JPH09318213A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH09318213A
JPH09318213A JP14141896A JP14141896A JPH09318213A JP H09318213 A JPH09318213 A JP H09318213A JP 14141896 A JP14141896 A JP 14141896A JP 14141896 A JP14141896 A JP 14141896A JP H09318213 A JPH09318213 A JP H09318213A
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ice storage
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Hidetoshi Fujimoto
英敏 藤本
Osamu Amezutsumi
治 雨堤
Yoshinobu Ueda
義信 上田
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷機の貯氷スイッチによる満氷検知が、製
氷機本体の設置時の傾斜等により、貯氷氷の貯留状態が
片寄り、確実に動作しないことから、貯氷スイッチの満
氷検知を確実に行ない正常な製氷及び貯氷動作を行なう
ことを目的とする。 【解決手段】 製氷装置11の下に設けた氷裁断装置2
3の左右端部の一方を内箱3側面に取り付けた貯氷スイ
ッチ16側に傾斜させた構成により、常に貯氷スイッチ
16側に多く貯氷するため、確実な満氷検知が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷板にて板状氷
を生成し、さらにその板状氷を角氷に裁断する製氷機で
の角氷の貯氷を検知する貯氷スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製氷機で生成された角氷を貯氷
時、満氷検知する方法として実開昭59−12976号
公報に記載された貯氷スイッチを用いたものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の製氷機を
説明する。図4〜図7において、1は製氷機本体であ
り、この本体1は外箱2と内箱3及び断熱材4より成
り、この本体1内は製氷兼貯氷室5と機械室6とに区画
されている。機械室6内には冷却サイクルを構成する圧
縮機7、凝縮器8、ファンモータ9及び電磁弁10等が
収容されている。
【0004】また、製氷兼貯氷室5内には室内に傾斜し
て設けられ、かつ板状氷を生成する蒸発器11aを備え
た製氷装置11、この製氷装置11に製氷水を流下せし
める散水器12、製氷水を貯留する貯水タンク13、タ
ンク13内の製氷水を散水器12に循環せしめるポンプ
14、板状氷を裁断するヒータ15aを、格子状に配し
た氷裁断装置15がそれぞれ収容されている。尚、氷裁
断装置15は本体と平行に配置している。
【0005】さらに、製氷兼貯氷室5内の下面の内箱3
の側面には貯氷スイッチ16が取り付けられ、この貯氷
スイッチ16は樹脂等で成型された可動部16aと該可
動部を枢支するための四辺を折曲した保持板16bとを
スプリング16cで連架するとともに前記可動部16a
に内接するマグネット16dと前記保持板16bに内接
する近接スイッチ16eが相対向して取り付けられた構
成からなっている。
【0006】また可動部16aの下部コーナ部は前記保
持板16bの下面折曲部の端面より位置的に突き出して
いる。
【0007】17は貯水タンク13へ所定量の水を給水
する給水弁、18は一側がこの給水弁17に接続され、
他側が水道等に接続されているホース(図示せず)に接
続される接続パイプで本体1の背壁19に固定されてい
る。
【0008】上記製氷兼貯氷室5の前面にはそれぞれ前
面パネル20扉21が備えられており、各々下辺、上辺
はクロスレール22に当接している。
【0009】以上の様に構成された製氷機の動作につい
て説明する。まず、水道等から給水弁20より給水され
た所定量の水は、貯水タンク13に流入し貯留する。貯
留した水はポンプ14にて吸い上げられ、散水器12の
両端を通過して製氷装置11に流下し、さらに貯水タン
ク13に流入しポンプ14にて循環が繰り返される。そ
して、蒸発器11aを備えた製氷装置11が冷却される
ことで製氷が行なわれ板状氷を生成する。
【0010】一定の厚みが生成されると電磁弁10の弁
