JPH0931772A - 作業機の走行方法及び装置 - Google Patents

作業機の走行方法及び装置

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JPH0931772A
JPH0931772A JP20753795A JP20753795A JPH0931772A JP H0931772 A JPH0931772 A JP H0931772A JP 20753795 A JP20753795 A JP 20753795A JP 20753795 A JP20753795 A JP 20753795A JP H0931772 A JPH0931772 A JP H0931772A
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JP
Japan
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machine
rail
working machine
work
turning
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Pending
Application number
JP20753795A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Saruwatari
義徳 猿渡
Ikuo Ito
郁夫 伊藤
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粗紡機のクリール部でケンス交換を行いつ
つ、スライバ継ぎ作業を行う門型の作業機を、キャリヤ
ーを使用しないで、機台間レール及び機台内レールを自
走行させる走行装置を提供する。 【構成】 機台間レール7と機台内レール8とのレール
交差部15に、旋回テーブル30a,30bを水平旋回
自在に支持し、作業機本体12には、作業機11が旋回
テーブル30a,30b上の載置位置Pに位置したと
き、今まで宙に浮いた状態の旋回車輪69を床面Fに接
地させ、この旋回車輪69を回転駆動させて旋回テーブ
ル30a,30bとともに作業機11を旋回させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、作業機の走行方法及び装
置に係り、詳しくは、紡機機台に沿って走行し、スライ
バ継ぎ、管替え、糸継ぎ、篠替え等の作業を行う作業機
の走行方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の作業機の走行装置では、
紡機の機台長手方向に沿って作業機走行用の機台内レー
ルを配設し、紡機の機台端部に機台内レールと交差する
機台間レールを設け、作業機は自身が有する走行装置で
機台内レールを走行して作業を行い、他の紡機と対応す
る位置まで移動する場合には、作業機は、機台内レール
一端で作業機運搬用のキャリヤーに搭載され、このキャ
リヤーが機台間レールを走行することによって作業機の
移送を行うようになっており、従って、キャリヤーの分
だけコスト高となったり、また、キャリヤーが常時機台
間レール上に存在するため他の通行の邪魔となるといっ
た問題があった。
【0003】そこで、この問題を解決する作業機の走行
装置の従来例として、特公平4−6636号公報に開示
されたものがあり、これは、作業機には、機台間,機台
内レールを転動する走行車輪と、この走行車輪を宙に浮
いた状態で作業機本体を水平旋回自在に支持する支軸
と、走行車輪を宙に浮いた状態まで昇降させる昇降装置
と、走行車輪が宙に浮いた状態で作業機本体を水平旋回
させる旋回駆動手段とを備えて構成され、ある機台内レ
ールで作業を終えた作業機は、機台内レールと機台間レ
ールとのレール交差部において、昇降装置によって作業
機本体をその走行車輪が宙に浮く状態まで持上げ、旋回
駆動機構によって90度水平旋回し、次いで、昇降装置
によって走行車輪が機台間レール上に載せられるまで作
業機本体が下降され、その後、作業機は機台間レールを
走行し、次の作業を開始すべき紡機と対応するレール交
差部で、上記と同様にして、昇降装置及び旋回駆動機構
の作用で作業機は方向転換され、機台内レールを走行し
て作業を行うようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の作業機の走
行装置では、作業機の本体中央下部に支軸、昇降装置及
び旋回駆動装置等の作業機を旋回させるためのすべての
機構が配設されているため、作業機本体が大型化してし
まい、その結果、作業機の作業通路幅を大きくする必要
があった。特に、作業機を、粗紡機の台裏でケンス交換
を行いつつ、スライバ継ぎを行う門型のスライバ継機
(特開平7−34337号等)として使用するときに
は、この作業機の本体中央下部には、ケンスが通過し得
る通路が形成されており、従って、上述のような支軸、
昇降装置及び駆動装置等を作業機本体の中央下部に配設
