JPH09313435A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH09313435A
JPH09313435A JP9042684A JP4268497A JPH09313435A JP H09313435 A JPH09313435 A JP H09313435A JP 9042684 A JP9042684 A JP 9042684A JP 4268497 A JP4268497 A JP 4268497A JP H09313435 A JPH09313435 A JP H09313435A
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image
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JP9042684A
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Inventor
Yasuto Tanaka
靖人 田中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる視野方向で得られる各画像間の位置関
係の把握などが容易にできる内視鏡装置を提供するこ
と。 【解決手段】 内視鏡の先端部9に着脱自在の先端光学
アダプタ10を接続することにより、側視と直視で同時
に観察可能となり、側視の撮像光学系による側視視野範
囲51と直視の撮像光学系による直視視野範囲52とは
一部が重複する重複部54が形成されるようにCCDに
結像され、CCDで光電変換された撮像信号は信号処理
手段により、モニタの表示面に隣接して表示される。こ
の場合、2つの画像中における重複部がほぼ相似形状
で、かつ内視鏡等の動きに対し、同じ方向に動くように
ほぼ連続性を保つように表示され、両画像間の位置関係
等を視覚的に把握し易くし、操作性を確保している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる視野方向の
光学アダプタが着脱自在で接続される内視鏡と、各視野
方向の画像を表示する信号処理手段を有する内視鏡装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
事により体腔内臓器を観察したり、必要に応じて処置具
チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療のでき
る内視鏡が広く用いられている。また、工業用分野にお
いても、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラント等
の内部の傷、腐食等の観察、検査に工業用内視鏡が広く
用いられている。
【0003】上述のように用いられる内視鏡には挿入部
の先端にCCDなどの撮像素子を配設し、この撮像素子
に結像した内視鏡像をモニタ画面に映し出して観察を行
う電子内視鏡がある。
【0004】例えば、体腔内壁或いはパイプ内壁に病変
部位或いは傷などが存在していないかを診断或いは検査
するような場合には、1つの視野方向を有する内視鏡よ
りも、視野方向が異なる複数の視野方向を観察できる内
視鏡の場合の方が便利な場合がある。つまり、まず直視
の視野方向の画像で大まかに内壁面を観察し、病変部位
或いは傷などの可能性のある部分に対しては側視方向の
画像でその部分を詳細に観察することにより、短時間で
広範囲を検査できる。
【0005】この場合、直視のみしか観察できないと、
病変部位或いは傷などの可能性のある部分を正面から詳
しく検査することが困難となり、一方側視しか観察でき
ないと、円筒形状の内壁面を観察するには回転する操作
を多用しなければならず、細長の挿入部の外周面と体腔
内壁面或いはパイプ内面との摩擦の影響を配慮しなけら
ばならなくなり、回転をゆっくり行う等のことが必要と
なり、迅速な診断或いは検査を行うことは困難となる。
【0006】このように異なる複数の視野方向を観察で
きる内視鏡として、例えば実公平4ー40183号公報
には1つの固体撮像素子に直視及び側視方向の画像を結
像して両方向を観察できるようにしたものがある。
【0007】しかしながら、この第1の従来例では得ら
れる複数の画像は、互いに重複する部分を観察できない
ので、複数の画像間の位置関係の把握が困難となり、例
えば直視の画像でより詳しく調べる必要があるという部
位を、側視の視野範囲内に設定することが困難となる。
【0008】一方、特開平4ー341232号公報では
異なる複数の視野方向を観察できるようにすると共に、
得られる複数の画像をハイビジョンモニタに同時に表示
できるようにしている。
【0009】この第2の従来例では、その公報中の図3
6等では異なる視野方向の画像の一部が重なるのもの開
示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
2の従来例では先端部に複数の撮像光学系及び複数の撮
像素子をほぼ並列に近いレイアウトで配置しているの
で、先端部の外径等が大きくなり、内視鏡検査に使用で
きる用途が制約されてしまう。
【0011】また、上記2つの従来例とも複数の視野方
向を観察できるが、視野方向を取り換えることができな
いので、用途が制約されると共に、用途に応じた内視鏡
を揃えるにはユーザ側の経済的負担が大きくなる。
【0012】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、用途が広く、かつ複数の画像間の位置関係の把握も
視覚的に簡単に把握でき、操作性の良い内視鏡装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】異なる複数の視野方向の
光学系を有する光学アダプタが着脱自在に設けられ、各
光学系の画像が1つの撮像素子上に、各視野範囲の一部
