JPH09313275A - キャビネットの引出し - Google Patents
キャビネットの引出しInfo
- Publication number
- JPH09313275A JPH09313275A JP8157695A JP15769596A JPH09313275A JP H09313275 A JPH09313275 A JP H09313275A JP 8157695 A JP8157695 A JP 8157695A JP 15769596 A JP15769596 A JP 15769596A JP H09313275 A JPH09313275 A JP H09313275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom plate
- side plates
- drawer
- hooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立工数を大幅に削減して組立作業の簡略化
を図るとともに、強度性および剛性にすぐれたキャビネ
ットの引出しを提供する。 【解決手段】 左側板４および右側板５は、ヒンジ１１
を介して底板３に連結されている。各ヒンジ１１を折り
曲げて底板３に対し左側板４および右側板５を立上げ
る。背板６を底板３と立上げた左側板４および右側板５
に取付ける。左側板４および右側板５の前端面と前板７
とを互いの係止構造によりスライド嵌合する。
を図るとともに、強度性および剛性にすぐれたキャビネ
ットの引出しを提供する。 【解決手段】 左側板４および右側板５は、ヒンジ１１
を介して底板３に連結されている。各ヒンジ１１を折り
曲げて底板３に対し左側板４および右側板５を立上げ
る。背板６を底板３と立上げた左側板４および右側板５
に取付ける。左側板４および右側板５の前端面と前板７
とを互いの係止構造によりスライド嵌合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットの前
面から出し入れするキャビネットの引出しに関する。
面から出し入れするキャビネットの引出しに関する。
【０００２】
【従来の技術】キャビネットの前面から出し入れするプ
ラスチック製のキャビネットの引出しは、底板に左右側
板および背板を取り付けたうえ、前板を取り付けた構造
となっているものであるから、組立て工数が多くてその
作業が煩雑であった。
ラスチック製のキャビネットの引出しは、底板に左右側
板および背板を取り付けたうえ、前板を取り付けた構造
となっているものであるから、組立て工数が多くてその
作業が煩雑であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、キ
ャビネットの引出しの組立工数を大幅に削減してその作
業の簡略化を図るとともに、強度性および剛性にすぐれ
たキャビネットの引出しを提供することを目的とする。
ャビネットの引出しの組立工数を大幅に削減してその作
業の簡略化を図るとともに、強度性および剛性にすぐれ
たキャビネットの引出しを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るキャビネットの引出しは、左側板および
右側板がヒンジを介して底板に連結されており、各ヒン
ジを折り曲げて底板に対し左側板および右側板を立上げ
るとともに、背板を底板と立上げた左側板および右側板
に取付け、左側板および右側板の前端面と前板とを互い
の係止構造によりスライド嵌合して構成してなるもので
ある。
の本発明に係るキャビネットの引出しは、左側板および
右側板がヒンジを介して底板に連結されており、各ヒン
ジを折り曲げて底板に対し左側板および右側板を立上げ
るとともに、背板を底板と立上げた左側板および右側板
に取付け、左側板および右側板の前端面と前板とを互い
の係止構造によりスライド嵌合して構成してなるもので
ある。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係るプラスチッ
ク製のキャビネットを例示している。図１において、１
はキャビネットでおり、このキャビネット１は、中空二
重壁構造をなしていて、前面に複数段の引出し２を備え
ている。引出し２は、底板３に左側板４、右側板５を立
上げるとともに、さらに背板６を取り付けたうえ、前面
に前面板７を取り付けて、上面が開放した箱状に形成さ
れている。引出し２の左右側板４，５の外面にはスライ
ドレール８が形成されている。このスライドガイドレー
ル８は、キャビネット１の両側内面のガイド凹条９にス
ライド自在に支持させ、引出し２を抜き差し自在とする
ものである。前板７の前面には把手１０が設けられてお
り、この把手１０は手を上向きに掛けて引き出し操作す
る形態をなしている。
ク製のキャビネットを例示している。図１において、１
はキャビネットでおり、このキャビネット１は、中空二
重壁構造をなしていて、前面に複数段の引出し２を備え
ている。引出し２は、底板３に左側板４、右側板５を立
上げるとともに、さらに背板６を取り付けたうえ、前面
に前面板７を取り付けて、上面が開放した箱状に形成さ
れている。引出し２の左右側板４，５の外面にはスライ
ドレール８が形成されている。このスライドガイドレー
ル８は、キャビネット１の両側内面のガイド凹条９にス
ライド自在に支持させ、引出し２を抜き差し自在とする
ものである。前板７の前面には把手１０が設けられてお
