JPH09312123A - 無接点接触器 - Google Patents

無接点接触器

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JPH09312123A
JPH09312123A JP8127577A JP12757796A JPH09312123A JP H09312123 A JPH09312123 A JP H09312123A JP 8127577 A JP8127577 A JP 8127577A JP 12757796 A JP12757796 A JP 12757796A JP H09312123 A JPH09312123 A JP H09312123A
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JP
Japan
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printed circuit
terminal
circuit board
case
contactless contactor
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Application number
JP8127577A
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English (en)
Inventor
Koji Okubo
幸治 大久保
Tomio Shimizu
都美雄 清水
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板固定用の専用部品を省略しコスト
ダウンをはかる。 【解決手段】ケース21の底部側にケース内方に向く台
片52,53が突設され、カバー20の内壁に前記台片
側に向くボス50,51が突設され、プリント基板4
5,46が台片52,53とボス50,51とで挟持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、逆阻止三端子サ
イリスタによって主回路の開閉が行われる無接点接触器
に関する。
【0002】
【従来の技術】無接点接触器は、機械的な接触器におい
て見られるような接点の消耗が皆無であり、頻繁な開閉
に耐えることができることから誘導電動機回路の開閉を
始め、各種負荷回路の開閉に用いられている。この無接
点接触器は、ソリッドステートリレー(SSR)とも呼
ばれ、サイリスタ素子が絶縁樹脂中に埋め込まれたもの
からなり、長寿命で、かつ、信頼性の高い接触器であ
る。
【0003】図14は、無接点接触器の構成例を示す回
路図である。図14において、三相の無接点接触器1の
各相の主回路端子2,3間に逆並列接続された逆阻止三
端子サイリスタ15がそれぞれ介装され、このサイリス
タ15のゲート端子間に電子制御回路6が接続されてい
る。電子制御回路6は、操作入力端子12に接続された
整流回路4と、この整流回路4の出力側に接続された電
圧検出回路5と、この電圧検出回路5に発光ダイオード
11を介して接続されたホトカプラ10と、ホトカプラ
10のうち上側の三個の出力側に接続された点弧回路7
と、ホトカプラ10の下側の一個の出力側に接続され補
助端子14が出力される補助無接点スイッチ13よりな
る。また、無接点接触器1は、二個のサイリスタ15の
ゲート端子間に接続されたサージ吸収回路8、およびサ
イリスタ15のアノード端子とカソード端子間に接続さ
れたスナバ回路9よりなる保護回路43を備えている。
サイリスタ15は、アノード端子とカソード端子とゲー
ト端子との三端子を備えたサイリスタ素子であり、逆並
列に接続することにより交流電流を開閉するものであ
る。電子制御回路6は、サイリスタ15の点弧を制御す
るものであり、整流回路4は、操作入力端子12に入力
された交流電圧を直流電圧に変換して電圧検出回路5に
出力するものである。電圧検出回路5は、規定値以上の
電圧が入力されたときに作動してホトカプラ10に直流
電流を出力するものである。発光ダイオード11は、電
圧検出回路5から直流電流が出力されたときに発光し、
ホトカプラ10は、電圧検出回路5から直流電流が入力
されたときに作動して信号を点弧回路7および補助無接
点スイッチ13に出力するものである。また、点弧回路
7は、ゼロクロス回路を内蔵し、主回路端子2,3間の
電圧が零電圧の位相でサイリスタ15が点弧する信号を
出力するものである。また、保護回路43のサージ吸収
回路8は、例えば、抵抗とコンデンサとの直列回路と、
セラミックサージアブソーバとの並列回路からなり、一
方、スナバ回路9は、例えば、ダイオードと抵抗との並
列回路と、コンデンサとの直列回路とからなる。補助無
接点スイッチ13も、三端子のサイリスタ素子からな
り、ホトカプラ10からの信号をゲート端子に受けるこ
とによりアノード端子とカソード端子間を導通させ、補
助端子14間が開閉するようになっている。
【0004】次に、図14の動作について説明する。操
作入力端子12に交流電圧を入力させると、整流回路4
が直流に変換して電圧検出回路5に直流電圧が入力され
る。この直流電圧が規定値以上の場合、電圧検出回路5
がホトカプラ10に直流電流を出力するので、ホトカプ
ラ10が動作し、信号が点弧回路7および補助無接点ス
イッチ13に出力される。これによって、点弧回路7が
