JPH09312254A - 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents
走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法Info
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- JPH09312254A JPH09312254A JP8150002A JP15000296A JPH09312254A JP H09312254 A JPH09312254 A JP H09312254A JP 8150002 A JP8150002 A JP 8150002A JP 15000296 A JP15000296 A JP 15000296A JP H09312254 A JPH09312254 A JP H09312254A
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Abstract
ともに光束分割素子を光路中の適切な位置に設けること
によって高集積度のデバイスを容易に製作することがで
きる走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
を得ること。 【解決手段】 照明系からの光束で照明したマスク面上
のパターンを投影光学系によって感光基板面上に該マス
クと該感光基板とを相対的に移動させて走査させながら
投影露光する際、該投影光学系は該マスク面上のパター
ンを第1結像面に第1中間像として形成する第1結像光
学系、該第1中間像を第2結像面に第2中間像として形
成する第2結像光学系、そして該第2中間像を該感光基
板面上に結像させる第3結像光学系を有しており、該第
1結像面又は第2結像面近傍に光束を分割する光束分割
素子を設けていること。
Description
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばエキシマ
レーザ等の波長150nm〜300nm程度の紫外から
真空紫外領域の光を利用してICやLSI等の半導体デ
バイスやCCD等の撮像デバイスや液晶パネル等の表示
デバイスや磁気ヘッド等のデバイスを製造する工程のう
ちリソグラフィー工程に使用される際に好適なものであ
る。
の高集積化がますます加速度を増しており、これに伴う
半導体ウエハの微細加工技術の進展も著しい。この微細
加工技術としてマスク(レチクル)の回路パターン像を
投影光学系により感光基板上に形成し、感光基板をステ
ップアンドリピート方式で露光する縮小露光装置(ステ
ッパー)が種々と提案されている。
回路パターンを所定の縮小倍率を持った投影光学系を介
してウエハ面上の所定の位置に縮小投影して転写を行
い、1回の投影転写終了後、ウエハが載ったステージを
所定の量移動して再び転写を行うステップを繰り返して
ウエハ全面の露光を行っている。
像力が得られ、且つ画面サイズを拡大できる走査機構を
用いたステップアンドスキャン方式の露光装置が種々と
提案されている。このステップアンドスキャン方式の露
光装置ではスリット状の露光領域を有し、ショットの露
光はレチクルとウエハとを走査することにより行ってい
る。そして1つのショットの走査露光が終了すると、ウ
エハは次のショットにステップし、次のショットの露光
を開始している。これを繰り返してウエハ全体の露光を
行っている。
査露光装置を改良し、投影光学系に反射素子と屈折素子
を組み合わせたカタディオプトリック光学系を用いた
り、あるいは屈折素子のみで構成した縮小投影光学系を
用いて、マスクステージと感光基板のステージとの両方
を縮小倍率に応じた速度比で相対走査する投影式の走査
露光装置が種々と提案されている。
は、反射素子と屈折素子とを組み合わせた縮小投影光学
系が提案されている。そしてこの投影光学系を用いた走
査露光方式がSVGL社からステップ&スキャン方式の
投影式の走査露光装置として発表されている。このよう
な走査露光装置は、ICやLSIの微細化に伴う大画面
化を考慮した場合、投影光学系に負荷を与えずに大画面
化を実施できる点で注目されており、マスクステージと
感光基板のステージの走査範囲を大きくとることが可能
であれば、理論的にはどこまでも大画面化が可能とな
る。
ある。
ージ102に真空吸着などで固定されている。マスク1
01は紙面上で左右に平行移動する機能を有しており、
レーザ干渉計等の測長器(不図示)でその動きを制御し
ている。照明光学系112からの光束によってマスク1
01上を照射し、マスク101の原画パターンを有した
光束OPはレンズ系103で集光され、ミラー104で