することは極めて困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1では、機台内レールと機台間レール
とのレール交差部に作業機を載置支持する旋回テーブル
を水平旋回自在に設け、ある機台内レールで作業を終え
た作業機は、レール交差部で旋回テーブル上に載置さ
れ、この旋回テーブルの旋回により方向転換され機台間
レールを走行し、その後、作業機は次の作業を開始すべ
き紡機と対応したレール交差部で旋回テーブル上に載置
され、この旋回テーブルの旋回により方向転換されその
機台内レールを走行して作業を行うようにしたことを特
徴とし、請求項2では、機台内レールと機台間レールと
のレール交差部に作業機を載置支持する旋回テーブルを
水平旋回自在に設け、この旋回テーブルを旋回させる旋
回駆動手段を備えて成ることを特徴とし、請求項3で
は、旋回駆動手段を作業機本体に設けたことを特徴と
し、請求項4では、作業機の旋回中心と同心円の円周方
向を向き、回転自在に支持された旋回車輪と、この旋回
車輪を床面に接触する作用位置と宙に浮いた退避位置と
の間で昇降させる昇降機構と、旋回車輪を回転駆動させ
る駆動モータとで前記旋回駆動手段を構成したことを特
徴とし、請求項5では、紡機が粗紡機であって、作業機
は、粗紡機の台裏でケンス交換を行いつつ、スライバ継
ぎ作業を行う門型のスライバ継機であることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】この発明の作業機では、従来と同様にして機台
内レールに沿って走行してスライバ継ぎ、管替え、糸継
ぎ、篠替え等の作業を行い、ある機台内レールでの作業
を終えた作業機は、機台内レールを走行してレール交差
部に到り、このレール交差部で旋回テーブル上に載置さ
れ、旋回駆動手段の作用で旋回テーブルと共に作業機は
水平旋回され、機台間レールと対応した方向に方向転換
され、それから、作業機は、次に作業を開始すべき紡機
と対応したレール交差部まで機台間レールを走行し、そ
のレール交差部で旋回テーブル上に載置され、旋回駆動
手段の作用で旋回テーブルと共に水平旋回され、その機
台内レールと対応した方向に方向転換され、機台内レー
ルを走行して作業を行う。
【0007】
【実施例】次に、図面において、本願の作業機の走行方
法及び装置の実施例について説明する。先ず、図1に示
すように、複数並設された粗紡機1a,1bの各粗紡ク
リールには、粗紡機1a,1bの長手方向に沿って多数
の供給ケンス3からなる4列のケンス列A,B,C,D
が配置してある。ケンス列B,C間には作業通路5が形
成され、この作業通路5には、粗紡機1a,1bの長手
方向に沿って一対の機台内レール7が配設されている。
また、各粗紡機1a,1bの一端には夫々の機台内レー
ル7と交差する機台間レール8が配設されている。この
機台間レール8と機台内レール7との各レール交差部1
5には後述の旋回テーブル30a,30bが配設されて
いる。
【0008】次に、図2に示すように、各ケンス列A〜
Dの供給ケンス3の上方には、駆動モータ9の作用で積
極回転する多数のフィードローラ10が支持されてお
り、供給ケンス3から引き出されたスライバは各フィー
ドローラ10を介して粗紡機1a,1bのドラフト部
(図示しない)に案内されるようになっている。また、
前記一対の機台内レール7間には複数のローラから成る
ローラコンベア(図示しない)が配設され、このローラ
コンベアによって満ケンス4が1つずつ独立して移送さ
れるようになっている。また、ケンス列A,Bでは、一
端(図1の右端)から他端に向けて、作業機の単位スラ
イバ継ぎ作業に要する時間に消費されるスライバ量ず
つ、増加するようにテーパ段取されている。また、ケン
ス列C,Dでは一端(図1の左端)から他端に向けて、
上記と同様なスライバ量ずつ増加するようにテーパ段取
されている。また、各ケンス列A〜D間では、各列が同
時にスライバ継ぎ要求を出さないように、4段のテーパ
段取りが施されている。また、ケンス列A,B間の供給
ケンス3及びケンス列C,D間の供給ケンス3は作業者
によって入替えられるようになっている。
【0009】次に、作業機11について説明するが、こ
の作業機11は、粗紡機1a,1bの台裏でケンス交換
を行いつつ、スライバ継ぎを行う門型のスライバ継機と
して構成され、これは、本出願人により特開平7−34
337号として開示されたものと略同じ構成であるため
詳細な説明は省略する。図2に示すように、作業機本体
12はケンスと対向する片側面に供給ケンスを取り入れ
るための空間13が形成され、また、粗紡機1a,1b
の長手方向に沿って満ケンス4を通過させるたの通路1
4が形成されている。また、作業機本体12には、駆動
モータ16(図7に示す)の作用で回転駆動され、上記
機台内,機台間レール7,8上を走行する走行車輪17
と、供給ケンス3からの旧スライバを引掛て、後述の第
1,2ローラ群25,26間へ導入する案内ローラ19
と、満ケンス4と供給ケンス3との交換を行う吸盤を備
えたケンス交換具20と、満ケンス4のスライバ端を吸
引口出しして、一対の開閉自在かつ、積極回転するエプ
ロンローラ21に受け渡す口出しノズル22と、エプロ
ンローラ21と口出しノズル22間の新スライバ端を切
断するための開閉グリッパ23と、本体に不動の状態で
回転自在に支持された第1ローラ群25と、これに対し
て圧着、離反する第2ローラ群26からなる追継部27
と、エプロンローラ21で挾んだ新スライバを追継部2
7へ供給して新,旧スライバを追継した後、旧スライバ
をエプロンローラ21との間で挾んで切断する切断片2
8とを備えている。
【0010】尚、上記様々な作業機構は、ケンス列B,
Cのうちどちらか一方のケンス列のみに対応しており、
つまり、図1において、作業機11でケンス列Bの供給
ケンス3のスライバ継ぎ作業を行うときには、作業機1
1の空間13をケンス列Bの供給ケンス3側に対向さ
せ、機台の一端(図1の右端)から他端に向かって単位
スライバ継ぎ作業を繰り返して行い、一方ケンス列Cの
供給ケンス3に対してスライバ継ぎ作業を行うとき、作
業機11の空間13をケンス列Cの供給ケンス3側に対
向させ、機台の一端(図1の左端)から他端に向かって
単位スライバ継ぎ作業を繰り返し行うようになってい
る。また、上記走行車輪17は、図6,7に示すよう
に、機台内,機台間レール7,8及び後述の方向切換レ
ール37上面を転動する小径輪17aと、各レール7,
8,37の側面に案内される大径輪17bとから構成さ
れている。
【0011】次に、作業機11を載置支持する旋回テー
ブル30a,30bについて説明する。図3,4に示す
ように、床面Fに形成した収納孔31の底面には、平面
形状が略正方形のベースプレート32がアジャスタボル
ト33によって水平状態に取付けられている。このベー
スプレート32の中央部には支持軸35が立設され、こ
の支持軸35には円板状の旋回テーブル30a,30b
が旋回自在に支持されている。この旋回テーブル30
a,30bの下面には円周方向に沿って複数(図面上1
0個)のローラ36が回転自在に支持され、これらのロ
ーラ36はベースプレート32上を転動するようになっ
ている。また、旋回テーブル30a,30bの上面には
上記機台内レール7あるいは機台間レール8と連続する
左右一対の方向切換レール37が取付けられている。さ
らに、旋回テーブル30a,30b上面には複数の中間
バー材38を介して旋回テーブル30a,30b上面を
覆うカバー部材39が取付けられている。また、ベース
プレート32上面にも複数の中間支持部材40を介して
旋回テーブル30a,30bで覆われた以外のベースプ
レート32上方を覆うカバー部材41が設けられてい
る。これらのカバー部材41の取付高さは床面F高さと
一致している。また、上記方向切換レール37,機台間
及び機台内レール7,8に沿うカバー部材39,41及
び床面F上には、作業機11の走行車輪17の大径輪1
7bが通過し得るように開口42が形成してある。
【0012】次に、上記旋回テーブル30a,30bの
ベースプレート32に対する位置決め機構45について
説明する。図3,4に示すように、ベースプレート32
上面には、各機台間,機台内レール7,8と対応して円
周を4等分する位置に断面L字状の位置決めブラケット
46が取付けられている。この位置決めブラケット46
には、後述のロケートピン49の先端部が嵌入する位置
決め孔47が形成されている。また、旋回テーブル30
a,30b下面には径方向に沿って一対の支持板48が
並設され、これらの支持板48に形成した支持孔にロケ
ートピン49が径方向に沿って移動自在に支持されてい
る。ロケートピン49の先端部と一方の支持板48との
間にはバネ51が介在され、このバネ51によりロケー
トピン49は径方向外側の突出方向に付勢され、このバ
ネ51の作用によってロケートピン49先端部が3つの
うち1つの位置決めブラケット46の位置決め孔47内
に嵌入していると、旋回テーブル30a,30b上の方
向切換レール37と機台間レール8あるいは機台内レー
ル7とが連続した状態で、ベースプレート32に対する
旋回テーブル30a,30bの相対回転が防止されるよ
うになっている。
【0013】また、ロケートピン49の基部には連結リ
ンク52を介してL型リンク53の一端が軸支されてい
る。このL型リンク53の中間部は旋回テーブル30
a,30b下面に取付けた支持ブロック54に回転自在
に支持され、L型リンク53の他端には操作ローラ55
が回転自在に支持されている。この操作ローラ55と対
応する位置において旋回テーブル30a,30b及びカ
バー部材39には操作窓56が形成されている。そし
て、図6,7に示すように、作業機本体12には、その
ピストンロッド58a先端が下方を向く解除用シリンダ
58が取付けられている。この解除用シリンダ58は、
作業機11が旋回テーブル30a,30b上の載置位置
P(図3において仮想線で示す)に位置するとき、その
ピストンロッド58a先端が操作窓56に対向してお
