JPH09321465A - 印刷配線板収容構造 - Google Patents
印刷配線板収容構造Info
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- JPH09321465A JPH09321465A JP13167496A JP13167496A JPH09321465A JP H09321465 A JPH09321465 A JP H09321465A JP 13167496 A JP13167496 A JP 13167496A JP 13167496 A JP13167496 A JP 13167496A JP H09321465 A JPH09321465 A JP H09321465A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大
型化を防止し、小型，高密度で低コストの装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 一端に接続用のコネクタ２を実装した印刷配
線板１０を、上下に配置したガイドレール１１に挿入ス
ライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板
収容構造において、前記ガイドレール１１に段階的に溝
幅の異なる複数の溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃを階段状に
設け、これら複数の溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃの各溝幅
に対応した異なる板厚の印刷配線板１０の外形の寸法
を、前記各溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃの上下間隔に対応
させる。
型化を防止し、小型，高密度で低コストの装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 一端に接続用のコネクタ２を実装した印刷配
線板１０を、上下に配置したガイドレール１１に挿入ス
ライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板
収容構造において、前記ガイドレール１１に段階的に溝
幅の異なる複数の溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃを階段状に
設け、これら複数の溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃの各溝幅
に対応した異なる板厚の印刷配線板１０の外形の寸法
を、前記各溝１１ａ，１１ｂ，１１ｃの上下間隔に対応
させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端に接続用のコ
ネクタを実装した印刷配線板を、上下に配置したガイド
レールに挿入スライドしてシェルフ内の接続位置に収容
する印刷配線板収容構造に関する。
ネクタを実装した印刷配線板を、上下に配置したガイド
レールに挿入スライドしてシェルフ内の接続位置に収容
する印刷配線板収容構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８はこの種の印刷配線板収容構造の従
来例を示す斜視図、図９は同正面図である。図におい
て、１は印刷配線板で片側にコネクタ２が取り付けられ
ている。３は印刷配線板１のコネクタ２に接続するため
に、バックボード４に取り付けられたコネクタ、６は印
刷配線板１のコネクタ２とバックボード４のコネクタ３
を接続するためのガイドレール、５は該ガイドレール６
を取り付ける取付板であり、前記ガイドレール６は印刷
配線板１を支持するために印刷配線板１の寸法ｈ1 より
も少し大きなＨ1 の間隔で上下にガイドレール６を設け
ている。
来例を示す斜視図、図９は同正面図である。図におい
て、１は印刷配線板で片側にコネクタ２が取り付けられ
ている。３は印刷配線板１のコネクタ２に接続するため
に、バックボード４に取り付けられたコネクタ、６は印
刷配線板１のコネクタ２とバックボード４のコネクタ３
を接続するためのガイドレール、５は該ガイドレール６
を取り付ける取付板であり、前記ガイドレール６は印刷
配線板１を支持するために印刷配線板１の寸法ｈ1 より
も少し大きなＨ1 の間隔で上下にガイドレール６を設け
ている。
【０００３】また、ガイドレール６の溝６ａの幅Ｔ
1 は、印刷配線板１の板厚ｔ1 より少し大きくなってお
り、コネクタの接続が行われるためのガタツキが許容で
きる幅となっている。以上の構成により、印刷配線板１
を収容する場合、印刷配線板１の板厚ｔ1 よりも少し大
きなＴ1 の幅のガイドレール６の溝６ａに印刷配線板１
を挿入スライドさせていた。
1 は、印刷配線板１の板厚ｔ1 より少し大きくなってお
り、コネクタの接続が行われるためのガタツキが許容で
きる幅となっている。以上の構成により、印刷配線板１
を収容する場合、印刷配線板１の板厚ｔ1 よりも少し大