反射し、レンズ系105で集光され、所定の偏光成分の
みの光束が偏光ビームスプリッタ106を通過し、λ/
4板107を経て凹面ミラー108に導かれる。凹面ミ
ラー108で反射した光束OPは再びλ/4板107を
通り、これにより光束OPは偏光ビームスプリッタ10
6を通過した偏光方向に対して90度回転した偏光方向
を持つようになる為、今度は偏光ビームスプリッタ10
6で反射し、レンズ系109を経て感光基板110上に
マスク101の原画パターン情報を結像している。
に真空吸着などで固定している。感光基板ステージ11
1はマスクステージ102と同様に紙面上で左右に平行
移動する機能を持ち、その移動はやはりレーザ干渉計等
の測長器(不図示)で制御している。走査露光の際に
は、このマスクステージ102と感光基板ステージ11
1を、投影光学系(103〜109)の倍率差分の相対
差を持たせた速度で同時に移動させることにより、大画
面領域を感光基板110に転写している。
学系を用いた走査露光装置においては、偏光ビームスプ
リッター106を使用することにより凹面ミラー108
に入射する光束とその凹面ミラー108に反射される光
束とを分離している。そして凹面ミラー108で反射さ
れた光束が偏光ビームスプリッター106を介してレン
ズ系109により、直接、感光基板110上にマスク1
01の原画パターン情報を結像させる構成をとってい
る。この為、凹面ミラー108から偏光ビームスプリッ
ター106に向かう光束の径が大きくなり、偏光ビーム
スプリッター106のサイズが大型化する傾向があっ
た。
積)のビームスプリッターを用いると、次のような問題
点が生じてくる。 ・硝材の製造や光学特性の均一性の保持が困難となる。 ・ビームスプリッター面における反射率分布の不均一性
により結像性能が劣化してくる。 ・ビームスプリッター内部の吸収率分布の不均一性によ
り結像性能が劣化してくる。
300nm程度の紫外から真空紫外に及び波長域の光を
放射する光源を用いた場合には、硝材の光吸収が大きい
為に投影光学系の硝材厚を低減させる必要があるが、そ
の観点からも大型のビームスプリッターを使用すること
は好ましいことではなかった。
光学系により感光基板(ウエハ)上に該マスクと感光基
板を相対的に走査しながら縮小投影露光する際に、該投
影光学系を適切に設定した複数の結像光学系で構成する
とともに、光束を分割する光束分割素子を光路中の光束
径が小さくなる位置に配置することによって光束分割素
子の小型化を図りつつ、該原画パターンをウエハ面上に
高い解像力で走査露光することのできる走査露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的とす
る。
は、 (1−1)照明系からの光束で照明したマスク面上のパ
ターンを投影光学系によって感光基板面上に該マスクと
該感光基板とを相対的に移動させて走査させながら投影
露光する際、該投影光学系は該マスク面上のパターンを
第1結像面に第1中間像として形成する第1結像光学
系、該第1中間像を第2結像面に第2中間像として形成
する第2結像光学系、そして該第2中間像を該感光基板
面上に結像させる第3結像光学系を有しており、該第1
結像面又は第2結像面近傍に光束を分割する光束分割素
子を設けていることを特徴としている。
屈折力のレンズ系を有した縮小結像系を構成し、前記第
2結像光学系は負の屈折力のレンズ系と凹面ミラーを有
した略等倍結像系を構成し、前記第3結像光学系は正の
屈折力のレンズ系を有した縮小結像系を構成しているこ
と、(1-1-2) 前記光束分割素子はプリズムブロック又は
平行平面板より成っていること、(1-1-3) 前記投影光学
系は縮小系を構成しており、前記マスクと前記感光基板
を該投影光学系の投影倍率に対応した速度比で同期させ
て走査させて投影露光していること等を特徴としてい
る。
成要件(1−1)又は/及び(1-1-1) 〜(1-1-3) のいず
れか1項記載の走査露光装置を用いてデバイスパターン
を感光基板上に転写する段階を有することを特徴として
いる。
施形態1の要部概略図である。
上には原画パターンが形成されており、照明系15から
の直接偏光の光束で照明されている。照明系15はエキ
シマレーザ等の波長150nm〜300nm程度の紫外
から真空紫外領域における光束を放射する光源手段やマ
スク1を均一照明する為のコンデンサーレンズ等の各種
の光学部材を有している。
どで固定されている。マスクステージ2は紙面上で左右
に平行移動する機能を有しており、不図示のレーザ干渉
計等の測長器でその動きを制御している。3はミラーで
あり、マスク1からの光束OPを反射偏向させている。
