JPH09321426A - 感光性接着剤フィルム - Google Patents

感光性接着剤フィルム

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JPH09321426A
JPH09321426A JP8132390A JP13239096A JPH09321426A JP H09321426 A JPH09321426 A JP H09321426A JP 8132390 A JP8132390 A JP 8132390A JP 13239096 A JP13239096 A JP 13239096A JP H09321426 A JPH09321426 A JP H09321426A
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film
epoxy
group
acrylate
adhesive film
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JP8132390A
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English (en)
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Chiyuu Hayai
宙 早井
Takeshi Hozumi
猛 八月朔日
Takayuki Baba
孝幸 馬塲
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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    • H05K3/4676Single layer compositions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の良いバイアホール形成がアルカリ水溶
液を用いた現像で可能であり、接着剤の粗化面とめっき
銅との接着強度が十分であり、フルアディティブ法の無
電解銅めっき液に十分に耐え、また、はんだ付け工程の
260℃前後の温度にも耐える耐熱性を備えている感光
性接着剤フィルムを提供する。 【解決手段】 本発明は下記の成分(イ)、(ロ)、
(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)及び(ト)からなる樹
脂組成物をキャリアーフィルムに塗工し、乾燥して溶剤
を揮発させ、フィルム化することを特徴とするプリント
配線板用感光性接着剤フィルム。 (イ)エポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
脂、(ロ)少なくとも1個のアクリロイル基又はメタク
リロイル基を有するフェノールノボラック、(ハ)エポ
キシアクリレート又はエポキシメタクリレート化合物、
(ニ)光重合及び熱反応性モノマーからなる希釈剤、
(ホ)光重合開始剤、及び(ヘ) 酸可溶性フィラー (ト)有機溶剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板用
光硬化型接着剤フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板は銅張積層板を用
い、銅箔回路に不要な部分をエッチングにより除去する
サブトラクティブ法によって製造されているが、このサ
ブトラクティブ法は、ファインパターンあるいは高密度
配線板を形成するのが困難であること、また、小径スル
ーホール、バイアホールが電気めっきでは均一に行えな
いことなどの欠点を有し、電子機器の高密度化に対応し
きれなくなっているのが現状である。
【0003】これに対し最近は、絶縁基材よりなる積層
板に接着剤層を形成し、そこへ無電解めっきにより回路
及びスルーホールを形成するフルアディティブ法が注目
されている。この方法では導体パターン精度はめっきレ
ジストの転写精度のみで決定され、また導体部分が無電
解めっきのみで形成されるため、高アスペクト比のスル
ーホールを有する基板においても、スローイングパワー
の高い均一なスルーホールめっきを行うことが可能であ
る。
【0004】近年、多層プリント配線板の高密度化、小
型化、軽量化のために、回路パターンのファイン化だけ
でなく、層間の導通を担うバイアホールが必要となって
きている。表面バイアホールはメカニカルドリルで加工
すると、直径約300μmのホール加工が限界であり、
それ以下になると穴位置精度、ドリル寿命などの問題が
でてくる。エキシマレーザーや炭酸ガスレーザーで加工
すると、約50μmの穴明けは可能となるが、貫通スル
ーホールのように重ね加工ができないため、工数が増大
することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に民生用途のプリ
ント配線板製造のためのアディティブ法では、多層プリ
ント配線板の層間絶縁材を含め、熱硬化型のアディティ
ブ接着剤が多く使用されており、例えば特公昭63−1
0752号公報、特開昭63−297571号公報、特
開昭64−47095公報、特開平3−18096号公
報などのように、接着剤層を酸化剤により粗化するもの
が挙げられ、その内容はアクリロニトリルブタジエンゴ
