JPH09318389A - 磁気検出装置 - Google Patents

磁気検出装置

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JPH09318389A
JPH09318389A JP13544096A JP13544096A JPH09318389A JP H09318389 A JPH09318389 A JP H09318389A JP 13544096 A JP13544096 A JP 13544096A JP 13544096 A JP13544096 A JP 13544096A JP H09318389 A JPH09318389 A JP H09318389A
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JP
Japan
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magnetic field
bias
field generating
gear
generating section
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JP13544096A
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English (en)
Inventor
Satoshi Endo
智 遠藤
Shinichi Tamura
真一 田村
Naoko Akiyama
尚子 秋山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出対象の運動を正確に検出でき、絶縁基
板に複数の電子部品を搭載する。 【解決手段】 第1のバイアス磁石21aは、ギア14
に向けてバイアス磁界を発生し、第2のバイアス磁石2
1bは、ギア14に向けてバイアス磁界を発生し第1の
バイアス磁石21aに対向してギア14の運動方向に配
置されバイアス磁界の極性が第1のバイアス磁石21a
で発生したバイアス磁界の極性と互いに同方向となるよ
うに配置され、磁気抵抗効果素子25は、第1のバイア
ス磁石21aと第2のバイアス磁石21bとの間のバイ
アス磁界中にあってギア14の運動方向とバイアス磁石
21a及び第2のバイアス磁石21bのバイアス磁界方
向とのなす面に設置されギア14の運動に応じたバイア
ス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果素子
の抵抗変化を利用して被検出対象の移動,回転等を検出
する高感度な磁気検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気センサは、バイアス磁石を有し、磁
気抵抗効果素子の抵抗変化を利用して磁性体からなる被
検出対象の移動,回転等を検出するものであり、小型で
あることから、広く利用されている。
【0003】この種の従来の磁気センサの公知技術とし
て、例えば、特開平3−195970に記載されたもの
がある。
【0004】特開平3−195970に記載された磁気
センサの第1の方式を図8(a)(b)に示す。図8
(a)(b)に示す磁気センサには、磁性材料からなる
被検出対象としてのギア14に向けてバイアス磁界を発
生するバイアス磁石13が設けられる。
【0005】このバイアス磁界の方向に垂直な面に磁気
抵抗効果素子11a〜11dを形成した絶縁基板12が
配置される。
【0006】バイアス磁石13から発生したバイアス磁
界の磁力線は、ギア14の山と谷で周期的に変調され、
ギア14の歯の相対位置に応じて正弦波状に変化する。
【0007】バイアス磁界の振れ角度θは、ギア14の
移動に伴って変化する。この磁界角度の変化による磁気
抵抗効果素子11a〜11dの面内に生ずる振れ角方向
の磁界強度の変化を前記磁気抵抗効果素子11a〜11
dの抵抗変化として検出し、ギア14の運動を検出して
いる。
【0008】また、図9に磁界の振れに対する各磁気抵
抗効果素子11a〜11dの抵抗変化と、磁気検出装置
の出力を示す。図9(a)のように、エアギャップが大
であるときは、ギア14の運動に伴いクロス点Aを中心
に磁界角度θが変化する。
【0009】エアギャップが大であるときは、変化する
磁界角度は小さいため、もう一つのクロス点Bまで到達
することはない。
【0010】このため、検出回路は正常な0,1出力を
発生し、ギア14の運動の周波数と同じ周波数の出力が
得られ、精度良くギア14の運動が検出できる。
【0011】しかし、エアギャップが小となると、磁界
角度θが大きくなるため、通常使用するクロス点C以外
にもう一つのクロス点Dも使用してしまう。このため、
正常の0,1出力以外にもう一つの0,1の誤出力を発
生してしまう。
【0012】その結果、ギア14の運動の周波数の2倍
の周波数の出力が発生してしまい、精度良くギア14の
運動を検出できなくなってしまう。これは、図8に示す
角度θと絶縁基板12自身との傾きにより、磁界ベクト
ルがマイナスまで進んでしまうからである。
【0013】次に、この問題を解決したものとして、特