が重複した重複部が形成されるように結像する撮像手段
を有する内視鏡と、前記重複部の画像部分が隣接し、ほ
ぼ連続性が保たれるように表示される信号処理を行う信
号処理手段とをとを設けることによって、隣接し、ほぼ
連続性が保たれるような表示される重複部から視覚的に
複数の画像間の位置関係などを術者は容易に把握でき、
湾曲操作なども的確に行えるようにすると共に、用途に
応じて光学アダプタを取り換えることにより、広い用途
で使用することを可能にしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1ないし図15は
本発明の1実施の形態に係り、図1は本発明の1実施の
形態の内視鏡装置の構成を示す外観図、図2は先端光学
アダプタ部分を示す斜視図、図3は図5のC−C断面
図、図4は図5のD−D断面図、図5は図3のA−A断
面図、図6は図3のB−B断面図、図7はCCDカバー
ガラスとその前面に取り付けられるカバーガラス部分を
示す図、図8は側視視野範囲と直視視野範囲との一部が
重複することを示す説明図、図9は直視対物光学系と側
視対物光学系の構成を示す図、図10は図9の側視対物
光学系の第1の変形例の要部の構成を示す図、図11は
図9の側視対物光学系の第2の変形例の要部の構成を示
す図、図12はCCUの信号処理系を示すブロック図、
図13はモニタ画面に第1の表示モードで表示される画
像を示す図、図14はモニタ画面に第2及び第3の表示
モードで表示される画像を示す図、図15は撮像面に結
像される2つの画像を示す図である。
【0016】図1に示すように内視鏡装置1は照明手段
及び観察手段(撮像手段)とを内蔵した内視鏡2と、こ
の内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、内視鏡2
に内蔵された撮像手段に対する信号処理手段を備えたカ
メラコントロールユニット(以下CCUと記す)4及び
表示手段としてのモニタ5とから構成される。
【0017】上記内視鏡2は比較的径が太く、術者によ
り把持され、湾曲等の操作を行うための操作部5を有
し、この操作部5の前端には、細長で可撓性を有する挿
入部6の後端が連設されている。この挿入部6は可撓性
を有する可撓管7の先端側に湾曲可能な湾曲部8を介し
て硬質の先端部9が設けらている。この先端部9には画
角とか視野方向を変換したり、或いは2つの視野方向を
観察可能とする内視鏡用光学アダプタとしての先端光学
アダプタ10が着脱自在に取り付けられるようになって
いる。
【0018】また、上記操作部5には、上記湾曲部8
を、上下、左右の所望の方向へ湾曲させる湾曲操作ノブ
11が設けられている。さらに、上記操作部5からユニ
バーサルコード12が側方へ延出され、このユニバーサ
ルコード12の先端に接続された光源コネクタ13が上
記光源装置3に着脱自在で接続される。
【0019】さらに、前記光源コネクタ13からCCU
ケーブル14が延出され、その先端にCCUコネクタ1
5が接続されており、このCCUコネクタ15がCCU
4に着脱自在で接続される。
【0020】図3に示すように、先端部9を形成する硬
質の先端部本体21の内部にはCCD16及びIC等の
電気部品17や信号線ケーブル18をCCD16背面か
らケーブル接続部まで接着剤で一体的に封止して成形し
た撮像ユニット19と、照明光を伝送するライトガイド
20が設けられている。
【0021】また、先端部本体21の外周面にはアダプ
タ着脱用ネジ部22が設けられており、このアダプタ着
脱用ネジ部22には先端光学アダプタ10が固定用リン
グを介して着脱自在で取り付けられる。
【0022】図4に示すように、先端光学アダプタ10
と内視鏡2の光学系は先端光学アダプタ10に設けられ
た位置決めピン23及び先端部本体21に設けられた位
置決め溝24によって対設する状態で位置決めされる。
つまり、位置決め溝24に位置決めピン23を係入する
ことにより両光学系は位置決めされた状態で接続され
る。
【0023】先端光学アダプタ10はアダプタ本体25
とカバー26とから成り、接着剤及びビス27(図4参
照)によってカバー26はアダプタ本体25に固着され
る。
【0024】本実施の形態では先端光学アダプタ10に
は、先端部9に内蔵した1つのCCD16に、2つの被
写体の像が左右に隣接して結ばれるように、図2に示す
ように2つの対物光学系或いは撮像光学系28、29が
設けられている。
【0025】1つは対物光学系の観察方向が内視鏡の軸
と平行な前方向を向いた直視撮像光学系28であり、他
方は対物光学系の観察方向が内視鏡2の挿入部6の軸方
向に対して直角方向を向いた側視撮像光学系29であ
る。CCD16の配置方向は湾曲部8の上下、左右の湾
曲方向に対応して配置され、例えば湾曲部8を上方向側
に湾曲させるように湾曲操作ノブ11を操作した場合、
この上方向側は側視撮像光学系29の側視方向に一致す
るように設定されているので、明細書中ではこの側視方
向を上方向、反対側を下方向とし、これらの上下方向と
垂直な方向を左右方向と説明する場合がある。
【0026】それぞれの撮像光学系28、29を構成す
るロッドレンズ31、プリズム32以外のレンズ部分は
それぞれが同じレンズを用いて形成され、レンズの共通
化によりコストを下げることができるようにしている。
【0027】なお、本実施の形態では直視及び側視を観
察する先端光学アダプタ10について示しているが、こ
の内視鏡装置1ではこのほかに、直視専用、直視・直視
(立体視)用、直視・斜視等の先端光学アダプタも使用
可能であり、用途に応じてそれらを装着して使用するこ
とができる。
【0028】従って、内視鏡2の先端部9に用途に適し
た先端光学アダプタを装着することによって、共通の内
視鏡本体(内視鏡2において先端光学アダプタを取り外
したもの)で広い用途に使用できると共に、個々に用意
