JPH09319223A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09319223A
JPH09319223A JP8131980A JP13198096A JPH09319223A JP H09319223 A JPH09319223 A JP H09319223A JP 8131980 A JP8131980 A JP 8131980A JP 13198096 A JP13198096 A JP 13198096A JP H09319223 A JPH09319223 A JP H09319223A
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JP
Japan
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stirring
developer
end side
conveying means
agitating
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Pending
Application number
JP8131980A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Hashimoto
佳也 橋本
Osamu Takagi
修 高木
Takao Izumi
貴雄 泉
Hiroshi Murata
弘 村田
Naoko Seto
尚子 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、スクリューを縦に2つ配置しても、
現像剤の溜まりを生じることなく下部側の攪拌搬送手段
から上部側の攪拌搬送手段へ現像剤を良好に搬送できる
ようにした現像装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は下スクリュ部43の一端部側に対
向する第1の開口部50、他端部側に下スクリュ部43
の他端部側に対向する第2の開口部51を有する仕切板
48と、前記現像容器41の外側部に前記第2の開口部
51に近接する状態で掛け渡され、前記第2の開口部5
1の下部側から上部側に向かって走行される搬送ベルト
55と、この搬送ベルト55の表面部にその走行方向に
亘って配設され、前記下スクリュ部43によってその他
端部側に搬送されてきた現像剤Tを磁力により吸引し前
記搬送ベル55トの走行に伴って前記第2の開口部51
を介して前記上スクリュ部42の一端部側に送り込む磁
石57…とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子複
写機に備えられる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機において、現像剤がキャリア
とトナーからなる二成分現像剤を用いる場合、現像容器
内に第1および第2の攪拌搬送手段としての第1および
第2のスクリュを配設し、これら第1および第2のスク
リュの回転により、第1および第2のスクリュ間で現像
剤を循環させて攪拌搬送することにより、トナーを帯電
させて現像ローラへ送るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、2つのスクリュを水平に配置していたため、
現像器を断面からみて横方向に大きくなってしまう。こ
のため、複写機全体における現像器のスペースがかなり
大きなものになってしまい、特に、4連タンデム方式の
カラー電子複写機を検討する場合に、現像器を断面から
みて横方向のスペースが大きくなってしまうと、隣り合
う感光体ドラムの距離を長くしなければならず、複写機
全体が大きなものになってしまうという問題があった。
【0004】この問題を解決するため、二成分現像器に
おいて、スクリュを縦に2つ配置するものが開発されて
きた。しかしながら、この場合には、現像剤を下スクリ
ュから上スクリュに重力に逆らって搬送するため、その
部分に現像剤の溜まりが生じてしまう。
【0005】下スクリュ上の画像印字領域に相当する部
分に現像剤溜まりが存在すると、マグネットローラ上に
層形成する現像剤量が変化してしまい、画像の濃度むら
が生じてしまうという欠点がある。
【0006】また、現像剤溜まりにおいて現像剤に大き
なストレスがかかってしまい、現像剤の劣化が起きてし
まうといった問題点があった。そこで、本発明は、上下
部の攪拌搬送手段を縦に配置しても、現像剤の溜まりを
生じることなく下部側の攪拌搬送手段から上部側の攪拌
搬送手段へ現像剤を良好に搬送でき、しかも、画像濃度
むらを発生することなく、現像できるようにした現像装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、現像容器内に設けら
れ、現像剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第1
の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送の下方部に設け
られ、現像剤を一端部側から他端部側へ前記第1の攪拌
搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手
段と、前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、