きなＴ1 の幅のガイドレール６の溝６ａに印刷配線板１
を挿入スライドさせていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ここで、印刷配線板に
実装する電子部品の小型化、高密度化により、印刷配線
板の部品の総端子数が増し、配線密度が増しネット本数
が増加すると、印刷配線板の配線領域が不足して、印刷
配線板の表層だけではなく中層も使用するため、多層構
造となる。
実装する電子部品の小型化、高密度化により、印刷配線
板の部品の総端子数が増し、配線密度が増しネット本数
が増加すると、印刷配線板の配線領域が不足して、印刷
配線板の表層だけではなく中層も使用するため、多層構
造となる。
【０００５】このようにして積層数が増すと、印刷配線
板の板厚を厚くする必要が出てくるが、上記構成の従来
技術では、ガイドレールが一定の板厚の印刷配線板しか
挿入スライドできないため、異なる板厚を同じ位置に収
容できないという問題がある。また、同じ位置に収容す
るために、複数の印刷配線板に回路分割すると、印刷配
線板を収容するコネクタが増し収容するシェルフが大型
化するとともに、必ず複数の印刷配線板が必要となった
りするという問題がある。
板の板厚を厚くする必要が出てくるが、上記構成の従来
技術では、ガイドレールが一定の板厚の印刷配線板しか
挿入スライドできないため、異なる板厚を同じ位置に収
容できないという問題がある。また、同じ位置に収容す
るために、複数の印刷配線板に回路分割すると、印刷配
線板を収容するコネクタが増し収容するシェルフが大型
化するとともに、必ず複数の印刷配線板が必要となった
りするという問題がある。
【０００６】また、印刷配線板を大きくして印刷配線板
の板厚や数を増やさずに同じ位置に収容しようとする
と、上記と同様に収容するシェルフが大型化するため、
装置の小型化，高密度化が実現できないとともに、その
他の印刷配線板も大きい寸法にて製造するため、むだな
部分を付けた状態となり、定尺からの取り数も減るた
め、製造コストが高くなるという問題がある。
の板厚や数を増やさずに同じ位置に収容しようとする
と、上記と同様に収容するシェルフが大型化するため、
装置の小型化，高密度化が実現できないとともに、その
他の印刷配線板も大きい寸法にて製造するため、むだな
部分を付けた状態となり、定尺からの取り数も減るた
め、製造コストが高くなるという問題がある。
【０００７】本発明は、以上の問題点に鑑み、異なる板
厚の印刷配線板を同一のガイドレールにより収容する構
成を得て、印刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大
型化を防止し、小型，高密度で低コストの装置を提供す
ることを目的とする。
厚の印刷配線板を同一のガイドレールにより収容する構
成を得て、印刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大
型化を防止し、小型，高密度で低コストの装置を提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ガイドレールが板厚の異なる印刷配線板
を共通して受け入れられるようにする。すなわち、第１
の発明は、一端に接続用のコネクタを実装した印刷配線
板を、上下に配置したガイドレールに挿入スライドして
シェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構造に
おいて、前記ガイドレールに段階的に溝幅の異なる複数
の溝を階段状に設け、これら複数の溝の各溝幅に対応し
た異なる板厚の印刷配線板の外形の寸法を、前記各溝の
上下間隔に対応させたことを特徴とする。
め、本発明は、ガイドレールが板厚の異なる印刷配線板
を共通して受け入れられるようにする。すなわち、第１
の発明は、一端に接続用のコネクタを実装した印刷配線
板を、上下に配置したガイドレールに挿入スライドして
シェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構造に
おいて、前記ガイドレールに段階的に溝幅の異なる複数
の溝を階段状に設け、これら複数の溝の各溝幅に対応し
た異なる板厚の印刷配線板の外形の寸法を、前記各溝の
上下間隔に対応させたことを特徴とする。
【０００９】本発明は、さらに、異なる板厚の印刷配線
板を同一のガイドレールに挿入できるようにする。すな
わち、第２の発明は、一端に接続用のコネクタを実装し
た印刷配線板を、上下に配置したガイドレールに挿入ス
ライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板
収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上下端に
勾配を設けることで、前記ガイドレールへ挿入スライド
可能な端部の幅を得ることを特徴とする。
板を同一のガイドレールに挿入できるようにする。すな
わち、第２の発明は、一端に接続用のコネクタを実装し
た印刷配線板を、上下に配置したガイドレールに挿入ス
ライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板
収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上下端に
勾配を設けることで、前記ガイドレールへ挿入スライド
可能な端部の幅を得ることを特徴とする。
【００１０】第３の発明は、一端に接続用のコネクタを
実装した印刷配線板を、上下に配置したガイドレールに
挿入スライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷
配線板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上
下端に段差面を設けることで、前記ガイドレールへ挿入
スライド可能な端部の幅を得ることを特徴とする。
実装した印刷配線板を、上下に配置したガイドレールに
挿入スライドしてシェルフ内の接続位置に収容する印刷
配線板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上
下端に段差面を設けることで、前記ガイドレールへ挿入
スライド可能な端部の幅を得ることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図１は第１の発明の一実施の形態を示
す斜視図、図２は同正面図、図３は同実施の形態におけ
る寸法関係を示す正面図である。図において、１０は印
刷配線板で片端にコネクタ２が取り付けられている。３
は印刷配線板１０のコネクタ２に接続するために、バッ
クボード４に取り付けられたコネクタ、５は印刷配線板
１０を収容するために設けたガイドレール１１の取付
板、１１は印刷配線板１０のコネクタ２とバックパネル
４のコネクタ３を接続するためのガイドレールで、印刷
配線板１を支持するために、印刷配線板１の寸法ｈ1 よ
りも少し大きなＨ1 の間隔で上下にガイドレール１１を
設けている。ガイドレール１１には上下のガイドレール
１１をＨ1 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ1 の第１の溝
１１ａとＨ2 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ2 の第２の
溝１１ｂとＨ3 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ3 の第３
の溝１１ｃが設けてある。
従って説明する。図１は第１の発明の一実施の形態を示
す斜視図、図２は同正面図、図３は同実施の形態におけ
る寸法関係を示す正面図である。図において、１０は印
刷配線板で片端にコネクタ２が取り付けられている。３
は印刷配線板１０のコネクタ２に接続するために、バッ
クボード４に取り付けられたコネクタ、５は印刷配線板
１０を収容するために設けたガイドレール１１の取付
板、１１は印刷配線板１０のコネクタ２とバックパネル
４のコネクタ３を接続するためのガイドレールで、印刷
配線板１を支持するために、印刷配線板１の寸法ｈ1 よ
りも少し大きなＨ1 の間隔で上下にガイドレール１１を
設けている。ガイドレール１１には上下のガイドレール
１１をＨ1 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ1 の第１の溝
１１ａとＨ2 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ2 の第２の
溝１１ｂとＨ3 の間隔の位置を形成する溝幅Ｔ3 の第３
の溝１１ｃが設けてある。
【００１２】上下のガイドレール１１の溝１１ａには、
印刷配線板１を挿入スライドする。また、印刷配線板１
０は、上下のガイドレール１１の溝１１ｂに挿入スライ
ドする。また、印刷配線板１２は上下のガイドレール１
１の溝１１ｃに挿入スライドする。電子交換機の場合、
特に回線系を収容するシェルフは、使用者の要求する回
線種別に対応する印刷配線板を自由に選択し構成できる
ようにしている。この方式をフリースロット方式とい
い、たとえばアナログ回路，デジタル回線，ＩＳＤＮ回
線，コードレス収容回線，ＬＡＮ収容回線等の各種印刷
配線板が回線収容数に応じてシェルフに収容できる。各
種印刷配線板は、回路構成や回線収容容量により、電子
部品の搭載数量や部品端子数，配線密度が異なる。多ピ
ンのＬＳＩが多く搭載される印刷配線板になると、配線
密度が高くなり、多くの配線領域が必要となるため、多
層構造となり、印刷配線板の板厚が１種類では構成でき
ず、複数の種類の板厚の印刷配線板を同一シェルフに収
容することになる。
印刷配線板１を挿入スライドする。また、印刷配線板１
０は、上下のガイドレール１１の溝１１ｂに挿入スライ
ドする。また、印刷配線板１２は上下のガイドレール１
１の溝１１ｃに挿入スライドする。電子交換機の場合、
特に回線系を収容するシェルフは、使用者の要求する回
線種別に対応する印刷配線板を自由に選択し構成できる
ようにしている。この方式をフリースロット方式とい
い、たとえばアナログ回路，デジタル回線，ＩＳＤＮ回
