以上尋ねていないと
き、ステップS6でメッセージ要求部7に格納されてい
る合成音によって「もう一度繰返してください」の返答
を行い、ステップS3からステップS6のルーチンを最
大で3回まで繰返し実行する。
【0023】ステップS4で音声識別ができたと判定し
たとき、またはステップS5で3回まで繰返し尋ねた結
果、音声識別ができたと判定したとき、音声識別ができ
たことを相手に報知する目的で、ステップS7で対応に
対する御礼の意味を持たせた「ありがとうございまし
た」を返送する。ステップS4で音声識別ができたと判
定し、ステップS7で御礼を返送したとき、またはステ
ップS5で3回以上繰返し尋ねたと判定したとき、ステ
ップS8でその音声識別された発呼者及び通信対象者が
通信登録部5に登録されているか否かを判定する。即
ち、ステップS1乃至ステップS7のルーチンでは、発
呼者が誰で、通信対象者が誰であるかを特定するに必要
な情報入力を行うものである。
【0024】ステップS8で音声識別された発呼者及び
通信対象者が通信登録部5に登録されていないと判定し
たとき、ステップS9で「識別された発呼者及び通信対
象者が登録されていません」等の音声識別された発呼者
及び通信対象者が通信登録部5に登録されていない旨の
メッセージまたは音声識別ができなかった旨のメッセー
ジを発呼者に返送し、ステップS10で「何か伝言があ
れば御話下さい」、「伝言をどうぞ。ファクシミリの場
合には送信キーを操作して下さい」等の録音開始を返送
し、ステップS11及びステップS12で発呼者及び通
信対象者の該当なしの情報と共に、発呼者からの到来情
報を情報蓄積部8に蓄積し、その受信が終了したとき、
このルーチンを脱する。即ち、ステップS8乃至ステッ
プS12のルーチンは、音声識別された発呼者及び通信
対象者が通信者登録部5に登録されていないと判定した
とき、その旨を発呼者に報知し、留守番電話としての機
能により発呼者からの情報を録音し、それを通信対象者
に伝えるものである。
【0025】ステップS8で音声識別された発呼者及び
通信対象者が通信者登録部5に登録されていると判定し
たとき、ステップS13で通信者登録テーブルを参照し
て「送信可否」に「〇(送信許可コード)」が設定され
るているか判定する。通信者登録テーブルの「送信可
否」の欄が「〇」でないとき、ステップS14で「通信
対象者のスケジュールは返送できません」等の発呼者に
通信対象者のスケジュールを返送できない旨のメッセー
ジまたは都合により通信対象者のスケジュールを返送で
きない旨のメッセージを返送し、ステップS10で録音
開始を返送し、ステップS11及びステップS12で通
信対象者の情報と共に、発呼者からの到来情報を情報蓄
積部8に蓄積し、受信が終了したとき、このルーチンを
脱する。即ち、ステップS8、ステップS13、ステッ
プS14、ステップS10乃至ステップS12のルーチ
ンは、音声識別された発呼者に対して通信者登録テーブ
ルに通信対象者のスケジュールを報知して良いと指定さ
れていなかったとき、その旨を発呼者に報知し、留守番
電話としての機能により発呼者からの情報を録音し、そ
れを通信対象者に伝えるものである。
【0026】また、ステップS8で音声識別された発呼
者及び通信対象者が通信者登録部5に登録されていると
判定し、ステップS13で通信者登録テーブルを参照し
て「送信可否」に「〇」が設定されるていると判定し、
更に、ステップS15で図2の週間スケジュールを参照
して通信対象者のスケジュールの登録が有るか無いかを
判定し、通信対象者のスケジュールの登録が無いとき、
ステップS16で「通信対象者のスケジュールの登録は
ありません」等の発呼者に通信対象者のスケジュールの
登録が無い旨のメッセージを発呼者に返送し、ステップ
S10で録音開始を返送し、ステップS11及びステッ
プS12で通信対象者の情報と共に、発呼者からの到来
情報を情報蓄積部8に蓄積し、その受信が終了したと
き、このルーチンを脱する。即ち、ステップS8、ステ
ップS13、ステップS15、ステップS16、ステッ
プS10乃至ステップS12のルーチンは、音声識別さ
れた発呼者に対して通信者登録テーブルに通信対象者の
スケジュールが存在していないとき、その旨を発呼者に
報知し、留守番電話としての機能により発呼者からの情
報を録音し、それを通信対象者に伝えるものである。
【0027】そして、ステップS8で音声識別された発
呼者及び通信対象者が通信者登録部5に登録されている
と判定し、ステップS13で通信者登録テーブルを参照
して「送信可否」に「〇」が設定されるていると判定
し、ステップS15で図2の週間スケジュールを参照し
