JPH0931835A - 布地の接合方法および保温具 - Google Patents

布地の接合方法および保温具

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JPH0931835A
JPH0931835A JP7172559A JP17255995A JPH0931835A JP H0931835 A JPH0931835 A JP H0931835A JP 7172559 A JP7172559 A JP 7172559A JP 17255995 A JP17255995 A JP 17255995A JP H0931835 A JPH0931835 A JP H0931835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫い目が表れず強固な接合が得られ充填物が
充填室間を移動しない布地の接合方法および保温具を提
供する。 【解決手段】 一面に接着層を設けた帯状の取付帯12の
接着層を設けていない側の略中央に、区画帯13を長手方
向に二重針にて壁状に一対縫合して仕切帯9を形成す
る。仕切帯9を表布2および裏布3に接着層にて所定間
隔で複数条取り付ける。区画帯13を所定位置で長手方向
に沿って切り欠いて対称的に一対のガイド片15,15を切
り起こし形成する。切り起こしたガイド片15,15間に、
別の仕切帯9を格子状に複数条取り付け、この仕切帯9
の区画帯13にガイド片15の長手方向の縁を筒状に縫合す
る。表布2および裏地3を重ね合わせ、表布2および裏
布3の周縁を縫合しつつ、対向する区画帯13の先端縁を
縫合して隔壁布6を形成し、複数の収納室7を区画形成
する。充填装置にて収納室7内に羽毛などを充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状の隔壁帯にて
充填物が充填される収納室を区画して表布および裏布を
接合する布地の接合方法、および、表布および裏布を接
合する帯状の隔壁帯にて充填物を充填する収納室が区画
された保温具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布団などの寝具やジャケットなど
の衣料において、羽毛などを充填する格子状の収納室を
複数設けたものが知られているが、これら寝具や衣料
は、表布と裏布とを糸にて格子状に縫着して羽毛などを
充填する収納室を複数区画形成している。
【0003】しかしながら、この糸にて縫着する方法で
は、糸の縫着により布に縫い目である微細な孔が生じ、
この孔から羽毛などが飛び出してしまう問題がある。
【0004】そこで、布地を直接糸にて縫着せずに収納
物である羽毛などが飛び出さない布地の接合方法とし
て、例えば特開平5−42029号公報に記載の方法が
知られている。
【0005】この特開平5−42029号公報に記載の
方法は、一面に接着剤にて接着層を設けた帯状の取付帯
に、接着層を有していない面の略中央に位置して帯状の
区画帯の長手方向の一側を縫着して断面T字状の隔壁帯
を形成し、この隔壁帯の接着層を表布および裏布に格子
状に貼り付け、表布および裏布に取り付けた隔壁帯の対
応する区画帯の先端部を縫合して、羽毛などを充填する
収納室を複数区画形成し表布および裏布を縫着する。そ
して、各収納室に並び方向に略一直線状となる区画帯に
設けた充填穴に、パイプ状のノズルを差し込んで羽毛や
綿などの収納物を圧縮空気とともに順次収納室に吹き込
んで充填している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−42029号公報に記載の方法にて形成した布
団などは、収納室を1枚の区画帯にて区画するため、隔
壁帯の交差する位置ではいずれかの隔壁帯の区画帯を切
断しなければ収納室を区画することができないため、こ
の切断した部分で収納室が連通することになり、布団の
使用により羽毛などの収納物が次第に移動して不均一と
なる場合がある。また、収納物を充填するための充填穴
も充填物が移動する原因となる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、縫い目が表れず強固な接合が得られ充填物が充填室