り、この把手１０は手を上向きに掛けて引き出し操作す
る形態をなしている。
【０００６】図２は、引出し２を構成する底板３、左側
板４、右側板５、背板６を展開し、かつ前板７を外した
態様を示している。これら底板３、左側板４、右側板
５、背板６は、ブロー成形により中空二重壁構造に成形
されたものである。前板７もブロー成形により中空二重
壁構造に形成されたものである。底板３には左右側板
４，５がそれぞれ圧縮薄肉化したヒンジ１１により一連
に連結されている。また、背板６も同様のヒンジ１１に
より一連に連結されている。底板３と左右側板４，５、
および底板３と背板６のそれぞれヒンジ１１により連な
る部位は、内外面からそれぞれの板厚方向に傾斜する傾
斜面１２をなしている（図６参照）。ヒンジ１１は実質
的に幅を有しない線状のヒンジである。
板４、右側板５、背板６を展開し、かつ前板７を外した
態様を示している。これら底板３、左側板４、右側板
５、背板６は、ブロー成形により中空二重壁構造に成形
されたものである。前板７もブロー成形により中空二重
壁構造に形成されたものである。底板３には左右側板
４，５がそれぞれ圧縮薄肉化したヒンジ１１により一連
に連結されている。また、背板６も同様のヒンジ１１に
より一連に連結されている。底板３と左右側板４，５、
および底板３と背板６のそれぞれヒンジ１１により連な
る部位は、内外面からそれぞれの板厚方向に傾斜する傾
斜面１２をなしている（図６参照）。ヒンジ１１は実質
的に幅を有しない線状のヒンジである。
【０００７】左右側板３，４の後端面には凹部１３が設
けられており、これに対応して背板６の両端面には凸部
１４が設けられており、底板３に対してヒンジ１１を曲
げて立上げた左右側板４，５と、同様に立ち上げた背板
６を凹部１３と凸部１４を嵌合させて互いに連結状態と
する（図３参照）。また、左右側板４，５の前端面に
は、係止凸条１５が設けられており、前板７の裏面には
係止凹部１６が設けられていて、前板７を左右側板４，
５の前端に、左側板４，５の係止凸条１５に対し前板７
の係止凹部１６を下から上方向にスライド嵌合すること
により係止固着するとともに、底板３の前端面が前板７
の裏面に形成された小突起１７を乗り上げて、底板３の
前端面は上方の小突起１７と下方のストッパ突起１８の
間に位置して引出し２を構成する（図３、図４および図
５参照）。そして、このように下から上にスライド嵌合
する構成としたことにより、前板７の把手１０を下から
上向きに操作しても、それに伴ってその嵌合状態に緩み
が生ぜず、かえって嵌合状態を一層強固にすることにな
る。
けられており、これに対応して背板６の両端面には凸部
１４が設けられており、底板３に対してヒンジ１１を曲
げて立上げた左右側板４，５と、同様に立ち上げた背板
６を凹部１３と凸部１４を嵌合させて互いに連結状態と
する（図３参照）。また、左右側板４，５の前端面に
は、係止凸条１５が設けられており、前板７の裏面には
係止凹部１６が設けられていて、前板７を左右側板４，
５の前端に、左側板４，５の係止凸条１５に対し前板７
の係止凹部１６を下から上方向にスライド嵌合すること
により係止固着するとともに、底板３の前端面が前板７
の裏面に形成された小突起１７を乗り上げて、底板３の
前端面は上方の小突起１７と下方のストッパ突起１８の
間に位置して引出し２を構成する（図３、図４および図
５参照）。そして、このように下から上にスライド嵌合
する構成としたことにより、前板７の把手１０を下から
上向きに操作しても、それに伴ってその嵌合状態に緩み
が生ぜず、かえって嵌合状態を一層強固にすることにな
る。
【０００８】図３および図４に示すように展開状に一連
に形成された底板３、左右側板４，５、および背板６
は、図７に示すように、ヒンジ１１を直角に折り曲げて
箱状の引出し２を構成するが、底板３と左右側板４，
５、および背板６のヒンジ１１に連なる部位の外面には
傾斜面１２が形成されているので、図７に示すように、
ヒンジ１１は稜線の外方に膨出しない。また、ヒンジ１
１は線状をなしているので、ヒンジ１１を折り曲げて底
板３および左右側板４，５を引出し２の形状にした状態
において、ヒンジに幅がある場合のように底板３に対し
て左右側板４，５、および背板６が位置ずれを起こすこ
とがなく、安定した形状に保たれる。したがって、引出
し２は、強度性にすぐれ、かつ剛性にすぐれたものとな
る。
に形成された底板３、左右側板４，５、および背板６
は、図７に示すように、ヒンジ１１を直角に折り曲げて
箱状の引出し２を構成するが、底板３と左右側板４，
５、および背板６のヒンジ１１に連なる部位の外面には
傾斜面１２が形成されているので、図７に示すように、
ヒンジ１１は稜線の外方に膨出しない。また、ヒンジ１
１は線状をなしているので、ヒンジ１１を折り曲げて底
板３および左右側板４，５を引出し２の形状にした状態
において、ヒンジに幅がある場合のように底板３に対し
て左右側板４，５、および背板６が位置ずれを起こすこ
とがなく、安定した形状に保たれる。したがって、引出
し２は、強度性にすぐれ、かつ剛性にすぐれたものとな
る。
【０００９】本発明に係る実施の形態では、底板３に対
し背板６も左右側板４，５と同様にヒンジ１１によって
連結した構成のものを例示したが、背板６は別体とした
ものを組み付ける構成としてもよい。
し背板６も左右側板４，５と同様にヒンジ１１によって
連結した構成のものを例示したが、背板６は別体とした