ム等のゴム成分を含み、酸化剤としてクロム−硫酸水溶
液でゴム成分を溶出し、接着剤表面を粗化するものであ
る。
【0006】また、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メ
ラミン樹脂等の耐熱性に優れた樹脂マトリクス中に、シ
リカや炭酸カルシウム等の無機質微粉末を分散させて接
着剤とし、該無機質微粉末を特定の薬品にて選択的に溶
出させることにより接着剤層の粗化を行う方法、あるい
は特開平1−29479号公報に記載されているよう
に、エポキシ樹脂マトリクス中に酸化剤に対する溶解性
の異なる硬化したエポキシ樹脂微粉末を分散させ、酸化
剤によって該エポキシ樹脂微粉末を選択的に溶出する方
法等がある。しかし、これら熱硬化型アディティブ接着
剤を使用した場合、多層プリント配線板におけるバイア
ホールはメカニカルドリルかエキシマレーザー、炭酸ガ
スレーザーで加工しなければならず、ホール径の微細化
と工数の削減が両立できない。
【0007】それに対し、表面バイアホールをフォトイ
メージングにより形成する手段として、マトリクスにエ
ポキシ樹脂を使用し、その硬化剤にカチオン光開始剤を
用いる方法や、マトリクスにフェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂またはクレゾールノボラック型エポキシ樹脂
のアクリレート変性物を使用する方法等があるが、現像
液に有機溶剤を用いなければならず、作業環境の面で好
ましくない。
【0008】また、アルカリ水溶液による現像が可能な
アディティブ接着剤としては、カルボキシル基変性エポ
キシアクリレートまたはカルボキシル基変性フェノール
ノボラック型エポキシアクリレートをマトリクスとし、
酸または酸化剤に可溶な無機または有機フィラーを含有
したものがある。しかし、これらは高温、強アルカリの
無電解めっき液に長時間浸漬すると樹脂が劣化するた
め、無電解めっきだけによるフルアディティブ工法を行
うことができず、よって無電解−電解めっきによってパ
ネルめっきした後、エッチングレジストを施し、エッチ
ングにより表面回路パターンを形成する。この接着剤で
はアルカリ水溶液現像によりバイアホールを形成するこ
とは可能であるが、表面回路パターンをファイン化する
ことは困難である。
【0009】また、従来のビルドアップ用アディティブ
接着剤は、液状形態でカーテンコートあるいはスクリー
ン印刷などで使用されるものが多く、層間絶縁材料とし
て用いるためには、ある程度の厚みが必要であるため、
一層のビルドアップ形成に、2回以上の塗工あるいは印
刷を行っており、ビルドアップの工数が非常に多くなっ
ている。
【0010】本発明者は、フォトイメージングにより精
度の良いバイアホール形成がアルカリ水溶液を用いた現
像で可能であり、接着剤の粗化面とめっき銅との接着強
度が十分であり、フルアディティブ法の無電解銅めっき
液に十分に耐え、はんだ付け工程の260℃前後の温度
にも耐える耐熱性を備えており、またビルドアップ方式
に適した感光性接着剤を特願平7−291729号とし
て出願している。本発明の目的は、特願平7−2917
29号明細書に記載した感光性樹脂組成物をフィルム化
することにより、ビルドアップ工程をフィルムラミネー
トとすることができ、従って、ビルドアップ工程を始
め、プリント配線板の製造工程が非常に簡単化すること
ができる感光性接着剤フィルムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるプリント配線板用感光性接着剤フィ
ルムは、下記の組成を有し、接着剤、特にアディティブ
接着剤としての優れた特性と、この接着剤フィルムを用
いて容易にプリント配線板を製造し得ることを性能上の
特長とするものである。
【0012】即ち、本発明は、下記の成分(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)及び(ヘ)を必須成分
とする樹脂組成物からなることを特徴とするプリント配
線板用感光性接着剤フィルム、である。 (イ)エポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
脂、(ロ)少なくとも1個のアクリロイル基又はメタク
リロイル基を有するフェノールノボラック、(ハ)エポ
キシアクリレート又はエポキシメタクリレート化合物、
(ニ)光重合及び熱反応性モノマーからなる希釈剤、
(ホ)光重合開始剤、(ヘ)酸可溶性フィラー。
【0013】さらには、好ましくは下記の成分(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)及び(ト)を
必須成分とする樹脂組成物をキャリアーフィルムに塗工
し、乾燥して有機溶剤を揮発させ、フィルム化してなる
ことを特徴とするプリント配線板用感光性接着剤フィル
ム、である。 (イ)エポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
脂、(ロ)少なくとも1個のアクリロイル基又はメタク
リロイル基を有するフェノールノボラック、(ハ)エポ
キシアクリレート又はエポキシメタクリレート化合物、
(ニ)光重合及び熱反応性モノマーからなる希釈剤、
(ホ)光重合開始剤、(ヘ)酸可溶性フィラー、(ト)