一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向す
る第1の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の
他端部側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、
前記第2の攪拌搬送手段によって他端側に搬送されてき
た現像剤を前記第2の開口部を介して前記第1の攪拌搬
送手段の一端部側に搬送する搬送手段とを具備する。
【0008】請求項2記載のものは、現像容器内に設け
られ、磁性を有する現像剤を一端部側から他端部側へ攪
拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送
の下方部に設けられ、現像剤を一端部側から他端部側へ
前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第
2の攪拌搬送手段と、前記第1および第2の攪拌搬送手
段間を仕切り、一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一
端部側に対向する第1の開口部、他端部側に前記第2の
攪拌搬送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有す
る仕切部材と、前記現像容器の外側部に前記第2の開口
部に近接する状態で掛け渡され、前記第2の開口部の下
部側から上部側に向かって走行される搬送ベルトと、こ
の搬送ベルトの表面部にその走行方向に亘って配設さ
れ、磁力により前記第2の攪拌搬送手段によってその他
端部側に搬送されてくる現像剤を吸引し、前記搬送ベル
トの走行に伴って前記第2の開口部を介して前記第1の
攪拌搬送手段の一端部側に送り込む磁石とを具備する。
【0009】請求項6記載のものは、現像容器内に設け
られ、現像剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第
1の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送の下方部に設
けられ、現像剤を一端部側から他端部側へ前記第1の攪
拌搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第2の攪拌搬送
手段と、前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切
り、一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対
向する第1の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手
段の他端部側に対向する第2の開口部を有する仕切部材
と、前記現像容器の一端面部に設けられ、下部側を前記
第2の開口部の下部側、上部側を前記第2の開口部の上
部側に近接対向させる磁石と、この磁石を前記第2の開
口部の下部側から上部側に向かって回転させることによ
り、前記第2の攪拌搬送手段の他端部側に送られてきた
現像剤を前記磁石の磁力により、前記第2の開口部を介
して前記第1の攪拌搬送手段の一端部側に搬送する駆動
手段とを具備する。
【0010】請求項7記載のものは、現像容器内に設け
られ、磁性を有する現像剤を一端部側から他端部側へ攪
拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送
の下方部に設けられ、現像剤を一端部側から他端部側へ
前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第
2の攪拌搬送手段と、前記第1および第2の攪拌搬送手
段間を仕切り、一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一
端部側に対向する第1の開口部、他端部側に前記第2の
攪拌搬送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有す
る仕切部材と、この仕切部材の第2の開口部の上方部に
設けられ、前記第2の攪拌搬送手段の他端部側に搬送さ
れてきた現像剤を磁力により前記第2の開口部を介して
上部側に吸引し吸着させる磁石と、この磁石に吸着され
た現像剤を前記第1の攪拌搬送手段の回転に伴って第1
の攪拌搬送手段上に掻き落す掻落部材とを具備する。
【0011】請求項8記載のものは、現像容器内に設け
られ、磁性を有する現像剤を一端部側から他端部側へ攪
拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送
の下方部に設けられ、現像剤を一端部側から他端部側へ
前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第
2の攪拌搬送手段と、前記第1および第2の攪拌搬送手
段間を仕切り、一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一
端部側に対向する第1の開口部、他端部側に前記第2の
攪拌搬送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有す
る仕切部材と、この仕切部材の第2の開口部の上方部に
設けられ、励磁されることにより、前記第2の攪拌搬送
