JP2009054116A - メモリシステムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メモリモジュールの動作にエラーが発生したか否かを判断するエラー判断手段と、前記エラーが発生したと判断されたとき、前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記メモリモジュールに格納されたデータを所定の記憶媒体に退避させ、前記メモリモジュールの交換を検知すると前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記記憶媒体に退避したデータを交換後のメモリモジュールに格納し、前記キャッシュメモリに加えて前記交換後のメモリモジュールを前記演算処理装置の作業領域として使用可能とする交換処理手段と、を備えさせる。
【選択図】図5
Description
作業領域としてのキャッシュメモリやメモリモジュールには、該演算処理装置の演算処理の過程において発生する命令や各種データが記憶される。前記演算処理装置としては、入力された命令に従って処理対象となるデータの演算を行って演算結果を出力するものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等が該当するが、無論、中央処理や小型であることに限定されるものではないし、キャッシュメモリと一体でもよいし別体でもよい。
演算処理装置とキャッシュメモリとの間は、演算処理装置とメモリモジュールとの間に比べて、高速・広帯域での通信が可能になっている。また、演算処理装置やキャッシュメモリは、例えば集積回路で実現されており、この場合、演算処理装置とキャッシュメモリとが一体の集積回路で実現されても良いし、各々別体の集積回路にて作成された上で高速・広帯域のバスで接続されることで実現されてもよい。
所定の記憶媒体とは、メモリシステムの稼動中にプログラムデータを保持可能な記憶媒体であればよく、例えば、通電中にデータが消失しないSRAMや不揮発性の記憶媒体等が該当する。仮にSRAMにプログラムデータを記憶させる場合は、メモリシステムを起動する都度、他の不揮発性の記憶媒体からSRAMにプログラムデータのコピーが行われる。但し、所定の記憶媒体から前記メモリモジュールは除くものとする。
該構成によれば、エラー発生時のみ前記プログラムが前記キャッシュメモリにロードされる。すなわち、メモリ交換プログラムは必要に応じてキャッシュメモリにロードされるものであり、予めキャッシュメモリに記憶させておく必要が無いため、キャッシュメモリを圧迫することがない。
所定の記憶媒体とは、メモリシステムの稼動中にプログラムデータを保持可能な記憶媒体であればよく、例えば、通電中にデータが消失しないSRAMや不揮発性の記憶媒体等が該当する。仮にSRAMにプログラムデータを記憶させる場合は、メモリシステムを起動する都度、他の不揮発性の記憶媒体からSRAMにプログラムデータのコピーが行われる。但し、所定の記憶媒体から前記メモリモジュールは除くものとする。
該構成によれば、プログラム実行時にプログラムをキャッシュメモリにロードする必要が無い。そのため、キャッシュメモリの容量を超えるプログラムサイズであったとしても、キャッシュメモリに該プログラム実行時に発生するデータや変数を保持できるだけの容量があれば実行可能となる。すなわちプログラムサイズがキャッシュメモリの容量に制限されなくなる。
また請求項2にかかる発明によれば、より高速な処理が可能となる。
また請求項3にかかる発明によれば、メモリ交換処理のプログラムでキャッシュメモリが圧迫されない。
そして請求項4にかかる発明によれば、メモリ交換処理を実行するためのプログラムサイズがキャッシュメモリの容量に制限されなくなる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、交換処理の最中に交換処理を中断させるような割込処理が発生したり交換対象のメモリモジュールに対するアクセスが発生したりすることを防止できる。
また請求項6にかかる発明によれば、メモリ交換に要する時間を短縮し、メモリシステムを備えた情報処理装置の復旧を早めることが可能になる。
(1)メモリシステムのハードウェア構成:
(2)メモリ交換処理:
(3)メモリ交換処理の変形例:
以下、本発明の実施形態を図1〜図5を参照して説明する。まず、図1,2を参照して本実施形態のハードウェア構成について説明する。図1は本発明にかかるメモリシステムを備えたコンピュータの概略ブロック構成図、図2はメモリシステムの要部を示したブロック構成図である。
以上の各ユニットを備えるCPU10は、HDDやROMに書き込まれたプログラムを、適宜、主記憶装置やキャッシュメモリ10gに読み込み、主記憶装置やキャッシュメモリ10gを作業領域(Work Area)として利用しつつ、コンピュータ100全体を制御することになる。
次に、図5のフローチャートを参照してメモリ交換処理について説明する。本実施形態においては、メモリエラーが発生すると、まず、割り込み処理でユーザへの通知が行われる。通知を受けたユーザは、メモリを交換するか否かを判断し、メモリ交換を行う場合には所定の操作入力を行う。そして、この操作入力を検知するとメモリ交換処理が開始されることになる。以下、図5の各ステップについて説明を行う。
何れかのメモリモジュールにおいてデータ誤りが検出されると、メモリコントローラ12からCPU10にエラー信号が入力される。するとイベント回路10dがこのエラー信号を検出して、割込処理を発生させる。この割込処理においてはデータ誤りの発生したメモリモジュールの特定と、データ誤りが発生した旨のユーザに対する通知と、が行われる。
前述した実施形態では、割り込み処理でメモリエラーの発生をユーザに通知後、ユーザからの操作入力を待ってメモリ交換処理を実行した。しかし、仮に、メモリエラー発生から実際にメモリ交換が開始されるまでの間に、メモリエラーによって入力された誤った情報に基づいて計算が行われていた場合、計算が進めば進むほど正しい計算結果からはかけ離れたものとなる。そこで、ユーザの操作入力を待たずにメモリ交換処理が実行されるようにしても構わない。
