JPH09320943A - 描画装置および自動焦点制御方法 - Google Patents
描画装置および自動焦点制御方法Info
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- JPH09320943A JPH09320943A JP13803796A JP13803796A JPH09320943A JP H09320943 A JPH09320943 A JP H09320943A JP 13803796 A JP13803796 A JP 13803796A JP 13803796 A JP13803796 A JP 13803796A JP H09320943 A JPH09320943 A JP H09320943A
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- head
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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- Electron Beam Exposure (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 描画ヘッドが感光材の外方に待機される描画
装置において、オートフォーカス動作が迅速かつ確実に
行うことができる描画装置を提供する。 【解決手段】 感光材8の描画領域20の各ストライプ
領域ST1〜STnの描画を行う際、感光材8上でかつ
各ストライプ領域ST1の手前位置においてオートフォ
ーカス動作を開始し、ストライプ領域ST1を通過した
後の感光材8上においてオートフォーカス動作を停止さ
せる。これにより、オートフォーカス動作は描画ヘッド
1が感光材8の上方を通過する場合にのみ動作し、描画
ヘッド1が感光材8の外方に移動する場合には、オート
フォーカス動作は停止される。
装置において、オートフォーカス動作が迅速かつ確実に
行うことができる描画装置を提供する。 【解決手段】 感光材8の描画領域20の各ストライプ
領域ST1〜STnの描画を行う際、感光材8上でかつ
各ストライプ領域ST1の手前位置においてオートフォ
ーカス動作を開始し、ストライプ領域ST1を通過した
後の感光材8上においてオートフォーカス動作を停止さ
せる。これにより、オートフォーカス動作は描画ヘッド
1が感光材8の上方を通過する場合にのみ動作し、描画
ヘッド1が感光材8の外方に移動する場合には、オート
フォーカス動作は停止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割露光方式によ
る平面走査型の描画装置およびその制御方法に関する。
る平面走査型の描画装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、描画装置の一つとして分割露
光方式のフォトプロッタが知られている。フォトプロッ
タは感光材の表面を露光して所定の画像を形成する装置
である。また、分割露光方式とは、感光材の描画領域を
複数の領域に分割し、その分割領域毎に露光処理を行う
方式である。
光方式のフォトプロッタが知られている。フォトプロッ
タは感光材の表面を露光して所定の画像を形成する装置
である。また、分割露光方式とは、感光材の描画領域を
複数の領域に分割し、その分割領域毎に露光処理を行う
方式である。
【0003】図8は、分割露光方式のフォトプロッタを
使用した描画動作を説明するための平面図である。図8
においては、フォトプロッタのステージ9(図9参照)
上に載置された感光材8、感光材8を露光する描画ヘッ
ド30およびその移動経路が示されており、図中X方向
は主走査方向を示し、Y方向は副走査方向を示してい
る。また、感光材8には描画領域20が設定されてお
り、さらに描画領域20は仮想線によって区切られた複
数のストライプ領域ST1〜STnに分割されている。
使用した描画動作を説明するための平面図である。図8
においては、フォトプロッタのステージ9(図9参照)
上に載置された感光材8、感光材8を露光する描画ヘッ
ド30およびその移動経路が示されており、図中X方向
は主走査方向を示し、Y方向は副走査方向を示してい
る。また、感光材8には描画領域20が設定されてお
り、さらに描画領域20は仮想線によって区切られた複
数のストライプ領域ST1〜STnに分割されている。
【0004】描画ヘッド30は、感光材8の外部に位置
する原点(X0,Y0)に待機しており、X方向に移動
可能に構成されている。また、ステージ9は、Y方向に
往復移動可能に構成されている。なお、図8では、X−
Y座標をステージ9に固定し、描画ヘッド30の移動経
路をステージ9に対する相対位置で表示している。
する原点(X0,Y0)に待機しており、X方向に移動
可能に構成されている。また、ステージ9は、Y方向に
往復移動可能に構成されている。なお、図8では、X−
Y座標をステージ9に固定し、描画ヘッド30の移動経
路をステージ9に対する相対位置で表示している。
【0005】一般的に平面走査型フォトプロッタでは、
描画ヘッド30が停止状態からステージ9に対する相対
速度が所定値となるまでの助走区間と、所定の相対速度
の移動状態から静止するまでの停止区間とが必要とな
る。したがって、一つのストライプ領域の露光が終了す
る度に、描画ヘッド30は一旦感光材8の外部に移動す
るように構成されている。
描画ヘッド30が停止状態からステージ9に対する相対
速度が所定値となるまでの助走区間と、所定の相対速度
の移動状態から静止するまでの停止区間とが必要とな
る。したがって、一つのストライプ領域の露光が終了す
る度に、描画ヘッド30は一旦感光材8の外部に移動す
るように構成されている。
【0006】図9は、描画ヘッド30の構成を示す模式
図である。描画ヘッド30は、描画用のレーザ光36を
集光して感光材8の表面に照射する対物レンズ37と、
対物レンズ37の焦点位置を感光材8の表面に一致させ
るためのオートフォーカス(自動焦点制御)機構とを備
えている。
図である。描画ヘッド30は、描画用のレーザ光36を
集光して感光材8の表面に照射する対物レンズ37と、
対物レンズ37の焦点位置を感光材8の表面に一致させ
るためのオートフォーカス(自動焦点制御)機構とを備
えている。
【0007】オートフォーカス機構は、レーザダイオー
ド(以下、LDと称する)31と、LD31からのレー
ザ光を受光するセンサ32と、センサ32からの出力に
応じて描画ヘッド30を上下移動させて対物レンズ37
の焦点位置を調整する調整手段(図示省略)を備える。
このオートフォーカス機構は、いわゆる三角測定法を用
いて以下のようなオートフォーカス動作を行う。
ド(以下、LDと称する)31と、LD31からのレー
ザ光を受光するセンサ32と、センサ32からの出力に
応じて描画ヘッド30を上下移動させて対物レンズ37
の焦点位置を調整する調整手段(図示省略)を備える。
このオートフォーカス機構は、いわゆる三角測定法を用
いて以下のようなオートフォーカス動作を行う。
【0008】LD31から出射されたレーザ光33は感
光材8の表面で反射され、その反射光34がセンサ32
に入射する。センサ32では、対物レンズ37の焦点位
置の調整が正規になされた場合に反射光34が入射する
位置を基準位置として予め設定されている。そして、実
際に反射光34が入射すると、センサ32はセンサ32
内の反射光34の入射位置を検出し、予め定められた基
準位置との変位量を出力する。調整手段は、センサ32
からの出力に基づいて描画ヘッド30を上下移動させて
対物レンズ37の位置を修正して対物レンズ37の焦点
位置を感光材8の表面位置に一致させる。
光材8の表面で反射され、その反射光34がセンサ32
に入射する。センサ32では、対物レンズ37の焦点位
置の調整が正規になされた場合に反射光34が入射する
