JPH09313268A - 厨房装置 - Google Patents
厨房装置Info
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- JPH09313268A JPH09313268A JP8134621A JP13462196A JPH09313268A JP H09313268 A JPH09313268 A JP H09313268A JP 8134621 A JP8134621 A JP 8134621A JP 13462196 A JP13462196 A JP 13462196A JP H09313268 A JPH09313268 A JP H09313268A
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Abstract
能にし,調理の作業性および収納性を向上させる。 【解決手段】 シンク11の上部にかけ渡したまな板1
2の角度が変換できる角度変換手段13を備えこの角度
変換手段13が、まな板12を垂直固定手段16、およ
びまな板12を回転させる回転手段17を有し、まな板
12はシンク11内に種々の状態で保持できる。
Description
上において使用性のよいまな板を備えた厨房装置に関す
るものである。
装置の天板上に置いて使用することが一般的であった。
しかしながら、日本の調理方法は濡れた食品を扱うこと
が多く、まな板上が濡れるため、天板面も濡れて美観上
好ましくなく、天板を拭く手間もかかった。さらに天板
面が濡れることによって、調理中にまな板が滑るという
使用上の問題点もあった。
渡し、シンク上で使用可能なまな板もあるが、奥行方向
に掛けるため、概してまな板は大きく重くなり、まな板
の洗浄や水きり時には負担であった。
納し、引き出してシンクにかけ渡すことができるまな板
が提案されている(例えば実開昭63−150652号
公報参照)。これにつき、図15を参照して説明する
と、1はまな板、2はまな板1の長手方向の側面、3は
長手方向の側面2に沿って設けられた側溝に取付けたカ
バー、4はまな板1の内部に収納し必要な時には引き出
せる保持金具、4a、4bは保持金具4の側部、前記ま
な板1の側溝に挿入される。5は保持金具4の中央につ
けたツマミ、6は保持金具4の中央部4cが入る溝であ
る。
5を持って引き出し、まな板1の後端部1aを流し台7
の一方の縁にのせ、流し台7の他方の縁に引き出した保
持金具4を乗せて使用するので、シンク8の中央部にま
な板1を置いて調理することができ、まな板1上の残材
をシンク8内に落としたり、その場で水洗いできるよう
にしている。また、使用後は再び保持金具4をまな板1
の側溝内へ収納することができる。
ような従来の厨房装置にあっては、まな板1をシンク8
に掛け渡すことはできるが、角度を変えることはできな
く、そのため、まな板1の洗浄後も平面状態で放置する
ことになり、そのままではまな板1の水きりが十分でき
なく、さらにまな板1の上で切った食品の水切りをした
い場合には、まな板1が平面状態であるため、そのまま
置いているだけでは水分が残りやすいという問題点があ
った。
央を使用する際には、まな板1をシンク8の外に移動し
なければならず面倒であり、移動後のまな板1の収納場
所を確保しなければならなく、さらに移動後の収納場所
もまな板1から水が滴るため乾いた場所には置きにくい
という問題点があった。
面を洗浄する際には、一度取り外して裏返す必要があっ
たが、まな板1が重く負担であった。
面が痛んだ場合には、まな板1の全体を買い替えなけれ
ばならなかった。
片側だけに設置し、まな板1の一端をシンク8の縁にか
けて使用した場合、まな板1上で水を多量に流すとまな
板1上からシンク8の縁にまわった水がオーバーフロー
してカウンター上が濡れてしまうという問題点がおこ
り、さらに、まな板1上で鍋からザルにゆでた食品のゆ
でこぼしを行う際には、まな板1の上に広がった熱湯が
まな板端部から天板や床までこぼれる恐れもあり危険で
あった。
切った食品の残材は通常シンク8内に落とし、排水口で
寄せ集めることが多いが、シンク8内に広く散らかった
