JP3213858U - 収納ボックス - Google Patents

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勇一 森
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【課題】軽量化を図るとともに、耐久性を有し安価なAED収納ボックスを提供する。【解決手段】ダンボール又は硬質紙製の収納ボックス1であり、一枚のダンボール又は硬質紙の両側を2つの折り目に沿って後方へ折り曲げることにより略断面コ字状に形成される前壁2b及び左右の側壁2a、2cと、側壁の後端部と固定される後壁と、前壁、側壁及び後壁の内側に固定される棚板4と、側壁及び後壁の頂部に固定される屋根板6と、前壁、側壁及び後壁の底部に固定される基台5とからなり、前壁の上方は、一方の側壁と折り目を介して連接されているとともに、略鉤状の切り込みが他方の折り目の上端から前壁を横断していて開閉可能な扉部7を形成し、扉部と棚板、屋根板、側壁及び後壁とで収納スペース3を形成している。【選択図】図2

Description

本考案は、ダンボール又は硬質紙で形成する収納ボックス、特にAEDを収納する収納ボックスに関する。
昨今、心臓発作や事故等の突然の事態に備えて、救急AED(Automated External Defibrillator、自動体外式除細動器)を設置する施設や自治体等が増えている。このAEDは、通常ボックスの中に収納されており、緊急の救命活動に必要なことから、ボックスとともにできるだけ多くの場所に設置されるのが望ましい。
上記、AED収納ボックスは、通常スチールで形成されているものが多い。しかしながら、スチール製のボックスでは重量が重く、また多くの場所に設置するにはできるだけ製造コストを下げて普及させることが必要である。一方で、耐久性を有する必要がある。
本考案は上記従来のAED収納ボックスの有する課題を解決するもので、軽量化を図るとともに、耐久性を有し安価なAED収納ボックスを提供するものである。
上記解題を解決するために、本考案に係る収納ボックスの第1の特徴は、前壁、左右の側壁及び後壁からなる本体と、当該本体の内側に固定される棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定される屋根板と、前記本体の底部に固定される基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、前記前壁の上方は、開閉可能な扉部を形成していること、及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、にある。
また、本考案に係る収納ボックスの第2の特徴は、前壁、左右の側壁及び後壁からなる本体と、当該本体の内側に固定される棚板と、前記本体の底部に固定される基台と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の頂部を覆う開閉可能な屋根としての扉部とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、前記扉部、棚板、前壁、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、にある。
本考案に係る収納ボックスの第3の特徴は、一枚のダンボール又は硬質紙の両側を2つの折り目に沿って後方へ折り曲げることにより略断面コ字状に形成される前壁及び左右の側壁と、前記左右の側壁の後端部と固定される後壁と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の内側に固定される棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定される屋根板と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の底部に固定される基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、前記前壁の上端は、一方の前記側壁と前記折り目を介して連接されているとともに、略鉤状の切り込みが他方の前記折り目の上端から前記前壁を横断していて開閉可能な扉部を形成していること、及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、にある。
また、本考案に係る収納ボックスの第4の特徴は、一枚のダンボール又は硬質紙の両側を2つの折り目に沿って後方へ折り曲げることにより略断面コ字状に形成される前壁及び左右の側壁と、前記左右の側壁の後端部と固定される後壁と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の内側に固定される棚板と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の底部に固定される基台と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の頂部を覆う開閉可能な屋根としての扉部からなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、前記扉部は前記後壁の上方に折り目を介して連接されていること、及び前記扉部、棚板、前壁、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、にある。