有機溶剤。
【0014】本発明に用いられる(イ)成分のエポキシ
樹脂はエポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
脂であれば特に限定されないが、液状のビスフェノール
A型またはビスフェノールF型のエポキシ樹脂が耐薬品
性及び現像性の点で好ましく、平均分子量が1000よ
り大きくなるとアルカリ水溶液を用いた現像性が低下す
るようになる。
【0015】(ロ)成分の少なくとも1個のアクリロイ
ル基又はメタクリロイル基を有するフェノールノボラッ
クとしては、通常2核体以上のフェノールノボラックと
グリシジル基を有するアクリレート又はメタクリレート
を反応させて得られる。フェノールノボラックは3〜5
核体の範囲が取扱いの容易さの点で好ましい。光重合し
アルカリ現像性に優れた、精度の良い感光性接着剤を得
るためには、フェノールノボラックの水酸基1当量に対
してグリシジル基を有するアクリレート又はメタクリレ
ートのエポキシ基0.2〜0.6当量が適当である。グリ
シジル基を有するアクリレート又はメタクリレートは、
例えば、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レートが反応性、入手の容易さ等により好ましいもので
ある。
【0016】アルキルフェノールノボラックを用いる際
のアルキル基は炭素数が1〜4程度が好ましく、例えば
メチル基、エチル基,n−ブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、さらにはアリル基等であり、
炭素数がそれ以上の場合は親油性が増しアルカリ現像性
のために好ましくない。
【0017】(ハ)エポキシアクリレート又はエポキシ
メタクリレート化合物としては、特に限定されるもので
はないが、ビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフ
ェノールF型エポキシ化合物、ビスフェノールS型エポ
キシ化合物、フェノールノボラック型エポキシ化合物、
クレゾールノボラック型エポキシ化合物、又は脂肪族エ
ポキシ化合物などのエポキシ化合物と、アクリル酸又は
メタクリル酸とを反応させることにより得られる。
【0018】アルカリ水溶性や絶縁基板又は金属との密
着性の向上を目的とする場合には、次のような方法を実
施するのがよい。(1) 前記反応(エポキシ化合物とアク
リル酸又はメタクリル酸との反応)の後、さらにシュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、
マレイン酸、フマル酸、フタル酸又はテレフタル酸など
の、酸価数5〜100のカルボキシル基を有するカルボ
ン酸化合物又はその無水物と反応させる。あるいは、
(2) 前記反応においてエポキシ化合物のエポキシ基をそ
の後のカルボン酸変性量分だけ残存させておき、次い
で、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタミン酸、ア
ジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸又はテレフ
タル酸などのジカルボン酸又はその無水物と反応させ得
る。このとき酸価数が小さい場合はアルカリ水溶性が悪
くなり、逆に大きすぎると、硬化時の耐薬品性、電気特
性等の特性を低下させる要因となる。
【0019】(ニ)光重合及び熱反応性モノマーからな
る希釈剤としては、第一に1分子中に少なくとも1個の
水酸基を有するアクリレート又はメタクリレート化合物
が挙げられる。例えば、ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチル
メタクリレート、ブタンジオールモノアクリレートグリ
セロールメタクリレート、フェノキシヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ポリエチレングリコールアクリレー
ト、ポリエチレングリコールメタクリレート、又はグリ
セロールジメタクリレート等である。更に、グリシジル
基を有するグリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート等の光重合性モノマーも用いられる。好ましい
光重合性モノマーとしては、熱硬化後の耐薬品性等のた
めにカルボン酸やフェノール性水酸基と反応可能なグリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレートであ
る。通常、(ニ)成分である希釈剤の量としては、
(イ)成分のエポキシ樹脂の熱硬化反応後、残存するフ
ェノール性水酸基またはカルボン酸基の1〜5倍当量が
好ましい。
【0020】(ホ)光重合開始剤としては、ベンゾフェ
ノン、ベンゾイル安息香酸、4−フェニルベンゾフェノ
ン、ヒドロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン
類、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンイソプロピルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテルなどのベンゾインアルキ
ルエーテル類、4―フェノキシジクロロアセトフェノ