て通信対象者のスケジュールの登録が有ると判定したと
き、ステップS17で通信対象者のスケジュールを期限
管理の内容に基き抽出し、音声合成処理部9を用いて応
答メッセージを合成し、ステップS18でその合成した
応答メッセージを返送し、ステップS19で返送が終了
したとき、このルーチンを脱する。
【0028】即ち、ステップS8、ステップS13、ス
テップS15、ステップS17乃至ステップS19のル
ーチンは、音声識別された発呼者に対して通信者登録テ
ーブルに存在する通信対象者のスケジュールを発呼者に
報知するものである。
【0029】次に、「出力モード」のルーチンについて
説明する。
【0030】図示しないメインルーチンの処理中に、送
受話器部3である受話器を持ち上げることによって、
「出力モード」のルーチンに入る。
【0031】ステップS31で受話器、即ち、送受話器
部3で通信者登録部5に登録した登録者(通信対象者)
名を入力する。ステップS32で音声認識部2を使用し
て、音声識別ができたか判定し、音声識別ができなかっ
たとき、ステップS33で繰返し3回以上尋ねたか判定
し、繰返し3回以上尋ねていないとき、即ち、通信対象
者の感情を左右しない程度の繰返し回数の限度が3回ま
でとし、3回以上尋ねていないとき、ステップS34で
メッセージ要求部7に格納されている合成音によって
「もう一度繰返してください」の返答を行い、ステップ
S31からステップS34のルーチンを3回を限度とし
て繰返し実行する。
【0032】ステップS32で音声識別ができたと判定
したとき、またはステップS33で3回まで繰返し尋ね
たと判定したとき、ステップS35でその音声識別され
た登録者が存在するか否かを判定する。但し、「お父さ
ん」、「御主人」等の代名詞の登録を行ったものは、登
録者(自己)名を入力することによって、同一人物とし
てコード識別される。音声識別された登録者が存在する
とき、ステップS36で対応する登録者のコードから受
信情報を選択し、情報蓄積部8に格納されている該当す
る登録者のコードの付された情報をステップS36で編
集し、ステップS37で発呼者側から伝言が格納されて
いたときには、送受話器部3である受話器を介して、そ
れを音声として出力する。また、ファクシミリ情報が音
声として情報蓄積部8に交信信号と共に格納されていた
ときには、印字出力部4を介して、それが出力される。
通信対象者別に編集された情報がなくなったことがステ
ップS38で判定されるまで、それを継続する。
【0033】また、ステップS35で音声識別された登
録者が存在しないと判定されたとき、ステップS39で
念のため「指定コードを入力してください」と、音声入
力で登録者が特定できないとき、或いは無関係の第三者
とを区別するために、登録者に割付けられた所定のコー
ド入力を要求する。ステップS40でキー入力によって
コードの入力があったとき、それをステップS41で判
定し、登録者に割付けられた所定のコードの入力でない
とき、このルーチンを脱する。ステップS41で登録者
に割付けられた所定のコード入力と判定されたとき、ス
テップS36で特定コードの情報を管理テーブル6で編
集し、ステップS37で発呼者側からの伝言が格納され
ていたときには、送受話器部3である受話器を介して、
それを音声として出力する。また、ファクシミリ情報が
音声として情報蓄積部8に交信信号と共に書込まれてい
るときには、印字出力部4を介して、それが出力され
る。通信対象者別に編集された情報がなくなったことが
ステップS38で判定されるまで、それを継続する。
【0034】なお、情報蓄積部8に格納された発呼者側
からの到来情報は、本発明を実施する場合には、特定の
キーまたはコードで出力させる形態を取ることもでき
る。
【0035】図6は本発明の第二の実施の形態のスケジ
ュール管理装置にかかる主制御部がプログラム制御する
「留守番電話モード2」のフローチャートである。な
お、この「留守番電話モード2」のプログラムは、図4
及び図5のプログラムと同様にメインプログラムの実行
中にコールすることができ、また、図4及び図5のプロ
グラムと対で使用することもできる。
【0036】ステップS51で受信を確認しない限り、
このルーチンを脱する。ステップS51で受信を確認し
たとき、ステップS52で発呼者側からコールIDが到
来しているか判定し、発呼者側からコールIDが到来し
ていないとき、このルーチンを脱する。また、発呼者側
からコールIDが到来していると判定したとき、ステッ
プS53でそのコールIDが登録者であるか否かを判定
する。ステップS53で到来したコールIDが全通信対
