JP2003318096A - 光ビーム照射装置 - Google Patents

光ビーム照射装置

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JP2003318096A
JP2003318096A JP2002123368A JP2002123368A JP2003318096A JP 2003318096 A JP2003318096 A JP 2003318096A JP 2002123368 A JP2002123368 A JP 2002123368A JP 2002123368 A JP2002123368 A JP 2002123368A JP 2003318096 A JP2003318096 A JP 2003318096A
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light beam
light
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beam irradiation
unit
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Haruo Uemura
春生 植村
Takao Chichibu
孝夫 秩父
Minoru Misuhata
稔 水端
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化した光ビーム照射装置を提供する。 【解決手段】 フォトレジスト膜が形成された基板9に
向かって光ビームを照射する光ビーム照射装置1におい
て、光ビームを出射する光源ユニット3は半導体レーザ
31およびLD温度制御部32を有する。LD温度制御
部32が半導体レーザ31の温度を制御することにより
半導体レーザ31は安定して光ビームを出射する。半導
体レーザ31から出射された光ビームは光学系4を介し
て基板9に向かって照射され、基板9が保持されたステ
ージ2がステージ駆動部21により移動して基板9上の
光ビームの照射位置が走査され、所望のパターンが描画
される。光源に半導体レーザ31を用いることにより、
光ビーム照射装置1の小型化が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料に光ビー
ムを照射する光ビーム照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板やプリント基板、あるいは、
PDP、LCD、フォトマスク用のガラス基板等(以
下、「基板」という。)に形成されたフォトレジスト膜
に光ビームや電子ビームを走査させながら照射し、所望
のパターンを形成する技術が従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パター
ン描画用の光ビーム照射装置では、微細なパターンを描
くためにガスレーザや固体レーザ等の安定性の高いレー
ザが光源として用いられており、これらのレーザ光源は
大型であることから光ビーム照射装置も大型の装置とな
っている。電子ビームを照射する装置も同様に大掛かり
な装置構成となっている。
【0004】また、近年、基板に形成されるパターンの
さらなる微細化が求められており、例えば、光ビーム照
射装置では、光源の発振波長の5倍以下のパターンの描
画精度(光ビームの照射位置を制御する最小単位であ
り、以下、「最小描画単位」という。)が要求されてい
る。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、光ビームを感光材料に向けて照射する光ビーム照射
装置の小型化を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料に光ビームを照射する光ビーム照射装置で
あって、波長が450ナノメートル以下の光ビームを出
射する半導体レーザを有する光源部と、前記光源部から
出射された光を感光材料に導く光学系と、感光材料上の
光ビームの照射位置を走査させる走査手段とを備える。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ビーム照射装置であって、前記半導体レーザの温度
を制御する温度制御手段をさらに備える。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の光ビーム照射装置であって、前記光源部から
の光ビームを前記光学系が取り込む取込角が、前記光源
部から前記光学系へと向かう光ビームの広がり角の0.
