JPH09314747A - 複合セラミックスフィルム及びシート - Google Patents

複合セラミックスフィルム及びシート

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JPH09314747A
JPH09314747A JP8146392A JP14639296A JPH09314747A JP H09314747 A JPH09314747 A JP H09314747A JP 8146392 A JP8146392 A JP 8146392A JP 14639296 A JP14639296 A JP 14639296A JP H09314747 A JPH09314747 A JP H09314747A
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film
sheet
polymer film
composite ceramic
ceramic
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JP8146392A
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Nariyuki Tanaka
成幸 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】熱的、電磁気的機能に優れた新素材セラミック
スピースを 厚さ400μmまでのポリイミド等の強靱
性高分子内部に 任意の位置に配し 新素材セラミック
スの機能を高度に活かしつつ 可撓性を併せ持った複合
セラミックスフィルム及びシートの提供。 【解決手段】厚さが30μm〜400μmの複素環系高
分子フィルム内部に総ての界面若しくは 一面或いは二
面を残した他の界面を 該複素環式系高分子に接するよ
うにしたカップリング処理又は未処理の単結晶多面体、
多結晶多面体、非晶質多面体セラミックスの1個以上を
任意の位置或いは、一定間隔を置いて連続規則的にま
た 場合によっては不規則に配し その総体積が 該フ
ィルムの全体積の75%以下を占めることを特徴とした
複合セラミックスフィルム及びシート

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は 脆性材料であるセラ
ミックスの熱的、電気的、磁気的、な機能を高度に活か
しつつ 靱性高分子の内部にセラミックスピースを任意
の位置に配し複合化して 柔軟性をもたせた複合フィル
ム及びシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックスは、様々な組成によ
る 有益な機能や特徴を活かし 各種産業分野に使用さ
れているが 一般にセラミックスは圧縮強度には優れる
がもろく可撓性に乏しいものである。一方ポリイミドな
どに代表される高分子材料は強靭で可撓性に富んでいる
ため 両者を複合する手法は広く実施されている。例え
ば多結晶、単結晶、或いは非晶質セラミックス長繊維、
短繊維と エポキシレジン、ポリアミド、ポリアミドイ
ミド、ポリアミノビスマレイド、ポリエステル、ポリア
ラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポ
リフェニレンスルファイド、シリコーン、ポリテトラフ
ルオロエチレン等の高分子材料との複合があるが これ
らは構造材としての機械的機能向上が主たる目的であり
電気、磁気、熱的機能を機械的機能と同時、又は単独
に求めたい場合 例えば セラミックス繊維の一本一本
を複合する高分子内に任意の正確な位置に 又は 不連
続飛び飛び状に配置することは 困難であった。さらに
有機高分子フィルム等をベースとしその表面に様々な手
法によりセラミックスをコーティングする方法が用いら
れているが コーティング膜が薄膜では十分に望ましい
機能が得られない場合がある。しかし夫々のセラミック
スにより一定の厚さを越えた厚膜では被コーティング体
である 高分子材料との密着性が著しく低下し 膨張率
の差によりクラックを生じることもあり 時には剥離す
る等の問題があった。又、新素材セラミックスをフィラ
ーとして有機系高分子などに分散させる方法があるが個
々の新素材セラミックスの持つ固有の機能を より高度
に引き出したい場合フィラー粉末の一粒一粒の位置を任
意に配置させ得ることは 工法的に極めて困難であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述を踏まえ 本発明
は セラミックス多面体ピースを靱性の高い有機又は無
機高分子フィルム内部において、任意の位置に配置し
各々のセラミックス固有の熱的、電気的、磁気的、特性
を最大限に発揮させると同時に可とうせいを併せ持った
複合フィルム、シート及び その製造法を提供すること
にある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は、下記の複
数の方法の何れか一つ、又は、組み合わせによって製造
する。40μm〜600μmまでの厚さのセラミックス
板(3a)の上面に該セラミックスと同質のセラミック
スを 任意の位置に凸状領域(1)として一定間隔を隔
て連続規則的あるいは不規則に 総ての凸状領域の高さ
が10μm〜390μmになる様に完全な一体構造とし
凸状領域の総体積が全加工行程を終了した後の複合セ