さらに、本考案に係る収納ボックスの第5の特徴は、一枚のダンボール又は硬質紙を4つの折り目に沿って折り曲げることにより前壁、左右の側壁及び後壁からなる略断面方形状に形成される本体と、前記本体の内部に設けられた棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定された屋根板と、前記本体の底部に固定された基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、前記前壁の上方は、一方の前記側壁と前記折り目を介して連接されているとともに、略鉤状の切り込みが他方の前記側壁との折り目の上端から前記前壁を横断していて開閉可能な扉部を形成していること、及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、にある。
さらにまた、本考案に係る収納ボックスの第6の特徴は、前記第2又は4の特徴における前記収納スペースの前壁に、窓が設けられていること、にある。
また、本考案に係る収納ボックスの第7の特徴は、前記第1から6までのいずれか1の特徴における前記扉部に、窓が設けられていること、にある。
さらに、本考案に係る収納ボックスの第8の特徴は、前記第1から7までのいずれか1の特徴における前記扉部に、当該扉部を閉じた状態に固定するためのロックを有し、前記収納スペース内には、前記ロックと掛合するロック受部が形成されていること、にある。
さらにまた、本考案に係る収納ボックスの第9の特徴は、前記第8の特徴における前記ロックが、前記扉部に沿ってスライド移動可能に構成され、前記ロック受部に掛合した際に前記扉部を閉じた状態に固定すること、にある。
また、本考案に係る収納ボックスの第10の特徴は、前記第1から7までのいずれか1の特徴における前記扉部の裏面と当該扉部の戸当り部となる前記左右いずれかの側壁の辺又は前記前壁の頂辺には、互いに対応する位置に面ファスナーが取り付けられており、当該面ファスナーが互いに着接した際に前記扉部が閉じた状態に固定されること、にある。
本考案によれば、AED収納ボックスの重量及び製造コストを下げることができ、これによりAED収納ボックスを普及することが可能となる。また、ダンボールを組み立てて製造することにより、簡易な構造で強度のあるAED収納ボックスを提供することができる。
図1は本考案に係る収納ボックスの第1の実施の形態を示したものであり、扉部が空いた状態を右方より見た様子を示す斜視図である。 図2は本考案に係る収納ボックスの第1の実施の形態を示したものであり、扉部が開いた状態を左方より見た様子を示す斜視図である。 図3は本考案に係る収納ボックスの第1の実施の形態を示したものであり、扉部が開いた状態を左方より見た様子を示す斜視図である。 図4は本考案に係る収納ボックスの第1の実施の形態の展開図である。 図5は本考案に係る収納ボックスの第2の実施の形態を示したものであり、上方より見た斜視図である。 図6は本考案に係る収納ボックスの第2の実施の形態を示したものであり、上扉が開いている状態を示した斜視図である。 図7は本考案に係る収納ボックスの第2の実施の形態を示したものであり、上扉が開いたときの状態を上方より見た様子を表した斜視図である。 図8本考案に係る収納ボックスの第2の実施の形態の展開図である。 図9は本考案に係る収納ボックスの第3の実施の形態の展開図である。
以下、図を参照して、本考案の実施形態を説明する。
図1から図3は、本考案に係る収納ボックスの第1の実施例を示した斜視図である。図中、1は本考案に係るダンボール又は硬質紙製のAED収納ボックスであり、図4にある展開図の状態から図1から3に示されるように組み立てられ、ボックス本体2Aの上方にAEDを収納する収納スペース3を形成している。収納スペース3は、AEDが収納されるのに十分な大きさを備えている。収納スペース3の底部には、棚板4が設けられている。また、本体2Aの底部には、本体2を縦立させるための基台5が、頂部には収納スペース3の天井部分をなす屋根板6がそれぞれ設けられている。なお、棚板4、基台5、屋根板6はいずれもダンボール又は硬質紙である。
本体2Aは、一枚のダンボール又は硬質紙を折り曲げ形成してなる左側壁2a、前壁2b、右側壁2cと、一枚の後壁2dが組み合わされて四方の壁を構成する。前壁2bの上方には、前後方向へ回動する扉部7が形成されており、収納スペース3の扉をなし、収納スペース3の開口部3aを開閉することができるようになっている。扉部7は、折り目32を介して右側壁2cと連接されているとともに、折り目31の上端から前壁2bを横断する鉤状の切り込みが折り目32まで形成されてなる。扉部7の頂辺は、左側壁2a、右側壁2c、後壁2dの頂辺に比べて僅かに低くなっている。収納スペース3は、扉部7、棚板4、左側壁2a、右側壁2c、後壁2d及び屋根板6とから形成される。
図4は、実施例1の展開図であり、左側壁2aと前壁2bとの境界部分である折り目31及び前壁2bと右側壁2cとの境界部分である折り目32に沿って、左側壁2aと右側壁2cとが後方へ、前壁2bに対してそれぞれ直角をなすよう断面コ字状に折り曲げられ、後壁2dが左側壁2aと右側壁2cとの間に連結されて組み立てられる。このとき、左側壁2aと右側壁2c、前壁2bと後壁2dはそれぞれ平行に対向している。