り、この状態で解除用シリンダ58を突出作用させる
と、そのピストンロッド58a先端が操作窓56を介し
て操作ローラ55を下方に押し、ロケートピン49が径
方向内側に没入し、その先端部が位置決めブラケット4
6の位置決め孔47から抜け出しベースプレート32に
対する旋回テーブル30a,30bの位置決めが解除さ
れるようになっている。
【0014】次に、図6に示すように、作業機本体12
の角部に設置され、上記旋回テーブル30a,30bを
旋回駆動させる旋回駆動手段61について説明する。図
8,9に示すように、作業機本体12には下方に向かっ
て一対の支持ブラケット62がねじ止めされ、これらの
支持ブラケット62下端部には軸支孔63が形成されて
いる。この軸支孔63には回動ピン65が回転自在に軸
支され、この回動ピン65には揺動枠66の基部がねじ
止めされている。また、図9,10に示すように、揺動
枠66の先端部の側方には断面U字状の車輪カバー67
が取付けられ、この車輪カバー67には断面U字状の取
付枠68がネジ止めされている。この取付枠68には、
旋回車輪69の車軸69aが回転自在に軸支されてい
る。また、取付枠68には旋回駆動モータ71が取付け
られ、この旋回駆動モータ71の駆動軸71aと旋回車
輪69の車軸69aとはベルト伝達機構72を介して連
結されている。
【0015】また、図8に示すように、作業機本体12
にネジ止められた支持バー73の先端には、昇降用シリ
ンダ75のシリンダ本体75b後端が揺動自在に支持さ
れている。この昇降用シリンダ75のピストンロッド7
5a先端は、前記揺動枠66の中間部に固設した固定部
材76に揺動自在に軸支されている。そして、後述の作
用で説明するように、作業機11が各レール7,8,3
7を走行するときには、昇降用シリンダ75の作用で揺
動枠66を上方に揺動させ、旋回車輪69を宙に浮いた
退避位置Q(図8に仮想線で示す)に位置させておき、
作業機11が旋回テーブル30a,30b上の載置位置
P(図3に仮想線で示す)に載置支持されるとき、昇降
用シリンダ75の作用で揺動枠66を下方に揺動させ、
旋回車輪69をカバー部材41上面に接地する作用位置
R(図8に実線で示す)に位置させ、この接地状態で旋
回駆動モータ71を駆動して旋回テーブル30a,30
bと共に作業機11を旋回させるようになっている。
【0016】次に、図27(d)に示すように作業機本体
12上方に設けられ、後述の旋回体103の作業機本体
12に対する連結及び連結解除を行う連結切離機構80
について説明する。図11に示すように、作業機本体1
2には作業機11の進行方向に対して左右一対の支軸8
1a,81bが固定されている。これらの支軸81a,
81bには左右のキャッチアーム82a,82bの基部
が夫々回転自在に軸支され、さらに、夫々の基部には互
いに噛み合う左右のギヤ83a,83bがネジ止められ
ている。また、一方のキャッチアーム82aの基部には
連結部84が突出形成され、この連結部84には、係合
用シリンダ85のピストンロッド85a先端が軸支され
ている。また、この係合用シリンダ85のシリンダ本体
85b後端は、作業機本体12に取付けた取付板86に
揺動自在に支持されている。従って、係合用シリンダ8
5のピストンロッド85aを突出作用させると、左右一
対のキャッチアーム82a,82bは、後述の旋回体1
03に設けた係合溝104に係合する係合位置S(図1
1に実線で示す)に位置され、また、係合用シリンダ8
5のピストンロッド85aを没入作用させると、係合溝
104から抜け出す係合解除位置T(図11に仮想線で
示す)に位置されるようになっている。
【0017】次に、機台間レール8の上方に配設された
トロリーダクト94からの電力を作業機に給電するため
の給電装置90について説明する。図5,13,14に
示すように、紡績工場の天井には複数の支持部材91を
介して断面が矩形中空状のガイドレール92が吊下さ
れ、このガイドレール92は前記機台間レール8の上方
に沿って配設されている。このガイドレール92には複
数の支持部材93を介してトロリーダクト94が並設さ
れている。また、円板上の支持体97上面に立設した一
対の支持枠98には、ガイドレール92の上下面に転動
自在に案内されるガイドローラ99と、トロリーダクト
94内の導線と接触する集電部100が取付けられてい
る。
【0018】上記支持体97の中央部には支持軸101
が固定され、この支持軸101には軸受102を介して
旋回体103が水平旋回自在に支持されている。図1
3,15に示すように、この旋回体103は、上方を開
放した箱状に形成され、かつ、作業機11の幅と略同じ
長手方向長さを有している。この旋回体103には、前
記作業機11に設けた一対のキャッチアーム82a,8
2bに対応する位置に夫々係合溝104a,104bが
形成されている。この係合溝104a,104bは、先
拡がり状のガイド部105と、このガイド部105と連
続し、キャッチアーム82a,82b先端部と係合する