残材を寄せ集めるのは不衛生で且つ手間がかかった。さ
らにまな板1上で切った食品をザルなどに移しかえるに
は通常片手でザルをまな板1の下方に差し込み、もう片
手でまな板1上の食品を寄せてザル内に入れる場合が多
いが、両手使いになり作業性がよくないと共に、ザルを
シンク8外の天板に移動させる手間やザルから水が滴っ
て天板が濡れてしまうという課題があった。
を続けて切るには、切った後の食品を置くスペースが天
板上でとり難く、また切った食品をザルに入れて洗浄し
たものを置くにはザルから水が滴り天板が濡れてしまう
という課題があった。
に、使用途中の包丁や菜箸、お玉等の調理用具をまな板
1上に仮置きすることが多いが、まな板1の洗浄時やま
な板1上の作業時には邪魔になるという課題があった。
浄する際には、水栓をまな板1の上部にもってゆき、全
体に水を回すために手でまな板1上の残材をよせ集めた
り、水栓を動かして水を全体に行き渡らせる必要があり
手間がかかった。
理的に乾燥させるにはシンク8外の食器乾燥庫へ収納す
る必要があるが、小型の食器乾燥庫には入らなく、大型
の食器乾燥庫にはまな板を収納できるものがあるが、使
用時ごとに取り出さなくてはならず面倒であった。
菌するには、熱湯をかけたり薬液等で洗う方法がある
が、熱湯を掛ける場合には、まな板1から熱湯があふれ
たり、片手にやかんを持ちまな板1の裏面を洗う際には
片手でまな板1を裏返さねばならず危険であった。
菌するには、塩素系の洗剤を用いることが多いが、まな
板1は食品を扱う場所であるため洗剤の残留が気になる
という課題もあった。
温度を変換することはできず、まな板1上で冷凍された
食品の自然解凍に時間がかかり、また冷たい食品をその
まま維持することが困難であった。
ために、本発明は、シンクにかけ渡したまな板を角度を
変換して固定できるようにしている。そして、天板を濡
らさずに濡れた食品を扱うことができると共に、その場
でまな板の水きりや、まな板上での食品の水切りが効率
的にでき、作業性が良くなる。
内でまな板の角度を垂直またはそれに近い角度に立てら
れるようにしている。そして、まな板をシンク外へ移動
させなくても、シンクスペースを有効に使うことがで
き、まな板の収納にも手間をとらなくなる。
場で回転させられるようにしている。そして、わざわざ
裏返すことなくまな板全体を洗浄することができる。
り替えが可能としている。そして長期的に使い易いまな
板を提供できる。
ることしている。そして、まな板上で多量に水を流して
も空隙部からシンク内に流れるので、水がオーバーフロ
ーして天板が濡れることがなくなる。
め込み可能な受け部を設けることとしている。そして、
まな板上の残材を受け部でまとめて集めることができ、
まな板上の食品を受け部に操作性よく移動することがで
き、作業性が良くなる。
ている。そして、場所を取らずに、天板面を濡らさずに
多種類の食品を仕分けして入れることができ、スペース
を有効利用して作業性が良くなる。
どの調理用具を仮り置きできるようにしている。そし
て、まな板の上を常に空けておくことができ、まな板の
洗浄や作業がしやすくなる。
水流がかかる洗浄手段を設けることとしている。そし
て、まな板上の残材を素早く洗い流し、まな板の洗浄が
容易になる。
温風のかかる乾燥手段を設けることとしている。そし
て、濡れたまな板をその場で早く乾かすことができる。
殺菌できる殺菌手段を設けることとしている。そして、
まな板を衛生的に維持することができる。
給される電解水を用いることとしている。そして、食品
を扱うまな板を洗剤を使わずに殺菌でき、さらに食品の
洗浄にも使用でき、安全性の高いものとなる。
温度に変換できるようにしている。そして、まな板の表
裏を使いわけ、まな板が扱う食品に適した温度で利用で
きるため、食品の鮮度やおいしさを維持し、また冷凍食
品の解凍にも使うことができる作業性のよいものとな
る。
の実施の形態は、シンクと、シンク上部にかけ渡すまな
板を所定の角度に固定できる角度変換手段を設けたもの
である。
に固定できる垂直固定手段を設けたものである。
状態で回転させることができる回転手段を設けたもので
ある。
変換手段と接続されたまな板芯材部と、包丁があたるま
