JPH09318713A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH09318713A
JPH09318713A JP9001496A JP149697A JPH09318713A JP H09318713 A JPH09318713 A JP H09318713A JP 9001496 A JP9001496 A JP 9001496A JP 149697 A JP149697 A JP 149697A JP H09318713 A JPH09318713 A JP H09318713A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 CADデ−タを用いて、実際に製造された半
導体部品の試験を可能にする半導体試験装置を提供す
る。 【解決手段】 被試験半導体部品のCADによる設計デ
−タからその被試験半導体部品の所定の端子とそれに印
加するテストベクタの波形の変化を抽出し、その端子デ
−タ、波形の変化デ−タおよびその変化の時刻デ−タを
得る手段と、そのテストベクタに波形変化が存在したこ
とを示すデ−タを上記端子デ−タに関連して格納するた
めのイベントメモリ42と、上記波形変化の生じた時刻
を基準周期からの遅延時間デ−タとして格納するための
遅延デ−タメモリ38と、波形の変化を示す波形デ−タ
を格納するための波形デ−タメモリ40と、イベントメ
モリ42から読みだされた出力信号に遅延時間を付加す
るための時間遅延回路44とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IC等の半導体
部品を試験するための半導体試験装置に関し、特に、C
ADシステムを用いてコンピュ−タ上で設計した半導体
部品の設計デ−タを用いて、直接的に試験信号(テスト
ベクタ)を作成して、その半導体部品の試験をする半導
体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC等の半導体部品を試験するための半
導体試験装置では、被試験半導体部品にテストベクタと
呼ばれる試験信号パタ−ンを印加して、その結果として
被試験半導体部品から現れる出力をあらかじめ定めた期
待値と比較して、その被試験半導体部品の良否を判定す
るようにしている。このテストベクタは一般にテストプ
ログラムにより作成されるが、そのテストプログラムの
言語は、半導体試験装置のメ−カ独自の言語が用いられ
ている。また半導体試験装置のハ−ドウェアもメ−カ独
自の構成となっている。
【0003】近年、特にカスタムLSI等のような複雑
な半導体部品の設計は、コンピュ−タを用いたCADシ
ステムにより行われることが多い。このようなCADシ
ステムによる半導体部品の設計は、一般に第1図に示す
ような手順でおこなわれる。最初にステップ11でハ−
ドウェア記述言語による半導体の各回路機能の記述が行
われ、これにより半導体素子の設計デ−タ12が得られ
る。次にハ−ドウェア記述言語によるテストベンチの記
述がステップ13で行われ、これによりテストベンチの
デ−タ14が得られる。ここでテストベンチとは、半導
体部品を実際に製造する前にコンピュ−タ上で模擬的試
験するための、ハ−ドウェア記述言語で構成されたプロ
グラムである。またハ−ドウェア記述言語の代表的なも
のとしてHDLがあり、それを基にしたVHDLやVe
rilogが知られている。
【0004】さらにステップ15で模擬試験用のテスト
ベクタが作成され、これによりテストベクタ16のデ−
タが得られる。上述の半導体素子の回路機能の記述やテ
ストベンチの記述がプログラムにより行われるのと異な
り、このテストベクタの作成はシミュレ−タを用いるか
人手による記述により行れる。またテストベクタ情報量
も一般に膨大なものとなるため、このテストベクタの作
成には長時間の複雑な作業を要する。その後ステップ1
7により、テストベンチとテストベクタを用いて、コン
ピュ−タ上で実際に模擬試験が行われその試験の結果の
評価がステップ18で行われる。模擬試験の結果は結果
デ−タ22として蓄積され、半導体部品設計の評価分析
に利用される。
【0005】上記のような、半導体部品を実際に製造す
る前にコンピュ−タ上で模擬的試験するための概念図
が、第2図に示されている。試験デ−タの入力処理部分
25から試験デ−タを半導体部品設計デ−タ(模擬的被
試験半導体部品)26に与え、その結果としての被試験
半導体部品26からの出力を結果比較処理部分27で期
待値と比較処理する。この図における試験デ−タの入力
処理部分25と、半導体部品の模擬出力の比較処理部分
27はハ−ドウェア記述言語、例えばVHDLで構成さ
れたプログラムであり、上述のようにテストベンチと呼
んでいる。
【0006】テストベンチの入力処理部分25は、被試
験半導体部品26のどの入力ピンにどのようなテスト信