ラミックスフィルムの総体積の75%を越える時は 良
好な可撓性が得られない為 得たい複合セラミックスフ
ィルムの総体積に対し75%以下、になるように成形し
た後、このセラミックス板片面全体に形成された凹状領
域(2)、或いは凹状領域内を合む凸面上(1)をアル
ミニューム系カップリング剤、チタン系カップリング
剤、シラン系カップリング剤等で処理し 更に 強靱性
高分子(4)である ポリイミド、ポリイミドアミドポ
リアミド、ポリエーテルイミド、ポリパラバン酸、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン、ポ
リフェニレンスルファイド、ポリスルフォン、ポリイミ
ドスルフォン、ポリアリレンスルファイド、ポリアリル
エーテルケトン、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリ
四ふっ化エチレン、四ふっ化エチレン六ふっ化プロピレ
ン共重合体、四ふっ化エチレンパーフルオロアルキルビ
ニールエーテル共重合体、ポリフォスファゼン、ビスマ
レイド樹脂、ビスマレイドトリアジン樹脂、シリコー
ン、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂、ポリウレタン等、の単独、及び各々の変成品及び上
記の2種類以上のブレンド品 で充填被着して得られた
複合セラミックス板(図4)を 強靱性高分子(4)が
充填被着されている面の高分子部を片面全体のマスキン
グ剤として機能させ マスキングされていない面全体
即ち 凸状領域の支持体であったセラミックス板(3
a)領域 総てを液相、若くは気相で エッチングした
後、セラミックス表面を合む同一面をシラン系カップリ
ング剤、アルミニューム系カップリング剤、チタン系カ
ップリング剤、等で処理し その同一面全体に上記と同
一の強靱性高分子もしくは別の種類の強靱性高分子を
所定の厚みに被着させる。 また 上記の強靱性高分子
が熱可塑性である場合、出来上がった複合フイルムを8
0℃〜400℃まで任意に加熱させ0.5kg/cm
〜60kg/cmの加重が掛かった二本の金属又はセ
ラミックスローラの間を 50cm/m〜500cm/
mのスピードで1〜5回通すことにより両表面平滑性を
向上させることも出来る。さらに 出来上がった複合セ
ラミックスフィルムの両面に同じ種類か別の強靱性高分
子フイルムをラミネートすることも可能である。これら
により得られる複合セラミックスフィルム(図1)では
セラミックスピースが強靱性高分子内部において意図
した飛び飛び位置に配置されることとなる。
【0005】上述の凸状領域の形成法は以下の何れかの
加工法による。セラミックスが単結晶の場合 例えば
MgAlSi12(ガーネット)、SiO
(クリスタル)Al(サファイア)において結
晶方位によりエッチングされるスピードが大幅に違うこ
とを利用する。まず 結晶方位とエッチング加工したい
パターンを厳密に合わせ 気相、又は、液相でエッチン
グ加工する。 各々の結晶方位のエッチングされにくい
面を上面になる様にした40μm〜500μmの厚さの
セラミックス単結晶板表面に周期律表5b〜8族までの
金属元素のうち少なくとも2種類以上を多層に各々0.
1μm〜5μmを全面に真空蒸着し セラミックスと金
属との界面に拡散層を設けるため 大気中800℃〜1
050℃で10分間熱処理をする。スパッタコーテング
の手法を用い金属を蒸着させる時は条件によりこの処理
を省いてもよい場合がある。上述の多層金属の上に P
t或いは SiOの0.1μm〜3μm膜を蒸着 さ
らにフォトエッチングの手法を用いて片面に必要となる
多層金属とSiO或いはPtで出来たマスクパターン
を形成し その板をAuかPtで内張りしたステンレス
容器に入れ金属パターンで出来た開口部を液相でエッチ
ングする。 好ましくはAuを用いる。Ptの場合エッ
チング液がりん酸を合む場合 使用時間と共に浸食され
る傾向にあるので オートクレープ中に30%以上のオ
ルトりん酸:50%フッ酸容積比 3:1〜1:3或い
は硫酸:オルトりん酸重量比1:1〜1:3と共に10
0℃〜340℃で凹状領域を得るために10μm〜39
0μmの深さを100℃〜340℃で5〜120分エッ
チングする。得られた板から多層金属等で出来たマスキ
ングパターン部を剥離。例えば 重量比で硝酸:塩酸比
3:1混合酸で溶解除去し水洗い乾燥を経て片面に凸
状領域を持ったセラミックス単結晶板を得る。この板の
凹状領域に上述と同じように下処理をした後 強靱性
高分子を充填被着し裏面も同一過程で強靱性高分子を被
着し複合化する。但し、これから得られるパターンでは
結晶方位に沿ってエッチングされるのでエッチング開口
部(9)は曲線を含む任意の複雑な開口形状を持ったも
のは得られない。
【0006】一般に多結晶セラミックスの場合は 通常
液相のセラミックスエッチング加工において等方性エッ
チングされる傾向が強く マスキング開口部(9)の下
あらゆる方位にエッチングされる 所謂アンダーカッ
トが起こりやすいので 凹凸の壁の高さ(5)と 凹領
域の溝の巾の比、即ちアスペクト比を大きく取りにくく
微細なパターンを高密度に正確に配列するには液相エッ
チング法は一般には不向きである。 ただし複合セラミ
ックスフィルム中に配列したセラミックスピース同士の
距離が2mm以上離れ 尚且つセラミックススピースの
厚さが350μ以下でありエッチングされた後、凹凸状
