JPH066439Y2 - 無接点接触器 - Google Patents

無接点接触器

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JPH066439Y2
JPH066439Y2 JP10290486U JP10290486U JPH066439Y2 JP H066439 Y2 JPH066439 Y2 JP H066439Y2 JP 10290486 U JP10290486 U JP 10290486U JP 10290486 U JP10290486 U JP 10290486U JP H066439 Y2 JPH066439 Y2 JP H066439Y2
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JP
Japan
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circuit
thyristor
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contactor
control circuit
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都美雄 清水
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は誘導電動機等のように頻繁な始動・停止に用
いられるサイリスタ素子をもった無接点接触器に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
無接点スイッチは機械的なスイッチに対し、電気的機械
的損耗部がなく頻繁な開閉に耐えうるから三相誘導電動
器をはじめ各種負荷の開閉に用いられている。従来、三
相誘導電動器の始動・停止には第6図に示すような構成
の無接点リレー(通常ソリッドステートリレーと呼ばれ
以下SSRという)1を用いる方法が知られている。第6
図において、SSR1は出力端子2,3を有する逆素子
3端子サイリスタ(以下SCRという)4,5を主接点
とし、これらのSCR4,5を各ゲートに接続された電
子制御回路60で制御する。電子制御回路60は点弧回
路6とホトカプラ8を備え、点弧回路6はSCR4,5
がほぼ0位相から導通するようにゼロクロス回路7を有
する。この点弧回路6はホトカプラ8のホトトランジス
タに接続され、ホトカプラ8の発光ダイオード側は入力
回路9を介して入力端子10,11に接続されている。
このようなSSR1は例えば第7図に示すようにSSR
とSSRの2個を用い、出力端子2をそれぞれ三相
電源のR相とT相に接続し、それぞれの出力3とS相を
三相誘導電動機に接続して主回路を構成し、両SSRの
入力端子10,11を互いに並列に接続してスイッチS
Wを介して直流電源Bに接続し、このスイッチSWを開
閉してSSR,SSRを導通または不導通にして電
動機12を始動・停止させる。SSRは3個用いて各相
に挿入することもある。
ところで、SSRのパワー部(SCR)と電子制御回路
60とはパワー部(SCR)の放熱性を良くするためお
よびパワー部(SCR)と熱が電子制御回路に伝達され
ないようにするためにパワー部と電子制御回路とを分離
して配置される。このためにSCRのゲート電極と電子
制御回路のゲートトリガ信号を送出する端子とを接続す
る際ゲートリード線を長くしてこのゲートリード線をひ
きまわしたりしなければならずゲートリード線とカソー
ド電極との接触を防止する等煩雑な設計を強いられると
いう欠点を有する。
また、パワー部(SCR)の定格電流はサイリスタ素子
のサイズで異なるため定格により数種類のパワー部が用
意される。そして電子制御回路も入力回路の電圧,点弧
回路の機能によって変化するため、SSR本体の機能は
それぞれの仕様にあわせパワー部(SCR)と電子制御
回路部を半田付接続して組合わせることで達成される。
しかしながら半田付接続には以下の欠点がある。
(1)電子制御回路部とパワー部を半田付で接続すると、
パワー部,電子制御回路部の仕様変更は半田付部を外さ
なければできないため手間がかかる。
(2)SSC組立後の特性確認試験での不良の修正におい
て、電子制御回路部,パワー部の半田付部を外さなけれ
ば分解できないため、作業に時間がかかる。
(3)電子制御回路部とパワー部の半田付作業時、誤って