係合部106とで構成され、後述の作用で説明するよう
に、作業機11が旋回テーブル30a,30b上の載置
位置Pに載置支持された状態で、前記連結切離機構80
の作用で、キャッチアーム82a,82bを係合位置S
(図11に実線で示す)に位置させると、キャッチアー
ム82a,82bの先端部は係合溝104a,104b
の係合部106に嵌合され、作業機本体12と旋回体1
03とが一体に連結されるようになっている。
【0019】次に、上記支持体97に対する旋回体10
3の位置決め機構108について説明する。図13,1
6に示すように、支持体97の下面には一方の係合溝1
04aと対応する位置に、凹部109aを備えた嵌合ブ
ロック109が取付けられている。また、旋回体103
には、上記嵌合ブロック109と対応する位置に水平方
向の支持軸111が取付けられ、この支持軸111に
は、一対の揺動レバー112の中間部が揺動自在に支持
されている。そして、これらの揺動レバー112の上端
間には、嵌合ブロック109の凹部109aに嵌合する
凸部113aを備えた嵌合ピン113が取付けられてい
る。また、揺動レバー112の下端間にはキャッチアー
ム82aと係合する係合ローラ114が固定され、この
係合ローラ114と旋回体103との間にはバネ115
が介在されている。このバネ115により揺動レバー1
12は、嵌合ピン113の凸部113aが嵌合ブロック
109の凹部109aに嵌合する方向に付勢され、この
嵌合状態で支持体97に対する旋回体103の相対回転
が防止されるようになっている。そして、後述の作用で
説明するように、連結切離機構80の作用でキャッチア
ーム82aを係合位置Sに位置させると、このキャッチ
アーム82aと係合ローラ114との係合によって揺動
レバー112は図13中仮想線で示す状態まで揺動さ
れ、嵌合ピン113の凸部113aが嵌合ブロック10
9の凹部109aから抜け出し、支持体97に対して旋
回体103は自由に相対回転し得る状態となる。
【0020】次に、前記旋回テーブル30a,30bに
対する旋回体103の位置決め機構117について説明
する。図5,18に示すように、旋回体103の長手方
向一端には、下方に向かって伸びるコード収納枠118
が取付けられ、このコード収納枠118内には前記集電
部100から伸びる給電コード120が導入されてい
る。また、コード収納枠118の下部に取り付けたコ字
状の支持ブラケット121には位置決めロッド122が
上下動自在に支持されている。この位置決めロッド12
2の外周に取り付けたリング部材123と支持ブラケッ
ト121との間には、この位置決めロッド122を下方
突出方向に付勢するバネ126が介在されている。ま
た、図3,4,18に示すように、作業機11と共に旋
回体103が旋回テーブル30a,30b上の載置位置
Pに載置支持されるとき、旋回テーブル30a,30b
上方のカバー部材39には上記位置決めロッド122と
対向する位置に位置決め孔127が形成されている。
【0021】また、図13,17に示すように、旋回体
103には他方の係合溝104bと対応する位置に水平
方向の支持軸129が取付けられ、この支持軸129に
は一対の揺動レバー130が揺動自在に支持されてい
る。これらの揺動レバー130の下端間には、前記作業
機11の他方のキャッチアーム82bと係合する係合ロ
ーラ131が回転自在に支持されている。そして、この
係合ローラ131と上記位置決めロッド122上端とは
ワイヤロープ132で連結されている。従って、後述の
作用で説明するように、作業機11が旋回テーブル30
a,30b上の載置位置Pに載置支持された状態で、キ
ャッチアーム82bを係合位置Sに位置させると、一方
のキャッチアーム82bの先端部と係合ローラ131と
が係合して、位置決めロッド122はワイヤロープ13
2を介して上方に引っ張られ、位置決めロッド122の
下端部はコード収納枠118内に収納され(図18に仮
想線で示す)、旋回テーブル30a,30bに対する旋
回体103の位置決めが解除されており、また、キャッ
チアーム82bを係合解除位置Tに位置させると、バネ
126の作用で位置決めロッド122は下方突出方向に
付勢され、位置決めロッド122の下端部が位置決め孔
127内に嵌入して、旋回テーブル30a,30bに対
して旋回体103が位置決めされるようになっている。
【0022】また、図18,19に示すように、前記コ
ード収納枠118の下端部にはコード案内枠134が取
付けられ、このコード案内枠134には一対の取付板1
35を介して給電コード120を案内する案内部材13
6が取付けられている。また、コード案内枠134に
は、この案内部材136から作業機11のガイドローラ
140(図18に仮想線で示す)に向かって給電コード
120を案内する一対の案内曲板137が取付けられて
いる。また、図20に示すように、作業機本体12には
後述の巻取ドラム143の下方にガイド部材138が設
けられ、このガイド部材138の下方には、互いの間隔
の狭い一対のガイドローラ139と、これらのガイドロ