な板表面部と、まな板芯材部とまな板表面部を固定する
まな板固定手段とを有するものである。
かけ渡したまな板とシンクとの間に所定の空隙部を設
け、まな板上の水が天板上にあふれないようにしたもの
である。
かけ渡したまな板とシンクとの間の空隙部にまな板上の
物体を移動させて受けることができる受け部をはめ込み
可能に設けたものである。
壁面部を有し、この壁面部に受け部を固定できる受け部
固定手段を設けたものである。
理用具を仮置きできる仮置き手段を備えた受け部を設け
たものである。
水流がかかる洗浄手段を設けたものである。
に温風がかかる乾燥手段を設けたものである。
を殺菌できる殺菌手段を設けたものである。
手段を備えた殺菌手段を設けたものである。
裏を異なる温度に変換できるまな板温度変換手段を設け
たものである。
は、まな板の角度変換手段によって、シンク上部にかけ
渡したまな板は、水平以外の角度に固定され、濡れたま
な板の水やまな板上に置いた食品の水はまな板の傾斜方
向に流れ落ちることになる。
にかけ渡したままの状態でまな板は垂直に角度を変換し
て固定され、濡れたまな板の水分はシンク内に落ちると
共に、まな板を渡していたシンク内のスペースを即座に
空けることができる。
上部に設置したままの状態で回転させることができるの
でまな板を持つことなく表裏を即座に反転することがで
きる。
まな板芯材部の両面に、まな板固定手段によってまな板
表面部が固定されているので、まな板固定手段を解除す
ることによってまな板表面部がはずれ、痛んだ場合には
まな板表面部のみを取り替えることができる。
部を有しているので、まな板上に大量の水を流した場合
でも、まな板上の水はまな板とシンクとの間の空隙部か
らシンク内に流れ落ち、厨房装置の天板上にオーバーフ
ローすることがない。
能な受け部を設けたので、まな板上で発生した残材を寄
せてまな板上から受け部に移すことができ、そのままシ
ンク内に散らかすことなくゴミ箱へ持ってゆくことがで
きる。さらに、まな板上で調理した食品を寄せてまな板
上から受け部に移すことによって、まな板上の食品を鍋
等に手軽に運ぶことができる。
固定手段によって受け部を壁面部に固定するので、まな
板から受け部に移された食材を壁面部でも固定できて多
種類の食品の保管ができ、また壁面部に固定された受け
部から滴る食品等の水は、シンク内に落下し天板面が濡
れることがない。
汚さずに仮置きできる仮置き手段を設けたものであるの
で、調理途中に使用しかけの食品に接触した包丁、菜箸
等は、まな板の近辺の受け部に食品接触面を汚さずに仮
置きできる。
上に設置した状態のままでまな板全体に水流がかかり、
まな板を洗浄することができ、さらに前記回転手段によ
り、まな板を回転させることで、まな板の裏面も洗うこ
とができる。
たままの状態でまな板全体に温風がかかり、濡れたまな
板を乾かすことができ、さらに回転手段によってまな板
を回転させることにより裏面も乾かすことができる。
たままの状態でまな板全体にまな板を殺菌する成分がか
かり、食品等により汚染されたまな板をその場で殺菌
し、まな板を衛生的に保つことができる。
を供給し、殺菌手段からまな板全体に電解水がかけられ
るので、電解水による酸性またはアルカリ性の水によっ
てまな板上の細菌が殺菌される。
な板の表裏の表面温度が異なる温度に設定できるので、
まな板上で冷たい食品を扱う場合は冷えた面で、また冷
凍食品の解凍しながら調理する場合は暖かい面を使用す
るといったように使いわけることができる。
に基づいて説明する。(実施例1)図1は本発明の実施
例1における厨房装置の構成図、図2は同厨房装置の天
板部分の外観斜視図、図3は図1におけるA−A’線断
面図、図4は同厨房装置においてまな板を使用していな
い場合の動作説明図、図5は同厨房装置においてまな板
を回転する場合の動作説明図、図6は図1におけるB−
B’線断面を示している。
板、11はシンク、12は前記シンク11上にかけ渡し
たまな板、13はまな板12の角度を変換させる角度変
換手段で、軸部14、まな板12の角度を固定したスト
ッパーを解除するボタン15を有し、、また、まな板1
2を垂直に固定する垂直固定手段16、まな板12を設
