JPH09318748A - パルスレーダ装置 - Google Patents

パルスレーダ装置

Info

Publication number
JPH09318748A
JPH09318748A JP8133655A JP13365596A JPH09318748A JP H09318748 A JPH09318748 A JP H09318748A JP 8133655 A JP8133655 A JP 8133655A JP 13365596 A JP13365596 A JP 13365596A JP H09318748 A JPH09318748 A JP H09318748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse width
signal
pulse
transmission
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8133655A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nishigaki
浩司 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8133655A priority Critical patent/JPH09318748A/ja
Publication of JPH09318748A publication Critical patent/JPH09318748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来装置では、周囲温度等の環境変化や、回
路の経時変化等によって送信するパルス信号のパルス幅
が所望の値からずれてしまう。 【解決手段】 送信手段の送信する送信信号のパルス幅
を可変するパルス幅可変手段とを有するパルスレーダ装
置において、送信手段の送信する送信信号を検出するモ
ニタ手段と、モニタ手段で検出した送信信号のパルス幅
を、パルス幅可変手段の指示する送信信号のパルス幅の
値と比較して、両者が一致するよう制御するパルス幅補
正手段とを有する。このため、送信信号のパルス幅を環
境変化や経時変化に拘らず指示されたパルス幅の値に保
つことができ、受信信号のパルス幅が指示されたパルス
幅の値と異なるために測定データを誤って不採用とする
ことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルスレーダ装置に
関し、特に、測定対象までの距離を測定するパルスレー
ダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に取り付けられ、自車両
の前方にレータビームを照射して、先行車両や路側物等
の目標物体を検出するレーダ装置がある。例えば、特開
平7−229967号公報には、測定対象に向けてパル
ス信号を送信し、測定対象で反射されたパルス信号を受
信し、上記送信から受信までに要する時間から測定対象
までの距離を求めるパルスレータ装置で、上記パルス信
号のパルス幅を可変できるようにし、受信したパルス信
号のパルス幅を測定して送信したパルス信号のパルス幅
と比較し、両パルス幅が一致したときの測定データだけ
を採用することにより、他のレーダ装置から送信された
パルス信号の干渉を除去することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では、パルス
信号のパルス幅を可変することを行っているものの、送
信するパルス信号のパルス幅が所望の値であるかどうか
はチェックしていない。このため、周囲温度等の環境変
化や、回路の経時変化等によって送信するパルス信号の
パルス幅が所望の値からずれてしまい、測定対象で反射
されて受信されたパルス信号の測定されたパルス幅と一
致しなくなって測定データ(パルス信号の送受信時間)
が採用されなくなるという問題が生じる。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
送信信号のパルス幅が指示されたパルス幅の値と一致す
るよう補正することにより、送信信号のパルス幅を環境
変化や経時変化に拘らず所望の値に保つことができ、測
定データを誤って不採用とすることを防止できるパルス
レーダ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パルス状の送信信号を送信する送信手段と、測定対
象で反射された信号を受信する受信手段と、上記受信手
段による送信から受信手段による受信までに要する時間
から上記測定対象までの距離を求める距離算出手段と、
上記送信手段の送信する送信信号のパルス幅を可変する
パルス幅可変手段とを有するパルスレーダ装置におい
て、上記送信手段の送信する送信信号を検出するモニタ
手段と、上記モニタ手段で検出した送信信号のパルス幅
を、上記パルス幅可変手段の指示する送信信号のパルス
幅の値と比較して、両者が一致するよう制御するパルス
幅補正手段とを有する。
【0006】このように、送信手段から送信される送信