象者の通信者登録部5に登録されていないと判定したと
き、ステップS54で「コールIDが登録されていませ
ん」等のコールIDが通信者登録部5に登録されていな
い旨のメッセージを発呼者に返送し、ステップS55で
「伝言をどうぞ。ファクシミリの場合には送信キーを操
作して下さい」等の録音開始を返送し、ステップS56
でコールIDの該当なしの情報と共に、発呼者からの到
来情報を情報蓄積部8に蓄積し、ステップS57でその
受信が終了したとき、このルーチンを脱する。
【0037】ステップS53でコールIDが通信者登録
部5に登録されていると判定したとき、ステップS58
で通信者登録テーブルを参照して「送信可否」に「〇」
が設定されるているか判定する。通信者登録テーブルの
「送信可否」の欄が「〇」でないとき、ステップS59
で「通信対象者のスケジュールは返送できません」等の
発呼者に通信対象者のスケジュールを返送できない旨の
メッセージを返送し、ステップS55で録音開始を返送
し、ステップS56及びステップS57でコールIDと
共に、発呼者からの到来情報を情報蓄積部8に蓄積し、
受信が終了したとき、このルーチンを脱する。
【0038】また、ステップS53でコールIDが通信
者登録部5に登録されていると判定し、ステップS58
で通信者登録テーブルを参照して「送信可否」に「〇」
が設定されるていると判定し、更に、ステップS60で
図2の週間スケジュールを参照して通信対象者のスケジ
ュールの登録が有るか無いかを判定し、通信対象者のス
ケジュールの登録が無いとき、ステップS61で「通信
対象者のスケジュールの登録はありません」等の発呼者
に通信対象者のスケジュールの登録が無い旨のメッセー
ジを発呼者に返送し、ステップS55で録音開始を返送
し、ステップS56及びステップS57で通信対象者の
情報と共に、発呼者からの到来情報を情報蓄積部8に蓄
積し、受信が終了したとき、このルーチンを脱する。
【0039】そして、ステップS53でコールIDが通
信者登録部5に登録されていると判定し、ステップS5
8で通信者登録テーブルを参照して「送信可否」に
「〇」が設定されるていると判定し、ステップS60で
図2の週間スケジュールを参照して通信対象者のスケジ
ュールの登録が有ると判定したとき、ステップS62で
通信対象者のスケジュールを期限管理の内容に基き抽出
し、音声合成処理部9を用いて応答メッセージを合成
し、ステップS63でその合成した応答メッセージを発
呼者に返送し、ステップS64で返送が終了したとき、
このルーチンを脱する。
【0040】なお、「留守番電話モード2」に設定され
ているとき、送受話器部3である受話器を持ち上げるこ
とによって、「出力モード」のルーチンに入る。「出力
モード」のルーチンについては前述したとおりであるか
ら、重複する説明を省略する。
【0041】このように、本実施の形態のスケジュール
管理装置は、受信側の通信対象者のスケジュールを登録
するスケジュール管理部6と、予め受信側でスケジュー
ル管理部6の内容に対応して、スケジュール管理部6の
スケジュール内容を発呼者に送信することを許容する許
可部を有する通信者登録部5と、発呼者側からの信号を
受信したとき、発呼者及び通信対象者を特定するメッセ
ージ要求を発呼者側に送るメッセージ要求部7と、メッ
セージ要求部7のメッセージ要求に応答して、発呼者が
発呼者及び受信側の通信対象者を特定したとき、その特
定された発呼者が通信者登録部5に登録されているか判
定する主制御部1のステップS2乃至ステップS8から
なる通信相手判定部と、発呼者が通信者登録部5に登録
されていると判定したとき、通信者登録部5のスケジュ
ール内容を受信側から発呼者に送る印字出力部4及び送
受話器部3からなる情報出力部とを具備するものであ
る。
【0042】これは、発呼者側からの信号を受信したと
き、発呼者及び受信側の通信対象者を特定するメッセー
ジ要求部7に格納されているメッセージ要求を発呼者側
に行い、前記メッセージ要求に応答して発呼者が自己及
び前記通信対象者を特定し、その特定された前記通信対
象者が持つ通信者登録部5の通信者登録テーブルに予め
前記発呼者に対して、前記通信対象者のスケジュールを
登録したスケジュール管理部6のスケジュール内容の送
信を許容されているとき、前記通信者登録テーブルのス
ケジュール内容を受信側から発呼者に送信するものであ
り、これをスケジュール管理方法の実施の形態とするこ
とができる。
【0043】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねるとき、通信回線を介して行えば、特
