JPH09316476A - ウオームギヤ油組成物 - Google Patents

ウオームギヤ油組成物

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JPH09316476A
JPH09316476A JP13982096A JP13982096A JPH09316476A JP H09316476 A JPH09316476 A JP H09316476A JP 13982096 A JP13982096 A JP 13982096A JP 13982096 A JP13982096 A JP 13982096A JP H09316476 A JPH09316476 A JP H09316476A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、アルミニウム,珪素,マンガンを
含む銅系合金のウオームギヤに適するウオームギヤ油組
成物であって、耐荷重性,伝達効率等のギヤ特性に優
れ、塗料,シール,サイトグラス等の有機材に悪影響を
及ぼさないウオームギヤ油組成物を提供すること。 【解決手段】 アルキルベンゼンあるいはアルキルナフ
タレンなどのアルキル基置換芳香族化合物とポリ−α−
オレフィンとからなる基油にモリブデン化合物を配合し
てなり、アルミニウム,珪素及びマンガンから選ばれる
少なくとも一種を含む銅系合金製ウオームを有するウオ
ームギヤに好適に用いることを特徴とするウオームギヤ
油組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウオームギヤ油組成
物に関し、詳しくは、アルミニウム,珪素又はマンガン
を含有する銅系合金系のウオームギヤに適するウオーム
ギヤ油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ウオームギヤは小型化・高効率化
傾向にあり、使用される潤滑油に対する負荷も著しく増
大している。このようなウオームギヤ用の潤滑油として
は、従来、例えば鉱油と油脂(エステル)や脂肪酸とか
らなり一部にリン化合物を含有してなるものが使用され
ている。一方、ウオームギヤのウオーム用材質として
は、従来リン青銅が用いられているが、近年、ウオーム
ギヤの小型化傾向やその硬さ,耐摩耗性,焼き付き性等
の点からその材質として、アルミニウム青銅又は高力黄
銅等のアルミニウム,珪素,マンガンなどを含有する銅
系合金への転換が行われている。しかしながら、前記鉱
油等からなる従来の潤滑油の場合、これをアルミニウ
ム,珪素,マンガンなどを含有する銅系合金からなるウ
オームギヤへ適用した場合、耐荷重性,伝達効率等のギ
ヤ特性が充分でないという問題があった。また、装置内
において通常使用されているサイトグラス,塗料,シー
ル等の有機材に悪影響を及ぼさないウオームギヤ油も要
望されていた。すなわち、上記新規な材質からなるウオ
ームギヤに適する潤滑油は未だ得られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況下でなされたものである。すなわち、本発明は特にア
ルミニウム,珪素及びマンガンから選ばれる少なくとも
一種を含む銅系合金系のウオームギヤに適するウオーム
ギヤ油組成物を提供するものであり、特に耐荷重性,伝
達効率等のギヤ特性が良好であり、塗料,シール,サイ
トグラス等の有機材に悪影響を及ぼさないウオームギヤ
油組成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、基油として、特定
の化合物を組み合わせてなる合成油を用い、これに特定
のモリブデン化合物を配合したウオームギヤ油が、上記
銅系合金系のウオームギヤに対しても、良好なギヤ特性
を示し、塗料,シール,サイトグラス等の有機材に対し
ても悪影響を及ぼさないことを見出した。本発明はかか
る知見に基づいて完成されたものである。すなわち、本
発明は、アルキルベンゼンあるいはアルキルナフタレン
などのアルキル基置換芳香族化合物とポリ−α−オレフ
ィンとからなる基油にモリブデン化合物を配合してな
り、特に、アルミニウム,珪素及びマンガンから選ばれ
る少なくとも一種を含む銅系合金製ウオームを有するウ
オームギヤに用いることを特徴とするウオームギヤ油組
成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を更に詳細に説明
する。本発明においては、ウオームギヤ油組成物の基油
として、アルキルベンゼンあるいはアルキルナフタレン
などのアルキル基置換芳香族化合物とポリ−α−オレフ
ィンとからなるものが使用される。その各種性状につい