信号はモニタ手段で検出され、そのパルス幅が指示され
たパルス幅の値と一致するように制御を行うため、送信
信号のパルス幅を環境変化や経時変化に拘らず指示され
たパルス幅の値に保つことができ、受信信号のパルス幅
が指示されたパルス幅の値と異なるために測定データを
誤って不採用とすることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例のブロ
ック図を示す。なお、本実施例のパルスレーダ装置は望
ましくは車両等に搭載させ、先行車や後続車との車間距
離を測定するようにしても良い。同図中、送信手段とし
ての送信部10はレーザ発光素子とその駆動回路及びレ
ーザ光の照射方向を決める光学系からなり、パルス幅制
御部12から送信トリガ信号及びパルス幅制御電圧を供
給され、パルス幅制御電圧に応じたパルス幅のレーザ光
パルスを発生して測定対象に向け送信する。パルス幅可
変手段としてのパルス幅制御部12はパルス幅を指示す
る複数のパルス幅コードが格納されたメモリ14を所定
周期で順次アクセスしてパルス幅コードを読み出し、こ
のパルス幅コードに基づくパルス幅制御電圧を発生して
送信部10に供給する。またパルス幅制御部12は所定
周期で送信トリガ信号を発生して送信部10及び距離算
出部20に供給する。
【0008】受信手段としての受信部16は集光光学系
と受光素子と増幅器とからなり、測定対象で反射された
レーザ光パルスを検出し、受信信号をパルス幅判別部1
8に供給する。パルス幅判別部18は受信部16から供
給される受信信号のパルス幅を計測し、この計測値がパ
ルス幅制御部12から供給されるパルス幅コードに基づ
いて送信信号のパルス幅と略同一のときにのみ距離算出
部20に許可信号を供給する。距離算出手段としての距
離算出部20は上記許可信号を供給されたとき、パルス
幅制御部12が送信部10に与える送信トリガ信号を供
給されてから、そのレーザ光パルスの受信信号が受信部
16から供給されるまでの時間を計測し、その計測時間
から測定対象までの距離を算出する。
【0009】演算処理部22は距離算出部20で算出さ
れた測定対象までの距離及び自車両の車速等に基づいて
警報の発生等の各種処理を行う。操作・表示部24は演
算処理部22に対して操作者が各種の指示操作を入力
し、また、測定対象までの距離等の表示を行う。
【0010】送信部10にはモニタ26が併設されてい
る。モニタ手段としてのモニタ26は送信部10のレー
ザ発光素子の出力するレーザ光をモニタする受光素子で
あり、モニタ26の出力信号はパルス幅比較部28に供
給される。パルス幅補正手段としてのパルス幅比較部2
8はモニタ26で検出したレーザ光のパルス幅を計測
し、この計測値をパルス幅制御部12から供給されるパ
ルス幅コードに基づいた送信信号のパルス幅の値と比較
して誤差信号を得る。この誤差信号はパルス幅制御部1
2に供給される。パルス幅制御部12はこの誤差信号が
零となる方向、つまりモニタ26で検出されたレーザ光
のパルス幅がパルス幅コードに基づいた送信信号のパル
ス幅となる方向にパルス幅制御電圧を可変する。
【0011】これによって送信部10の出力する送信信
号のパルス幅は常時正確にパルス幅コードの指示する値
となる。従って、パルス幅判別部18において、測定対
象で反射された受信信号のパルス幅はパルス幅コードに
基づいた送信信号のパルス幅と正確に一致し、このとき
許可信号が得られ、測定対象までの距離が算出される。
【0012】図2は送信部内の駆動回路の回路図、図3
は図2の回路各部の信号波形図を示す。図2において、
端子30にはローアクティブの送信トリガ信号が入来
し、npn型トランジスタTr1のベースに供給され
る。トランジスタTr1のベースはプルアップ抵抗R1
を介して+5Vの電源に接続されており、コレクタは抵
抗R2を介して+12Vの電源に接続されエミッタは接
地されている。
【0013】トランジスタTr1のコレクタにはnチャ
ネルMOSトランジスタTr2のゲートが接続されてい
る。トランジスタTr2のソースは抵抗R3を介して接
地され、ドレインは変成器の1次側インダクタンスL1
の一端に接続されている。インダクタンスL1の他端は
電圧制御昇圧回路32に接続されている。また、変成器
の2次側インダクタンスL2の両端にはレーザ発光素子
としてのレーザダイオードLDが接続されている。電圧
制御昇圧回路32には端子34からパルス幅制御電圧が
供給され、電圧制御昇圧回路32はパルス幅制御電圧に
比例する電圧の電源をインダクタンスL1に供給する。
【0014】ここで、図3(A)に示す如く、送信トリ
ガ信号が立下りローレベルとなるとトランジスタTr1
のコレクタ電圧、つまりトランジスタTr2のゲート電
圧は図3(B)に示す如く上昇し、トランジスタTr2
がオンしてドレイン電圧は図3(C)に示す如く低下す
る。このときトランジスタTr2の内部容量Cossに
電荷が蓄積する。その後、送信トリガ信号が立上りハイ
レベルとなると、トランジスタTr2がオフし、トラン
ジスタTr2の内部容量Cossに蓄積されている電荷
が放電される。