定の質問者である発呼者に対して特定の通信対象者の在
・不在にかかわらずスケジュール情報を得ることができ
る。また、特定の質問者以外については、スケジュール
情報を発送することがないので、スケジュール情報の秘
密が保持できる。故に、特定の通信対象者のスケジュー
ル情報が、通信対象者本人に連絡を取ることなく、特定
の発呼者に対してのみ自己のスケジュールを知らせるこ
とができる。また、発呼者と通信対象者を特定するの
に、音声認識を行っているから、音声で発呼者が特定で
き、特定の電話器等に拘束されることなく、しかも、通
常の電話またはファクシミリと同様の使用によって対応
できる。
【0044】第二の実施の形態のスケジュール管理装置
は、受信側の通信対象者のスケジュールを登録するスケ
ジュール管理部6と、予め受信側でスケジュール管理部
6の内容に対応して、スケジュール管理部6のスケジュ
ール内容を発呼者に送信することを許容する許可部を有
する通信者登録部5と、発呼者側からコールIDを受信
したとき、コールIDが受信側で特定した発呼者のもの
として登録されているか判定する主制御部1のステップ
S52乃至ステップS53からなる通信相手判定部と、
発呼者が通信者登録部5に登録されていると判定したと
き、通信者登録部5のスケジュール内容を受信側から発
呼者に送る印字出力部4及び送受話器部3からなる情報
出力部とを具備するものである。
【0045】これは、発呼者側から到来したコールID
を受信したとき、前記コールIDに応答して通信対象者
が持つスケジュール管理部6の通信者登録テーブルに、
予め前記発呼者に対して、前記通信対象者のスケジュー
ルを登録したスケジュール管理部6のスケジュール内容
の送信が許容されているとき、前記通信者登録テーブル
のスケジュール内容を受信側から発呼者に送信するもの
であり、これをスケジュール管理方法の実施の形態とす
ることができる。
【0046】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねるとき、通信回線を介して行えば、特
定の質問者である発呼者に対して特定の通信対象者の在
・不在にかかわらずスケジュール情報を得ることができ
る。また、特定の質問者以外については、スケジュール
情報を発送することがないので、スケジュール情報の秘
密が保持できる。故に、特定の通信対象者のスケジュー
ル情報が、通信対象者本人に連絡を取ることなく、特定
の発呼者に対してのみ自己のスケジュールを知らせるこ
とができる。また、発呼者と通信対象者を特定するの
に、コールIDを使用しているから、発呼者が特別の操
作を行うことなく通信対象者のスケジュールを知ること
ができる。
【0047】そして、コールIDのみで発呼者を特定す
るものでは、高価な音声識別部2が不要となり、装置が
廉価となる。
【0048】上記実施の形態のスケジュール管理部6の
通信者登録テーブルのスケジュール内容を送信すること
の許容は、所定の期限内とするものであり、特定の発呼
者に対してのみ自己のスケジュールを知らせる範囲を、
通信対象者の意思によって問合せに応じた任意の範囲に
設定することができる。特に、指定された日付を最初に
回答し、その1日前、その1日後として3日間の予定を
回答したり、また、指定された日付を最初に回答し、そ
の1日前、その2日前、その1日後、その2日後として
5日間の予定を回答したり、または、指定された日付か
ら、その1日前、その2日前と順次その前の予定を回答
させたり、逆に、指定された日付から、その1日後、そ
の2日後と順次その後の予定を3日、5日、1週間、2
週間の範囲で回答させたりすることもできる。特に、3
日、5日程度のスケジュールを回答する場合には、指定
された日付を最初に、その前後を序で回答するのがよ
い。
【0049】上記実施の形態の指定された発呼者が通信
者登録部5に登録されていなかったとき、前記発呼者か
らの到来情報を格納する情報蓄積部8を具備するもので
あり、留守番機能によって前記発呼者からの到来情報を
情報蓄積部8に格納することにより、特定の通信対象者
のスケジュールを聞くことができないときには、特定の
発呼者からの質問を録音することにより、特定の通信対
象者がそれを聞いた後に、通信対象者が発呼者に電話ま
たはファクシミリでスケジュールを報知することができ
る。
【0050】ところで、上記実施の形態のスケジュール
管理装置は、通信者登録部5の通信者登録テーブルに
は、「通信対象者」、「発呼者」、「送信可否」、「期
限管理」等の項目を有しているが、特に、「居場所」、
「電話番号」等のように、現在連絡を取る情報を設定す