手段の他端部側に搬送されてきた現像剤を前記第2の開
口部を介して上部側に吸引し、この吸引後、消磁される
ことにより、吸引した現像剤を前記第1の攪拌搬送手段
の一端部側に落下させる電磁石と、を具備する。
【0012】請求項9記載のものは、現像容器内に設け
られ、磁性を有する現像剤を一端部側から他端部側へ攪
拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送
の下方部に設けられ、現像剤を一端部側から他端部側へ
前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは逆方向に搬送する第
2の攪拌搬送手段と、前記第1および第2の攪拌搬送手
段間を仕切り、一端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一
端部側に対向する第1の開口部、他端部側に前記第2の
攪拌搬送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有す
る仕切部材とを具備し、前記第2の開口部を介して対向
する前記第1の攪拌搬送手段と第2の攪拌搬送手段の端
部には磁力が付与され、前記第1の攪拌搬送手段の端部
の磁力は第2の攪拌搬送手段の端部の磁力より大とさ
れ、この磁力差により、前記第2の攪拌搬送手段の他端
部側に送られてきた現像剤を前記第2の開口部を介して
前記第1の攪拌搬送手段の一端部側に送る。
【0013】請求項10記載のものは、被現像部に現像
剤を供給する現像ローラと、現像剤を一端部側から他端
部側へ攪拌搬送しながら前記現像ローラに送る第1の攪
拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送の下方部に設けら
れ、現像剤を一端部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬
送の搬送方向とは逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段
と、前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一
端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向し現
像剤を落下させる第1の開口部、他端部側に前記第2の
攪拌搬送手段の他端部側に対向するとともに前記現像ロ
ーラの軸方向の外方に位置する第2の開口部を有する仕
切部材とを具備し、前記第2の攪拌搬送手段の現像容器
内現像剤の入れ目をD、現像剤安息角θ、現像ローラと
第2の開口部間の距離をSとしたとき、S>D/tan
(θ)の関係を有する。
【0014】請求項11記載のものは、被現像部に現像
剤を供給する現像ローラと、現像剤を一端部側から他端
部側へ攪拌搬送しながら前記現像ローラに送る第1の攪
拌搬送手段と、この第1の攪拌搬送の下方部に設けら
れ、現像剤を一端部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬
送の搬送方向とは逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段
と、前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一
端部側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する
とともに前記現像ローラの軸方向の外方に位置して現像
剤を落下させる第1の開口部、他端部側に前記第2の攪
拌搬送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有する
仕切部材とを具備し、前記現像ローラと前記第1の開口
部との間の距離をLとしたとき、L≧0の関係を有す
る。
【0015】本発明は第2の攪拌搬送手段により他端部
側に送られてきた現像剤を搬送手段(搬送ベルト、磁石
など)により第2の開口部を介して第1の攪拌搬送手段
の一端部側に搬送することにより、第2の開口部の下部
側における現像剤の溜まりを少なくすることができるよ
うにする。
【0016】また、第1および第2の開口部を画像印字
領域の外側に位置させることにより、現像剤の溜まり
と、第2の攪拌搬送手段上の画像印字領域に相当する部
分をある一定距離以上離し、現像ローラ上に層形成する
現像剤量の変動を防ぐことができるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図4に示す
一実施の形態を参照して説明する。図2は4連タンデム
方式のカラー電子複写装置の内部構成を示すものであ
る。図中1は装置本体で、この装置本体1の上面部の原
稿載置台1aには原稿を自動送りする原稿自動送り装置
2が設けられている。
【0018】装置本体1内の上部側には前記原稿を露光
するための原稿スキャナ部5が設けられている。このス
キャナ部5は第1および第2のキャリッジ6,7を移動
自在に備え、第1のキャリッジ6には原稿に光を照射す
る露光ランプ8および原稿から反射される反射光を反射
させる第1の反射ミラー9が配設されている。第2のキ
ャリッジ7には前記第1の反射ミラー9から反射される
反射光を反射させて所定方向に導く第2および第3の反
射ミラー10,11が配設されている。第3の反射ミラ
ー11によって反射される反射光の光路中には光学レン