領域の側壁面(5)が不定形テーパーであることを無視
出来るか 又は 利用できる場合のみ液相エッチング法
が適用できる。例えば高熱伝導性、電気絶縁性を有する
窒化アルミニューム(AlN)焼結体、この200μm
〜600μm厚の多結晶窒化アルミニューム(AlN)
板全面に無電解メッキでニッケル合金を1μm〜25μ
mコーティングしフォトエッチングの手法を用い 片面
に 望むマスキングとしてのニッケル合金のパターンを
残しエッチング後、凸から凸までの距離を5mmとし
ニッケル合金マスキング開口面積25mm以上とした
連続パターンを形成した窒化アルミニューム板をポリ四
フッ化エチレン或いは ポリ四フッ化エチレンパーフル
オロアルキル共重合体容器中で 大気中にて液相エッチ
ングする。予め加熱しておいた85%のオルトりん酸溶
液100℃〜250℃で 5〜120分エッチングす
る。温度は好ましくは150℃以下にする。150℃以
上の温度である場合 大気中ではオルトリン酸が脱水縮
合により変質しエッチングスピード等に好ましくない状
態が発現し マスキング材もニッケル合金のみでは十分
な防蝕性が得られない。また変質を避けるため硫酸など
他の鉱酸と一定の割合で混合することは 変質を避ける
有効な手段としてよく用いられるが 窒化アルミニュー
ム焼結体の場合はエッチングされた面がよりなめらにな
るため特にオルトりん酸単独が好ましくエッチング液に
不溶性沈殿物も生じにくく また、マスキング材にも比
較的安価なニッケル合金のみでよいなどメリットが多く
ある。そこで 閉ざされた圧力調整機の付いた容器中
すなわちオートクレーブ中に85%のオルトりん酸溶液
と ニッケル合金のパターンを残した窒化アルミニュー
ム板を 底面と平行に入れ100℃〜150℃で5〜4
0分で10μm〜350μmエッチングして りん酸溶
液の変質を抑えつつ十分なエッチングスピートを得るこ
とが出来た。このようにして片面に10μm〜350μ
mの高さの凹凸領域を持った凸から凸までの距離1.5
mm 凸上面の面積25mm以上の200μm〜60
0μm厚の多結晶窒化アルミニューム(AlN)板を得
マスキング材のニッケル合金を 例えば8規定硝酸な
どで溶解除去 水洗い乾燥を経て片面に凹凸状領域を持
った多結晶窒化アルミニューム板を得る。この板の凹凸
状領域にシランカップリング剤等の下処理をし 上述と
同じように強靱性高分子と複合化 更に凹凸状領域と強
靱性高分子を複合化した部分を残した片面を 200μ
m〜600μm厚から10μm〜350μmを差し引い
た厚さをオルトリン酸で溶解除去後 水洗い乾燥し更に
同一面に下処理を施し同一又は別の強靱性高分子を被
着させた多結晶窒化アルミニュームピースが複合フィル
ムの総体積の75%以下とした複合セラッミクフィルム
を得る。
【0007】上述以外の方法で凹凸状領域を得る場合
0.2mm〜0.5mm厚の単結晶シリコン片面上 欲
する深溝に合わせ結晶方位を任意に選択し その表面に
SiO、Si、ニッケル合金等の何れかでマス
キングパターンを形成した板を各種アルカリ、KOH水
溶液やエチレンジアミン水溶液 ヒドラジンなどと、キ
レート剤としてイソプロピルアルコール、ピロカテコー
ルなどを用いた液を組み合わせた高異方性エッチング液
で それら混合液の沸点近くでエッチングし得られた片
面に凹凸状領域を持った単結晶シリコンを母型とし 凹
部内部及びその上部に 沸素樹脂、或いは エポキシ
ポリアミノビスマレイド系樹脂等の付加重合型プラスチ
ックをキャスィテング法等で充填被着形成し 片面の単
結晶シリコンのみからなる部分を HF,HNO,H
の混合液又は、NaOHなどの溶液で溶解除去し
残ったプラスチック部に転写された凹凸状領域表面に銀
鏡反応、真空蒸着などを用いて0.01μm〜1μmの
銀等の金属薄膜を形成する。選択したプラスチックが
フッソ系樹脂の場合は金属薄膜形成前に表面エネルギー
を高めるためプラズマ処理等の表面改質をあらかじめし
ておく。更にこの面に電鋳法を用いてクロム、ニッケ
ル、鉄、銅等の金属で凹凸状領域表面を反転転写した金
属型を制作しその鋳型にインジェクションモールド法な
どの概知の様々な成形法により、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ポリビニールブチラール、ポ
リメチルメタクリレートヒドロキシメチルセルロース、
メチルセルロース、ポリビニールアルコール、ポリエチ
レンオキサイド等の分子量5000〜100000程度
のプラスチックを流し込んで これをプラスチック型と
し このプラスチック型の間に焼結時ホットプレスを要
しないセラミックス以外のセラミックス粉末又はスラリ
ーを充填する。
【0008】例えば、AlN焼結体の場合 まず 遠心
式粒度分布測定装置で測定した凝集粒子の平均粒子径が
3μm以下のAlN粉末と 同じ粒度のアルカリ土類金
属あるいは稀土類金属のハロゲン化物、炭化物、窒化物
粉末の一種類以上の焼結助剤、グリセリントリオレート
などの界面活性剤、ポリビニールブチラール等の結合
剤、ポリエチレングリコール等の可塑剤、溶媒としての
アセトン、メチルイソブチルケトン、エタノール、ブ
タノール、キシレン等のケトン系溶剤、炭素数4以下の
低級アルコール系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤、の一種
類以上をAlN粉末100重量部に対して焼結助剤0.