置場所で回転させる回転手段17を備えている。18は
シンク11の側面に設けたまな板12を固定する溝、1
9はまな板12の芯材部で、前記角度変換手段13と接
続されている。20は前記芯材部19の両面のまな板表
面部で、まな板固定手段21によって芯材部19に固定
されている。22は空隙部で、22aはまな板12とシ
ンク11の左右方向の空隙部を示し、22bはまな板1
2とシンク11の奥方向の空隙部を示している。
する。まな板12は軸部14がシンク11の側面にある
溝18に差し込まれ、シンク11上にかけ渡されて支持
されている。シンク側面の溝18はシンク11の左右側
面の奥行方向全体に設けられ、まな板12はシンク11
にかけ渡した状態で奥行方向に自由にスライドできる。
例えば、まな板12上でカット作業をする場合では図1
のように手前側で、まな板12上で作業しない場合や置
き台として使用する場合は図4のように奥側にスライド
し、まな板12を水栓で洗浄する場合などは図5のよう
に中央にスライドする。
は水平に固定されているが、ボタン15を押すとまな板
12を固定しているストッパーの解除がはずれ、ボタン
15を押したまままでな板12の角度を変換することが
でき、所定の角度で再びボタン15を離すとその角度で
固定される。前記角度変換手段13は、まな板12を垂
直に固定可能な垂直固定手段16と、まな板を回転可能
な回転手段17とを有し、ボタン15を押したままでま
な板12を押して垂直状態にし、ボタン15を離すと図
4に示すように垂直状態で固定され、まな板12を使用
しない場合にシンク11のスペースを空けることができ
る。ボタン15を押したままで半回転させると図5に示
すようにまな板12の裏面を上にした水平状態になり、
そこでボタン15を離すと固定され、さらに半回転させ
ると元の面が上になり、まな板12の裏面の利用や洗浄
に利用できる。
9が角度変換手段13における軸部14と接続されてお
り、まな板12の支持強度は芯材部19で負担してい
る。まな板12の表面部20はカット作業に適した素材
で形成されており、芯材部19の両面にまな板固定手段
21によって固定されており、表面部20の取り替え時
には、前記まな板固定手段21を解除すると表面部20
がはずれる仕組みとなっている。なお、まな板12は、
シンク11との間に左右方向の空隙部22aと前後方向
の空隙部22bを有しており、まな板12を支持固定し
ている軸部14はシンク11内部の溝18で支持してい
るので、まな板12上で水を流した場合、空隙部22
a、22bから水はシンク11内へ落下する。
換手段13を設けたことで、シンク11上にかけ渡した
まな板12は、用途に応じて角度を変換することがで
き、天板10を濡らさずに濡れた食品を扱うことができ
ると共に、まな板12の水切りや、まな板12上での食
品の水切りが可能となって作業性が向上する。
垂直固定手段16によってシンク11の奥で、まな板1
2を垂直に固定しておけるので、シンク11内のスペー
スを有効に使用することができると共に、まな板12を
シンク11から取り外すことなくシンク11内で収納で
き、再び使用する際にもすぐに立ち上ることができる。
な板12をシンク11上にかけ渡した状態のままで回転
することができるため、まな板12を手に持たず裏面ま
で楽に洗浄できる。
定手段21によって取はずし可能に構成されているの
で、まな板12の表面部20が痛んだ場合には、主要な
機構はそのままで表面のみ新しいものに交換することが
でき、長期的に使用できて経済的である。
定の空隙部22a、22bを確保した状態でかけ渡しで
きるので、まな板12の洗浄やゆでこぼしを行う際に、
まな板12上に多量に水を流しても、天板10上にあふ
れることがなく、水を使う作業台として多目的に使うこ
とができ、作業性がよくなる。
す厨房装置の構成図、図8は図7におけるC−C’線断
面図、図9は同厨房装置におけるシンクの背面の壁断面
図、図10は包丁や菜箸、お玉の仮り置きをした場合の
シンクの背面の動作説明を示している。
上のものを受けることのできる受け部、編みカゴ状に水
を通す構成となっている。24は受け部23の把手、2
5は前記把手24を固定させるシンク縁の固定部、26