半田ゴテをケースに当ててしまい高価なパワー部を外観
不良にする恐れがある。
〔考案の目的〕
この考案の目的は従来装置の欠点を除去し組立が容易で
生産管理が簡単な無接点接触器を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案の要点は、複数の逆阻止3端子サイリスタを逆
並列接続してケースの下部に固着し、前記サイリスタを
点弧制御する電子制御回路部を搭載したプリント基板を
前記サイリスタの上部側に配置して一体化した無接点接
触器において、L字状の長辺側先端にサイリスタのゲー
トリード線のからげ部を有し短辺側先端に接触子部を有
し前記サイリスタのゲートとプリント基板とを接続する
中継金具を設け、プリント基板の前記中継金具の接触子
部に対応する位置に接触子部と接して電気的に接続され
る端子板を設け、前記サイリスタからなるパワー部と電
子制御回路部とを中継金具を介して半田付なしで接続可
能にした点にある。
〔考案の実施例〕
この考案による三相無接点接触器の一実施例を第1図な
いし第4図にもとづいて詳細に説明する。まずこの無接
点接触器の結線図を第4図に示し、図において、主回路
の各相接触器を構成する3個のSCR4a,5a,4b,5b,
4c,5cのそれぞれの端子2,3は主回路のR相,S相,
T相に接続される。各SCR4a,5a,4b,5b,4c,5cの
ゲートに接触子19を介して接続される電子制御回路6
0は発光ダイオード14と、4個のホトカプラ8a,8b,
8c,8dの各発光ダイオード側で総て直列に接続されて入
力回路9,電圧検出回路13を有する整流回路12を介
して入力端子10,11に接続されている。3個のホト
カプラ8a,8b,8cのホトトランジスタ側にはゼロクロス
回路7、点弧回路6およびサージ吸収回路15が接続さ
れ、この各点弧回路6の出力がそれぞれのSCR4a,5
a,4b,5b,4c,5cのゲートに接触子19を介して伝達
されている。ホトカプラ8dのホトトランジスタ側には
補助無接点スイッチ18が接続され、この補助無接点スイ
ッチ18の出力側が補助端子16,17に接続されてい
る。
このような回路からなる三相無接点接触器は、第1図に
示すようにケース21に組込んで収納され、カバー22
が被せられている。ケース21の内部には、主回路の三
相分に相当する逆並列接続されたSCR4a,5a,4b,5
b,4c,5c(図ではSCR4a,5aのみを示している)の
サイリスタ4a,5aがそれぞれカソード電極板23
a,23bとアノード電極板24a,24bに挟まれて
放熱用銅ベース25上にセラミック板26を介して固定
され、ケース21の底部に収納されている。このケース
21の一方の相対する辺にはそれぞれの辺に沿って主回
路端子部21aを設けてこの主回路端子部21aに電源側の端
子板2aと負荷側の端子板3aがそれぞれ配置され、端
子板2aにSCR4aのアノード電極板24aがそして端子
板3にSCR5aのアノード電極板24bに接続されてい
る。各SCR4a,5a,4b,5b,4c,5cを収納したケース
21の底部には樹脂100を充填して絶縁を強化し、耐
環境性を高めている。各SCR4a,5a,4b,5b,4c,5c
の上部には3個のプリント基板27,28,29がそれ
ぞれ設けられ、プリント基板27はプリント基板28に
固定され、プリント基板28はケース21に固定され、
プリント基板29はカバー22に固定されている。プリ
ント基板27にはサージ吸収回路15,点弧回路6が搭
載され、プリント基板29にはホストカプラ8a,8b,8
c,8d、電圧検出回路13を含む整流回路12、補助無
接点スイッチ18などがそれぞれ搭載されており、これ
により電子制御回路部60が形成されている。そしてプ
リント基板28,29の間は接続片32、プリント基板
28とケース底部のSCRのゲート電極との間は後述す
る中継金具50でそれぞれ電気的に接続され、カバー2
2が被せられている。各ホトカプラ8a,8b,8c,8dと直
列に接続されたホトダイオード14は最上段のプリント
基板29に搭載され、カバー22の覗き窓22aから目視で
きるようにされているから、この接触器の動作をこの覗
き窓22aから光の点滅で知ることができる。
SCR4aを構成するサイリスタ素子4aはアノード電極
板24aとカソード電極板23aに挟まれて半田付固定され、
SCR5aを構成するサイリスタ素子5aはアノード電極