ることもできる。また、これは当日の通信者登録テーブ
ルのみの返送情報とすることもできる。
【0051】また、上記実施の形態のスケジュール管理
装置は、指定された期間の回答を行うものであるが、本
発明を実施する場合には、指定された日付のみの回答を
行うという構成にすることもできる。
【0052】そして、「留守番電話モード1」及び「留
守番電話モード2」は、同時に図示しないメインプログ
ラムでコールされるようにすることにより、音声及びコ
ールIDの対応が可能となる。
【0053】なお、上記実施の形態のスケジュール管理
装置は、電話及びファクシミリ装置について説明した
が、本発明を実施する場合には、パソコン通信、電子メ
ール等で使用可能なスケジュールを管理する方法及びそ
の装置として使用できるものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1のスケジュール
管理方法は、発呼者側からの信号を受信したとき、発呼
者及び受信側の通信対象者を特定するメッセージ要求を
発呼者側に行い、前記メッセージ要求に応答して発呼者
が自己及び前記通信対象者を特定し、その特定された前
記通信対象者が持つ通信者登録テーブルに予め前記発呼
者に対して、前記通信対象者のスケジュールを登録した
スケジュール内容の送信を許容されているとき、前記通
信者登録テーブルのスケジュール内容を受信側から発呼
者に送信するものである。
【0055】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねると、特定された前記通信対象者が持
つ通信者登録テーブルでスケジュール内容の送信が許容
されているとき、前記スケジュール内容を受信側から発
呼者に送信するものであり、特定の通信対象者の在・不
在にかかわらずスケジュール情報を得ることができる。
また、特定の質問者以外については、スケジュール情報
を発送することがないので、スケジュール情報の秘密が
保持できる。故に、特定の通信対象者のスケジュール情
報が、通信対象者本人に連絡を取ることなく、特定の発
呼者に対してのみ自己のスケジュールを知らせることが
できる。そして、発呼者と通信対象者を特定するのに、
音声認識を行っているから、音声で発呼者が特定でき、
特定の電話器等に拘束されることなく、しかも通常の電
話またはファクシミリと同様に対応できる。
【0056】請求項2のスケジュール管理方法は、発呼
者側から到来したコールIDを受信したとき、前記コー
ルIDに応答して通信対象者が持つ通信者登録テーブル
に、予め前記発呼者に対して、前記通信対象者のスケジ
ュールを登録したスケジュール管理部のスケジュール内
容の送信が許容されているとき、前記通信者登録テーブ
ルのスケジュール内容を受信側から発呼者に送信するも
のである。
【0057】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねると、特定された前記通信対象者が持
つ通信者登録テーブルにおいてスケジュール内容の送信
が許容されているとき、前記スケジュール内容を受信側
から発呼者に送信するものであり、通信回線を介して行
えば、特定の質問者である発呼者に対して特定の通信対
象者の在・不在にかかわらずスケジュール情報を得るこ
とができる。また、特定の質問者以外については、スケ
ジュール情報を発送することがないので、スケジュール
情報の秘密が保持できる。故に、特定の通信対象者のス
ケジュール情報が、通信対象者本人に連絡を取ることな
く、特定の発呼者に対してのみ自己のスケジュールを知
らせることができる。また、発呼者と通信対象者を特定
するのに、コールIDを使用しているから、発呼者が特
別の操作を行うことなく通信対象者のスケジュールを知
ることができ、また、その発呼者の認識が容易であり、
装置が廉価となる。
【0058】請求項3のスケジュール管理方法は、請求
項1または請求項2に記載の通信者登録テーブルのスケ
ジュール内容を送信することの許容を、所定の期限内と
するものであるから、請求項1または請求項2に記載の
効果に加えて、発呼者に対して自己のスケジュールを知
らせる範囲を、通信対象者の意思によって問合せに応じ
た任意の範囲に設定することができる。故に、所定期間
内の予定を秘密にすることもできる。
【0059】請求項4のスケジュール管理装置は、受信
側の通信対象者のスケジュールをスケジュール管理部に
登録し、そのスケジュール管理部のスケジュール内容を
予め特定した発呼者に送信する許可を通信者登録部の許
可部に書込んでおき、前記発呼者側からの信号を受信し
