JPH09319667A - ハイバネーション処理方法 - Google Patents

ハイバネーション処理方法

Info

Publication number
JPH09319667A
JPH09319667A JP8136033A JP13603396A JPH09319667A JP H09319667 A JPH09319667 A JP H09319667A JP 8136033 A JP8136033 A JP 8136033A JP 13603396 A JP13603396 A JP 13603396A JP H09319667 A JPH09319667 A JP H09319667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
contents
main storage
areas
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8136033A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Asada
純 淺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8136033A priority Critical patent/JPH09319667A/ja
Publication of JPH09319667A publication Critical patent/JPH09319667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイバネーション処理を高速化することがで
き、速やかに元の状態に復帰できるハイバネーション処
理方法を提供する。 【解決手段】 ハイバネーション処理の際に、主記憶装
置の内容をすべてそのまま固定記憶装置へ転送するので
はなく、主記憶装置内の実際に使用されている部分を判
定して、その他の未使用部分の固定記憶装置への転送を
省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムに
おいて電源オフ時の作動状態を電源オン時に復元するた
めのハイバネーション処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、主記憶装置の他にハードディ
スクなどの固定記憶装置を備えた計算機システムにおい
ては、ハイバネーション処理により、例えば電源スイッ
チをオフして(その他に、例えば電源ラインが落雷や地
絡など何かの原因で遮断される場合などが考えられる)
電源供給を切断する際に、そのオフ時における計算機シ
ステムの処理状態やデータ状態などの作動状態に関する
情報を固定記憶装置に記憶することにより、その後、再
び電源スイッチをオンして電源供給を再開する際に、そ
の電源供給開始時に、固定記憶装置に記憶された情報を
読み出して、速やかに電源スイッチオフ時の作動状態に
戻れるという特長を持たせている。
【0003】このようなハイバネーション処理において
は、電源スイッチオフ時の作動状態に関する情報として
主記憶装置の内容を固定記憶装置に対してその記憶のた
めに転送する処理に要する時間が、この全処理時間の大
部分を占めている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のハイバネーション処理方法では、ハイバネー
ション処理の際には、主記憶装置の内容をすべてそのま
ま固定記憶装置へ転送するようにしていたため、主記憶
装置の大容量化に伴い、その転送時間が長くなり、ハイ
バネーション処理により、計算器システムが元の状態に
速やかに復帰するという特長が充分生かされないという
問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するもので、
計算器システムにおけるハイバネーション処理を高速化
することができ、そのハイバネーション処理において、
計算器システムが速やかに元の状態に復帰することがで
きるハイバネーション処理方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のハイバネーション処理方法は、計算機シス
テムがその処理を実行中にはその処理のために主記憶装
置のすべての領域を使用する場合が少ないことに着目し
て、主記憶装置内の実際に使用されている部分を判別し
て、その他の未使用部分における内容の固定記憶装置へ
の転送を省略し、使用されている領域のみその情報を転
送して記録する方法とする。
【0007】この方法により、計算器システムにおける
ハイバネーション処理を高速化することができ、そのハ
イバネーション処理において、計算器システムが速やか
に元の状態に復帰することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のハイバ
ネーション処理方法は、電源供給時のみに記憶内容を保
持する主記憶装置と、電源供給が切断されても記憶内容
を保持する固定記憶装置とを備えた計算機システムにお
いて、その処理実行中における電源供給の切断時に、前
記計算機システムの作動状態を保存し、電源の再供給時
に、前記保存情報を読み出して計算機システムの作動状
態を復元するハイバネーション処理を実施するに際し、
その計算機システムを起動する前に、前記主記憶装置の
全領域に予め決められた固定データを書き込み、前記ハ
イバネーション処理の実施時に、主記憶装置の前記固定
データが書き込まれたままの領域を計算機システムの処
理による未使用領域と判定し、その領域に対しては、内
容の固定記憶装置への転送を省略して前記未使用領域を
示す情報だけを固定記憶装置に記録し、前記電源の再供
給時に、固定記憶装置から主記憶装置への内容の転送を
省略する方法とする。
【0009】この方法によると、計算機システムがその
処理を実行中にはその処理のために主記憶装置のすべて
の領域を使用する場合が少ないことに着目して、主記憶
装置内の実際に使用されている部分を判別して、その他
の未使用部分における内容の固定記憶装置への転送を省
略し、使用されている領域のみその情報を転送して記録
する。これにより、主記憶装置と固定記憶装置間の内容
の転送時間を短縮する。
【0010】以下、本発明の実施の形態を示すハイバネ
ーション処理方法について、図1から図4を参照しなが
ら具体的に説明する。図1は本実施の形態のハイバネー
ション処理方法が利用される計算機システムの概略構成
を示すブロック図である。図1において、1は処理装置
で、計算と制御処理を行なう。処理装置1には処理の状
態を示す制御レジスタ1aが存在し、この制御レジスタ
1aの内容を保存および復元することにより、処理装置