位置を基準位置として予め設定されている。そして、実
際に反射光34が入射すると、センサ32はセンサ32
内の反射光34の入射位置を検出し、予め定められた基
準位置との変位量を出力する。調整手段は、センサ32
からの出力に基づいて描画ヘッド30を上下移動させて
対物レンズ37の位置を修正して対物レンズ37の焦点
位置を感光材8の表面位置に一致させる。
【0009】また、従来のフォトプロッタを用いた分割
露光方式による描画動作は以下のように行われる。図8
に示すように、描画ヘッド30は原点位置に待機してい
る。そして、描画処理の命令を受けると、オートフォー
カス制御機構がオン状態に起動され、描画ヘッド30が
原点位置から第1のストライプ領域ST1の前進経路L
1に沿って相対移動を開始する。そして、感光材8上の
Y2〜Y3領域(描画領域20)で描画処理を行った
後、一旦感光材8の外部に移動してY5位置で停止す
る。
露光方式による描画動作は以下のように行われる。図8
に示すように、描画ヘッド30は原点位置に待機してい
る。そして、描画処理の命令を受けると、オートフォー
カス制御機構がオン状態に起動され、描画ヘッド30が
原点位置から第1のストライプ領域ST1の前進経路L
1に沿って相対移動を開始する。そして、感光材8上の
Y2〜Y3領域(描画領域20)で描画処理を行った
後、一旦感光材8の外部に移動してY5位置で停止す
る。
【0010】次に、描画ヘッド30が逆方向に相対移動
する。さらに描画ヘッド30はX方向に移動する。これ
によって描画ヘッド30が復帰経路L2に沿って次のス
トライプ領域ST2の待機位置(X1,Y0)に移動す
る。ここまでの動作によって、一つのストライプ領域S
T1の描画処理が終了する。
する。さらに描画ヘッド30はX方向に移動する。これ
によって描画ヘッド30が復帰経路L2に沿って次のス
トライプ領域ST2の待機位置(X1,Y0)に移動す
る。ここまでの動作によって、一つのストライプ領域S
T1の描画処理が終了する。
【0011】その後、引き続き各ストライプ領域ST2
〜STnに対して上記と同様の動作を行い、一枚の感光
材8への描画処理が終了する。上記の描画処理におい
て、オートフォーカス機構は常時オン状態に起動されて
いる。例えば、ストライプ領域ST1のY2〜Y3領域
の描画区間において、オートフォーカス機構は、常に対
物レンズ37の焦点位置の調整動作を行っている。とこ
ろが、描画ヘッド30が感光材8上から外れた領域、す
なわちY0〜Y1,Y4〜Y5領域ではオートフォーカ
ス機構は起動状態にあるものの、オートフォーカス動作
は実質上停止している。何故ならば、この領域では、図
9に示すLD31から出射されたオートフォーカス用の
レーザ光33が感光材8以外、例えばステージ9の表面
で反射し、反射光34がセンサ32の検知範囲外の方向
に進み、センサ32に入射しなくなり、センサ32から
の出力が生じないからである。
〜STnに対して上記と同様の動作を行い、一枚の感光
材8への描画処理が終了する。上記の描画処理におい
て、オートフォーカス機構は常時オン状態に起動されて
いる。例えば、ストライプ領域ST1のY2〜Y3領域
の描画区間において、オートフォーカス機構は、常に対
物レンズ37の焦点位置の調整動作を行っている。とこ
ろが、描画ヘッド30が感光材8上から外れた領域、す
なわちY0〜Y1,Y4〜Y5領域ではオートフォーカ
ス機構は起動状態にあるものの、オートフォーカス動作
は実質上停止している。何故ならば、この領域では、図
9に示すLD31から出射されたオートフォーカス用の
レーザ光33が感光材8以外、例えばステージ9の表面
で反射し、反射光34がセンサ32の検知範囲外の方向
に進み、センサ32に入射しなくなり、センサ32から
の出力が生じないからである。
【0012】したがって、Y0〜Y1領域では対物レン
ズ37(すなわち描画ヘッド30)の位置は、描画処理
に先立って行われたプリオートフォーカス処理時の位置
に保持され、また、Y4〜Y5領域では、Y4位置を通
過する際にオートフォーカス動作によって設定された位
置に保持される。
ズ37(すなわち描画ヘッド30)の位置は、描画処理
に先立って行われたプリオートフォーカス処理時の位置
に保持され、また、Y4〜Y5領域では、Y4位置を通
過する際にオートフォーカス動作によって設定された位
置に保持される。
【0013】このように、各ストライプ領域ST1〜S
Tnの描画処理では、実質上、描画ヘッド30がY1〜
Y2領域を通過する間に感光材8の表面位置に応じた対
物レンズ37の焦点位置の調整を行い、その後、Y2〜
Y3領域(描画領域20)でさらに感光材8の表面凹凸
形状に応じてオートフォーカス動作を行ないながら焦点
調整された描画用レーザ光36によって感光材8の表面
に描画処理が行われる。
Tnの描画処理では、実質上、描画ヘッド30がY1〜
Y2領域を通過する間に感光材8の表面位置に応じた対
物レンズ37の焦点位置の調整を行い、その後、Y2〜
Y3領域(描画領域20)でさらに感光材8の表面凹凸
形状に応じてオートフォーカス動作を行ないながら焦点
調整された描画用レーザ光36によって感光材8の表面
に描画処理が行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示す
ように、感光材8の端部は、丸みを帯びている。このた
め、例えば描画ヘッド30が図8中の復帰経路L2のY
1位置を通過する場合に、LD31から照射されるオー
トフォーカス用のレーザ光33がこの丸みを帯びた端部
に照射されると、レーザ光33の反射方向が乱れ、反射
光35がセンサ32に入射する位置が基準位置から大き
く移動し、さらには、反射光35の反射方向がセンサ3
2から外れ、反射光35がセンサ32に入射しなくな
る。
ように、感光材8の端部は、丸みを帯びている。このた
め、例えば描画ヘッド30が図8中の復帰経路L2のY
1位置を通過する場合に、LD31から照射されるオー
トフォーカス用のレーザ光33がこの丸みを帯びた端部
に照射されると、レーザ光33の反射方向が乱れ、反射
光35がセンサ32に入射する位置が基準位置から大き
く移動し、さらには、反射光35の反射方向がセンサ3
2から外れ、反射光35がセンサ32に入射しなくな
る。
【0015】一方、オートフォーカス機構では、センサ
32からの出力が大きく変動すると、これに応じて描画
ヘッド30を上下移動して対物レンズ37の焦点位置を
調整しようとする。このため、描画ヘッド30の可動範
囲の限界位置にまで移動する場合が生じ、さらにセンサ
32からの出力が消失すると、その位置に保持される。
このようにして保持された位置は、対物レンズ37の焦
点位置が感光材8の表面に一致する位置と大きく異なっ
ている。
32からの出力が大きく変動すると、これに応じて描画
ヘッド30を上下移動して対物レンズ37の焦点位置を
調整しようとする。このため、描画ヘッド30の可動範
囲の限界位置にまで移動する場合が生じ、さらにセンサ
32からの出力が消失すると、その位置に保持される。
このようにして保持された位置は、対物レンズ37の焦
点位置が感光材8の表面に一致する位置と大きく異なっ
ている。
【0016】この状態で、次のストライプ領域ST2の
描画処理を開始すると、Y0〜Y1領域のみならず、Y
1〜Y2領域においてもLD31から照射されたオート
フォカス用のレーザ光33の反射光34がセンサ32の
検知範囲外に反射され、オートフォーカス動作が機能し
なくなる場合が生じた。
描画処理を開始すると、Y0〜Y1領域のみならず、Y
1〜Y2領域においてもLD31から照射されたオート
フォカス用のレーザ光33の反射光34がセンサ32の
検知範囲外に反射され、オートフォーカス動作が機能し
なくなる場合が生じた。
【0017】また、Y1位置を通過する際に反射光34
が偶発的にセンサ32の検知範囲内に入射し、オートフ
ォーカス動作を開始することができたとしても、描画ヘ