ては特に制限はないが、高温での運転時における油膜厚
さ、すなわち油膜強度の点から、その粘度指数が130
以上さらには140以上のものであることが好ましい。
このため本発明においては、上記基油に更に粘度指数向
上剤を配合することが好ましい。使用できる粘度指数向
上剤としては、ポリメタアクリレート,ポリイソブチレ
ン,エチレン─α─オレフィン共重合体などが挙げら
れ、数平均分子量で1,000〜800,000、更に1,5
00〜300,000、特に2,000〜100,000のも
のが好ましく使用できる。本発明においては、これらの
うちエチレン─α─オレフィン共重合体が剪断安定性な
どの点から特に好ましい。上記粘度指数向上剤は、本発
明のウオームギア油組成物中5〜20重量%含有される
ことが好ましい。上記含有量が5重量%未満では粘度指
数向上効果が小さく、20重量%を超える場合は粘度が
高くなりすぎる恐れがある。本発明においては、これら
の粘度指数向上剤は一種で用いることもできるが、二種
以上組み合わせて使用することもできる。
【0006】上記基油に用いられるポリ−α−オレフィ
ンとしては、種々のものが使用できるが、粘度指数向上
の目的から炭素数6〜14のα−オレフィンのオリゴマ
−あるいはエチレン−α−オレフィン共重合体が好まし
く使用でき、特にデセンオリゴマー,エチレン−プロピ
レン共重合体あるいはこれらの混合物を好ましく使用す
ることができる。また、40℃における粘度が30〜1
0,000cStの範囲にあるものを使用することが好ま
しい。上記粘度が30cSt未満の場合は油膜厚さが小
さくなり過ぎ、また10,000cStを超える場合は組
成物の粘度が高くなりすぎ、機械的あるいは熱的剪断に
より粘度が低下する場合がある。このような理由から、
上記範囲は50〜5,000cStであることが更に好ま
しい。
【0007】また本発明においては、上記ポリ−α−オ
レフィンとともに基油を構成するアルキル基置換芳香族
化合物の一つとしてアルキルベンゼンを使用する。この
ようなアルキルベンゼンは、酸化安定性,スラッジの発
生防止の目的で使用されるものであり、本発明において
は、特に分岐アルキル基で置換されたアルキルベンゼン
が好ましく使用できる。このような分岐アルキル基とし
ては、例えば、エチレン,プロピレン,ブチレンを重合
したオレフィン基等が挙げられる。上記アルキルベンゼ
ンのアルキル基としては、炭素数が8〜30、好ましく
は10〜20のものが使用できる。この値が上記範囲よ
り小さい場合は低粘度になり油膜強度が不足し、また上
記範囲より大きい場合は酸化劣化により生成したスラッ
ジの溶解性が不足することがある。また、上記アルキル
ベンゼンとしては、スラッジの溶解性などの点からその
粘度指数が100以下であるものが好ましく用いられ
る。また、40℃における粘度が20〜200cStで
あるものも好ましく使用できる。上記粘度が20cSt
未満の場合は高温運転時の油膜強度が不足したり、蒸発
損失が大きくなり、また200cStを超える場合は酸
化劣化によって生成したスラッジの溶解性が低下する場
合がある。このような理由から、上記範囲は20〜10
0cStであることが更に好ましい。
【0008】本発明においては、上記アルキルベンゼン
に代えて、アルキルナフタレンを使用することも可能で
ある。本発明で使用しうるアルキルナフタレンとして
は、α−オレフィンとナフタレンの反応物が挙げられ
る。ここで、α−オレフィンとしては、炭素数10〜3
0のもの、具体的には、テトラデセン,ヘキサデセン,
オクタデセン,エイコセン等が使用できる。上記アルキ
ルナフタレンの40℃における粘度や粘度指数は前記ア
ルキルベンゼンと同様であることが好ましい。本発明に
おいては、上記ポリ−α−オレフィンとアルキル基置換
芳香族化合物との配合量比は重量比で50/50〜95
/5であることが好ましい。ポリ−α−オレフィンの配
合量が上記範囲より少ない場合は、組成物の粘度指数が
低下することから高温時の油膜形成が劣り、また低温時
の流動性が低下し低温始動性が悪化する。従って、上記
配合量比は、60/40〜95/5であることが更に好
ましい。
【0009】本発明のウオームギヤ油組成物において
は、上記基油にモリブデン化合物を配合する。モリブデ
ン化合物としては、有機モリブデン化合物が好ましく使
用され、特に、ギヤの伝達効率向上,油温の上昇抑制,
ギヤ歯面の損傷防止などの点からジチオリン酸モリブデ
ン(MoDTP),ジチオカルバミン酸モリブデン(M
oDTC)等が好ましく使用される。このようなモリブ
デン化合物は、本発明のウオームギヤ油組成物中0.1〜
10重量%含有される。モリブデン化合物の配合量が0.
