JPH09246179A - 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

Info

Publication number
JPH09246179A
JPH09246179A JP8084784A JP8478496A JPH09246179A JP H09246179 A JPH09246179 A JP H09246179A JP 8084784 A JP8084784 A JP 8084784A JP 8478496 A JP8478496 A JP 8478496A JP H09246179 A JPH09246179 A JP H09246179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflecting mirror
mask
reflected
flux
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8084784A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Takeuchi
誠二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8084784A priority Critical patent/JPH09246179A/ja
Publication of JPH09246179A publication Critical patent/JPH09246179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70225Optical aspects of catadioptric systems, i.e. comprising reflective and refractive elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク上のパターンを感光基板上に高精度に
投影露光することができる投影露光装置及びそれを用い
たデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 照明系からの光束で照明したマスク面上
のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する
際、該投影光学系は該マスク面からの光束の有効光束径
内に入る大きさの光分割面、該光分割面の周囲を通過し
た光束を集光反射する第1反射鏡そして該光分割面で反
射した光束を集光反射する第2反射鏡とを有し、該第
1,第2反射鏡で集光反射した光束を該光分割面で合成
して該感光基板面上に導光していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投影露光装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばICやL
SI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイスや液
晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバイスを
製造する工程のうち、リソグラフィー工程に使用される
際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IC,LSI等の半導体デバイス
が、ますます高集積化されてきている。そしてこれに伴
い、半導体ウエハの製造には、より高精細な微細加工技
術が要求されている。
【0003】この微細加工技術として、従来よりマスク
(レチクル)の回路パターン像を投影光学系により感光
基板上に形成し、感光基板をステップアンドリピート方
式で露光する縮小露光装置(ステッパー)が種々と提案
されている。
【0004】又、これらの投影露光装置のうち、最近で
は高解像力が得られ、且つ画面サイズを拡大できる走査
機構を用いたステップアンドスキャン方式の露光装置
(走査露光装置)も種々と提案されている。
【0005】この他、反射投影光学系を用いた等倍の走
査露光装置を改良し、投影光学系に反射素子と屈折素子
を組み合わせたカタディオプトリック光学系を用いた
り、あるいは屈折素子のみで構成した縮小投影光学系を
用いて、マスクステージと感光基板のステージとの両方
を縮小倍率に応じた速度比で相対走査する投影式の走査
露光装置が種々と提案されている。
【0006】例えば特開昭63−163319号公報で
は、反射素子と屈折素子とを組み合わせた縮小投影光学
系が提案されている。そしてこの投影光学系を用いた走
査露光方式がSVGL社からステップアンドスキャン方
式の投影式の走査露光装置として発表されている。
【0007】図7は従来の走査露光装置の要部概略図で
ある。同図において、マスク101はマスクステージ1
02に真空吸着等で固定されている。マスク102は紙
面上で左右に平行移動する機能を有しており、レーザ干
渉計等の測長器(不図示)で、その動きを制御してい
る。照明光学系112からの光束によってマスク101
上を照射し、マスク101の原画パターンを有した光束
OPはレンズ系103で集光され、ミラー104で反射
し、レンズ系105で集光され、所定の偏光成分のみの
光束が偏光ビームスプリッター106を通過し、λ/4
板107を経て凹面ミラー108に導かれる。凹面ミラ
ー108で反射した光束OPは再びλ/4板107を通
り、これにより光束OPは偏光ビームスプリッター10
