JPH09313060A - 排泄物処理材 - Google Patents
排泄物処理材Info
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- JPH09313060A JPH09313060A JP13654396A JP13654396A JPH09313060A JP H09313060 A JPH09313060 A JP H09313060A JP 13654396 A JP13654396 A JP 13654396A JP 13654396 A JP13654396 A JP 13654396A JP H09313060 A JPH09313060 A JP H09313060A
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Abstract
などで形成された粒子を使用すると、高湿時に空気中の
湿気を吸って固まってしまい、また粒子を大きく形成で
きないので動物の爪に入ったり、比重が重いため取扱い
にくいという問題点があった。 【解決手段】 排泄物処理材の粒子の中心部(コア1)
をパルプや木屑などで形成し、このコア1の表面をSA
Pまたはベントナイトまたはスターチなどで覆って外殻
層2を形成する。さらに、外殻層2の表面にブロッキン
グ防止材3としてセルロース繊維またはカオリンなどを
付着させる。このように粒子を3層構造にすることによ
り、粒子の径または長さを4mm以上と大きくでき、し
かも稿比重を0.5g/cm3以下と軽くできる。ま
た、空気中の湿気によっては固まらず、排泄物のみによ
って固まるものとなる。
Description
排泄物(主に尿)を処理するために用いられる粒状の排
泄物処理材に係り、特に尿などを吸収したときに塊を形
成できるようにした排泄物処理材に関する。
排泄物を処理するために、いわゆる猫砂と称される粒状
の排泄物処理材がトイレ用容器に敷かれて使用されてい
る。従来、この猫砂の材料としてはゼオライトや川の
砂、またはベントナイトなどで形成された粒子が使用さ
れていた。しかし、ゼオライトや川の砂は尿などの排泄
物の水分により固まらないため、トイレ用容器の掃除を
するときに排泄物により汚れた部分のみを取り除くこと
ができずに、トイレ用容器に敷かれた猫砂を全て捨てな
くてはならなくなって不経済であった。また、排泄物に
より汚れた部分をペットがかき混ぜるなどして排泄物が
ペットの体に付着してしまい、衛生的にも問題があっ
た。
により膨潤して粘着性を呈し、これにより粒子どうしが
結合して固まるため、排泄物により汚れた部分を塊とし
て取り除くことができる。
処理材は、稿比重(例えば1リットルの容器に入れたと
きの内容物の全重量を容器の容積で除算して求めた比
重)が約1.0g/cm3程度と重いため、この粒子を
製品として袋詰めにしたときにこの袋の重量が重くな
り、製品の運搬などのときに扱いにくく、また購買者に
とっても運びにくいという問題がある。またベントナイ
トで排泄物処理材を形成するとき、粒径を大きくすると
1個ずつの粒子が重くなりすぎて尿によって個々の粒子
が粘着しても個々の粒子の自重によりばらばらになりや
すく、少量の尿によって塊を形成できない。したがっ
て、粒子の外形寸法をせいぜい2mm程度以下の大きさ
にしかできない。しかし、粒子が2mm程度以下の大き
さであると、例えば猫の爪の間に挟まりやすく、猫が室
内を動き回るたびに粒子が室内に散乱する問題点があ
る。
き、しかも比重が小さい材料としてパルプを造粒し処理
材として使用する方法が考えられている。比重の小さい
パルプを使用して造粒しこれを排泄物処理材として使用
すると、粒の寸法を大きくしても全体の重量が軽くなっ
て取り扱いが容易であり、また個々の粒の寸法を大きく
できるために、猫の爪の間に入りにくくなるという利点
がある。しかし、パルプは吸水しても粘性を持たないた
め、排泄物で汚れた部分を固まらせて取り出すことはで
きない。
表面に、吸水して膨潤し且つ粘着性を呈する吸水性のポ
リマーをコーティングすることが考えられている。この
ような排泄物処理材としては、例えば特開平7−184
502号公報に記載されたものがある。この公報に記載