【0015】このとき、変成器の1次側インダクタンス
L1と、トランジスタTr2の内部容量Cossと、抵
抗R3とにより構成される図4に示す等価回路でLCR
発振が過度的に生じる。このLCR発振により発生する
超短周期の高電圧が変成器で電流に変換されてレーザダ
イオードLDに流れ、レーザダイオードLDは図3
(D)に示す如く図3(C)のドレイン電圧のLCR発
振第1波と略同波形の短パルスのレーザ光を発光する。
【0016】ここで、上記過度状態でのLCR発振の周
波数fは次式で表わされる。
【0017】
【数1】
【0018】ところで、トランジスタTr2の内部容量
Cossは図5に示す如く、トランジスタTr2のドレ
イン・ソース間電圧が高くなるほど低容量となる。従っ
て電圧制御昇圧回路32の出力電圧を可変してトランジ
スタTr2のドレイン・ソース間電圧を可変し、これに
よって内部容量Cossを可変し、周波数fつまりレー
ザ光パルスのパルス幅を可変することが可能となる。
【0019】図6は本実施例の第2実施例のブロック図
を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。
図6において送信部10はレーザ発光素子とその駆動回
路及びレーザ光の照射方向を決める光学系からなり、パ
ルス幅制御部42から送信トリガ信号及びパルス幅制御
電圧を供給され、パルス幅制御電圧に応じたパルス幅の
レーザ光パルスを発生して測定対象に向け送信する。パ
ルス幅制御部42はスキャン部44にスキャン角度制御
信号を供給する。これと共に、スキャン角度制御信号と
対応したアドレスをメモリ46に供給し、パルス幅を指
示する複数のパルス幅コードが格納されたメモリ46を
所定周期で順次アクセスしてパルス幅コードを読み出
し、このパルス幅コードに基づくパルス幅制御電圧を発
生して送信部10に供給する。またパルス幅制御部42
は所定周期で送信トリガ信号を発生して送信部10及び
距離算出部20に供給する。スキャン部44はスキャン
角度制御信号に基づいて送信部10の出力するレーザ光
パルスの送信方向を車両前方の道路と平行な平面内で左
右に走査する。この左右の走査角度をスキャン角度と呼
んでいる。
【0020】受信部16は集光光学系と受光素子と増幅
器とからなり、測定対象で反射されたレーザ光パルスを
検出し、受信信号をパルス幅判別部18に供給する。パ
ルス幅判別部18は受信部16から供給される受信信号
のパルス幅を計測し、この計測値がパルス幅制御部42
から供給されるパルス幅コードに基づいて送信信号のパ
ルス幅と略同一のときにのみ距離算出部20に許可信号
を供給する。距離算出部20は上記許可信号を供給され
たとき、パルス幅制御部42が送信部10に与える送信
トリガ信号を供給されてから、そのレーザ光パルスの受
信信号が受信部16から供給されるまでの時間を計測
し、その計測時間から測定対象までの距離を算出する。
【0021】演算処理部22は距離算出部20で算出さ
れた測定対象までの距離及び自車両の車速等に基づいて
警報の発生等の各種処理を行う。操作・表示部24は演
算処理部22に対して操作者が各種の指示操作を入力
し、また、測定対象までの距離等の表示を行う。
【0022】送信部10にはモニタ26が併設されてい
る。モニタ26は送信部10のレーザ発光素子の出力す
るレーザ光をモニタする受光素子であり、モニタ26の
出力信号はパルス幅比較部28に供給される。パルス幅
比較部28はモニタ26で検出したレーザ光のパルス幅
を計測し、この計測値をパルス幅制御部42から供給さ
れるパルス幅コードに基づいた送信信号のパルス幅の値
と比較して誤差信号を得る。この誤差信号はパルス幅制
御部42に供給される。パルス幅制御部42はこの誤差
信号が零となる方向、つまりモニタ26で検出されたレ
ーザ光のパルス幅がパルス幅コードに基づいた送信信号
のパルス幅となる方向にパルス幅制御電圧を可変する。
【0023】これによって送信部10の出力する送信信
号のパルス幅は常時正確にパルス幅コードの指示する値
となる。従って、パルス幅判別部18において、測定対
象で反射された受信信号のパルス幅はパルス幅コードに
基づいた送信信号のパルス幅と正確に一致し、このとき
許可信号が得られ、測定対象までの距離が算出される。
また、送信部44のスキャン角度によって送信するレー
ザ光パルスのパルス幅が異なるので、受信信号のパルス
幅からどの方向から受信した信号かを認識でき、測定対
象までの距離及び方向を誤ることがなくなる。
【0024】図7は本実施例の第3実施例のブロック図
を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。
図7において送信部50A,50B,50C夫々はレー
ザ発光素子とその駆動回路及びレーザ光の照射方向を決
める光学系からなり、パルス幅制御部52A,52B,
52C夫々から送信トリガ信号及びパルス幅制御電圧を
供給され、パルス幅制御電圧に応じたパルス幅のレーザ
光パルスを発生して測定対象に向け送信する。パルス幅
制御部52A,52B,52C夫々はパルス幅を指示す
る複数のパルス幅コードが格納されたメモリ14を所定