する場合よりも経済的負担を軽減できるようにしてい
る。
【0029】先端部9までライトガイド20により導か
れた照明光は、先端光学アダプタ10におけるそれぞれ
の撮像光学系28、29に対応した観察方向を照明する
直視用照明系33、側視用照明系34にそれぞれ導かれ
る。
【0030】本実施の形態では光学系のレイアウトを以
下に説明するようにして、これらの光学系をコンパクト
に先端光学アダプタ10に収納している。以下、図3な
いし図11を参照してより詳しく説明する。
【0031】図3に示すように先端部9の先端面のほぼ
中央位置(左右方向の中心で、上下方向には僅かに上方
に偏心した位置)にカバーガラスで保護されたCCD1
6が配置され、その下側(図3で下側)にライトガイド
20が配置されている。
【0032】そして、この先端部9に装着される先端光
学アダプタ10の基端面には先端部9の先端面のCCD
16及びライトガイド20に対向する位置となるように
撮像及び照明光学系の後端が対向する位置となるように
(撮像光学系及び照明光学系)が形成されている。
【0033】(図5のC−C断面から分かるように)挿
入部6の軸と平行な方向に沿って、左右方向に偏心し、
側視撮像光学系29の光軸を含む断面である図3に示す
ように側視撮像光学系29の下側(換言すると側視方向
と反対側)にはライトガイド20に対向して直視用照明
系33が直線的に配置されている。
【0034】この側視撮像光学系29は上方の側視観察
窓に取り付けられた側視撮像光学系第1レンズ(以下、
側視第1レンズと略記。他も同様)36と、この側視第
1レンズ36の光軸上に対向して配置されたプリズム3
2と、このプリズム32で直角方向に変更され、挿入部
6の軸と平行な光軸上に沿って配置された側視後群レン
ズ37とからなる。
【0035】この側視撮像光学系29の下側の直視用照
明系33はライトガイド20に対向して配置された円柱
形状のロッドレンズ(又はライトガイド)38と、この
ロッドレンズ38の先端面に対向する直視用照明窓に取
り付けられた直視用照明レンズ39とから構成され、直
視撮像光学系28の画角に合わせた視野範囲を照明す
る。
【0036】この側視撮像光学系29の右側には直視撮
像光学系28が配置され、この直視撮像光学系28は先
端面の直視観察窓に取り付けられた直視第1レンズ41
と、この直視第1レンズ41の光軸上に対向して配置さ
れた円柱形状のロッドレンズ31と、このロッドレンズ
31に対向する後方に配置された直視後群レンズ42と
から構成されている。
【0037】図4に示すようにCCD16の前面(撮像
面)に隣接するように配置された側視後群レンズ37及
び直視後群レンズ42を経て共通のCCD16の撮像面
の左側及び右側の撮像エリア部分に像をそれぞれ結ぶよ
うにしている。
【0038】また、側視撮像光学系29の一部のレンズ
(例えば後群レンズ37の最も後ろのレンズ)及び直視
撮像光学系28の一部のレンズ(例えば後群レンズ42
の最も後ろのレンズ)は左右方向に隣接する内側を切り
欠いたD型の非円形状にして共通のCCD16の撮像面
に広い範囲で像を結ぶようにしている。
【0039】直視撮像光学系28と側視撮像光学系29
の光線は、例えばアダプタ本体25と一体の仕切55に
より交わらないようになっている。
【0040】また、図3のA−A断面である図5から分
かるように、この直視撮像光学系28の下側には側視用
照明系34を構成する側視照明用ライトガイド43が配
置されている。
【0041】この側視用照明系34は直視撮像光学系2
8の下側で挿入部6の軸と平行な方向に延出され、その
後端がライトガイド20の先端面に対向するように配置
された側視照明用ライトガイド43と、このライトガイ
ド43の屈曲された先端面に対向する側視用照明窓に取
り付けられた側視用照明レンズ44とから構成されてい
る。
【0042】ライトガイド43は直視撮像光学系28の
下から直視撮像光学系28の外側を通り、前記側視用照
明レンズ44近傍まで3次元的に屈曲されるように成形
され、側視撮像光学系29の画角に合わせて、その視野
範囲を照明する。さらに述べると、この図5に示すよう
にライトガイド43の先端側は直視撮像光学系28を囲
むように半径外側方向に屈曲して上方の側視用照明窓側
に延出され、この側視用照明窓側に隣接して側視観察窓
が形成されている。
【0043】また、図3示すように、先端部9における
CCD16を収納した収納部の先端開口はカバーガラス
47で水密的に閉塞され、この先端部9に装着された先
端光学アダプタ10における直視撮像光学系28及び側
視撮像光学系29を収納した撮像光学系収納部の後端開
口は前記先端開口に対向し、カバーガラス48で水密的
に閉塞されている。
【0044】そして、この先端光学アダプタ10側のカ
バーガラス48の後端面には、図3のB−B断面を示す
図6に示すように遮光性の薄い金属板等で形成されたマ
スク49が取り付けられ、直視撮像光学系28及び側視
撮像光学系29の視野範囲の周辺部を遮光して、各視野
範囲を明確化している。なお、図6におけるマスク49
における右側の開口49aが直視撮像光学系28による
視野範囲を規定し、左側の開口49bが直視撮像光学系
28による視野範囲を規定することになる。
【0045】なお、マスク49をカバーガラス48の後
面でなく、前面に設けても良い。
【0046】また、CCD16の撮像面側を保護するC
CDカバーガラス50の前面に配置され、水密的に取り
付けられる上記カバーガラス47は図7に示すように、
CCDカバーガラス50の略正方形よりサイズが小さい
例えば円形状にしてあり、その厚みも例えば1mm以下
にしている。
【0047】この場合、厚みを小さくすると、カバーガ
ラス47の側面を開口内壁に水密的に接着する場合の奥
行きが短くなるため、水密機能が低下するし、厚みを大
きくすると、先端硬質長が長くなり、挿入性が低下して
しまう(屈曲した部位に挿入することが困難になる)。