ーラ139間の間隔より広い間隔の一対のガイドローラ
140が回転自在に支持されている。そして、給電コー
ド120は、前記コード収納枠118及びコード案内枠
134を介して作業機11のガイドローラ140,13
9、ガイド部材138により巻取ドラム143に案内さ
れる。
【0023】次に、給電コード120を巻き取るための
コード巻取装置141について説明する。図20,21
に示すように、作業機本体12に取り付けた取付ブラケ
ット142には巻取ドラム143の回転軸143aが回
転自在に支持されている。この、巻取ドラム143に
は、一端を集電部100に連結した給電コード120の
他端が連結され、作業機11の各作業機構の駆動は給電
コード120を介してトロリーダクト94からの給電に
よって行われるようになっている。また、作業機本体1
2には巻取駆動モータ145が取付けられ、この巻取駆
動モータ145の駆動軸145aと巻取ドラム143の
回転軸143aとはベルト伝達機構146を介して連結
されている。従って、後述の作用で説明するように、巻
取ドラム143から巻きだされた給電コード120は巻
取駆動モータ145を駆動させることによって、再び巻
取ドラム143に巻き取れるようになっている。
【0024】次に、図22〜図26において、以上のよ
うに構成された作業機の走行装置の作用について説明す
る。先ず、図22(a)において、粗紡機1aのケンス列
Bの供給ケンス3でケンス交換要求が生じたときの作用
について説明すると、作業機11は旋回テーブル30a
に向かって走行車輪17を回転駆動させて機台間レール
8を走行する。この走行時において作業機11のキャッ
チアーム82a,82bは旋回体103の係合溝104
a,104bに係合しており、作業機11と旋回体10
3とは一体に機台間レール8に沿って移動している(図
25(a)に示す)。このとき、各キャッチアーム82
a,82bの先端部は夫々の位置決め機構108,11
7の係合ローラ114,131に係合し、図13に示す
ように、位置決め機構108においては、嵌合ピン11
3の凸部113aと嵌合ブロック109の凹部109a
とが離れており、支持体97に対して旋回体103は相
対回転自在とされており、また、位置決め機構117に
おいては、ワイヤロープ132を介して位置決めロッド
122が上方へ引き上げられ、この位置決めロッド12
2下端部はコード収納枠118に収納されている。
【0025】その後、作業機11が旋回テーブル30a
上の載置位置Pで停止する(図22(a)中仮想線及び図
25(b)に示す)と、図3に仮想線で示すように、解除
用シリンダ58のピストンロッド58a先端が操作窓5
6を介して位置決め機構45の操作ローラ55に対向
し、さらに、位置決め機構117の位置決めロッド12
2先端がカバー部材39に設けた位置決め孔127に対
向する状態となる。そして、解除用シリンダ58を突出
作動させると、ピストンロッド58a先端が操作ローラ
55を下方に押して、ロケートピン49が位置決め孔4
7から抜け出し、旋回テーブル30はベースプレート3
2に対して旋回自在の状態となる。この状態で、図8に
示すように、旋回駆動手段61の昇降用シリンダ75の
作用で今まで宙に浮いた状態であった旋回車輪69を下
降させてカバー部材41上面に接地させ、次いで、旋回
駆動モータ71により旋回車輪69を回転駆動させる
と、作業機11は、その走行車輪17の大径輪17bが
方向切換レール37の一側面に案内されており、また、
キャッチアーム82a,82b先端が旋回体103の係
合溝104a,104bに係合したままであり、さら
に、位置決め機構108の位置決め解除によって旋回体
103は支持体97に対して旋回自在の状態であるた
め、旋回テーブル30aと作業機11と旋回体103と
が一体となって矢印方向に旋回し、この旋回は、旋回テ
ーブル30aの方向切換レール37が機台内レール7と
連続するまで続けられる(図22(b)中実線及び図26
(c)に示す)。
【0026】そして、旋回テーブル30aの旋回停止
で、先ず、解除用シリンダ58を没入作用させると、ロ
ケートピン49の先端がベースプレート32の機台内レ
ール8側に設置したブラケット46の位置決め孔内47
に嵌入して、ベースプレート32に対する旋回テーブル
30aの位置決めが行われ、次いで、昇降用シリンダ7
5の没入作動で旋回車輪69を再び宙に浮いた状態と
し、その後、連結切離機構80の作用で係合位置Sに位
置するキャッチアーム82a,82bを係合解除位置T
まで揺動させ、作業機本体12と旋回体103との連結
を解除する。このとき、左右のキャッチアーム82a,
82bの先端と各位置決め機構108,117の係合ロ
ーラ114,131との係合が外れているので、位置決
め機構108においては、バネ115によって係合ピン
113の凸部113aが係合ブロック109の凹部10
9aに嵌合して、支持体97に対して旋回体103は旋
回不能状態とされ、また、位置決め機構117において