開平3−195970に記載された磁気センサの第2の
方式を図10に示す。図10に示すように、絶縁基板1
2aに設けられたくし歯状の磁気抵抗効果素子15は、
バイアス磁界方向Bと、ギアの運動方向Xとの2方向を
有する面に配置される。
【0014】磁気抵抗効果素子15は、バイアス磁石1
3とギア14との間に斜め45゜のパターンで配置さ
れ、磁界の振れ角θに依存する検出出力を発生し、抵抗
値変化がバイアス磁界の状態変化によって単調増加及び
単調減少のうちいずれか一方のみの変化となり、極大
値、極小値を越えて変化することはない。
【0015】このため、ギア14の運動の周波数と同じ
周波数の出力が得られ、2倍の周波数の信号は出力され
ない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来の磁気センサの構成にあっては、1周期の信
号は出力されるものの、磁気抵抗効果素子15の背後に
バイアス磁石13が設けられている。このため、絶縁基
板12aに複数の電子部品を搭載することができなかっ
た。
【0017】本発明の目的は、被検出対象の運動を正確
に検出でき、かつ、絶縁基板に複数の電子部品を搭載で
きる磁気検出装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、磁性材料を有する被検出対象に向けてバイアス磁界
を発生する第1の磁界発生部と、前記磁性材料を有する
被検出対象に向けてバイアス磁界を発生し、前記第1の
磁界発生部に対向して被検出対象の運動方向に配置さ
れ、バイアス磁界の極性が前記第1の磁界発生部で発生
したバイアス磁界の極性と互いに同方向となるように配
置される第2の磁界発生部と、前記第1の磁界発生部と
前記第2の磁界発生部との間のバイアス磁界中にあって
前記被検出対象の運動方向と前記第1の磁界発生部及び
前記第2の磁界発生部のバイアス磁界方向とのなす面に
設置され、前記被検出対象の運動に応じた前記バイアス
磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる磁気抵抗効果素
子とを備えることを要旨とする。
【0019】この発明によれば、バイアス磁界の極性が
第1の磁界発生部のバイアス磁界の極性と互いに同方向
となるように第2の磁界発生部を第1の磁界発生部に対
向して被検出対象の運動方向に配置させ、第1の磁界発
生部と第2の磁界発生部との間のバイアス磁界中に磁気
抵抗効果素子を配置し、かつ、磁気抵抗効果素子を被検
出対象の運動方向と第1及び第2の磁界発生部のバイア
ス磁界方向とのなす面に設置したので、第1の磁界発生
部と第2の磁界発生部との間の空間では、反発磁界が発
生する。
【0020】この反発磁界中の磁気抵抗効果素子におい
て、その反発磁界の方向と磁気抵抗効果素子に流れる電
流の方向となす角度の変化により、抵抗値が単調に増加
または単調に減少するので、被検出対象の運動の周波数
と同じ周波数の出力が得られ、2倍の周波数の信号は出
力されない。
【0021】また、2つの磁界発生部の間に磁気抵抗効
果素子を有する絶縁基板を挿入できることから、前記絶
縁基板に複数の電子部品を搭載することができる。
【0022】また、請求項2の発明において、前記磁気
抵抗効果素子は、前記第1の磁界発生部または前記第2
の磁界発生部の前記被検出対象側近傍に配置されること
を要旨とする。
【0023】磁気抵抗効果素子を、前記第1の磁界発生
部または前記第2の磁界発生部の前記被検出対象側近傍
に配置することで、被検出対象が反発磁界中に存在する
ことになる。
【0024】さらに、請求項3の発明において、前記第
2の磁界発生部は、第1の磁界発生部に対向して配置さ
れた第1の位置から着磁方向に沿って所定量だけずらし
た第2の位置に配置されることを要旨とする。
【0025】第2の磁界発生部を、第1の磁界発生部に
対向して配置された第1の位置から着磁方向に沿って所
定量だけずらした第2の位置に配置すれば、これら2つ
の磁界発生部により形成された反発磁界と磁気抵抗効果
素子のパターンとのなす角度を適切な角度に設定できる
ので、検出出力をあげることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気検出装置の実
施の形態を図面を参照して説明する。図1に本発明の磁
気検出装置の実施の形態の断面図を示す。図2に本発明
の磁気検出装置の実施の形態の斜視図を示す。
【0027】図1に示す磁気検出装置は、磁気センサで
あり、回転運動を行なう被検出対象としてのギア14を
設ける。
【0028】ギア14の運動方向iに沿って順番に、第
1の磁界発生部としての第1のバイアス磁石21a、磁
気抵抗効果素子25を有する絶縁基板23、第2の磁界
発生部としての第2のバイアス磁石21bが設けられ
る。
【0029】第1のバイアス磁石21aは、立方体また
は直方体からなり、磁性材料を有するギア14に向けて
バイアス磁界を発生するもので、ギア14側にN極が配
置されている。
【0030】第2のバイアス磁石21bは、立方体また
は直方体からなり、第1のバイアス磁石21aと対向し
てギア14の運動方向iに配置され、前記磁性材料を有
するギア14に向けてバイアス磁界を発生するもので、