1の状態を保存および復元することが可能である。2は
主記憶装置で、電源4により記憶内容が保持され、計算
機処理中の情報の記憶を行う。3は固定記憶装置で、電
源4を切断しても記憶内容が保持される。固定記憶装置
3内に、ハイバネーション処理を行う際に、処理装置1
と主記憶装置2の内容を保存するためのハイバネーショ
ン情報記憶領域3aを確保する。4は電源であり、上記
各装置に電力を供給する。
【0011】以上のように構成された計算機システムに
おいて、あとで主記憶装置2の未使用部分を判別するた
めに、計算機システムを起動する前に、あらかじめ定め
た固定データで主記憶装置2の全領域を埋めて初期化す
る。この初期化により、図2に示すように、主記憶装置
2はその全領域が固定データで埋められた状態になる。
【0012】この計算機システムによりオペレーティン
グ・システムやアプリケーションプログラムなどを実行
した後では、例えば図3に示すように、主記憶装置2の
内容は、一部(ここでは、領域2b,2c)が使用され
て変更された状態になっている。
【0013】この状態でハイバネーション処理を実行す
る場合について、図4に基づいて、図1から図3を参照
しながら以下に説明する。まず処理装置1の制御レジス
タ1aの内容を保存し、その後、主記憶装置2の内容を
固定記憶装置3へ保存する。この保存のため主記憶装置
2の内容を固定記憶装置3へ転送する際に、例えば図3
に示すように、主記憶装置2の全領域をあらかじめ定め
た固定の複数領域に区切り、その各領域のうち領域2
a,2dのように内容がすべて図2に示す初期化時に主
記憶装置2を埋めたデータと同一であれば、この領域は
使用していない未使用領域と判定する(ステップ#
1)。そうでない領域2b,2cのような領域は、領域
を使用している使用領域と判定する(ステップ#2)。
【0014】ステップ#1で使用していないと判定され
た場合は、領域が使用されていないことを示す情報
(「未使用」コード)を固定記憶装置3内のハイバネー
ション情報記憶領域3aに記録する(ステップ#3)。
一方、ステップ#2で使用していると判定された場合
は、領域が使用されていることを示す情報(「使用中」
コード)を固定記憶装置3内のハイバネーション情報記
憶領域3aに記録し、続いて領域の記憶内容を固定記憶
装置3に記録する(ステップ#4)。以上の処理を主記
憶装置2の区切られたすべての領域2a,2b,2c,
2dに関して順次実施する(ステップ#5)ことで、主
記憶装置2の保存処理を実現することができる。
【0015】また、主記憶装置2の復元処理を実施する
際には、主記憶装置2の各領域2a,2b,2c,2d
に対応する情報を固定記憶装置3内のハイバネーション
情報記憶領域3aから読み出す。読み出された情報が、
領域が使用されていないことを示す情報(「未使用」コ
ード)であれば、その領域を固定パターンで再び埋め、
使用されていることを示す情報(「使用中」コード)で
あれば、内容を固定記憶装置3から主記憶装置2の対応
領域へ転送する。このような主記憶装置2の復元処理の
後、処理装置1の制御レジスタ1aを復元することで、
計算機システムの状態を復元することができる。
【0016】以上の動作により、計算器システムにおけ
るハイバネーション処理を高速化することができ、その
ハイバネーション処理において、計算器システムが速や
かに元の状態に復帰することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主記憶装
置内の実際に使用されている部分を判別して、その他の
未使用部分における内容の固定記憶装置への転送を省略
し、使用されている領域のみその情報を転送して記録す
ることにより、主記憶装置と固定記憶装置間の内容の転
送時間を短縮することができる。
【0018】そのため、計算器システムにおけるハイバ
ネーション処理を高速化することができ、そのハイバネ
ーション処理において、計算器システムが速やかに元の
状態に復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のハイバネーション処理方
法が利用される計算器システムの概略構成図
【図2】同実施の形態における主記憶装置の初期化の説
明図
【図3】同実施の形態における主記憶装置の区分化の説
明図
【図4】同実施の形態のハイバネーション処理方法の手
順を示す流れ図
【符号の説明】
2 主記憶装置 3 固定記憶装置 3a ハイバネーション情報記憶領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源供給時のみに記憶内容を保持する主
    記憶装置と、電源供給が切断されても記憶内容を保持す
    る固定記憶装置とを備えた計算機システムにおいて、そ
    の処理実行中における電源供給の切断時に、前記計算機
    システムの作動状態を保存し、電源の再供給時に、前記
    保存情報を読み出して計算機システムの作動状態を復元
    するハイバネーション処理を実施するに際し、その計算
    機システムを起動する前に、前記主記憶装置の全領域に
    予め決められた固定データを書き込み、前記ハイバネー
    ション処理の実施時に、主記憶装置の前記固定データが
    書き込まれたままの領域を計算機システムの処理による
    未使用領域と判定し、その領域に対しては、内容の固定
    記憶装置への転送を省略して前記未使用領域を示す情報
    だけを固定記憶装置に記録し、前記電源の再供給時に、
    固定記憶装置から主記憶装置への内容の転送を省略する
    ハイバネーション処理方法。
JP8136033A 1996-05-30 1996-05-30 ハイバネーション処理方法 Pending JPH09319667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8136033A JPH09319667A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 ハイバネーション処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8136033A JPH09319667A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 ハイバネーション処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09319667A true JPH09319667A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15165618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8136033A Pending JPH09319667A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 ハイバネーション処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09319667A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336153B1 (en) 1998-02-26 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed hybernation