はシンク11の背面の壁面部、27は前記壁面部26に
前記受け部23を固定させる受け部固定手段、28は受
け部23に付属して調理途中の調理用具を仮り置き可能
にする仮り置き手段である。その他の構成は実施例1の
場合と同様であるので省略する。
る。受け部23は把手24をシンク11の縁の固定部2
5に引っかけて固定され、調理作業時においては複数の
受け部23とまな板12を図7のように設置する。まな
板12上で切った食材は、通常ザルに移され、その状態
で洗浄された後、加熱などの次の調理工程まで調理台の
上で待機させるのが一般的である。この実施例では、シ
ンク11上に設置したまな板12上で切った食材は、手
で寄せて受け部23に移してゆく作業をくり返すことで
複数種の食材を連続して切りわける下ごしらえができ
る。また切った食材は受け部23に入れてシンク11の
縁の固定部25に固定したまま水を流し洗浄することが
できる。
とし、排水口にあるゴミ収納に手で寄せて集められるこ
とが多いが、この実施例では、まな板12上で出た残材
は、受け部23の一つに移動させ、受け部23を取り外
すことによってそのままゴミ箱まで移動させて残材を捨
てることができる。またシンク11とまな板12との空
隙部22aに位置する受け部23がいっぱいとなった場
合、いっぱいとなった受部23を受け部固定手段27に
はめ込むことによってシンク11の背面にある壁面部2
6に移動させて固定できるため、さらに多種類の受け部
23を利用することができる。また調理途中の包丁や菜
箸、お玉といった調理用具は通常衛生面の意識からまな
板12上に置かれることが多いが、この実施例では、受
け部23に付属した仮り置き手段28に差し込んで保持
することで食品と接する部分は他の部分と接触させない
状態で仮置きできるため、まな板12上に置かなくても
すむ状態となる。
ば、まな板12上で切った食材はシンク11上でザルの
代わりとなる受け部23に移動し、そのままの位置で洗
浄できるため、両手が空き作業がし易くなると共に、ま
な板12上で切った食材をザルに移しかえて洗浄する手
間も省くことができる。さらに、切った残材をシンク1
1内に散らかすことなくゴミ箱へ捨てられるので、シン
ク11の底で残材を寄せ集める必要もなく、掃除の手間
が省ける。また、受け部23はシンク11上で固定され
ているので、洗浄後の水滴もシンク11内に落下し、天
板面を濡らすことなくきれいに作業できる。
よってシンク11の背面の壁面部26にも固定できるの
で、まな12の板近辺に多くの食品を収納することがで
きることになり、省スペースが図られると共に、洗浄や
ザルを置きにゆく移動距離が短くなるため作業性も向上
する。また、仮り置き手段28に、食品は付着している
がきれいな状態の包丁、菜箸、お玉等の調理途中の調理
用品を仮り置きできるので、まな板12の上を常に空け
ておくことができ、まな板12の角度が変えやすくなる
と共に、使用時には即座に使えるため作業性が向上す
る。
おける厨房装置の構成図を示し、29はまな板12する
洗浄する洗浄手段、30は洗浄水の供給を開閉する開閉
手段、31は洗浄水を温水にするヒーターである。他の
構成は実施例1の場合と同様なので省略する。
開閉手段30によって供給された洗浄水は、ヒーター3
1によって適度な温度に加熱され、洗浄手段29から吐
出される。図11に示すように洗浄手段29の付近にま
でまな板12を移動させるか、あるいはまな板12の位
置に応じて洗浄水の強さを調節するかして適切に洗浄水
がかかるようにすることができる。洗浄手段29から吐
出された洗浄水は、まな板12の全体にかかってまな板
12上の汚れを洗い流す。その際、角度変換手段13に
よってまな板12の角度を換えると、まな板上の残材が
より流れ落ちやすく、回転手段17によって回転させる
と裏面まで適切に洗える。さらに、洗浄手段29により
洗浄水をシンク11内に直接かけることによってシンク
内に付着する残材を洗い流して排水口に集めることもで
きる。さらに、洗浄手段29の前に汚れた食器を持って
ゆけば食器に付着した残材の洗い落としをすることがで
きる。
てまな板12をシンク11上に設置した状態のまま洗浄