ものを組み付ける構成としてもよい。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、左側板および右側板が
ヒンジを介して底板に連結されており、各ヒンジを折り
曲げて底板に対し左側板および右側板を立上げるととも
に、背板を底板と立上げた左側板および右側板に取付
け、左側板および右側板の前端面と前板とを互いの係止
構造によりスライド嵌合して構成したことにより、キャ
ビネットの引出しの組立工数を大幅に削減してその作業
の簡略化を図るとともに、強度性および剛性にすぐれた
キャビネットの引出しを得ることができる。
ヒンジを介して底板に連結されており、各ヒンジを折り
曲げて底板に対し左側板および右側板を立上げるととも
に、背板を底板と立上げた左側板および右側板に取付
け、左側板および右側板の前端面と前板とを互いの係止
構造によりスライド嵌合して構成したことにより、キャ
ビネットの引出しの組立工数を大幅に削減してその作業
の簡略化を図るとともに、強度性および剛性にすぐれた
キャビネットの引出しを得ることができる。
【図１】本発明の一実施の形態に係るキャビネットとそ
の引出しの全体斜視図である。
の引出しの全体斜視図である。
【図２】引出しを展開しかつ一部を分解して示す斜視図
である。
である。
【図３】引出しの要部破断平面図である。
【図４】前板を外した態様を示す引出しの要部破断平面
図である。
図である。
【図５】前板を取り付けた態様を示す引出しの要部破断
平面図である。
平面図である。
【図６】底板と右側板のヒンジによる連結部を示す断面
図である。
図である。
【図７】底板に対して右側板を立上げた状態を示す断面
図である。
図である。
１ キャビネット ２ 引出し ３ 底板 ４ 左側板 ５ 右側板 ６ 背板 ７ 前板 ８ スライドレール ９ ガイド凹条 １０ 把手 １１ ヒンジ １２ 傾斜面 １３ 凹部 １４ 凸部 １５ 係止凸条 １６ 係止凹部 １７ 小突起 １８ ストッパ突起
Claims (1)
- 【請求項１】 左側板および右側板がヒンジを介して底
板に連結されており、各ヒンジを折り曲げて底板に対し
左側板および右側板を立上げるとともに、背板を底板と
立上げた左側板および右側板に取付け、左側板および右
側板の前端面と前板とを互いの係止構造によりスライド
嵌合して構成したことを特徴とするキャビネットの引出
し。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157695A JPH09313275A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | キャビネットの引出し |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157695A JPH09313275A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | キャビネットの引出し |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313275A true JPH09313275A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15655372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157695A Pending JPH09313275A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | キャビネットの引出し |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09313275A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1228719A1 (de) * | 2001-01-31 | 2002-08-07 | Ninkaplast GmbH | Schubkasten mit lösbarer Frontblende |
| WO2009046570A1 (fr) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Luhao Leng | Tiroir pliant |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP8157695A patent/JPH09313275A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1228719A1 (de) * | 2001-01-31 | 2002-08-07 | Ninkaplast GmbH | Schubkasten mit lösbarer Frontblende |
| WO2009046570A1 (fr) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Luhao Leng | Tiroir pliant |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040428 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |