JPH09321069A - ペレットボンディング方法及び装置 - Google Patents

ペレットボンディング方法及び装置

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JPH09321069A
JPH09321069A JP15638296A JP15638296A JPH09321069A JP H09321069 A JPH09321069 A JP H09321069A JP 15638296 A JP15638296 A JP 15638296A JP 15638296 A JP15638296 A JP 15638296A JP H09321069 A JPH09321069 A JP H09321069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンディング時のペースト厚を一定とし、電
気的特性の均一化を図ること。 【解決手段】 ペレットボンディング方法において、ボ
ンディング時、ペレット吸着ノズル22が吸着している
ペレット1の下面とリードフレーム2との間隔gが所定
のペースト厚cに達した時点を、ペレット吸着ノズル2
2の下降停止タイミングとするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボンディングアー
ムの上下動により、ペレット吸着ノズルに吸着したペレ
ットをペーストを介して、リードフレーム等の基板にボ
ンディングするペレットボンディング方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程の1つとして、半
導体ペレットをリードフレーム等の基板の所定位置にボ
ンディングするペレットボンディング工程がある。この
工程に用いられるボンディング装置は、ボンディングア
ームの一端にペレット吸着ノズルが取着され、ボンディ
ングアームを下降動(揺動も含む)させることにより、
ペレット吸着ノズルに吸着されたペレットを基板側に押
圧し、両者間に介在させたペースト(接着剤)を用いて
固着、即ちボンディングさせるようになっている。
【0003】然るに、特開昭63-261722 号公報に示され
る従来技術では、ボンディングアームの下降動によりペ
レットに付与される押圧力(ボンディング荷重)が少な
いとボンディング不良となり、大きすぎるとペレットに
ダメージを与え割れや欠けを生ずる危険があるとの観点
から、「ボンディングアームの下降過程で、一定のボン
ディング荷重に達したところでボンディングアームの下
降動を停止させ、この状態を一定時間維持すること」に
より、ボンディング品質の一定化を図ることとしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、ボンディ
ング荷重と時間管理による従来技術では、下記、の
問題点がある。 ペーストの粘性は温度条件等により変化する。このた
め、ペレットに同一のボンディング荷重を一定時間付与
する場合でも、ボンディングの経過等によりペーストの
押しつぶれ量が変化し、ペースト厚にばらつきを生ず
る。
【0005】ペーストは、基板とペレットとの間に介
在して両者間の通電経路となる。このとき、ペースト厚
が上記によりばらつくと、ペーストの電気抵抗がその
厚みに応じて異なるものとなり、電気的特性にばらつき
を生ずるものとなる。
【0006】本発明の課題は、ボンディング時のペース
ト厚を一定とし、電気的特性の均一化を図るペレットボ
ンディング方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ペレット吸着ノズルを支持するボンディングアーム
の上下動により、ペレット吸着ノズルに吸着したペレッ
トをペーストを介して基板にボンディングするペレット
ボンディング方法において、ボンディング時、ペレット
吸着ノズルが吸着しているペレットの下面と基板との間
隔が所定のペースト厚に達した時点でボンディング力の
付与を停止するようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、ボンディング
アームに対しペレット吸着ノズルをペレットのボンディ
ング方向に弾性的な移動習性を与えて支持し、ボンディ
ングアームの上下動により、ペレット吸着ノズルに吸着
したペレットをペーストを介して基板にボンディングす
るペレットボンディング方法において、ボンディング
時、前記ボンディングアームの移動原点からの下降距離