ン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、4−t
−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセ
トフェノンなどのアセトフェノン類、チオキサンソン、
2-クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、
2,4−ジメチルチオキサンソンなどのチオキサンソン
類、エチルアントラキノン、ブチルアントラキノンなど
のアルキルアントラキノン類などを挙げることができ
る。これらは単独、あるいは2種以上の混合物として用
いられる。この光重合開始剤の添加量は、通常 0.1〜
10重量%の範囲で用いられる。
【0021】(ヘ)酸可溶性フィラーとしては、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム等があるが、酸による溶解性、入手の
しやすさ等の点で炭酸カルシウムフィラーが好ましい。
その配合量は樹脂成分((ヘ)成分以外の成分)100重
量部に対して20重量部以上の範囲で用いられる。20
重量部未満であると、硬化後の接着剤表面の炭酸カルシ
ウムを酸により溶解しても、その凹部が少なく粗化形状
が良好でないため、めっき銅との接着強度が低下する。
【0022】本発明の接着剤フィルムは、以上の成分を
必須として構成されるが、フィルムを形成するときに、
(ロ)成分であるフェノールノボラック等の固形成分を
溶解することと、またキャリアーフィルムへ塗工するた
めに樹脂粘度を適度な値に希釈調整するために通常
(ト)有機溶剤を用いる。(ト)有機溶剤としては、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、
トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼンなどの芳香
族炭化水素類、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、
ブチルセルソルブなどのセルソルブ類、メチルカルビト
ール、ブチルカルビトールなどのカルビトール類、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
エチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエ
ーテルなどのグリコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸
ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセ
テート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトール
アセテートなどの酢酸エステル類などがある。これら
は、1種類単独で用いても2種類以上の併用で用いても
よい。その他、必要に応じて、保存安定性のために紫外
線防止剤、熱重合防止剤、可塑剤などが添加できる。ま
た、粘度調整のためにアクリレートモノマー、メタクリ
レートモノマー、ビニルモノマーなどを添加してもよ
い。
【0023】これらの成分からなる樹脂組成物をキャリ
アーフィルムに塗工し、通常有機溶剤を揮発させるため
に乾燥して、フィルム化することにより本発明の感光性
接着剤フィルムが得られる。なお、キャリアーフィルム
は通常光照射した後重合した本発明の接着剤フィルムか
ら剥離される。本発明の感光性接着剤フィルムは高解像
度でアルカリ水溶液による現像性に優れる。特に、アル
カリ水溶液に対する溶解性については、成分(ロ)の少
なくとも1個以上のアクリロイル基又はメタクリロイル
基を有するフェノールノボラックのフェノール性水酸基
と、成分(ハ)のエポキシアクリレート又はエポキシメ
タクリレート化合物が有する水溶性官能基のカルボン酸
基によるものである。
【0024】そして前述のように、これらの官能基が残
存する光硬化物は、耐アルカリ性、耐薬品性、電気特性
等の特性が不十分な硬化物となるが、本発明の感光性接
着剤フィルムは、光硬化、現像後の熱硬化反応が主体の
樹脂組成物であり、後段の加熱処理により、(イ)成分
のエポキシ樹脂及び(ニ)成分のグリシジル基が、
(ロ)成分中のフェノール性水酸基及び(ハ)成分中の
カルボン酸基と熱硬化反応し、要求諸特性に優れた主骨
格を形成するものである。従って、高温、高アルカリ性
条件下で長時間行われる無電解めっきに耐える接着剤硬
化物となる。本発明の感光性接着剤フィルムは、上記の
ように、キャリアーフィルムに塗工し乾燥するのみで容
易に得ることができる。そして、この接着剤フィルムを
用いてプリント回路板を製造する場合、通常のラミネー
ト又は真空ラミネートにより簡単な工程で製造すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 (合成例1)メタクリロイル基含有フェノールノボラッ
クの合成 フェノールノボラックとして、フェノライトTD−20
90−60M(アルキルフェノールノボラック、大日本
インキ化学工業(株)製)不揮発分60%メチルエチルケ
トン溶液700g(OH約4当量)を2lのフラスコ中
に投入し、トリブチルアミン1g、ハイドロキノン0.