されたものでは、内殻部がパルプ、高吸水性ポリマーな
どで形成され、外殻部がCMC、PVA、高吸水性ポリ
マーなどから成る粘着材で構成されている。この排泄物
処理材では、主に内殻部により尿を吸収し、また外殻部
により粒子どうしを粘着させ、尿を吸収したときに塊が
形成されやすく、排泄物で汚れた部分を塊として取り除
くことができる。しかも全体の稿比重を低下できるもの
となっている。
−184502号公報に記載されたものでは、外殻部が
水分を吸収しやすく、またわずかな水分でも粘着性を呈
するものとなっているため、高温多湿となる季節や、ま
たは密閉度の高い室内で使用されていると、外殻部が空
気中の水分を吸収し、尿を吸収していない状態でも粒子
どうしが互いに粘着し合い、ブロッキングする問題点が
ある。
ルプの混合物で構成することも考えられている。外殻部
にパルプを混入することにより、粘着性物質の密度が低
くなり、粘着性を下げ空気中の水分によるブロッキング
を防止できる。しかしこの場合には、逆に外殻部の粘着
性が低下しすぎて、尿によって粒子どうしが塊を形成し
にくくなり、また猫が触れたり、除去しようとしたとき
に塊がすぐに崩れてしまい、排泄物を塊として取り除き
にくくなる。
殻部に水分を吸収しやすく且つ粘着性を呈しやすい材料
を使用すると、ブロッキングが発生しやすく、またブロ
ッキングを発生させないためには、粘着性を低下させる
かまたは吸水性を低下させる必要があり、その結果、尿
により塊を形成できずあるいは尿の吸収が低下するもの
となる欠点がある。
あり、排泄物の水分を吸収しやすく且つこの水分によっ
て塊が形成されやすく、さらに空気中の水分などではブ
ロッキングを発生しにくく、さらに全体の重量を低減で
きるようにした排泄物処理材を提供することを目的とし
ている。
は、コアと、コアの表面を覆う外殻層とを有し、前記外
殻層は水分を吸収すると粘着性を呈する材料により形成
され、且つこの外殻層の表面には、外殻層どうしの粘着
を防止し且つ尿によって外殻層の表面から流れる繊維状
または粉状のブロッキング防止材が付着していることを
特徴とするものである。
cm3以下であることが好ましく、このように比重を低
下させるために、例えばコアは、パルプおよび木屑を主
体として造粒されている。
防止材の目付が、8g/m2以上で40g/m2以下であ
ることが好ましい。
mm以上であることが好ましい。
積(例えば1リットル)の容器内に内容物を入れたとき
のこの内容物の全重量を前記容積(例えば1リットル)
で除算した値をg/cm3の単位で表わしたものであ
る。
ルプや木屑とこれらを付着させる糊剤として機能するス
ターチとの混合物により形成されたコア(内殻部または
内殻粒)と、このコアの表面を覆う高吸水性ポリマーや
ベントナイトやスターチなどで形成された水分を吸収す
ると粘着性を呈する外殻層と、この外殻層の表面に付着
する粉砕パルプ繊維などのセルロース繊維あるいはカオ
リンなどの無機物の粒子または粉体などのブロッキング
防止材の3層構造から成る。
にセルロース繊維で形成されており、吸水性が良く、し
かも体積に比して重さが軽い。特に木屑を含ませること
により、比重を小さくできる。よって、処理材の粒子の
径を大きくでき、しかも比重を軽くすることができる。
猫の爪の隙間は一般に4mmよりも小さいため、猫の爪
の間に粒子が入り込まないようにするためには、粒子の
粒径または長さを4mm以上にすることが望ましい。ま
た4mm以上の大きさにしても、全体の重量が低いた
め、取り扱いが容易であり、また尿により処理材どうし
が粘着したときに自重でばらばらになりにくく、よって
尿により塊を形成しやすい。
めには、処理材の粒子の稿比重は0.5g/cm3以
下、すなわち従来のベントナイトの処理材の1/2以下
であることが望ましい。本発明では、前述のように、粒
子のコアを主にパルプや木屑により形成しているため、
粒径および粒長の最小寸法値を4mm以上または5mm
以上、稿比重を0.5g/cm3以下さらには0.4g
/cm3以下にすることが容易である。なお、猫などの
ペットのための排泄物処理材としては、粒径または粒長
の最大寸法値が20mm以下であることが好ましい。