と、該ボンディングアームに対するペレット吸着ノズル
の相対位置長さを検出し、ペレット吸着ノズルが吸着し
たペレットの下面がペーストを介することなく基板に接
するティーチング状態でのボンディングアームの下降距
離をa1 、ペレット吸着ノズルの相対位置長さをb1
所定のペースト厚をcとするとき、ペレット吸着ノズル
が吸着したペレットがペーストを介して基板にボンディ
ングされるボンディング状態で検出されるボンディング
アームの下降距離a2 、ペレット吸着ノズルの相対位置
長さb2 が、 c=(a1 +b1 )−(a2 +b2 ) を満足する時点でボンディング力の付与を停止するよう
にしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、ボンディング力付与の
停止は、前記ボンディングアームの上昇、又は前記基板
の下降によるものであるようにしたものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、ペレット吸着
ノズルを支持するボンディングアームと、ボンディング
アームを基板に対し上下動する上下駆動部とを有し、ボ
ンディングアームの上下動により、ペレット吸着ノズル
に吸着したペレットをペーストを介して基板にボンディ
ングするペレットボンディング装置において、ボンディ
ングアームの下降過程で、ペレット吸着ノズルが吸着し
ているペレットの下面と基板との間隔が所定のペースト
厚に達した時点を、ペレット吸着ノズルの下降停止タイ
ミングとして演算し、同タイミングにてボンディングア
ームを上昇させる制御部を有してなるようにしたもので
ある。
【0011】請求項5に記載の本発明は、ペレット吸着
ノズルをペレットのボンディング方向に弾性的な移動習
性を与えて支持するボンディングアームと、ボンディン
グアームを基板に対し上下動する上下駆動部と、上下駆
動部の制御部とを有し、ボンディングアームの上下動に
より、ペレット吸着ノズルに吸着したペレットをペース
トを介して基板にボンディングするペレットボンディン
グ装置において、前記ボンディングアームの移動原点か
らの下降距離を検出するアーム位置検出器と、該ボンデ
ィングアームに対するペレット吸着ノズルの相対位置長
さを検出するノズル位置検出器とを有し、前記制御部
は、アーム位置検出器とノズル位置検出器の検出結果を
得て、ペレット吸着ノズルが吸着したペレットの下面が
ペーストを介することなく基板に接するティーチング状
態でのボンディングアームの下降距離をa1 、ペレット
吸着ノズルの相対位置長さをb1 、所定のペースト厚を
cとするとき、ペレット吸着ノズルが吸着したペレット
がペーストを介して基板にボンディングされるボンディ
ング状態で検出されるボンディングアームの下降距離a
2 、ペレット吸着ノズルの相対位置長さb2 が、c=
(a1 +b1 )−(a2 +b2 )を満足する時点をペレ
ット吸着ノズルの下降停止タイミングとして演算し、同
タイミングにてボンディングアームを上昇させるように
したものである。
【0012】請求項1、3、4に記載の本発明によれば
下記の作用がある。 ボンディング時、ペレット吸着ノズルが吸着している
ペレットの下面と基板との間隔が所定のペースト厚に達
した時点でボンディング力の付与を停止するものである
から、ボンディング時のペースト厚を一定とすることが
できる。従って、温度条件等によりペーストの粘性が変
化しても、所定のペースト厚を繰り返し維持してボンデ
ィングを行なうものとなり、電気的特性の均一化を図る
ことができる。
【0013】請求項2、3、5に記載の本発明によれば
下記の作用がある。 ペレット吸着ノズルの下降停止タイミングを、ボンデ
ィングアームの移動原点からの下降距離a1 、a2 と、
ペレット吸着ノズルのボンディングアームに対する相対
位置長さb1 、b2 と、予め定められる所定のペースト
厚cとから演算するものであり、ペースト厚が一定とな
るペレット吸着ノズルの下降停止タイミングを正確に制
御できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はボンディング装置の一例を
示す模式図、図2はボンディングアームとペレット吸着
ノズルを示す模式図、図3は本発明の制御系統を示すブ
ロック図である。
【0015】図1において、1はペレット、2はリード
フレーム(基板)、3はペーストである。そして、ペレ
ットボンディング装置10において、11はXYテーブ
ル、12はXYテーブル11上に立設された機台、13