間を移動しない布地の接合方法および保温具を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の布地の接
合方法は、表布と裏布との間に帯状の隔壁布を格子状に
取り付けて充填物が充填される収納室を内部に複数区画
形成する布地の接合方法において、一面に接着剤が塗布
された接着層を設けこの接着層にて前記表布または前記
裏布に接着される取付帯と、この取付帯に長手方向に沿
って縫合され前記取付帯に壁状に突出する一対の区画帯
とを備えた仕切帯を、前記表布および前記裏布にそれぞ
れ前記取付帯の前記接着層にて長手方向を同方向に所定
間隔で複数条取り付けて第1の隔壁帯を形成し、これら
第1の隔壁帯の所定の位置で基端が略一致し対称的にこ
れら第1の隔壁帯の長手方向に沿ってこれら第1の隔壁
帯の前記区画帯を切り欠いて一対のガイド片を切り起こ
し形成し、これら切り起こしたガイド片間の前記所定の
位置にこの第1の隔壁帯にそれぞれ交差させて格子状に
別の前記仕切帯を前記表布および前記裏布に所定間隔で
複数条取り付けて第2の隔壁帯を形成し、これら第2の
隔壁帯の区画帯に前記切り起こしたガイド片をそれぞれ
接合し、前記表布に取り付けた前記各隔壁帯の区画帯を
対応する前記裏布に取り付けた前記各隔壁帯の区画帯に
接合して前記収納室を区画形成するものである。
【0009】そして、帯状の取付帯の接着層にて仕切帯
を表布および裏布にそれぞれ同方向に所定間隔で複数条
取り付けて第1の隔壁帯を形成した後、これら第1の隔
壁帯の所定の位置で対称的に、取付帯に長手方向に沿っ
て縫合した一対の区画帯の一方を、長手方向に沿って一
対のガイド片をそれぞれ切り起こし形成し、これら切り
起こしたガイド片間にこの第1の隔壁帯にそれぞれ交差
させて第2の隔壁帯を表布および裏布に所定間隔で複数
条取り付け、この第2の隔壁帯の区画帯に切り起こした
ガイド片をそれぞれ接合し、表布および裏布に取り付け
た第1および第2の隔壁帯の対応する区画帯の先端を接
合して収納室を区画形成するため、収納室は隣接する収
納室と確実に隔離され、充填物が収納室間を移動するこ
とを防止する。また、収納室への充填物を充填する場合
には、例えば第1の隔壁帯のガイド片と第2の隔壁帯の
区画帯との間にノズルを挿入することで隔壁帯に孔を設
けることなく充填可能で、隔壁布の強度の低下を防止す
る。
【0010】請求項2記載の保温具は、表布と裏布との
間に帯状の隔壁布を格子状に取り付けて複数区画形成さ
れた収納室内に充填物が充填された保温具において、前
記隔壁布は、一面に接着剤が塗布された接着層を設けこ
の接着層にて前記表布または前記裏布に接着される取付
帯、および、この取付帯に長手方向に沿って縫合され前
記取付帯に壁状に突出する一対の区画帯を備え、前記表
布および裏布にそれぞれ格子状に取り付けられ対向する
前記区画帯の先端縁が接合された仕切帯と、これら格子
状に取り付けられた仕切帯のいずれか一方の仕切帯に設
けられ、格子状に交差する位置で基端が略一致して対称
的に前記区画帯が長手方向に切り起こされ交差する他方
の仕切帯の区画帯に長手方向の縁が接合されたガイド片
とを備えたものである。
【0011】そして、帯状の取付帯の接着層にて表布お
よび裏布にそれぞれ格子状に複数条取り付けられた一方
の仕切帯の区画帯に、所定の位置で基端が一致する対称
的なガイド片を長手方向に沿って切り起こし、これらガ
イド片を他方の仕切帯の区画帯に長手方向の縁を接合
し、格子状に取り付けられた仕切帯の対向する区画帯の
先端縁を接合して充填物が充填される収納室を区画形成
するため、収納室は隣接する収納室と確実に隔離され、
充填物が収納室間を移動することが防止され、収納室へ
の充填物を充填する場合には、例えば一方の仕切帯のガ
イド片と他方の交差する仕切帯の区画帯との間にノズル
を挿入することで区画帯に孔を設けることなく充填可能
で、区画帯の強度の低下を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の保温具の実施の一
形態を図面を参照して説明する。