ズ13および光電変換素子14が配設されている。
【0019】装置本体1内の略中央部には像を担持する
感光体ドラム31a〜31dが用紙の搬送方向に亘って
複数個(4個)回転自在に配設されている。これら感光
体ドラム31a〜31dの周囲部にはそれぞれその回転
方向に沿って順次、ドラム表面を均一に帯電させる帯電
チャージャー32、ドラム上の潜像を現像する現像器3
4、ドラム上の顕像を用紙に転写させる転写器35、さ
らに、残留トナーを除去するクリーナ36が配設されて
いる。
【0020】また、装置本体1内には画像情報に応じた
レーザ光を発光するレーザ光走査ユニット(図示しな
い)が設けられ、このレーザ光走査ユニットから発光さ
れたレーザ光は感光体ドラム31a〜31dにそれぞれ
導かれて照射され、静電潜像が形成されるようになって
いる。
【0021】感光体ドラム31a〜31dの下部側には
用紙搬送路16が略水平状態に設けられている。この用
紙搬送路16中には用紙の搬送方向に沿って順次、用紙
を供給する給紙ローラ21、用紙を整位するレジストロ
ーラ22、顕像を用紙に転写させる転写器35、用紙を
搬送する搬送ベルト27、定着手段としての定着器1
8、送りローラ28および排紙ローラ30が配設されて
いる。
【0022】定着器18はヒートローラ18aとこのヒ
ートローラ18aの下部側に圧接し用紙を加圧するプレ
スローラ18bとからなる。装置本体1の一側部側には
用紙を供給する給紙トレイ24が設けられ、他側部側に
は排紙ローラ30から排出される用紙を受ける排紙トレ
イ25が設けられている。
【0023】しかして、画像形成時には、原稿載置台1
a上に原稿を載置し、コピーボタン(図示しない)をオ
ンする。これにより、露光ランプ8が点灯して第1及び
第2のキャリッジ6,7が走行され、原稿に光が走査さ
れる。この走査により原稿から反射する反射光は第1〜
第3の反射ミラー9〜11、および光学レンズ13を介
して光電変換素子14に受光され、光電変換される。こ
の光電変換により、レーザ光走査ユニットから画像情報
に応じたレーザ光が発光され、このレーザ光はポリゴン
ミーラにより走査され、この走査されるレーザ光は光学
系を介して感光体ドラム31a〜31dに導かれて照射
される。感光体ドラム31a〜31dの表面は、帯電チ
ャージャー32…により一様に帯電されており、レーザ
光の照射により、原稿の静電潜像が形成される。この静
電潜像は感光体ドラム31a〜31dの回転により、現
像器34…へ送られて対向し、各色のトナーが供給され
ることにより、カラー画像が形成される。
【0024】一方、このときには、給紙トレイ24から
給紙ローラ21の回転により、用紙が供給され、レジス
トローラ22で整位されてから、感光体ドラム31a〜
31dと転写器35…間へ送られてカラー画像が転写さ
れる。この転写後、感光体ドラム31a〜31d上に残
留したトナーはクリーナ36…により掻き落されてクリ
ーニングされる。
【0025】画像が転写された用紙は、搬送ベルト27
の走行により、定着ローラ18に送られ、加熱されると
ともに、加圧されて定着される。この画像が定着された
用紙Pは排出ローラ30を介して排紙トレイ25に排出
される。
【0026】図3は現像器34を示すものである。この
現像器34の現像容器41内にはトナーとキャリヤから
なる2成分現像剤が収容されている。また、現像容器4
1内の上部側には、第1の攪拌搬送手段としての上スク
リュ部42が回転自在に設けられ、この上スクリュ部4
2の下方部には第2の攪拌搬送手段としての下スクリュ
部43が回転自在に設けられている。
【0027】これら下スクリュ部43および上スクリュ
部42の回転により、二成分の磁性トナーとキャリアが
撹拌されて接触、摩擦帯電されて、キャリアにトナーが
付着される。
【0028】トナー粒子としてはスチレンアクリルが用
いられ、平均粒径はおよそ10μmで負帯電される。キ
ャリア粒子は30〜100μmの鉄粉で磁性体である。
また、現像容器41内には、現像ローラとしてのマグネ
ットローラ45が設けられ、マグネットローラ45上に
トナーの付着したキャリアが磁気力で付着する。
【0029】マグネットローラ45は内部にN極とS極
が互いに隣に複数個配置され、現像バイアスが200〜
300V印加されている。マグネットローラ45上に付
着した現像剤はドクターブレード46により均一な現像
剤層となる。
【0030】実用的なトナーとキャリアの混合による現
像剤では、キャリア粒子上にほぼ1粒子層としてトナー
は付着しており、マグネットローラ45と感光体ドラム
31a〜31d間の現像ギャップに5〜20個のキャリ
ア粒子が磁気力で連なり、ブラシの穂立ちを形成する。
ブラシの穂立ちの先端部の現像剤が、感光体ドラム31
a〜31d上の静電潜像面へトナー粒子を運び現像が行
なわれる。
【0031】図4は上スクリュ部42と下スクリュ部4
3を示す側面図で、図5はその斜視図である。上スクリ
ュ部42と下スクリュ部43との間には両者間を仕切る
仕切部材としての仕切板48が設けられている。仕切板
48の一端部側には下スクリュ部43の一端部側に対向
し、現像剤を落下させる第1の開口部50、他端部側に
は下スクリュ部44の他端部側に対向する第2の開口部
51が設けられている。
【0032】上スクリュ部42の回転により、その一端
部側から他端部側に向かって磁性トナーとキャリヤが攪
拌搬送され、第1の開口部50から下方へ落下される。
この落下される磁性トナーとキャリヤは下スクリュ部4
