JPH09313872A - 排ガス脱臭装置 - Google Patents

排ガス脱臭装置

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JPH09313872A
JPH09313872A JP8128007A JP12800796A JPH09313872A JP H09313872 A JPH09313872 A JP H09313872A JP 8128007 A JP8128007 A JP 8128007A JP 12800796 A JP12800796 A JP 12800796A JP H09313872 A JPH09313872 A JP H09313872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
foamed
activated sludge
foamed plastic
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8128007A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Moriguchi
浩史 森口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH09313872A publication Critical patent/JPH09313872A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】 【課題】完全に脱臭しうる排ガス脱臭装置の提供 【解決手段】図1において、排ガス脱臭塔1は、底部に
排ガス導入管3を有し、また天井部に排出管4を有する
構造であり、内部には、下部に活性汚泥7を充満させ、
網板22を介してフィルター部材である発泡プラスチッ
クの球状体5が充填されている。発泡プラスチックは、
発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロ
ピレン、発泡ポリ塩化ビニル、発泡スチロールあるいは
発泡ウレタンから選択された少なくとも1種が用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス脱臭装置に
関し、更に詳しくは完全に脱臭しうる排ガス脱臭装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみ処理機等で発生する排ガスは、脱
臭装置に導入されて処理され、脱臭されて放出される
が、従来の排ガス脱臭装置は、各種知られている中で、
活性炭を用いる吸着法が一般的であり、また特殊な脱臭
法としては、土壌脱臭法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き活性炭吸着法は、一般に低濃度の臭気に対する除去
用に利用れているが、活性炭の再生に経済的コストがか
かるという問題がある。また土壌脱臭法は、微生物群を
利用して脱臭するもので、この利用には広い敷地を必要
とする点で生ごみ処理等における排ガスの処理には適し
ない。そこで本発明者は、両者の脱臭法について種々検
討するうち、前記の活性炭にかえ発泡プラスチックを用
い、かつ活性汚泥を組み合わせたところ、活性汚泥中の
微生物群が発泡プラスチックに付着繁殖し、活性汚泥に
よって除去されなかった残余の臭気成分が発泡プラスチ
ックで脱臭されて完全脱臭ができることを見出し、この
知見に基づいて本発明の排ガス脱臭装置を完成した。し
たがって、本発明が解決しようとする課題は、完全に脱
臭しうる排ガス脱臭装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題は、上
部にフィルター部材を充填しかつ下部に活性汚泥を充満
させてなる排ガス脱臭装置において、該フィルター部材
が発泡プラスチックであることを特徴とする排ガス脱臭
装置により達成され、この発泡プラスチックとしては、
発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ塩化
ビニル、発泡スチロールあるいは発泡ウレタンから選択
された少なくとも1種を用いることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳しく説明す
ると、本発明の排ガス脱臭装置は、排ガスを活性汚泥と
発泡プラスチックの層を通過させることによって完全に
脱臭されるという優れた効果を奏するものである。この
活性汚泥と組み合わせて用いることのできる発泡プラス
チックとしては、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレ
ン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリ塩化ビニル、発泡ス
チロールあるいは発泡ウレタンから選択された少なくと
も1種であるが、この他に多孔質ものであれば、使用で
き、例えば酢酸繊維素、ポリビニルアルコール、フェノ
ール樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂、硅素樹脂等が挙げ
られるが、経済性等を考慮すると、前述のものから選択
することが好ましい。
【0006】これらの発泡プラスチックは、フィルター
部材の形状には限定されないが、フィルター部に充填乃
至配置されたとき、排ガスが通過し得る形態であればど
のような形状でも用いることができる。発泡形態として
は、独立気泡又は連続気泡のいずれでもよいが、フィル
ター部材の形状がシート状である場合には、連続気泡を
有するものが好ましく、粒状、棒状、紐状等であれば、
独立気泡のものでもよい。粒状の場合には、その粒径
は、1mm〜20mmの範囲であり、好ましくは2mm
〜10mmである。本発明に用いられる活性汚泥は、少
なくとも液状体で用いることが好ましく、例えば市や町
に設立されている生活排水の処理設備の活性汚泥処理槽
で得られる余剰汚泥が好ましく用いられる。
【0007】本発明の排ガス脱臭装置は、脱臭塔の下部
に活性汚泥を配置し、上部にフィルター部材を充填する
構造とし、排ガスを活性汚泥中に供給して脱臭し、つい
で上層のフィルター部で完全に脱臭される。ここで活性
汚泥とフィルター部材は、このフィルター部材が比重が
水より軽いので、活性汚泥上に浮き、したがって多孔板
又は網等で仕切る必要がないという効果も有するが、多
孔板又は網等で仕切っても差し支えない。このほか活性
汚泥とフィルター部材の配置の仕方には、これらを空気
層で分離してもよく、この場合は、多孔板又は網等で仕
切る必要がある。また活性汚泥にフィルター部材の一部
が浸漬されていてもよい。活性汚泥とフィルター部材を
このように配置することにより活性汚泥中の微生物群の