ッド30の位置は感光材8の表面に対する所望の位置か
ら大きくずれている。したがって、Y1〜Y2領域内で
の対物レンズ37の焦点位置の調整量が大きくなり、描
画が開始されるY2位置でのオートフォーカス動作が不
十分となる。このために、描画領域の端部において画像
が不鮮明になるという問題が生じた。
が偶発的にセンサ32の検知範囲内に入射し、オートフ
ォーカス動作を開始することができたとしても、描画ヘ
ッド30の位置は感光材8の表面に対する所望の位置か
ら大きくずれている。したがって、Y1〜Y2領域内で
の対物レンズ37の焦点位置の調整量が大きくなり、描
画が開始されるY2位置でのオートフォーカス動作が不
十分となる。このために、描画領域の端部において画像
が不鮮明になるという問題が生じた。
【0018】本発明は、描画ヘッドが感光材の外方に待
機される描画装置において、描画領域での自動焦点制御
を確実にかつ迅速に行うことができる描画装置および自
動焦点制御方法を提供することである。
機される描画装置において、描画領域での自動焦点制御
を確実にかつ迅速に行うことができる描画装置および自
動焦点制御方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る描画装置は、感光材を保持する保持部材と、
感光材の周縁部内側に設定された描画領域の表面に光ビ
ームを集束させて描画を行う光学手段を有する描画ヘッ
ドと、保持部材と描画ヘッドとを所定の方向に相対移動
させる移動制御手段と、描画ヘッドから照射される光ビ
ームの焦点位置を感光材の表面に一致させる焦点制御動
作を行う焦点制御手段とを備え、移動制御手段は、描画
ヘッドが感光材の一方端の外側の位置と感光材の他方端
の外側の位置との間を感光材の表面上を通過して移動す
るように描画ヘッドと保持部材の動作を制御し、焦点制
御手段は、描画ヘッドが感光材上において描画領域を含
むように想定された焦点制御領域内を移動する場合に焦
点制御動作を行い、描画ヘッドが焦点制御領域の外側へ
移動した場合に焦点制御動作を停止するものである。
発明に係る描画装置は、感光材を保持する保持部材と、
感光材の周縁部内側に設定された描画領域の表面に光ビ
ームを集束させて描画を行う光学手段を有する描画ヘッ
ドと、保持部材と描画ヘッドとを所定の方向に相対移動
させる移動制御手段と、描画ヘッドから照射される光ビ
ームの焦点位置を感光材の表面に一致させる焦点制御動
作を行う焦点制御手段とを備え、移動制御手段は、描画
ヘッドが感光材の一方端の外側の位置と感光材の他方端
の外側の位置との間を感光材の表面上を通過して移動す
るように描画ヘッドと保持部材の動作を制御し、焦点制
御手段は、描画ヘッドが感光材上において描画領域を含
むように想定された焦点制御領域内を移動する場合に焦
点制御動作を行い、描画ヘッドが焦点制御領域の外側へ
移動した場合に焦点制御動作を停止するものである。
【0020】第2の発明に係る描画装置は、第1の発明
に係る描画装置の構成において、焦点制御手段が、光ビ
ームを感光材の表面に照射する発光素子と、感光材の表
面で反射した光ビームの反射光を受光する受光素子と、
受光素子からの出力に基づいて描画ヘッドを感光材の表
面に対して垂直方向に移動させるヘッド移動手段とを備
えたものである。
に係る描画装置の構成において、焦点制御手段が、光ビ
ームを感光材の表面に照射する発光素子と、感光材の表
面で反射した光ビームの反射光を受光する受光素子と、
受光素子からの出力に基づいて描画ヘッドを感光材の表
面に対して垂直方向に移動させるヘッド移動手段とを備
えたものである。
【0021】第3の発明に係る描画装置は、第2の発明
に係る描画装置の構成において、焦点制御手段が、焦点
制御動作を開始する時に発光素子から光ビームを出射さ
せ、焦点制御動作を停止する時に発光素子から光ビーム
の出射を停止させるものである。
に係る描画装置の構成において、焦点制御手段が、焦点
制御動作を開始する時に発光素子から光ビームを出射さ
せ、焦点制御動作を停止する時に発光素子から光ビーム
の出射を停止させるものである。
【0022】第4の発明に係る自動焦点制御方法は、感
光材と描画ヘッドとを所定の方向に相対移動させるとと
もに、感光材の周縁部内側に設定された描画領域の表面
に描画ヘッドにより光ビームを集束させて描画を行いつ
つ、光ビームの焦点位置を感光材の表面に一致させる焦
点制御動作を行う自動焦点制御方法において、感光材上
において描画領域を内部に含む焦点制御領域を想定し、
描画ヘッドを感光材の一方端の外側の位置と感光材の他
方端の外側の位置との間を感光材の表面上を通過して相
対移動させるとともに、描画ヘッドが焦点制御領域内を
移動する場合に焦点制御動作を行い、描画ヘッドが焦点
制御領域の外側へ移動した場合に焦点制御動作を停止さ
せるものである。
光材と描画ヘッドとを所定の方向に相対移動させるとと
もに、感光材の周縁部内側に設定された描画領域の表面
に描画ヘッドにより光ビームを集束させて描画を行いつ
つ、光ビームの焦点位置を感光材の表面に一致させる焦
点制御動作を行う自動焦点制御方法において、感光材上
において描画領域を内部に含む焦点制御領域を想定し、
描画ヘッドを感光材の一方端の外側の位置と感光材の他
方端の外側の位置との間を感光材の表面上を通過して相
対移動させるとともに、描画ヘッドが焦点制御領域内を
移動する場合に焦点制御動作を行い、描画ヘッドが焦点
制御領域の外側へ移動した場合に焦点制御動作を停止さ
せるものである。
【0023】第5の発明に係る自動焦点制御方法は、第
4の発明に係る自動焦点制御方法の構成において、感光
材の描画領域は、複数の領域に分割されており、描画ヘ
ッドは、複数の領域のうち1つの領域に対応する感光材
の一方端の外側の位置から感光材の他方端の外側の位置
まで1つの領域を通過して移動した後、複数の領域の他
の領域に対応する感光材の一方端の外側の位置まで移動
し、さらに他の領域に対応する感光材の一方端の外側の
位置から他の領域に対応する感光材の他方端の外側の位
置まで他の領域を通過して移動するものである。
4の発明に係る自動焦点制御方法の構成において、感光
材の描画領域は、複数の領域に分割されており、描画ヘ
ッドは、複数の領域のうち1つの領域に対応する感光材
の一方端の外側の位置から感光材の他方端の外側の位置
まで1つの領域を通過して移動した後、複数の領域の他
の領域に対応する感光材の一方端の外側の位置まで移動
し、さらに他の領域に対応する感光材の一方端の外側の
位置から他の領域に対応する感光材の他方端の外側の位
置まで他の領域を通過して移動するものである。
【0024】第1〜第3の発明に係る描画装置および第
4、第5の発明に係る自動焦点制御方法においては、焦
点制御動作は感光材の上において想定された焦点制御領
域の範囲内で行われ、描画ヘッドが焦点制御領域の外方
に移動する場合には焦点制御動作を停止する。したがっ
て、描画ヘッドが感光材の外方に移動する場合、感光材
の端部の形状に起因して焦点制御動作が不安定となるこ
とによって焦点制御動作を継続することができなくなる
ことを防止することができる。
4、第5の発明に係る自動焦点制御方法においては、焦
点制御動作は感光材の上において想定された焦点制御領
域の範囲内で行われ、描画ヘッドが焦点制御領域の外方
に移動する場合には焦点制御動作を停止する。したがっ
て、描画ヘッドが感光材の外方に移動する場合、感光材
の端部の形状に起因して焦点制御動作が不安定となるこ
とによって焦点制御動作を継続することができなくなる
ことを防止することができる。
【0025】特に、第2の発明に係る描画装置において
は、焦点制御手段は、発光素子および受光素子を用いて
感光材の表面位置を光学的に検出し、描画ヘッドを上下
移動させることによって光ビームの焦点位置を感光材の
表面位置に一致させている。このため、描画ヘッドが感
光材の端部上を通過する際に焦点制御動作を停止するこ
とによって受光素子の出射光が感光材の端部で不規則に
