JPH09320723A - 相対回転部材間継電装置 - Google Patents

相対回転部材間継電装置

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JPH09320723A
JPH09320723A JP8138480A JP13848096A JPH09320723A JP H09320723 A JPH09320723 A JP H09320723A JP 8138480 A JP8138480 A JP 8138480A JP 13848096 A JP13848096 A JP 13848096A JP H09320723 A JPH09320723 A JP H09320723A
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JP
Japan
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cylindrical portion
moving body
guide groove
relay device
flexible flat
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JP8138480A
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English (en)
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Yasutaka Nagaoka
保貴 長岡
Nobuhiko Suzuki
信彦 鈴木
Satoshi Ishikawa
聡 石川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブルフラットケーブルに大きな張力
や座屈が発生するのを防止することのできる相対回転部
材間継電装置を提供する。 【解決手段】 内側円筒部11aを有する第1の回転体11
と、内側円筒部11aを所定の間隔をおいて囲み、同内側
円筒部11aに対して相対的に回転する外側円筒部120a
を有する第2の回転体12と、内側円筒部11aと外側円筒
部120aとの間の環状の空間K内に沿って収納され、内
周端部13aが内側円筒部11aに保持され、外周端部13b
が外側円筒部120aに保持されたフレキシブルフラット
ケーブル13と、空間Kに沿って移動自在に設けられ、開
口部21cで前記フレキシブルフラットケーブル13を反転
させるC字状の移動体21とを備えた相対回転部材間継電
装置であって、空間Kにおける移動体21を載置する部分
には、周方向に連続する環状の案内溝K1を設け、移動
体21には、案内溝K1に嵌まる揺動支点部210aを設け
てなり、揺動支点部210aは、案内溝K1に沿って移動
するようになっているとともに、案内溝K1の一部を支
点にして揺動自在になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相対的に回転す
る部材間の電気的な接続を、ケーブルを介して行う相対
回転部材間継電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の相対回転部材間継電装置として
は、例えば図10に示すような特開平4−310445
号公報に記載されたものが知られている。この相対回転
部材間継電装置10は、内側円筒部11aを有する回転
体(第1の回転体)11と、内側円筒部11aを所定の
間隔をおいて囲む外側円筒部12aを有する固定体(第
2の回転体)12と、内側円筒部11aと外側円筒部1
2aとの間の環状の空間K内に、同空間Kに沿って収納
され、内周端部13aが内側円筒部11aに保持され、
外周端部13bが外側円筒部12aに保持されるケーブ
ル(フレキシブルフラットケーブル)13と、上記空間
Kに沿って移動自在に設けられ、開口部21cでケーブ
ル13を反転させるC字状の移動体21とを備えてい
る。
【0003】移動体21には、ケーブル13を案内する
ローラ22が複数設けられている。特にローラ22のう
ち、移動体21の一方の開口端21a及び他方の開口端
21bに設けられたものは、ケーブル13をスムーズに
反転させるのに役立つようになっている。
【0004】そして、上記回転体11は、例えば自動車
のハンドル部におけるステアリングホイール側に連結さ
れ、固定体12はステアリングコラム側に固定されるよ
うになっている。
【0005】上記のように構成された相対回転部材間継
電装置10においては、例えば内側円筒部11aが図1
0において反時計方向に回転すると、ケーブル13が内
側円筒部11aに巻き付くように移動する。すなわち、
移動体21の外側にあるケーブル13は、移動体21の
一方の開口端21aに当接しながら反転して、移動体2