02〜10重量部、界面活性剤0.1〜30重量部、可
塑剤0.4〜15重量部、溶剤20〜200重量部、を
プラスチックで被覆されたポットミル ボール等の混
合装置で分散混合して得られた泥状の液状物を ドクタ
ーブレード成形法などのシート成形機を用いてグリーン
シートを作りふっ化グラファイト粉末で被複された 平
滑なアルミナ板上にグリーンシートを配置し その上面
に 上記で得られたプラスチック型のメッシュタイプの
開口部が両面貫通型(8)の場合は グリーンシート
(10)に完全密着するようにプラスチック型を設置し
シート上面に形成されたプラスチックの凹状領域にスラ
リーを凹からはみ出ないように常温で充填 常温で3時
間乾燥し 空気中または酸素ガス雰囲気中450℃〜6
30℃で1〜3時間仮焼成し 次いでその仮焼成シート
をグラファイトに窒化ホウ素粉末で被覆させた上に置き
窒素ガス雰囲気下1気圧〜200気圧 平均昇温度1
℃/分〜30℃/分の温度で1650℃〜2000℃に
昇温しこの温度範囲で15分から7時間焼成する。 得
られた片面に凸上領域をもったAlN板に凸上領域をシ
ランカプリング剤等の下処理を施し同一面に強靱性高分
子 好ましくはベンゾフェノンテトラカルボン酸と3,
3`ジアミノベンゾフェノンから得られるベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸系ポリイミド或いはビフェニールテ
トラカルボン酸系ポリイミドを充填被着し 反対面を大
気中100℃〜250℃のオルトりん酸中でエッチング
し 同一面にカプリング剤などを下処理し 片面と同一
のポリイミドを被着する。これらの作業行程を経ること
によりポリイミドフィルム内部任意の位置にAlNピー
スを配置することができる。
【0009】また上述の作業行程において プラスチッ
クの型が両面貫通でない 片面のみに溝が開口している
もの(12)では その凹部に前記過程で得たスラリー
を総て凹からあふれ出ないように充填し 常温で30分
〜3時間乾燥、そのままグラファイト板にエマルジョン
型アクリル系粘着剤をビヒクルとし一次粒径μm以下の
窒化ホウ素粉末を水、N−メチル−2−ピロリドンなど
の溶剤、分散安定剤などの添加剤と共に分散させた固形
分重量比で アクリル粘着剤対フィラー1:1〜1:3
になるよう調合した塗料を スプレイ等により乾燥膜厚
で5μm〜40μmになるように塗布し手触乾燥後 さ
らにアクリル系粘着剤のみを溶剤と共に乾燥膜厚で5μ
m〜20μm被覆させた上に AlN粉末等の充填され
たプラスチック型を常温で3時間乾燥し 充填された面
を下に密着させ 窒素ガス雰囲気下1気圧〜200気
圧、平均昇温度1℃/分〜30℃/分で600℃〜10
00℃にして1〜2時間保持 次に平均昇温度5℃/分
〜50℃/分で1680℃〜2000℃ 20分〜5時
間保持 焼結過程終了冷却後 常温大気中に焼結体をの
せた支持板を取り出し 別に用意した表面平滑性に優れ
た0.5mm〜8mm厚の板(13) 鉄、ニッケル、
アルミニューム ホウ珪酸ガラスの何れかにシリコーン
ゲルなどの表面粘着性をもったゲルを片面に10μm〜
70μmコーティングし この板を ゲルコーティング
面(14)を下にして焼結体の上に置きゲルの粘着力を
利用して 一定間隔を持って配列したAlN焼結体ピー
ス全数を該板上に転写 更に ピースが転写された面を
上にした状態で 別に用意した水平な面に置き 焼結体
ピースを一定間隔を持って凸状に配列したこの板にスプ
レイを用いてシラン系カップリング剤などの下処理剤を
施し AlN焼結体ピースと同じ高さ以上400μm以
下になるよう上述と同じベンゾフェノンテトラカルボン
酸系ポリイミド等を充填被着すべく これらのポリイミ
ドの前駆体を充填コートし395℃で熱処理被着 常温
まで冷却する。此のときの板上のシリコーンゲルとポリ
イミド及びAlN焼結体界面との接着性は低いので 焼
結体ピースがポリイミド内に任意に配置されたフィルム
を支持板から容易に剥離することが出来る。此の剥離し
たフィルムの剥離された同一面にはAlN表面もあるの
でこの部分をシランカップリング剤等の下処理をし 上
述と同じポリイミドをコーティングしてAlN焼結体領
域のポリイミドフィルム中における総体積が 全加工行
程を終了した後のポリイミド複合セラミックスフィルム
の総体積の75%以下となるように設定し製作する。
【0010】また此の製作過程に於けるけるプラスチッ
クの型を得るには LIGA(Lithograph
Galvanformung und Abformu