(図示せず)が開放となると共にファンモータ9が停止
し、圧縮機7で生成された高温高圧ガス(ホットガス)
を連続的に蒸発器11aに流れて、板状氷が製氷装置1
1から離脱してヒータ15aに落下する。落下した板状
氷はヒータ15aにて格子状に裁断されて角氷となり製
氷兼貯氷室5に貯氷される。
【0011】製氷、離氷サイクルが進むにつれて製氷兼
貯氷室5に貯氷される貯氷氷の量は増えると満氷状態と
なり、貯氷氷の一部が貯氷スイッチ16の可動部16a
に触れ、スプリング16cにかかる力が一定以上になる
と可動部16aが回転しマグネット16dと近接スイッ
チ16eの働きにより貯氷スイッチ16はON状態とな
る。
【0012】貯氷スイッチ16がON状態となると電子
コントロール制御により製氷動作を停止する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、本体1が貯氷スイッチ16の取付け側よ
り反対側が低く傾斜し設置されていた場合、氷裁断装置
15も本体1と同様傾斜するため、裁断された角氷は傾
斜側に落下し易すくなり、製氷離氷サイクルが進むにつ
れて貯氷氷が増加し、貯氷スイッチ16の取り付け側よ
り反対側に多く貯氷する様になり、貯氷スイッチ16の
可動部16aに触れる前に貯氷氷の一部がヒータ15a
まで到達し、角氷が落下出来ず、ヒータ15a上に板状
氷が残り正常な製氷動作をしなくなるという欠点があっ
た。
【0014】また、貯氷スイッチ16は内箱3に固定さ
れているため満氷検知は常に一定量であり、氷の需要の
多い夏と少ない冬の製氷量の調整が出来ず、また、使用
状態に合せた製氷量の調整が出来ないという欠点があっ
た。
【0015】本発明は、従来の課題を解決するもので、
貯氷スイッチの満氷検知を確実に行ない正常な製氷及
び、貯氷動作をすることを目的としている。
【0016】また、氷の使用状態に合せた満氷検知を行
ない合理的に使用することの出来る製氷機を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の製氷機は、貯氷スイッチ側を下方に傾斜させた
氷裁断装置を備えたものである。
【0018】また、上下方向に可動し任意の位置に掛止
出来るガイド板を備えた貯氷スイッチを設けた構成であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
製氷兼貯蔵室の上部に前面から後方に傾斜し設けた製氷
装置と前記製氷装置下方に位置し前記製氷兼貯氷室内の
一方の側面に設けた貯氷スイッチと、前記貯氷スイッチ
と前記製氷装置の間に位置し前記貯氷スイッチ側に傾斜
配置した氷裁断装置を備えた構成であり、貯氷スイッチ
側に下方傾斜した氷裁断装置で裁断された角氷は貯氷ス
イッチ側に貯氷され易くなり、貯氷離氷サイクルのくり
返しによる満氷検知を確実に行なうと共に製氷機本体の
設置において貯氷スイッチ取付側より反対側が低く設置
されていた場合、氷裁断装置は水平近くになり貯氷氷が
貯氷スイッチの反対側に多く貯氷されることが無くな
り、確実に満氷検知を行ない正常な貯氷動作を行なうこ
とが出来る。
【0020】請求項2に記載の発明は、製氷室内側面に
配し上下方向に可動し掛止又は保持可能なガイド板を有
する貯氷スイッチを備えた構成であり、氷の需要の多い
夏と少ない冬はそれぞれ貯氷スイッチを上又は下に移動
することで、満氷検知の位置を移動することが出来、氷
の使用状況に合せ、合理的に使用出来るという作用を有
する。
【0021】以下本発明の実施の形態について、図1〜
図3を用いて説明する。尚、従来と同一構成については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の製氷機を
示し、製氷兼貯氷室5の上部には室内に傾斜して設けら
れ、かつ板状氷を生成する蒸発器11aを備えた製氷装
置11、この製氷装置11に製氷水を流下せしめる散水
器12を設け、一方下部の内箱3の一方の側面には貯氷
スイッチ16が取り付けられ、製氷装置11と貯氷スイ
ッチ16の間に位置し、格子状に配したヒータ23aを
有し、本体1の水平面よりやや貯氷スイッチ16側が低
くなる様配置した氷裁断装置23を設けている。
【0023】以上の様に構成された製氷機について以下
その動作を説明する。製氷水は散水器12の両端を通過
して製氷装置11に流下する動作をくり返し板状氷を生
成し、一定の厚みになると製氷装置11から離脱して氷
裁断装置23内のヒータ23a上に落下する。氷裁断装
置23は貯氷スイッチ16側が低く傾斜しているため、
裁断された角氷は傾斜側に落下し易くなり、貯氷離氷サ