ギア14側にN極が配置されている。
【0031】なお、第2のバイアス磁石21bのN極と
第1のバイアス磁石21aのN極とが対峙しているが、
第2のバイアス磁石21bのN極は、第1のバイアス磁
石21aのN極に対して、着磁方向に沿ってシフト量e
だけ右にシフトされている。このシフト量eは任意に変
更できるものであり、例えば、零にしても良い。
【0032】このシフト量eを可変するのは、第2のバ
イアス磁石21bのN極と第1のバイアス磁石21aの
N極とによる反発磁界と磁気抵抗効果素子25のパター
ンとの角度θを調整するためである。
【0033】また、第1のバイアス磁石21aのギア側
にS極が配置された場合には、第2のバイアス磁石21
bのギア側にS極を配置させるようにすればよい。
【0034】磁気抵抗効果素子25は、第1のバイアス
磁石21aと第2のバイアス磁石21bとの間のバイア
ス磁界中に設けられ、ギア14の運動方向と、第1のバ
イアス磁石21a及び第2のバイアス磁石21bの磁界
方向とのなす面に設置されており、ギア14の運動に応
じた前記バイアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ず
る。
【0035】磁気抵抗効果素子25は、第1のバイアス
磁石21aのギア14側の近傍に配置されるか、または
内側に配置される。
【0036】なお、絶縁基板23には、前記磁気抵抗効
果素子25以外に、図示しない集積回路(IC)や、抵
抗、コンデンサなどが搭載される。
【0037】このように構成された磁気検出装置によれ
ば、第1のバイアス磁石21aと第2のバイアス磁石2
1bとの間の空間では、第1のバイアス磁石21aのN
極と第2のバイアス磁石21bのN極とが反発しあうの
で、図3に示すように、反発磁界領域hにおいて、磁力
線は、ぶつかりあうようになる。
【0038】そして、その反発磁界領域hに磁気抵抗効
果素子25が配置されているので、図5に示すように、
磁気抵抗効果素子25のパターンに流れる電流Iの方向
と反発磁界Hの方向との間に角度θが設定される。
【0039】ここで、磁気抵抗効果素子25に磁性薄膜
であるNi−Feや、Ni−Co合金を数百オングスト
ロームで成膜した後に、磁界方向と磁気抵抗効果素子2
5のパターンに流れる電流の方向となす角度θで磁界を
印加し、磁界強度を変化させると、図4に示すように抵
抗が変化する。
【0040】例えば、角度を90゜に設定して磁界を印
加し、磁界を−200Oe (エルステッド)から+20
0Oe まで変化させると、図4に示すように、抵抗値が
大きく変化する。
【0041】また、磁界を200Oe に固定し、磁界と
磁気抵抗効果素子25のパターンとのなす角度θを変化
させると、抵抗値はgライン上で単調に増加または単調
に減少して変化するので、ギア14の運動の周波数と同
じ周波数の出力が得られ、2倍の周波数の信号は出力さ
れない。
【0042】すなわち、第1のバイアス磁石21aと第
2のバイアス磁石21bとによる反発磁界領域hを使用
することにより、図4に示す角度変化のラインgを使用
することができ、ギア14の一つの山に対して1周期の
信号が出力される。
【0043】また、第2のバイアス磁石21bを、第1
のバイアス磁石21aに対向して配置された第1の位置
から着磁方向に沿って所定のシフト量eだけずらした第
2の位置に配置すれば、これら2つのバイアス磁石21
a,21bにより形成された反発磁界と磁気抵抗効果素
子25のパターンとのなす角度を45゜に設定できるの
で、検出出力をあげることができる。
【0044】この場合、検出力は、ギア14の形状、ギ
ア14との距離、センサのパターン形状、磁石形状、磁
石の配置等に依存する。
【0045】また、2つのバアイアス磁石21a,21
bの間に磁気抵抗効果素子25を有する絶縁基板23を
挿入できることから、前記絶縁基板23に複数の電子部
品を搭載することができる。
【0046】なお、磁気抵抗効果素子25としては、例
えば、図6に示すように90゜ずつ回転した4つのくし
歯状のパターン25a〜25dを用いると良い。
【0047】この場合、図7に示すように、端子P1に
電圧Vccを印加し、端子P3をグランド(GND)にし
て、各々のパターン25a〜25dに電流を流す。そし
て、各々のパターン25a〜25dと反発磁界との角度
θにより、各々のパターン25a〜25dに対応する各
々の抵抗値R1〜R4が変化する。
【0048】そして、図6に示す各々のパターン25a
〜25dは、図7に示す等価回路に表されるから、各々
の抵抗値の変化により、端子間P2−P4において、電
圧差Va−Vbが検出出力として取り出される。
【0049】このように、第1のバイアス磁石21aと
第2のバイアス磁石21bとの間の反発磁界領域中に磁
界抵抗効果素子25を挿入し、磁気抵抗効果素子のパタ
ーン25a〜25dに流れる電流の方向と磁界の方向と
の間に角度θを設けたので、ギア14の一つの山に対し
て1周期の信号が出力される。その結果、正確にギア1
4の運動を検出することができる。
【0050】また、ギア14に最も近い第1のバイアス
磁石21aより磁気抵抗効果素子25が同列または、内