周期で順次アクセスしてパルス幅コードを読み出し、こ
のパルス幅コードに基づくパルス幅制御電圧を発生して
送信部50A,50B,50C夫々に供給する。またパ
ルス幅制御部52A,52B,52C夫々は所定周期で
送信トリガ信号を発生して送信部10及び距離算出部6
0に供給する。
【0025】なお、送信部50A,50B,50C夫々
は道路と平行な平面内で車両前方及び車両前方から左右
夫々に所定角度偏向して取り付けられ、車両前方及び左
右夫々にレーザ光パルスを送信する。受信部16は集光
光学系と受光素子と増幅器とからなり、測定対象で反射
されたレーザ光パルスを検出し、受信信号をパルス幅判
別部18に供給する。パルス幅判別部18は受信部16
から供給される受信信号のパルス幅を計測し、この計測
値がパルス幅制御部52A,52B,52C夫々から供
給されるパルス幅コードに基づいて送信信号のパルス幅
と略同一のときにのみ距離算出部60にパルス幅制御部
52A,52B,52C夫々に対応する許可信号を供給
する。距離算出部60は上記許可信号を供給されたと
き、パルス幅制御部52A,52B,52C夫々が送信
部50A,50B,50C夫々に与える送信トリガ信号
を供給されてから、そのレーザ光パルスの受信信号が受
信部16から供給されるまでの時間を計測し、その計測
時間から測定対象までの距離を算出する。
【0026】演算処理部22は距離算出部60で算出さ
れた測定対象までの距離及び自車両の車速等に基づいて
警報の発生等の各種処理を行う。操作・表示部24は演
算処理部22に対して操作者が各種の指示操作を入力
し、また、測定対象までの距離等の表示を行う。
【0027】送信部50A,50B,50C夫々にはモ
ニタ66A,66B,66C夫々が併設されている。モ
ニタ66A,66B,66C夫々は送信部50A,50
B,50C夫々のレーザ発光素子の出力するレーザ光を
モニタする受光素子であり、モニタ66A,66B,6
6C夫々の出力信号はパルス幅比較部68A,68B,
68C夫々に供給される。パルス幅比較部68A,68
B,68C夫々はモニタ66A,66B,66C夫々で
検出したレーザ光のパルス幅を計測し、この計測値をパ
ルス幅制御部52A,52B,52C夫々から供給され
るパルス幅コードに基づいた送信信号のパルス幅の値と
比較して誤差信号を得る。この誤差信号はパルス幅制御
部52A,52B,52C夫々に供給される。パルス幅
制御部52A,52B,52C夫々はこの誤差信号が零
となる方向、つまりモニタ66A,66B,66C夫々
で検出されたレーザ光のパルス幅がパルス幅コードに基
づいた送信信号のパルス幅となる方向にパルス幅制御電
圧を可変する。
【0028】これによって送信部50A,50B,50
C夫々の出力する送信信号のパルス幅は常時正確にパル
ス幅コードの指示する値となる。従って、パルス幅判別
部18において、測定対象で反射された受信信号のパル
ス幅はパルス幅コードに基づいた送信信号のパルス幅と
正確に一致し、このとき許可信号が得られ、測定対象ま
での距離が算出される。また、送信方向の異なる送信部
50A,50B,50C夫々で送信するレーザ光パルス
のパルス幅が異なるので、受信信号のパルス幅からどの
送信部50A,50B,50Cから送信された信号の受
信信号であるかを認識でき、測定対象までの距離及び方
向を誤ることがなくなる。
【0029】また、このパルスレーダ装置を車間距離測
定用にすることで車間距離実測値をもとにした各種車両
制御を一層精度よく行うことができる。なお、上記実施
例ではレーザ光を用いたレーダ装置を例として説明した
が、レーザ光の代りにミリ波やマイクロ波を用いても良
く、また超音波を用いるものであっても良く、上記実施
例に限定されない。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
パルス状の送信信号を送信する送信手段と、測定対象で
反射された信号を受信する受信手段と、上記受信手段に
よる送信から受信手段による受信までに要する時間から
上記測定対象までの距離を求める距離算出手段と、上記
送信手段の送信する送信信号のパルス幅を可変するパル
ス幅可変手段とを有するパルスレーダ装置において、上
記送信手段の送信する送信信号を検出するモニタ手段
と、上記モニタ手段で検出した送信信号のパルス幅を、
上記パルス幅可変手段の指示する送信信号のパルス幅の
値と比較して、両者が一致するよう制御するパルス幅補
正手段とを有する。
【0031】このように、送信手段から送信される送信
信号はモニタ手段で検出され、そのパルス幅が指示され
たパルス幅の値と一致するように制御を行うため、送信
信号のパルス幅を環境変化や経時変化に拘らず指示され
たパルス幅の値に保つことができ、受信信号のパルス幅
が指示されたパルス幅の値と異なるために測定データを
誤って不採用とすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】送信部の駆動回路の回路図である。
【図3】図2の回路各部の信号波形図である。
【図4】LCR共振回路の等価回路図である。