反射されて受光素子の検知範囲外に進行して焦点制御動
作を継続することができなくなることを防止することが
できる。
は、焦点制御手段は、発光素子および受光素子を用いて
感光材の表面位置を光学的に検出し、描画ヘッドを上下
移動させることによって光ビームの焦点位置を感光材の
表面位置に一致させている。このため、描画ヘッドが感
光材の端部上を通過する際に焦点制御動作を停止するこ
とによって受光素子の出射光が感光材の端部で不規則に
反射されて受光素子の検知範囲外に進行して焦点制御動
作を継続することができなくなることを防止することが
できる。
【0026】特に、第3の発明に係る描画装置において
は、描画ヘッドが焦点制御領域の外方に移動するとき
に、感光材の表面位置を検出するための発光素子からの
光ビームの出射が停止される。これにより、焦点制御動
作が停止されるとともに、感光材の描画領域以外の部分
がこの発光素子からの出射光によって露光され、不要な
描画部分が生じることを防止することができる。
は、描画ヘッドが焦点制御領域の外方に移動するとき
に、感光材の表面位置を検出するための発光素子からの
光ビームの出射が停止される。これにより、焦点制御動
作が停止されるとともに、感光材の描画領域以外の部分
がこの発光素子からの出射光によって露光され、不要な
描画部分が生じることを防止することができる。
【0027】特に、第5の発明に係る自動焦点制御方法
では、いわゆる分割露光方式による描画動作において
も、描画ヘッドが焦点制御領域外に移動した場合に焦点
制御動作を停止するように制御されるため、感光材の端
部の形状に起因して焦点制御動作が不安定となることに
よって焦点制御動作を継続することができなくなること
を防止することができる。
では、いわゆる分割露光方式による描画動作において
も、描画ヘッドが焦点制御領域外に移動した場合に焦点
制御動作を停止するように制御されるため、感光材の端
部の形状に起因して焦点制御動作が不安定となることに
よって焦点制御動作を継続することができなくなること
を防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による分
割露光方式を用いた平面走査型フォトプロッタの構成図
である。図1において、フォトプロッタは、描画ヘッド
1、ステージ9およびオートフォーカス動作(自動焦点
制御動作)を制御するCPU(中央演算処理装置)13
を備える。
割露光方式を用いた平面走査型フォトプロッタの構成図
である。図1において、フォトプロッタは、描画ヘッド
1、ステージ9およびオートフォーカス動作(自動焦点
制御動作)を制御するCPU(中央演算処理装置)13
を備える。
【0029】描画ヘッド1は、対物レンズ2、レーザダ
イオード(以下、LDと称する)4およびセンサ5を備
える。対物レンズ2は、描画ヘッド1に入射される描画
用のレーザ光7をステージ9上の感光材8に集光するた
めのレンズである。LD4およびセンサ5は、いわゆる
三角測定法によってレーザ光7の焦点位置調整を行うた
めの主要部を構成している。センサ5には、例えばCC
DセンサあるいはPSD(位置検出素子)などが用いら
れる。
イオード(以下、LDと称する)4およびセンサ5を備
える。対物レンズ2は、描画ヘッド1に入射される描画
用のレーザ光7をステージ9上の感光材8に集光するた
めのレンズである。LD4およびセンサ5は、いわゆる
三角測定法によってレーザ光7の焦点位置調整を行うた
めの主要部を構成している。センサ5には、例えばCC
DセンサあるいはPSD(位置検出素子)などが用いら
れる。
【0030】対物レンズ2、LD4、センサ5は保持プ
レートに保持されている。保持プレートの一端にはボー
ルねじが係合されており、このボールねじに連結された
サーボモータ3によって描画ヘッド1が上下方向に所定
の範囲内で移動可能に構成されている。そして、描画ヘ
ッド1が上下動することによって対物レンズ2が上下移
動する。
レートに保持されている。保持プレートの一端にはボー
ルねじが係合されており、このボールねじに連結された
サーボモータ3によって描画ヘッド1が上下方向に所定
の範囲内で移動可能に構成されている。そして、描画ヘ
ッド1が上下動することによって対物レンズ2が上下移
動する。
【0031】ステージ9の上面には、ガラス乾板などの
感光材8が載置される。CPU13は、A/D変換器1
1を通してセンサ5の出力を受け取り、また描画ヘッド
用モータコントローラ10およびステージ用モータコン
トローラ12に所定の命令を出力することによりオート
フォーカス動作を制御する。なお、オートフォーカス動
作とは、感光材8の表面高さに応じて描画ヘッド1を上
下移動させて対物レンズ2の焦点位置を感光材8の表面
位置に合致させる調整動作をいう。
感光材8が載置される。CPU13は、A/D変換器1
1を通してセンサ5の出力を受け取り、また描画ヘッド
用モータコントローラ10およびステージ用モータコン
トローラ12に所定の命令を出力することによりオート
フォーカス動作を制御する。なお、オートフォーカス動
作とは、感光材8の表面高さに応じて描画ヘッド1を上
下移動させて対物レンズ2の焦点位置を感光材8の表面
位置に合致させる調整動作をいう。
【0032】上記の構成において、対物レンズ2を除く
描画ヘッド1、サーボモータ3、描画ヘッド用コントロ
ーラ10、A/D変換器11、ステージ用モータコント
ローラ12およびCPU13がオートフォーカス機構を
構成する。
描画ヘッド1、サーボモータ3、描画ヘッド用コントロ
ーラ10、A/D変換器11、ステージ用モータコント
ローラ12およびCPU13がオートフォーカス機構を
構成する。
【0033】ここで、三角測定法によるオートフォーカ
ス動作について説明する。LD4からオートフォーカス
用のレーザ光6aを感光材8の表面に出射し、その反射
光6bをセンサ5に入射させる。センサ5では、オート
フォーカス動作が正規になされた場合に入射する反射光
6bの位置を基準位置として予め設定されている。そし
て、実際に反射光6bが入射すると、センサ5はセンサ
5内の反射光6bの入射位置を検知し、予め定められた
基準位置との変位量を検出してA/D変換器11を通し
てCPU13に出力する。
ス動作について説明する。LD4からオートフォーカス
用のレーザ光6aを感光材8の表面に出射し、その反射
光6bをセンサ5に入射させる。センサ5では、オート
フォーカス動作が正規になされた場合に入射する反射光
6bの位置を基準位置として予め設定されている。そし
て、実際に反射光6bが入射すると、センサ5はセンサ
5内の反射光6bの入射位置を検知し、予め定められた
基準位置との変位量を検出してA/D変換器11を通し
てCPU13に出力する。
【0034】CPU13は、センサ5からの出力に基づ
き、描画ヘッド1の移動量を算出し、その移動量に相当
するサーボモータ3の制御データに変換して描画ヘッド
用モータコントローラ10に出力する。描画ヘッド用モ
ータコントローラ10は与えられた制御データに基づい
てサーボモータ3を駆動し、描画ヘッド1を上下方向に
移動させて対物レンズ2と感光材8との距離の調整を行
う。
き、描画ヘッド1の移動量を算出し、その移動量に相当
するサーボモータ3の制御データに変換して描画ヘッド
用モータコントローラ10に出力する。描画ヘッド用モ
ータコントローラ10は与えられた制御データに基づい
てサーボモータ3を駆動し、描画ヘッド1を上下方向に
移動させて対物レンズ2と感光材8との距離の調整を行
う。
【0035】このようなオートフォーカス動作により、
感光材8の表面に凹凸がある場合でもレーザ光7を感光
材8の表面に正確に集束させることができ、高精細な画
像を形成することができる。
感光材8の表面に凹凸がある場合でもレーザ光7を感光
材8の表面に正確に集束させることができ、高精細な画
像を形成することができる。
【0036】次に、上記のような構成を有するフォトプ