US8112617B2 (en) 2008-03-18 2012-02-07 Ricoh Company, Ltd. Information processing device, and method of starting information processing device
JP2013114555A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc 再起動装置及び再起動方法
JP2015022494A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器およびサスペンド制御プログラム
JP2017041182A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ファナック株式会社 数値制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336153B1 (en) 1998-02-26 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed hybernation
US8112617B2 (en) 2008-03-18 2012-02-07 Ricoh Company, Ltd. Information processing device, and method of starting information processing device
JP2013114555A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc 再起動装置及び再起動方法
JP2015022494A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器およびサスペンド制御プログラム
JP2017041182A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 ファナック株式会社 数値制御装置
US10042712B2 (en) 2015-08-21 2018-08-07 Fanuc Corporation Numerical controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100394391C (zh) 用于在计算机系统上存储数据的系统和方法
US7188239B2 (en) Apparatus with a standby mode, program and control method for an apparatus with a standby mode
US6799244B2 (en) Storage control unit with a volatile cache and a non-volatile backup cache for processing read and write requests
US6438668B1 (en) Method and apparatus for reducing power consumption in a digital processing system
US20010001879A1 (en) Method and apparatus for saving device state while a computer system is in sleep mode
US8473784B2 (en) Storage apparatus and method of data processing
KR0139985B1 (ko) 옵션 카드의 하이버네이션 시스템
JPH07175728A (ja) ディスクキャッシュデータ保全方式
US6851012B2 (en) Information processing system, information processing method and readable-by-computer recording medium
JPH09319667A (ja) ハイバネーション処理方法
US20060206652A1 (en) Machine state storage apparatus and method
JP2013257679A (ja) 情報処理装置および方法、並びに、プログラム
EP1408406B1 (en) Arithmetic unit with reduced startup time and method of loading data
JPH09212424A (ja) ディスクキャッシュ及びディスクキャッシュ方法
JPH1091296A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US9047231B2 (en) Apparatus system and method for deterministically transferring data by rebooting to a data transfer kernel
JP2009054116A (ja) メモリシステムおよび情報処理装置
JPH0566951A (ja) コンピユータ装置
US7761737B2 (en) Apparatus, method, and computer product for executing program
JPH1055280A (ja) カートリッジソフト読み込み方法
JPH0581147A (ja) 揮発性記憶装置の自動退避、復帰方法
JPS6012849A (ja) 障害情報記録方式
JPH11184683A (ja) 電子機器
JP2003165248A (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
JPH09160783A (ja) プログラムダウンロード方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018