また、マスク49の輪郭がぼやけてしまう。本実施の形
態では、カバーガラス47を隣接するCCDカバーガラ
ス50のサイズより内側となるようにより小さいサイズ
とし、このサイズの周辺側となるCCDカバーガラス5
0前面部分も水密的に接着する接着しろ50aに用いる
ことにより、(先端硬質長を短くできる)薄いカバーガ
ラス47でも十分な水密機能を確保している。
【0048】なお、図5に示すように直視撮像光学系2
8の中心軸は側視撮像光学系29の中心軸と、側視照明
用ライトガイド43の屈曲部43aの間に配置されてい
る。側視照明用ライトガイド43は近点観察時の照明む
ら防止のために側視撮像光学系29の方に曲げられ(側
視方向となる上方向を越えて斜め上方向を向くように曲
げられ)ている。また、側視用照明レンズ44は直視撮
像光学系28の上に一部がオフセットして重なるように
配置されている。
【0049】本実施の形態では、直視撮像光学系28
は、カバー26に直視第1レンズ41が、アダプタ本体
25に第2レンズとしてのロッドレンズ31以降のレン
ズ系が設けられている。このような構造の場合、側視照
明用ライトガイド43、直視照明用ロッズレンズ(また
はライトガイド)38から漏れた光が、第1レンズ41
と第2レンズの間に侵入し、フレアを起こさないような
構造としなければならない。
【0050】カバー26とアダプタ本体25が密着して
光が侵入しないような構造とする場合、非常に高精度な
加工が必要となり、コストが高くなってしまう。また、
カバー26とアダプタ本体25に段差を設けて緩嵌し、
照明光が直接侵入しないようにすると、構造が複雑にな
りコストが高くなってしまう。
【0051】上記問題を解決するために、本実施の形態
ではカバー26に設けられた直視撮像光学系28の第1
レンズ41後端に図3及び図4に示すように遮光部材4
5を設けている。遮光部材45はロッドレンズ31の外
周に接着固定され、更にカバー26と緩嵌するようにな
っている。
【0052】また、本実施の形態では図8に示すよう
に、例えば側視撮像光学系29の第1レンズ36から所
定距離L1以上での側視視野範囲51と、直視撮像光学
系28による直視視野範囲52とが一部重なるように、
直視撮像光学系28及び側視撮像光学系29の両光学系
の画角が広角化されている(或いは少なくとも一方の画
角が広角化されている)。なお、上記所定距離L1の具
体例としては例えば側視撮像光学系29の近点位置であ
る。この近点位置が直視撮像光学系28ではっきり見え
る近点位置に達しない場合には直視撮像光学系28側の
近点位置とすると良い。
【0053】従って、図8に示すように近点位置等の所
定距離L1より遠いパイプ内面53等の部位を観察する
場合には、側視視野範囲51と直視視野範囲52とで画
像中の一部が重なって観察できる重複部54になる。
【0054】より具体的には側視視野範囲51の前側の
部分と直視視野範囲52の上側の部分とが重複する重複
部54となる。
【0055】(距離に依存するニュアンスを持つ視野範
囲を用いないで、視野範囲を角度で表現する画角を用い
て)換言すると、側視光学系による画角と直視光学系に
よる画角とが一部重複する画角部分ができるように両画
角が設定されている。また、視野の重複部分を設けるに
は側視視野を傾けてもよい。
【0056】通常、側視視野を傾ける(斜視)には、偏
角によって片ボケが起きないように、側視第1レンズ全
体を斜めにし、プリズムの反射面の角度これに合わせて
いる(側視第1レンズの光軸とプリズム以降の光学系の
光軸を一致させている)。このような光学系でパイプ内
を観察した場合には、被写体に対して光軸が斜めになっ
ているため、モニタの中心部はピントは合っていても、
上下(内視鏡軸方向の先端側と後端側)方向は観察深度
から外れてしまうことがあるといった問題がある。
【0057】そこで本実施の形態では、図9に示すよう
に、直視第1レンズ41等からなる直視撮像光学系28
及び側視第1レンズ36を除いたプリズム32等からな
る側視撮像光学系29は、重複させない場合と同じ光学
特性を持たせ、側視第1レンズ36のみを内視鏡2の挿
入軸方向後端側にずらすことで、側視第1レンズ36の
中心軸を側視撮像光学系29の光軸中心に対して偏心さ
せ、側視光学系による画角と直視光学系による画角とが
一部重複する画角部分ができるように両画角が設定され
ている。なお、側視第1レンズ36のずらし量はどれぐ
らい偏角を起こさせるかで決定される。
【0058】したがって、図9に示したように、本実施
の形態では、側視光学系の光軸に対して側視第1レンズ
36をずらしているため、側視光学系の光軸に対して前
側(図9左側)では遠点側に、後側(図9右側)では近
点側にピントがシフトする。つまり、パイプ内を斜めに
観察するのに適した深度となる。図9において、側視第
1レンズ36からパイプ壁面までの距離はB>Aである
ため、パイプ内面の観察時には片ボケが起こりにくい。
【0059】つまり、上記問題を生じさせることなく、
側視第1レンズ36を単にずらすといった簡単な構成
で、図8に示したように、近点位置等の所定距離L1よ
り遠いパイプ内面53等の部位を観察する場合には、側
視視野範囲51と直視視野範囲52とで画像中の一部が
重なって観察できる重複部54を得ることを可能として
いる。
【0060】なお、図9に示したように、側視第1レン
ズ36のみを内視鏡2の挿入軸方向後端側にずらすとし
たが、これに限らず、直視第1レンズ41のみをずらし
たり、側視第1レンズ36及び直視第1レンズ41をそ
れぞれずらし、側視視野範囲51と直視視野範囲52と
で画像中の一部が重なって観察できる重複部54を得る
ようにしてもよい。
【0061】また、本実施の形態の第1の変形例の側視
光学系の要部である図10に示すように、側視第1レン
ズ36をずらすことなく、側視第1レンズ36の球穴3