ロッタの描画動作について説明する。図2は、本発明の
フォトプロッタによる分割露光方式の描画動作を説明す
るための平面図である。図2においては、フォトプロッ
タの描画ヘッド1、感光材8、および描画ヘッド1の移
動経路が示されている。なお、図中、X方向は主走査方
向を示し、Y方向は副走査方向を示している。感光材8
には描画領域20が設定されており、さらに描画領域2
0は仮想線によって区切られた複数のストライプ領域S
T1〜STnに分割されている。
ロッタの描画動作について説明する。図2は、本発明の
フォトプロッタによる分割露光方式の描画動作を説明す
るための平面図である。図2においては、フォトプロッ
タの描画ヘッド1、感光材8、および描画ヘッド1の移
動経路が示されている。なお、図中、X方向は主走査方
向を示し、Y方向は副走査方向を示している。感光材8
には描画領域20が設定されており、さらに描画領域2
0は仮想線によって区切られた複数のストライプ領域S
T1〜STnに分割されている。
【0037】図3は、図2に示すフォトプロッタの描画
動作を示すフローチャートである。図2および図3を参
照して、まずCPU13は、ステージ用モータコントロ
ーラ12の駆動パラメータ、例えばステージ9を移動さ
せるモータ(図示省略)の駆動方式あるいは初速、終速
を規定するパラメータ等を設定する(ステップS1
0)。
動作を示すフローチャートである。図2および図3を参
照して、まずCPU13は、ステージ用モータコントロ
ーラ12の駆動パラメータ、例えばステージ9を移動さ
せるモータ(図示省略)の駆動方式あるいは初速、終速
を規定するパラメータ等を設定する(ステップS1
0)。
【0038】次に、ステージ9のY方向の移動量を設定
する。例えば、ステージ9を駆動するモータの移動パル
ス数を設定する。なお、ここでは描画ヘッド1がX方向
には移動しないので、X方向への移動量の設定は行われ
ない(ステップS12)。
する。例えば、ステージ9を駆動するモータの移動パル
ス数を設定する。なお、ここでは描画ヘッド1がX方向
には移動しないので、X方向への移動量の設定は行われ
ない(ステップS12)。
【0039】さらに、オートフォーカス機構を起動する
オン位置の座標とオートフォーカス機構を停止させるオ
フ位置の座標とを設定する。例えば、図2において、オ
ン位置は描画領域20の外側の仮想線M1で示されるY
2の位置に設定され、オフ位置は、仮想線M2で示され
るY5の位置に設定される(ステップS14)。
オン位置の座標とオートフォーカス機構を停止させるオ
フ位置の座標とを設定する。例えば、図2において、オ
ン位置は描画領域20の外側の仮想線M1で示されるY
2の位置に設定され、オフ位置は、仮想線M2で示され
るY5の位置に設定される(ステップS14)。
【0040】上記の処理が終わると、ステージ用モータ
コントローラ12の命令に従ってステージ9が移動を開
始し、描画ヘッド1が第1の待機位置(X0,Y0)か
ら前進経路L1に沿ってY方向に相対移動を開始する
(ステップS16)。
コントローラ12の命令に従ってステージ9が移動を開
始し、描画ヘッド1が第1の待機位置(X0,Y0)か
ら前進経路L1に沿ってY方向に相対移動を開始する
(ステップS16)。
【0041】CPU13は描画ヘッド1の相対移動量を
監視し、描画ヘッド1がオートフォーカス機構のオン位
置に達したか否かを判定する(ステップS18)。描画
ヘッド1がオートフォーカス機構のオン位置Y2に達す
ると、オートフォーカス用のLD4をオンし、オートフ
ォーカス動作を開始する(ステップS20)。
監視し、描画ヘッド1がオートフォーカス機構のオン位
置に達したか否かを判定する(ステップS18)。描画
ヘッド1がオートフォーカス機構のオン位置Y2に達す
ると、オートフォーカス用のLD4をオンし、オートフ
ォーカス動作を開始する(ステップS20)。
【0042】さらに、描画ヘッド1がY2〜Y5領域を
通過する間、オートフォーカス動作が継続して行われ
る。また、Y3〜Y4領域(描画領域)においては、対
物レンズ2を通して描画用のレーザ光7が感光材8の表
面に照射され、所定の描画処理が行われる(ステップS
22)。
通過する間、オートフォーカス動作が継続して行われ
る。また、Y3〜Y4領域(描画領域)においては、対
物レンズ2を通して描画用のレーザ光7が感光材8の表
面に照射され、所定の描画処理が行われる(ステップS
22)。
【0043】また、この間、CPU13は描画ヘッド1
がオートフォーカス機構のオフ位置Y5に達したか否か
を判定している。そして、描画ヘッド1がオフ位置Y5
に達したと判定した場合(ステップS24)、オートフ
ォーカス用LD4をオフにし、オートフォーカス動作を
停止する(ステップS26)。
がオートフォーカス機構のオフ位置Y5に達したか否か
を判定している。そして、描画ヘッド1がオフ位置Y5
に達したと判定した場合(ステップS24)、オートフ
ォーカス用LD4をオフにし、オートフォーカス動作を
停止する(ステップS26)。
【0044】そして、描画ヘッド1がさらに前進し、感
光材8の端部位置Y6を通り第1の停止位置(X0,Y
7)に達すると、CPU13はステージ用モータコント
ローラ12に停止命令を出力し、ステージ9の移動を停
止させる。以上の動作により、第1のストライプ領域S
T1の描画処理が終了する。
光材8の端部位置Y6を通り第1の停止位置(X0,Y
7)に達すると、CPU13はステージ用モータコント
ローラ12に停止命令を出力し、ステージ9の移動を停
止させる。以上の動作により、第1のストライプ領域S
T1の描画処理が終了する。
【0045】次に、描画ヘッド1の復帰動作について説
明する。第1のストライプ領域ST1の描画処理が終了
すると、描画ヘッド1は第2のストライプ領域ST2の
描画処理を行うために、第2の待機位置(X1,Y0)に
復帰する。この復帰動作を図3に示すフローチャートを
再度参照して説明する。
明する。第1のストライプ領域ST1の描画処理が終了
すると、描画ヘッド1は第2のストライプ領域ST2の
描画処理を行うために、第2の待機位置(X1,Y0)に
復帰する。この復帰動作を図3に示すフローチャートを
再度参照して説明する。
【0046】まず、ステージ用モータコントローラ12
の駆動パラメータを再設定する。すなわち、描画ヘッド
1の復帰行程では、上述の前進行程に対して、描画ヘッ
ド1を高速で復帰移動させる。このため、ステージ9が
高速で移動するようにステージ9の駆動モータのパルス
周波数を変更する(ステップS10)。
の駆動パラメータを再設定する。すなわち、描画ヘッド
1の復帰行程では、上述の前進行程に対して、描画ヘッ
ド1を高速で復帰移動させる。このため、ステージ9が
高速で移動するようにステージ9の駆動モータのパルス
周波数を変更する(ステップS10)。
【0047】次に、ステージ9の移動量を設定し、さら
に描画ヘッド1のX方向への移動量を設定する。図2に
示すように、描画ヘッド1の復帰経路L2は第1の停止
位置(X0,Y7)から第2の待機位置(X1,Y0)
に向かって斜め方向に導かれる。したがって、ステージ
9をY方向に移動させると同時に、描画ヘッド1をX方
向に移動させる(ステップS12)。
に描画ヘッド1のX方向への移動量を設定する。図2に
示すように、描画ヘッド1の復帰経路L2は第1の停止
位置(X0,Y7)から第2の待機位置(X1,Y0)
に向かって斜め方向に導かれる。したがって、ステージ
9をY方向に移動させると同時に、描画ヘッド1をX方
向に移動させる(ステップS12)。
【0048】さらに、オートフォーカス機構のオン位置
とオフ位置の座標を設定する。この場合、オン位置はY
5位置に設定され、オフ位置はY2位置に設定される
(ステップS14)。
とオフ位置の座標を設定する。この場合、オン位置はY
5位置に設定され、オフ位置はY2位置に設定される
(ステップS14)。
【0049】上記の設定が終了すると、ステージ9およ
び描画ヘッド1が移動を開始し、描画ヘッド1が復帰経
路L2に沿って相対移動する。そして、オートフォーカ
ス機構のオン位置Y5に達すると(ステップS18)、
オートフォーカス用LD4をオンし(ステップS2
0)、オートフォーカス動作を開始する。
び描画ヘッド1が移動を開始し、描画ヘッド1が復帰経
路L2に沿って相対移動する。そして、オートフォーカ
ス機構のオン位置Y5に達すると(ステップS18)、
オートフォーカス用LD4をオンし(ステップS2
0)、オートフォーカス動作を開始する。
【0050】オートフォーカス動作はY5位置からY2
位置まで継続して行われる。なお、この間、描画動作は
行わない(ステップS22)。そして、描画ヘッド1が
オートフォーカス機構のオフ位置Y2に達したことが判
定されると(ステップS24)、オートフォーカス用L
D4をオフし、オートフォーカス動作を停止する。この
時、描画ヘッド1は、このY2位置でのオートフォーカ
ス動作によって設定された位置(フォーカス位置と称す
る)に保持される。
位置まで継続して行われる。なお、この間、描画動作は
行わない(ステップS22)。そして、描画ヘッド1が
オートフォーカス機構のオフ位置Y2に達したことが判
定されると(ステップS24)、オートフォーカス用L
D4をオフし、オートフォーカス動作を停止する。この
時、描画ヘッド1は、このY2位置でのオートフォーカ
ス動作によって設定された位置(フォーカス位置と称す
る)に保持される。
【0051】さらに、描画ヘッド1が復帰経路L2に沿
って移動し、第2の待機位置(X1,Y0)に達する
と、ステージ9および描画ヘッド1の移動が停止する
(ステップS28)。以上により、描画ヘッド1の復帰
動作が終了する。
って移動し、第2の待機位置(X1,Y0)に達する
と、ステージ9および描画ヘッド1の移動が停止する
(ステップS28)。以上により、描画ヘッド1の復帰
動作が終了する。
【0052】この後、上記と同様の動作が繰り返し行わ
れ、第2のストライプ領域ST2から第n番目のストラ
イプ領域STnに亘って描画動作が行われる。ここで、
各ストライプ領域ST1〜STnにおける描画開始前の
オートフォーカス動作に着目する。例えば、第2のスト
ライプ領域ST2においては、描画ヘッド1がP2点に
達した時点からオートフォーカス機構が動作を開始す
る。一方、上述したように、第2の待機位置(X1,Y
0)にある描画ヘッド1は、復帰経路L2におけるP1
点でのオートフォーカス動作によるフォーカス位置に保
持されている。
れ、第2のストライプ領域ST2から第n番目のストラ
イプ領域STnに亘って描画動作が行われる。ここで、
各ストライプ領域ST1〜STnにおける描画開始前の
オートフォーカス動作に着目する。例えば、第2のスト
ライプ領域ST2においては、描画ヘッド1がP2点に
達した時点からオートフォーカス機構が動作を開始す
る。一方、上述したように、第2の待機位置(X1,Y
0)にある描画ヘッド1は、復帰経路L2におけるP1
点でのオートフォーカス動作によるフォーカス位置に保
持されている。
【0053】感光材8上のP1点とP2点とは近接して
おり、その表面位置の差は極めて微小である。このた
め、P1点でフォーカス位置が設定された描画ヘッド1
がP2点で再びオートフォーカス動作を開始した場合、
描画ヘッド1の対物レンズ2の焦点位置と感光材8のP
2点での表面位置との誤差は小さい。したがって、極め
て短時間で対物レンズ2の焦点位置の調整を行うことが
できる。
おり、その表面位置の差は極めて微小である。このた
め、P1点でフォーカス位置が設定された描画ヘッド1
がP2点で再びオートフォーカス動作を開始した場合、
描画ヘッド1の対物レンズ2の焦点位置と感光材8のP
2点での表面位置との誤差は小さい。したがって、極め
て短時間で対物レンズ2の焦点位置の調整を行うことが
できる。
【0054】また、Y0位置からY2位置の間ではオー
トフォーカス動作を行わないように制御されている。こ
のため、描画ヘッド1が感光材8の端部位置Y1を通過
する際の端面の丸みに起因してオートフォーカス動作が
不安定となり、これによって対物レンズ2の焦点位置に
大幅なずれが生じることが防止される。このために、ス
トライプ領域ST2の描画初期部分のフォーカス不良
や、オートフォーカス機構が動作しなくなるなどの不都
合を解消することができる。
トフォーカス動作を行わないように制御されている。こ
のため、描画ヘッド1が感光材8の端部位置Y1を通過
する際の端面の丸みに起因してオートフォーカス動作が
不安定となり、これによって対物レンズ2の焦点位置に
大幅なずれが生じることが防止される。このために、ス
トライプ領域ST2の描画初期部分のフォーカス不良
や、オートフォーカス機構が動作しなくなるなどの不都
合を解消することができる。
【0055】また、本実施例のフォトプロッタでは、Y
5〜Y7位置の間においてもオートフォーカス動作を停
止するように構成している。これは以下の理由による。
すなわち、この区間においてオートフォーカス動作を行
えば、従来と同様に、感光材8の端部位置Y6を通過す
る際に感光材8の端部の丸みに起因するオートフォーカ
ス動作の不安定により描画ヘッド1が大きく移動し、次
のストライプ領域においてオートフォーカス機構が動作
しなくなる場合が生ずる。このような状態になると、こ
れ以降の動作において、オートフォーカス動作が行われ
なくなり、改めてプリフォーカス動作を行う必要が生じ
る。このような事態を防止するために、Y5〜Y7位置
の間においてもオートフォーカス動作を停止するように
したものである。
5〜Y7位置の間においてもオートフォーカス動作を停
止するように構成している。これは以下の理由による。
すなわち、この区間においてオートフォーカス動作を行
えば、従来と同様に、感光材8の端部位置Y6を通過す
る際に感光材8の端部の丸みに起因するオートフォーカ
ス動作の不安定により描画ヘッド1が大きく移動し、次
のストライプ領域においてオートフォーカス機構が動作
しなくなる場合が生ずる。このような状態になると、こ
れ以降の動作において、オートフォーカス動作が行われ
なくなり、改めてプリフォーカス動作を行う必要が生じ
る。このような事態を防止するために、Y5〜Y7位置
の間においてもオートフォーカス動作を停止するように
したものである。
【0056】上記のように、本実施例によるフォトプロ
ッタは、感光材8の描画領域20の外側に、オートフォ
ーカス動作を開始し、あるいは停止する位置を設定し、
描画ヘッド1が感光材8の表面上を移動する間のみオー
トフォーカス動作を行うように構成している。すなわ
ち、描画ヘッド1が感光材8の端面を通過する場合に、
オートフォーカス動作を停止させることによって、感光
材8の端面におけるオートフォーカス動作の不安定状態
の発生を防止している。
ッタは、感光材8の描画領域20の外側に、オートフォ
ーカス動作を開始し、あるいは停止する位置を設定し、
描画ヘッド1が感光材8の表面上を移動する間のみオー
トフォーカス動作を行うように構成している。すなわ
ち、描画ヘッド1が感光材8の端面を通過する場合に、
オートフォーカス動作を停止させることによって、感光
材8の端面におけるオートフォーカス動作の不安定状態
の発生を防止している。
【0057】なお、上記の実施例では、隣接するストラ
イプ領域ST1〜STnを順次描画する場合について説
明したが、フォトプロッタの動作においては、いくつか
のストライプ領域をスキップして互いに離れたストライ
プ領域を連続して描画する場合もある。以下では、この
ような場合における露光ヘッド1の描画動作について説
明する。
イプ領域ST1〜STnを順次描画する場合について説
明したが、フォトプロッタの動作においては、いくつか
のストライプ領域をスキップして互いに離れたストライ
プ領域を連続して描画する場合もある。以下では、この
ような場合における露光ヘッド1の描画動作について説
明する。