1の内側に入り、内側円筒部11aに巻き付くようにな
る。この際、移動体21は、その一方の開口端21aの
ローラ22がケーブル13に押されることによって、反
時計方向に回転する。
【0006】また、内側円筒部11aが外側円筒部12
aに対して時計方向に回転すると、内側円筒部11aに
巻き付いていたケーブル13が巻き戻されて、周囲に移
動するようになる。このため、内側円筒部11aに巻き
付いていたケーブル13は、移動体21の内側のローラ
22に当接し、さらに他方の開口端21bのローラ22
に当接しながら反転して、移動体21の外側に移動し、
さらに外側円筒部12aの内面に当接するようになる。
この際、移動体21は、その他方の開口端21bのロー
ラ22がケーブル13に押されて、時計方向に回転す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記相対回
転部材間継電装置10においては、移動体21と内側の
ケーブル13との間、及び移動体21と外側のケーブル
13との間に十分大きな隙間が設けられているため、移
動体21の移動がスムーズに行われるものの、例えば自
動車の走行時の振動や、エンジン振動によって、移動体
21ががたつき、異音が発生してしまうという問題があ
る。
【0008】このため、図11及び図12に示すよう
に、ローラ22を内側円筒部11aに押し付けるように
構成したり、図13及び図14に示すように、ローラ2
2を外側円筒部12aに押し付けるように構成したりす
ることによって、移動体21のがたつきを防止すること
が考えられる。
【0009】ところが、ローラ22を内側円筒部11a
に押し付けるように構成した場合には、図11に示すよ
うに、回転体11を時計方向に回転すると、移動体21
も回転体11とほぼ同じ角度で時計方向に回転するた
め、移動体21の内側から外側へ繰り出されるケーブル
13が異常に引っ張られた状態になってしまうという問
題が発生する。また、図12に示すように、回転体11
を反時計方向に回転すると、移動体21も回転体11と
ほぼ同じ角度で反時計方向に回転するため、移動体21
の外側から内側に入ろうとするケーブル13が余って弛
み、ついには他方の開口端21bのローラ22に当たっ
て座屈した状態になってしまうという問題が発生する。
【0010】一方、ローラ22を外側円筒部12aに押
し付けるように構成した場合には、図13に示すよう
に、回転体11を時計方向に回転しても、移動体21が
外側円筒部12aに当接して動きにくく、このため移動
体21の内側から外側へ繰り出されるケーブル13が他
方の開口端21bのローラ22に当たって座屈した状態
になってしまうという問題が発生する。また、図14に
示すように、回転体11を反時計方向に回転すると、上
述のように移動体21が動きにくいため、移動体21の
外側から内側に入ろうとするケーブル13が異常に引っ
張られた状態になってしまうという問題が発生する。
【0011】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、移動体のがたつきを防止
することができるとともに、フレキシブルフラットケー
ブルに大きな張力や座屈が発生するのを防止することの
できる相対回転部材間継電装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、内側円筒部を有する第1の
回転体と、前記内側円筒部を所定の間隔をおいて囲み、
同内側円筒部に対して相対的に回転する外側円筒部を有
する第2の回転体と、前記内側円筒部と外側円筒部との
間の環状の空間内に沿って収納され、内周端部が前記内
側円筒部に保持され、外周端部が前記外側円筒部に保持
されたフレキシブルフラットケーブルと、前記空間に沿
って移動自在に設けられ、開口部で前記フレキシブルフ
ラットケーブルを反転させるC字状の移動体とを備えた
相対回転部材間継電装置であって、前記空間における動
体を載置する部分には、周方向に連続する環状の案内溝
を設け、前記移動体には、前記案内溝に嵌まる揺動支点
部を設けてなり、前記揺動支点部は、案内溝に沿って移
動するようになっているとともに、案内溝の一部を支点
にして揺動自在になっていることを特徴としている。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、移動体には、フレキシブルフラットケーブ
ルを案内する複数のローラが設けられていることを特徴
としている。
【0014】そして、上記のように構成された請求項1
に係る発明においては、揺動支点部が案内溝に嵌合して
この案内溝に沿って移動するようになっているから、移
動体と、内側円筒部及び外側円筒部との間に隙間があっ
ても、移動体のがたつきを防止することができる。そし
て、移動体と、内側円筒部及び外側円筒部との間の隙間
によって、フレキシブルフラットケーブルの移動がスム