ng)プロセスによっても得られる。シリコン単結晶等
のエッチングを出発して出来るところのプラスチック型
では得られない曲線等を含む複雑な凸部上面を持つ高ア
スペクト比のものを得るには 特にこの方法が最適であ
る まず、基板上にポリメタクリル酸メチルなどのX線
感光材をフォトレジスト層として0.1mm〜0.8m
mの厚みに形成し X線を遮蔽出来るAuなどの重金属
をマスクパターンとし シンクロトロン放射によって得
られる直進 透過性の高いX線によって感光材を露光、
現像して レジスト構造体を得る。此の構造体から電鋳
法を用いて金属型を作り射出成形法などの概知の様々な
成形法でポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリビニールブチラール、ポリメチルメタクリレー
ト、ヒドロキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ポリビニールアルコール、ポリエチレンオキサイド等の
分子量5000〜1000000程度のプラスチックで
型取りし 此のプラスチック型の凹領域に上述のスラリ
ーを充填させ次に LIGAプロセスから得られたプラ
スチック鋳型の形状により 前記各製造法の何れかと同
様にして複合セラミックスフィルムを得る。
【0011】上記のほかに複合フィルムを得るには 複
合セラミックスフィルム中のセラミックスピースの大き
さが厚さ390μm以下で一辺が3mm以上の場合 予
めこれらの大きさに成形焼結、カプリング剤などで下処
理したセラミックス板を位置精度が±20μm以下のア
ームロボット等の精密繰り返し作業機械を用い粘着性シ
リコーンゲルを10μm〜30μmコーティングしたホ
ウ珪酸ガラス板上任意の位置に配置し キャスティング
法で強靭性高分子を同一面全体に乾燥膜厚400μmと
なるように塗布乾燥 硬化などの行程を経てガラス板か
ら剥離しそのセッラミックス面を含む剥離した同一面に
カプリング剤等の下処理後 更に同一または別の強靱性
高分子を5μm以上形成して複合フィルムを得ることも
出来る。
【0012】上述の総ての工法で得られた 同じ種類又
は別種の各々の厚さが400μmまでの複合フィルムを
接着剤を用いるか 或いは 複合フィルム構成高分子
が熱可塑性である場合は それ自身の自己融着性を利用
し2層以上に積層したシートの製作も可能である。
【0013】
【作用】上述の工法により 強靱性高分子の可撓性を利
用しつつ その内部にセラミックスピースを必要な箇所
或いは全体に高充填できるため 新素材セラミックス
の高度な機能を十分発現させることがが出来る。
【0014】
【実施例1】徳山ソーダー社製 窒化アルミニューム
(AlN)粉末(タイプF) 一次粒径0.5μm10
0重量部に対して フッ化カルシュウム3.4重量部
及び界面活性剤として米国スリーM社製(FC−43
0) 0.3重量部部、を 混合溶媒130部(重量比
でキシレン/ メチルイソブチルケトン/ エタノール
=40/30/30)を2リットルの容量のナイロン製
ポットミルに ナイロンコーティング鉄球と共に投入し
て十分混合し 薄いグレー白色のスラリーを得た。この
スラリーに平均分子量が30000のポリビニールブチ
ラール90重量部とジブチルフターレート5.0を添加
して再度混合を行なった。此のようにして得られたスラ
リーを脱溶媒によりB型粘度計で1500cps〜28
00cpsに調整し ドクターブレード法によりシート
成形を行い室温で24時間放置後60℃で1時間乾燥し
て巾約15cm厚さ0.8mmのシートを作成した。
【0015】得られたシートを100mm角にカットし
窒化ホウ素をコートしたSiC板上に置き 酸化雰囲
気650℃で1時間保持焼成 これを窒化ホウ素をコー
トしたカーボン製板の上に置き400℃1時間放置後
引き続き炉内雰囲気を圧力1気圧以上の窒素ガスに置換
し 昇温速度20℃/分で1750℃とし5時間焼成し
て 厚み約0.62mm 77.6mm角のベージュが
かったグレー色の板を得た。 この焼結されたAlN板
を室温で塩化第一錫23g、塩酸30ml、水1000
ml、の溶液に1〜2分間浸せき後、水洗いし 塩化パ
ラジュウム0.3g、塩酸25ml、水1000ml、
の水溶液で1分〜2分間浸せき水洗いし塩化ニッケル1
3g/l、次亜りん酸ナトリウム24g/l、りんご酸
18g/l、ph5.3 温度90℃の無電解めっき浴
で全面にニッケル合金を5μm〜20μmコートして得
られた板を デイッピング法で紫外線感光ネガ型フォト