線，コードレス収容回線，ＬＡＮ収容回線等の各種印刷
配線板が回線収容数に応じてシェルフに収容できる。各
種印刷配線板は、回路構成や回線収容容量により、電子
部品の搭載数量や部品端子数，配線密度が異なる。多ピ
ンのＬＳＩが多く搭載される印刷配線板になると、配線
密度が高くなり、多くの配線領域が必要となるため、多
層構造となり、印刷配線板の板厚が１種類では構成でき
ず、複数の種類の板厚の印刷配線板を同一シェルフに収
容することになる。
【００１３】印刷配線板１，１０，１２のコネクタ２
と、バックボード４のコネクタ３は、シェルフに収容す
る印刷配線板１，１０，１２が接続可能な様に共通化さ
れている。印刷配線板の板厚ｔ1 で層構成される印刷配
線板１はガイドレール１１の溝１１ａの上下のＨ1 寸法
より少し小さいｈ1 寸法で外形を形成しており、印刷配
線板１をシェルフに実装する場合は、上下のガイドレー
ル１１の溝１１ａに沿って挿入し、コネクタ２，３が接
続される。
と、バックボード４のコネクタ３は、シェルフに収容す
る印刷配線板１，１０，１２が接続可能な様に共通化さ
れている。印刷配線板の板厚ｔ1 で層構成される印刷配
線板１はガイドレール１１の溝１１ａの上下のＨ1 寸法
より少し小さいｈ1 寸法で外形を形成しており、印刷配
線板１をシェルフに実装する場合は、上下のガイドレー
ル１１の溝１１ａに沿って挿入し、コネクタ２，３が接
続される。
【００１４】印刷配線板の板厚ｔ2 で層構成される印刷
配線板１０は、ガイドレール１１の溝１１ｂの上下のＨ
2 寸法より少し小さいｈ2 寸法で外形を形成しており印
刷配線板１０をシェルフに実装する場合は、上下のガイ
ドレール１１の溝１１ｂに沿って挿入し、コネクタ２，
３が接続される。その場合のコネクタ２の位置関係は、
バックボード４のコネクタ３と対向する位置に設けてい
る。
配線板１０は、ガイドレール１１の溝１１ｂの上下のＨ
2 寸法より少し小さいｈ2 寸法で外形を形成しており印
刷配線板１０をシェルフに実装する場合は、上下のガイ
ドレール１１の溝１１ｂに沿って挿入し、コネクタ２，
３が接続される。その場合のコネクタ２の位置関係は、
バックボード４のコネクタ３と対向する位置に設けてい
る。
【００１５】印刷配線板の板厚ｔ3 で層構成される印刷
配線板１２は、ガイドレール１１の溝１１ｃの上下のＨ
3 寸法より少し小さいｈ3 寸法で外形を形成しており、
印刷配線板１２をシェルフに実装する場合は、上下のガ
イドレール１１の溝１１ｃに沿って挿入し、コネクタ
２，３が接続される。その場合のコネクタ２の位置関係
は、バックボード４のコネクタ３と対向する位置に設け
ている。
配線板１２は、ガイドレール１１の溝１１ｃの上下のＨ
3 寸法より少し小さいｈ3 寸法で外形を形成しており、
印刷配線板１２をシェルフに実装する場合は、上下のガ
イドレール１１の溝１１ｃに沿って挿入し、コネクタ
２，３が接続される。その場合のコネクタ２の位置関係
は、バックボード４のコネクタ３と対向する位置に設け
ている。
【００１６】以上により、収容する印刷配線板の層数の
増加により板厚が増しても、同一位置に挿入できる。し
たがって、複数の印刷配線板に回路分割する必要もなく
なり、また、印刷配線板の寸法を大きくすることがなく
なる。さらに印刷配線板の回路分割も寸法を大きくする
必要もなく、定尺からの取り数を最適化できる。
増加により板厚が増しても、同一位置に挿入できる。し
たがって、複数の印刷配線板に回路分割する必要もなく
なり、また、印刷配線板の寸法を大きくすることがなく
なる。さらに印刷配線板の回路分割も寸法を大きくする
必要もなく、定尺からの取り数を最適化できる。
【００１７】なお、上記実施の形態では、ガイドレール
の溝を第１〜第３の溝を設けた例で説明したが、第１と
第２のみ，またはそれ以上の複数の溝を設けても良い。
図４は第２の発明の一実施の形態を示す正面図、図５
（ａ），（ｂ）は同実施の形態の加工工程例を示す部分
斜視図である。なお、第１の発明の実施の形態と同一の
構成部分については説明を省略し符号も同一のものを使
用する。
の溝を第１〜第３の溝を設けた例で説明したが、第１と
第２のみ，またはそれ以上の複数の溝を設けても良い。
図４は第２の発明の一実施の形態を示す正面図、図５
（ａ），（ｂ）は同実施の形態の加工工程例を示す部分
斜視図である。なお、第１の発明の実施の形態と同一の
構成部分については説明を省略し符号も同一のものを使
用する。
【００１８】ガイドレール６の溝６ａの幅Ｔ1 より、印
刷配線板の板厚ｔ20が厚い場合、ガイドレール６の溝６
ａに挿入スライドできないため、溝６ａの高さＤ1 に干
渉しない寸法のｔ10，ｄ10で形成する勾配２０ａを、ガ
イドレール６と対向する印刷配線板２０の端面に形成す
る。この加工は、自動機組立用のダミー部２１の分割の
ための溝と同時に形成する。印刷配線板２０に面実装部
品やその他部品搭載組立後、ダミー部２１を切断分離す
ると、印刷配線板２０の端面に勾配２０ａが形成され
る。
刷配線板の板厚ｔ20が厚い場合、ガイドレール６の溝６
ａに挿入スライドできないため、溝６ａの高さＤ1 に干