は、ポリアクリル酸塩などの高吸水性ポリマー(SA
P)や、スターチ、ベントナイトなどのうちのいずれか
1つ、または2つ以上を混合したものにより形成されて
いる。これらの材料は水分を吸収することによって膨潤
し、粘りを生じる性質がある。したがって、このような
材料により形成された外殻層は、動物の排泄物に含まれ
る水分を吸収して粘りを生じて粒子どうしを結合させて
塊を形成できるので、排泄物により汚れた部分を塊とし
て取り除くことができる。
防止材として長さ1mm以下のセルロース繊維、または
カオリンの粉末などが付着している。ブロッキング防止
材は、セルロース繊維のように水分を吸収するもの、ま
たは水分を吸収しにくいパウダー状のいずれのものであ
っても効果があるが、濡れやすい親水性のものが適して
いる。このブロッキング防止材は外殻層の表面にまぶし
たものであってもよいが、例えば外殻層を乾燥させる前
の状態で、外殻層に含まれる水分により付着させ、その
後に全体を乾燥させ、セルロース繊維やカオリンなどの
粉末が外殻層の表面に固着している構造とすることが好
ましい。セルロース繊維やカオリンは水と濡れやすく、
排泄物の多量の水分が与えられると外殻層から取れて尿
などの水分により流されやすい。また外殻層が排泄物の
多量の水分を吸収して膨潤することによりセルロース繊
維やカオリンが外殻層から離れやすくなる。したがっ
て、排泄物処理材に尿などの水分が与えられると、セル
ロース繊維やカオリンが水に濡れて流れ、外殻層の吸水
による粘着性により排泄物処理材どうしが粘着しやすく
なる。ただし、空気中の水分をセルロース繊維やカオリ
ンが吸収した程度ではこれらは外殻層の表面から取れる
ことがない。
が空気中の湿気を吸水して粘着性を呈しても、その表面
には粘着性を呈しないセルロース繊維やカオリンが付着
しているため、処理材どうしが粘着することがなく、固
まりにくくなってブロッキングを生じない。一方、尿な
どの排泄物が与えられ、処理材の粒子の表面にある程度
の量の水分が与えられると、セルロース繊維やカオリン
は外殻層の表面から取れて流れ、また外殻層は十分に水
分を吸収して膨潤するとともに粘着性を呈し、セルロー
ス繊維やカオリンに邪魔されることなく処理材の外殻層
どうしが強固に粘着し、尿を含んで塊を形成する。
維やカオリンを付着させることにより、空気中の湿気に
よるブロッキングを防止でき、しかも排泄物により汚れ
た部分を固まらせて除去できる排泄物の処理材を実現で
きる。しかし、このブロッキング防止材の量が多すぎる
と排泄物に含まれる水分により、ブロッキング防止材が
外殻層から完全に離れず、外殻層が水分を含んで粘着性
を呈しても、外殻層どうしの粘着がブロッキング防止材
により阻止されて、尿などにより処理材が十分に固まら
なくなる。逆にブロッキング防止材の量が少なすぎる
と、空気中の湿気を外殻層が吸収して、外殻層が粘着性
を呈したときに、粘着性を呈した外殻層どうしの粘着を
少量のブロッキング防止材により十分に阻止することが
できず、排泄物処理材どうしが粘着してブロッキングを
生じてしまう。よって、ブロッキング防止材の処理材表
面における目付は8g/m2以上で40g/m2以下が好
ましく、さらに好ましくは8.8g/m2以上で、3
3.2g/m2以下である。
は、コアがパルプなどで形成されているため、粒子を大
きくできるので猫の爪に粒子が入ることを防止でき、ま
た稿比重を軽くできるので製品が袋に詰められたときに
袋の重量を軽くでき、運搬しやすくなるなど取扱いが容
易になる。
ーティングして外殻層を形成し、さらにこの外殻層の表
面にセルロースやカオリンなどのブロッキング防止材を
付着させているため、空気中の湿気によるブロッキング
を防止でき、排泄物すなわち尿によってのみ固まらせる
ことが可能となるので、外殻層の粘着材としての性質を
十分に生かすことができるものとなる。
ら説明する。図1は本発明の排泄物処理材の外観図であ
る。排泄物処理材は円柱形状の粒状体であり、室内で飼
われている動物、例えば猫のトイレの砂としてトイレ用
の容器に敷かれて使用される。
の中心部または内殻部(コア1)は例えばパルプや木屑
などの吸水性物質とスターチの混合物により造粒され
る。スターチは水分を吸水して膨潤し粘着性を呈するの