6を通過した偏光方向に対して90度回転した偏光方向
を持つようになる為、今度は偏光ビームスプリッター1
06で反射し、レンズ系109を経て感光基板110上
にマスク101の原画パターン情報を結像している。
【0008】感光基板110は感光基板ステージ111
に真空吸着等で固定している。感光基板ステージ111
はマスクステージ102と同様に紙面上で左右に平行移
動する機能を持ち、その移動は、やはりレーザ干渉計等
の測長器(不図示)で制御している。
【0009】走査露光の際には、このマスクステージ1
02と感光基板ステージ111を、両者の速度比が投影
光学系(103〜109)の倍率と同じ比率を示す速度
で同時に移動させることにより、大画面領域を感光基板
と同じ比率を示す。110に転写している。
【0010】図8は反射光学系の代表例としての従来の
天体望遠鏡の光学系の要部断面図である。同図において
71は無限遠にある天体からの光束、72は結像を行う
凹面反射鏡、73は光束を光軸に直角に曲げる反射鏡で
ある。天体からの光束71は反射鏡72,73で反射さ
れたあと、矢印74の方向で接眼レンズを通して観察し
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように反射
鏡を含んだ投影光学系によりマスク面上の原画パターン
をウエハ上に縮小投影する投影露光装置では光束の有効
利用を図る為に偏光ビームスプリッターを用いている。
このときの偏光ビームスプリッターは光束を全て偏光反
射させている為に比較的大型になる傾向がある。
【0012】一般に大きな偏光ビームスプリッターは均
質な硝材を得るのが困難なうえにArFエキシマレーザ
ー等の紫外線を光源とする場合、透過率が低い為に充分
な露光量が得られず、紫外線による硝材の損傷も大きく
なるという問題点があった。
【0013】一方、図8に示した偏光ビームスプリッタ
ーを用いない反射光学系においては光束中に設けた反射
鏡73により光束の全体が結像に寄与できないという問
題点があった。
【0014】本発明は、マスク面上の原画パターンを照
明系からの光束で照明し、該原画パターンを投影光学系
により感光基板(ウエハ)上に縮小投影露光する際に該
投影光学系の各要素を適切に構成することにより該原画
パターンをウエハ面上に高い解像力で投影露光すること
のできる投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造
方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の投影露光装置
は、 (1−1)照明系からの光束で照明したマスク面上のパ
ターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する際、
該投影光学系は少なくとも1つの集光性の反射鏡と、該
反射鏡で反射させた集光光束の光路中に光分割面と最終
透過面に屈折力を有した光学部材とを有していることを
特徴としている。
【0016】(1−2)照明系からの光束で照明したマ
スク面上のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影
露光する際、該投影光学系は該マスク面からの光束の有
効光束径内に入る大きさの光分割面、該光分割面の周囲
を通過した光束を集光反射する第1反射鏡そして該光分
割面で反射した光束を集光反射する第2反射鏡とを有
し、該第1,第2反射鏡で集光反射した光束を該光分割
面で合成して該感光基板面上に導光していることを特徴
としている。
【0017】(1−3)照明系からの光束で照明したマ
スク面上のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影
露光する際、該投影光学系は該マスク面からの光束の有
効光束径内に入る大きさの光分割面と最終透過面に屈折
力を有した光学部材そして該光分割面の周囲及び該光分
割面を通過した光束を集光反射する反射鏡とを有し、該
反射鏡で集光反射した光束を該光分割面と最終透過面を
介して該感光基板面上に導光しているている。
【0018】特に、構成要件(1−1)〜(1−3)に
おいて、(1−3−1)前記光分割面は偏光分波面より
成っていることを特徴としている。
【0019】本発明のデバイスの製造方法は、 (2−1)前述の構成要件(1−1)〜(1−3)を有
する投影露光装置を用いて原画パターンを感光基板上に
形成し、該感光基板を現像処理工程を介してデバイスを
製造していることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図である。同図はIC,LSI等の半導体デバイ
ス,液晶デバイス,CCD等の撮像デバイス,磁気ヘッ
ド等のデバイスを製造する際に用いる投影露光装置の一
部分を示している。
【0021】同図において22は回路パターンが形成さ
れているマスクであり、マスクステージに真空吸着等で
固定している。マスク22はエキシマレーザーや高圧水
銀灯等を有する照明系(不図示)からの光束で照明され
ている。21は集光レンズ(レンズ系)であり、マスク
22からの光束を集光している。11は光束を分割及び
合成するハーフミラー面や偏光分波面を有する光学部材
である。本実施形態では偏光ビームスプリッター等から
成っている。光学部材11はプリズム体より成り、その
内部に光分割面としての偏光分波面23を有している。
以下、光学部材11に偏光ビームスプリッターを用いた
ときについて説明する。12,13は各々同じ焦点距離