サイリスタ15のゲート端子に信号を送るので、サイリ
スタ15のアノード端子とカソード端子との間が導通し
主回路端子2,3間が閉成される。一方、補助無接点ス
イッチ13も動作するので、補助端子14間が開閉され
る。操作入力端子12への入力電圧を遮断させると、電
圧検出回路5が電圧不足を検知するので、ホトカプラ1
0への入力電圧を停止させる。それによって、点弧回路
7がサイリスタ15の点弧を停止させるので主回路端子
2,3間が開成される。一方、補助無接点スイッチ13
も開成するので、補助端子14間も開閉される。なお、
補助端子14は、無接点接触器1の開閉動作状態を離れ
た所で監視したり、無接点接触器1の開閉と同期させて
他の機器を動作させるためなどに使用される。
【0005】図15は、図14の無接点接触器を用いた
三相誘導電動機の運転回路図である。無接点接触器1の
三相三個の主回路端子2がそれぞれ三相の電源16に接
続され、一方、三相三個の主回路端子3がそれぞれ三相
誘導電動機17に接続されている。また、操作入力端子
12に操作スイッチ19を介して交流電源18が接続さ
れている。図15において、操作スイッチ19を投入す
ると、操作入力端子12に交流電圧が入力され、三相誘
導電動機17に電源16からの交流電圧が投入される。
【0006】なお、操作入力端子12には、直流電圧を
入力するタイプのものもあり、その場合は、図15の交
流電源18を直流電源にする。なお、図14の無接点接
触器1は交直両用であるが、整流回路4が省略されたタ
イプのものを選んでもよい。図16は、従来の無接点接
触器1の全体構成を示す斜視図である。絶縁性のケース
21の外側縁端に負荷側の主回路端子3が配されてい
る。ケース21の上部は、絶縁性のカバー20で覆われ
ケース21に固定されている。ケース21の外側縁端に
は、後述するプリント基板に搭載された端子ブロック1
2Aが露出して配され、この端子ブロック12Aに操作
入力端子12、補助端子14がそれぞれ取り付けられて
いる。ケース21内部には、図14で示した回路部品が
収納され、覗き穴22がカバー20の上部に貫通してい
る。ケース21の外側縁端の反主回路端子3側には、図
16では見えない電源側の主回路端子2(図15)が配
されている。覗き穴22のケース21内部側には、図1
4で示した発光ダイオード11が配され、無接点接触器
1の動作状態をケース21の外側から監視できるように
なっている。
【0007】図17は、図16のC−C断面図である。
ケース21下部に放熱用の銅ベース26が配され、この
銅ベース26の上にモジュール25が置かれている。モ
ジュール25は、内部に図示されていないサイリスタ1
5(図14)が配され樹脂モールドされたものである。
サイリスタのアノード端子およびカソード端子から端子
導体23,24A,24が引き出され、各主回路端子
2,3にねじ止めされている。ケース21のカバー20
側には、三枚のプリント基板27,28,29が互いに
平行に、かつ、間隔を置いて収納されている。プリント
基板27,28に図示されていない電子制御回路6(図
14)の部品類が搭載され、プリント基板29の下面に
図示されていない保護回路43(図14)の部品類が搭
載されている。プリント基板29からは接続片38が引
き出され、スナバ回路9(図14)が主回路端子2,3
に接続されている。
【0008】図18は、図17のプリント基板の固定構
造を示す一部破砕斜視図である。ケース内部に側板3
0,31が立てられ、側板30,31に嵌合穴32が明
けられている。この嵌合穴32にプリント基板28,2
9の突起部58が嵌め込まれている。プリント基板27
は、その一方が側板31の嵌合穴32に嵌め込まれ、端
子ブロック12Aが搭載されたプリント基板27の他方
が側板31の上部に嵌め込まれている。なお、接続片3
8は、後で詳述されるが、プリント基板29と主回路端
子3とを導電接続するためのものである。
【0009】図19(A)は、図18のD矢視図であ
り、図19(B)は、図19(A)のE矢視図である。
ただし、端子ブロックと接続片とは図示が省略されてい
る。側板30,31の下部は、それぞれモジュール25
に固定されている。図20(A)は、図17における上
下のプリント基板同士が電気的に接続する構成を示す要
部断面図であり、図20(B)は、20(A)のA矢視
図である。図20の(A)および(B)において、プリ
ント基板28は、下面に導電性のランド36(銅箔部)
がプリントされた基板であり、プリント基板29は、上
面に導電性のランド35(銅箔部)がプリントされた基
板であり、いずれのプリント基板も片面のプリント基板
である。プリント基板28,29には、ランド36,3
5のある部分にピン穴34が貫通している。導電性の接
続ピン37の両端37Aがそれぞれピン穴34に通さ
れ、接続ピン37の両端37Aが半田33でランド3
6,35に固着されている。
【0010】図21は、図17におけるプリント基板が
主回路端子に導電接続される構成を示す要部側面図であ
り、図22(A)は図21のB矢視図、図22(B)は
図21のC矢視図である。図21において、接続片38
の上端がプリント基板29に半田付けされ、接続片38
の下端は端子導体24の上に配され、図17のようにね
じ止めされる。端子導体24の下面には、ケース側に固
定されたナット39が配され、接続片38の穴40と端