6aの中心のみ側視光学系の光軸に対して後方にずらし
てもよく(この場合、側視光学系の光軸中心に対して側
視第1レンズ36の外径中心は一致しており、図10に
おいてa>bとなっている)、球穴36aのずらし量は
どれぐらい偏角を起こさせるかで決定される。なお、プ
リズム32は図示した三角プリズムに限らず、2回反射
プリズム、ダハプリズム等でもよい。
【0062】さらに、本実施の形態の第2の変形例の側
視光学系の要部である図11に示すように、側視第1レ
ンズ36をずらすことなく、反射面の角度Cを「C=4
5゜−α」としたプリズム32aを用いることにより側
視光学系の光軸を傾けることで、側視視野範囲51と直
視視野範囲52とで画像中の一部が重なって観察できる
重複部54を得るようにしてもよい。ここで、αはどれ
ぐらい偏角を起こさせるかで決定される。
【0063】このような先端光学アダプタ10を装着し
てCCD16の撮像面に得られる画像、或いはこのCC
D16の撮像面の画像を通常の信号処理してモニタ5の
表示面5Aに表示した場合の画像は図15(A)に示す
ようになる(図15(A)の実線の枠はCCD16の撮
像面を示し、2点鎖線はモニタ5の表示面5Aの枠を示
す)。
【0064】ここで、左側の四角枠内の画像が直視撮像
光学系28の画像28aを示し、右側の四角枠内の画像
が側視撮像光学系29の画像29aを示す。
【0065】また、白抜きの太い矢印を含む4つの矢印
は、被写体として管状部材の内面を観察している状態
で、(被写体側に対して相対的に)先端部9を中心軸に
沿って前進させるように移動した場合、画像の動く方向
を示すものであり、また文字F等の符号は画像28aと
29aでの両者の関係を示すもので、画像28aにおけ
る文字Fは、画像29a中では上下反転及び左右反転
(鏡面画像)している。
【0066】従って、白抜きの太い矢印付近の重複部5
4の見え方もこのようになる。
【0067】このように両画像28a,29aを表示し
た場合には、例えば一方の画像を参照して注目すべき部
分等を観察視野内に捕らえ、他方の画像を参照してより
詳しく観察使用とした場合に、注目する部分に接近する
ように先端部を移動すると、その動きに応じて画像は移
動する。この場合、一方の画像の動きと、他方の画像の
動きが逆向きで、上下、及び左右が反転して表示される
等、直視の画像28aと側視の画像29aとの位置関係
等を視覚的に素早く把握することが困難となる。
【0068】このため、画像を参照して、その画像から
先端部9の移動操作、湾曲操作を行って注目する部分を
迅速に観察できる状態に設定する場合の操作性が低くな
ってしまうので、本実施の形態では両画像の関係を視覚
的に把握し易く、操作性を向上できるように表示するた
めの信号処理を行う信号処理手段を形成している。
【0069】本実施の形態ではCCU4は図12に示す
ように構成されている。標準信号発生回路(SSGと略
記)61のパルスは駆動回路62に入力され、CCD1
6を駆動するドライブ信号を生成し、CCD16に印加
して光電変換された画像信号或いは撮像信号を読み出
す。
【0070】CCD16から読み出された画像信号はプ
リアンプ63で増幅された後、プロセス回路64に入力
され、輝度信号Yと線順次の色差信号R−Y/B−Yが
生成され、それぞれA/Dコンバータ65a,65bに
よりデジタル信号に変換された後、デジタルの輝度信号
Y(単に画像データとも呼ぶ)はセレクタ66aを介し
て第1及び第2メモリ67a,67bに書き込まれ、デ
ジタルの色差信号R−Y/B−Yはセレクタ66bを介
して第3及び第4メモリ67c,67dに書き込まれ
る。
【0071】この場合、セレクタ66a,66bはコン
トローラ68により、制御され、かつコントローラ68
は操作パネルのスイッチ、キーボード等の操作部69に
よる指示に応じて制御方法を変更する。
【0072】例えば、先端光学アダプタ10が装着され
た場合には、CCD16の撮像面の画像は図15(A)
の実線で示したように、左側の四角枠内の画像が直視撮
像光学系28の画像28aを示し、右側の四角枠内の画
像が側視撮像光学系29の画像29aとなる。
【0073】上述のように、画像28a中における重複
部の文字Fは、画像29aでは上下反転及び左右反転し
ている。
【0074】このように結像された両画像28a,29
aを、それら両画像の位置関係等を把握し易いように重
複部が隣接し、重複部の画像部分でほぼ連続性が保たれ
るように表示する信号処理を行う。
【0075】例えば操作部69から第1の表示モードの
指示を行うスイッチ操作、コマンド等を入力すると、C
CD16の撮像信号読み出し方向が図15(A)におい
て、水平方向であると、水平方向の中央位置を読み出す
タイミングで“H”から“L”に切り換わるセレクト信
号(図15(B)参照)によりセレクタ66a,66b
は同時に切り換えられ、左側の画像28aを含む撮像信
号部分に対応する輝度信号Yと色差信号R−Y/B−Y
が第1メモリ67a及び第3メモリ67cにそれぞれ書
き込まれ、右側の画像29aを含む撮像信号部分に対応
する輝度信号Yと色差信号R−Y/B−Yが第2メモリ
67b及び第4メモリ67dにそれぞれ書き込まれる。
【0076】つまり、第1メモリ67a及び第3メモリ
67cには図15(A)の左画像28aに対応する直視
画像データが記憶され、第2メモリ67b及び第4メモ
リ67dには図15(A)の右画像29aに対応する側
視画像データが記憶されることになる。
【0077】第1の表示モードではモニタ5の表示面5
Aの縦方向に2つの画像を隣接して連続性を有するよう
に表示すると共に、両画像全体を欠けることなく表示す
るために両画像を縮小処理する。
【0078】このために、第1〜第4メモリ67a〜6
7dの画像データは画像処理回路70に入力され、画像
処理された後、第1及び第2メモリ67a,67bの画
像データは1つのバッファメモリ71aに上下方向に隣