を持つ縮小型の反射鏡であり、本実施形態では凹面鏡よ
り成っている。14,20はλ/4波長板、15は光路
長補正素子、16はウエハであり、その面上にマスク2
2に形成されている回路パターンが縮小投影されてい
る。
【0022】次に本実施形態の投影露光装置の結像状態
について説明する。不図示の光源からの光束によりマス
ク22を照明している。マスク22からの光束はレンズ
系21を通って、紙面に垂直な振動面を持った光束17
として左方から右方へ進む。この光束17の断面が偏光
分波面よりも大きくなるようにしている。光束17のう
ち偏光分波面23に入射する内側の光束は反射され、一
方偏光分波面23に入射しない外側の光束はそのまま縮
小反射鏡12の方へ進む。
【0023】偏光分波面23で反射された光束はλ/4
板14を通り、反射鏡13で反射され、λ/4板を通り
光束18として再び偏光ビームスプリッター11に入射
する。このとき光束18はλ/4波長板14を2回通る
為、振動面が90度回転し、偏光状態は紙面に平行とな
り、今度は偏光分波面23を透過し、λ/4板20を介
してウエハ16上に結像する。
【0024】一方、光束17のうち偏光分波面23に入
射しない外側の光束19は光路長補正素子15を通り、
反射鏡12で反射し、光路長補正素子15を介して偏光
分波面23で反射してλ/4板20を通過してウエハ1
6上に結像している。
【0025】本実施形態において光束18は偏光ビーム
スプリッター11を2回通過するが光束19は1回しか
通過しない為双方の光路長に差が出る。光路長補正素子
15は、このときの光束18と光束19との光路長の差
を補正する為に、光束19の光路中に設けている。反射
鏡12と反射鏡13の偏光ビームスプリッター11から
の距離は光路長補正素子15を含めて光路長が等しく、
両方の反射鏡12,13からの光の位相が合うように精
密に調整している。
【0026】具体的には、このときの精密位置合わせ及
び曲率微小補正を、反射鏡13の裏に、例えばピエゾ素
子のように反射鏡13の変位,変形を可能とする素子を
複数備えて行っている。λ/4板20は偏光による結像
特性の偏りをなくす為、偏光ビームスプリッター11の
通過後の光路中に設けている。これはλ/2波長板等、
他の波長板でよい場合もある。
【0027】図示していないが、ウエハ16と偏光ビー
ムスプリッター11の間や反射鏡12,13と偏光ビー
ムスプリッター11との間にレンズエレメントを挿入す
ることも可能であり、レンズ系と反射鏡全体として縮小
投影光学系を構成している。
【0028】本実施形態では偏光分波面23の入射面に
対して垂直な振動面を持つ偏光が反射するような偏光ビ
ームスプリッターを用いたが、グラントムソンプリズム
のように入射面に対して平行な振動面を持つ偏光を反射
する偏光ビームスプリッターとそのような偏光を用いて
も同じ効果が得られる。
【0029】本実施形態では以上の構成により、偏光ビ
ームスプリッター11の偏光分波面23の縮小化を図り
つつ、マスク22面上の回路パターンをウエハ16面上
に縮小投影している。そして公知の現像処理工程を介し
てデバイスを製造している。
【0030】図2は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べて、光学部
材33の光分割面で反射される光束側の反射鏡を省略
し、光学部材33の最終透過面40aに正又は負の屈折
力を付与した点が異なっており、その他の構成は同じで
ある。
【0031】同図において33は光分割面と最終透過面
に屈折力を有した光学部材であり、光分割面は偏光分波
面より成っている。光学部材33はプリズム体より成っ
ており、その内部に偏光分波面(偏光ビームスプリッタ
ー面)40を設けている。34は縮小型の反射鏡、32
はレンズ系、35,36は各々λ/4波長板、37はウ
エハ、31はマスクである。
【0032】不図示の光源からの紙面に平行な振動面の
光束はマスク31を照明している。マスク31からの光
束はレンズ系32を通って紙面に平行な振動面を持った
光束38として左から右へ進み光学部材33に入射す
る。
【0033】この光束38は光学部材33の偏光分波面
40を通過する偏光光となっている為、光学部材33に
入射した光束は全て通過する。そして光束38はλ/4
板35を介して反射鏡34で集光されて、又λ/4板3
5を介して紙面に垂直な偏光光束39として光学部材3
3に入射し、今度は偏光分波面40で反射する。そして
λ/4板36を介してウエハ37面上に結像している。
【0034】λ/4板36は偏光による結像特性の偏り
をなくす為、光学部材33の偏光分波面の通過後の光路
中に設けている。これはλ/2波長板等、他の波長板で
よい場合もある。
【0035】図示していないが、ウエハ37と光学部材
33の間や反射鏡34と光学部材33の間にレンズエレ
メントを挿入することも可能であり、レンズ系と反射鏡
全体として縮小投影光学系を構成している。
【0036】本実施形態では偏光分波面40の入射面に
対して平行な振動面を持つ偏光が透過するよう光学部材
33を用いたが、グラントムソンプリズムのように入射
面に対して垂直な振動面を持つ偏光を透過する光学部材
とそのような偏光を用いても同じ効果が得られる。
【0037】図3は本実施形態における光学部材33の
偏光分波面40近傍の拡大断面図である。本光学部材を
製作する際、斜面に沿って上下の透明部材81,82の
面ずれが発生しないように2枚の部材83,84で挟
み、更にエッジ部87,88が波面に悪影響を与えない
よう、透明部材81,82の材質の屈折率nとインデッ