できるため、従来のように重いまな板を持ち、全体に水
を行き渡らせるためのまな板や水栓を動かしたりする必
要がなく、裏面まで洗うことができるので、楽に作業が
できると共に、従来まな板を動かす際におこる天板部へ
の水はねも軽減することができる。さらに、シンク11
内の洗浄にも利用できるので、通常シンク内の汚れを洗
い流すために手でシンク内全体に水をかけるといった作
業をする必要がなく、シンク内を清潔に保つことができ
る。また、食器洗浄に利用することができるので、調理
中の洗浄や食後の後片付けの手間が省けて作業性が向上
し、昨今普及しつつある食器洗浄器の使用時には食器洗
浄器に入れる前の予洗に好適となる。
示す厨房装置の構成図で、32はまな板12を乾燥させ
る乾燥手段、33はヒーター、34はまな板12に空気
を送るファンである。他の構成は実施例1の場合と同様
なので省略する。
送風用のファン34によって供給された空気はヒーター
33によって適度な温度に暖められ、ついで乾燥手段3
2により吐出される。図12示すように乾燥手段32の
付近にまな板12を移動させるか、あるいはまな板12
の位置に応じて温風の強さを調節させるかしてまな板1
2の全体に適切に温風がかかるようにする。乾燥手段3
2から吐出された温風はまな板12の全体にかかり、余
分な水分をとばして乾燥させる。その際、角度変換手段
13によってまな板12の角度を換えると、まな板12
上の水が切れやすくよって乾き易くなるり、また、回転
手段18によって回転させて裏面まで適切に乾燥でき
る。また、温風を直接作業中の手にあてれば寒冷時には
手元を暖めることができ、さらに、ヒーター33を作動
させずに送風のみの状態でまな板12上の食品にあてれ
ば熱い食品の粗熱をさますことができる。
てまな板12をシンク11上に設置した状態のまま乾燥
することができるため、従来のように別の場所に干した
り、まな板を乾燥庫に収納したりする手間がかからず、
作業性が向上すると共にカビの発生等も防ぐことができ
衛生的となる。また、冬期には作業中の手元暖房として
も有効であり、さらに食品を効率よくさますこともでき
る。
示す厨房装置の構成図であり、35はまな板12を殺菌
する殺菌手段で、36は殺菌作用のある電解水を供給す
る電解水供給手段、37は前記電解水供給手段36の供
給を制御する開閉手段である。その他の構成は実施例1
の場合と同様であるので省略する。
電解水供給手段36によって製造された電解水は、開閉
手段37を開くことによって殺菌手段35から供給され
る。図13に示すように殺菌手段35の付近にまな板1
2を移動させるか、あるいはまな板12の位置に応じて
電解水の供給強さを調節して適切に電解水がかかるよう
にする。殺菌手段35から吐出された電解水は、まな板
12の全体にかかってまな板12を殺菌することがで
き、その際、回転手段18によって半回転させると裏面
まで殺菌水がかかり適切に殺菌でき、さらに、殺菌手段
35の水勢を調節してシンク11内に向けて電解水をか
けると、シンク11の広範囲の部分を殺菌することがで
きる。さらに、手や食品に直接殺菌手段35から電解水
をかけると、手や食品について洗剤を用いずに殺菌する
ことができる。
てまな板12をシンク11上に設置した状態のまま手軽
に殺菌できるため、まな板12を衛生的に維持すること
ができ、さらに、シンク11を一度に殺菌できるので、
汚れ易いシンク内や排水口を衛生的に維持できると共
に、シンク内の掃除の手間を軽減することができる。ま
た、手や食品も手軽に殺菌できるため、衛生的であり、
さらに、殺菌方法として電解水供給手段36から供給さ
れる電解水を使用するため、洗剤の残留の心配がなくて
安全性が高く、手あれなども少ないため安心して使用す
ることができる。
示す厨房装置の構成図であり、38はまな板12の表裏
の温度を異なる温度にするまな板温度変換手段、39は
まな板12の温度を制御するまな板温度制御手段であ
る。その他の構成は実施例1の場合と同様であるので省
略する。
2に組み込まれたまな板温度変換手段38は、ペルチェ
素子を採用することによってまな板12の表面部20を
一面は暖かく、もう一面は冷たい温度に設定することが