子導体24の端子穴44とに図示されていないねじが通
されてねじ止めされる。図22の(A)および(B)に
おいて、接続片38は、端子導体24と当たる部分が幅
広くなっており、穴40から少しずれた位置でプリント
基板29側に立ち上がっている。これは、後述されるゲ
ート端子の接触板を避けるためである。
【0011】図23は、図17におけるモジュール内の
端子導体の構成を示す概略断面図である。図17ではモ
ジュール25内の構成や接触板41は図示されなかった
が、モジュール25内にはサイリスタ15が埋め込まれ
アノード端子またはカソード端子からの端子導体23,
24Aが引き出されている。端子導体23が主回路端子
3でねじ止めされ、端子導体24Aは、端子導体24を
介して主回路端子2でねじ止めされている。一方、サイ
リスタ15からはゲート端子15Aが端子導体15Bを
介して引き出されている。接触板41が、この端子導体
15Bに半田付けされるとともに、プリント基板29側
に立ち上がっている。接触板41のプリント基板29側
は、チューリップコンタクト41Aになっており、プリ
ント基板29側から立ち下げられた接続導体42がチュ
ーリップコンタクト41Aに挟持されている。その他
は、図17の構成と同じである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、プリント基板の固定用に側板と
言う部品が必要であった。すなわち、図18で説明され
たように、プリント基板27,28,29の固定だけを
目的として二枚の側板30,31が必要であり、部品点
数が多くコストもかかっていた。
【0013】また、前述したような従来の装置の接続ピ
ンは、隣接するプリント基板に一定した角度(直角)で
半田付けすることが困難であるとともに、片面プリント
基板側のランドを狭くすることができなかった。すなわ
ち、図20に示したように、接続ピン37を半田付けす
る際にプリント基板28,29に対して正確に直角に固
定することができず傾斜ができる可能性があった。その
ために、半田付けの盛りつけが一定せず、半田接合強度
にばらつきが生じていた。また、片面プリント基板29
側の半田接合強度を増すためにランド35を広くし、半
田付けの面積を大きくしていた。そのために、プリント
基板29の省スペース化を困難にしていた。
【0014】さらに、前述したような従来の装置の接続
片は、主回路端子にねじ止めする際に接続片の寸法公差
が大きく、プリント基板側に応力か残り易いと言う問題
があった。すなわち、図21に示したように、接続片3
8は、折り曲げ部品なので、その角度や寸法公差がどう
しても大きくなる。したがって、形状のばらつきが生じ
易く、接続片38の穴40のところで端子導体24とと
もにねじ止めされると、その寸法公差を吸収できないの
で接続片38のプリント基板29側が曲げられて半田3
3に応力が発生する。それによって、接続片38の半田
付け部の機械的強度にばらつきが生じていた。
【0015】さらに、前述したような従来の装置のゲー
ト端子に半田付けされる接続片は、一方端をチューリッ
プコンタクトと言う複雑な形状にしていた。すなわち、
図23に示したように、接続片41の上端をチューリッ
プコンタクト41Aにしていたために、そのばね形状の
加工に多大に時間がかかっていた。また、チューリップ
コンタクト41Aの相手側の接続導体42も必要であ
り、部品の製作に多大のコストがかかっていた。
【0016】そこで、本発明の第一の目的は、プリント
基板専用の固定部品を省略することにあり、第二の目的
は、接続ピンを安定した角度で半田付け可能にするとと
もに片面プリント基板のランド面積が小さくてもよいよ
うにすることにあり、第三の目的は、接続片がプリント
基板側の半田付け部に応力がかからないようにすること
にあり、第四の目的は、接続片のチューリップコンタク
トおよび相手側の接続導体を使わないようにすることに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、請求項1記載の発明によれば、逆並列接続さ
れた複数の逆阻止三端子サイリスタをケースの下部に固
着し、このサイリスタを点弧制御する電子制御回路およ
び保護回路を搭載した複数枚のプリント基板を前記サイ
リスタの上部側に配置して一体化し、前記複数枚のプリ
ント基板をカバーで覆ってなる無接点接触器において、
前記ケースの側壁側にケース底部側から上方に向く台片
が突設され、カバーの内壁に前記台片側に向くボスが突
設され、前記複数枚のプリント基板が台片とボスとで挟
持されたものとする。それによって、台片がケースと一
体に形成されるとともに、ボスがカバーと一体に形成さ
れれば、プリント基板の固定用としての専用部品が不要
になる。
【0018】また、かかる構成において、台片のボス側
が階段状に形成され、ボスの先端部が前記各段に対向し
て配され、台片の段とボスの先端部との間にプリント基
板が挟持されたものとしてもよい。それによって、複数
のプリント基板を平行に、かつ、所定の間隙を保って固
定する場合に、一個の台片で複数のプリント基板を固定
することができ、台片の数が減り構造が簡単になる。
【0019】また、第二の目的を達成するために、請求
項3記載の発明によれば、逆並列接続された複数の逆阻
止三端子サイリスタをケースの下部に固着し、このサイ
リスタを点弧制御する電子制御回路および保護回路を搭
載した複数枚のプリント基板を前記サイリスタの上部側