【図5】MOSトランジスタの特性図である。
【図6】本発明のブロック図である。
【図7】本発明のブロック図である。
【符号の説明】
10,50A〜50C 送信部 12,42,52A〜52C パルス幅制御部 14,46 メモリ 16 受信部 18 パルス幅判定部 20 距離算出部 22 演算処理部 24 操作・表示部 26,60A〜60C モニタ 28,68A〜68C パルス幅比較部 44 スキャン部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス状の送信信号を送信する送信手段
    と、 測定対象で反射された信号を受信する受信手段と、 上記受信手段による送信から受信手段による受信までに
    要する時間から上記測定対象までの距離を求める距離算
    出手段と、 上記送信手段の送信する送信信号のパルス幅を可変する
    パルス幅可変手段とを有するパルスレーダ装置におい
    て、 上記送信手段の送信する送信信号を検出するモニタ手段
    と、 上記モニタ手段で検出した送信信号のパルス幅を、上記
    パルス幅可変手段の指示する送信信号のパルス幅の値と
    比較して、両者が一致するよう制御するパルス幅補正手
    段とを有することを特徴とするパルスレーダ装置。
JP8133655A 1996-05-28 1996-05-28 パルスレーダ装置 Pending JPH09318748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133655A JPH09318748A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 パルスレーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133655A JPH09318748A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 パルスレーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09318748A true JPH09318748A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15109858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8133655A Pending JPH09318748A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 パルスレーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09318748A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020091358A (ko) * 2001-05-30 2002-12-06 엘지이노텍 주식회사 레이더 송신 검사 장치
JP2006308482A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
KR100743442B1 (ko) * 2005-05-25 2007-07-30 캠브리지 바이오스테빌리티 리미티드 약제적 액체 현탁액
KR101016316B1 (ko) * 2010-02-10 2011-02-22 국방과학연구소 탐색레이더 시스템에서 진북기준 레이더 비디오 전시 보상기법
JP2015180855A (ja) * 2014-03-04 2015-10-15 株式会社リコー 測距検出システム、タッチセンサーパネルの測距検出システム、レーザレーダの測距検出システム、レーザレーダ装置、光学式タッチパネルおよび測距検出方法
JP2016014665A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 アドヴァンスド サイエンティフィック コンセプツ,イン 密集環境のladarセンサ
JP2016161533A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社リコー 半導体レーザ駆動装置、光走査装置、物体検出装置及び移動体装置
WO2020100673A1 (ja) * 2018-11-15 2020-05-22 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 信号処理装置及び信号処理方法
KR20200100103A (ko) * 2017-12-08 2020-08-25 벨로다인 라이더, 인크. 광 거리측정 및 검출 시스템에서 귀환 신호의 검출을 개선하기 위한 시스템들 및 방법들

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020091358A (ko) * 2001-05-30 2002-12-06 엘지이노텍 주식회사 레이더 송신 검사 장치