ーズになるから、フレキシブルフラットケーブルに大き
な張力や座屈が発生するのを防止することができる。
【0015】しかも、揺動支点部が案内溝に嵌合するこ
とによって、摩擦抵抗が多少ではあるが増加することに
なるから、移動体が慣性によって回り過ぎてしまうのを
防止することができる。すなわち、移動体が慣性により
回りすぎ、ケーブルに過度の力が作用するのを防止する
ことができる。
【0016】さらに、揺動支点部によって、移動体が案
内溝の一部を支点にして揺動することができるから、例
えばフレキシブルフラットケーブルが移動体を押した場
合には、移動体が揺動して、フレキシブルフラットケー
ブルからの力を逃すことができる。したがって、フレキ
シブルフラットケーブル及び移動体の移動がスムーズに
なるとともに、フレキシブルフラットケーブルに大きな
張力や座屈が発生するのを防止することができる。
【0017】また、フレキシブルフラットケーブルにう
ねるように湾曲するクリープ部が有るような場合であっ
ても、移動体が揺動することによって、フレキシブルフ
ラットケーブルをスムーズに移動することができる。
【0018】さらに、請求項2に係る発明においては、
移動体にローラを設けているから、フレキシブルフラッ
トケーブルの移動がスムーズになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図9を参照して説明する。なお、図1〜図7は第1
実施の形態、図8〜図9は第2実施の形態を示してい
る。
【0020】まず、第1実施の形態を図1〜図7を参照
して説明する。この第1実施の形態で示す相対回転部材
間継電装置10は、図1及び図2に示すように、内側円
筒部11aを有する回転体(第1の回転体)11と、前
記内側円筒部11aを所定の間隔をおいて囲み、同内側
円筒部11aに対して相対的に回転する外側円筒部12
0aを有する固定体(第2の回転体)12と、前記内側
円筒部11aと外側円筒部120aとの間の環状の空間
K内に沿って収納され、内周端部13aが前記内側円筒
部11aに保持され、外周端部13bが前記外側円筒部
120aに保持されたケーブル(フレキシブルフラット
ケーブル)13と、前記空間Kに沿って移動自在に設け
られ、開口部21cで前記ケーブル13を反転させるC
字状の移動体21とを備えたものであって、前記空間K
における動体21を載置する部分には、周方向に連続す
る環状の案内溝K1を設け、前記移動体21には、前記
案内溝K1に嵌まる揺動支点部210aを設けてなり、
前記揺動支点部210aは、案内溝K1に沿って移動す
るようになっているとともに、案内溝K1の一部を支点
にして移動体21を揺動自在に支持するようになってい
る。
【0021】回転体11は、図2に示すように、内側円
筒部11aの下側が縮径筒部11bになっており、この
縮径筒部11bを固定体12の貫通孔12cに挿入し、
内側円筒部11aの下端部を固定体12の底面壁12b
上に載置するようになっている。また、回転体11に
は、内側円筒部11aの下端部近傍から外側に突出する
外側フランジ11cが形成されている。
【0022】固定体12は、円板状に形成された底面壁
12bの外周に円筒状のフランジ12dを有し、このフ
ランジ12dの内側に、上記外側円筒部120aを有す
るライナ部120を固定的に連結した構造になってい
る。そして、底面壁12bの軸心には、回転体11の縮
径筒部11bを挿入するための貫通孔12cが形成され
ている。また、ライナ部120には、外側円筒部120
aの下端部近傍から内側に膨出し、上記外側フランジ1
1cと面一状の上面を構成する内側フランジ120bが
形成されている。
【0023】外側フランジ11cと内側フランジ120
bとは、移動体21を摺動自在に載置する上記環状の空
間Kの底面を構成するととも、回転体11及び固定体1
2と同軸状に形成された案内溝K1を構成するようにな
っている。
【0024】移動体21は、図3〜図6に示すように、
帯状部材を円弧状に湾曲させた形状のもので構成されて
おり、周縁部を上下に延びるリブ21dで補強してい
る。また、一方の開口端21a及び他方の開口端21b
の近傍部を含む5か所の一に、ローラ22を回転自在に
支持するピン21eが形成され、各ピン21eの間に肉
抜きのための長孔21fが形成されている。さらに、移
動体21の下面には、一方の開口端21aと他方の開口
端21bとを連結する連結部材210が一体に形成され
ている。
【0025】連結部材210は、移動体21を外側フラ
ンジ11c及び内側フランジ120b上に載置した状態
において、案内溝K1に嵌合するようになっており、そ
の中央部には上述した揺動支点部210aが一体に形成
されている。この揺動支点部210aは、案内溝K1に
嵌まることによって、移動体21が案内溝K1と同軸状
に回転移動するようにするとともに、案内溝K1の一部