でき、まな板温度制御手段39によって適切な温度に制
御することができ、例えば、暖かい食品を切りわける際
には暖かい面を使用することで冷め難くなり、また冷凍
食品を解凍する場合は暖かい面でしばらく放置すること
により解凍が加速される。刺身などの冷たい食品を切り
分ける際には、回転手段17によってまな板12の冷た
い面を上にして使用することによって、切っている間に
暖まってしまうことなく鮮度が維持でき、さらに、天ぷ
ら用の冷やした材料は、まな板12上に置いて冷やして
おくことできれいに揚がりやすくなる。
38によって、まな板12の表裏を異なる温度に設定で
きるので、暖かい食品は冷め難く、冷たい食品は暖まり
難いというように食品に適した温度で調理でき、食品の
保温や鮮度維持に効果的でよりおいしい料理づくりがで
きる。さらに冷凍食品の解凍にも効果的であり、作業性
を向上させることができる。
発明の厨房装置は、以下に記載するような効果を奏す
る。
化させる角度変換手段を設けたので、まな板を水平以外
の角度に固定できるようにすることで、シンク上に設置
したままの状態でまな板の水きりができ、まな板のメン
テナンスがし易くなると共に、食品の水きりに利用する
ことで食品の余分な水分を除き、おいしい料理が作り易
くなる。
固定手段を設けることにより、まな板をシンクにかけ渡
したままの状態で垂直に立てて収納できる。その結果、
まな板を他の場所へ移動させる手間がなく、まな板から
滴る水分もシンク内に落下させるため、天板を濡らすこ
とがなく、さらに、使用したい時には即座に角度を変え
れば使うことができるので収納性、作業性が向上する。
できる回転手段を設けることにより、まな板を持ち上げ
なくても回転させることでまな板の表裏を反転させるこ
とができ、まな板の表裏を有効に利用できると共に、ま
な板の洗浄時も簡単に裏面まで返して洗うことができ、
楽に作業が楽にできる。
よってまな板芯材部に固定することにより、まな板芯材
部は前記角度変換手段と接続されているので、まな板の
角度を変換させる機構を残し、まな板の表面部だけを交
換することができる。その結果痛み易いまな板部分は交
換しながら長期間使用可能な厨房装置が提供できる。
クとの間に所定の空隙部を設けることにより、まな板上
で水を流しても空隙部からシンク内に流れ落ち天板上に
水をあふれさせることがなく、まな板上で水を使う作業
やまな板の洗浄が作業性よくできる。
クとの間の空隙部にはめ込んでまな板上の物を受けるこ
とのできる受け部を設けることにより、まな板上で切っ
た食品を簡単に移動させることができ、その場で受け部
の中の食品を洗浄することもできるため作業性が向上す
る。
けることにより、まな板から移動させた食品を入れた受
け部は壁面にも固定でき、かけ渡したまな板とシンクと
の間に空隙部を設けたのでまな板の配管ユニットは、天
井裏配管が可能となり、床下スペースがとれない場合で
っも、まな板上で多量に水を流しても水が厨房装置の天
板上にオーバーフローすることがなく、天板を濡らさず
にまな板上で水を使った作業ができるという効果を有す
る。
置き手段を設けることにより、調理中にまな板の上を仮
り置き場にすることがなく、まな板の角度変換や洗浄時
に邪魔にならず作業性が向上するという効果を有する。
まな板が洗浄できる洗浄手段を設けることにより、調理
中頻繁に行われるまな板洗浄の手間を省くことができ、
作業性が向上するという効果を有する。
まな板を乾燥できる乾燥手段を設けることにより、まな
板をシンク外へ移動させることなく乾かすことができて
作業性が向上すると共に、乾いた状態でまな板が使い易
くなるので、湿気をきらう食品の調理がし易いという効
果を有する。
まな板を殺菌できる殺菌手段を設けることにより、まな
板が手軽に殺菌できて衛生的に調理が行えるという効果
を有する。
供給手段を設けることにより、洗剤を使用するよりも安
全性が高く、食品や手の殺菌等の多目的にも利用できる
という効果を有する。
できるまな板温度変換手段を設けることにより、食品の
保温、保冷をしながら調理ができると共に、冷凍食品の
解凍や、手軽に調理に適した食品の温度管理にも利用で
き、作業性と調理技術の向上が図れるという効果を有す