図4に示すように、後壁2dの左右の辺には、後壁連結片8aが突出して形成されている。図示の例では、左右にそれぞれ4個ずつ形成されている。また、左側壁2aの左端及び右側壁2cの右端には後壁連結片8aと嵌合する側壁嵌合溝9がそれぞれ対応する位置に形成されている。
さらに、棚板4には、前後左右の辺に棚板連結片8bが突出して形成されており、図示の例では、長手方向前後の辺に2つの棚板連結片8bが、左右の辺に1つの棚板連結片8bがそれぞれ形成されている。また、本体2A内側には、棚板連結片8bに嵌合する嵌合溝10が、棚板4が設けられる位置に形成されている。図示の例では、本体2Aの中央よりやや上の部分において左側壁2a及び右側壁2cにそれぞれ1個所、前壁2b及び後壁2dにそれぞれ2個所ずつ設けられている。
さらにまた、本体2Aの底部には、底板11が取り付けられている。底板11には、前後左右の辺に底板連結片8cが突出して形成されており、図示の例では、長手方向前後の辺に2つの底板連結片8cが、左右の辺に1つの底板連結片8cがそれぞれ形成されている。また、本体2Aの下端部内側には、底板連結片8cに嵌合する底板嵌合溝12が、底板11が設けられる位置に形成されている。図示の例では、本体2Aの下端部において左側壁2a及び右側壁2cにそれぞれ1個所、前壁2b及び後壁2dにそれぞれ2個所ずつ設けられている。
左側壁2a、前壁2b、右側壁2cがコ字状に折り曲げられた状態で各棚板嵌合溝10に棚板4の各棚板連結片8bを嵌入するとともに、各底板嵌合溝12に底板11の底板連結片cを嵌入した後、後壁2dの各後壁連結片8aを左側壁2a、前壁2b、右側壁2cの対応する各後壁嵌合溝9に、後壁2dの対応する各棚板嵌合溝10に棚板4の各棚板連結片8bを、後壁2dの対応する各底板嵌合溝12に底板11の各底板連結片8cをそれぞれ嵌入することにより連結され、横断面四角状の本体2Aが形成される。
また、左側壁2a、右側壁2c及び後壁2dの頂部の辺には、屋根板連結片8dがそれぞれ突出して形成されおり、図示の例では、左側壁2a、右側壁2cに1つずつ、後壁2dに2つそれぞれ形成されている。屋根板6は、本体2Aの上部開口でもある収納スペース3の開口を塞ぐため、当該開口よりも大きく形成されている。屋根板6には、屋根板連結片8dに対応する位置に屋根板嵌合溝13がそれぞれ設けられていて、各屋根板嵌合溝13に各屋根板連結片8dを嵌入することにより、屋根板6が本体2Aの頂部に収納スペース3の開口を塞ぐように連結される。
さらに、本体2Aの底辺には、基台連結片8eがそれぞれ突出して形成されおり、図示の例では、左側壁2a、右側壁2cに1つずつ、前壁2b、後壁2dに2つずつそれぞれ形成されている。基台5は、本体2Aを安定して縦立させるため、本体2Aの四辺よりも大きく形成されている。基台5には、基台連結片8eに対応する位置に基台嵌合溝14がそれぞれ設けられていて、各基台嵌合溝14に各基台連結片8eを嵌入することにより、基台5が本体2Aの底辺と連結される。
扉部7には窓孔15及び縦長矩形状のロック孔16が切り欠き形成されている。ロック孔16はダンボール又は硬質紙製のスライド式ロック17を挿入するとともに、上下動させるための案内孔の役割を有する。図示の例では、ロック孔16は扉部7の左端部に穿孔されており、窓孔15はロック孔16から少し離れる必要から左端部が中央に向かって略凹状の窪みを有する略四角状に形成されている。なお、窓孔15の形状は特に限定されるものではなく、四角、丸、多角形等その形状は問わない。
スライド式ロック17は取手部17aと取手部17aの後方から細長状に延出した延出部17bと延出部17bの略中央部から下方に凸状に突出するロック部17cを有し、ロック孔16に挿入されている。取手部17aは、スライド式ロック17を上下にスライドして動かすために手で掴む部位であり、正面縦長状に形成されている。また、収納スペース3内であって左側壁2aの左端部(図4参照)には、ダンボール又は硬質紙製のロック受部18が設けられている。ロック受部18は前面が平面になっていて、ロック受部18の後方は鉤型に形成されたロック溝部18aを形成している。ロック受部18は、ロック溝部18aとスライド式ロック17のロック部17cとが嵌合する位置に取り付けられており、取手部17aを手で摘んで下方へスライドさせることによりロック部17cとロック溝部18aとが嵌合し、鍵がかかる状態となり、扉部7が前方に開かなくなる。一方で、取手部17aを手で摘んで上方へスライドさせることにより、ロック部17cとロック溝部18aとの嵌合がはずれ、鍵が解除された状態となり、扉部7を前方へ開くことが可能となる。
窓孔15には、窓孔15と同形状で窓孔15より外枠が大きく形成されたダンボール又は硬質紙製の窓枠19が取り付けられている。また、窓枠19には、窓枠19と同形状で同じ大きさの窓20が取り付けられている。窓20は透明の部材が使用され、軽量化の観点からプラスチック等の合成樹脂で形成されるのが望ましい。