2倍以上である。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の光ビーム照射装置であって、前記
光学系から感光材料へと向かう光ビームの集束角が、前
記光源部から前記光学系へと向かう光ビームの広がり角
の0.2倍以上である。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の光ビーム照射装置であって、感光
材料に照射される光ビームの光量を検出する光量検出部
と、前記光量検出部からの出力に基づいて前記半導体レ
ーザの出力光量を制御する駆動制御部とをさらに備え
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の光ビーム照射装置であって、感光
材料上の照射位置を検出する位置検出部と、前記位置検
出部からの出力に基づいて前記走査手段を制御する走査
制御部とをさらに備える。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の光ビーム照射装置であって、前記
光源部が複数の半導体レーザを有する。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれかに記載の光ビーム照射装置であって、前記
走査手段が、光ビームを偏向させる偏向手段を有する。
【0014】 [発明の詳細な説明]
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る光ビーム照射装置1の概略構成を示す図である。
光ビーム照射装置1は、フォトレジスト膜が形成された
半導体基板(以下、「基板」という。)9を保持するス
テージ2、光ビームを出射する光源ユニット3、光源ユ
ニット3から出射された光ビームを基板9に導く光学系
4、光源ユニット3および光学系4に対してステージ2
を相対的に移動させるステージ駆動部21、並びに、光
源ユニット3およびステージ駆動部21に接続された制
御部5を有する。
【0015】光源ユニット3は波長が400nmの光ビ
ームを出射する半導体レーザ(LD)31、半導体レー
ザ31の温度を制御するLD温度制御部32、および、
半導体レーザ31の出力を制御するLD駆動制御部33
を有する。LD温度制御部32はファン、ペルチェ素子
および温度センサを有し、温度センサが検出する半導体
レーザ31の温度に基づいてファンおよびペルチェ素子
が駆動され、半導体レーザ31の温度が所定の設定温度
に対して±1℃以内に保たれる。これにより、環境温度
が大きく変化した場合であっても、出射される光ビーム
の波長の変動幅や後述する光ビームの広がり角の変動が
抑制され、半導体レーザ31は安定して光ビームを出射
する。
【0016】光学系4は、取込側および照射側のレンズ
群41,42を有し、光源ユニット3から出射された光
ビームはこれらのレンズ群41,42を介して集束され
つつ基板9へと導かれる。
【0017】ステージ駆動部21はステージ2を図1中
のX方向に移動させるX方向移動機構22、および、Y
方向に移動させるY方向移動機構23を有する。X方向
移動機構22はモータ221にボールねじ(図示省略)
が接続され、モータ221が回転することにより、Y方
向移動機構23がガイドレール222に沿って図1中の
X方向に移動する。Y方向移動機構23もX方向移動機
構22と同様の構成となっており、モータ231が回転
するとボールねじ(図示省略)によりステージ2がガイ
ドレール232に沿ってY方向に移動する。
【0018】光ビーム照射装置1による基板9への光ビ
ームの照射が行われる際には、制御部5が光源ユニット
3およびステージ駆動部21を制御することにより、光
源ユニット3からの光ビームのON/OFFが制御され
るとともにステージ駆動部21により基板9が移動す
る。これにより、基板9上の光ビームの照射位置が走査
され、基板9上に所望のパターンが描画される。
【0019】基板9上に形成されたフォトレジスト膜
は、例えば、ビスアジド化合物を基本組成とする有機系
高分子であり、波長が400nm前後の光ビームが照射
されることにより最も効率よく光架橋反応が引き起こさ
れる。光ビームによる描画後は、後工程において現像、
エッチング等が施されることにより、基板9上に所望の
レジストパターンが形成される。
【0020】図2は光源ユニット3からの光ビームの広
がり角と光学系4との関係を説明するための図である。
図2(a)は光源ユニット3から光学系4へと向かう光
ビームの広がり角θ1、および、光源ユニット3からの
光ビームを光学系4が取り込む取込角θ2を示す図であ
り、図2(b)は光学系4から基板9へと向かう光ビー