に配置して一体化し、前記複数枚のプリント基板をカバ
ーで覆ってなる無接点接触器であって、前記複数枚のプ
リント基板は互いに平行に、かつ間隔を置いて配され、
それぞれのプリント基板の表面には導電性のランドがプ
リントされるとともに前記ランド内にピン穴が貫通さ
れ、前記複数枚のプリント基板のうち、片面プリント基
板とこの片面プリント基板に隣接する片面または両面プ
リント基板とのそれぞれのピン穴に導電性の接続ピンが
通され、接続ピンの両端がそれぞれのランドに半田付け
されてなる無接点接触器において、前記接続ピンが直線
軸の一方端が折り曲げられて全体的にΓ字状に形成さ
れ、片面プリント基板に一方の幅が他方の幅より長い細
長ランドが形成され、ピン穴が細長ランドの長幅方向に
二つ並べて設けられ、細長ランド内の一方のピン穴に接
続ピンの直線軸を通すとともに、細長ランド内のもう一
方のピン穴に接続ピンのΓ字状に折れ曲がった側の先端
部分を通し、接続ピンが細長ランド内の二つのピン穴の
それぞれの位置で半田付けされてなるものとする。それ
によって、Γ字状の折れ曲がった部分を片面プリント基
板の面に押し当てて半田付けすれば、接続ピンを安定し
た角度で半田付けすることができる。また、細長ランド
内の二個所に半田付けされるので、接続ピンの半田付け
部分の強度が増す。さらに、ランドが細長くなるので、
片面プリント基板の省スペース化が可能になる。
【0020】また、第三の目的は、請求項4記載の発明
によれば、逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイリ
スタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧制
御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚の
プリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一体
化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってなる
無接点接触器であって、前記サイリスタのアノード端子
あるいはカソード端子がケース外側の縁端に配された主
回路端子に電気的に接続され、前記プリント基板のピン
穴に導電性の接続片の一方端が貫通するとともに半田付
けされ、接続片の他方端が主回路端子に導電接続されて
なる無接点接触器において、接続片がプリント基板と主
回路端子との間の途中でS字状に形成されたものとす
る。それによって、S字状の部分がばねになるので、接
続片に寸法公差が多少あっても接続片のプリント基板側
の半田付け部には殆ど応力が発生しなくなる。
【0021】また、第四の目的は、請求項5記載の発明
によれば、逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイリ
スタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧制
御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚の
プリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一体
化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってなる
無接点接触器であって、導電性の接触板の一方端がプリ
ント基板の導電接続されるとともに、接触板の他方端が
サイリスタのゲート端子に半田付けされてなる無接点接
触器において、接触板の一方端がプリント基板のピン穴
に貫通するとともに半田付けされ、前記接触板の途中部
分に嵌合可能であるとともに長さ方向がプリント基板側
に向けられた溝を備えた保持部が前記ケースに突設さ
れ、この溝に接触板が嵌め込まれてなるものとする。そ
れによって、接触板が保持部の溝によって固定されると
ともにプリント基板側へ案内され、接触板の一方端がプ
リント基板に導電接続される。したがって、従来必要で
あったチューリップコンタクトおよび相手側の接続導体
が不要になる。
【0022】また、かかる構成において、接触板の途中
部分に凸部が設けられるとともに、前記凸部に係合可能
な凹部が保持部に形成された溝のプリント基板側の終端
面に設けられてなるものとしてもよい。それによって、
接触板が保持部の溝から外れ難くなり、接触板が保持部
に強固に係止されるようになる。しかも、接触板の取り
付けは、凸部と凹部との嵌合だけなので作業が非常に簡
単である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる無接点
接触器の全体構成を示す平面図であり、図2は図1のG
矢視図である。図1において、絶縁性のケース21外側
の右側縁端に負荷側の主回路端子3が、左側縁端に電源
側の主回路端子2がそれぞれ配されている。ケース21
の上部は、ケース21に固定された絶縁性のカバー20
で覆われ、カバー20には前述されたように発光ダイオ
ードの点滅を確認するための覗き穴22が貫通してい
る。ケース21の外側の縁端には、さらに端子ブロック
12Aが露出して配され、この端子ブロック12Aに操
作入力端子12、補助端子14がそれぞれ取り付けられ
ている。ケース21内部には、図14で示した回路部品