は機台12に回転自在に支持され軸線を垂直方向とされ
るねじ軸、14は機台12に支持されねじ軸13を回転
駆動するサーボモータ(上下駆動部)、15はねじ軸1
3と平行に機台12に固定支持される案内軸、16は機
台12に対し案内軸15に沿って上下動される昇降板
で、摺動部にブッシュ17を設け、更にねじ軸13に対
応するところには雌ねじ18を設け、この雌ねじ18と
ねじ軸13とは螺合している。19は昇降板16と一体
に垂設される支持軸、21は一端を支持軸19に固定さ
れ水平方向に延びるボンディングアーム、22はボンデ
ィングアーム21の他端側に設けられる案内軸23に案
内されて摺動自在に保持されるペレット吸着ノズルを示
す。24はボンディングアーム21とペレット吸着ノズ
ル22との間に介装されるスプリングであり、ボンディ
ングアーム21はこのスプリング24の存在によりペレ
ット吸着ノズル22をペレット1のボンディング方向に
弾性的な移動習性を与えて支持する。ボンディングアー
ム21が移動原点z側にあるとき、ペレット吸着ノズル
22はスプリング24によりボンディングアーム21の
ストッパ21Aに衝合保持される。ペレット吸着ノズル
22は不図示の電磁弁等を介して吸引装置に連通され
る。
【0016】次に、図3において、31は制御装置(制
御部)、32はXYテーブル11のXY駆動部、33は
サーボモータ14の上下駆動部を示す。即ち、制御装置
31はXYテーブル11とサーボモータ14を制御し、
以下の如くのボンディング動作を行なう。
【0017】(1) ボンディングアーム21が上昇位置に
位置した状態で制御装置31からXY駆動部32に駆動
信号が送出され、XYテーブル11が移動し、ペレット
吸着ノズル22をペレット供給位置Aに位置させる。次
にサーボモータ14が正転せしめられボンディングアー
ム21は下降する。そして、ペレット吸着ノズル22が
ペレット1を吸着する。
【0018】(2) ボンディングアーム21はペレット吸
着ノズル22によりペレット1を吸着した状態で上昇す
る。次にXYテーブル11が移動制御され、ペレット吸
着ノズル22に吸着されたペレット1をリードフレーム
2におけるボンディング位置Bに位置付ける。そしてサ
ーボモータ14によりボンディングアーム21を移動原
点zから下降せしめ、ペレット1とリードフレーム2と
をペースト3を介してボンディングする。ボンディング
時、ボンディングアーム21は、ペレット吸着ノズル2
2がスプリング24による移動習性力に抗して移動する
に充分な位置まで下降して停止する。そして、ペレット
吸着ノズル22が後述する下降停止タイミングに達した
ときに、ボンディングアーム21を上昇させて移動原点
zに位置付け、ボンディング作業の 1サイクルを終了す
る。
【0019】然るに、制御装置31は、上述したボンデ
ィング動作のうちの(2) のボンディング時、ボンディン
グアーム21の下降過程で、ペレット吸着ノズル22が
吸着しているペレット1の下面がペースト3を介してリ
ードフレーム2に接した後、ボンディングアーム21を
更に下降させ、予め定めた最下降位置にて停止させる。
これにより、ペレット吸着ノズル22は、ボンディング
アーム22に対して相対移動し、スプリング24を押し
縮めた状態でストッパ21Aから離れる。そしてこのス
プリング力によってペレット吸着ノズル22はペースト
3を押しつぶしつつ下降を続ける。制御装置31は、ペ
レット吸着ノズル22が吸着しているペレット1の下面
とリードフレーム2との間隔gが所定のペースト厚cに
達した時点を、ペレット吸着ノズル22の下降停止タイ
ミングとして演算し、サーボモータ14の上下駆動部3
3に対しボンディングアーム21の上昇を開始させ、こ
の時点でボンディング力の付与を停止させる。
【0020】制御装置31は、上述のペレット吸着ノズ
ル22の下降停止タイミングを演算するため、アーム位
置検出器41と、ノズル位置検出器42とを有する。ア
ーム位置検出器41は、例えばねじ軸13の回転量を検
出するエンコーダからなり、ボンディングアーム21の
移動原点zからの下降距離を検出する。また、ノズル位
置検出器42は、例えばボンディングアーム21に設け
られてペレット吸着ノズル22との間隙を検出するギャ
ップセンサからなり、ボンディングアーム21に対する
ペレット吸着ノズル22の相対位置長さを検出する。
【0021】これにより、制御装置31は、アーム位置
検出器41とノズル位置検出器42の検出結果を得て、
ペレット吸着ノズル22が吸着したペレット1の下面が