2gを添加し、110℃に加温した。その中へグリシジ
ルメタクリレート284g(2モル)を30分間で滴下
した後、110℃で5時間攪拌反応させた。
【0026】(合成例2)メタクリロイル基含有アルキ
ルフェノールノボラックの合成 クレゾール1080g(10モル)、37%ホルマリン
1220g(15モル)、シュウ酸10gを加圧反応容
器に仕込み120℃(圧力2.5kg/cm2)で4時
間反応し、反応終了後減圧下で脱水、樹脂温度が140
℃になるまで加熱した。冷却後粉砕し、メチルエチルケ
トン溶媒にて樹脂分が60%に調製してアルキルフェノ
ールノボラックとした。上記のアルキルフェノールノボ
ラック800g(OH約4当量)を2lのフラスコ中に
投入し、トリブチルアミン1g、ハイドロキノン0.2
gを添加し、110℃に加温した。その中へグリシジル
メタクリレート284g(2モル)を30分間で滴下し
た後、110℃で5時間攪拌反応させた。
【0027】(合成例3)カルボキシル基含有エポキシ
アクリレートの合成 2lのフラスコ中にビスフェノールA型エポキシ樹脂、
エピコート828(油化シェルエポキシ製:エポキシ当
量190)760g(4当量)と重合禁止剤としてメト
キシフェノール1gを加えた後、アクリル酸288g
(4モル)、ベンジルジメチルアミン1g添加して10
0℃で6時間攪拌反応させた。その後、無水コハク酸1
60g(1.6モル)を加え、80℃で 3時間攪拌反応
させた。
【0028】(合成例4)カルボキシル基含有エポキシ
アクリレートの合成 2lのフラスコ中にエピコート828、760g(4当
量)と重合禁止剤としてメトキシフェノール1g、ベン
ジルジメチルアミン1gを加えて100℃に加温し、ア
クリル酸 180g(2.5モル)を1時間で滴下した
後、100℃で6時間攪拌反応させた。その後、アジピ
ン酸 234g(1.6モル)を加え、2時間攪拌反応さ
せた。
【0029】《実施例1》エピコート 828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、合成例3のカルボキシル基含有エポキシアクリ
レート15gとメタクリル酸グリシジル15gを混合
し、光開始剤としてイルガキュア651(チバ・ガイギ
ー社製)3gと熱硬化促進剤としてトリフェニルフォス
フィン 0.2gを添加し、さらに炭酸カルシウムを33
g、2−エトキシエタノールを9g添加して十分に混合
し、その後キャリアーフィルムに塗工し、80℃で20
分乾燥して有機溶剤を揮発させ、感光性接着剤フィルム
(厚さ80μm、以下の実施例においても同様であ
る。)とした。
【0030】《実施例2》エピコート 828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、合成例4のカルボキシル基含有エポキシアクリ
レート15gとメタクリル酸グリシジル15gを混合
し、光開始剤として イルガキュア651 3gと熱硬化
促進剤としてトリフェニルフォスフィン 0.2gを添加
し、さらに炭酸カルシウムを33g、2−エトキシエタ
ノールを9g添加して十分に混合し、その後キャリアー
フィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を
揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0031】《実施例3》エピコート828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、エポキシアクリレート V−5510(大日本
インキ化学工業(株)製)15gとメタクリル酸グリシジ
ル15gを混合し、光開始剤としてイルガキュア651
3gと熱硬化促進剤としてトリフェニルフォスフィン
0.2gを添加し、さらに炭酸カルシウムを33g、2
−エトキシエタノールを9g添加して十分に混合し、そ
の後キャリアーフィルムに塗工し、80℃で20分乾燥
して有機溶剤を揮発させ、感光性接着剤フィルムとし
た。
【0032】《実施例4》エピコート828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、エポキシアクリレートV−5510 7.5gと
メタクリル酸グリシジル15gを混合し、光開始剤とし
て イルガキュア651 3gと熱硬化促進剤として ト
リフェニルフォスフィン0.2gを添加しさらに炭酸カ
ルシウムを29g、2−エトキシエタノールを9g添加
して十分に混合し、その後キャリアーフィルムに塗工
し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を揮発させ、感光