を支点にして移動体21を揺動自在に支持するようにな
っている。
【0026】また、移動体21に設けられた各ローラ2
2は、図1及び図2に示すように、内側円筒部11aと
も外側円筒部120aとも十分離れており、ケーブル1
3の移動がスムーズに行われるようになっている。
【0027】上記のように構成された相対回転部材間継
電装置10においては、揺動支点部210aが案内溝K
1に嵌合されているから、各ローラ22と、内側円筒部
11a及び外側円筒部120aとの間に隙間があって
も、移動体21のがたつきを防止することができる。そ
して、各ローラ22と、内側円筒部11a及び外側円筒
部120aとの間の隙間によって、ケーブル13の移動
がスムーズになるから、ケーブル13に大きな張力や座
屈が発生するのを防止することができる。
【0028】しかも、揺動支点部210aが案内溝K1
に嵌合することによって、摩擦抵抗が多少ではあるが増
加することになるから、移動体21が慣性によって回り
過ぎてしまうのを防止することができる。すなわち、移
動体21が慣性により回りすぎ、ケーブル13に過度の
力が作用するのを防止することができる。
【0029】さらに、揺動支点部210aによって、移
動体21が案内溝K1の一部を支点にして揺動すること
ができるから、例えば図7に示すように、ケーブル13
の内周端部13aが移動体21を押した場合には、移動
体21が揺動して、ケーブル13からの力を逃すことが
できる。したがって、ケーブル13及び移動体21の移
動がスムーズになるとともに、ケーブル13に大きな張
力や座屈が発生するのを防止することができる。
【0030】また、ケーブル13にうねるように湾曲し
たクリープ部13c(図7はうねりを強調してある)を
有する場合であっても、移動体21が揺動することによ
って、ケーブル13をスムーズに移動することができ
る。
【0031】またさらに、一方の開口端21aと他方の
開口端21bと間の中央部に揺動支点部210aを設け
ているから、これらの開口端21a、21bの位置が安
定する。したがって、ケーブル13から各開口端21
a、21bのローラ22に作用する力の方向も安定する
から、移動体21の移動方向が安定し、摺動音や振動音
の低減を図ることができる。
【0032】また、一方の開口端21aと他方の開口端
21bとを連結部材210で連結しているから、移動体
21の強度を向上することができる。
【0033】次ぎに、この発明の第2実施の形態を図8
〜図9を参照して説明する。ただし、図1〜図7に示す
第1実施の形態と共通する構成要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施の形態が第1
実施の形態と異なる主な点は、ローラのない移動体21
を備えている点である。
【0034】すなわち、移動体21は、図8〜図9に示
すように、円弧状に形成されたものであって、その一方
の開口端21a及び他方の開口端21bの下面にはこれ
らの開口端21a、21bを連結する連結部材210が
一体に形成されている。また、一方の開口端21a及び
他方の開口端21bは、ケーブル13をスムーズに案内
するために円弧状に丸められている。さらに、揺動支点
部210aは連結部材210の中央部に形成されてい
る。
【0035】上記のように構成された相対回転部材間継
電装置10においても、上記第1実施の形態と同様の作
用効果を奏する。ただし、ローラを有していない分、ケ
ーブル13の移動にスムーズさを欠く。
【0036】なお、上記第2実施の形態において、一方
の開口端21a及び他方の開口端21bに、第1実施の
形態で示したローラ22を設けるように構成してもよ
い。
【0037】また、上記第1及び第2実施の形態におい
ては、揺動支点部210aを一方の開口端21aと他方
の開口端21bとの間に配置するように構成したが、こ
の揺動支点部210aは移動体21における他の部分に
設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、揺動支
点部が案内溝に嵌合してこの案内溝に沿って移動するよ
うになっているから、移動体と、内側円筒部及び外側円
筒部との間に隙間があっても、移動体のがたつきを防止
することができる。そして、移動体と、内側円筒部及び
外側円筒部との間の隙間によって、フレキシブルフラッ
トケーブルの移動がスムーズになるから、フレキシブル
フラットケーブルに大きな張力や座屈が発生するのを防
止することができる。
【0039】しかも、揺動支点部が案内溝に嵌合するこ
とによって、摩擦抵抗が多少ではあるが増加することに
なるから、移動体が慣性によって回り過ぎてしまうのを
防止することができる。すなわち、移動体が慣性により
回りすぎ、ケーブルに過度の力が作用するのを防止する
ことができる。
【0040】さらに、揺動支点部によって、移動体が案