で、パルプや木屑をつなげるバインダーとして使用され
ている。このように、コアをパルプや木屑で形成してい
るので、処理材の粒径および粒長を大きくでき、しかも
比重を小さくできる。本発明では排泄物処理材の粒子の
径dおよび粒子の長さLを4mm好ましくは5mm以上
にすることが望ましい。粒子をこのように大きくするこ
とにより、猫の爪に処理材が入ることを防止でき、処理
材が室内に散らばるのを防止できる。また、処理材の稿
比重は0.5g/cm3以下さらには0.4g/cm3以
下と小さくすることが好ましい。このように比重を小さ
くすることにより、この処理材が袋などに積められて製
品となったときに、この製品の重量を軽くできる。この
ため、製品を運搬などするときに扱いやすくなる。
などの高吸水性ポリマー(SAP)、スターチ、ベント
ナイトのうちのいずれか1つ、または2つ以上の混合物
から成る外殻層2が形成されている。SAP、スター
チ、ベントナイトは吸水性で、水を吸うことにより膨潤
し粘着性を呈するものである。したがって、処理材に尿
が与えられると、処理材の外殻層2がこれの水分を吸水
し膨潤して粘りを生じ、処理材の粒子どうしが結合す
る。これにより、処理材が尿を含んで固まる。このた
め、尿により汚れた処理材を塊として取り出し廃棄でき
る。
防止材3がまんべんなく付着している。図3は、粒子表
面の拡大断面図である。図3では、ブロッキング防止材
3として長さ1mm以下のパルプなどのセルロース繊維
が外殻層2の表面に付着しているものを示しているが、
カオリンなどの無機塩の粉末が付着しているものであっ
てもよい。パルプやカオリンは水に濡れ易く、多量の水
分が与えられると、外殻層2の表面から流されやすくな
る。あるいは外殻層2に多量の水分が含まれ膨潤するこ
とにより、パルプやカオリンが外殻層2から取れやすく
なる。よって、処理材に排泄物の多量の水分が与えられ
ると、ブロッキング防止材3が外殻層2から離れて流さ
れ、水分を含んで粘着性を呈した外殻層2どうしが互い
に粘着し塊を形成できる。ただし、空気中の水分程度で
はブロッキング防止材3が外殻層2の表面から取れるこ
とがなく、空気中の水分で外殻層2が粘着性を呈して
も、外殻層2どうしの粘着がブロッキング防止材3で防
止され、ブロッキングが生じなくなる。
する。まず、パルプと木屑とスターチをナウターミキサ
ー、リボンミキサー、コニカルブレンダー、モルタルミ
キサー、万能ミキサーなどの混合装置に入れ、撹拌しな
がらバインダーとして少量の水を均一に加える。この水
の中には、必要に応じて無機塩、アルコール、エチレン
グリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポ
パール界面活性材などをバインダー効果を上げるため添
加してもよい。また、水は前記混合物に水をスプレーす
る方法、または水蒸気を吹き込む方法、機材を高湿度下
に保持して空気中の水分を吸湿させる方法などにより混
合物に添加されてもよい。また、添加される水の量が多
すぎると、形成されるコア粒子が柔らかくなって崩れた
り、粒子どうしが結合したりする。また反対に水の添加
量が少ないと造粒できなくなる。よって水の添加量は、
通常前記パルプなどの基材に対して1〜200重量%、
好ましくは10〜100重量%とすることが好ましい。
ペレット状に加圧成形し、またはシート状、棒状、ブロ
ック状に加圧成形した後に適当な大きさに砕くなどして
粒子状のコア1を形成する。加圧成形する時の圧力は機
材により異なるが、1〜3000kg/cm2、好まし
くは10〜2000kg/cm2の条件下で形成する。
また、このとき粒子の粒径または粒長を4mm以上また
は5mm以上に成形することが好ましい。
ーチ、ベントナイトなどの粘着性物質を、コア1の材料
を混合するときに使用した混合ミキサーなどの混合装
置、またはパン型コーティング機、または振動造粒機の
中で混合する。このように混合することにより、コア1
に含まれる水分により粘着性物質は膨潤し、コア1に自
己接着して外殻層2を形成するが、水をスプレーすると
より強固に接着する。次に、このようにコア1に外殻層
2がコーテイングされた粒子、および長さ1mm以下の