JP2006308482A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
US7605909B2 (en) 2005-04-28 2009-10-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Detection device for detecting conditions at a target position
KR100743442B1 (ko) * 2005-05-25 2007-07-30 캠브리지 바이오스테빌리티 리미티드 약제적 액체 현탁액
KR101016316B1 (ko) * 2010-02-10 2011-02-22 국방과학연구소 탐색레이더 시스템에서 진북기준 레이더 비디오 전시 보상기법
JP2015180855A (ja) * 2014-03-04 2015-10-15 株式会社リコー 測距検出システム、タッチセンサーパネルの測距検出システム、レーザレーダの測距検出システム、レーザレーダ装置、光学式タッチパネルおよび測距検出方法
JP2016014665A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 アドヴァンスド サイエンティフィック コンセプツ,イン 密集環境のladarセンサ
JP2016161533A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社リコー 半導体レーザ駆動装置、光走査装置、物体検出装置及び移動体装置
KR20200100103A (ko) * 2017-12-08 2020-08-25 벨로다인 라이더, 인크. 광 거리측정 및 검출 시스템에서 귀환 신호의 검출을 개선하기 위한 시스템들 및 방법들
JP2021505893A (ja) * 2017-12-08 2021-02-18 ベロダイン ライダー, インク. 光測距及び検出システムにおける戻り信号の検出を改善するためのシステム及び方法
US11885916B2 (en) 2017-12-08 2024-01-30 Velodyne Lidar Usa, Inc. Systems and methods for improving detection of a return signal in a light ranging and detection system
WO2020100673A1 (ja) * 2018-11-15 2020-05-22 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 信号処理装置及び信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7589826B2 (en) Laser scanner
JP3757936B2 (ja) 車両用障害物認識装置
JP3669524B2 (ja) 車両用距離測定装置及び距離測定方法
KR930002467B1 (ko) 차량용 물체 감지장치
US5872507A (en) Process for non-contact distance measurement
KR20030090628A (ko) 적외선 방사를 이용한 장애물 검출 및 거리 측정 방법 및장치
US20060009883A1 (en) Vehicle-surroundings monitor apparatus
JPH07140245A (ja) 視界を決定する方法
US20200142044A1 (en) Ultrasonic object detection device
JPH09318748A (ja) パルスレーダ装置
JP3757937B2 (ja) 距離測定装置
EP1079241B1 (en) Inter-vehicle distance measuring apparatus measuring time difference between each detection time of same road surface condition
CN116532785A (zh) 一种手持激光焊接系统、焊接方法及振镜控制方法
JP3145592B2 (ja) 車両用障害物検知装置
JPH07159531A (ja) 車両の障害物検知装置
JP2969255B2 (ja) 超音波レベルセンサ
JPH0882679A (ja) 車両用レーダ装置
KR100295468B1 (ko) 차량의후방충돌경보방법
JPH05256943A (ja) 車間距離検出装置
KR0148447B1 (ko) 레이저 빔 스케닝을 이용한 거리 측정장치 및 방법
KR0138413Y1 (ko) 초음파 센서를 이용한 주차관리회로
KR102187825B1 (ko) 초음파 신호 최적화 장치 및 방법
JP2000214258A (ja) 車両用障害物警報装置
JPS60185182A (ja) 超音波レ−ダ−
JP2024039997A (ja) 距離測定装置及び、距離測定方法