が収納されている。図2において、主回路端子3がケー
ス21の下部側から外部に引き出されている。
【0024】図3は、図1のF−F断面図である。ケー
ス21下部に放熱用の銅ベース26が配され、この銅ベ
ース26の上にモジュール25が置かれている。モジュ
ール25は、内部に図示されていないサイリスタ15
(図14)が配され樹脂モールドされたものである。サ
イリスタのアノード端子およびカソード端子から端子導
体23,24Bが引き出され、各主回路端子2,3にね
じ止めされている。ケース21のカバー20側には、二
枚のプリント基板45,46が互いに平行に、かつ、間
隔を置いて収納されている。後で詳述されるが、プリン
ト基板46からは接続片48が引き出され、プリント基
板46の下面に取り付けられた図示されていないスナバ
回路の部品類が主回路端子2,3に接続されている。ま
た、モジュール25内部のサイリスタのゲ−ト端子から
引き出された接触板49が、ケース21側から突設され
た絶縁性の保持部47に支えられ、上部のプリント基板
46に半田付けされている。さらに、プリント基板45
と46との間が接続ピン54を介して電気的に接続され
ている。
【0025】図3において、プリント基板45の上面に
は図示されていない電子制御回路の部品類が、プリント
基板46の下面には図示されていない保護回路の部品類
がそれぞれ搭載されている。図17の従来の装置では、
三枚のプリント基板が使用されていたが、図3の構成で
はプリント基板が一枚減らされている。図4は、図1の
H−H断面図である。ケース21に突起部21Aが形成
され、この突起部21Aに嵌合可能な嵌合穴20Aがカ
バー20に形成されている。突起部21Aを嵌合穴20
Aに嵌め込むことによって、カバー20がケース21に
固定される。カバー20の内壁に複数のボス50,51
が下方に向けて突設されるとともに、ケース21の底部
に複数の台片52,53が上方に向けて突設され、ボス
50,51と台片52,53との間にプリント基板4
5,46が介装されている。
【0026】図5は、請求項1記載の発明の一実施例を
示し、図1の一部破砕斜視図である。ボス50,51の
下部先端を尖らせ、ボス50の突設長の方がボス51の
それより大きくしてある。また、ボス50は、プリント
基板45に明けられた穴45を貫通してプリント基板4
6側へ到達するように構成されている。台片52,53
の上端面は階段状に形成され、その階段面52B,53
Bにプリント基板46が、階段面52Aにプリント基板
45がそれぞれ載置されている。階段面53Bの上部に
プリント基板46を介してボス50が配され、階段面5
2Aの上部にプリント基板45を介してボス51が配さ
れるようになっている。
【0027】図5において、カバー20の嵌合穴に突起
部21Aを嵌合させると、プリント基板45,46がボ
ス50,51と台片52,53とによって挟持され、プ
リント基板45,46が固定される。ボス50,51お
よび台片52,53をそれぞれカバー20、ケース21
と一体してに製作しておけば、プリント基板45,46
の固定用の専用部品は一切不要になる。
【0028】なお、図5において、台片52,53は必
ずしも階段状になっていなくてよい。台片52,53の
上端面がそれぞれボス50,51の下端部に対向してい
れば、プリント基板45,46を台片52,53とボス
50,51とで挟持することができる。台片52,53
の上端面を階段状にすることによって、二枚のプリント
基板45,46を同時に挟持することができ、台片の数
が減り構造が簡単になる。また、図5の構成は、二枚の
プリント基板を挟持した例であるが、プリント基板が3
枚以上の場合であっても、複数のボスをプリント基板に
貫通させるとともに、各ボスの先端部にそれぞれのプリ
ント基板を介して台片を対向させれは、専用の固定部品
を用意することなしに3枚以上のプリント基板でも挟持
することができる。
【0029】図6は、請求項3記載の発明の一実施例を
示し、図6(A)は、図3における二枚のプリント基板
同士が電気的に接続された構成を示す要部断面図であ
り、(B)は図6(A)のJ矢視図である。図6の
(A)および(B)において、プリント基板46は、上
面に導電性のランド55(銅箔部)がプリントされた基
板であり、プリント基板45は、下面に導電性のランド
36(銅箔部)がプリントされた基板であり、いずれの
基板も片面のプリント基板である。プリント基板45に
は、ランド36のある部分にピン穴34が貫通してい
る。一方、プリント基板46には、細長ランド55のあ
る部分に二つのピン穴34A,34Bが貫通している。
導電性の接続ピン54が直線軸54Cの下端が折り曲げ
られて全体的にΓ字状に形成され、Γ字状に折り曲げて
形成され、接続ピン54の直線軸54Cがピン穴34
A,34に通されるとともに、接続ピン54のΓ字状に
折り曲がった先端分54Bがピン穴34Bに通され、接
続ピン54の両端が半田33でランド36と細長ランド
55にそれぞれ固着されている。
【0030】図6の(A)において、接続ピン54のΓ
字状に折れ曲がった部分の内側54Aをプリント基板4
6に押し当てて半田付けすれば、接続ピン54の直線軸
54Cを安定した角度、すなわち、プリント基板45,
46に必ず直角に半田付けすることができる。そのため
に、半田付けの機械強度のばらつきが小さくなる。接続
ピン54が細長ランド55の長幅側の二個所で半田付け