パルプなどのセルロース繊維、またはカオリン粉末など
のブロッキング防止材3を、前記混合ミキサーなどの混
合装置、またはパン型コーティング機、または振動造粒
機の中で混合する。混合されるブロッキング防止材3の
重量を、コア1の重量を100としたとき、約1.7以
上で9.0以下とすると、前記粒子表面におけるブロッ
キング防止材の目付が約8g/m2以上で40g/m2以
下となる。前記ブロッキング防止材3は粒子中に含まれ
ている水分により、粒子表面にむらなく自己接着する。
このブロッキング防止材3をより強力に接着させるため
に、水をスプレーして湿気を与えてもよい。そして、ブ
ロッキング防止材3をコーティングした後に乾燥させる
と、図1に示されているような排泄物処理材が形成され
る。
いて以下に示す実験を行い、比較例と比較した。表1は
この実験に使用した排泄物処理材のサンプルの成分配合
表である。以下の検査では、排泄物処理材は猫のトイレ
用の猫砂として使用されることを想定している。この表
1では、コア1の重量を100としたときの重量比(重
量部)で他の材料の重量を表している。
スターチ、パルプを混合比63:24:13(重量%)
で混合したものである。この混合物は加圧成形などで円
柱形状に成形されて、これによりコア1が形成される。
前記スターチはパルプおよび木屑をつなげるための糊剤
として機能する。
変え、または材料の混合比を変えて形成した。比較例1
では、外殻層2をSAP(高吸水性ポリマー)で形成
し、その重量比はコアの重量を100としたとき31と
した。また、比較例2および3では外殻層2をSAPと
パルプの混合物で形成し、コアの重量を100としたと
きに、比較例2ではSAPの重量を31、パルプの重量
を13とし、比較例3の外殻層2ではSAPの重量を6
6、パルプの重量を41の比で混合した。また、比較例
4では、外殻層2としてSAPとパルプとスターチを同
量づつ混合して形成し、その重量比はコアの重量を10
0としたときにそれぞれ30とした。
外殻層2はSAPのみで形成し、その重量比は、コア1
の重量を100としたときSAPを60とした。本発明
の実施例4の外殻層2もSAPのみから成り、その重量
比はコアの重量を100としたときにSAPを44とし
た。実施例5の外殻層2は、コアの重量100に対し、
SAPが20、スターチが40の重量比で混合された混
合物とした。実施例6では、SAPとスターチと粘着材
および接着剤としてのベントナイトを、30,15,1
5の重量比で混合した混合物により外殻層2を形成し
た。
表面にブロッキング防止材3としてパルプまたはカオリ
ンを付着させた。実施例1と2では、ブロッキング防止
材3としてパルプが使用されており、その重量比はコア
の重量を100としたときそれぞれ2または7である。
実施例4では外殻層2の表面にカオリンを付着させてお
り、その重量比はコア100に対して7とした。また、
実施例5および6ではコアの重量100に対して重量4
のパルプを付着させた。
較すると、ブロッキング防止材3としてのパルプの量を
多くしており、重量比はコア1の100に対してパルプ
を14とした。上記各比較例1ないし4および実施例1
ないし6に対して、各種測定を行なった。その結果を表
2に示している。
し6のそれぞれの排泄物処理材の粒子の稿比重、粒径
d、粒長L、1粒当たりの重量、またブロッキング防止
材の重量を測定した。また、ブロッキング防止材の重量
と粒子の表面積から、粒子の表面におけるブロッキング
防止材の目付を算出した。これらの測定は、1リットル
の容器に入れた比較例または実施例の排泄物処理材の全
重量を測定し、また個々の排泄物処理材の重量を測定し
その平均値から1粒あたりの重量を求め、前記全重量と
1粒当りの重量とから1リットル内の処理材の個数を求
めることにより行った。そして、1粒当りの寸法と個数
とから、1リットルの容器内の排泄物処理材の全表面積
を求めた。また1リットルの排泄物処理材に使用したブ
ロッキング防止材3(パルプまたはカオリン)の総重量
と、前記全表面積とからブロッキング防止材3の粒子表
面積に対する目付を換算した。また、前述のように1リ
ットルの容器内の排泄物処理材の全重量を1リットルで
割った値を稿比重とした。