ペースト3を介することなくリードフレーム2に接する
ティーチング状態(図2(A))でのボンディングアー
ム21の下降距離をa1 、ペレット吸着ノズル22の相
対位置長さをb1 、所定のペースト厚をcとするとき、
ペレット吸着ノズル22が吸着したペレット1がペース
ト3を介してリードフレーム2にボンディングされるボ
ンディング状態(図2(B))で検出されるボンディン
グアーム21の下降距離a2 、ペレット吸着ノズル22
の相対位置長さb2 が、 c=(a1 +b1 )−(a2 +b2 ) を満足する時点を、吸着ノズル22の前述した下降停止
タイミングとする。
【0022】従って、ボンディング装置10において、
ボンディングアーム21が支持するペレット吸着ノズル
22が吸着しているペレット1を、ペースト3を介し
て、リードフレーム2にボンディングするとき、ペレッ
ト吸着ノズル22の下降停止タイミングを上述した如く
に定める本実施の形態によれば、下記、の作用があ
る。
【0023】ボンディング時、ペレット吸着ノズル2
2が吸着しているペレット1の下面とリードフレーム2
との間隔が所定のペースト厚cに達した時点を、ペレッ
ト吸着ノズル22の下降停止タイミングとし、このタイ
ミングでボンディング力の付与を停止させるものである
から、ボンディング時のペースト厚を一定とすることが
できる。従って、温度条件等によりペースト3の粘性が
変化しても、所定のペースト厚を繰り返し維持してボン
ディングを行なうものとなり、電気的特性の均一化を図
ることができる。
【0024】ペレット吸着ノズル22の下降停止タイ
ミングを、アーム位置検出器41が検出するボンディン
グアーム21の移動原点からの下降距離a1 、a2 と、
ノズル位置検出器42が検出するペレット吸着ノズル2
2のボンディングアーム21に対する相対位置長さb
1 、b2 と、予め定められる所定のペースト厚cとから
演算するものであり、ペースト厚が一定となるペレット
吸着ノズル22の下降停止タイミングを正確に制御でき
る。
【0025】以上、本発明の実施の形態を図面を用いて
詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
ボンディングアームの上下駆動部は、サーボモータに限
らずリニア型駆動装置でも良い。また、ボンディングア
ームの上下駆動機構はねじ軸を用いるものに限らず、制
御部からの停止信号で即座に停止する回転カムでも良
い。
【0026】また、ペレット吸着ノズルは、ボンディン
グアームに一体でも良い(相対移動しない)。この場
合、ペレット吸着ノズルの下降停止タイミング=ボンデ
ィングアームの下降停止タイミングとなる。
【0027】また、上記実施の形態では、ペレット吸着
ノズルの下降停止タイミングにてボンディングアームの
上昇を開始させることで、ボンディング力付与を停止さ
せるようにしたが、それに代えて同タイミングでリード
フレーム2を下降させるようにしても良い。
【0028】また、ボンディングアームの移動原点から
の下降距離a1 、a2 、ペレット吸着ノズルのボンディ
ングアームに対する相対位置長さb1 、b2 を任意に設
定することで、必要とするペースト厚cを得ることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボンディ
ング時のペースト厚を一定とし、電気的特性の均一化を
図るペレットボンディング方法及び装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はボンディング装置の一例を示す模式図で
ある。
【図2】図2はボンディングアームとペレット吸着ノズ
ルを示す模式図である。
【図3】図3は本発明の制御系統を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ペレット 2 リードフレーム(基板) 3 ペースト 10 ボンディング装置 21 ボンディングアーム 22 ペレット吸着ノズル 31 制御装置(制御部) 41 アーム位置検出器 42 ノズル位置検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペレット吸着ノズルを支持するボンディ
    ングアームの上下動により、ペレット吸着ノズルに吸着
    したペレットをペーストを介して基板にボンディングす
    るペレットボンディング方法において、 ボンディング時、ペレット吸着ノズルが吸着しているペ
    レットの下面と基板との間隔が所定のペースト厚に達し