1重量%未満の場合はギヤの伝達効率が低く、油温が上
昇し、またギヤ歯面の損傷が発生する。また、10重量
%を超える場合は酸化安定性や熱安定性が低下する。従
って、上記配合量は0.1〜5重量%であることが更に好
ましい。
【0010】本発明のウオームギヤ油組成物には、上記
モリブデン化合物に加え、必要に応じ本発明の目的を阻
害しない範囲で酸化防止剤,銅不活性化剤,防錆剤,分
散剤等の添加剤を含有することができる。本発明に使用
しうる酸化防止剤としては、例えば、アミン系酸化防止
剤,フェノール系酸化防止剤などを使用することができ
る。また銅不活性化剤としては、例えばベンゾトリアゾ
ール系化合物,チアジアゾール系化合物などを、防錆剤
としては、例えば、スルホネートのアルカリ土類金属
塩,アルケニルコハク酸エステル類などを、更に分散剤
としては、例えば、アルケニルコハク酸イミド類,酸ア
ミド類などを使用することができる。上記添加剤は、組
成物中に各々5重量%以下、合計で10重量%以下の量
含有することができる。本発明のウオームギヤ油組成物
は、その粘度指数が130以上、好ましくは140以上
であり、また40℃における粘度が100〜1,000c
Stであることが好ましい。上記粘度が100cSt未
満である場合は、油膜強度が不足し、油温が上昇し、ま
たギヤの歯面の損傷が増大する。また、1,000cSt
を超える場合は攪拌抵抗が大きくなり伝達効率が低下す
る。従って、その粘度範囲は150〜700cStであ
ることが更に好ましい。
【0011】本発明のウオームギヤ油組成物は、アルミ
ニウム,珪素及びマンガンから選ばれる少なくとも一種
を含有する銅系合金からなるウオームを有するウオーム
ギヤに好適に用いられる。このような銅系合金として
は、アルミニウムを1〜15重量%含有したもの、珪素
を0.1〜3重量%含有したもの、マンガンを0.5〜5重
量%含有したもの、あるいはこれらを二種以上各々の量
で含有したものが好ましく使用される。また、これらを
二種以上含有する場合は合計で2〜20重量%含有する
ことが好ましい。この含有量が上記範囲を逸脱する場合
は、ウオームの硬度が不充分となり好ましくない場合が
ある。上記ウオームに用いられる銅系合金には、更に必
要に応じて亜鉛,鉄,ニッケル等の金属を含有すること
も任意である。本発明においては、上記アルミニウム,
珪素及びマンガンから選ばれる少なくとも一種を含有す
る銅系合金としては、高力黄銅,アルミニウム青銅等が
好ましく挙げられる。本発明のウオームギヤ油組成物
は、例えば各種産業機械,エスカレータ,動く歩道,荷
揚げ用クレーン,帆駆動装置等に使用されるウオームギ
ヤに適用することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。尚、ウオームギヤ油の各性能は、
以下に示す方法により評価した。この場合、ウオームギ
ヤとしては以下の材質からなるウオームを有するものを
使用した。ウオームの材質 アルミニウム青銅((株)日立製作所製FA−381) 成分; Fe(3.2%),Ni(3.5%),Cu(残
部),Al(8.3%),Si(1.2%) 硬さ; HB =156
【0013】性能評価方法 実機ウオームギヤ試験方法 下記のようにして実機を用いて本発明のウオームギヤ油
の下記諸性能を評価した。3.7kwのモーターを180
0rpmで回転し、上記材質からなるウオームギヤ(減
速比60:1)を駆動し、出力回転数30rpmとし、
これに更に増速機を介して油圧ポンプを駆動した。この
際、トルクメーターにより、ウオームギヤの入力トルク
と出力トルクを測定した。 油温の上昇(℃) 定格荷重(100%荷重)で装置を50時間運転した時
の油温とその時の室温との差を上昇油温とした。 エネルギー伝達効率(%) 次式によりエネルギー伝達効率を計算した。 エネルギー伝達効率(%)=〔(出力トルク(kgf・
m)×30)/(入力トルク(kgf・m)×180
0)〕×100 ギヤの摩耗量(バックラッシ量)(mm) 50時間運転前後のバックラッシ変化量(mm)を測定
した。
【0014】LFW−1試験(ブロックオンリング試
験) 下記の材質からなるブロック・リングを用い、圧力20
0 lbs.,回転数500rpm、油温80℃、時間
30分の条件で運転し、試験後のブロックの摩耗幅(m
m)を測定した。条件A ブロック材質: アルミニウム青銅((株)日立製作所
製FA−381) 成分; Fe(3.2%),Ni(3.5%),Cu(残
部),Al(8.3%),Si(1.2%) 硬さ; HB =156 リング材質 : SAE4620鋼(Ni−Mo鋼) 成分; C(0.20%),Si(0.28%),Mn(0.