【0013】図1ないし図6において、1は保温具とし
ての布団で、この布団1は、略長方形状の織布である表
布2およびこの表布2と同形状の織布である裏布3が、
それぞれ周縁を帯状の化粧リボン4にて接合、例えば縫
合されて中空の袋状に形成されている。また、布団1
は、表布2と裏布3との間に隔壁布6が格子状に設けら
れ、複数の収納室7,7が区画形成されている。そし
て、これら収納室7,7内には、羽毛や綿などの充填物
8が充填されている。なお、化粧リボン4の接合は、縫
合に限らず接着などいずれの接合方法を用いることがで
きる。
【0014】一方、隔壁布6は、帯状の仕切帯9が表布
2および裏布3に対向して格子状に取り付けられ、これ
ら対向する仕切帯9,9が接合、例えば縫合されて形成
されている。なお、仕切帯9,9の接合は、縫合に限ら
ず接着などいずれの接合方法を用いることができる。そ
して、仕切帯9は、図3に示すように、一面に例えば熱
可塑性の接着剤が塗布されて接着層11を設けた細長帯状
の取付帯12を有し、この取付帯12の接着層11が設けられ
ていない側の略中央に、細長帯状の区画帯13が略中央が
長手方向に沿って二重針、すなわち例えば2〜3mmの間
隔で略平行に二重に縫合10されて壁状に一対形成されて
いる。なお、区画帯13は、図7および図8に示すよう
に、長手方向の一側を取付帯12の略中央に対称的に長手
方向に二重針にて縫合10して一対形成してもできる。
【0015】そして、この仕切帯9は、取付帯12が接着
層11にて表布2および裏布3にアイロンや加熱プレスな
どにより加熱圧着されて格子状に取り付けられている。
また、これら仕切帯9,9の一方方向に向けて取り付け
られた仕切帯9には、図4ないし図6に示すように、区
画帯13が他方の仕切帯9の交差する位置に基端が位置す
るように長手方向に沿って切り欠かれて、一対のガイド
片15,15が対称的に切り起こし形成されている。さら
に、これらガイド片15,15は、交差する他方の仕切帯9
の区画帯13に長手方向の縁が接合、例えば二重針にて縫
合されて筒状となるようになっている。なお、このガイ
ド片15の接合は、縫合に限らず接着などいずれの接合方
法を用いることができる。そして、表布2および裏布3
に取り付けられた仕切帯9の対向する区画帯13の先端縁
が接合、例えば二重針にて縫合されて隔壁布6が形成さ
れ、図1および図2に示すように、収納室7が区画形成
されている。
【0016】次に、上記実施の一形態の保温具を形成す
る布地の接合方法について説明する。
【0017】まず、あらかじめ取付帯12に区画帯13を二
重針にて縫合10して形成した仕切帯9を、図4に示すよ
うに、表布2および裏布3に、取付帯12の接着層11にて
長手方向を同方向に所定間隔でそれぞれ複数条取り付け
て第1の隔壁帯9aを形成する。
【0018】次に、これら第1の隔壁帯9aの区画帯13
を、所定の位置で基端が略一致するように対称的にこれ
ら第1の隔壁帯9aの長手方向に沿って切り欠いて一対の
ガイド片15,15を切り起こし形成する。
【0019】そして、これら切り起こしたガイド片15,
15間の基端が位置する所定の位置に、図5に示すよう
に、第1の隔壁帯9aにそれぞれ交差させて格子状に別の
仕切帯9を複数条取り付けて第2の隔壁帯9bを形成す
る。
【0020】さらに、第2の隔壁帯9bの区画帯13に切り
起こした第1の隔壁帯9aのガイド片15を沿うようそれぞ
れ略L字状に屈曲し、第2の隔壁帯9bの区画帯13に第1
の隔壁帯9aのガイド片15の長手方向の縁を筒状となるよ
うに例えば二重針にて縫合する。
【0021】そして、表布2および裏地3を第1および
第2の隔壁帯9a,9b側を対向させて重ね合わせ、表布2
および裏布3の周縁を接合、例えば二重針にて縫合しつ
つ、対向する区画帯13の先端縁を例えば縫合して隔壁布
6を形成し、複数の収納室7,7を区画形成する。な
お、表布2および裏布3の周縁の縫合は、第1の隔壁帯
9aのガイド片15が取り付けられた第2の隔壁帯9bの端部
が位置する部分は、一部縫合されずに開口させておく。
【0022】次に、図示しない充填装置を用いて、図6
に示すように、充填用の細長パイプ20を表布2および裏