号としての入力デ−タを加えるかを決める機能を果た
す。またテストベンチの比較処理部分27は、被試験半
導体部品26のどの出力ピンのデ−タとどの期待値デ−
タを比較するか、さらにその比較結果がどうであったか
を決める機能を果たす。
【0007】テストベクタ28は被試験半導体部品26
の全ての回路素子や回路構成を考慮して、それらの試験
に適切なテスト信号と期待値をテストベンチに供給す
る。上述のようにこれらテスト信号と期待値をテストベ
クタと呼んでいる。このCADシステムによるコンピュ
−タ上での半導体部品の模擬試験では、後で詳述するイ
ベントドリブン形式のテストベクタを使用している。
【0008】コンピュ−タ上で設計された半導体部品を
実際に生産したときは、それら生産された各半導体部品
を、半導体試験装置により試験する。このときCADシ
ステムによる半導体部品の設計段階で作成されたテスト
ベンチやテストベクタを、実際に製造された半導体部品
の試験を半導体試験装置で試験する際に共通に使用でき
れば、試験の効率は極めて良くなり理想的である。すな
わち、半導体試験装置用に別個にテスト信号や期待値の
パタ−ンを作成する工程が短縮または省略できるからで
ある。しかし、現在これらのCADによるテストベンチ
やテストベクタをそのまま入力可能とした半導体試験装
置はない。
【0009】またテストベンチやテストベクタを、変換
プログラムを用いて半導体試験装置に印加する方法が開
発されているが、その機能は十分ではなく、CADデ−
タと半導体試験装置のスム−スな接続はできていない。
例えば、製造した実際の半導体部品を半導体試験装置で
試験するには、CADによる試験デ−タを用いて、半導
体試験装置用に再度他の言語でテスト信号や期待値等の
テストプログラムを作成している。しかし、このような
プログラムの変換は大がかりな変換用ハ−ドウェアやソ
フトウェアとを必要としている。
【0010】また、半導体試験装置はメ−カ−毎に異な
るハ−ドウェアで構成されており、その半導体試験装置
固有のハ−ドウェアに合わせたテストベクタを再度作成
するとすると、共通のテストベクタを異なるメ−カ−の
半導体試験装置に、互換性をもって使用することはでき
ない。さらに、上述のように、テストベクタの作成には
長時間の煩雑な作業を要し、非効率的である。
【0011】以上のように、従来技術の半導体試験装置
においては、半導体部品の設計において得られたCAD
デ−タを、その半導体部品の実際の試験のために十分に
利用することができなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、C
ADシステムによる半導体部品の設計により得られたC
ADデ−タを直接的に用いて、実際に製造された半導体
部品の試験を可能にする半導体試験装置を提供すること
にある。
【0013】この発明の他の目的は、従来のような煩雑
な作業や大がかりな付加的ハ−ドウェアやソフトウェア
を要せずに、CADシステムによる半導体部品の設計に
より得られたハ−ドウェア記述言語で記述されたテスト
ベンチとイベントドリブン形式のテストベクタを使用し
て、実際に製造された半導体部品の試験を可能にする半
導体試験装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、被試験半導体
部品に試験信号を基準周期毎に与えてその結果として得
られる被試験半導体部品の出力信号を期待値と比較し
て、その半導体部品の良否を試験するための半導体試験
装置において、上記被試験半導体部品のCADによる設
計デ−タからその被試験半導体部品の所定の端子とそれ
に印加するテストベクタの波形の変化を抽出し、その端
子デ−タ、波形の変化デ−タおよびその変化の時刻デ−
タを得る手段と、そのテストベクタに波形変化が存在し
たことを示すデ−タを、上記端子デ−タに関連して格納
するためのイベントメモリと、上記波形変化の生じた時
刻を上記基準周期からの遅延時間デ−タとして格納する
ための遅延デ−タメモリと、上記波形変化が生じたとき
の波形の変化を示す波形デ−タを格納するための波形デ
−タメモリと、上記の各メモリに上記基準周期でアドレ
ス信号を供給するための手段と、上記遅延デ−タメモリ
から読みだされた遅延デ−タに基づき、上記イベントメ
モリから上記基準周期で読みだされた出力信号に遅延時
間を付加するための時間遅延回路と、を有する半導体試
験装置である。
【0015】この本発明の半導体試験装置によれば、C
ADシステムによる半導体部品の設計により得られたC
ADデ−タを直接的に用いて、実際に製造された半導体
部品の試験が可能になる。また本発明の半導体試験装置
によれば、従来のような煩雑な作業や付加装置等を要せ
ずに、CAD設計デ−タとして得られたハ−ドウェア記
述言語で記述されたテストベンチとイベントドリブン形
式のテストベクタを使用して、実際に製造された半導体