ムの集束角θ3を示している。
【0021】図2(a)に示す広がり角θ1は、最大光
強度(単位立体角当たりの光量)に対して1/2以上の
光強度で光が出射される範囲がなす角(光軸J1に対し
て両側に広がる角度(いわゆる、半値全角))である。
ただし、光ビームの光量分布が光軸J1を中心として軸
対称でない場合には、光軸J1を含む任意の面における
広がり角のうち最大のものが広がり角θ1とされる。取
込角θ2は光軸J1を含む面において光源ユニット3か
らの光ビームのうち光学系4に取り込まれる範囲に相当
する角度(光ビームが軸対象でない場合には最大角)で
ある。また、図2(b)に示すように、集束角θ3は光
軸J1を含む面において、集束される光ビームの集光点
への入射方向の範囲に相当する角度(光ビームが軸対象
でない場合には最大角)である。光ビーム照射装置1で
は、広がり角θ1が30度、取込角θ2が12度、集束
角θ3が12度とされる。
【0022】ここで、光ビーム照射装置1において広が
り角θ1、取込角θ2および集束角θ3が満たすべき条
件について説明する。温度制御が行われない半導体レー
ザでは、通常、温度の影響を受けて発光特性および光ビ
ームの広がり角θ1が変動する。例えば、通常の使用環
境として室温に対する±5℃程度の環境温度の変動を想
定した場合、環境温度の影響を受け易い半導体レーザで
は、広がり角θ1が±0.2%変化することがある。
【0023】半導体レーザ31の発光量(光強度)の出
射方向に対する分布は、通常、光軸J1方向で最大とな
り、光軸J1に対する角度が大きくなるにつれて小さく
なる。したがって、取り込まれる光量の変動の度合い
(相対的な変動)は取込角θ2が大きいほど小さくな
る。以上のことを考慮しつつ計測を行った結果、取込角
θ2を広がり角θ1の20%以上とすることにより、通
常の環境温度の変化に対して光学系4に取り込まれる光
量の相対変動を1%以下に抑えられることが確認されて
いる。すなわち、光ビーム照射装置1では、(θ2≧
0.2×θ1)が満たされることが好ましい。
【0024】一方、半導体レーザでは発光点の位置が発
振波長の10%程度の距離だけ移動する現象が生じるた
め、パターン形成面(描画面)に発光点の移動が拡大投
影されることによる悪影響を考慮した設計が必要とな
る。光ビーム照射装置1では、最小描画単位の許容され
る変動は10%以下であることから、最小描画単位がレ
ーザ光源の発振波長の5倍以下となる程度まで微細化を
図るには、半導体レーザ31からの光ビームが5倍以下
の倍率で基板9に照射される必要がある。
【0025】より具体的に説明すると、光ビームの波長
がλ(=400nm)であり、最小描画単位が5λ(=
2μm)以下であるものとした場合、描画位置の許容さ
れる変動は0.5λ(=0.2μm)以下であり、光ビ
ームの発光点の移動量は0.1λ(=40nm)とな
る。したがって、光学系4による拡大は5倍(=0.5
λ/0.1λ)以下とされることが必要となる。なお、
光ビームの波長や最小描画単位は上記例に限定されるも
のではなく、実際の光ビーム照射装置1では最小描画単
位が1μm(波長の2.5倍であり、描画位置の許容さ
れる変動が0.1μm以下)とされる。
【0026】また、光学系4による光ビームの拡大率は
経験的に取込角θ2と集束角θ3との比で近似すること
ができる。従って、光ビーム照射装置1では(θ2/θ
3≦5)、つまり、(θ3≧0.2×θ2)が満たされ
ることが好ましい。ここで、取込角θ2は広がり角θ1
と等しいとき最大となることから、(θ3≧0.2×θ
1)が満たされることにより、光ビーム照射装置1にお
いて最小描画単位の変動を10%以下とする設計が可能
となる。
【0027】光ビーム照射装置1では、既述のように広
がり角θ1が30度、取込角θ2が12度(=0.4θ
1)、集束角θ3が12度(=0.4θ1)とされるこ
とから、これらの角度に関する上述の2つの条件が満た
されている。したがって、仮に半導体レーザ31の温度
制御が行われないとしても、通常の室温レベルの環境温
度の変化であれば光ビーム照射装置1により許容範囲の
精度にて描画を行うことができる。
【0028】以上に説明したように、光ビーム照射装置
1では半導体レーザ31を用いることにより、ガスレー
ザや固体レーザと比較して光源ユニット3を小さくする
ことができ、さらに、半導体レーザ31は直接変調可能
であることから外部変調器等も省略することができる。
その結果、光源ユニット3の小型化による装置の小型化
が実現される。
【0029】また、光ビームの取込角θ2を広がり角θ
1の0.2倍以上とすることにより照射光量の相対変動
を抑えることができ、集束角θ3が広がり角θ1の0.