性接着剤フィルムとした。
【0033】《実施例5》エピコート 828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、エポキシアクリレートSP−4010(昭和高
分子製)15gとメタクリル酸グリシジル 15gを混
合し、光開始剤としてイルガキュア6513gと熱硬化
促進剤としてトリフェニルフォスフィン0.2gを添加
し、さらに炭酸カルシウムを36g、2−エトキシエタ
ノールを9g添加して十分に混合し、その後キャリアー
フィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を
揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0034】《実施例6》エピコート 828 15g、
合成例1のメタクリロイル基含有フェノールノボラック
45g、エポキシアクリレートSP−4010 7.5g
とメタクリル酸グリシジル15gを混合し、光開始剤と
して イルガキュア651 3gと熱硬化促進剤として
トリフェニルフォスフィン0.2gを添加し、さらに炭
酸カルシウムを29g、2−エトキシエタノールを9g
添加して十分に混合し、その後キャリアーフィルムに塗
工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を揮発させ、感
光性接着剤フィルムとした。
【0035】《実施例7》エピコート 828 15g、
合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノールノ
ボラック50g、合成例3のカルボキシル基含有エポキ
シアクリレート15gとメタクリル酸グリシジル15g
を混合し、光開始剤として イルガキュア651 3gと
熱硬化促進剤としてトリフェニルフォスフィン0.2g
を添加し、さらに炭酸カルシウムを33g、2−エトキ
シエタノールを9g添加して十分に混合し、その後キャ
リアーフィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機
溶剤を揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0036】《実施例8》エピコート 828 15g、
合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノールノ
ボラック50g、合成例4のカルボキシル基含有エポキ
シアクリレート15gとメタクリル酸グリシジル15g
を混合し、光開始剤としてイルガキュア651 3gと
熱硬化促進剤としてトリフェニルフォスフィン0.2g
を添加し、さらに炭酸カルシウムを33g、2−エトキ
シエタノールを9g添加して十分に混合し、その後キャ
リアーフィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機
溶剤を揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0037】《実施例9》エピコート 828 15g、
合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノールノ
ボラック50g、エポキシアクリレート V−5510
15gとメタクリル酸グリシジル15gを混合し、光開
始剤として イルガキュア651 3gと熱硬化促進剤と
してトリフェニルフォスフィン 0.2gを添加し、さら
に炭酸カルシウムを33g、2−エトキシエタノールを
9g添加して十分に混合し、その後キャリアーフィルム
に塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を揮発さ
せ、感光性接着剤フィルムとした。
【0038】《実施例10》エピコート 828 15
g、合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノー
ルノボラック50g、エポキシアクリレートV−551
0 7.5gとメタクリル酸グリシジル15gを混合し、
光開始剤として イルガキュア651 3gと熱硬化促進
剤としてトリフェニルフォスフィン 0.2gを添加し、
さらに炭酸カルシウムを29g、2−エトキシエタノー
ルを9g添加して十分に混合し、その後キャリアーフィ
ルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を揮発
させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0039】《実施例11》エピコート 828 15
g、合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノー
ルノボラック50g、エポキシアクリレート SP−4
010 15gとメタクリル酸グリシジル15gを混合
し、光開始剤として イルガキュア651 3gと熱硬化
促進剤としてトリフェニルフォスフィン 0.2gを添加
し、さらに炭酸カルシウムを33g、2−エトキシエタ
ノールを9g添加して十分に混合し、その後キャリアー
フィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を
揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0040】《実施例12》エピコート 828 15
g、合成例2のメタクリロイル基含有アルキルフェノー
ルノボラック50g、エポキシアクリレートSP−40
10 7.5gとメタクリル酸グリシジル15gを混合
し、光開始剤として イルガキュア651 3gと熱硬化
促進剤としてトリフェニルフォスフィン 0.2gを添加
し、さらに炭酸カルシウムを29g、2−エトキシエタ
ノールを9g添加して十分に混合し、その後キャリアー
フィルムに塗工し、80℃で20分乾燥して有機溶剤を
揮発させ、感光性接着剤フィルムとした。
【0041】《比較例1》エポキシアクリレート SP
−4010 45gとメタクリル酸グリシジル15gを
混合し、光開始剤として イルガキュア651 3gを添
加し、さらに炭酸カルシウムを24g添加して十分に混
合し、接着剤樹脂組成物とした。
【0042】《比較例2》エポキシアクリレート V−
5510 45gとメタクリル酸グリシジル15gを混
合し、光開始剤として イルガキュア651 3gを添加
し、さらに炭酸カルシウムを24g添加して十分に混合
し、接着剤樹脂組成物とした。
【0043】[多層プリント配線板の作製]実施例1〜
12で得られた厚さ80μmの感光性接着剤フィルムを
回路銅箔表面が粗化された内層回路板上に真空ラミネー
トした。一方、比較例1〜2で得られた樹脂組成物は内
層回路板上に80μmの厚みで塗布し、80℃で20分
間乾燥した。これらの内層回路板に100μmのバイア
ホールパターンを載置して、高圧水銀灯露光装置を用い
照射量350mJ/cm2 で露光した。実施例の場合、
その後キャリアーフィルムを剥離した。次いで、水酸化
ナトリウム水溶液により2Kg/cm2 のスプレー圧で
現像した。水洗乾燥後、全面に1J/cm2 の後露光を
して、150℃、30分間熱処理した。硬化した接着剤
表面をベルトサンダーで研磨した後、塩酸水溶液に3分
間浸漬し、さらに80℃の過マンガン酸カリウム水溶液
に10分間浸漬後、中和して表面粗化を行った。これを
脱脂、触媒付与、活性化の工程を経て70℃の無電解銅
めっき液に10時間浸漬し、約20μmの無電解銅めっ
き皮膜を形成し、多層プリント配線板を作製した。この
ようにして得られた多層プリント配線板の特性について
評価した結果を表1に示す。
【0044】 表 1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現像性 半田耐熱性 ピール強度(Kg/cm) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1 ○ ○ 1.1 実施例2 ○ ○ 1.1 実施例3 △ ○ 1.2 実施例4 ○ ○ 1.1 実施例5 △ ○ 1.0 実施例6 ○ ○ 1.0 実施例7 ○ ○ 1.2 実施例8 ○ ○ 1.3 実施例9 △ ○ 1.1 実施例10 ○ ○ 1.0 実施例11 △ ○ 1.0 実施例12 ○ ○ 1.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比較例1 × △ 0.2 比較例2 × × 0.3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0045】(測定方法) 1.現像性 ○:現像できたもの、△:現像残りが
若干あり、×:現像残りがある 2.半田耐熱性 n=5で、全ての試験片が260℃、
20秒で変化が見られないものを○とした。 3.ピール強度 メッキ銅と接着剤層とのピール強度、
JIS C 6481により行った。
【0046】
【発明の効果】以上の通り、本発明のプリント配線板用
感光性接着剤フィルムは、高解像度で、かつ、アルカリ
水溶液によりフォトバイアホールの現像が容易である。