接するように合成して書き込まれ、同様に第3及び第4
メモリ67c,67dの画像データは色差信号R−Yと
色差信号B−Y成分毎に2枚のプレーンメモリからなる
バッファメモリ71bに上下方向に隣接するように合成
して書き込まれる。
【0079】この場合、第2メモリ67b及び第4メモ
リ67dの画像データはコントローラ68からの(第1
の表示モードに対応する)メモリアドレス信号が変更さ
れて印加され、上下が反転された画像データが画像処理
回路70に入力される。
【0080】具体的には第1及び第3メモリ67a,6
7cに印加されるメモリアドレスにおける垂直方向(縦
方向)のアドレス(A1,A2,…,An)に対し、第
2メモリ67b及び第4メモリ67dはそれらのアドレ
スの上位側ビットと下位側ビットとを入れ換えたアドレ
ス(An,…A2,A1)とすることにより、側視画像
でも直視画像と同じ方向性を持つ画像にされて画像処理
回路70に入力される。
【0081】つまり、このようにメモリアドレスを変更
することにより、側視画像の上下が逆転すると共に、左
右も反転した画像データとなり、画像処理回路70に入
力される。そして、縮小処理されてバッファメモリ71
a,71bに上下方向に隣接するように合成して書き込
まれる。
【0082】バッファメモリ71aの画像データはD/
Aコンバータ72aによりアナログの輝度信号Yに変換
され、バッファメモリ71bの画像データはD/Aコン
バータ72bによりアナログの色差信号R−Y,B−Y
に変換され、これらの信号はエンコーダ73により図示
しない同期信号と共にNTSCの映像信号に変換された
後、モニタ5に出力され、モニタ5の表示面5Aには図
12或いは図13に示すように2つの画像28b,29
bを縦方向に隣接して表示する。
【0083】これら画像28b,29b中では重複部は
縦方向に隣接して表示されると共に、文字Fで示すよう
に重複部の像は上下及び左右ともに反転しない状態で表
示される。より具体的には、例えば画像28b中におけ
る上側の部分に表示された重複部は、その画像28bの
上に隣接する画像29b中でその重複部が拡大等されて
画像29b中の下側の部分に表示されることになり、重
複部が上下に隣接して表示され、重複部はその向きを含
めてほぼ相似形状で表示されることになる。また、被写
体に対する内視鏡の動きに対して両画像中での各重複部
の動きは同じ方向となるように表示される。
【0084】従って、例えば先端部9を前進等させるよ
うに移動した場合、その動きに対応して画像28b中で
重複部の画像が移動すると、画像29b中での重複部の
画像も同じ方向に移動し、重複部が両画像28b,29
b中でほぼ隣接して連続性を持つように表示されると共
に、像の形状もほぼ相似形状で表示される(上下、左右
が反転等しないで、ほぼ相似形状で表示される)。
【0085】このため、一方の画像を参照して移動等の
操作を行っている状態から、他方の画像を参照して操作
を行うように参照する画像を切り換えても、表示される
両者の関係が連続性をもつように表示されているので、
それに対して内視鏡を操作する方向性等を変更すること
が必要でなく、高い操作性を維持することができる。
【0086】また、一方の画像の重複部に注目する部分
を捕らえれば、他方の画像でもその部分を観察すること
ができ、かつ内視鏡等を動かした場合に同じ方向に動く
ので、参照する画像の切換をスムーズに行うことができ
る。
【0087】なお、視野方向が異なるので、一般的には
全く同じ形状で表示されるのではなく、例えば画像28
bにおける上下方向のサイズは画像29bでは伸長して
表示される等の違いが存在する。
【0088】また、操作部69を操作して、第2の表示
モードを指示する入力を行うと、コントローラ68は第
2メモリ67b及び第4メモリ67dの側視画像データ
の読み出しの際、メモリアドレス信号を変更して印加
し、上下及び左右が反転された画像データを画像処理回
路70に出力する。画像処理回路70は縮小処理を行う
ことなく、単に側視画像データの下側部分を切り欠く処
理をして、この下側部分を切り欠いた側視画像データの
下側に直視画像データが位置するように輝度画像データ
はバッファメモリ71aに、色差画像データはバッファ
メモリ71bに格納する。
【0089】従って、この場合にはモニタ画面5Aに
は、図14(A)に示すように2つの画像28c,29
cが連続性を保つように表示される。
【0090】また、操作部69を操作して、第3の表示
モードを指示すると、コントローラ68は第2メモリ6
7b及び第4メモリ67dの側視画像データの読み出し
の際、メモリアドレス信号を変更して印加し、上下及び
左右が反転された画像データを画像処理回路70に出力
する。画像処理回路70は縮小処理を行うことなく、単
に側視画像データの上側部分を切り欠く処理して、この
上側部分を切り欠いた側視画像データの下側に直視画像
データが位置するように輝度画像データはバッファメモ
リ71aに、色差画像データはバッファメモリ71bに
格納する。
【0091】従って、この場合にはモニタ5の表示面5
Aには、図14(B)に示すように2つの画像28c,
29dが連続性を保つように表示される。
【0092】図14(A)と図14(B)とでは、直視
画像28cは同じで、側視画像29c,29dは下側或
いは上側が切り欠かれていることのみ異なる。
【0093】また、操作部69からの指示の他に、内視
鏡2の操作部5に設けた表示モード選択スイッチ74の
操作によっても、コントローラ69に指示信号を送り、
上述の表示モードを切り換えることができるようにして
いる。
【0094】本実施の形態によれば、直視及び側視の2
つの光学系を有するアダプタで、内視鏡先端部との対向
部近傍の挿入部の軸方向に垂直な断面において、直視撮
像光学系28の下に側視用照明系34が、側視撮像光学
系29の下に直視用照明系33が位置する構造にしてい