たとき、前記発呼者及び前記通信対象者を特定するメッ
セージ要求を前記発呼者側に送るメッセージ要求部に応
答して、前記発呼者が前記発呼者及び受信側の通信対象
者を特定したとき、その特定された前記発呼者が前記通
信者登録部に登録されているか通信相手判定部で判定
し、前記発呼者が前記通信者登録部に登録されていると
判定したとき、前記通信者登録部のスケジュール内容を
受信側から前記発呼者に送るものである。
【0060】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねると、特定された前記通信対象者のス
ケジュール内容の送信が許容されているとき、前記スケ
ジュール内容を受信側から発呼者に送信するものであ
り、特定の通信対象者の在・不在にかかわらずスケジュ
ール情報を得ることができる。また、特定の質問者以外
については、スケジュール情報を発送することがないの
で、スケジュール情報の秘密が保持できる。故に、特定
の通信対象者のスケジュール情報が、通信対象者本人に
連絡を取ることなく、特定の発呼者に対してのみ自己の
スケジュールを知らせることができる。そして、発呼者
と通信対象者を特定するのに、音声認識を行っているか
ら、音声で発呼者が特定でき、特定の電話器等に拘束さ
れることなく、しかも、通常の電話またはファクシミリ
と同様に対応できる。
【0061】請求項5のスケジュール管理装置は、受信
側の通信対象者のスケジュールをスケジュール管理部に
登録し、予め受信側で前記スケジュール管理部の内容に
対応して、前記スケジュール管理部のスケジュール内容
を発呼者に送信することを許容しておき、前記発呼者側
からコールIDを受信したとき、前記コールIDが受信
側で特定した前記発呼者のものとして登録されているか
通信相手判定部で判定し、前記発呼者が前記通信者登録
部に登録されていると判定したとき、前記通信者登録部
のスケジュール内容を受信側から前記発呼者に送信する
ものである。
【0062】したがって、特定の通信対象者に対してス
ケジュールを尋ねると、特定された前記通信対象者が持
つスケジュール内容の送信が許容されているとき、前記
スケジュール内容を受信側から発呼者に送信するもので
あり、通信回線を介して行えば、特定の質問者である発
呼者に対して特定の通信対象者の在・不在にかかわらず
スケジュール情報を得ることができる。また、特定の質
問者以外については、スケジュール情報を発送すること
がないので、スケジュール情報の秘密が保持できる。故
に、特定の通信対象者のスケジュール情報が、通信対象
者本人に連絡を取ることなく、特定の発呼者に対しての
み自己のスケジュールを知らせることができる。また、
発呼者と通信対象者を特定するのに、コールIDを使用
しているから、発呼者が特別の操作を行うことなく通信
対象者のスケジュールを知ることができ、また、その発
呼者の認識が容易であり、装置が廉価となる。
【0063】請求項6のスケジュール管理装置は、請求
項4または請求項5に記載の通信者登録テーブルのスケ
ジュール内容を送信することの許容を、所定の期限内と
するものであるから、請求項1または請求項2に記載の
効果に加えて、発呼者に対して自己のスケジュールを知
らせる範囲を、通信対象者の意思によって問合せに応じ
た任意の範囲に設定することができる。故に、所定期間
内の予定を秘密にすることもできる。
【0064】請求項7のスケジュール管理装置は、請求
項4乃至請求項6の何れか1つに記載の指定された発呼
者が通信者登録部に登録されていなかったとき、前記発
呼者からの到来情報を格納する情報蓄積部を具備するも
のであるから、請求項4乃至請求項6の何れか1つに記
載の効果に加えて、特定の通信対象者のスケジュールを
聞くことができないときには、特定の発呼者からの質問
を録音することにより、特定の通信対象者がそれを聞い
た後に、通信対象者が発呼者に電話またはファクシミリ
でスケジュールを報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態にかかるス
ケジュール管理装置の全体の構成図である。
【図2】 図2は本発明の第一の実施の形態にかかるス
ケジュール管理装置で使用する週間スケジュールテーブ
ルの事例を示す参考説明図である。
【図3】 図3は本発明の第一の実施の形態にかかるス
ケジュール管理装置で使用する通信者登録テーブルの事
例を示す参考説明図である。
【図4】 図4は本発明の第一の実施の形態のスケジュ
ール管理装置にかかる主制御部がプログラム制御する
「留守番電話モード1」のフローチャートである。
【図5】 図5は本発明の第一の実施の形態のスケジュ
