JPH09317876A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機用油圧制御装置

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JPH09317876A
JPH09317876A JP8139944A JP13994496A JPH09317876A JP H09317876 A JPH09317876 A JP H09317876A JP 8139944 A JP8139944 A JP 8139944A JP 13994496 A JP13994496 A JP 13994496A JP H09317876 A JPH09317876 A JP H09317876A
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JP
Japan
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pressure
valve
automatic transmission
hydraulic control
range
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JP8139944A
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Shinya Sakaguchi
信也 坂口
Akira Takagi
章 高木
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の増加およびコストアップを最小限
に抑え、クラッチ圧を制御する電磁弁が2つ低圧側でロ
ックしても走行できる自動変速機用油圧制御装置を提供
する。 【解決手段】 電磁弁フェイル時にはライン圧を最大値
にすることにより、圧力通路41の圧力が高くなりスプ
リング46に打ち勝って切換弁11が移動し、圧力通路
42と圧力通路43とが連通し、シャトル弁9を介して
圧力通路44の圧力、すなわちUD/Cが高圧となる。
したがって、UD/CとLR/Bを高圧にして1速、あ
るいはUD/Cと2ND/Bを高圧ににして2速で走行
することができるため、2つのクラッチ圧制御用電磁弁
が低圧側でロックしたときでも、切換弁によりクラッチ
とライン圧を連通する方向に切換えて、走行することが
可能であり、ロックアップ制御用電磁弁を用いて切換え
るため、体格およびコストアップを最小限に抑えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
機構を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用等に多く利用されている自
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じてスムーズに伝達
するため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を
切換制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員
による前進、中立および後退のいずれかを選択するセレ
クトレバーによる手動操作と、エンジンのスロットル開
度などから自動変速機制御コンピュータ(以下、「自動
変速機制御コンピュータ」をECUという)により適正
なギア比になるように摩擦係合装置の係合および解除状
態を決定する自動変速とにより行われる。
【0003】このような自動変速機用油圧制御装置とし
て、特開昭63−210443号公報に開示されるよう
に、電磁弁で直接クラッチの圧力を制御するものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧制御装置ではクラッチ圧を制御する電磁
弁のうち2つが出力圧が低圧となる位置でコンタミ等の
かみ込みによりロックするとクラッチ圧が低圧になり走
行できない可能性がある。これを解決するためにスプー
ル弁とオンオフ弁との組合せにより、クラッチ圧制御用
電磁弁の出力圧が低圧になったとき、強制的にクラッチ
圧を高圧に切換える手段が考えられるが、オンオフ弁を
利用しているため大幅なコストアップとなる。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、部品点数の増加およびコストアップを
最小限に抑え、クラッチ圧を制御する電磁弁が2つ低圧
側でロックしても走行できる自動変速機用油圧制御装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1および
2記載の自動変速機用油圧制御装置によると、2つのク
ラッチ圧制御用電磁弁が低圧側でロックしたときでも、
切換弁によりクラッチとライン圧を連通する方向に切換
えるため、走行することが可能である。本発明の請求項
3記載の自動変速機用油圧制御装置によると、2つのク
ラッチ圧制御用電磁弁が低圧側でロックしたときに、ロ
ックアップ制御弁を用いてクラッチとライン圧を連通す
る方向に切換えるため、体格およびコストアップを最小
限に抑えることができる。
【0007】本発明の請求項4記載の自動変速機用油圧
制御装置によると、フェイル時1レンジでのみ走行でき
る構成としているため、2つのクラッチ圧制御用電磁弁
が低圧側でロックしたときでも、通常走行レンジ(Dレ
ンジ)に影響を及ぼすことなく安全である。本発明の請
求項5記載の自動変速機用油圧制御装置によると、2つ
のクラッチ圧制御用電磁弁が低圧側でロックしたとき
に、ライン圧制御用電磁弁を用いてクラッチとライン圧
を連通する方向に切換えるため、体格およびコストアッ
プを最小限に抑えることができる。
【0008】本発明の請求項6記載の自動変速機用油圧
制御装置によると、2つのクラッチ圧制御用電磁弁が低
圧側でロックしたときに、ロックアップ制御用電磁弁を
用いてクラッチとライン圧を連通する方向に切換えるた
め、体格およびコストアップを最小限に抑えることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明の実施例による自動変速機用油
圧制御装置を車両用の自動変速機(以下、「自動変速
機」をATという)に適用したシステム構成を図3に示
す。ATはエンジンで生成したトルクをトルクコンバー
タなどの流体伝動装置を介して変速駆動装置に伝達し、
この変速駆動装置内の複数の遊星歯車装置によって変速
して出力する。
【0010】車両用ATの動作は、周知のように自動ま
たは手動でトランスミッション300内のギア接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。自動変速手段90とその周辺装置全体は、ト
ランスミッション300下部のAT内部の図示しないオ
イルパン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置4
00の周囲は油圧回路のドレインになっている。
【0011】トランスミッション300内には、エンジ
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に
排出された駆動油を吸入ポート57より吸入し、ライン
圧制御手段64を介し各装置へ圧油を供給している。こ
の油圧ポンプ56からの圧油は、変動のある高ポンプ油
圧であり、ライン圧制御手段64により一定の高圧なラ
イン圧に制御し各油圧機器へ供給される。各摩擦係合装
置はトランスミッション300内にある図示しないプラ
ネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結されてお
り、これら摩擦係合装置を係合または解除することによ
り、変速比を切換えて車両の変速制御を行っている。ロ
ックアップ制御手段65はL/U(ロッックアップ装
置)に加える油圧を調整するものである。
【0012】油圧制御装置400の油圧回路を図4に示
す。図4において、手動切換手段としてのマニュアルバ
ルブ80はシフトレンジに応じて3ポジションを有し、
前進(D、3、2、1)レンジでは圧力通路BおよびC
をライン圧あるいは制御圧と連通し、圧力通路Aおよび
Dを低圧にする。中立(P、N)レンジでは圧力通路
A、B、C、Dをすべて低圧にする。
【0013】後進(R)レンジでは圧力通路AおよびD
をライン圧あるいは制御圧と連通し、圧力通路Bおよび
Cを低圧にする。マニュアルバルブ80の切換えおよび
電磁弁2〜5の出力圧により図5に示す係合表のように
クラッチ、ブレーキを係合、解放する。図5中、○印は
係合を示し、無印は解放を示す。
【0014】図4に示す油圧回路は図6に示すギア列に
対応したものであり、入力軸が内部ロックされる二重係
合を防止するためフェイルセーフバルブ6およびフェイ
ルセーフバルブ7を備えている。マニュアルバルブ80
の具体的形状を図12〜14に示す。図12は前進
(D、3、2、1)レンジを、図13は中立(P、N)
レンジを図14は後進(R)レンジを示す。
【0015】図12にて、ポート91はライン圧通路で
あり、ポート92、94、95はドレン通路であり、ポ
ート93は図4に示す電磁弁3の制御圧通路である。圧
力通路Bはポート91と連通し、圧力通路Cはポート9
3と連通し、圧力通路Aはポート94と連通し、圧力通
路Dはポート92と連通している。図13に示す中立レ
ンジではマニュアルバルブ80は図12に示す位置より
左に移動し、圧力通路A〜Dはすべてドレン通路に連通
している。
【0016】図14に示す後進レンジではマニュアルバ
ルブ80は図13に示す位置よりさらに左に移動し、圧