図6は、メモリ交換処理の第一の変形例にかかるフローチャートである。本第一の変形例では、メモリ交換処理においてステップS12で一旦処理を終了することなく、ステップS12に続いてステップS14が実行されるようなっている。このようにユーザからのメモリ交換プログラムの開始指示を待つことなくメモリ交換可能な状態にすることにより、誤計算の拡大を防止できる。
Claims (6)
- メモリシステムの動作を制御する演算処理装置と、該演算処理装置の作業領域となるキャッシュメモリと、を有し、前記演算処理装置の作業領域として使用可能なメモリモジュールが着脱可能に接続されるメモリシステムであって、
前記メモリモジュールの動作にエラーが発生したか否かを判断するエラー判断手段と、
前記エラーが発生したと判断されたとき、前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記メモリモジュールに格納されたデータを所定の記憶媒体に退避させ、前記メモリモジュールが交換されると前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記記憶媒体に退避したデータを交換後のメモリモジュールに格納し、前記キャッシュメモリに加えて前記交換後のメモリモジュールを前記演算処理装置の作業領域として使用可能とする交換処理手段と、
を備えたことを特徴とするメモリシステム。 - 前記キャッシュメモリは、前記演算処理装置と一体に形成された内部キャッシュメモリである請求項1に記載のメモリシステム。
- 前記交換処理手段は、前記エラーが発生したと判断されたときに前記キャッシュメモリにプログラムを読み込む手段を備え、該キャッシュメモリに読み込まれたプログラムに従って前記メモリモジュールに格納されたデータを所定の記憶媒体に退避させ、前記メモリモジュールが交換されると前記記憶媒体に退避したデータを交換後のメモリモジュールに格納し、該メモリモジュールを前記演算処理装置の作業領域として使用可能とする請求項1または請求項2に記載のメモリシステム。
- 前記交換処理手段は、前記エラーが発生したと判断されたときに所定の記憶媒体からプログラムを実行する手段を備え、該所定の記憶媒体に記憶されたプログラムに従って前記メモリモジュールに格納されたデータを所定の記憶媒体に退避させ、前記メモリモジュールが交換されると前記記憶媒体に退避したデータを交換後のメモリモジュールに格納し、該メモリモジュールを前記演算処理装置の作業領域として使用可能とする請求項1または請求項2に記載のメモリシステム。
- 前記交換処理手段は、前記演算処理装置における割込処理の発生を防止する割込防止手段を備える請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のメモリシステム。
- メモリシステムの動作を制御する演算処理装置と、該演算処理装置の作業領域となるキャッシュメモリと、を有し、前記演算処理装置の作業領域として使用可能なメモリモジュールが着脱可能に接続される情報処理装置であって、
前記メモリモジュールの動作にエラーが発生したか否かを判断するエラー判断手段と、
前記エラーが発生したと判断されたとき、前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記メモリモジュールに格納されたデータを所定の記憶媒体に退避させ、前記メモリモジュールが交換されると前記キャッシュメモリのみを作業領域として使用する前記演算処理装置の制御により前記記憶媒体に退避したデータを交換後のメモリモジュールに格納し、前記キャッシュメモリに加えて前記交換後のメモリモジュールを前記演算処理装置の作業領域として使用可能とする交換処理手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222928A JP2009054116A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | メモリシステムおよび情報処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007222928A Pending JP2009054116A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | メモリシステムおよび情報処理装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017157214A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | インモジュール機能を遂行するメモリモジュール |
US11397698B2 (en) | 2016-03-03 | 2022-07-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Asynchronous communication protocol compatible with synchronous DDR protocol |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05265872A (ja) * | 1992-03-17 | 1993-10-15 | Fujitsu Ltd | アクセス制御回路 |
JP2004227027A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-12 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置におけるデータバックアップ装置 |
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-
2007
- 2007-08-29 JP JP2007222928A patent/JP2009054116A/ja active Pending
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