渉しない寸法のｔ10，ｄ10で形成する勾配２０ａを、ガ
イドレール６と対向する印刷配線板２０の端面に形成す
る。この加工は、自動機組立用のダミー部２１の分割の
ための溝と同時に形成する。印刷配線板２０に面実装部
品やその他部品搭載組立後、ダミー部２１を切断分離す
ると、印刷配線板２０の端面に勾配２０ａが形成され
る。
【００１９】印刷配線板２０の板厚ｔ20が、ガイドレー
ル６の溝６ａの幅Ｔ1 より厚くなる多層構造となった場
合、溝６ａの高さＤ1 に干渉しない寸法のｔ10，ｄ10で
勾配２０ａを形成するため、印刷配線板２０の基材製造
時に、自動機組立用ダミー部２１を構成し、ダミー部２
１を組立後分割するためのＶ字形の溝を加工する。この
加工はＶ字形のカッターで加工するため直線加工とな
る。
ル６の溝６ａの幅Ｔ1 より厚くなる多層構造となった場
合、溝６ａの高さＤ1 に干渉しない寸法のｔ10，ｄ10で
勾配２０ａを形成するため、印刷配線板２０の基材製造
時に、自動機組立用ダミー部２１を構成し、ダミー部２
１を組立後分割するためのＶ字形の溝を加工する。この
加工はＶ字形のカッターで加工するため直線加工とな
る。
【００２０】印刷配線板２０に面実装部品やその他部品
搭載組立後、ダミー部２１を切断分離すると、印刷配線
板２０の端面に勾配２０ａが、ガイドレール６と対向す
る端面に形成される。印刷配線板２０をシェルフに実装
する場合、上下のガイドレール６の溝６ａに沿って印刷
配線板２０の勾配２０ａを挿入スライドし、コネクタ
２，３が接続される。
搭載組立後、ダミー部２１を切断分離すると、印刷配線
板２０の端面に勾配２０ａが、ガイドレール６と対向す
る端面に形成される。印刷配線板２０をシェルフに実装
する場合、上下のガイドレール６の溝６ａに沿って印刷
配線板２０の勾配２０ａを挿入スライドし、コネクタ
２，３が接続される。
【００２１】以上により、異なる板厚の印刷配線板を、
既存のガイドレールに装着することができる。図６は第
３の発明の一実施の形態を示す正面図、図７（ａ），
（ｂ）は同実施の形態の加工工程例を示す部分斜視図で
ある。なお、第１の発明の実施の形態と同一の構成部分
については説明を省略し符号も同一のものを使用する。
既存のガイドレールに装着することができる。図６は第
３の発明の一実施の形態を示す正面図、図７（ａ），
（ｂ）は同実施の形態の加工工程例を示す部分斜視図で
ある。なお、第１の発明の実施の形態と同一の構成部分
については説明を省略し符号も同一のものを使用する。
【００２２】ガイドレール６の溝６ａの幅Ｔ1 より、印
刷配線板の板厚ｔ22が厚い場合、ガイドレール６の溝６
ａに挿入スライドできないため、溝６ａの高さＤ1 と幅
Ｔ1に干渉しない寸法のｔ11，ｄ11で形成する段差部２
２ａを、ガイドレール６と対向する印刷配線板２２の端
面に形成する。この加工は、自動機組立用のダミー部２
３の分割のための溝加工およびミシン目加工と同時に形
成する。
刷配線板の板厚ｔ22が厚い場合、ガイドレール６の溝６
ａに挿入スライドできないため、溝６ａの高さＤ1 と幅
Ｔ1に干渉しない寸法のｔ11，ｄ11で形成する段差部２
２ａを、ガイドレール６と対向する印刷配線板２２の端
面に形成する。この加工は、自動機組立用のダミー部２
３の分割のための溝加工およびミシン目加工と同時に形
成する。
【００２３】印刷配線板２２に面実装部品やその他部品
搭載組立後、ダミー部２３を切断分離すると、印刷配線
板２３の端面に段差部２２ａが形成される。印刷配線板
２２の板厚ｔ22がガイドレール６の溝６ａの幅Ｔ1 より
厚くなる多層構造となった場合、溝６ａの高さＤ1 と幅
Ｔ1 に干渉しない寸法のｔ11，ｄ11で段差部２２ａを形
成するため、印刷配線板２２の基材製造時に、自動機組
立用ダミー部２３を構成し、ダミー部２３を組立後分割
するための溝加工およびミシン目加工をミーリング加工
するため、直接加工以外の複雑な加工が可能となる。
搭載組立後、ダミー部２３を切断分離すると、印刷配線
板２３の端面に段差部２２ａが形成される。印刷配線板
２２の板厚ｔ22がガイドレール６の溝６ａの幅Ｔ1 より
厚くなる多層構造となった場合、溝６ａの高さＤ1 と幅
Ｔ1 に干渉しない寸法のｔ11，ｄ11で段差部２２ａを形
成するため、印刷配線板２２の基材製造時に、自動機組
立用ダミー部２３を構成し、ダミー部２３を組立後分割
するための溝加工およびミシン目加工をミーリング加工
するため、直接加工以外の複雑な加工が可能となる。
【００２４】印刷配線板２２に面実装部品やその他部品
搭載組立後、ダミー部２３を切断分離すると、印刷配線
板２２の端部に段差部２２ａが、ガイドレール６と対向
する端面に形成される。印刷配線板２２をシェルフに実
装する場合、上下のガイドレール６の溝６ａに沿って印
刷配線板２２の段差部２２ａを挿入スライドし、コネク
タ２，３が接続される。
搭載組立後、ダミー部２３を切断分離すると、印刷配線
板２２の端部に段差部２２ａが、ガイドレール６と対向
する端面に形成される。印刷配線板２２をシェルフに実
装する場合、上下のガイドレール６の溝６ａに沿って印