2倍以上とされることにより微細パターンの描画も可能
とされる。さらに、LD温度制御部32を設けることに
より、半導体レーザ31の温度変化を抑えることがで
き、一層安定した描画を行うことができる。
【0030】図3は本発明の第2の実施の形態に係る光
ビーム照射装置1aの概略構成を示す図である。図3に
示す光ビーム照射装置1aは、光ビームの照射光量を検
出する光量検出部61、および、光ビームの基板9上の
照射位置の変動をPSD素子により検出する位置検出部
62が設けられ、光源ユニット3から光学系4aに入射
した光ビームの一部が光量検出部61および位置検出部
62へと導かれるという点で第1の実施の形態と相違す
る。他の構成は第1の実施の形態と同様であり、同符号
を付している。
【0031】光源ユニット3からの光ビームは、取込側
のレンズ群41を介してビーム分岐ミラー43へと導か
れ、ビーム分岐ミラー43において一部が反射されてレ
ンズ45を介して光量検出部61へと入射する。ビーム
分岐ミラー43を透過した光ビームは、ビーム分岐ミラ
ー44へと向かい、ビーム分岐ミラー44においてさら
に一部の光ビームが反射され、反射された光ビームはレ
ンズ46を介して位置検出部62に入射する。そして、
ビーム分岐ミラー44を透過した光ビームは照射側のレ
ンズ群42を介して基板9上へと集光される。
【0032】光量検出部61および位置検出部62にお
いて検出された光ビームの光量および照射位置の変動は
リアルタイムで制御部5へと送信され、制御部5は光量
および照射位置の変動に基づいてLD駆動制御部33お
よびステージ駆動部21に信号を送信する。信号を受信
したLD駆動制御部33は半導体レーザ31を制御して
出力光量を補正し、ステージ駆動部21は制御部5の信
号により照射位置の補正を行う。これにより、光ビーム
照射装置1aでは、さらに安定して基板9上の所望位置
に一定光量の光ビームを照射することができる。
【0033】なお、光量検出部61または位置検出部6
2の少なくとも一方がステージ2上に設けられてもよ
い。その場合には、パターン描画前、または、パターン
描画中に光ビームが光量検出部61または位置検出部6
2に照射されるようにステージ駆動部21の制御が行わ
れる。
【0034】図4は本発明の第3の実施の形態に係る光
ビーム照射装置1bの概略構成を示す図である。光ビー
ム照射装置1bでは、光源ユニット3aが複数の半導体
レーザ31を一列に配列して有する。複数の半導体レー
ザ31から出射された光ビームは光学系4bに入射し、
光学系4bが有するレンズ群47を介して基板9へと導
かれる。光ビーム照射装置1bの他の構成は図1と同様
である。
【0035】光ビーム照射装置1bでは光源ユニット3
aが複数の半導体レーザ31から複数の光ビームを同時
に基板9上に照射することができ、高速にパターンを描
画することができる。なお、LD温度制御部32は、各
半導体レーザ31の温度を独立して制御してもよい。ま
た、複数の半導体レーザ31は2次元に配列されてもよ
い。
【0036】図5は本発明の第4の実施の形態に係る光
ビーム照射装置1cの概略構成を示す図である。光ビー
ム照射装置1cは光学系4c内にポリゴンミラー63を
有し、ポリゴンミラー63は制御部5により制御される
モータ(図示省略)に接続される。光源ユニット3から
の光ビームは光学系4cのレンズ群48を介してポリゴ
ンミラー63へと向かい、回転するポリゴンミラー63
により反射された光ビームは図5中のX方向に走査され
つつ走査レンズ群49を介して基板9へと導かれる。こ
のとき、基板9はステージ駆動部21により図5中のY
方向へと移動する。そして、制御部5がポリゴンミラー
63のモータ、光源ユニット3およびステージ駆動部2
1を同期させることにより、基板9上の光ビームの照射
位置がXおよびY方向に走査され、光ビーム照射装置1
cは高速にパターンの描画を行う。
【0037】なお、光ビームに対する偏向器としてポリ
ゴンミラー63以外のものが利用されてもよく、例え
ば、ガルバノミラーや音響光学偏向素子等が利用可能で
ある。さらに、図5中のX方向に光ビームを走査させる
偏向器と、Y方向に走査させる偏向器とを組み合わせ
て、XおよびY方向の走査が偏向器のみにより高速に行
われてもよい。また、図5の光ビーム照射装置1cにお
いて、半導体レーザ31が複数設けられてもよい。これ
により、さらに高速にパターンの描画を行うことができ
る。
【0038】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく様々な変形が可能である。
【0039】光源ユニットおよび光学系とステージ2と
は相対的に移動すればよく、例えば、ステージ2が固定
され、光源ユニットおよび光学系が移動してもよい。
【0040】上記実施の形態では、波長が400nmの
光ビームを出射する半導体レーザ31が光源ユニットに
設けられるが、波長が450nm以下の光ビームを出射
する半導体レーザであれば精緻なパターン形成が可能な
有機高分子系の感光材料に利用することができる。
【0041】LD温度制御部32は必ずしもファン、ペ
ルチェ素子および温度センサにより構成される必要はな
く、例えば、チラーユニットと温度センサにより温度制
御が行われてもよい。
【0042】光量検出部61および位置検出部62は1