部品の試験が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に詳細に説明する。
【0017】
【実施例】本発明の半導体試験装置は、半導体部品の設
計用CADにより作成されたハ−ドウェア記述言語で記
述されたテストベンチとイベントドリブン形式のテスト
ベクタを使用して、実際に製造された半導体部品の試験
を可能にする。本発明による半導体試験装置の一実施例
を第3図に示す。
【0018】半導体部品の設計用CADでは一般に、イ
ベントドリブン形式のテストベクタを使用している。第
5図はそのような イベントドリブン形式のテストベク
タを説明するための概念図である。半導体の端子デ−タ
76は設計された半導体部品の各端子A、B、C等を示
す。
【0019】時間デ−タ72と波形デ−タ74は各端子
A、B、Cの時間毎の波形デ−タを示す。時間デ−タ7
2はこの例では、ナノセカンドで表示されており、波形
デ−タ74が以前の波形デ−タから変化した(イベン
ト)ときの時刻を示している。すなわち、この例では1
0ナノセカンドの基本的動作ステップと共に生じる波形
の変化(イベント)以外に、その中間にも波形の変化
(イベント)がある。例えば15ナノセカンド、26ナ
ノセカンド、37ナノセカンドでそれぞれ波形デ−タが
以前のデ−タから変化している。
【0020】上記のような一定の周期によらない波形の
変化(イベント)は、コンピュ−タ上で設計した半導体
回路素子の物理的配置等の条件により生じる信号伝搬遅
延時間を考慮して、テストベクタが作成されるからであ
る。このようにコンピュ−タ上の設計において、信号の
遅延時間を考慮すると、より実際の半導体部品の動作に
近い状態を想定して試験できる。
【0021】したがって、CADシステムでは例えばシ
ミュレ−タにより、このような時間的に不規則な波形の
変化(イベント)を基本にテストベクタを構成してお
り、このような構成をイベントドリブン形式のテストベ
クタと称している。これに対して、一般に半導体試験装
置では、一定周期の動作サイクルを基本にテストベクタ
を構成しており、サイクルドリブン形式のテストベクタ
と呼ばれている。このため、イベントドリブン方式のテ
ストベクタを、サイクルドリブン方式の半導体試験装置
に直接的に使用するための手段が必要となる。本発明は
そのような手段を提供するものである。
【0022】本発明による半導体試験装置の構成を第3
図に示す。この例では、発振器32、カウンタ34、コ
ンピュ−タ36、遅延デ−タメモリ38、波形デ−タメ
モリ40、イベントメモリ42、時間遅延回路44、波
形整形回路46、比較器48、増幅器52、比較結果メ
モリ54,DC測定器56等により構成され、被測定半
導体部品50を試験する。コンピュ−タ36は本半導体
試験装置の全体の動作を制御するものであり、半導体試
験装置内の各構成ブロックにバスライン35を経由して
接続されている。
【0023】上記の構成において、発振器32、カウン
タ34、波形整形回路46、比較器48、増幅器52、
比較結果メモリ54,DC測定器56等は基本的に従来
の半導体試験装置と同一である。波形整形回路46は試
験信号を所定の波形(RZ波形、NRZ波形やEOR波
形等)に整形して増幅器52に送り、増幅器52は試験
信号の振幅や立ち上がり時間等を所定値に設定して被試
験半導体部品50に印加する。比較器48は試験信号の
印加により被試験半導体部品50から得られた結果信号
を、波形整形回路46からの期待値と比較して、その比
較結果デ−タを比較結果メモリ54に蓄積する。DC測
定器56は、被試験半導体部品50の電流電圧特性や絶
縁特性等の直流試験を行う回路である。以上の基本構成
とその動作は従来技術と同様である。
【0024】発振器32は基準クロックを発生しカウン
タ34に供給する。カウンタ34は基準クロック毎にイ
ンクリメントし、その出力をイベントメモリ42、遅延
デ−タメモリ38、波形デ−タメモリ40、比較結果メ
モリ54の各メモリに、アドレス信号として提供する。
この基準クロックの周期は一定であり、例えば10ナノ
セカンドである。
【0025】イベントメモリ42、遅延デ−タメモリ3
8、波形デ−タメモリ40には、被半導体部品50の試
験開始前に、コンピュ−タ36からバスライン35を経
由して、必要なデ−タが印加される。すなわち第4図に
示すソフトウェアにより、CADデ−タ中のイベントド
リブン形式によるテストベクタを解読し、テストベクタ
中に基準周期に同期してあるいはその基準周期の中間に
イベント(波形の変化)があったとき、そのイベント毎
にそのイベントの存在をイベントメモリ42に記憶させ
る。同様にしてそのイベントの基本周期に対する遅延時
間を遅延データメモリ38に記憶させ、またそのときの
テストベクタの波形変化を波形メモリ40に記憶させ
る。
【0026】このようにして、全てのテストベクタを転