イクルが進むにつれて、貯氷スイッチ16側に多く貯氷
され易くなり、貯氷スイッチ16による満氷検知を確実
に行うことが出来る。また本体1の設置において貯氷ス
イッチ16取付側より反対側が低く設置されていた場
合、氷裁断装置23は水平近くになり、貯氷氷が貯氷ス
イッチ16の反対側に多く貯氷されることが無くなり確
実に満氷検知を行ない正常な貯氷動作を行なうことが出
来る。
【0024】(実施の形態2)図2,図3は本発明の製
氷機を示し、製氷兼貯氷室5の上部には室内に傾斜し設
けられかつ板状氷を生成する蒸発器11aを備えた製氷
装置11、この製氷装置11に製氷水を流下せしめる散
水器12を設けている。この製氷装置11の下部には格
子状のヒータ15aを配した氷裁断装置15を配置し、
この氷裁断装置15の下部内箱側面に突起ピン26を設
け、一方貯氷スイッチ27は樹脂等で成型された可動部
27aと該可動部を枢支するため四辺を折曲した保持板
27bを有し、この保持板27bには両側面に上下に連
通した直線部27cと掛止部27dを有した抜き穴を設
けたガイド板27fを有し、突起ピン26をガイド部2
7fの抜き穴27eに通すことで貯氷スイッチ27を内
箱3に掛止している。
【0025】以上の様に構成された製氷機について以下
その動作を説明する。製氷水は散水器12の両端を通過
して製氷装置11に流下する動作を繰り返し板状氷を生
成し、一定の厚みになると製氷装置11から離脱して氷
裁断装置15内のヒータ15a上に落下し、落下した板
状氷はヒータ15aにて格子状に裁断され角氷となり製
氷兼貯氷室5内に貯氷される。製氷装置11は貯氷した
貯氷氷が、貯氷スイッチ27の可動部27aに触れるま
で製氷離氷サイクルをくり返すため、貯氷スイッチ27
の上下位置により、満氷時の貯氷氷の量が決まる。従っ
て突出ピン26に掛止された貯氷スイッチ27のガイド
部27fを上下に移動し任意の位置に突出ピン26を掛
止部27dに引っかけることで貯氷スイッチ27が上下
に移動出来、氷の需要の多い夏には上に移動し貯氷量を
増加させ冬には下に移動し貯氷量を減少させることが出
来、氷の使用状態に合せた満氷検知を行ない合理的に使
用することが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、製氷装置と
貯氷スイッチの間に貯氷スイッチ側が低くなる様傾斜し
設置した氷裁断装置により、氷裁断装置で裁断された角
氷は貯氷スイッチ側に貯氷され易くなり、貯氷離氷サイ
クルのくり返しによる満氷検知を確実に行なうと共に製
氷機本体の設置において、貯氷スイッチ取付側より反対
側が低く設置されていた場合、氷裁断装置は水平近くに
なり貯氷氷が貯氷スイッチの反対側に多く貯氷されるこ
とが無くなり、確実に満氷検知を行ない正常な貯氷動作
を行なうことが出来る。
【0027】また、本発明は、製氷室内側面に配し上下
方向に可動し掛止可能なガイド板を有する貯氷スイッチ
を備えたことにより、氷の需要の多い夏と少ない冬とで
は、それぞれ貯氷スイッチを上又は下へ移動することが
出来、満氷検知の位置を移動することで、氷の使用状況
に合せた製氷量を調整することが出来、合理的に使用出
来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による製氷機の斜視図
【図2】本発明の実施の形態2による製氷機の斜視図
【図3】本発明の実施の形態2による製氷機の要部斜視
【図4】従来の製氷機の斜視図
【図5】従来の製氷機の斜視図
【図6】従来の製氷機の要部斜視図
【図7】従来の製氷機の要部断面図
【符号の説明】
5 製氷兼貯氷室 11 製氷装置 15,23 氷裁断装置 16,27 貯氷スイッチ 27f ガイド板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷兼貯氷室の上部に前面から後方に傾斜
    し設けた製氷装置と前記製氷装置下方に位置し前記製氷
    兼貯氷室内の一方の側面に設けた貯氷スイッチと、前記
    貯氷スイッチと前記製氷装置の間に位置し前記貯氷スイ
    ッチ側に傾斜配置した氷裁断装置を備えたことを特徴と
    する製氷機。
  2. 【請求項2】製氷兼貯氷室内側面に配し上下方向に可動
    し掛止又は保持可能なガイド板を有する貯氷スイッチを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の製氷機。
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