る。
【0095】さらに、側視照明用レンズ44が側視撮像
光学系第1レンズ36の横に位置し、直視撮像光学系2
8の中心軸が、前記側視照明用ライトガイド43と側視
撮像光学系第1レンズ36の中心軸の間に位置してい
る。
【0096】このような構成にして、先端光学アダプタ
10に両撮像光学系28、29及び両照明系33、34
をコンパクトに配置して収納でき、従って、この先端光
学アダプタ10を硬質の先端部9に装着した状態の内視
鏡2として使用する場合、先端側の硬質部(先端光学ア
ダプタ10及び先端部9)の長さ、つまり先端硬質部長
を短くできる。この場合、コンパクトに配置できるの
で、外径が太くなることも回避できるようにしている。
【0097】また、直視及び側視の両撮像光学系28、
29の光路長をほぼ等しくすることが出来るため、両撮
像光学系28、29のレンズの多くを共通化することが
可能となり、コストを抑える事が出来る。
【0098】また、異なる複数の視野方向を有する光学
系を備えた先端光学アダプタ10が先端部9に着脱自在
で、各画角の一部が重複するようにして共通の撮像素子
に結像されるようにすると共に、重複部の画像部分が隣
接してほぼ相似形で表示され、かつ被写体に対する内視
鏡の動きに対して各重複部の画像部分が同じ方向に動く
ように信号処理しているので、画像間の位置関係等の視
覚的な把握が容易となり、参照する画像を切り換えて
も、内視鏡を操作する方向性等を切り換えることなく操
作でき、高い操作性を確保できる。
【0099】また、先端光学アダプタを交換して装着す
ることにより、広い用途に適した診断或いは検査に使用
できる。
【0100】(第2の実施の形態)図16は本発明の第
2の実施の形態における画像表示の作用を示す。本実施
の形態はモニタ5での表示機能が異なり、異なる部分の
み説明する。本実施の形態では図12に示した画像処理
回路70は、さらに拡大する画像処理の機能を有する。
【0101】例えば、操作部69から拡大表示の指示を
行う入力操作を行ったり、内視鏡2の表示モード選択ス
イッチ74等の操作により拡大表示の指示を行うと、画
像処理回路70は直視画像データ及び側視画像データに
対して、それぞれ拡大する処理を行った後、画像処理回
路70内の画像メモリに一旦格納すると共に、拡大処理
して、下部側を切り欠いた側視画像データの下側に直視
画像データが位置するように、輝度画像データはバッフ
ァメモリ71aに、色差画像データはバッファメモリ7
1bにそれぞれ格納する。
【0102】従って、この場合には、モニタ画面5Aに
は図16(A)に示すように拡大された直視画像28e
とその上に下側が切り欠かれた側視画像29eが表示さ
れる。
【0103】この状態で、操作部69から或いは内視鏡
2側から表示入れ換えの指示を行うと、画像処理回路7
0は、この画像処理回路70内の画像メモリに一旦格納
された拡大画像データに対し、側視画像データの下側
に、上側の画像データ部分を切り欠いた直視画像データ
が隣接するように、輝度画像データはバッファメモリ7
1aに、色差画像データはバッファメモリ71bにそれ
ぞれ格納する。
【0104】従って、この場合には、モニタ画面5Aに
は図16(B)に示すように拡大された側視画像29f
とその上に上側が切り欠かれた直視画像28fが表示さ
れる。
【0105】また、拡大倍率を1にすると、図14
(A)及び図14(B)を表示させることができる。ま
た、操作部69等からの選択操作等により、図16
(A)と図16(B)との中間、或いは図14(A)と
図14(B)の中間の状態等の表示させることもでき
る。
【0106】本実施の形態は第1の実施の形態とほぼ同
様の作用及び効果を有する。
【0107】なお、第1の実施の形態におけるプリズム
32の代わりにダハプリズムを用いたような場合には、
図17(A)に示すような直視画像28aと側視画像8
0aとなる。このような場合にも、側視画像データに対
する読み出しを変更する(具体的には第1及び第3メモ
リ67a,67cに印加されるメモリアドレスにおける
垂直方向(縦方向)のアドレスと水平方向のアドレスに
対し、第2メモリ67b及び第4メモリ67dはそれら
のアドレスの上位側ビットと下位側ビットとを入れ換え
たアドレスとすることにより、側視画像でも直視画像と
同じ方向性のほぼ相似形状を持つ画像にして画像処理回
路70に入力する)。
【0108】換言すると、第1の実施の形態での信号処
理の際には垂直方向のアドレスのみ入れ換えたが、さら
に水平方向のアドレスも入れ換えるようにする。
【0109】このようにすることにより、第1の実施の
形態で説明したように連続性を有するようにモニタに表
示することができる。
【0110】また、第1の実施の形態におけるプリズム
32の代わりに2回反射プリズムを用いたような場合に
は、図17(B)に示すような直視画像28aと側視画
像81aとなる。このような場合には側視画像データに
対する読み出しを変更することなく読み出しを行うこと
により、第1の実施の形態で説明したように連続性を有
するようにモニタに表示することができる。
【0111】なお、上述の実施の形態では横長の表示面
5Aの縦方向に2つの画像を重複部が隣接してほぼ連続
性が保たれるように表示されるようにしているが、縦長
の表示面に縦方向に隣接してほぼ連続性が保たれるよう
に表示されるようにしても良い。この場合、通常の横長
の表示面を有するモニタを縦横を入れ換えるように配置
したものでも良い。
【0112】なお、上述の説明では直視と側視の光学系
で説明したが、本発明は少なくとも視野方向が異なる2
つの光学系を有する先端光学アダプタが先端部に着脱自
在で接続され、先端部に設けた共通の撮像素子に結像す
る光学系に対して、同様に適用できる。例えば、直視と
斜視の光学系の場合にも適用できる。
【0113】また、上述した実施の形態等を部分的等で
組み合わせたものも本発明に属する。