力通路Aがポート91と連通し、圧力通路Dがポート9
3と連通する。圧力通路B、Cはドレン通路と連通す
る。図12〜14に示す3位置の油圧の切換えで前進、
中立、後進レンジを確立している。
【0017】ライン圧制御手段64は、図7に示すよう
にライン圧を生成する調圧弁としてのプライマリ調圧弁
201と、プライマリ調圧弁201に指令圧を加える電
磁弁205と、出力通路214の油圧を所定圧以下に設
定する減圧弁203と、セカンダリ圧を生成するセカン
ダリ調圧弁220とから構成されている。プライマリ調
圧弁201は、制御通路212の油圧から受ける力とス
プリング202の付勢力の合計と、ライン圧通路213
の油圧から受ける力とのつり合いによって位置が決めら
れ、プライマリ調圧弁201の力のつり合いによりライ
ン圧通路213のライン圧が決定する。図8に示すよう
に、ライン圧通路213の油圧は制御通路212の油圧
(指令圧)が高くなると上昇する。プライマリ調圧弁2
01と図示しないセカンダリ調圧弁とは油路で接続され
ており、セカンダリ調圧弁においてロックアップ装置に
加える作動油圧の元圧を生成する。
【0018】減圧弁203は出力通路214の油圧から
受ける力とスプリング204の付勢力とのつり合いによ
り位置が決定し、出力通路214の圧力を所定圧以下に
している。電磁弁205はデューティ制御可能な三方向
電磁弁であり、スロットル開度およびシフトレンジに応
じてデューティ制御することにより指令圧通路212の
油圧を低圧から最大で最大指令圧である出力通路214
の油圧まで高精度に制御する。指令圧通路212の油圧
は、スロットル開度が大きくなるにしたがい上昇し、前
進レンジ(D、3、2、1レンジ)よりも後進レンジ
(Rレンジ)の方が最大値が高くなるように制御され
る。
【0019】ロックアップ制御手段65は、図4に示す
ように電磁弁110とロックアップ切換弁113から構
成されている。電磁弁110は、トルクコンバータ20
0のロックアップ制御指令に基づいて制御されており、
オン時間とオフ時間との比により電磁弁110の開度が
制御されるいわゆるデューティ比例制御可能な構成を有
する。図9に示すように非励磁時、ポート111とポー
ト122とが連通し、ポート122とポート123とが
遮断される。そのため、ポート122からはポート11
1に供給されるセカンダリ圧PL2 が制御油圧PCとして取
出される。このとき、制御油圧PCはセカンダリ圧PL2 と
等しい。
【0020】また、励磁時の電磁弁110においては、
ポート122とポート123とが連通し、ポート111
とポート122とが遮断される。そのため、ポート12
2がドレイン113と連通し、ポート122からはドレ
ン圧と等しい制御油圧PCが取出される。この電磁弁11
0の非励磁状態と励磁状態とを高速に切換えることによ
り、ポート122から取出せる制御油圧PCがセカンダリ
圧PL2 より小さくなるように制御でき、また切換周期を
制御することにより制御油圧PCが任意の圧力値に設定で
きるようになっている。
【0021】そして、非ロックアップ時、電磁弁110
を非励磁状態にすると、ポート111とポート122と
が連通し、ポート122からはセカンダリ圧PL2 と等し
い制御油圧PCが取出されるため、ロックアップ切換弁1
13の油圧室131にはポート141を介してセカンダ
リ圧PL2 が作用する。そのため、ロックアップ切換弁1
13の弁体130は図9で右方向に移動する。その結
果、セカンダリ圧PL2 がポート144およびポート16
2を介してトルクコンバータ200のオフポート171
に作用し、クラッチ制御油室118からトルクコンバー
タ油室120に圧油が流れ、クラッチ機構119がロッ
クアップ状態から解除され、トルクコンバータ200が
非ロックアップ状態となる。
【0022】ロックアップ状態にするには、電磁弁11
0をデューティ比例制御することにより行われる。この
状態では、前述したようにポート122から取出せる制
御油圧PCがセカンダリ圧PL2 より小さくなるように電磁
弁110のオン時間とオフ時間とに比が制御される。こ
の制御によって制御油圧PCが低下すると、ロックアップ
切換弁113の油圧室132に作用するライン圧PLの付
勢力が、油圧室131に作用する圧油による圧力の付勢
力とスプリング130aの付勢力との和より大きくな
り、弁部材130が図9で左方向に移動する。すると、
ロックアップ切換弁113のポート143とポート16
1、162とが連通するため、デューティ比例制御され
る電磁弁110のポート122から取出される制御油圧
PCがオフポート171を介してクラッチ制御油室118
に作用する。これと同時にロックアップ切換弁113の
ポート144とポート163とが連通するため、トルク
コンバータ200のオンポート172にセカンダリ圧PL
2 が作用する。したがって、この状態ではクラッチ制御