送した後、カウンタ34を基準クロック周期でインクリ
メントして、各メモリに蓄積したデ−タを用いて、最初
からテストベクタを発生させる。イベントメモリ42か
らのイベントの発生を示す出力デ−タは、時間遅延回路
44に与えられ、ここで遅延デ−タメモリ38からのデ
−タ出力により示された時間だけ遅延されて、波形整形
回路46に送られる。波形整形回路46では、波形デ−
タメモリ40より与えられたテストベクタの変化を示す
デ−タにより、試験信号が整形される。波形整形回路4
6の出力は増幅器52を経て被半導体部品50に印加さ
れる。以上のようにして、設計デ−タどおりに実際の半
導体部品が動作しているかが試験される。
【0027】第5図のイベントドリブン形式のテストベ
クタを半導体試験装置に転送して、被半導体部品の試験
を行う例を以下に示す。
【0028】10ナノセカンド毎に端子デ−タの変化を
イベントとして抽出し、イベントメモリへのデ−タとし
て半導体試験装置のハ−ドウェアに転送する。第5図の
例では、10ナノセカンドの基本的動作ステップと共に
生じるイベント以外に、その中間にもイベントがあり、
それらがイベントメモリ42に転送される。
【0029】10ナノセカンドの中間で生じたイベン
ト、例えば15ナノセカンド、26ナノセカンド、37
ナノセカンド等のイベントは、それぞれ直前の基準ステ
ップの時刻からの遅延時間として遅延デ−タメモリ38
に転送される。例えば15ナノセカンドのイベントは1
0ナノセカンドの基準周期からの5ナノセカンドの遅延
として遅延デ−タメモリ38に転送される。
【0030】これらのテストベクタのイベントを、波形
デ−タメモリ40に転送する。好ましい実施例では、こ
のイベントは、0から1へ変化するときは001、1か
ら0に変化するときは010等のように多ビットのデ−
タとして波形デ−タメモリ40に記憶すると、波形の変
化が文字等により表現できるので、被半導体部品の不良
解析等に好都合である。
【0031】全てのテストベクタのデ−タを転送した
後、時間デ−タのゼロから最後まで、10ナノセカンド
の周期で、カウンタ34を動作させ、各メモリのアドレ
スをカウントアップさせる。これにより、基準クロック
の周期が10ナノセカンドであっても、その周期内に存
在するイベントも含めて、それぞれのイベントが試験信
号として被半導体部品50に印加される。このように、
本発明の半導体試験装置では、CAD設計デ−タにおけ
るイベントドリブン形式のテストベクタを、直接的に利
用して試験信号を発生させ、CAD設計デ−タに基づい
て実際に製造された半導体部品の試験を行うことができ
る。
【0032】第4図はCADデ−タを基にして、第3図
の半導体試験装置を制御するためのデ−タを供給するた
めのソフトウェアの概念図である。第1図に示す半導体
部品の設計デ−タが、本発明のソフトウェア60に与え
られる。上述のように、これらの設計デ−タは、半導体
の設計デ−タ12、テストベンチのデ−タ14およびテ
ストベクタ16である。また操作者による試験条件を示
すデ−タ61をソフトウェア60に与えることもでき
る。これは半導体の設計デ−タ12やテストベンチのデ
−タ14から得られた試験条件では、実際の半導体部品
の試験で不足する試験条件がある場合に、それらの条件
を補足追加するためである。例えば、この操作者による
試験条件を示すデ−タ61の例として、HDLで不足す
る直流特性試験の電圧・電流条件等を手動で入力するこ
との出来る試験条件の変更を可能とするソフトウェアが
ある。
【0033】半導体の設計デ−タ12およびテストベン
チのデ−タ14を、試験条件抽出ステップ62により試
験条件を抽出し、試験用デ−タ64を作成する。試験用
デ−タ64は、被試験半導体部品50内の各種の回路素
子と、それらに信号を供給するための端子デ−タを含ん
でいる。この試験用デ−タにより被試験半導体部品50
のどの端子にどのような試験信号を印加するか、またそ
の結果としての出力信号をどの端子から取り出しどの期
待値で比較するかが決定される。試験デ−タ64は、テ
ストベクタ16とともに、デ−タ転送ステップ66にお
いて、半導体試験装置内の各ハ−ドウェア68である、
遅延デ−タメモリ38、波形デ−タメモリ40、イベン
トメモリ42等に転送される。テストベクタ16は、テ
ストベンチデ−タ14で使用される試験信号および期待
値のデ−タを含んでいる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。以
上のように、本発明の半導体試験装置では、CADシス
テムによる半導体部品の設計により得られたCADデ−
タを直接的に用いて、実際に製造された半導体部品の試
験が可能になる。また本発明の半導体試験装置では、従
来のような煩雑な作業を経ずに、大がかりな付加的回路
等を要せずに、CADシステムによる半導体部品の設計
により得られたハ−ドウェア記述言語で記述されたテス