レジストを総ての面に乾燥膜厚5μm〜40μmコート
し その片面にハードマスク等でマスキングし 得たい
パターンを紫外線露光して現像、更に此の板を塩化第二
鉄の水溶液を界面活性剤などの添加剤と共に35℃〜5
0℃の温度で片面のフォトレジストコートされていない
ニッケル合金部をスプレーでエッチング処理する。この
ようにして片面のセラミックス表面にニッケル合金で出
来たマスキングパターン(7)を形成する。ニッケル合
金表面のレシストを剥離し 此の板を2リットルの容量
を持つテフロン容器を用い100℃〜160℃に加熱し
ておいた85%オルトりん酸中に20分〜24時間浸せ
きし 水洗い後 常温〜50℃で8規定の硝酸でニッケ
ル合金部を除去 水洗い 乾燥後 1−トリメトキシシ
リル−2−クロロメチルフェニルエタンを水:エタノー
ル 重量比5:95としphを 酢酸で4.5とした溶
液にシランを最終重量濃度1.7%となるように添加し
10分間放置した後 上記で得られた板を この溶液を
環流させた中に5分〜7分間浸け 窒化アルミニューム
表面をシリル化し 余剰物をアルコールで洗浄 110
℃で5分間乾燥し その同一面に三井東圧化学社製の熱
可塑性ポリイミド(LARC−TPI)をキャステング
法でセラミックスにエッチング加工された溝の底の面か
ら乾燥膜厚で390μmになるようにコーティング そ
れを昇温速度1℃〜4℃/分で350℃まで昇温し20
分間保持 さらに このように処理された板を予め3リ
ットルの容量を持つテフロン容器を用い120℃〜24
5℃に加熱しておいたオルトリン酸溶液に浸け ポリイ
ミドでマスキングされていないセラミックス面をポリイ
ミド面が現れるまで10分〜6時間エッチング水洗い乾
燥 同一面に上述と同じシランカップリング処理 同じ
ポリイミドでコート 熱処理して フィルムの総体積の
75%とし 厚さ400μmの 複合セラッミクスフィ
ルムを得た。
【0016】
【実施例2】上記 実施例1の(1)で得られたグリー
ンシート上に LIGAプロセスによって得られた分子
量30000〜1000000のポリビニールアルコー
ル製の片面に凹の開口部を持ったプラスチック型に 実
旅例1で得られたスラリーを充填し そのプラスチック
シートをすき間の出ないようグリーンシートに密着させ
実旅例2と同様な方法でフィルム中のAlNピースの
総体積をフィルムの総体積の75%とし 厚さ400μ
mの 複合セラミックスフィルムを得た。
【0017】
【実施例3】実施例2のLIGAプロセスによって得ら
れたプラスチック型に代え 信越半導体製4吋φの単結
晶シリコン板の110面を表面にしたものに 日産化学
社製のシリカコーティング剤(L−6008)を全面に
乾燥膜厚が0.5μmになるようにコートし 200
℃1時間 980℃10分間焼き付け 片面にフォトエ
ッチング手法により得たいSiOマスキングパターン
を製作し この板をKOH水溶液,エチレンジアミン水
溶液 ヒドラジン、イソプロピルアルコール、水の混合
溶液に浸し 90℃の液温で、任意の深さまで異方性エ
ッチングをし水洗い乾燥その同一面に三井石油化学製
3官能性エポキシ樹脂(VG−31001L)にジアミ
ノジフェニールメタンを硬化剤としてキャスティング
90℃付近で真空脱気した後160℃で4時間加熱硬化
更にこの板を 6規定以上の水酸化ナトリュウム 液
温50℃〜90℃溶液に浸け単結晶シリコン部溶解除去
残ったエポキシ樹脂のシリコンのパターンが転写された
面に真空理工製(VPC−250FA)で約0.1μm
銀を蒸着させ この板の導電部に電気鍍金によってクロ
ムを3μm、引き続きニッケルを2mmコートしエポキ
シ型から剥離 得られた型を銅合金で裏打ちし この型
を用いて分子量が30000〜1000000のポリビ
ニールアルコールで成形する。上記により製作したプラ
スチック型に実施例1 で得えられたスラリーを充填し
以下 実施例2と同じ方法によりフィルム中のAlN
ピースの総体積をフィルムの総体積の75% とした厚
さ400μmの 複合セラッミクスフィルムを得た。
【0018】
【実旅例4】実施例2に用いた片面に凹の開口部を持つ
プラスチック型に 実旅例1で得られたスラリーを充填
し常温で8時間乾燥後、カーボンの板に重量比でアクリ
ル系粘着剤 東亜ペイント製(XA−3704A) 1
00部をビヒクルとし 宇部興産製−次粒径1ミクロン
以下の窒化ほう素粉末200部を水、N−メチル−2−
ピロリドン、が3:1となる溶剤150部 3M社製
分散安定剤(FC−170C)などの添加剤0.3部と