【0114】[付記] 1.異なる複数の視野方向の光学系を有する光学アダプ
タが着脱自在に設けられ、各光学系の画像が1つの撮像
素子上に結像され、各画角の一部が重複した重複部が形
成されるように結像する撮像手段を有する内視鏡と、前
記重複部の画像部分が隣接して連続性が保たれるように
表示される信号処理を行う信号処理手段とを有すること
を特徴とする内視鏡装置。
【0115】2.前記信号処理手段は、前記重複部を有
する2つの画像における一方の画像は切り欠かないで、
かつ他方の画像の一部を切り欠いて2つの画像を隣接し
て表示するための信号処理を行うことを特徴とする請求
項1又は付記1記載の内視鏡装置。
【0116】3.前記重複部を有する2つの画像におけ
るメインで表示する画像とサブで表示する画像とを選択
可能とする選択手段を有することを特徴とする請求項1
又は付記1記載の内視鏡装置。
【0117】4.異なる複数の視野方向の光学系を有す
る光学アダプタが着脱自在に設けられ、各光学系の画像
が1つの撮像素子上に結像され、各画角の一部が重複し
た重複部が形成されるように結像する撮像手段を有する
内視鏡と、前記重複部の画像部分が隣接し、ほぼ相似形
状で表示され、かつ被写体側に対する内視鏡側の相対的
な動きに対して前記重複部の動き方向が同じとなるよう
に信号処理を行う信号処理手段とを有することを特徴と
する内視鏡装置。
【0118】5.異なる複数の視野方向の対物光学系を
有し、異なる視野方向を同時に観察することが可能な内
視鏡において、少なくとも1つの前記対物光学系の光学
部材を光軸に対して直角方向に偏心させ配置したことを
特徴とする内視鏡。
【0119】6.直視及び側視の視野方向の対物光学系
を有し、直視及び側視の視野方向を同時に観察すること
が可能な内視鏡において、側視側の前記対物光学系の光
学部材を光軸に対して直角方向に偏心させ配置したこと
を特徴とする内視鏡。
【0120】7.前記光学部材は、対物レンズであるこ
とを特徴とする付記項6に記載の内視鏡。
【0121】8.前記対物レンズを基端側にずらし、前
記光軸に対して直角方向に偏心させ配置したことを特徴
とする付記項7に記載の内視鏡。
【0122】9.前記対物レンズのレンズ球穴を基端側
にずらし、前記光軸に対して直角方向に偏心させ配置し
たことを特徴とする付記項7に記載の内視鏡。
【0123】10.前記光学部材は、側視側の視野方向
の光軸を直視側の視野方向の光軸と平行にするプリズム
であり、前記光軸に対して直角方向に偏心させる角度の
反射面を有することを特徴とする付記項6に記載の内視
鏡。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる複数の視野方向の光学系を有する光学アダプタが着
脱自在に設けられ、各光学系の画像が1つの撮像素子上
に、各視野範囲の一部が重複した重複部が形成されるよ
うに結像する撮像手段を有する内視鏡と、前記重複部の
画像部分が隣接し、ほぼ連続性が保たれるように表示さ
れる信号処理を行う信号処理手段とを設けているので、
術者は隣接して連続性が保たれる重複部の画像から視覚
的に複数の画像間の位置関係などを容易に把握でき、湾
曲操作なども的確に行えると共に、用途に応じて光学ア
ダプタを取り換えることにより、広い用途で使用するこ
とを可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の内視鏡装置の外観を示
す外観図。
【図2】先端光学アダプタ部分を示す斜視図。
【図3】図5のC−C断面図。
【図4】図5のD−D断面図。
【図5】図3のA−A断面図。
【図6】図3のB−B断面図。
【図7】CCDカバーガラスとその前面に取り付けられ
るカバーガラス部分を示す図。
【図8】側視視野範囲と直視視野範囲との一部が重複す
ることを示す説明図。
【図9】直視対物光学系と側視対物光学系の構成を示す
【図10】図9の側視対物光学系の第1の変形例の要部
の構成を示す図
【図11】図9の側視対物光学系の第2の変形例の要部
の構成を示す図
【図12】CCUの信号処理系を示すブロック図。
【図13】モニタ画面に第1の表示モードで表示される
画像を示す図。
【図14】モニタ画面に第2及び第3の表示モードで表
示される画像を示す図。
【図15】撮像面に結像される2つの画像等を示す図。
【図16】本発明の第2の実施の形態におけるモニタに
表示される画像を示す図。
【図17】側視光学系に三角プリズムの代わりに、ダハ
プリズム及び2回反射プリズムを用いた場合にCCDに
それぞれ結像される2つの画像を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 9…先端部 10…先端光学アダプタ 16…CCD 20…ライトガイド 21…先端部本体 25…アダプタ本体 26…カバー 28…直視撮像光学系 29…側視撮像光学系 31…ロッドレンズ 32…プリズム 33…直視用照明系 34…側視用照明系 36…側視第1レンズ 39…直視用照明レンズ 41…直視第1レンズ 43…側視照明用ライトガイド 44…側視照明用レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の視野方向の光学系を有する
    光学アダプタが着脱自在に設けられ、各光学系の画像が
    1つの撮像素子上に、各視野範囲の一部が重複した重複
    部が形成されるように結像する撮像手段を有する内視鏡
    と、前記重複部の画像部分が隣接し、ほぼ連続性が保た
    れるように表示される信号処理を行う信号処理手段とを
    有することを特徴とする内視鏡装置。
JP9042684A 1996-03-25 1997-02-26 内視鏡装置 Withdrawn JPH09313435A (ja)

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