窓20が取り付けられた窓枠19は、扉部7の裏面に窓孔15に沿って取り付けられ、窓20は窓孔15全体を覆うように取り付けられる。窓枠19への窓20の取り付け、扉部7への窓枠19の取り付けは通常接着剤をつけて行われるが、例えば窓枠19に突起を設け、扉部7の裏面に該突起と嵌合する溝を設けて取り付けたり、窓枠19を窓孔15に嵌め込むようにする等その方法は問わない。扉部7に窓を設けることにより、収納スペース3内の様子が分かり、現在AEDが収納ボックス1内にあるかどうかをすぐに確認することができる。
図5から図8は、本考案に係る収納ボックスの第2の実施例を示したものである。実施例2では実施例1の屋根板6が扉部21に替えられたものであり、扉部21が上下に回動開閉するように本体2Bの頂部に載置されているものである。また、前壁22bは切り込みされることなく、左側壁22a及び右側壁22cと同じ高さに形成されている。
すなわち、図8にあるように、扉部21は後壁22dの上端と連結しており、後壁22dの上端部は左側壁22a、前壁22b、右側壁22cと比較して扉部21の厚さ分、高さ方向に長くなっている。また、扉部21には窓孔23及びロック孔24が切り欠き形成されており、図示の例では、それぞれ略長方形状に形成されている。扉部21に取り付けられるスライド式ロック17及び窓枠25、窓26は実施例1と同様なので、ここでは説明を省略する。
左側壁22a、前壁22b、右側壁22cは一枚のダンボール又は硬質紙で、それぞれ同じ高さで形成されている。実施例2では、実施例1のように屋根板6を有せず、扉部21を固定させないため、左側壁22a、前壁22b、右側壁22cの頂辺には、連結片を有しない。また、前壁22bには、スペース3の位置に窓孔27が方形状に切り欠き形成されている。
前壁22bの裏面上端部(図8参照)には、ロック受部18が、ロック溝部18aとスライド式ロック17のロック部17cとが嵌合する位置に設置されており、本実施例の場合、ロック溝部18aが下方に向かって取り付けられている。取手部17aを手で摘んで左方へスライドさせることによりロック部17cとロック溝部18aとが嵌合し、鍵がかかる状態となり、扉部7が上方に開かなくなる。一方で、取手部17aを手で摘んで右方へスライドさせることにより、ロック部17cとロック溝部18aとの嵌合がはずれ、鍵が解除された状態となり、扉部7を上方へ開くことが可能となる。なお、ロックされる状態はロック部17c及びロック溝部18aの向きにより変わるので、それらの向きを変えて取り付け、右方へスライドさせることによりロックされ、左方にスライドさせることによりロックが解除されるようにしてもよい。また、実施例1と同様に、窓28が窓枠29に取り付けられ、窓孔27に沿って取り付けられている。その他については実施例1と同様なので、ここでは説明を省略する。
図9は、本考案に係る収納ボックスの第3の実施例の展開図を示したものである。本実施例では、左側壁30a、前壁30b、右側壁30c、後壁30e、30fが一枚のダンボール又は硬質紙で本体2Cを形成ものである。
左側壁30aと右側壁30cとが折り目31、32に沿って後方に向かってそれぞれ直角をなすように折り曲げられるとともに、後壁30eと後壁30fとが境界部分である折り目33、34に沿って内側へ向かってそれぞれ直角をなすように折り曲げられる。後壁30fの左端部はのりしろ35になっていて後壁30eの面と接着剤にて固着される。その他の組み立て方法については、実施例1と同様であるので説明を省略する。
図9にあるように、扉部36は折り目32を介して右側壁30cと連接している。また、扉部6には窓孔37が切り欠き形成されており、図示の例では、それぞれ略長方形状に形成されている。扉36に取り付けられる窓枠37、窓38の取り付け方法は実施例1と同様なので、ここでは説明を省略する。
図9では、スライド式ロック17やロック受部18が記載されていないが、これを実施例1のように取り付けることは自由である。また、スライド式ロック17の代わりに、左側壁30aの左端辺で形成される扉部36の戸当り部39とそれに対応する扉部36の裏面の位置に面ファスナーのようなものを貼り付けて戸当り部39と扉部7とを着脱自在に固着できるようにし、扉部7を容易に開けるようにしてもよい。この場合、実施例2では、戸当り部は前壁22bの頂辺となる。
以上説明したように、本考案に係る収納ボックスでは、窓以外は全てダンボール又は硬質紙(紙材)で形成される。よって、軽量化が図られるとともに、簡易に組み立てすることが可能となり、製造コストの軽減することができる。また、表面に印刷や塗装を施すことで商業的な効果を望むことができ、例えば図のようにAEDが収納されていることを表示して注意を喚起することが可能となる。さらに、耐用期間を経過した後はリサイクル材として再利用したり、焼却することができるので処分が容易である。
本考案は、AEDを収納するボックスとして説明したが、他の物品の収納ボックスとしても使用することができる。
1 収納ボックス
2A、2B、2C 収納ボックス本体
2a、22a、30a 左側壁
2b、22b、30b 前壁
2c、22c、30c 右側壁
2d、22d、30f、30e 後壁
3 収納スペース
4 棚板
5 基台
6 屋根板
7、21、36 扉部
15、27、37 窓孔
17 スライド式ロック
18 ロック受部
20 窓

Claims (10)

  1. 前壁、左右の側壁及び後壁からなる本体と、当該本体の内側に固定される棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定される屋根板と、前記本体の底部に固定される基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、