は、バネ126の作用で位置決めロッド122先端が旋
回テーブル30に形成した位置決め孔127に嵌入さ
れ、旋回体103は旋回テーブル30に対して位置決め
され、つまり、支持体97と旋回体103とが停止状態
の旋回テーブル30に一体に連結されることになる。
【0027】その後、作業機11は、ケンス列Bの供給
ケンス3に対するスライバ継ぎ作業のため、自身の走行
車輪17を回転駆動させて機台内レール7に沿って走行
を開始し、この作業機11の走行に伴って、作業機本体
12の巻取ドラム143から給電コード120が床面上
に引き出され、作業機11の各作業機構は、給電コード
120を介してトロリーダクト94から給電され、単位
スライバ継ぎ作業を粗紡機1aの一端から他端に向かっ
て繰り返し行っていく(図22(b)中仮想線及び図26
(d)に示す)、そして、ケンス列Bの全ての供給ケンス
3と満ケンス4とのケンス交換を終えると、機台内レー
ル7を他端から一端に向かって逆走行し、再び旋回テー
ブル30a上の載置位置Pに至る(図23(c)中仮想線
で示す)が、この作業機11の機台内レール7の逆走行
時には、巻取駆動モータ145を駆動して巻取ドラム1
43を巻取方向に積極回転させ、床面F上に引き出され
た給電コード120は巻取ドラム143に巻き取られて
いる。
【0028】次いで、粗紡機1bのケンス列Cの供給ケ
ンス3で次のケンス交換要求が生じている場合には、上
記作用と同様にして、作業機11が旋回テーブル30a
上の載置位置Pに停止した状態で、キャッチアーム82
a,82bを旋回体103の係合孔104a,104b
に嵌入させ、解除用シリンダ58の突出作用でロケート
ピン49を位置決めブラケット46の位置決め孔47か
ら抜き取り、昇降用シリンダ75の突出作用で旋回車輪
69をカバー部材41上面に設置させ、旋回駆動モータ
71の作用で旋回車輪69を回転駆動させて、旋回テー
ブル30aは、その方向切換レール37が機台間レール
8に連続するまで、作業機11及び旋回体103と一体
に旋回される(図23(d)中実線で示す)。
【0029】その後、作業機11は、旋回体103及び
支持体97とともに機台間レール8に沿って旋回テーブ
ル30bに向かって移動し、旋回テーブル30b上の載
置位置Pに到る(図23(d)中仮想線で示す)と、前述
の作用と同様にして、旋回テーブル30bと作業機11
と旋回体103とが一体に旋回され、この旋回完了時
に、作業機11の空間13はケンス列Cの供給ケンス3
と対応するようになっている(図24(e)中実線で示
す)。そして、作業機11は、旋回体103との連結を
止め、先ず、粗紡機1bの一端まで機台内レール7に沿
って移動し(図24(e)中仮想線で示す)、この粗紡機
1bの一端より他端に向かって単位スライバ継ぎ作業を
繰り返し行い、その後、次のケンス交換要求が生じた粗
紡機のケンス列と対応する機台内レール7まで移動する
ために上記作用と同様にして旋回テーブル30bの旋回
によって作業機の方向を変更して機台間レールを走行さ
せる。
【0030】以上のように、本実施例では、レール交差
部15に旋回テーブル30a(30b)を設け、この旋
回テーブル30a(30b)の旋回によって作業機11
が方向転換を行い、自身に備えた走行車輪17で機台内
レール7及び機台間レール8を走行するようにしてある
ので、従来のように機台間レール8を移動させるための
キャリヤーが不必要であり、装置のコストを押えること
ができ、また、機台間レール8上に常に存在するキャリ
ヤーによって他の通行が邪魔されるといった問題はな
く、さらに、作業方向の異なるケンス列B,Cでのスラ
イバ継ぎ作業を一台の作業機11で行うことができる。
い。また、従来のように、作業機本体12の中央下部に
作業機11を旋回させるための支軸,昇降装置及び旋回
駆動装置を設けてあるものに比べ、作業機11は小型と
なり、作業機11の作業通路幅が小さくなる。また、作
業機11を、粗紡機の台裏でケンス交換を行いつつ、ス
ライバ継ぎを行う門型のスライバ継機として構成して
も、作業機本体の中央下部には作業機を旋回させるため
の機構を設ける必要がないので、何ら問題無く対応でき
る。また、本実施例では、旋回テーブル30a(30
b)を旋回駆動させる旋回駆動手段61を作業機に設け
てあるので、夫々の旋回テーブル30a(30b)に旋
回駆動手段61を設けたものに比べてコストを押えるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明では、機台間,機台内レールのレ
ール交差部に、作業機を旋回させる旋回テーブルを設け
たので、作業機が機台間,機台内レールを自走すること
ができ、作業機運搬用のキャリヤーを必要としない。ま
た、従来のように作業機自身に作業機を旋回させるため
のすべての機構を設けたものに比べ、作業機を小型化す
ることができ、作業機の作業通路幅を小さくすることが
できる。また、作業機を、粗紡機の台裏でケンス交換を
行いつつ、スライバ継ぎを行う門型のスライバ継機とし