共にポリエーテルエーテルケトンポットミルボールで分
散させた塗料を スプレイ等により乾燥膜厚で10μm
〜40μmになるよう塗布し 手触乾燥後 さらに上述
のアクリル系粘着剤のみを溶剤と共に乾燥膜厚が5μm
〜20μmになるよう被覆した上に プラスチック型の
スラリーが充填されている開口部を下にして密着するよ
うに置き 以下実施例2と同じ方法で焼結。得られたA
lNピースを 厚さ約3mmの柴田科学機械工業社製の
(テンパックス)シートガラス上に 東レ ダウ コー
ニング社製シリコーンゲル(SE−1890)を30μ
mコートし その粘着力を利用して同一面上に転写し
転写面を上にしてAlNピースに対してアミノエチルア
ミノメチルフェネチルトリメトキシシラン剤処理を旅し
更にその同一面全体に 宇部興産社製のビフェニールテ
トラカルボン酸系ポリイミドの前駆体である(Uワニ
ス)をシリコーンゲル面から硬化乾燥膜厚で390μm
以下となるようにコート 一回で望むポリイミドの膜厚
が得られない場合 150℃程度で乾燥後コート作業を
繰り返す その板を プログラム制御付きオーブンで
昇温速度0.5℃/分で180℃にして20分保持さら
に昇温速度2℃/分280℃とし15分保持 シリコー
ンゲル面からAlNピースを合んだポリイミドフィルム
を剥離 同一面にあるAlN面を上記のシランで処理後
同じポリイミドで乾燥膜厚10μmコートしフィルム
中部のAlNピースの総体積をフィルムの総体積の75
% とした厚さ約400μmの 複合セラッミクスフィ
ルムを得た。
【0019】
【実旅例5】実旅例1から得られるグリーンシートから
5mm角 厚さ0.35mmのAlN焼成板を得 実施
例4で用いたシリコーンゲルをコートした板全面に 上
記のAlNを2mm間隔に配置し 実施例4と 同じ手
法でピロメリット酸系ポリイミドと複合しフィルム中の
AlNピースの総体積をフィルムの総体積の58%とし
た厚さ約400μmの 複合セラッミクスフィルムを得
た。
【0020】
【実施例6】実施例1の工法を用い得られた複合セラミ
ックスフィルムの厚みを350μmとした その両面に
東レ テュポン製(カプトン200H)を 330℃
に加熱され加重50kg/cmの二本のロールの間を
通してラミネートし 400μm厚の複合セラミックス
フィルムを得た。
【0021】
【比較例】実施例2、3、4、5、6、で得られた 複
合セラミックスフィルムと、同じ厚さのそれぞれ複合の
為に使用した高分子単独フィルムと、参考として上記複
合セラミックスフィルムと、同じ厚さの99.1%多結
晶Al板についての熱伝導率を 表1に表わす。
尚この測定には京都電子製熱伝導率測定計QTM−0
3と同社の薄膜測定用パソコン用ソフトD−3を使用し
た。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】この発明によって得られる複合セラミッ
クスフィルムは、様々な大きさのセラミックスピースを
強靱性高分子の内部において 任意の位置に配置する
ことが出来るため 新素材セラミックスの持つ特異な電
気的、磁気的、熱的特性を高度に活用しつつ、尚且つ強
靱性高分子の有する可撓性及び表面平滑性を併用しうる
フィルム材料である。最近電子機器の小型化 高密度化
高集積化に伴い それら機器の構成部品を薄く軽く丈
夫にすることが強く求められており 薄膜材料としての
電子材料用機能性フィルムの需要がとみに拡大している
現状である。しかし それら単独材料では要望に叶うだ
けの複数の機能を同時に併せ持つことは難しく 更なる
高機能を盛り込んだ軽薄短小化を達成する手段としての
複合化は特に重要であるが 目的とする高度な機能を発
揮せしめるに当って 高い信頼性と同時に秩序性を持た
せた複合化は困難な課題であった。本発明によって得ら
れた複合セラミックスフィルムは 上述の問題点を克服
解決するものである。よって 高熱伝導性、マイクロ波
誘電性、磁電変換性等様々なフレキシブル機能回路基板
として 又 面発熱体やフィルムセンサーとしても広く
使用することが出来る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【1図】複合セラミックフィルムの拡大断面図である。
【2図】複合セラミックフィルム内部にa及びbの様な
セラミックスピースパターンが配列したフィルム内部の
様子
【3図】セラミックス板のエッチングされた拡大断面
図。
【4図】セラミックス板のエッチングされた片面に 強
靱性高分子が固着された拡大断面図。
【5図】単結晶セラミックス板にニッケル合金マスキン