油室118内の圧力は、制御油圧PCと等しくなるため、
ロックアップクラッチ119はトルクコンバータ油圧室
120に供給されるセカンダリ圧PL2 との差に応じて中
間の位置に制御される。これにより、いわゆるスリップ
制御が実施される。このクラッチ機構119のスリップ
状態は、電磁弁110のデューティ比例制御によって制
御され、クラッチ制御油室118に供給される制御油圧
PCを徐々に減少させることによって、クラッチ機構11
9が完全に締結され、ロックアップ状態となる。
【0023】(第1実施例)図4におけるUD/CとO
D/Cの油圧回路の第1実施例を図1に示す。通常前進
レンジ時、マニュアルバルブ80を介して圧力通路Bが
ライン圧PLとなり、電磁弁4により圧力通路45を制御
圧とし、シャトル弁9を介して制御圧を圧力通路44、
すなわちUD/Cに導く。
【0024】また、電磁弁3は常時ライン圧と連通して
おり、マニュアルバルブ80を介して、前進レンジ時O
D/Cの圧力を制御している。UD/Cの圧力を制御し
ている電磁弁4とOD/Cの圧力を制御している電磁弁
3がともにコンタミ等のかみ込みにより出力圧が低圧と
なる位置でロックすると、図5に示す係合表からわかる
ように走行できなくなる。したがってこのようなフェイ
ル時にはライン圧を最大値(Rレンジの最大値)にする
ことで切換弁11を切換える。フェイル時の作動を図2
に示す。ライン圧を最大値すると圧力通路41の圧力が
高くなりスプリング46に打ち勝って切換弁11は図2
にように移動する。すると圧力通路42と圧力通路43
とが連通し、シャトル弁9を介して圧力通路44の圧
力、すなわちUD/Cが高圧となる。したがってUD/
CとLR/Bを高圧にして1速、あるいはUD/Cと2
ND/Bを高圧ににして2速で走行することができる。
【0025】後進レンジにしたときにはマニュアルバル
ブ80により圧力通路Bは低圧となるので切換弁11が
切換ってもUD/Cは低圧保持のままである。また切換
弁11で強制的に高圧にするクラッチはUD/Cに限ら
ず、OD/Cでも良いしUD/C、OD/C両方でも良
い。本実施例ではフェイル時でもDレンジで走行できる
ため、運転者が特別な操作をする必要がなく走行でき
る。
【0026】(第2実施例)本発明の第2実施例を図1
0に示す。図10はマニュアルバルブ85の前進レンジ
がD、3、2レンジと1レンジで異なる構成となってい
る。D、3、2レンジでは第1実施例と同様に電磁弁3
でOD/Cの圧力を制御し、電磁弁4でUD/Cの圧力
を制御している。
【0027】電磁弁3および電磁弁4がフェイルして出
力圧がともに低圧となったときにはシフトレバーを1レ
ンジにシフトする。すると図11に示すように圧力通路
Eがライン圧PLと連通する。この状態でロックアップ制
御用電磁弁100の出力圧を高圧にすると、圧力通路1
22および41を介して切換弁11を左側に押す力が発
生する。その力がスプリング46の力に打ち勝つと圧力
通路Eと圧力通路43が連通し、シャトル弁9を介して
圧力通路44、すなわちUD/Cの圧力が高圧となる。
したがってUD/CとLR/Bの圧力を高圧にでき、1
速にて走行することが可能となる。
【0028】1レンジ以外でロックアップ制御用電磁弁
の出力圧を制御しても、圧力通路Eはマニュアルバルブ
85にて低圧になっているため、切換弁11が切換って
もUD/Cが高圧になることはない。また1レンジに限
らずロックアップ制御を行わないレンジであれば、その
レンジにて圧力通路Eをライン圧と連通することにより
同様の効果が得られる。
【0029】例えば1、2レンジでロックアップ制御を
行わない場合には、D、3レンジと1、2レンジでマニ
ュアルバルブ85の構成を分ける。その場合には2レン
ジでも走行できるためUD/CとLR/Bを高圧にして
1速あるいはUD/Cと2ND/Bを高圧にして2速で
走行することができる。また切換弁11で強制的に高圧
にするクラッチはUD/Cに限らずOD/Cであっても
良いし、UD/CおよびOD/Cの両方であっても良
い。
【0030】本実施例ではフェイル時、運転者がレンジ
を切換えて特定レンジでのみ走行できる構成であるた
め、切換弁がクラッチとライン圧を連通する位置でロッ
クしたときでも、通常走行レンジ(Dレンジ等)に影響
を及ぼすことなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による油圧制御装置の油圧
回路を示す模式的構成図である。
【図2】第1実施例によるフェイル時の油圧制御装置の
油圧回路を示す模式的構成図である。
【図3】本実施例による自動変速機のシステム構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施例の自動変速装置を示す模式図的回路図
である。
【図5】本実施例の摩擦係合装置の係合および解放を表