側に入るので、ギア14と第1のバイアス磁石21aと
が衝突しても、磁気抵抗効果素子25にダメージを与え
ることはない。
【0051】さらに、バイアス磁石21a,21bを2
個にして、その間へ絶縁基板23を挿入できることか
ら、この絶縁基板23へのICや抵抗等を搭載すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、バイアス磁界の極性が
第1の磁界発生部のバイアス磁界の極性と互いに同方向
となるように第2の磁界発生部を第1の磁界発生部に対
向して被検出対象の運動方向に配置させ、第1の磁界発
生部と第2の磁界発生部との間のバイアス磁界中に磁気
抵抗効果素子を配置し、かつ、磁気抵抗効果素子を被検
出対象の運動方向と第1及び第2の磁界発生部のバイア
ス磁界方向とのなす面に設置したので、第1の磁界発生
部と第2の磁界発生部との間の空間では、反発磁界が発
生する。
【0053】この反発磁界中の磁気抵抗効果素子におい
て、その反発磁界の方向と磁気抵抗効果素子に流れる電
流の方向となす角度の変化により、抵抗値が単調に増加
または単調に減少するので、被検出対象の運動の周波数
と同じ周波数の出力が得られ、2倍の周波数の信号は出
力されない。
【0054】また、2つの磁界発生部の間に磁気抵抗効
果素子を有する絶縁基板を挿入できることから、前記絶
縁基板に複数の電子部品を搭載することができる。
【0055】また、磁気抵抗効果素子を、前記第1の磁
界発生部または前記第2の磁界発生部の前記被検出対象
側近傍に配置することで、被検出対象が反発磁界中に存
在することになる。
【0056】さらに、第2の磁界発生部を、第1の磁界
発生部に対向して配置された第1の位置から着磁方向に
沿って所定量だけずらした第2の位置に配置すれば、こ
れら2つの磁界発生部により形成された反発磁界と磁気
抵抗効果素子のパターンとのなす角度を適切な角度に設
定できるので、検出出力をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気検出装置の実施の形態を示す断面
図である。
【図2】本発明の磁気検出装置の実施の形態を示す斜視
図である。
【図3】磁気抵抗効果素子付近の磁界を示す図である。
【図4】磁界及び磁界角度に対する抵抗値の変化を示す
図である。
【図5】パターンに流れる電流と磁界とのなす角度を示
す図である。
【図6】磁気抵抗効果素子のパターン形状の一例を示す
図である。
【図7】図6に示す磁気抵抗効果素子の等価回路を示す
図である。
【図8】従来の磁気検出装置の一例を示す図である。
【図9】図8に示す磁気検出装置の検出回路出力を示す
図である。
【図10】従来の磁気検出装置の他の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11a〜11d 磁気抵抗効果素子 12 絶縁基板 13 バイアス磁石 14 ギア 21a 第1のバイアス磁石 21b 第2のバイアス磁石 23 絶縁基板 25 磁気抵抗効果素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料を有する被検出対象に向けてバ
    イアス磁界を発生する第1の磁界発生部と、 前記磁性材料を有する被検出対象に向けてバイアス磁界
    を発生し、前記第1の磁界発生部に対向して被検出対象
    の運動方向に配置され、バイアス磁界の極性が前記第1
    の磁界発生部で発生したバイアス磁界の極性と互いに同
    方向となるように配置される第2の磁界発生部と、 前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の
    バイアス磁界中にあって前記被検出対象の運動方向と前
    記第1の磁界発生部及び前記第2の磁界発生部のバイア
    ス磁界方向とのなす面に設置され、前記被検出対象の運
    動に応じた前記バイアス磁界の状態変化により抵抗変化
    を生ずる磁気抵抗効果素子とを備えることを特徴とする
    磁気検出装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気抵抗効果素子は、前記第1の磁
    界発生部または前記第2の磁界発生部の前記被検出対象
    側近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の
    磁気検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の磁界発生部は、前記第1の磁
    界発生部に対向して配置された第1の位置から着磁方向
    に沿って所定量だけずらした第2の位置に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気検出装置。
JP13544096A 1996-05-29 1996-05-29 磁気検出装置 Pending JPH09318389A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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