いし4および実施例1ないし6に対するさらに他の比較
対照例としてゼオライトとベントナイトで粒子を形成
し、これについても同様の測定を行った。そして、上記
各比較例1ないし4、実施例1ないし6、および比較対
照例のそれぞれの粒子に対し、以下の検査を行った。
されている粒子の径に基づいて、その粒子が猫の爪に入
るか否かを評価した。粒子の径および長さのうちの最小
寸法値が4mm以上であれば猫の爪に粒子が入らないこ
とが確認された。表2では爪に入らないものを「○」で
表し、爪に入ったものを「×」で表して評価した。
ナイトの比較対照例をそれぞれ直径10cmのシャーレ
に擦り切り一杯入れる。 (2)気温25℃、相対湿度75%にて1週間放置す
る。 (3)処理材の粒子のブロッキングの状態を、目視およ
び触感にて確認した。表2では、粒子全体がシャーレ形
状になりブロッキングしている状態、または粒子どうし
が結合して塊を形成している状態を「×」とし、粒子ど
うしが接着していない状態または粒子どうしが弱い力で
粘着しており手で触るとぼろぼろと崩れる程度の状態を
ブロッキングしていないものとし「○」で表した。
ゼオライトおよびベントナイトで形成された粒子(以下
処理材と呼ぶ)をプラスチックトレーに10mmの厚さ
に敷く。 (2)前記プラスチックトレーの中心に人工尿50cc
を処理材の表面から高さ30mmの位置より尿速10c
c/sで滴下し、その後6時間静置する。 (3)人工尿により固まった部分を取り出し、開口寸法
が40mmφの穴の開いた塩化ビニール製の箱の前記穴
の上に載せる。 (4)デジタルフォースケージの先端に直径16mmの
加圧板を取付け、前記の箱の上に置かれた固まりに向か
って72cm/minの速さでデジタルフォースケージ
を下降させて、塊の人工尿滴下位置を加圧する。 (5)加圧板が人工尿吸収部を突き抜けるまで加圧し、
突き抜けたときの最大圧力(単位gf)を測定した。最
大圧力が大きいほど固まり強度が大きい。表2ではこの
最大圧力が400gf以上のものを「○」で表し、最大
圧力が400gf未満のものを「△」、固まらなかった
ものを「×」で表した。
2に示す。
について、各例ごとに説明する。 (ゼオライト)表2に示されているように、ゼオライト
で形成された粒子の稿比重は0.8g/cm3であり、
非常に重いものになる。また、粒径を2ないし5mmの
大きさに形成でき、猫の爪の間には入りにくいことが確
認できた。ただし、ゼオライトは吸水して粘性を帯びる
性質を持たないため、吸湿ブロッキング検査ではブロッ
キングしないが、人工尿を用いた検査でも全く固まらな
かった。
た粒子の径は2mm程度であり、しかも稿比重が1.0
g/cm3以上と本発明で設定された値の2倍である。
したがって、猫の爪の間に入り込みやすく、しかも比重
が重くて取扱いにくいものであることが確認できた。ま
た、人工尿により固まり、その固まり強度も607gf
と大きいが、気温25℃、相対湿度75%の環境下で
は、尿が滴下されなくても空気中の水分を吸湿してブロ
ッキングする。ブロッキング状態では粒子がシャーレ形
状に固まってしまい、容易に崩すことができないことが
確認できた。
ーチの混合物により形成されているため、稿比重が0.
268g/cm3と軽く、粒径も6mm以上と大きく形
成できる。よって猫の爪の間に入りにくい。しかし、外
殻層2の表面にブロッキング防止材が設けられていない
ため、吸湿ブロッキング検査で示されたように、高湿度
下に置かれると外殻層が空気中の湿気を吸って粘性を帯
び、ブロッキングしてしまう。また、固まり強度の検査
では、人工尿により塊を形成することが確認されたが、
この塊の固まり強度は215gfと余り大きくなく崩れ
易いことが確認できた。すなわち、外殻層としてSAP
を使用しているが、このSAPの重量比が31と比較的
少ないために、人工尿による固まりが不十分であり、処
理材を部分的に廃棄しようとしたときに、崩れやすく取
扱上不便である。しかも、SAPの量が少ないのにもか
かわらず、ブロッキング防止材が用いられていないため
に高温多湿時にブロッキングを起こしやすく、商品とし
て好ましくないことが確認できた。
稿比重が0.243g/cm3と軽く、また粒径が6.