一部がフィルター部材に付着して繁殖することが好まし
く、これによりフィルター部材による脱臭効果が促進さ
れる。本発明の排ガス脱臭装置は、使用に際し更に排ガ
スを空気と共に導入することが好ましく、空気を供給す
ることにより活性汚泥乃至フィルター部材中の微生物群
の繁殖に寄与することができ、したがって長期に渡って
脱臭塔における脱臭能力を維持することができる。
【0008】本発明の排ガス脱臭装置において、図面を
用いて更に詳しく説明すると、図1は、本発明の排ガス
脱臭装置を略図的に示す断面図である。図1において、
排ガス脱臭装置(又は脱臭塔)1は、底部に排ガス導入
管3を有し、また天井部に排出管4を有する構造であ
り、内部には、下部に活性汚泥7を充満させ、この上に
フィルター部材である発泡プラスチックの球状体5が充
填されている。この例では、発泡プラスチックは水より
軽く活性汚泥上に浮くので、この網板22は設けなくて
もよい。更に網板21を有するが、この網板21は設け
なくてもよい。また発泡プラスチックの球状体5の充填
物の上部には空気層61があるが、この層はあってもな
くてもよい。
【0009】ここで、本発明の排ガス脱臭装置1は、排
ガス導入管3から活性汚泥7中に排ガスと空気の混合物
(A)を導入すると、該活性汚泥7中を通過する間に殆
ど脱臭される。ついで発泡プラスチックの球状体5の充
填物を通過すると、ここに付着している微生物群により
脱臭浄化されて排出管4から排出される。Bは、脱臭浄
化された排出ガスである。このように活性汚泥7と発泡
プラスチックの球状体5が充填された脱臭塔は、活性汚
泥7中に存在している微生物群(例えば菌源:ビー・サ
ブチリス(B.subtilis)等)が発泡プラスチ
ックの球状体5に付着して繁殖するので、脱臭効果をい
っそう促進することができるばかりでなく排ガスに更に
空気を加えて導入することにより微生物群を長期にわた
って繁殖維持することができる。
【0010】また図2は、本発明の排ガス脱臭装置の他
の例を略図的に示す断面図である。図2において、脱臭
塔の内部が活性汚泥7の上部に網板22を設けて活性汚
泥7と発泡プラスチックの球状体5の充填物との間に空
気層62を設けたものである。図3は、本発明の排ガス
脱臭装置の更に他の例を略図的に示す断面図である。図
3のaは、発泡プラスチックの球状体5の充填物の間に
空気層62を設けたものである。また図3のbは、活性
汚泥7に発泡プラスチックの球状体5の充填物の一部が
浸漬(53)されている構造である。これにより活性汚
泥7中の微生物群が容易に発泡プラスチックの球状体5
に付着するのを容易にしている。更に図3のcは、発泡
プラスチックの球状体5の充填物の間に空気層62を設
けると共に活性汚泥7に発泡プラスチックの球状体5の
充填物の一部を浸漬(53)した構造である。本発明に
おいて、空気層62を設けることにより微生物群の繁殖
を促進する。本発明の排ガス脱臭装置は、工業的にもま
た簡易な排ガス脱臭装置にもいずれにも適用できるが、
好ましくは簡易な装置として使用するのに適している。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、排ガスが活性汚泥中を
通過することにより脱臭され、かつ更に発泡プラスチッ
ク充填物を組み合わせることにより該発泡プラスチック
は、これに付着した微生物群の繁殖を促進するので、繁
殖した微生物群による脱臭浄化作用により排ガスは完全
に脱臭される。また活性汚泥に発泡プラスチック充填物
の一部を浸漬することにより発泡プラスチックへの微生
物群の付着を促進する。更に空気層を設けることにより
酸素の供給を容易にし微生物群の繁殖を促進する。した
がって、本発明の排ガス脱臭装置は、工業的にもまた簡
易な排ガス脱臭装置にもいずれにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス脱臭装置を示す断面略図であ
る。
【図2】本発明の排ガス脱臭装置の別の実施態様を示す
断面略図である。
【図3】本発明の排ガス脱臭装置の更に別の実施態様を
示す断面略図である。
【符号の説明】
1 排ガス脱臭装置 3 排ガス導入管 4 排出管 5、51、52 発泡プラスチック充填物 7 活性汚泥 21、22 網板又は多孔板 53 活性汚泥の浸漬部分 61、62 空気層 A 排ガス+空気 B 脱臭排ガス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にフィルター部材を充填しかつ下部に
    活性汚泥を充満させてなる排ガス脱臭装置において、該
    フィルター部材が発泡プラスチックであることを特徴と
    する排ガス脱臭装置。
  2. 【請求項2】発泡プラスチックが発泡ポリエチレン、発
    泡ポリプロピレン、発泡ポリ塩化ビニル、発泡スチロー
    ルあるいは発泡ウレタンから選択された少なくとも1種
    であることを特徴とする請求項1に記載の排ガス脱臭装
    置。
JP8128007A 1996-05-23 1996-05-23 排ガス脱臭装置 Withdrawn JPH09313872A (ja)

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JP8128007A JPH09313872A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 排ガス脱臭装置

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JP (1) JPH09313872A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19852446B4 (de) * 1997-11-14 2009-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Befestigungsanordnung für ein Lenkgetriebegehäuse
JP2015167870A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 株式会社東芝 生物脱臭装置及び生物脱臭方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19852446B4 (de) * 1997-11-14 2009-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Befestigungsanordnung für ein Lenkgetriebegehäuse
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Effective date: 20030805