3の一端部側に落下し、下スクリュ部43の回転によ
り、他端部側に向かって攪拌搬送され、第2の開口部5
1を介して上部側へ送り込まれ、再び、上スクリュ部4
2の回転により、搬送される。以後、順次同様にして循
環的に攪拌搬送される。この現像剤の上スクリュ部42
と下スクリュ部43間の循環搬送により、磁性トナーと
キャリアが接触、帯電される。
【0033】ところで、下スクリュ部43の回転により
搬送される現像剤Tは、第2の開口部51の近傍で溜ま
り、これにより、画像領域に相当する下スクリュ部43
の部位にも現像剤が溜まる。このように現像剤が溜まる
と、マグネットローラ45に現像剤Tが過剰供給されて
しまい、その部分だけ画像濃度が変化してしまうという
問題が生じてしまう。
【0034】また、現像剤Tが溜まると、その部分にお
いて、現像剤Tには大きなストレスがかかり、現像剤の
劣化が起きてしまうという問題も生じてしまう。図1は
下スクリュ部43によって搬送されてきた現像剤Tを第
2の開口部51を介して上スクリュ部42側に強制的に
搬送する搬送手段53を示すものである。
【0035】現像容器41の外周壁部には第2の開口部
51に近接する状態で搬送ベルト55が掛け渡され、こ
の搬送ベルト55は駆動プーリ56に掛け渡されて現像
容器41の下部側から上部側に向かって無端走行される
ようになっている。
【0036】搬送ベルト51の表面には、その走行方向
に亘って複数個の磁石57が所定間隔を存して配設され
ている。磁石57…は850〜1000G(N極)のも
のが用いられている。
【0037】駆動プーリ56の回転により、搬送ベルト
55が走行されると、その磁石57…の磁力により、第
2の開口部51の下方部にある現像剤Tが現像容器41
の内側壁面に引き付けられ、内側壁面に沿って上方へ持
ち上げられる。この持ち上げられる現像剤Tは第2の開
口部51を通過して上方へ移動し、現像容器41の天井
面に沿って移動したのち、搬送ベルト51が現像容器4
1の外面部から離間する方向に移動してその磁石57の
磁力が作用しなくなると、現像剤Tは天井面から上スク
リュ部42上に落下する。上スクリュ部42に持ち上げ
られた現像剤Tは、上スクリュ部42の回転により、軸
方向に搬送され、第1の開口部50からその自重によ
り、下スクリュ部43側へ落下されて循環搬送される。
【0038】以上のような現像剤の上下搬送機構によ
り、上下受け渡し開口部51付近での現像剤Tの溜まり
を少なくすることができ、現像剤tの溜まりによる画像
濃度むらを防止するとともに、スムースな現像剤の循環
・搬送が可能となり、現像剤Tにかかるストレスを小さ
くすることができる。
【0039】図6は本発明の第2の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態では、搬送ベルト61が現像
容器41の一端側の外周全面に沿って掛け渡されてい
る。
【0040】搬送ベルト61が走行されると、その磁石
57…の磁力により、第2の開口部51の下方部にある
現像剤Tが現像容器41の内側壁面に引き付けられ、内
側壁面に沿って上方へ持ち上げられる。この持ち上げら
れる現像剤Tは第2の開口部51を通過して上方へ移動
し、現像容器41の天井面に沿って移動したのち、内側
壁面に沿って下降し、仕切板48により掻き取られる。
この掻き落とされた現像剤Tは上スクリュ部42の回転
により搬送され、第1の開口部50からその自重により
下スクリュ部43側へ落下され、循環搬送される。
【0041】図7および図8は本発明の第3の実施の形
態を示すものである。図7は搬送ベルト71を示すもの
である。搬送ベルト71の内面一側部にはその周方向に
沿って連続する溝部72が形成されている。
【0042】図8は上スクリュ部42と下スクリュ部4
3を示すもので、これら上スクリュ部42と下スクリュ
部43の端部には駆動プーリ74a,74bが取り付け
られている。
【0043】搬送ベルト71はその溝部72を駆動プー
リ74a,74bに噛み合わせた状態で掛け渡されてい
る。搬送ベルト71が走行されると、駆動プーリ74
a,74bが回転されて上スクリュ部42と下スクリュ
部43がそれぞれ回転駆動される。
【0044】この実施の形態では、搬送ベルト71、上
スクリュ部42、下スクリュ部43の駆動源を共用化で
き構成的に簡略化できる。図9、図10は本発明の第4
の実施の形態を示すものである。
【0045】現像容器41の一側面部には第2の開口部
51に近接する状態で、円盤状の磁石81が回転自在に
取り付けられている。円盤状の磁石81の下部側は下ス
クリュ部43の端部、上部側は上スクリュ部42の端部
に対向され、この磁石81は矢印で示すように反時計方
向に回転される。磁石81はその表面に700〜100
0Gの磁力を有している。
【0046】第2の開口部41の付近に溜まった現像剤
Tは、磁石81の磁力により現像容器41の内壁面に引
き付けられ、磁石81が回転すると、現像容器41の内
壁面に沿って下スクリュ部43側から第2の開口部51
を介して上スクリュ部42側に移動する。この現像剤T
は磁石81がさらに回転することにより、仕切壁48に
より掻き落とされ、上スクリュ部42側に送り込まれ
る。ついで、上スクリュ部42の回転により、第1の開
口部50側に搬送され、第1の開口部50から自重によ
り下スクリュ部43に落下される。
【0047】図11および図12は本発明の第5の実施
の形態を示すものである。現像容器41内には、仕切板