されるので、半田付けの機械強度も増す。さらに、ラン
ドが細長くなるので、片面プリント基板46の省スペー
ス化が可能になる。なお、図6の(A)において、プリ
ント基板45の方は、片面プリント基板であっても、両
面プリント基板であってもよい。
【0031】図7は、請求項4記載の発明の一実施例を
示し、図3におけるプリント基板が主回路端子に導電接
続される構成を示す要部側面図である。図8(A)は図
7のI矢視図、図8(B)は図7のK矢視図である。図
7において、接続片48の上端がプリント基板46に半
田付けされ、接続片48の下端は端子導体24Bの上に
配され、図3のようにねじ止めされる。端子導体24B
の下面には、ケース側に固定された互いに一体の端子5
6とナット57が配され、接続片48の貫通穴48Bと
端子導体24の端子穴58と端子56の穴59とに図示
されていないねじが通され、端子56に固着されたナッ
ト57を介してねじ止めされている。接続片48は、プ
リント基板46と端子導体24Bとの間の途中でS字状
に形成されている。
【0032】図8の(A)および(B)において、接続
片48は、端子導体24Bと当たる部分が幅広くなって
おり、貫通穴48Bから少しずれた位置でプリント基板
46側に立ち上がっている。これは、サイリスタのゲー
ト端子の接触板49(図3)を避けているためである。
接続片48が途中でS字状に形成されているので、それ
がばねになり、接続片48に寸法公差が多少あってもそ
のずれが吸収され接続片48のプリント基板46側の半
田付け部には殆ど応力が発生しなくなる。それによっ
て、半田付け部の機械的強度のばらつきが小さくなる。
【0033】図9は、請求項5記載の発明の一実施例を
示し、図3におけるモジュール内の端子導体の構成を示
す断面図である。図3ではモジュール25内の構成や接
触板49は図示されなかったが、モジュール25内には
サイリスタ15が埋め込まれアノード端子またはカソー
ド端子からの端子導体23,24Bが引き出されてい
る。端子導体23は主回路端子3で、端子導体24Bは
主回路端子2でそれぞれねじ止めされている。一方、サ
イリスタ15からはゲート端子15Aが端子導体15B
を介して引き出されている。接触板49は、下部の一方
端が端子導体15Bに半田付けされ、上部の他方端がプ
リント基板46側の図示されていないピン穴に貫通して
半田付けされている。接触板49の途中は、ケース21
から突設された保持部47に支えられてプリント基板4
6側に立ち上がっている。その他は、図3の構成と同じ
である。
【0034】図10は、図9の保持部47だけを取り出
して示した図であり、それぞれ(A)は図9のR矢視
図、(B)は図10(A)のL矢視図である。図10の
(A)および(B)において、保持部47がケース21
から突設され、この保持部47に右面側に長さ方向が縦
方向に向いた溝47Cが形成されている。溝47Cの上
部終端面には、溝47Cの両側に凹部47Bが形成さ
れ、溝47Cの下部47Dは開口幅が多少狭くなってい
る。
【0035】図11は、図9の接触板49だけを取り出
して示した図であり、それぞれ(A)は図9のR矢視
図、(B)は図11(A)のM矢視図である。図11の
(A)および(B)において、接触板49がL字状に形
成され、接触板49の途中に二つの凸部49A,49B
が形成されている。接触板49の上部先端部49Cは丸
く形成されている。
【0036】図12は、図9の保持部47に接触板49
が嵌め込まれた状態を示した図であり、それぞれ(A)
は図9のR矢視図、(B)は図12(A)のP矢視図で
ある。また、図13(A)は図12(B)のQ−Q断面
図、図13(B)は図12(A)のN−N断面図であ
る。図12(A)および図13(A)において、保持部
47の立ち上がり部が溝47C内に納められ、保持部4
7下部水平部の図示されていない右端がサイリスタのゲ
ート端子に接続される。図12(B)および図13
(B)において、接触板49の凸部49Aが凹部47B
の両方に嵌合して係止され、凸部49Bが狭くなった溝
47Dに嵌め合いで固定されている。接触板の先端部4
9Cは、図9のようにプリント基板45のピン穴に貫通
され半田付けされる。したがって、接触板として、従来
必要であったチューリップコンタクトおよび相手側の接
続導体が不要になり、コストの低減が可能になる。接触
板49の固定は、凸部49Bだけでもよいが、凸部49
Aを凹部47Bに係止させることにより、接触板49が
保持部47から外れ難くなり、接触板49が保持部47
に強固に固定されるようになる。さらに、凸部49Aと
凹部47Bとの嵌合だけなので、接触板49の取り付け
作業は非常に簡単である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ケースの
側壁側にケース底部側から上方に向く台片が突設され、
カバーの内壁に前記台片側に向くボスが突設され、プリ
ント基板が台片とボスとで挟持されたものとするとよ
い。それによって、プリント基板の固定用としての部品
が不要になり、装置のコストが低減される。この場合、
台片が階段状に形成され、ボスの先端部が前記各段に対
向して配され、台片の段とボスの先端部との間でプリン
ト基板が挟持される。それによって、複数のプリント基
板を固定する場合でも一個の台片で固定することがで
き、構造が簡単になるとともに台片の数が減り、コスト