刷配線板２２の段差部２２ａを挿入スライドし、コネク
タ２，３が接続される。
【００２５】以上により、第２の発明と同様に、異なる
板厚の印刷配線板を既存のガイドレールに装着すること
ができる。第３の発明は、印刷配線板が配線等の理由に
より、第２の発明の勾配面を形成できない場合に適用す
ると良い。以上の各実施の形態は、全て電子交換機の例
で説明したが、オプションの印刷配線板を収納するシェ
ルフ構造を有するワークステーション，パソコン，ＬＡ
Ｎ装置とも適用可能である。
板厚の印刷配線板を既存のガイドレールに装着すること
ができる。第３の発明は、印刷配線板が配線等の理由に
より、第２の発明の勾配面を形成できない場合に適用す
ると良い。以上の各実施の形態は、全て電子交換機の例
で説明したが、オプションの印刷配線板を収納するシェ
ルフ構造を有するワークステーション，パソコン，ＬＡ
Ｎ装置とも適用可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、第１の発明に
よれば、一端に接続用のコネクタを実装した印刷配線板
を、上下に配置したガイドレールに挿入スライドしてシ
ェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構造にお
いて、前記ガイドレールに段階的に溝幅の異なる複数の
溝を階段状に設け、これら複数の溝の各溝幅に対応した
異なる板厚の印刷配線板の外形の寸法を、前記各溝の上
下間隔に対応させたので、ガイドレールが板厚の異なる
印刷配線板を共通して受け入れることができる。
よれば、一端に接続用のコネクタを実装した印刷配線板
を、上下に配置したガイドレールに挿入スライドしてシ
ェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構造にお
いて、前記ガイドレールに段階的に溝幅の異なる複数の
溝を階段状に設け、これら複数の溝の各溝幅に対応した
異なる板厚の印刷配線板の外形の寸法を、前記各溝の上
下間隔に対応させたので、ガイドレールが板厚の異なる
印刷配線板を共通して受け入れることができる。
【００２７】これにより、異なる板厚の印刷配線板を同
一のガイドレールにより収容することが可能となり、印
刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大型化を防止
し、小型，高密度で低コストの装置を提供するという効
果がある。また、第２の発明によれば、同様の印刷配線
板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上下端
に勾配を設けることで、第３の発明によれば、同様の印
刷配線板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の
上下端に段差面を設けることで、前記ガイドレールへ挿
入スライド可能な端部の幅を得るので、異なる板厚の印
刷配線板を同一のガイドレールに挿入できる。
一のガイドレールにより収容することが可能となり、印
刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大型化を防止
し、小型，高密度で低コストの装置を提供するという効
果がある。また、第２の発明によれば、同様の印刷配線
板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の上下端
に勾配を設けることで、第３の発明によれば、同様の印
刷配線板収容構造において、異なる板厚の印刷配線板の
上下端に段差面を設けることで、前記ガイドレールへ挿
入スライド可能な端部の幅を得るので、異なる板厚の印
刷配線板を同一のガイドレールに挿入できる。
【００２８】これにより、異なる板厚の印刷配線板を同
一のガイドレールにより収容することが可能となり、印
刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大型化を防止
し、小型，高密度で低コストの装置を提供するという効
果がある。さらに、第２と第３の発明によれば、既存の
ガイドレールを使用できるので、既存の装置を改造する
必要が無い。したがって、上記効果をさらに安価で容易
に得ることができる。
一のガイドレールにより収容することが可能となり、印
刷配線板の回路分割や大型化及び装置の大型化を防止
し、小型，高密度で低コストの装置を提供するという効
果がある。さらに、第２と第３の発明によれば、既存の
ガイドレールを使用できるので、既存の装置を改造する
必要が無い。したがって、上記効果をさらに安価で容易
に得ることができる。
【図１】第１の発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】第１の発明の一実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図３】第１の発明の一実施の形態における寸法関係を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図４】第２の発明の一実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図５】第２の発明の一実施の形態の加工工程例を示す