て構成しても、何ら問題なく対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の作業機の走行装置の全体平面図であ
る。。
【図2】作業機の各作業機構の説明図である。
【図3】旋回テーブルの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】機台間レールに沿って走行中の作業機の側面図
である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII視図である。
【図8】図6のVIII視図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図8のX視図である
【図11】図5のXI−XI線断面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面図である。
【図13】図5のXIII−XIII線断面図である。
【図14】図13のXIV−XIV線断面図である。
【図15】図13のXV−XV線断面図である。
【図16】図13のXVI−XVI線断面図である。
【図17】図13のXVII−XVII線断面図である。
【図18】図5のXVIII−XVIII線断面図である。
【図19】図18のXIX−XIX線断面図である。
【図20】図5の一部を断面とした要部拡大図である。
【図21】図20のXXI−XXI線断面図である。
【図22】作用説明図である。
【図23】作用説明図である。
【図24】作用説明図である。
【図25】作用説明図である。
【図26】作用説明図である。
【符号の説明】
7 機台内レール、 8 機台間レール、 11 作業
機、12 作業機本体、 15 レール交差部、30
a,30b 旋回テーブル、 61 旋回駆動手段、6
9 旋回車輪、 71 旋回駆動モータ、 75 昇降
シリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡機の機台長手方向に沿って作業機走行
    用の機台内レールを配設し、複数並設される紡機の機台
    内レールと交差する機台間レールを設け、作業機がレー
    ル交差部で方向転換して機台内,機台間レールを走行す
    るようにした作業機の走行方法において、機台内レール
    と機台間レールとのレール交差部に作業機を載置支持す
    る旋回テーブルを水平旋回自在に設け、ある機台内レー
    ルで作業を終えた作業機は、レール交差部で旋回テーブ
    ル上に載置され、この旋回テーブルの旋回により方向転
    換され機台間レールを走行し、その後、作業機は次の作
    業を開始すべき紡機と対応したレール交差部で旋回テー
    ブル上に載置され、この旋回テーブルの旋回により方向
    転換されその機台内レールを走行して作業を行うように
    したことを特徴とする作業機の走行方法。
  2. 【請求項2】 紡機の機台長手方向に沿って作業機走行
    用の機台内レールを配設し、複数並設される紡機の機台
    内レールと交差する機台間レールを設け、作業機がレー
    ル交差部で方向転換して機台内,機台間レールを走行す
    るようにした作業機の走行装置において、機台内レール
    と機台間レールとのレール交差部に作業機を載置支持す
    る旋回テーブルを水平旋回自在に設け、この旋回テーブ
    ルを旋回させる旋回駆動手段を備えて成ることを特徴と
    する作業機の走行装置。
  3. 【請求項3】 前記旋回駆動手段を作業機本体に設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の作業機の走行装置。
  4. 【請求項4】 作業機の旋回中心と同心円の円周方向を
    向き、回転自在に支持された旋回車輪と、この旋回車輪
    を床面に接触する作用位置と宙に浮いた退避位置との間
    で昇降させる昇降機構と、旋回車輪を回転駆動させる駆
    動モータとで前記旋回駆動手段を構成したことを特徴と
    する請求項3記載の作業機の走行装置。
  5. 【請求項5】 紡機が粗紡機であって、作業機は、粗紡
    機の台裏でケンス交換を行いつつ、スライバ継ぎ作業を
    行う門型のスライバ継機であることを特徴とする請求項
    2又は3又は4記載の作業機の走行装置。
JP20753795A 1995-07-20 1995-07-20 作業機の走行方法及び装置 Pending JPH0931772A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109629023A (zh) * 2019-02-18 2019-04-16 苏州软石智能装备有限公司 纺丝机的升头装置
CN111792438A (zh) * 2019-04-08 2020-10-20 日本Tmt机械株式会社 纤维机械

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