がさらに低減される。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、プリ
ント基板同士を電気的に接続する接続ピンが直線軸の一
方端が折り曲げられて全体的にΓ字状に形成され、片面
プリント基板側に一方の幅が他方の幅より長い細長ラン
ドが形成され、ピン穴が細長ランドの長幅方向に二つ並
べて設けられる。それによって、接続ピンを安定した角
度で半田付けすることができるとともに細長ランド内の
二個所に半田付けされるので、接続ピンの半田付け部分
の強度が増す。さらに、ランドが細長くなるので、片面
プリント基板の省スペース化が可能になる。
【0039】また、請求項4記載の発明によれば、接続
片がプリント基板と主回路端子との間の途中でS字状に
形成される。それによって、接続片のプリント基板との
半田付け部の機械的強度のはらつきが小さくなる。ま
た、請求項5記載の発明によれば、接触板の一方端がプ
リント基板のピン穴に貫通するとともに半田付けされ、
前記接触板の途中部分に嵌合可能であるとともに長さ方
向がプリント基板側に向けられた溝を備えた保持部が前
記ケースに突設され、この溝に接触板が嵌め込まれる。
それによって、従来必要であったチューリップコンタク
トおよび相手側の接続導体が不要になり、コストが低減
される。この場合、接触板の途中部分に凸部が設けられ
るとともに、凸部に係合可能な凹部が保持部に形成され
た溝のプリント基板側の端面に設けられる。それによっ
て、接触板が保持部に強固に係止され、しかも、凸部と
凹部との嵌合だけなので接触板の取り付け作業が非常に
簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる無接点接触器の全体
構成を示す平面図
【図2】図1のG矢視図
【図3】図1のF−F断面図
【図4】図1のH−H断面図
【図5】請求項1記載の発明の一実施例を示す図1の一
部破砕斜視図
【図6】請求項3記載の発明の一実施例を示し、(A)
は、図3における二枚のプリント基板同士が電気的に接
続された構成を示す要部断面図であり、(B)は図6
(A)のJ矢視図
【図7】請求項4記載の発明の一実施例を示し、図3に
おけるプリント基板が主回路端子に導電接続される構成
を示す要部側面図
【図8】(A)は図7のI矢視図、(B)は図7のK矢
視図
【図9】請求項5記載の発明の一実施例を示し、図3に
おけるモジュール内の端子導体の構成を示す断面図
【図10】図9の保持部だけを取り出して示した図であ
り、それぞれ(A)は図9のR矢視図、(B)は図10
(A)のL矢視図
【図11】図9の接触板だけを取り出して示した図であ
り、それぞれ(A)は図9のR矢視図、(B)は図11
(A)のM矢視図
【図12】図9の保持部に接触板が嵌め込まれた状態を
示した図であり、それぞれ(A)は図9のR矢視図、
(B)は図12(A)のP矢視図
【図13】(A)は図12(B)のQ−Q断面図、
(B)は図12(A)のN−N断面図
【図14】無接点接触器の構成例を示す回路図
【図15】図14の無接点接触器を用いた三相誘導電動
機の運転回路図
【図16】従来の無接点接触器の全体構成を示す斜視図
【図17】図16のC−C断面図
【図18】図17のプリント基板の固定構造を示す一部
破砕斜視図
【図19】(A)は図18のD矢視図であり、(B)は
図19(A)のE矢視図
【図20】(A)は図17における隣り合うプリント基
板同士が電気的に接続された構成を示す要部断面図であ
り、(B)は図20(A)のA矢視図
【図21】図17におけるプリント基板が主回路端子に
導電接続される構成を示す要部側面図
【図22】(A)は図21のB矢視図、(B)は図21
のC矢視図
【図23】図17におけるモジュール内の端子導体の構
成を示す概略断面図
【符号の説明】
1:無接点接触器、2,3:主回路端子、4:整流回
路、5:電圧検出回路、6:電子制御回路、7:点弧回
路、8:サージ吸収回路、9:スナバ回路、10:ホト
カプラ、11:発光ダイオード、12:操作入力端子、
13:補助無接点スイッチ、14:補助端子、15:サ
イリスタ、15A:ゲート端子、15B,23,24,
24A,24B:端子導体、17:三相誘導電動機、1
8:交流電源、19:操作スイッチ、20:カバー、2
0A,32:嵌合穴、21:ケース、、21A,58:
突起部、22:覗き穴、25:モジュール、26:銅ベ
ース、27,28,29,45,46:プリント基板、
30,31:側板、33:半田、3434A,34B:
ピン穴、35,36:ランド、37,54:接続ピン、
38,48:接続片、39,57:ナット、40,5
9,48B:穴、41,49:接触板、42:接続導
体、43:保護回路、44,58:端子穴、47:保護
部、47B:凹部、47C,47D:溝、49A,49
B:凸部、49C:先端部、50,51:ボス、52,
53:台片、52A,52B,53A,53B:階段
面、54B:先端部、54C:直線軸、55:細長ラン
ド、56:端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイ
    リスタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧
    制御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚
    のプリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一
    体化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってな
    る無接点接触器において、前記ケースの側壁側にケース
    底部側から上方に向く台片が突設され、カバーの内壁に
    前記台片側に向くボスが突設され、前記複数枚のプリン
    ト基板が台片とボスとで挟持されたことを特徴とする無
    接点接触器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、台片のボ
    ス側が階段状に形成され、ボスの先端部が前記各段に対
    向して配され、台片の段とボスの先端部との間にプリン
    ト基板が挟持されたことを特徴とする無接点接触器。
  3. 【請求項3】逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイ
    リスタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧
    制御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚
    のプリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一
    体化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってな
    る無接点接触器であって、前記複数枚のプリント基板は
    互いに平行に、かつ間隔を置いて配され、それぞれのプ
    リント基板の表面には導電性のランドがプリントされる
    とともに前記ランド内にピン穴が貫通され、前記複数枚
    のプリント基板のうち、片面プリント基板とこの片面プ
    リント基板に隣接する片面または両面プリント基板との
    それぞれのピン穴に導電性の接続ピンが通され、接続ピ
    ンの両端がそれぞれのランドに半田付けされてなる無接
    点接触器において、前記接続ピンが直線軸の一方端が折
    り曲げられて全体的にΓ字状に形成され、片面プリント
    基板に一方の幅が他方の幅より長い細長ランドが形成さ
    れ、ピン穴が細長ランドの長幅方向に二つ並べて設けら
    れ、細長ランド内の一方のピン穴に接続ピンの直線軸を
    通すとともに、細長ランド内のもう一方のピン穴に接続
    ピンのΓ字状に折れ曲がった側の先端部分を通し、接続
    ピンが細長ランド内の二つのピン穴のそれぞれの位置で
    半田付けされてなることを特徴とする無接点接触器。
  4. 【請求項4】逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイ
    リスタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧
    制御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚
    のプリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一
    体化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってな
    る無接点接触器であって、前記サイリスタのアノード端
    子あるいはカソード端子がケース外側の縁端に配された
    主回路端子に電気的に接続され、前記プリント基板のピ
    ン穴に導電性の接続片の一方端が貫通するとともに半田
    付けされ、接続片の他方端が主回路端子に導電接続され
    てなる無接点接触器において、接続片がプリント基板と
    主回路端子との間の途中でS字状に形成されたことを特
    徴とする無接点接触器。
  5. 【請求項5】逆並列接続された複数の逆阻止三端子サイ
    リスタをケースの下部に固着し、このサイリスタを点弧
    制御する電子制御回路および保護回路を搭載した複数枚
    のプリント基板を前記サイリスタの上部側に配置して一
    体化し、前記複数枚のプリント基板をカバーで覆ってな
    る無接点接触器であって、導電性の接触板の一方端がプ
    リント基板の導電接続されるとともに、接触板の他方端
    がサイリスタのゲート端子に半田付けされてなる無接点
    接触器において、接触板の一方端がプリント基板のピン
    穴に貫通するとともに半田付けされ、前記接触板の途中
    部分に嵌合可能であるとともに長さ方向がプリント基板
    側に向けられた溝を備えた保持部が前記ケースに突設さ
    れ、この溝に接触板が嵌め込まれてなることを特徴とす
    る無接点接触器。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のものにおいて、接触板の
    途中部分に凸部が設けられるとともに、前記凸部に係合
    可能な凹部が保持部に形成された溝のプリント基板側の
    終端面に設けられてなることを特徴とする無接点接触
    器。
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