55%),Mo(0.25%),Ni(1.85%),Fe
(残部) 硬さ; RC =58〜63条件B ブロック材質: 珪素化マンガン高力黄銅(中越合金鋳
工(株)製CGM−3) 成分; Al(1.3%),Mn(2.2%),Si(1.0
%),Pb(0.8%),Cu(残部),Zn(34.9
%),Sn(0.05%), Ni(0.0
7%) 硬さ; HB =121 リング材質 : SAE4620鋼(Ni−Mo鋼) 成分; C(0.20%),Si(0.28%),Mn(0.
55%),Mo(0.25%),Ni(1.85%),Fe
(残部) 硬さ; RC =58〜63
【0015】実施例1〜5及び比較例1〜3 第1表に示す基油を用いて、第2表に示す組成及び配合
割合(重量%)のウオームギヤ油を調製し、その各々に
ついて上記各性能を評価した。結果を第2表に示す。
尚、基油及びギヤ油の上記以外の諸性能については各々
JISに準じた方法で評価した。
【0016】
【表1】
【0017】基油(1): ポリ−α−オレフィン(デ
センオリゴマー) 基油(2): アルキルベンゼン(炭素数12のアルキ
ル基を1〜3個有する分岐型重質アルキルベンゼン) 基油(3): アルキルナフタレン(炭素数16又は炭
素数18のアルキル基を1又は2個有するアルキルナフ
タレン)
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】粘度指数向上剤: エチレン─プロピレン
共重合体(数平均分子量 3,600) 添加剤(1): ジチオリン酸モリブデン(Mo−DT
P)(Mo=9.0%,S=10.0%,P=3.3%) 添加剤(2): ジチオカルバミン酸モリブデン(Mo
−DTC)(Mo=4.7%,S=6.0%,N=0.7%) 添加剤(3): イオウ−リン系極圧剤(エチルジャパ
ン社製IGA4689、(S=14.0%,P=0.5%,
N=0.5%) 添加剤(4): リン系極圧剤(リン酸エステルアミン
塩、P=2.5%,N=0.3%) 添加剤(5): リン系添加剤(トリクレジルホスフェ
ート、P=8.3%) 添加剤(6): 酸化防止剤(ジアルキルジフェニルア
ミン) 添加剤(7): 防錆剤(Ba−スルホネート、Ba=
6.6%) 添加剤(8): 銅不活性化剤(1,2,3−ベンゾト
リアゾール)
【0021】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明のウオ
ームギヤ油組成物はアルミニウム,珪素,マンガンを含
む銅系合金系のウオームギヤに適するものであり、特に
耐荷重性,伝達効率等のギヤ特性が良好であり、塗料,
シール,サイトグラス等の有機材に悪影響を及ぼすこと
がないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 139:00) C10N 10:12 30:00 30:06 40:04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基置換芳香族化合物とポリ−α
    −オレフィンとからなる基油にモリブデン化合物を配合
    してなることを特徴とするウオームギヤ油組成物。
  2. 【請求項2】 ポリ−α−オレフィンとアルキル基置換
    芳香族化合物の配合比率が重量比で50/50〜95/
    5であることを特徴とする請求項1記載のウオームギヤ
    油組成物。
  3. 【請求項3】 ポリ−α−オレフィンがデセンオリゴマ
    ー,エチレン−プロピレン共重合体あるいはこれらの混
    合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のウ
    オームギヤ油組成物。
  4. 【請求項4】 アルキル基置換芳香族化合物がアルキル
    基で置換されたベンゼンまたはナフタレンであることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のウオームギ
    ヤ油組成物。
  5. 【請求項5】 更に、酸化防止剤,銅不活性化剤,防錆
    剤及び分散剤から選ばれる少なくとも一種を配合してな
    る請求項1〜4のいずれかに記載のウオームギヤ油組成
    物。
  6. 【請求項6】 ウオームギヤがアルミニウム,珪素及び
    マンガンから選ばれる少なくとも一種を含む銅系合金製
    のウオームを有するものである請求項1〜5のいずれか
    に記載のウオームギヤ油組成物。
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