部分斜視図である。
部分斜視図である。
【図６】第３の発明の一実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図７】第３の発明の一実施の形態の加工工程例を示す
部分斜視図である。
部分斜視図である。
【図８】従来例を示す斜視図である。
【図９】従来例を示す正面図である。
２ コネクタ １０ 印刷配線板 １１ ガイドレール １１ａ，１１ｂ，１１ｃ 溝 ６ ガイドレール ６ａ 溝 ２０ 印刷配線板 ２０ａ 勾配 ２２ 印刷配線板
Claims (3)
- 【請求項１】 一端に接続用のコネクタを実装した印刷
配線板を、上下に配置したガイドレールに挿入スライド
してシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構
造において、 前記ガイドレールに段階的に溝幅の異なる複数の溝を階
段状に設け、 これら複数の溝の各溝幅に対応した異なる板厚の印刷配
線板の外形の寸法を、前記各溝の上下間隔に対応させた
ことを特徴とする印刷配線板収容構造。 - 【請求項２】 一端に接続用のコネクタを実装した印刷
配線板を、上下に配置したガイドレールに挿入スライド
してシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構
造において、 異なる板厚の印刷配線板の上下端に勾配を設けること
で、前記ガイドレールへ挿入スライド可能な端部の幅を
得ることを特徴とする印刷配線板収容構造。 - 【請求項３】 一端に接続用のコネクタを実装した印刷
配線板を、上下に配置したガイドレールに挿入スライド
してシェルフ内の接続位置に収容する印刷配線板収容構
造において、 異なる板厚の印刷配線板の上下端に段差面を設けること
で、前記ガイドレールへ挿入スライド可能な端部の幅を
得ることを特徴とする印刷配線板収容構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13167496A JPH09321465A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 印刷配線板収容構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13167496A JPH09321465A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 印刷配線板収容構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09321465A true JPH09321465A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15063582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13167496A Pending JPH09321465A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 印刷配線板収容構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09321465A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008538460A (ja) * | 2005-06-30 | 2008-10-23 | 杭州▲化▼三通信技▲術▼有限公司 | 電子機器用ケース及びネットワーク交換機器 |
| JP2014212076A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | コイズミ照明株式会社 | 照明器具 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP13167496A patent/JPH09321465A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008538460A (ja) * | 2005-06-30 | 2008-10-23 | 杭州▲化▼三通信技▲術▼有限公司 | 電子機器用ケース及びネットワーク交換機器 |
| JP4878623B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2012-02-15 | 杭州▲化▼三通信技▲術▼有限公司 | 電子機器用ケース、ネットワーク交換機器、及びネットワーク機器 |
| JP2014212076A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | コイズミ照明株式会社 | 照明器具 |
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