す図である。
【図6】本実施例の摩擦係合装置の模式的構成図であ
る。
【図7】本実施例によるライン圧制御手段を示す模式的
回路図である。
【図8】本実施例の指令圧とライン圧との関係を示す特
性図である。
【図9】本実施例による自動変速機のロックアップ制御
装置の構成図である。
【図10】本発明の第2実施例による油圧制御装置の油
圧回路を示す模式的構成図である。
【図11】第2実施例による油圧制御装置の油圧回路を
示す模式的構成図である。
【図12】本実施例のマニュアルバルブの具体的構成を
示す断面図である。
【図13】本実施例のマニュアルバルブの具体的構成を
示す断面図である。
【図14】本実施例のマニュアルバルブの具体的構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
64 ライン圧制御手段 65 ロックアップ制御手段 80 マニュアルバルブ (マニュアルシフト
弁) 100 ロックアップ制御用電磁弁 200 トルクコンバータ 300 トランスミッション 400 油圧制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合
    要素をそれぞれ係合または解除させることにより複数の
    変速段を切換制御する自動変速機用油圧制御装置におい
    て、 前記複数の摩擦係合要素に加わる圧力を制御する制御手
    段と、前記複数の摩擦係合要素のうち少なくとも1つに
    加わる圧力を前記制御手段へ連通またはライン圧へ連通
    のいずれかに選択的に切換える切換手段と、前記油圧制
    御装置の故障状態を検出する検出手段とを有し、 前記検出手段により故障状態であることが検出された
    時、前記切換手段をライン圧への連通方向に切換えるこ
    とを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 1〜3速で係合する第1摩擦係合要素
    と、2速及び4速で係合する第2摩擦係合要素と、2速
    及び3速で係合する第3摩擦係合要素とを有し、 前進時、前記第1摩擦係合要素及び前記第2摩擦係合要
    素が低圧、或いは前記第1摩擦係合要素及び前記第3摩
    擦係合要素が低圧であれば、前記切換手段をライン圧へ
    の連通方向に切換えることを特徴とする請求項1記載の
    自動変速機用油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 シフトレバーに連動するマニュアルシフ
    ト弁と、1〜3速で係合する第1摩擦係合要素と、2速
    及び4速で係合する第2摩擦係合要素と、2速及び3速
    で係合する第3摩擦係合要素とを有し、 前進時、前記第1摩擦係合要素及び前記第2摩擦係合要
    素が低圧、或いは前記第1摩擦係合要素及び前記第3摩
    擦係合要素が低圧であれば、前進時ロックアップを禁止
    するレンジにおいて、前記切換手段をライン圧への連通
    方向に切換えることを特徴とする請求項1記載の自動変
    速機用油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前進レンジとして少なくともDレンジと
    1レンジとを有し、前記前進時ロックアップを禁止する
    レンジは1レンジであることを特徴とする請求項3記載
    の自動変速機用油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記切換手段はライン圧制御用電気油圧
    制御弁で切換えられることを特徴とする請求項1または
    2記載の自動変速機用油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 トルクコンバータと、前記トルクコンバ
    ータに併設され動力を直接伝達するロックアップ装置
    と、前記ロックアップ装置の係合または開放を制御する
    ロックアップ制御手段とを有し、 前記ロックアップ制御手段は電気油圧制御弁をふくみ、
    前記切換手段は前記電気油圧制御弁で切換えられること
    を特徴とする請求項1、3または4記載の自動変速機用
    油圧制御装置。
JP8139944A 1996-06-03 1996-06-03 自動変速機用油圧制御装置 Pending JPH09317876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046620A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Toyota Motor Corp 車両用無段変速機の油圧制御装置

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