4は第1結像光学系であり、正の屈折力のレンズを有し
た縮小系より成り、マスク1面上のパターンをミラー3
を介して第1結像面IP1に第1中間像IM1を形成し
ている。
像面IP1に形成した第1中間像IM1からの光束を集
光してプリズムブロックより成る光束分割素子としての
偏光ビームスプリッター6に入射させている。7はレン
ズ系であり、負の屈折力のレンズ、偏光板そしてλ/4
板等を有している。8は正又は負の屈折力のレンズ系で
ある。レンズ系7,8で偏光ビームスプリッター6から
の直接偏光の光束を発散光束として凹面ミラー9に導光
している。凹面ミラー9はレンズ系7,8からの光束を
集光反射している。
7を通過した光束は偏光状態が90度回転した偏光光束
となっている為に、今度は偏光ビームスプリッター6で
反射してレンズ系10に入射している。レンズ系10を
通過した光束で第1結像面IP1に形成した第1中間像
より第2結像面IP2に第2中間像IM2を略等倍に形
成している。レンズ系5,7,8,10そして凹面ミラ
ー9は等倍系の第2結像光学系16の一要素を構成して
いる。
のレンズ系を有した縮小系より成り、第2結像面IP2
に形成した第2中間像よりレジストを塗布した感光基板
(ウエハ)12上に第3中間像を形成している。第1,
第2,第3結像光学系4,16,11は投影光学系の一
要素を構成している。
吸着により保持している。14は感光基板ステージであ
り保持具13を載置している。感光基板ステージ14は
マスクステージ2と同期して同方向である紙面上で左右
に平行移動する機能を持ち、その移動はやはり不図示の
レーザ干渉計等の測長器で制御している。
を第1結像面IP1と第2結像面IP2との間の光路中
で、光束径が比較的小さくなるレンズ系5とレンズ系7
との間に配置し、これによって偏光ビームスプリッター
6の小型化を図っている。又、第1結像光学系4及び第
3結像光学系11で生じる諸収差を、第2結像光学系1
6により上記収差と符号が反転した収差を生じさせるこ
とで、ペッツバール和を減少させて実質的に平坦な像面
を形成している。
マスクステージ2と感光基板ステージ14を、投影光学
系全体の縮小倍率差分だけ相対差を持たせた速度で同時
に移動させることにより、マスク1面上の大画面領域の
パターンを感光基板12に走査露光転写している。
ての縮小投影倍率Nは1/2〜1/20の間にあること
が望ましく、本実施形態では全体として1/4としてい
る。この場合、第1結像光学系4の縮小倍率は略1/2
倍、第2結像光学系16の縮小倍率は略等倍、第3結像
光学系11の縮小倍率は略1/2倍としている。従っ
て、像側のNAが0.6の場合、第2結像光学系16は
NA=0.3の略等倍結像として働き、マスク側のNA
は略0.15となっている。
像光学系の縮小倍率を変更することにより、光学性能を
損なうことなく、全体として他の任意の縮小倍率に変更
することが可能である。
系4は正の屈折レンズ成分を含み、第2結像光学系16
は凹面反射鏡と負の屈折レンズ成分を含み、第3結像光
学系11は正の屈折レンズ成分を含んでいる構成とする
ことで、全系において各結像光学系間のペッツバール和
を補償しており、像面湾曲の補正及び色収差の補正を良
好に行なっている。又、各結像光学系で補正できる収差
(コマ等)は、当然のこととして個別に補正している。
照明光として偏光特性のない光束を用いて偏光ビームス
プリッター6の代わりにハーフミラーから成るビームス
プリッターより構成しても良い。
ある。
リズムブロックより成る偏光ビームスプリッターの代わ
りに光束分割素子として平行平面板から成る偏光ビーム
スプリッター21を用いている点が異なっており、その
他の構成は同じである。
ターを小型の平行平板21に置き換え、これによって製
作が容易で、しかもコストダウンと硝材厚の低減化を計
れるという効果を得ている。
ある。
ズ系31、そして正の屈折力のレンズ系32を有する第
1結像光学系4によってマスク1面上のパターンを第1
結像面IP1に第1中間像IM1を縮小形成しているこ
と。
ラー9を有する第2結像光学系で第1結像面IP1の第
1中間像IM1を第1結像面IP1と略同じ位置の第2
結像面IP2に第2中間像IM2を等倍形成しているこ
と。
レンズ系33、負の屈折力のレンズ系34、そして正の
屈折力のレンズ系35を有する第3結像光学系11で感
光基板12面上に第3中間像を縮小形成していること。
ズ系31とレンズ系33との間の光路中(第3結像光学
系11を構成するレンズ系33とレンズ系34との間の
光路中)に偏光ビームスプリッター32を設けているこ
と。 が異なっており、その他の構成は同じである。本実施形