布3の図示しない未縫合の開口から第2の隔壁帯9bの区
画帯13に沿って挿入し、この第2の隔壁帯9bの区画帯13
と第1の隔壁帯9aのガイド片15との間を嵌挿する。そし
て、羽毛や綿などの充填物8を圧縮空気とともに圧送
し、収納室7内に噴出して充填する。さらに、1つの収
納室7に充填物8を充填した後、細長パイプ20を引き抜
くように細長パイプ20の引き抜く方向側に隣接する収納
室7に順次充填物8を充填している。そして、各列すべ
ての収納室7に充填物8を充填した後、表布2および裏
布3の細長パイプ20を挿入した未縫合の開口部分を縫合
して閉塞し、表布2および裏布3の周縁に化粧リボン4
を接合、例えば縫合して布団1を形成する。
【0023】上記実施の一形態によれば、仕切帯9が格
子状に取り付けられた第1および第2の隔壁帯9a,9bの
区画帯13に区画される収納室7は、4隅がガイド片15に
て覆われており、充填物8が充填された収納室7には、
ガイド片15を第2の隔壁帯9bの区画帯13に押圧する内圧
が掛かっているため、隣接する収納室7と確実に隔離で
き、充填物8が収納室7間を移動することを防止でき
る。
【0024】また、収納室7への充填物8を充填する場
合には、例えば第1の隔壁帯9aのガイド片15と第2の隔
壁帯9bの区画帯13との間に細長パイプ20を挿入すること
で隔壁布6に孔を設けることなく隣接する収納室7を連
通させずに充填でき、隔壁布6の強度の低下を防止でき
る。
【0025】さらに、取付帯12の略中央に区画帯13を取
り付けたため、区画帯13の先端を縫合して形成された隔
壁布6は、引っ張り応力が掛かった際に、取付帯12の区
画帯13を縫合する略中央部に掛かるため、引っ張り応力
が取付帯12の縁に掛かる場合に比して取付帯12が表布2
や裏布3から剥がれにくくでき、表布2と裏布3との接
合強度を向上できる。また、区画帯13を縫合する取付帯
12を接着層11にて取り付けるため、表布2および裏布3
に縫い目がなく、縫い目から羽毛などの充填物8が飛び
出すこともない。
【0026】なお、上記実施の一形態において、保温具
として布団1について説明したが、座布団やこたつ布
団、枕、その他ジャケットやジャンパなどの衣類など、
羽毛や綿、蕎麦殻などの充填物8を充填する収納室7を
設けるいずれの布の接合に利用できる。
【0027】また、充填物8の充填の際、充填用の細長
パイプ20を第2の隔壁帯9bの区画帯13と第1の隔壁帯9a
のガイド片15との間に嵌挿して説明したが、細長パイプ
20を第2の隔壁帯9bの一対の区画帯13,13間に嵌挿し、
細長パイプ20の先端を充填する収納室7の区画帯13に突
き刺して充填してもできる。この場合、隣接する収納室
7は、一対の区画帯13,13にて区画されているため、片
側の区画帯13に細長パイプ20を突き刺して開口させて
も、収納室7が連通することはなく、充填物8が収納室
7,7間を移動することを防止できる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の布地の接合方法によれ
ば、取付帯の接着層にて仕切帯を表布および裏布に複数
条取り付けた後、所定の位置で対称的に区画帯に一対の
ガイド片を切り起こし形成し、切り起こしたガイド片間
に交差させて第2の隔壁帯を複数条取り付け、第2の隔
壁帯の区画帯に切り起こしたガイド片をそれぞれ接合
し、表布および裏布に取り付けた第1および第2の隔壁
帯の対応する区画帯の先端を接合して収納室を区画形成
するため、収納室は隣接する収納室と確実に隔離でき、
充填物が収納室間を移動することを防止できるととも
に、隣接する収納室間を連通させずに充填物を充填で
き、隔壁布の強度の低下を防止できる。
【0029】請求項2記載の保温具によれば、格子状に
複数条取り付けた一方の仕切帯の区画帯に、所定の位置
で基端が一致する対称的なガイド片を長手方向に沿って
切り起こし、ガイド片を他方の仕切帯の区画帯に長手方
向の縁を接合し、格子状に取り付けた仕切帯の対向する
区画帯の先端縁を接合して充填物を充填する収納室を区
画形成するため、隣接する収納室同士を確実に隔離で
き、充填物が収納室間を移動することを防止でき、隣接