【0058】図4は、離間したストライプ領域に対する
第1の描画動作を説明するための平面図である。この例
では、第1のストライプ領域ST1の描画が終了した
後、描画ヘッド1が第i番目のストライプ領域STiに
移動して描画動作を行う。この場合、描画ヘッド1は第
1の停止位置(X0,Y7)から第i番目の待機位置
(Xi,Y0)に復帰経路L2に沿って相対移動する。
この相対移動は、ステージ9をY方向に移動するととも
に、描画ヘッド1をX方向に移動することにより行われ
る。
第1の描画動作を説明するための平面図である。この例
では、第1のストライプ領域ST1の描画が終了した
後、描画ヘッド1が第i番目のストライプ領域STiに
移動して描画動作を行う。この場合、描画ヘッド1は第
1の停止位置(X0,Y7)から第i番目の待機位置
(Xi,Y0)に復帰経路L2に沿って相対移動する。
この相対移動は、ステージ9をY方向に移動するととも
に、描画ヘッド1をX方向に移動することにより行われ
る。
【0059】図4に示す描画動作において、描画ヘッド
1は前進経路L1および復帰経路L2に沿った相対移動
中に、Y2〜Y5領域でのみオートフォーカス動作を行
い、それ以外の領域ではオートフォーカス動作を停止し
ている。このため、第i番目のストライプ領域STiの
描画動作において描画ヘッド1がP2点に移動した場合
には、描画ヘッド1のフォーカス位置は、P1点におい
て設定された位置に保持されている。
1は前進経路L1および復帰経路L2に沿った相対移動
中に、Y2〜Y5領域でのみオートフォーカス動作を行
い、それ以外の領域ではオートフォーカス動作を停止し
ている。このため、第i番目のストライプ領域STiの
描画動作において描画ヘッド1がP2点に移動した場合
には、描画ヘッド1のフォーカス位置は、P1点におい
て設定された位置に保持されている。
【0060】P1点とP2点とは近接している。したが
って、P2点で再びオートフォーカス動作を開始した場
合、描画ヘッド1の対物レンズ2の焦点位置と感光材8
のP2点での表面位置との誤差は小さい。このために、
感光材8のP2点の表面位置に対するオートフォーカス
動作を迅速に行うことができる。
って、P2点で再びオートフォーカス動作を開始した場
合、描画ヘッド1の対物レンズ2の焦点位置と感光材8
のP2点での表面位置との誤差は小さい。このために、
感光材8のP2点の表面位置に対するオートフォーカス
動作を迅速に行うことができる。
【0061】また図5は、離間したストライプ領域に対
する第2の描画動作を説明するための平面図であり、図
6は、その描画動作を説明するフローチャートである。
この例では、図4に示す場合に比べ、第1の停止位置
(X0,Y7)にある描画ヘッド1が第i番目の待機位
置(Xi,Y0)に相対移動する際の復帰経路が異なっ
ている。
する第2の描画動作を説明するための平面図であり、図
6は、その描画動作を説明するフローチャートである。
この例では、図4に示す場合に比べ、第1の停止位置
(X0,Y7)にある描画ヘッド1が第i番目の待機位
置(Xi,Y0)に相対移動する際の復帰経路が異なっ
ている。
【0062】図5に示すように、描画ヘッド1は、まず
第1の停止位置(X0,Y7)から第1番目の待機位置
(X1,Y0)に復帰経路L2aに沿って相対移動す
る。さらに、図5および図6に示すように、一旦、描画
ヘッド1をY方向に前進移動を開始する(ステップS3
0)。そして、P1点を通過する位置でオートフォーカ
ス用LD4をオンし、オートフォーカス動作を開始する
(ステップS32)。
第1の停止位置(X0,Y7)から第1番目の待機位置
(X1,Y0)に復帰経路L2aに沿って相対移動す
る。さらに、図5および図6に示すように、一旦、描画
ヘッド1をY方向に前進移動を開始する(ステップS3
0)。そして、P1点を通過する位置でオートフォーカ
ス用LD4をオンし、オートフォーカス動作を開始する
(ステップS32)。
【0063】次に、オートフォーカス動作を行いながら
描画ヘッド1を移動経路L2bに沿ってY2〜Y3領域
内をX方向に移動させる(ステップS34〜S36)。
そして、描画ヘッド1がY2〜Y3領域内でXi位置に
達すると(ステップS38)、描画ヘッド1を第i番目
の待機位置に向かって相対移動させる。この場合、描画
ヘッド1がY2位置(P2点)を通過するとき、オート
フォーカス用LD4をオフし、オートフォーカス動作を
停止する(ステップS40)。そして、描画ヘッド1が
第i番目の待機位置(Xi,Y0)に移動する(ステッ
プS42)。その後、描画ヘッド1を前進経路L3に沿
って相対移動させてストライプ領域STiの描画動作を
行う。
描画ヘッド1を移動経路L2bに沿ってY2〜Y3領域
内をX方向に移動させる(ステップS34〜S36)。
そして、描画ヘッド1がY2〜Y3領域内でXi位置に
達すると(ステップS38)、描画ヘッド1を第i番目
の待機位置に向かって相対移動させる。この場合、描画
ヘッド1がY2位置(P2点)を通過するとき、オート
フォーカス用LD4をオフし、オートフォーカス動作を
停止する(ステップS40)。そして、描画ヘッド1が
第i番目の待機位置(Xi,Y0)に移動する(ステッ
プS42)。その後、描画ヘッド1を前進経路L3に沿
って相対移動させてストライプ領域STiの描画動作を
行う。
【0064】この場合において、描画ヘッド1がP1点
からP2点に移動する間、オートフォーカス動作が行わ
れ、第i番目の待機位置(Xi,Y0)に移動した描画
ヘッド1は、P2点におけるフォーカス位置を保持して
いる。このため、第i番目のストライプ領域STiの描
画を行うために描画ヘッド1が前進経路L3に沿って前
進移動し、P2点に達した場合、描画ヘッド1のフォー
カス位置はすでに設定された状態と一致する。このため
に、P2点では、感光材8の表面位置に対応したオート
フォーカス動作が完全に行われた状態から継続してオー
トフォーカス動作を行うことができる。これにより、第
i番目のストライプ領域STiの描画領域(Y3〜Y
4)では焦点位置が十分に調整された描画用のレーザ光
を用いて高精細な描画動作を行うことができる。
からP2点に移動する間、オートフォーカス動作が行わ
れ、第i番目の待機位置(Xi,Y0)に移動した描画
ヘッド1は、P2点におけるフォーカス位置を保持して
いる。このため、第i番目のストライプ領域STiの描
画を行うために描画ヘッド1が前進経路L3に沿って前
進移動し、P2点に達した場合、描画ヘッド1のフォー
カス位置はすでに設定された状態と一致する。このため
に、P2点では、感光材8の表面位置に対応したオート
フォーカス動作が完全に行われた状態から継続してオー
トフォーカス動作を行うことができる。これにより、第
i番目のストライプ領域STiの描画領域(Y3〜Y
4)では焦点位置が十分に調整された描画用のレーザ光
を用いて高精細な描画動作を行うことができる。
【0065】さらに、図7は、離間したストライプ領域
に対する第3の描画動作を説明するための平面図であ
る。この例は、図5に示す描画動作の変形例であり、第
1の停止位置(X0,Y7)にある描画ヘッド1を第
(i−1)番目の待機位置に復帰経路L2aに沿って移
動させた後、さらに復帰経路L2bに沿って第i番目の
待機位置(Xi,Y0)に移動させるようにしたもので
ある。
に対する第3の描画動作を説明するための平面図であ
る。この例は、図5に示す描画動作の変形例であり、第
1の停止位置(X0,Y7)にある描画ヘッド1を第
(i−1)番目の待機位置に復帰経路L2aに沿って移
動させた後、さらに復帰経路L2bに沿って第i番目の
待機位置(Xi,Y0)に移動させるようにしたもので
ある。
【0066】この場合において、P2点における描画ヘ
ッド1は、P1点におけるフォーカス位置から改めてオ
ートフォーカス動作を開始する。このP1点とP2点と
は近接しているため、P2点におけるオートフォーカス
動作を極めて短時間で行わせることができる。