態では以上のような構成により実施形態1と同様の効果
を得ている。
デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造の
フローチャートである。
計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ
2(マスク製作)では設計した回路パターンを形成した
マスクを製作する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ
5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久
性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体
デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
詳細なフローチャートである。
面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表
面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では
ウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14
(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステ
ップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布す
る。ステップ16(露光)では前記説明した露光装置に
よってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
集積度のデバイスを容易に製造することができる。
上の原画パターンを投影光学系により感光基板(ウエ
ハ)上に該マスクと感光基板を相対的に走査しながら縮
小投影露光する際に、該投影光学系を適切に設定した複
数の結像光学系で構成するとともに、光束を分割する光
束分割素子を光路中の光束径が小さくなる位置に配置す
ることによって光束分割素子の小型化を図りつつ、該原
画パターンをウエハ面上に高い解像力で走査露光するこ
とのできる走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製
造方法を達成することができる。
光学系を原画パターンの第1中間像を形成する第1結像
光学系と、第1中間像から第2中間像を形成する第2結
像光学系と、第2中間像から前記感光基板上に結像する
第3結像光学系より構成し、第1又は第2中間像の近傍
にビームスプリッターを設けることにより、ビームスプ
リッターの小型化による結像性能改善と投影光学系の全
肉厚の低減化を達成している。
の屈折力のレンズ系を含んだ略等倍結像系の構成とする
ことで、前記第1及び第3結像光学系で生じる色収差を
含んだ収差を実質的に良好に補正して、マスクの投影像
を感光基板上に所定投影倍率で走査露光することを容易
にしている。
ト
ト
Claims (5)
- 【請求項1】 照明系からの光束で照明したマスク面上
のパターンを投影光学系によって感光基板面上に該マス
クと該感光基板とを相対的に移動させて走査させながら
投影露光する際、該投影光学系は該マスク面上のパター
ンを第1結像面に第1中間像として形成する第1結像光
学系、該第1中間像を第2結像面に第2中間像として形
成する第2結像光学系、そして該第2中間像を該感光基
板面上に結像させる第3結像光学系を有しており、該第
1結像面又は第2結像面近傍に光束を分割する光束分割
素子を設けていることを特徴とする走査露光装置。 - 【請求項2】 前記第1結像光学系は正の屈折力のレン
ズ系を有した縮小結像系を構成し、前記第2結像光学系
は負の屈折力のレンズ系と凹面ミラーを有した略等倍結
像系を構成し、前記第3結像光学系は正の屈折力のレン
ズ系を有した縮小結像系を構成していることを特徴とす
る請求項1の走査露光装置。 - 【請求項3】 前記光束分割素子はプリズムブロック又
は平行平面板より成っていることを特徴とする請求項1
又は2の走査露光装置。 - 【請求項4】 前記投影光学系は縮小系を構成してお
り、前記マスクと前記感光基板を該投影光学系の投影倍
率に対応した速度比で同期させて走査させて投影露光し
ていることを特徴とする請求項1の走査露光装置。 - 【請求項5】 請求項1,2,3又は4の走査露光装置
を用いてデバイスを製造していることを特徴とするデバ
イスの製造方法。
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