する収納室間を連通させずに充填物を充填でき、隔壁布
の強度の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布地の接合方法の実施の一形態の布団
を示す一部を切り欠いた側面断面図である。
【図2】同上一部を切り欠いた平面断面図である。
【図3】同上仕切帯の近傍を示す断面図である。
【図4】同上仕切帯を取り付けて第1の隔壁帯を形成し
た状況を示す説明図である。
【図5】同上第2の隔壁帯を形成した状況を示す説明図
である。
【図6】同上充填物を充填する状況を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の布地の接合方法の実施の他の形態の布
団を示す一部を切り欠いた側面断面図である。
【図8】同上仕切帯の近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
1 保温具としての布団 2 表布 3 裏布 6 隔壁布 7 収納室 8 充填物 9 仕切帯 9a 第1の隔壁帯 9b 第2の隔壁帯 11 接着層 12 取付帯 13 区画帯 15 ガイド片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表布と裏布との間に帯状の隔壁布を格子
    状に取り付けて充填物が充填される収納室を内部に複数
    区画形成する布地の接合方法において、 一面に接着剤が塗布された接着層を設けこの接着層にて
    前記表布または前記裏布に接着される取付帯と、この取
    付帯に長手方向に沿って縫合され前記取付帯に壁状に突
    出する一対の区画帯とを備えた仕切帯を、前記表布およ
    び前記裏布にそれぞれ前記取付帯の前記接着層にて長手
    方向を同方向に所定間隔で複数条取り付けて第1の隔壁
    帯を形成し、 これら第1の隔壁帯の所定の位置で基端が略一致し対称
    的にこれら第1の隔壁帯の長手方向に沿ってこれら第1
    の隔壁帯の前記区画帯を切り欠いて一対のガイド片を切
    り起こし形成し、 これら切り起こしたガイド片間の前記所定の位置にこの
    第1の隔壁帯にそれぞれ交差させて格子状に別の前記仕
    切帯を前記表布および前記裏布に所定間隔で複数条取り
    付けて第2の隔壁帯を形成し、 これら第2の隔壁帯の区画帯に前記切り起こしたガイド
    片をそれぞれ接合し、 前記表布に取り付けた前記各隔壁帯の区画帯を対応する
    前記裏布に取り付けた前記各隔壁帯の区画帯に接合して
    前記収納室を区画形成することを特徴とする布地の接合
    方法。
  2. 【請求項2】 表布と裏布との間に帯状の隔壁布を格子
    状に取り付けて複数区画形成された収納室内に充填物が
    充填された保温具において、 前記隔壁布は、 一面に接着剤が塗布された接着層を設けこの接着層にて
    前記表布または前記裏布に接着される取付帯、および、
    この取付帯に長手方向に沿って縫合され前記取付帯に壁
    状に突出する一対の区画帯を備え、前記表布および裏布
    にそれぞれ格子状に取り付けられ対向する前記区画帯の
    先端縁が接合された仕切帯と、 これら格子状に取り付けられた仕切帯のいずれか一方の
    仕切帯に設けられ、格子状に交差する位置で基端が略一
    致して対称的に前記区画帯が長手方向に切り起こされ交
    差する他方の仕切帯の区画帯に長手方向の縁が接合され
    たガイド片とを備えたことを特徴とする保温具。
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RU172177U1 (ru) * 2016-04-06 2017-06-29 Инна Александровна Шевелёва Конструкция теплозащитных пакетов с переборками
JP2018135628A (ja) * 2016-12-06 2018-08-30 アディダス アーゲー 断熱構造

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