る。
Claims (13)
- 【請求項1】シンク上部にかけ渡したまな板の角度を変
換して固定する角度変換手段を備えた厨房装置。 - 【請求項2】角度変換手段が、まな板を垂直状態に固定
する垂直固定手段を有する請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項3】角度変換手段が、まな板を設置状態で回転
させる回転手段を有する請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項4】まな板が角度変換手段と接続されたまな板
芯材部と、包丁があたるまな板表面部と、この表面部を
芯材部に固定するまな板固定手段とを有する請求項1記
載の厨房装置。 - 【請求項5】シンク上部にかけ渡したまな板とシンクと
の間にまな板上の水が流入する所定の空隙部を設けた請
求項1記載の厨房装置。 - 【請求項6】シンク上部にかけ渡したまな板とシンクと
の間の空隙部にまな板上の物体を移動させて受ける受け
部をはめ込み可能に設けた請求項5記載の厨房装置。 - 【請求項7】シンク背面に壁面部を有し、この壁面部に
受け部を固定する受け部固定手段を設けた請求項6記載
の厨房装置。 - 【請求項8】受け部は調理途中の調理用具を仮置きする
仮置き手段を有する請求項6記載の厨房装置。 - 【請求項9】シンク近傍にまな板およびシンクを洗浄す
る洗浄手段を備えた請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項10】シンク近傍に、まな板を乾燥する乾燥手
段を備えた請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項11】シンク背面にまな板を殺菌する殺菌手段
を備えた請求項1記載の厨房装置。 - 【請求項12】殺菌手段が電解水供給手段を有する請求
項11記載の厨房装置。 - 【請求項13】まな板の表裏を異なる温度に保持できる
まな板温度変換手段を備えた請求項1記載の厨房装置。
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---|---|---|---|
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JPH09313268A true JPH09313268A (ja) | 1997-12-09 |
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Family
ID=15132669
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---|---|---|---|
JP13462196A Expired - Fee Related JP3653867B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 厨房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3653867B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237504A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | キッチンユニット |
CN107625464A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-01-26 | 广东皮阿诺科学艺术家居股份有限公司 | 一种整合砧板的水槽 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-29 JP JP13462196A patent/JP3653867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3653867B2 (ja) | 2005-06-02 |
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