ッド1は、P1点におけるフォーカス位置から改めてオ
ートフォーカス動作を開始する。このP1点とP2点と
は近接しているため、P2点におけるオートフォーカス
動作を極めて短時間で行わせることができる。
【図1】本発明の実施例による描画装置の構成図であ
る。
る。
【図2】図1に示す描画装置の描画動作を説明するため
の平面図である。
の平面図である。
【図3】図1に示す描画装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】離間したストライプ領域に対する第1の描画動
作を説明するための平面図である。
作を説明するための平面図である。
【図5】離間したストライプ領域に対する第2の描画動
作を説明するための平面図である。
作を説明するための平面図である。
【図6】図5に示す描画装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】離間したストライプ領域に対する第3の描画動
作を説明するための平面図である。
作を説明するための平面図である。
【図8】従来の描画装置による描画動作を説明するため
の平面図である。
の平面図である。
【図9】従来の描画ヘッドの構成を示す模式図である。
1 描画ヘッド 3 サーボモータ 4 LD(レーザダイオード) 5 センサ 6a オートフォーカス用レーザ光 6b 反射光 7 描画用レーザ光 8 感光材 9 ステージ 13 CPU 20 描画領域 ST1,ST2,STi,STn ストライプ領域
フロントページの続き (72)発明者 臼本 宏昭 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 小八木 康幸 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 感光材を保持する保持部材と、 前記感光材の周縁部内側に設定された描画領域の表面に
光ビームを集束させて描画を行う光学手段を有する描画
ヘッドと、 前記保持部材と前記描画ヘッドとを所定の方向に相対移
動させる移動制御手段と、 前記描画ヘッドから照射される前記光ビームの焦点位置
を前記感光材の表面に一致させる焦点制御動作を行う焦
点制御手段とを備え、 前記移動制御手段は、前記描画ヘッドが前記感光材の一
方端の外側の位置と前記感光材の他方端の外側の位置と
の間を前記感光材の表面上を通過して移動するように前
記描画ヘッドと前記保持部材の動作を制御し、 前記焦点制御手段は、前記描画ヘッドが前記感光材上に
おいて前記描画領域を含むように想定された焦点制御領
域内を移動する場合に焦点制御動作を行い、前記描画ヘ
ッドが前記焦点制御領域の外側へ移動した場合に前記焦
点制御動作を停止することを特徴とする描画装置。 - 【請求項2】 前記焦点制御手段は、光ビームを前記感
光材の表面に照射する発行素子と、前記感光材の表面で
反射した前記光ビームの反射光を受光する受光素子と、
前記受光素子からの出力に基づいて前記描画ヘッドを前
記感光材の表面に対して垂直方向に移動させるヘッド移
動手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の描画
装置。 - 【請求項3】 前記焦点制御手段は、前記焦点制御動作
を開始する時に前記発光素子から光ビームを出射させ、
前記焦点制御動作を停止する時に前記発光素子から光ビ
ームの出射を停止させることを特徴とする請求項2記載
の描画装置。 - 【請求項4】 感光材と描画ヘッドとを所定の方向に相
対移動させるとともに、前記感光材の周縁部内側に設定
された描画領域の表面に前記描画ヘッドにより光ビーム
を集束させて描画を行いつつ、前記光ビームの焦点位置
を前記感光材の表面に一致させる焦点制御動作を行う自
動焦点制御方法において、 前記感光材上において前記描画領域を内部に含む焦点制
御領域を想定し、前記描画ヘッドを前記感光材の一方端
の外側の位置と前記感光材の他方端の外側の位置との間
を前記感光材の表面上を通過して相対移動させるととも
に、前記描画ヘッドが前記焦点制御領域内を移動する場
合に焦点制御動作を行い、前記描画ヘッドが前記焦点制
御領域の外側へ移動した場合に前記焦点制御動作を停止
させることを特徴とする自動焦点制御方法。 - 【請求項5】 前記感光材の前記描画領域は、複数の領
域に分割されており、 前記描画ヘッドは、前記複数の領域のうち1つの領域に
対応する前記感光材の一方端の外側の位置から前記感光
材の他方端の外側の位置まで前記1つの領域を通過して
移動した後、前記複数の領域の他の領域に対応する前記
感光材の前記一方端の外側の位置まで移動し、さらに前
記他の領域に対応する前記感光材の前記一方端の外側の
位置から前記他の領域に対応する前記感光材の前記他方
端の外側の位置まで前記他の領域を通過して移動するこ
とを特徴とする請求項4記載の自動焦点制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13803796A JPH09320943A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 描画装置および自動焦点制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13803796A JPH09320943A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 描画装置および自動焦点制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09320943A true JPH09320943A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15212565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13803796A Pending JPH09320943A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 描画装置および自動焦点制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09320943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104076621A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 大日本网屏制造株式会社 | 描画装置以及描画方法 |
KR20210023820A (ko) | 2018-06-25 | 2021-03-04 | 브이 테크놀로지 씨오. 엘티디 | 노광 장치 및 높이 조정 방법 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13803796A patent/JPH09320943A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104076621A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 大日本网屏制造株式会社 | 描画装置以及描画方法 |
KR20140118743A (ko) * | 2013-03-29 | 2014-10-08 | 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 | 묘화 장치 및 묘화 방법 |
KR20210023820A (ko) | 2018-06-25 | 2021-03-04 | 브이 테크놀로지 씨오. 엘티디 | 노광 장치 및 높이 조정 방법 |
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