JPH09312685A - デジタル電話機およびその側音調節方法 - Google Patents

デジタル電話機およびその側音調節方法

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JPH09312685A
JPH09312685A JP12963096A JP12963096A JPH09312685A JP H09312685 A JPH09312685 A JP H09312685A JP 12963096 A JP12963096 A JP 12963096A JP 12963096 A JP12963096 A JP 12963096A JP H09312685 A JPH09312685 A JP H09312685A
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JP
Japan
Prior art keywords
digital telephone
circuit
sidetone
signal
side tone
Prior art date
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Pending
Application number
JP12963096A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakajima
賢二 中島
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル電話機内で側音を発生させると、ア
ナログ回線を介して通話する際に、アナログ回線I/F
部で生ずる側音とデジタル電話機内で発生させている側
音がミキシングされてその側音が大きくなるという問題
があった。 【解決手段】 交換機12からデジタル電話機10に対
して送出する信号の中に側音調節についてのデータを設
け、その信号を受信したデジタル電話機10は、前記側
音調節についてのデータに基づいて、発生させる側音の
レベルを調節することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル電話機
およびその側音調節方法に係り、例えば、PBX、ボタ
ン電話装置の端末であるデジタル専用電話機の側音調節
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のデジタル専用電話機は、
通話回路内の送話側と受話側は独立しているため、デジ
タル専用電話機回路内では側音は発生しない。しかし、
PBX、ボタン電話装置に接続されているもの同志のデ
ジタル専用電話機で通話した場合に側音がないと、通話
の際に違和感が生じるため、デジタル専用電話機の通話
回路内には、送話信号を適度に調節して、受話信号にミ
キシングさせ、側音を発生させる構成をとっている。
【0003】図3は従来例を示す説明図であり、この図
を参照して従来の技術による側音発生について説明す
る。送受器1の送話器から入った音声信号が音声信号に
変換され、送話回路2に入力される。次に、側音発生回
路3で適量値に変換され、受話回路4に入力され、その
出力が送受器1の受話器で音声信号に変換され、側音と
して出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた方
法の場合、一般回線(アナログ網等)を通して、通話し
た場合には、アナログ回線I/F部で生ずる側音とデジ
タル電話機内で発生させている側音がミキシングされる
ため、側音が大きくなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換機からデ
ジタル電話機に対して送出する信号の中に側音調節につ
いてのデータを設け、その信号を受信したデジタル電話
機は、前記側音調節についてのデータに基づいて側音の
レベルを調節することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。前述の問題点を解決するため、デジタル電
話機内に側音量を調整できる回路を設け、それを交換機
からのオーダで切り換える。つまり交換機からアナログ
回線を通して通話する場合には、デジタル電話機へのオ
ーダの中に側音を“無”にするデータが含まれ、デジタ
ル電話機同志の通話の場合には、交換機からデジタル電
話機へのオーダの中に側音を“有”にするデータが含ま
れるようにすることによって、デジタル電話機内の側音
発生の回路を調整でき、側音が必要な時だけ側音が入
り、必要でないときは側音が入らないため、アナログ回
線を通して通話する時に必要以上の側音が入ってしまう
という問題点を解決できる。
【0007】図1は実施の形態の電話機内部構成例の説
明図であり、図2はシステム構成の一例を示す説明図で
ある。この図2は、デジタル電話機10、デジタル電話
機11が、交換機12に接続し、該交換機12がアナロ
グ回線に接続していることを示している。前記デジタル
電話機の内部構成について、図1を用いて説明する。こ
の図1において、13は送受器を示しており、該送受器
13は送話器と受話器を備え、その送話器は送話回路1
4に接続し、受話器は受話回路15に接続している。
【0008】16は本実施の形態のレベル可変回路であ
り、CPU17の制御によりレベルを可変とすることが
でき、交換機からのオーダで、レベルを最小(無)から
数段階上げることが可能な回路である。前記CPU17
は制御部としてはたらき、他の各部をも制御して電話機
を機能させる。前記の送話回路14および受話回路15
はCODEC(コーダ/デコーダ)18に接続し、該C
ODEC18はデータI/F回路19に接続し、該デー
タI/F回路19はデータ線20を介して交換機12に
接続している。
【0009】次に前記構成例により、本発明の側音発生
の一例について説明する。送受器13の送話器から入っ
た音声信号が電気信号に変換され、送話回路14に入力
されて、次にレベル可変回路16に入力される。CPU
17は、交換機12からのオーダに基づいてそのレベル
可変回路16のレベルを調節し、該レベル可変回路16
の出力が受話回路15に入力され、その出力は送受器1
3の受話器で音声信号に変換され、側音として出力され
る。
【0010】従ってレベル可変回路が最小(側音無)に
設定されていれば、受話回路への入力信号は無くなり、
電話機内部で発生させている側音は“無”ということに
なる。デジタル電話機10が、アナログ回線を通して通
話する場合は、アナログ回路I/F部で発生する側音が
あるので、交換機12からのオーダによって、デジタル
電話機10内の側音発生を“無”とし、アナログ回線I
/F部で発生する側音だけをデジタル電話機使用者に聞
かせる。
【0011】また、デジタル電話機10とデジタル電話
機11との通話の場合、交換機12からのオーダによ
り、デジタル電話機10および11ともに、側音発生を
“有”とし、デジタル電話機使用者に適量な側音値を聞
かせることができる。なお、側音のレベルは上述のよう
に有/無のどちらかに調節することとしてもよいが、こ
れに限らず、システム構成や使用状況に応じて数段階の
レベルに調節することとしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、デジタル電
話機が、交換機からのオーダに応じて、発生させる側音
量を調節することとしたため、使用者は常に違和感のな
い快適な通話を行うことが可能となり、アナログ回線を
介する場合であっても、適切な側音量による快適な通話
を行うことができるようになる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す電話機内部構成例の説明図
【図2】システム構成の一例を示す説明図
【図3】従来例を示す説明図
【符号の説明】
10、11 デジタル電話機 12 交換機 13 送受器 14 送話回路 15 受話回路 16 レベル可変回路 17 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話および受話を行う送受話器と、該送
    受話器に接続した送話回路および受話回路とからなるデ
    ジタル電話機において、 送話回路からの信号のレベルを任意に調整し、その信号
    を受話回路へ側音の信号として送出するレベル可変回路
    と、 交換機からの信号がアナログ回線を介しての通話を示す
    場合は、側音を発生させないこととし、そうでない場合
    は側音を発生させるように前記レベル可変回路を制御す
    る制御部を設けたことを特徴とするデジタル電話機。
  2. 【請求項2】 交換機からデジタル電話機に対して送出
    する信号の中に側音調節についてのデータを設け、 その信号を受信したデジタル電話機は、前記側音調節に
    ついてのデータに基づいて、発生させる側音のレベルを
    調節することを特徴とするデジタル電話機の側音調節方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、側音調節についての
    データを、アナログ回線を介する通話か否かを示すもの
    とし、 アナログ回線を介する通話である場合、デジタル電話機
    は側音を発生させないこととし、そうでない場合、その
    デジタル電話機は側音を発生させるようにしたことを特
    徴とするデジタル電話機の側音調節方法。
JP12963096A 1996-05-24 1996-05-24 デジタル電話機およびその側音調節方法 Pending JPH09312685A (ja)

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