クスマッチングした接着剤85,86で隙間を埋めて構
成している。尚、透明部材82の最終透過面40aには
正又は負の屈折力を付与している。
【0038】図4(A),(B)は本発明の実施形態2
に適用可能な光学部材近傍の要部断面図である。図中4
1,45は各々光学部材、43,47はウエハである。
【0039】光束は実施形態2の反射鏡で反射され、そ
の後、偏光分波面42,46でウエハ方向に反射され
る。そのとき光学部材41,45の最終面44,48に
屈折力を与えている。
【0040】図4(A)では最終面44に正の屈折力を
与え、図4(B)では最終面48に負の屈折力を与えて
いる。これにより投影光学系としての諸収差の補正を容
易にしている。
【0041】尚、以上の各実施形態においてマスク及び
感光基板を投影光学系の光軸と垂直面内において投影光
学系の投影倍率に対応させて同期して走査して露光する
ようにしてもよい。この他、マスク又は感光基板のうち
一方を走査して露光するようにしてもよい。
【0042】次に上記説明した投影露光装置を利用した
デバイスの製造方法の実施例を説明する。
【0043】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローチャートである。
【0044】本実施例においてステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
【0045】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0046】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0047】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0048】図6は上記ステップ4のウエハプロセスの
詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
【0049】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0050】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0051】尚本実施例の製造方法を用いれば高集積度
のデバイスを容易に製造することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、マスク面
上の原画パターンを照明系からの光束で照明し、該原画
パターンを投影光学系により感光基板(ウエハ)上に縮
小投影露光する際に該投影光学系の各要素を適切に構成
することにより該原画パターンをウエハ面上に高い解像
力で投影露光することのできる投影露光装置及びそれを
用いたデバイスの製造方法を達成することができる。
【0053】この他本発明によれば、反射鏡への光束の
一部しか偏光分波面を通過しない構成なので、偏光分波
面を小さくでき、結果として反射屈折型の投影光学系の
硝材厚さを薄くすることが可能となる。即ちArFエキ
シマレーザー等の紫外線を光源に用いても透過率が高
く、劣化の少ない投影光学系が可能となる。又光束の中
央がけられることもなく、精密な結像が実現されるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】本発明の実施形態2の要部概略図
【図3】図2の一部分の拡大説明図
【図4】本発明の実施形態2の一部分の説明図
【図5】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図6】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図7】従来の走査型の投影露光装置の要部概略図
【図8】従来の反射光学系の要部概略図
【符号の説明】
22,31,51 マスク 21,32,53,55,59 レンズ系 11,33,41,45,56 偏光ビームスプリッ
ター 23,40,42,46 偏光分波面 12,13,34,58,72 縮小反射鏡 14,20,35,36,57 λ/4波長板 16,37,43,47,60 ウエハ 73 反射鏡

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明系からの光束で照明したマスク面上
    のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する
    際、該投影光学系は少なくとも1つの集光性の反射鏡
    と、該反射鏡で反射させた集光光束の光路中に光分割面
    と最終透過面に屈折力を有した光学部材とを有している
    ことを特徴とする投影露光装置。
  2. 【請求項2】 照明系からの光束で照明したマスク面上
    のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する
    際、該投影光学系は該マスク面からの光束の有効光束径
    内に入る大きさの光分割面、該光分割面の周囲を通過し
    た光束を集光反射する第1反射鏡そして該光分割面で反
    射した光束を集光反射する第2反射鏡とを有し、該第
    1,第2反射鏡で集光反射した光束を該光分割面で合成
    して該感光基板面上に導光していることを特徴とする投
    影露光装置。
  3. 【請求項3】 照明系からの光束で照明したマスク面上
    のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する