    た時点でボンディング力の付与を停止することを特徴と
    するペレットボンディング方法。
  2. 【請求項2】 ボンディングアームに対しペレット吸着
    ノズルをペレットのボンディング方向に弾性的な移動習
    性を与えて支持し、 ボンディングアームの上下動により、ペレット吸着ノズ
    ルに吸着したペレットをペーストを介して基板にボンデ
    ィングするペレットボンディング方法において、 ボンディング時、前記ボンディングアームの移動原点か
    らの下降距離と、該ボンディングアームに対するペレッ
    ト吸着ノズルの相対位置長さを検出し、 ペレット吸着ノズルが吸着したペレットの下面がペース
    トを介することなく基板に接するティーチング状態での
    ボンディングアームの下降距離をa1 、ペレット吸着ノ
    ズルの相対位置長さをb1 、所定のペースト厚をcとす
    るとき、 ペレット吸着ノズルが吸着したペレットがペーストを介
    して基板にボンディングされるボンディング状態で検出
    されるボンディングアームの下降距離a2 、ペレット吸
    着ノズルの相対位置長さb2 が、 c=(a1 +b1 )−(a2 +b2 ) を満足する時点でボンディング力の付与を停止するペレ
    ットボンディング方法。
  3. 【請求項3】 ボンディング力付与の停止は、前記ボン
    ディングアームの上昇、又は前記基板の下降によるもの
    である請求項1又は2記載のペレットボンディング方
    法。
  4. 【請求項4】 ペレット吸着ノズルを支持するボンディ
    ングアームと、ボンディングアームを基板に対し上下動
    する上下駆動部とを有し、 ボンディングアームの上下動により、ペレット吸着ノズ
    ルに吸着したペレットをペーストを介して基板にボンデ
    ィングするペレットボンディング装置において、 ボンディングアームの下降過程で、ペレット吸着ノズル
    が吸着しているペレットの下面と基板との間隔が所定の
    ペースト厚に達した時点を、ペレット吸着ノズルの下降
    停止タイミングとして演算し、同タイミングにてボンデ
    ィングアームを上昇させる制御部を有してなることを特
    徴とするペレットボンディング装置。
  5. 【請求項5】 ペレット吸着ノズルをペレットのボンデ
    ィング方向に弾性的な移動習性を与えて支持するボンデ
    ィングアームと、ボンディングアームを基板に対し上下
    動する上下駆動部と、上下駆動部の制御部とを有し、 ボンディングアームの上下動により、ペレット吸着ノズ
    ルに吸着したペレットをペーストを介して基板にボンデ
    ィングするペレットボンディング装置において、 前記ボンディングアームの移動原点からの下降距離を検
    出するアーム位置検出器と、 該ボンディングアームに対するペレット吸着ノズルの相
    対位置長さを検出するノズル位置検出器とを有し、 前記制御部は、アーム位置検出器とノズル位置検出器の
    検出結果を得て、ペレット吸着ノズルが吸着したペレッ
    トの下面がペーストを介することなく基板に接するティ
    ーチング状態でのボンディングアームの下降距離をa
    1 、ペレット吸着ノズルの相対位置長さをb1 、所定の
    ペースト厚をcとするとき、ペレット吸着ノズルが吸着
    したペレットがペーストを介して基板にボンディングさ
    れるボンディング状態で検出されるボンディングアーム
    の下降距離a2 、ペレット吸着ノズルの相対位置長さb
    2 が、 c=(a1 +b1 )−(a2 +b2 ) を満足する時点をペレット吸着ノズルの下降停止タイミ
    ングとして演算し、同タイミングにてボンディングアー
    ムを上昇させることを特徴とするペレットボンディング
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005252008A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Olympus Corp 半導体接合方法及び接合装置
JP2010016288A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Seiko Npc Corp ピックアップ装置

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