48の第2の開口部41の上方部に位置し、上スクリュ
部42の形状にそった断面R形状の磁石91が設けられ
ている。
【0048】磁石91としては、下スクリュ部43の現
像剤を上スクリュ部42まで持ち上げることができるよ
うに、800G(N極)のものが用いられている。磁石
91の一側部には該磁石91と同断面形状の長さ10m
mの非磁性体のたとえば、アクリル樹脂製のフレーム9
2が第2の開口部51と略2mmずれた位置に設けられ
ている。
【0049】第2の開口部41の下部側に溜まった現像
剤Tは磁石91の磁力により、第2の開口部41を介し
て上部側へ引き付けられて磁石91に吸着される。この
磁石91に吸着された現像剤Tは上スクリュ部42の回
転による右方向へ搬送されて非磁性体のフレーム92に
達する。このフレーム92では、現像剤Tに磁力が作用
せず、現像剤Tは上スクリュ部42上に落下する。
【0050】ここで、フレーム92は第2の開口部51
に対し2mmずれた位置にあるため、落下された現像剤
Tが再び、第2の開口部51を介して下スクリュ部43
上に落下することはない。
【0051】また、R形状の磁石91上を現像剤Tが右
方向へ移動する際の搬送力を大きくするために、磁石9
1と上スクリュ部42間の距離は1mmとしている。図
13および図14は本発明の第6の実施の形態を示すも
のである。
【0052】現像容器41内には仕切板48の第2の開
口部51の上方部に位置して電磁石101が設けられて
いる。電磁石101は1秒おきにオン、オフを繰り返
し、電磁石101がオンの状態で下スクリュ部43の現
像剤Tを磁力により引き付けるようになっている。
【0053】電磁石101の磁力は下スクリュ部43の
現像剤Tを十分に引き付ける磁力が必要なために本実施
の形態では800G(N極)としている。電磁石81の
スイッチ102がオフされると、電磁石101についた
現像剤Tが引き離されて、上スクリュ部42上に落下さ
れる。
【0054】以上の動作を繰り返すことにより、現像剤
Tは下スクリュ部43から上スクリュ部42へ搬送する
ことが可能になる。上スクリュ部42側に搬送された現
像剤Tは、上スクリュ部42の回転により、上スクリュ
部42内を第1の開口部50側に搬送され、第1の開口
部50から自重で、下スクリュ部43の方に落下する。
【0055】図15および図16は第7の実施の形態を
示すものである。上スクリュ部42と下スクリュ部43
の第2の開口部51を介して対向する部位は磁性体42
a,43aによって構成され、上スクリュ部42の磁性
体42aは800G(N極)、下スクリュ部43の磁性
体43aは100G(N極)の磁力を有している。
【0056】これにより、第2の開口部51付近で下ス
クリュ部43から上スクリュ部42の方向に磁力が発生
し、この磁力により、現像剤Tが下から第2の開口部5
1を介して上方に搬送される。
【0057】上方に搬送された現像剤Tは上スクリュ部
42の回転により、上スクリュ部42内を第1の開口部
50側に搬送され、第2の開口部50から自重で、下ス
クリュ43上へ落下する。
【0058】図17および図18は本発明の第8の実施
の形態を示すものである。この実施の形態において、下
スクリュ部43上の現像剤Tは下スクリュ部43の回転
により搬送され、第2の開口部51付近に溜まる。第2
の開口部51付近に現像剤溜まり111を形成すること
により、現像剤Tを第2の開口部51からオーバーフロ
ーさせ、現像剤Tを下スクリュ部43から上スクリュ部
42に搬送する。下スクリュ部43の回転により、オー
バーフローした現像剤Tは上スクリュ部42内を第1の
開口部50側に搬送され、第1の開口部50から自重で
下スクリュ部43上に落下する。
【0059】ところで、現像剤Tは第2の開口部51付
近に溜まるが、現像剤溜まり111が現像ローラ45上
の層形成領域に入ってしまうと、その部分だけ現像剤の
供給が過多になってしまい、画像における濃度むらの原
因となってしまう。
【0060】そのために現像剤溜まり111を形成する
領域をマグネットローラ45上の層形成領域と離す必要
がある。すなわち、図18の現像剤たまり部拡大図にお
いて、以下の条件を満たす必要がある。
【0061】S:マグネットローラ(層形成領域)と開
口部(A)の距離 D:下スクリュ部現像容器内現像剤の入れ目 θ:現像剤安息角 としたとき、 S>D/tan(θ)・・・(1) の関係を満たす必要がある。
【0062】本実施の形態においては、S=40mm、
D=6mm、θ=60°であるために、(1)式は満た
している。一方、上スクリュ部42の回転によって搬送
される現像剤Tは第1の開口部50を介して下方へ落下
されるが、第1の開口部50の真下に位置する下スクリ
ュ部43の一端部には安定した現像剤の供給がされてい
ない。この部分は上スクリュ部42の回転スピードや現
像剤の総量によって、現像剤供給量が変化する。
【0063】したがって、層形成領域が第1の開口部5
0に重なると、画像における濃度むらの原因となってし
まう。そこで、層形成領域と第1の開口部50の距離L
を L≧0 にする必要がある。本実施の形態においては、Lを0m
mとし、画像濃度むらの発生を防止している。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、第2の攪
拌搬送手段により他端部側に送られてきた現像剤を搬送
手段(搬送ベルト、磁石など)により第2の開口部を介
して第1の攪拌搬送手段の一端部側に搬送するから、第