5mm、粒長を13.3mmと大きくでき、猫の爪に挟
まりにくい。しかし比較例2では、外殻層のSAPの量
が重量比で31と少なく、さらに外殻層に粘着材として
機能していないパルプが重量比で13だけ含まれている
ため、尿による固まりの強度が175gfときわめて弱
くなり、排尿後に塊を持ち上げたときに崩れやすくなり
取り扱いにくいものとなる。また尿による固まり強度が
弱いのにもかかわらず、高温多湿環境下ではブロッキン
グを生じてしまい、使用に適さないことが確認できた。
外殻層のSAPの量を多くしているが、これに伴いパル
プの含有量も多くしている。外殻層にパルプを多く含む
ために、高温多湿時でのブロッキングが生じなくなる
が、外殻層に含まれるパルプの量が多すぎるために、人
工尿が滴下されたときの固まり強度が225gfと弱い
ものになり、排尿後に処理材を固めて捨てようとしたと
きに崩れやすくなり、固めて捨てる排泄物処理材として
はきわめて品質の劣るものとなることが確認できた。
にSAPと共にパルプとスターチを含めたものである。
粘着材として機能するものが重量部30のSAPと重量
部30のスターチであり、粘着材そのものが多くなって
いる。しかし外殻層にパルプが30重量部含まれている
ために、外殻層の粘着性が低下し、高温多湿の環境下で
ブロッキングを起こしにくい反面、人工尿による固まり
強度が125gfと非常に弱いものとなり、塊が崩れや
すく、固めて捨てる排泄物処理材としては不適である。
重が0.314g/cm3、粒径は6.0mm、粒長が
12.3mmと大きくなっているため、重量が軽く、ま
た猫の爪に挟まれにくいものとなる。また、表2に示さ
れているように、実施例1は吸湿によるブロッキングが
発生せず、しかも人工尿により形成される塊の固まり強
度が大きくなる。これは、外殻層2に重量比で60程度
の多くのSAPが含まれているため、外殻層2自体は水
分を吸収して粘着性を呈しやすくなっている。しかし、
外殻層2の表面にはブロッキング防止材3としてパルプ
が2重量部だけ付着しているため、高温多湿の環境下
で、外殻層が水分を吸収して粘着性を帯びても、外殻層
どうしの粘着をブロッキング防止材としてのパルプが阻
止することになり、その結果、ブロッキングが発生しな
くなる。また外殻層の表面に付着しているパルプは2重
量部程度であるため、固まり強度試験で50ccの人工
尿が供給されると外殻層からパルプが簡単に流れ、外殻
層どうしの粘着を妨げなくなり、塊を形成できるように
なる。しかも、外殻層は60重量部のSAPを含んでい
るために粘着性が高く、よって塊の固まり強度は760
gfと非常に高い値になり、尿により固まった部分を捨
てやすくなり、取り扱いが容易になることが確認でき
る。
外殻層は60重量部のSAPのみで形成され、この外殻
層の表面にはパルプがコーティングされている。ただし
ブロッキング防止材としてのパルプの量が、実施例1の
3.5倍の7重量部となっている。このように外殻層の
表面のパルプの量が多いために、実施例1よりもさらに
高温多湿環境下でのブロッキングが生じにくくなる。し
かし、実施例1に比べて人工尿による固まり強度は低下
し447gfとなる。これは50ccの人工尿により、
外殻層の表面のパルプが完全に流れずに若干残り、よっ
て外殻層どうしの粘着を少し邪魔するようになるからで
ある。しかしながら、固まり強度は比較例に比べて十分
に高くなり、固めて捨てる排泄物処理材として十分な効
果を発揮できる。
様に外殻層に重量部60にて含んでいるが、外殻層の表
面に実施例2の2倍となる14重量部のパルプが付着し
ている。したがって、高温多湿環境下でのブロッキング
は防止できるが、50ccの人工尿が滴下されたとき
に、外殻層の表面のパルプが完全に流れず、よって水分
を含んで粘着性を呈した外殻層どうしの粘着をパルプが
阻害し、よって尿による固まり強度が低下する。この固
まり強度は205gfであり比較例1程度である。すな
わち、外殻層の表面にブロッキング防止材として付着す
るパルプの量は、コア1の重量100に対して2ないし
7が好ましく、これを換算した目付が8.8ないし3
3.2g/m2の範囲であると、ブロッキング防止材を
用いたときの効果が高いことが確認できた。
止材3としてカオリンを使用したものである。また外殻
層はSAPにより構成されその量は44重量部である。
また、カオリンが7重量部である。この構造では高温多
湿時の吸湿ブロッキングを防止でき、しかも20ccの
人工尿により形成された塊の固まり強度は、1248g
fときわめて大きくなる。この実施例4では外殻層のS
APの量が実施例2よりも少なく、またカオリンの重量
が実施例2のパルプと同じであるが、人工尿による固ま
り強度は実施例2よりも高い値となっている。したがっ
て、ブロッキング防止材としてパルプよりもカオリンの
方が尿により外殻層の表面から流れやすく、外殻層どう
しの粘着が起りやすいことが確認できる。
2において水分を吸収したときに粘着材として作用する
ものとしてSAPとスターチが合計で60重量部用いら