    前記前壁の上方は、開閉可能な扉部を形成していること、
    及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、
    を特徴とする収納ボックス。
  2. 前壁、左右の側壁及び後壁からなる本体と、当該本体の内側に固定される棚板と、前記本体の底部に固定される基台と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の頂部を覆う開閉可能な屋根としての扉部とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、
    前記扉部、棚板、前壁、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、
    を特徴とする収納ボックス。
  3. 一枚のダンボール又は硬質紙の両側を2つの折り目に沿って後方へ折り曲げることにより略断面コ字状に形成される前壁及び左右の側壁と、前記左右の側壁の後端部と固定される後壁と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の内側に固定される棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定される屋根板と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の底部に固定される基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、
    前記前壁の上方は、一方の前記側壁と前記折り目を介して連接されているとともに、略鉤状の切り込みが他方の前記折り目の上端から前記前壁を横断していて開閉可能な扉部を形成していること、
    及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、
    を特徴とする収納ボックス。
  4. 一枚のダンボール又は硬質紙の両側を2つの折り目に沿って後方へ折り曲げることにより略断面コ字状に形成される前壁及び左右の側壁と、前記左右の側壁の後端部と固定される後壁と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の内側に固定される棚板と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の底部に固定される基台と、前記前壁、左右の側壁及び後壁の頂部を覆う開閉可能な屋根としての扉部からなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、
    前記扉部は前記後壁の上端に折り目を介して連接されていること、
    及び前記扉部、棚板、前壁、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、
    を特徴とする収納ボックス。
  5. 一枚のダンボール又は硬質紙を4つの折り目に沿って折り曲げることにより前壁、左右の側壁及び後壁からなる略断面方形状に形成される本体と、前記本体の内部に設けられた棚板と、前記左右の側壁及び後壁の頂部に固定された屋根板と、前記本体の底部に固定された基台とからなるダンボール又は硬質紙製の収納ボックスであって、
    前記前壁の上方は、一方の前記側壁と前記折り目を介して連接されているとともに、略鉤状の切り込みが他方の前記側壁との折り目の上端から前記前壁を横断していて開閉可能な扉部を形成していること、
    及び前記扉部、棚板、屋根板、左右の側壁及び後壁とで収納スペースを形成していること、
    を特徴とする収納ボックス。
  6. 前記収納スペースの前壁には、窓が設けられていること、
    を特徴とする請求項2又は4に記載の収納ボックス。
  7. 前記扉部には、窓が設けられていること、
    を特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の収納ボックス。
  8. 前記扉部には、当該扉部を閉じた状態に固定するためのロックを有し、前記収納スペース内には、前記ロックと掛合するロック受部が形成されていること、
    を特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の収納ボックス。
  9. 前記ロックは、前記扉部に沿ってスライド移動可能に構成され、前記ロック受部に掛合した際に前記扉部を閉じた状態に固定すること、
    を特徴とする請求項8に記載の収納ボックス。
  10. 前記扉部の裏面と当該扉部の戸当り部となる前記左右いずれかの側壁の辺又は前記前壁の頂辺には、互いに対応する位置に面ファスナーが取り付けられており、当該面ファスナーが互いに着接した際に前記扉部が閉じた状態に固定されること、
    を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の収納ボックス。
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