    際、該投影光学系は該マスク面からの光束の有効光束径
    内に入る大きさの光分割面と最終透過面に屈折力を有し
    た光学部材そして該光分割面の周囲及び該光分割面を通
    過した光束を集光反射する反射鏡とを有し、該反射鏡で
    集光反射した光束を該光分割面と最終透過面を介して該
    感光基板面上に導光していることを特徴とする投影露光
    装置。
  4. 【請求項4】 前記光分割面は偏光分波面より成ってい
    ることを特徴とする請求項1,2又は3の投影露光装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項記載の投影
    露光装置を用いてデバイスを製造していることを特徴と
    するデバイスの製造方法。
JP8084784A 1996-03-13 1996-03-13 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 Pending JPH09246179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084784A JPH09246179A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8084784A JPH09246179A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09246179A true JPH09246179A (ja) 1997-09-19

Family

ID=13840332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8084784A Pending JPH09246179A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09246179A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004515796A (ja) * 2000-02-24 2004-05-27 エイエスエムエル ユーエス, インコーポレイテッド マイクロリソグラフィ用の紫外線偏光ビームスプリッタ
EP1426825A2 (en) * 2002-12-02 2004-06-09 ASML Holding N.V. Catadioptric lithographic projection apparatus with a non-inverting beamsplitter system
WO2013080996A1 (ja) * 2011-11-30 2013-06-06 株式会社オーク製作所 反射屈折型投影光学系およびそれを備えた投影露光装置
US8908269B2 (en) 2004-01-14 2014-12-09 Carl Zeiss Smt Gmbh Immersion catadioptric projection objective having two intermediate images
US8913316B2 (en) 2004-05-17 2014-12-16 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with intermediate images
US9772478B2 (en) 2004-01-14 2017-09-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with parallel, offset optical axes

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004515796A (ja) * 2000-02-24 2004-05-27 エイエスエムエル ユーエス, インコーポレイテッド マイクロリソグラフィ用の紫外線偏光ビームスプリッタ
JP2007294979A (ja) * 2000-02-24 2007-11-08 Asml Us Inc マイクロリソグラフィ用の紫外線偏光ビームスプリッタ
EP1426825A2 (en) * 2002-12-02 2004-06-09 ASML Holding N.V. Catadioptric lithographic projection apparatus with a non-inverting beamsplitter system
EP1426825A3 (en) * 2002-12-02 2006-02-22 ASML Holding N.V. Catadioptric lithographic projection apparatus with a non-inverting beamsplitter system
US7199862B2 (en) 2002-12-02 2007-04-03 Asml Holding N.V. Beam-splitter optics design that maintains an unflipped (unmirrored) image for a catadioptric lithographic system
CN100458566C (zh) * 2002-12-02 2009-02-04 Asml控股股份有限公司 保持折反射光刻系统以无翻转(非镜面)像的分束器光学设计
US9772478B2 (en) 2004-01-14 2017-09-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with parallel, offset optical axes
US8908269B2 (en) 2004-01-14 2014-12-09 Carl Zeiss Smt Gmbh Immersion catadioptric projection objective having two intermediate images
US9019596B2 (en) 2004-05-17 2015-04-28 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with intermediate images
US8913316B2 (en) 2004-05-17 2014-12-16 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with intermediate images
US9134618B2 (en) 2004-05-17 2015-09-15 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with intermediate images
US9726979B2 (en) 2004-05-17 2017-08-08 Carl Zeiss Smt Gmbh Catadioptric projection objective with intermediate images
WO2013080996A1 (ja) * 2011-11-30 2013-06-06 株式会社オーク製作所 反射屈折型投影光学系およびそれを備えた投影露光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0137348B1 (ko) 반사 및 굴절광학 시스템 및 이를 이용한 투사노광장치
US7206060B2 (en) Illumination optical system, exposure apparatus, and device fabrication method with a polarizing element and an optical element with low birefringence
US20050280796A1 (en) Illumination optical system and method, and exposure apparatus
JP2001185480A (ja) 投影光学系及び該光学系を備える投影露光装置
US20030053217A1 (en) Illumination apparatus, exposure apparatus using the same, and device fabricating method
US7232233B2 (en) Catoptric reduction projection optical system and exposure apparatus using the same
JP2003107354A (ja) 結像光学系および露光装置
JP2750062B2 (ja) 反射屈折型光学系及び該光学系を備える投影露光装置
KR100575499B1 (ko) 반사굴절 리소그래피 시스템용 플립(미러링)되지 않은이미지를 유지하는 빔 스플리터 광학계 설계
US6666560B2 (en) Reflection type demagnification optical system, exposure apparatus, and device fabricating method
US7064806B2 (en) Illumination optical system and exposure apparatus
JP2003218026A (ja) リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
TW200817843A (en) Exposure apparatus and device manufacturing method
JP3352325B2 (ja) 走査露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP2003043223A (ja) 結晶材料で形成されたビームスプリッターおよび波長板、並びにこれらの結晶光学部品を備えた光学装置、露光装置並びに検査装置
JPH09246179A (ja) 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
EP1418468A2 (en) Projection optical system and exposure apparatus
JP2003100622A (ja) 照明装置、およびそれを用いた露光装置、デバイス製造方法
JPH0685385B2 (ja) 露光方法
JP2007189079A (ja) 照明光学系、当該照明光学系を有する露光装置及びデバイス製造方法
JPH07135145A (ja) 露光装置
JPH09213618A (ja) 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP3244869B2 (ja) 露光装置
JP4819419B2 (ja) 結像光学系、露光装置及びデバイス製造方法
JP2006162453A (ja) 測定方法及び装置、露光装置、並びに、デバイス製造方法