トベンチとイベントドリブン形式のテストベクタを使用
して、実際に製造された半導体部品の試験が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図はCADシステムによる半導体部品の設
計の一般的な手順とそれにより得られるCADデ−タを
示す。
【図2】第2図はCADシステムにおいて、コンピュ−
タ上で設計された仮想の半導体部品を模擬試験するため
の概念図である。
【図3】第3図は本発明による半導体試験装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】第4図はCADデ−タを基にして、第3図の半
導体試験装置を制御するためのデ−タを供給するための
ソフトウェアの概念図である。
【図5】第5図はCADシステムにおいて一般的に用い
られる、イベントドリブン形式のテストベクタを説明す
るための概念図である。
【符号の説明】
12 半導体の設計データ 14 テストベンチのデータ 16 テストベクタ 32 発振器 34 カウンタ 36 CPU(コンピュータ) 38 遅延データメモリ 40 波形データメモリ 42 イベントメモリ 44 時間遅延回路 46 波形整形回路 48 比較器 50 被測定素子 52 増幅器 54 比較結果のメモリ 56 電圧印加電流測定器及び電流印加電圧
測定器(DC測定器) 60 ソフトウェア 61 操作者による入力(データ) 62 試験条件抽出ステップ 64 試験用データ 66 データ転送ステップ 68 半導体試験装置内の各ハードウェア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験半導体部品に試験信号を基準周期
    毎に与えてその結果として得られる被試験半導体部品の
    出力信号を期待値と比較して、その半導体部品の良否を
    試験するための半導体試験装置において、 上記被試験半導体部品のCADによる設計デ−タからそ
    の被試験半導体部品の所定の端子とそれに印加するテス
    トベクタの波形の変化を抽出し、その端子デ−タ、波形
    の変化デ−タおよびその変化の時刻デ−タを得る抽出手
    段と、 そのテストベクタに波形変化が存在したことを示すイベ
    ントデ−タを、上記端子デ−タに関連して格納するため
    のイベントメモリと、 上記波形変化の生じた時刻を上記基準周期からの遅延時
    間デ−タとして格納するための遅延デ−タメモリと、 上記波形変化の生じたときの波形の変化を示す波形デ−
    タを格納するための波形デ−タメモリと、 上記遅延デ−タメモリから読みだされた遅延デ−タに基
    づき、上記イベントメモリから上記基準周期で読みださ
    れた出力信号に遅延時間を付加するための時間遅延回路
    と、 を有する半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、上記抽出手段は
    ソフトウェアにより構成され、上記CADによる設計デ
    −タからその被試験半導体部品の回路設計デ−タ、テス
    トベンチデ−タおよびテストベクタを用いて、上記被試
    験半導体部品の各端子に対応する上記イベントデ−タ、
    遅延時間デ−タおよび波形デ−タを決定して、上記各メ
    モリに供給する半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、上記時間遅延回
    路から与えられた信号を上記波形データメモリから与え
    られた波形デ−タに基づいて波形整形するための波形整
    形回路をさらに有する半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、上記CADによ
    る設計デ−タに含まれるテストベクタはイベントドリブ
    ン形式で構成されている半導体試験装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載において、上記ソフトウェ
    アは操作者による試験条件の追加を可能とする入力手段
    を有する半導体試験装置。
JP00149697A 1996-01-11 1997-01-08 半導体試験装置 Expired - Fee Related JP3540539B2 (ja)

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US08/584112 1996-01-11
US08/584,112 US5740086A (en) 1996-01-11 1996-01-11 Semiconductor test system linked to cad data

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