グした平面及び断面の拡大図。
【6図】多結晶セラミックス板にニッケル合金マスキン
グした平面及び断面の拡大図。
【7図】グラファイト台にグリーンシートを置きその上
面に両面貫通のプラスチック型を密着させ 型のすき間
にスラリーを充填した拡大断面図。
【8図】グラファイト台上に片面に凹部を持ったプラス
チック型へスラリーを充填した面を下に置いた拡大断面
図。
【9図】グラファイト台に置かれた焼結済セラミックス
ピースを ガラス板上のゲル面に転写する直前の拡大断
面図。
【符号の説明】
1 凸上領域 2 凹上領域 3 セラミックス 4 強靱性高分子 5 側壁 6 グラファイト 7 マスキング材 8 両面貫通プラスチック型 9 マスキング開口部 10 グリーンシート 11 未焼性セラミックス 12 両面貫通プラスチック型 13 ガラス板等 14 シリコーンゲル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さが30μm〜400μmの複素環系
    高分子フィルム内部に総ての界面若しくは 一面或いは
    二面を残した他の界面を 該複素環式高分子に接するよ
    うにしたカップリング処理又は未処理の単結晶多面体、
    多結晶多面体、非晶質多面体セラミックスの1個以上を
    任意の位置或いは、一定間隔を置いて連続規則的にま
    た 場合によっては不規則に配し その総体積が 該フ
    ィルムの全体積の75%以下を占めることを特徴とした
    複合セラミックスフィルム及びシート
  2. 【請求項2】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが フッ素系高分子フィルムである複合セラミックス
    フィルム及びシート。
  3. 【請求項3】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが 芳香族系高分子フィルムである複合セラミックス
    フィルム及びシート。
  4. 【請求項4】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが シリコーン高分子フィルムである複合セラミック
    スフィルム及びシート
  5. 【請求項5】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが ポリフォスファゼン系高分子フィルムである複合
    セラミックスフィルム及びシート。
  6. 【請求項6】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが ポリエステル系高分子フィルムである複合セラミ
    ックスフィルム及びシート。
  7. 【請求項7】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが ポリアミド系高分子フィルムである複合セラミッ
    クスフィルム及シート。
  8. 【請求項8】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが ポリオレフィン系高分子フィルムである複合セラ
    ミックスフィルム及びシート。
  9. 【請求項9】 請求項1における複素環系高分子フィル
    ムが アミノ樹脂フィルムである複合セラミックスフイ
    ルム及びシート。
  10. 【請求項10】 請求項1における複素環系高分子フィ
    ルムが フェノール樹脂系フィルムである複合セラミッ
    クスフィルム及びシート。
  11. 【請求項11】 請求項1における複素環系高分子フィ
    ルムが エポキシ樹脂系フィルムである複合セラミック
    スフィルム及びシート。
  12. 【請求項12】 請求項1における複素環系高分子フィ
    ルムが ポリウレタン系フィルムである複合セラミック
    スフィルム及びシート。
  13. 【請求項13】 請求項1における複素環系高分子フィ
    ルムが 請求項1〜12の 少なくとも二種類以上の高
    分子の複合である複合セラミックスフィルム及びシー
    ト。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13で得られた400Aμ
    mまでの複合フィルムを2枚以上 多層に積層したシー
    ト。
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