れている。また実施例6では外殻層2において同じく粘
着材として機能するものがSAPとスターチとベントナ
イトで合計60重量部含まれている。また、それぞれに
ブロッキング防止材としてパルプが4重量部付着してい
る。この実施例5と6では、外殻層としてスターチまた
はスターチとベントナイトを含むことにより外殻層が尿
を吸収したときの粘着性が高くなり、固まり強度が10
77gfまたは1130gfと非常に高い値になること
が確認できた。しかもブロッキング防止材としてパルプ
が4重量部付着しているだけで、高温多湿環境下におい
て、ブロッキングの発生を防止できることが確認でき
た。この実施例5と6とから、外殻層にはSAPのみな
らず、スターチおよび/またはベントナイトを含むこと
が、尿による塊を形成しやすくなる点で好ましいことが
解る。
プや木屑で形成すると、比重を小さくできる。したがっ
て、猫などの爪に挟まりにくい4mm以上の大きさにし
ても、個々の排泄物処理材の重量が軽く、表面の外殻層
どうしが粘着したときに、個々の処理材の粒子の重量に
より塊が崩れることがなくなる。また比較例1のよう
に、外殻層のSAPの量が少ないと、尿を吸収したとき
の外殻層の粘着性が十分高くならず、尿による塊の固ま
り強度が低くなる。また比較例2ないし4に示すよう
に、外殻層にSAPなどと共にパルプが含まれると、外
殻層の粘着性が低下し、その結果尿による塊の強度が低
下する。
の重量100に対して44ないし60のSAPまたはS
APとスターチまたはSAPとスターチとベントナイト
で外殻層を形成し、尿による固まり強度を高くしても、
外殻層の表面にブロッキング防止材を付着させることに
より、高温多湿時でのブロッキングの発生を防止でき
る。ただし、実施例3のようにブロッキング防止材を余
り多くしすぎると、尿による固まり強度が低下する。
するSAP、スターチ、ベントナイトのいずれか1種ま
たは2種以上で形成され、この粘着材の重量がコアの重
量100に対して40ないし65、または44以上で6
0以下の場合に、ブロッキング防止材であるパルプまた
はカオリンあるいはその混合体の重量が、2ないし7重
量部あるいは約1.7ないし9.0重量部程度が好まし
い。またこのブロッキング防止材の目付は、8g/m2
以上、40g/m2以下または8.8g/m2以上で3
3.2g/m2以上であることが望ましい。
と木屑がスターチにより粘着されたものを使用したが、
コアがパルプとスターチのみにより構成されていてもよ
い。ただし、外殻層において粘着性を呈する材料として
SAPを使用した場合、尿をSAPにて十分に吸収する
ことができるため、コアは必ずしも吸水性の高い材料で
形成する必要はなく、全体の比重を低下できるものであ
れば、パルプや木屑以外の、低密度ポリマーや、発泡樹
脂、またはコーヒかすなどで構成しても同様の効果を奏
することができる。ただし、コアをパルプや木屑で形成
すると、可燃ごみとして処理でき、また木屑を入れるこ
とにより、パルプのみのものよりも比重を低下させるこ
とができる。
の排泄物処理材の粒子を、パルプや木屑などで形成した
中心部(コア)と、このコアを覆う高級水性ポリマーや
ベントナイトやスターチなどの粘性物質で形成された外
殻層と、外殻層の表面に付着したパルプなどのセルロー
ス繊維やカオリンなどのブロッキング防止材の3層構造
とすることにより、粒子の径を大きくでき、また比重を
軽くでき、空気中の湿気によっては固まらず、排泄物に
よってのみ塊を形成する処理材を実現できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 コアと、コアの表面を覆う外殻層とを有
し、前記外殻層は水分を吸収すると粘着性を呈する材料
により形成され、且つこの外殻層の表面には、外殻層ど
うしの粘着を防止し且つ尿によって外殻層の表面から流
れる繊維状または粉状のブロッキング防止材が付着して
いることを特徴とする排泄物処理材。 - 【請求項2】 稿比重が0.5g/cm3以下である請
求項1記載の排泄物処理材。 - 【請求項3】 コアは、パルプおよび木屑を主体として
造粒されている請求項2記載の排泄物処理材。 - 【請求項4】 外殻層の表面に対するブロッキング防止
材の目付が、8g/m2以上で40g/m2以下である請
求項1ないし3のいずれかに記載の排泄物処理材。 - 【請求項5】 外殻層の外径寸法または長さが4mm以
上である請求項1ないし4のいずれかに記載の排泄物処
理材。
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ID=15177665
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-
1996
- 1996-05-30 JP JP13654396A patent/JP3649519B2/ja not_active Expired - Lifetime
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