内溝の一部を支点にして揺動することができるから、例
えばフレキシブルフラットケーブルが移動体を押した場
合には、移動体が揺動して、フレキシブルフラットケー
ブルからの力を逃すことができる。したがって、フレキ
シブルフラットケーブル及び移動体の移動がスムーズに
なるとともに、フレキシブルフラットケーブルに大きな
張力や座屈が発生するのを防止することができる。
【0041】また、フレキシブルフラットケーブルにう
ねるように湾曲するクリープ部が有るような場合であっ
ても、移動体が揺動することによって、フレキシブルフ
ラットケーブルをスムーズに移動することができる。
【0042】さらに、請求項2に係る発明においては、
移動体にローラを設けているから、フレキシブルフラッ
トケーブルの移動がスムーズになるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施の形態として示した相対回
転部材間継電装置の平面図。
【図2】同相対回転部材間継電装置を示す図であって、
図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】同相対回転部材間継電装置の移動体を示す平面
図。
【図4】同相対回転部材間継電装置の移動体を示す図で
あって、図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】同相対回転部材間継電装置の移動体を示す図で
あって、図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】同相対回転部材間継電装置の移動体を示す底面
図。
【図7】同相対回転部材間継電装置の作用を説明する平
面図。
【図8】この発明の第2実施の形態として示した相対回
転部材間継電装置の平面図。
【図9】同相対回転部材間継電装置を示す図であって、
図8のIX−IX線に沿う断面図。
【図10】従来例として示した相対回転部材間継電装置
の平面図。
【図11】他の従来例として示した同相対回転部材間継
電装置の問題点を示す説明図。
【図12】同相対回転部材間継電装置の他の問題点を示
す説明図。
【図13】さらに他の従来例として示した同相対回転部
材間継電装置の問題点を示す説明図。
【図14】同相対回転部材間継電装置の他の問題点を示
す説明図。
【符号の説明】
10 相対回転部材間継電装置 11 第1の回転体(回転体) 11a 内側円筒部 12 第2の回転体(固定体) 120a 外側円筒部 13 フレキシブルフラットケーブル(ケーブル) 13a 内周端部 13b 外周端部 21 移動体 21a 一方の開口端 21b 他方の開口端 21c 開口部 210a 揺動支点部 22 ローラ K 空間 K1 案内溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側円筒部を有する第1の回転体と、 前記内側円筒部を所定の間隔をおいて囲み、同内側円筒
    部に対して相対的に回転する外側円筒部を有する第2の
    回転体と、 前記内側円筒部と外側円筒部との間の環状の空間内に沿
    って収納され、内周端部が前記内側円筒部に保持され、
    外周端部が前記外側円筒部に保持されたフレキシブルフ
    ラットケーブルと、 前記空間に沿って移動自在に設けられ、開口部で前記フ
    レキシブルフラットケーブルを反転させるC字状の移動
    体とを備えた相対回転部材間継電装置であって、 前記空間における動体を載置する部分には、周方向に連
    続する環状の案内溝を設け、 前記移動体には、前記案内溝に嵌まる揺動支点部を設け
    てなり、 前記揺動支点部は、案内溝に沿って移動するようになっ
    ているとともに、案内溝の一部を支点にして揺動自在に
    なっていることを特徴とする相対回転部材間継電装置。
  2. 【請求項2】 移動体には、フレキシブルフラットケー
    ブルを案内する複数のローラが設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の相対回転部材間継電装置。
JP8138480A 1996-05-31 1996-05-31 相対回転部材間継電装置 Pending JPH09320723A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504816A (ja) * 1999-07-02 2003-02-04 メソード・エレクトロニクス・インコーポレーテッド 保持体を有するクロックスプリング式コネクタ
JP2013020850A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Niles Co Ltd 回転コネクタ装置

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