ール管理装置にかかる主制御部がプログラム制御する
「出力モード」のフローチャートである。
【図6】 図6は本発明の第二の実施の形態のスケジュ
ール管理装置にかかる主制御部がプログラム制御する
「留守番電話モード2」のフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 音声認識部 3 送受話器部 4 印字出力部 5 通信者登録部 6 スケジュール管理部 7 メッセージ要求部 8 情報蓄積部 9 音声合成処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼者側からの信号を受信したとき、発
    呼者及び受信側の通信対象者を特定するメッセージ要求
    を発呼者側に行い、前記メッセージ要求に応答して発呼
    者が自己及び前記通信対象者を特定し、その特定された
    前記通信対象者が持つ通信者登録テーブルに予め前記発
    呼者に対して、前記通信対象者のスケジュールを登録し
    たスケジュール内容の送信を許容されているとき、前記
    通信者登録テーブルのスケジュール内容を受信側から発
    呼者に送信することを特徴とするスケジュール管理方
    法。
  2. 【請求項2】 発呼者側から到来したコールIDを受信
    したとき、前記コールIDに応答して通信対象者が持つ
    通信者登録テーブルに、予め前記発呼者に対して、前記
    通信対象者のスケジュールを登録したスケジュール管理
    部のスケジュール内容の送信が許容されているとき、前
    記通信者登録テーブルのスケジュール内容を受信側から
    発呼者に送信することを特徴とするスケジュール管理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記通信者登録テーブルのスケジュール
    内容を送信することの許容は、所定の期限内で許容する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスケ
    ジュール管理方法。
  4. 【請求項4】 受信側の通信対象者のスケジュールを登
    録するスケジュール管理部と、 予め受信側で前記スケジュール管理部の内容に対応し
    て、前記スケジュール管理部のスケジュール内容を発呼
    者に送信することを許容する許可部を有する通信者登録
    部と、 前記発呼者側からの信号を受信したとき、前記発呼者及
    び前記通信対象者を特定するメッセージ要求を前記発呼
    者側に送るメッセージ要求部と、 前記メッセージ要求部に応答して、前記発呼者が前記発
    呼者及び受信側の通信対象者を特定したとき、その特定
    された前記発呼者が前記通信者登録部に登録されている
    か判定する通信相手判定部と、 前記発呼者が前記通信者登録部に登録されていると判定
    したとき、前記通信者登録部のスケジュール内容を受信
    側から前記発呼者に送る情報出力部とを具備することを
    特徴とするスケジュール管理装置。
  5. 【請求項5】 受信側の通信対象者のスケジュールを登
    録するスケジュール管理部と、 予め受信側で前記スケジュール管理部の内容に対応し
    て、前記スケジュール管理部のスケジュール内容を発呼
    者に送信することを許容する許可部を有する通信者登録
    部と、 前記発呼者側からコールIDを受信したとき、前記コー
    ルIDが受信側で特定した前記発呼者のものとして登録
    されているか判定する通信相手判定部と、 前記発呼者が前記通信者登録部に登録されていると判定
    したとき、前記通信者登録部のスケジュール内容を受信
    側から前記発呼者に送信する情報出力部とを具備するこ
    とを特徴とするスケジュール管理装置。
  6. 【請求項6】 前記通信者登録部のスケジュール内容を
    送信することの許容は、所定の期限内で許容することを
    特徴とする請求項4または請求項5に記載のスケジュー
    ル管理装置。
  7. 【請求項7】 前記指定された発呼者が前記通信者登録
    部に登録されていなかったとき、前記発呼者からの到来
    情報を格納する情報蓄積部を具備することを特徴とする
    請求項4乃至請求項6の何れか1つに記載のスケジュー
    ル管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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