しかも、高温、高アルカリ性条件下で長時間行われる無
電解めっきに対する耐めっき液性にも優れ、めっき銅と
の接着強度が高く、はんだ付け工程の260℃前後の温
度にも耐える耐熱性をそなえ、更には、ビルドアップ工
程がフィルムラミネートであるため、工数の非常に少な
いプリント配線板の製造を可能とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/18 0430−4E H05K 3/18 A 3/36 3/36 A // C08J 5/18 CFC C08J 5/18 CFC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)、
    (ニ)、(ホ)及び(ヘ)を必須成分とする樹脂組成物
    からなることを特徴とするプリント配線板用感光性接着
    剤フィルム。 (イ)エポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
    脂、(ロ)少なくとも1個のアクリロイル基又はメタク
    リロイル基を有するフェノールノボラック、(ハ)エポ
    キシアクリレート又はエポキシメタクリレート化合物、
    (ニ)光重合及び熱反応性モノマーからなる希釈剤、
    (ホ)光重合開始剤、(ヘ)酸可溶性フィラー。
  2. 【請求項2】 下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)、
    (ニ)、(ホ)、(ヘ)及び(ト)を必須成分とする樹
    脂組成物をキャリアーフィルムに塗工し、乾燥して有機
    溶剤を揮発させ、フィルム化してなることを特徴とする
    プリント配線板用感光性接着剤フィルム。 (イ)エポキシ当量120〜500の多官能エポキシ樹
    脂、(ロ)少なくとも1個のアクリロイル基又はメタク
    リロイル基を有するフェノールノボラック、(ハ)エポ
    キシアクリレート又はエポキシメタクリレート化合物、
    (ニ)光重合及び熱反応性モノマーからなる希釈剤、
    (ホ)光重合開始剤、(ヘ)酸可溶性フィラー、(ト)
    有機溶剤。
  3. 【請求項3】 成分(イ)が液状ビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂または液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂
    であり、成分(ロ)が2核体以上のフェノールノボラッ
    クとグリシジル基を有するアクリレート又はメタクリレ
    ートを反応させて得られ、1分子中に1個以上のアクリ
    ロイル基又はメタクリロイル基及び1個以上のフェノー
    ル性水酸基を有するフェノールノボラックである請求項
    1記載のプリント配線板用感光性接着剤フィルム。
  4. 【請求項4】 成分(ロ)がアルキルフェノールノボラ
    ックとグリシジル基を有するアクリレート又はメタクリ
    レートを反応させて得られ、1分子中に1個以上のアク
    リロイル基又はメタクリロイル基及び1個以上のフェノ
    ール性水酸基を有するアルキルフェノールノボラックで
    ある請求項3記載のプリント配線板用感光性接着剤フィ
    ルム。
  5. 【請求項5】 成分(ヘ)が炭酸カルシウムである請求
    項1、2、3又は4記載のプリント配線板用感光性接着
    剤フィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223992A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hitachi Chem Co Ltd 感光性接着剤組成物、並びにそれを用いたフィルム状接着剤、接着シート、接着剤パターン、接着剤層付半導体ウェハ及び半導体装置
JP2010270293A (ja) * 2009-04-23 2010-12-02 Hitachi Chem Co Ltd 感光性接着剤組成物、並びにそれを用いたフィルム状接着剤、接着シート、接着剤パターン、接着剤層付半導体ウェハ及び半導体装置。
JP2018536079A (ja) * 2015-10-19 2018-12-06 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア フレキシブル基材のための硬化性接着剤組成物

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