2の開口部の下部側における現像剤の溜まりを少なくす
ることができる。
【0065】したがって、現像剤の溜まりによる画像濃
度むらを防止するとともに、ムースな現像剤の循環・搬
送が可能となり、現像剤にかかるストレスを小さくする
ことができ、現像剤の劣化を防ぐことができる。
【0066】また、第1および第2の開口部を画像印字
領域の外側に位置させるから、現像剤の溜まりと、第2
の攪拌搬送手段上の画像印字領域に相当する部分をある
一定距離以上離すことができる。したがって、現像ロー
ラ上に層形成する現像剤量の変動を防ぐことができ、画
像の濃度むらを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である現像剤の搬送装置
を示す図。
【図2】4連タンデム方式カラー電子複写機を示す概略
的構成図。
【図3】現像器を示す構成図。
【図4】上スクリュ部および下スクリュ部を示す側面
図。
【図5】上スクリュ部および下スクリュ部による現像剤
の搬送方向を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態である現像剤の搬送
装置を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態である搬送装置を示
す斜視図。
【図8】図7の搬送装置によって駆動される上スクリュ
部および下スクリュ部を示す図。
【図9】本発明の第4の実施の形態である搬送装置を示
す側面図。
【図10】図9の搬送装置を示す正面図。
【図11】本発明の第5の実施の形態である搬送装置を
示す側面図。
【図12】図11の搬送装置を示す正面図。
【図13】本発明の第6の実施の形態である搬送装置を
示す側面図。
【図14】図13の搬送装置を示す正面図。
【図15】本発明の第7の実施の形態である搬送装置を
示す側面図。
【図16】図15の搬送装置を示す正面図。
【図17】本発明の第8の実施の形態である搬送装置を
示す側面図。
【図18】図17の搬送装置の一部を拡大して示す図。
【符号の説明】
41…現像容器 42…上スクリュ部(第1の攪拌搬送手段) 43…下スクリュ部(第2の攪拌搬送手段) 45…マグネットローラ(現像ローラ) 48…仕切部材(仕切板) 50…第1の開口部 51…第2の開口部 55…搬送ベルト(搬送手段) T…現像剤 57,81,91…磁石 92…フレーム 101…電磁石 42a…上スクリュ磁性体部 43a…下スクリュ磁性体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 弘 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 瀬戸 尚子 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像容器内に設けられ、現像剤を一端部側
    から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 前記第2の攪拌搬送手段によって他端側に搬送されてき
    た現像剤を前記第2の開口部を介して前記第1の攪拌搬
    送手段の一端部側に搬送する搬送手段と、 を具備することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】現像容器内に設けられ、磁性を有する現像
    剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬
    送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 前記現像容器の外側部に前記第2の開口部に近接する状
    態で掛け渡され、前記第2の開口部の下部側から上部側
    に向かって走行される搬送ベルトと、 この搬送ベルトの表面部にその走行方向に亘って配設さ
    れ、磁力により前記第2の攪拌搬送手段によってその他
    端部側に搬送されてくる現像剤を吸引し、前記搬送ベル
    トの走行に伴って前記第2の開口部を介して前記第1の
    攪拌搬送手段の一端部側に送り込む磁石と、 を具備することを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】前記搬送ベルトは現像容器に沿って走行す
    ることにより、その磁石の磁力により、現像容器内の現
    像剤を仕切板の第2の開口部を介して上部側へ持ち上げ
    たのち、前記現像容器から離間する方向に走行すること
    により、持ち上げた現像剤の磁力保持を解除して第1の
    攪拌搬送手段上に落下させることを特徴とする請求項2
    記載の現像装置。
  4. 【請求項4】前記搬送ベルトは現像容器の外周面に沿っ
    て走行することにより、その磁石の磁力により、現像剤
    を現像容器の内壁面に沿って上方へ移動させて第2の開
    口部を介して上部側へ持ち上げたのち、さらに、現像容
    器の内壁面に沿って下方へ移動させて前記仕切部材に当
    接させることにより、掻き落して第1の攪拌搬送手段の
    一端部側に送り込むことを特徴とする請求項2記載の現
    像装置。
  5. 【請求項5】第1および第2の攪拌搬送手段は搬送ベル
    トの走行によって回転駆動されることを特徴とする請求
    項2記載の現像装置。
  6. 【請求項6】現像容器内に設けられ、現像剤を一端部側