板24bとカソード電極板23bに挟まれて半田付固定されて
いる。SCR4aのカソード電極板23aとSCR5aのアノ
ード電極板24bとが接続され、そしてSCR5aのカソー
ド電極板23bとSCR4aのアノード電極24aとが接続され
SCR4a,5aが逆並列接続されている。
ケース21内に収納されたSCRのゲートリード線とプ
リント基板28との電気的接続について第2図および第
3図を用いて説明する。
第2図はケースの斜視図を示し、各SCRのゲートリー
ド線とプリント基板28とを接続する中継金具50の配
置図を示し、第3図は中継金具50の拡大図である。中継
金具50は接触子部51の位置がずれないように設けた
ケース21の凸部211に形成した溝212と接触子部51の
下部の圧入部52が、そしてゲートリード線GRをから
げ半田付する端子部53の下部の圧入部54に対応する
ケース21に設けた溝213とがそれぞれ圧入で嵌合固定
されている。電子制御回路部60のプリント基板28の
中継金具50の接触子部51に対応する部分には、該接
触子部51が貫通できるような孔281を設け、この孔281
の上部にコ字状の端子板70を搭載しプリント基板28
の点弧回路に接続された導電パターンに半田付を行ない
固定する。このように構成することによりSCRが収納
されたパワー部SCと電子制御回路部60とが組合わさ
れたとき、該中継金具50の接触子部51は、プリント
基板28に設けた孔281を貫通し、該孔281の上部に固定
されている端子板70を挾み込んだ状態になり電子制御
回路部60とパワー部のSCRが接続された状態とな
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、サイリスタからなるパワー部と電子
制御回路部とを中継金具を介して中継金具の接触子部に
プリント基板の端子板を差し込むのみで電気的に接続す
ることができ、また中継金具の接触子部からプリント基
板の端子板を外すのみで電子制御回路部をパワー部から
分離することができるのでSSC組立後の特性確認試験
時の電子制御回路部,パワー部の不良に対しても敏速に
対応することができる。
また、通電電流の定格により異なるパワー部と入力回路
の電圧,点弧回路の機能により異なる電子制御回路部と
をそれぞれ別のラインで組立を並行でき、これは製造の
最終段階で両者の結合ができることを意味し、数多くの
種類のSSCの完成品を在庫する必要がなく、また仕様
変更にも容易に対応できるなどの生産管理上も大きなメ
リットが得られ顧客からの短納期の要求にも応じられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案による三相無接点接触器の
一実施例を示し、第1図は正面縦断面図、第2図はケー
スの要部斜視図、第3図は中継金具の拡大図、第4図は
無接点接触器の結線図、第5図および第6図はそれぞれ
従来の無接点コンタクタを示し、第5図はその結線図、
第6図は第5図のコンタクタを用いた三相誘導電動機の
運転回路図である。 4a,5a,4b,5b,4c,5c……サイリスタ、60……電子制
御回路部、6……点弧回路、12……整流回路、13……電
圧検出回路、18……補助無接点スイッチ、27,28,29…
…プリント基板、50……中継金具、51……接触子部、53
……からげ部、70……端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の逆阻止3端子サイリスタを逆並列接
    続してケースの下部に固着し、前記サイリスタを点弧制
    御する電子制御回路を搭載したプリント基板を前記サイ
    リスタの上部側に配置して一体化した無接点接触器にお
    いて、L字状の長辺側の先端にサイリスタのゲートリー
    ド線のからげ部を有し短辺側先端に接触子部を有し前記
    サイリスタのゲートとプリント基板とを接続する中継金
    具を設け、プリント基板の前記中継金具の接触子部に対
    応する位置に接触子部と接して電気的に接続される端子
    板を設けたことを特徴とする無接点接触器。
JP10290486U 1986-07-04 1986-07-04 無接点接触器 Expired - Lifetime JPH066439Y2 (ja)

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