つのデバイスとされてもよい。例えば、2次元の撮像デ
バイスにより、光量および照射位置の検出が同時に行わ
れてもよい。
【0043】上記実施の形態では、フォトレジスト膜を
有する半導体基板に対してパターンの描画が行われる
が、PDP、LCD、有機ELディスプレイ、フォトマ
スク等に用いられるガラス基板、プリント基板等に形成
された感光材料に対して光ビーム照射装置による描画が
行われてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1ないし8の発明では、光ビーム
照射装置を小型化することができる。
【0045】また、請求項2ないし6の発明では、安定
して光ビームを出射することができる。
【0046】また、請求項7および8の発明では、高速
にパターンの描画を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る光ビーム照射装置の概
略構成を示す図である。
【図2】(a)および(b)は、光源ユニットからの光
ビームの広がり角と光学系との関係を説明するための図
である。
【図3】第2の実施の形態に係る光ビーム照射装置の概
略構成を示す図である。
【図4】第3の実施の形態に係る光ビーム照射装置の概
略構成を示す図である。
【図5】第4の実施の形態に係る光ビーム照射装置の概
略構成を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 光ビーム照射装置 3,3a 光源ユニット 4,4a,4b,4c 光学系 5 制御部 9 基板 21 ステージ駆動部 31 半導体レーザ 32 LD温度制御部 33 LD駆動制御部 61 光量検出部 62 位置検出部 63 ポリゴンミラー θ1 広がり角 θ2 取込角 θ3 集束角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秩父 孝夫 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 (72)発明者 水端 稔 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 2H045 BA02 BA22 CA88 DA31 2H097 AA03 BA02 BB01 BB03 CA17 FA02 KA18 LA10 5F046 BA07 CA03 CB02 DA26 DC01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料に光ビームを照射する光ビーム
    照射装置であって、 波長が450ナノメートル以下の光ビームを出射する半
    導体レーザを有する光源部と、 前記光源部から出射された光を感光材料に導く光学系
    と、 感光材料上の光ビームの照射位置を走査させる走査手段
    と、を備えることを特徴とする光ビーム照射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ビーム照射装置であ
    って、 前記半導体レーザの温度を制御する温度制御手段をさら
    に備えることを特徴とする光ビーム照射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光ビーム照射
    装置であって、 前記光源部からの光ビームを前記光学系が取り込む取込
    角が、前記光源部から前記光学系へと向かう光ビームの
    広がり角の0.2倍以上であることを特徴とする光ビー
    ム照射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
    ビーム照射装置であって、 前記光学系から感光材料へと向かう光ビームの集束角
    が、前記光源部から前記光学系へと向かう光ビームの広
    がり角の0.2倍以上であることを特徴とする光ビーム
    照射装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の光
    ビーム照射装置であって、 感光材料に照射される光ビームの光量を検出する光量検
    出部と、 前記光量検出部からの出力に基づいて前記半導体レーザ
    の出力光量を制御する駆動制御部と、をさらに備えるこ
    とを特徴とする光ビーム照射装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の光
    ビーム照射装置であって、 感光材料上の照射位置を検出する位置検出部と、 前記位置検出部からの出力に基づいて前記走査手段を制
    御する走査制御部と、をさらに備えることを特徴とする
    光ビーム照射装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の光
    ビーム照射装置であって、 前記光源部が複数の半導体レーザを有することを特徴と
    する光ビーム照射装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の光
    ビーム照射装置であって、 前記走査手段が、光ビームを偏向させる偏向手段を有す
    ることを特徴とする光ビーム照射装置。
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