    から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 前記現像容器の一端面部に設けられ、下部側を前記第2
    の開口部の下部側、上部側を前記第2の開口部の上部側
    に近接対向させる磁石と、 この磁石を前記第2の開口部の下部側から上部側に向か
    って回転させることにより、前記第2の攪拌搬送手段の
    他端部側に送られてきた現像剤を前記磁石の磁力によ
    り、前記第2の開口部を介して前記第1の攪拌搬送手段
    の一端部側に搬送する駆動手段と、 を具備することを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】現像容器内に設けられ、磁性を有する現像
    剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬
    送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 この仕切部材の第2の開口部の上方部に設けられ、前記
    第2の攪拌搬送手段の他端部側に搬送されてきた現像剤
    を磁力により前記第2の開口部を介して上部側に吸引し
    吸着させる磁石と、 この磁石に吸着された現像剤を前記第1の攪拌搬送手段
    の回転に伴って第1の攪拌搬送手段上に掻き落す掻落部
    材と、 を具備することを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】現像容器内に設けられ、磁性を有する現像
    剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬
    送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 この仕切部材の第2の開口部の上方部に設けられ、励磁
    されることにより、前記第2の攪拌搬送手段の他端部側
    に搬送されてきた現像剤を前記第2の開口部を介して上
    部側に吸引し、この吸引後、消磁されることにより、吸
    引した現像剤を前記第1の攪拌搬送手段の一端部側に落
    下させる電磁石と、 を具備することを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】現像容器内に設けられ、磁性を有する現像
    剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬
    送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向する第1
    の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬送手段の他端部
    側に対向する第2の開口部を有する仕切部材と、 を具備し、 前記第2の開口部を介して対向する前記第1の攪拌搬送
    手段と第2の攪拌搬送手段の端部には磁力が付与され、
    前記第1の攪拌搬送手段の端部の磁力は第2の攪拌搬送
    手段の端部の磁力より大とされ、この磁力差により、前
    記第2の攪拌搬送手段の他端部側に送られてきた現像剤
    を前記第2の開口部を介して前記第1の攪拌搬送手段の
    一端部側に送ることを特徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】被現像部に現像剤を供給する現像ローラ
    と、 現像剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送しながら前記
    現像ローラに送る第1の攪拌搬送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向し現像剤
    を落下させる第1の開口部、他端部側に前記第2の攪拌
    搬送手段の他端部側に対向するとともに前記現像ローラ
    の軸方向の外方に位置する第2の開口部を有する仕切部
    材と、 を具備し、 前記第2の攪拌搬送手段の現像容器内現像剤の入れ目を
    D、現像剤安息角θ、現像ローラと第2の開口部間の距
    離をSとしたとき、 S>D/tan(θ) の関係を有することを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】被現像部に現像剤を供給する現像ローラ
    と、 現像剤を一端部側から他端部側へ攪拌搬送しながら前記
    現像ローラに送る第1の攪拌搬送手段と、 この第1の攪拌搬送の下方部に設けられ、現像剤を一端
    部側から他端部側へ前記第1の攪拌搬送の搬送方向とは
    逆方向に搬送する第2の攪拌搬送手段と、 前記第1および第2の攪拌搬送手段間を仕切り、一端部
    側に前記第2の攪拌搬送手段の一端部側に対向するとと
    もに前記現像ローラの軸方向の外方に位置して現像剤を
    落下させる第1の開口部、他端部側に前記第2の攪拌搬
    送手段の他端部側に対向する第2の開口部を有する仕切
    部材と、 を具備し、 前記現像ローラと前記第1の開口部との間の距離をLと
    したとき、 L≧0 の関係を有することを特徴とする現像装置。
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