JPH09311245A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JPH09311245A
JPH09311245A JP12813896A JP12813896A JPH09311245A JP H09311245 A JPH09311245 A JP H09311245A JP 12813896 A JP12813896 A JP 12813896A JP 12813896 A JP12813896 A JP 12813896A JP H09311245 A JPH09311245 A JP H09311245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
adapter
connector
optical connector
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12813896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2776372B2 (ja
Inventor
Yuji Sato
祐司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8128138A priority Critical patent/JP2776372B2/ja
Publication of JPH09311245A publication Critical patent/JPH09311245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2776372B2 publication Critical patent/JP2776372B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光コネクタ同士の接続において、架のバック
ボードに取り付けたアダプタとパッケージに取り付けた
フローティングコネクタの挿抜動作の確実性を向上さ
せ、またフローティングコネクタとバックボード裏面側
プッシュオンコネクタとの光コネクタの接続信頼性を向
上させる。 【解決手段】 光コネクタ同士の接続において、フロー
ティングコネクタのフローティング機構を構成する4枚
の円弧状板バネにエンボスまたは平坦部を形成すること
によって光コネクタの挿抜取り扱い性を向上させ、また
フローティングコネクタとアダプタに係止機構を組み込
むことによって光コネクタの接続信頼性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止機構を持つ光
コネクタに関し、特にパッケージとバックボードを接続
する係止機構を持つ光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平04−215608には、図11
(a)(b)(c)に示すように、フェルールを格納し
たプラグ104を4枚の板バネ108によって支えるこ
とで、アダプタ101挿入時の自動調心機能を持たせた
光コネクタが揚げられている。
【0003】このコネクタは、架に納められるバックボ
ード107とパッケージ106に取り付けられ、バック
ボード107とパッケージ106間およびバックボード
107の裏面側コネクタとの接続に使用される。
【0004】図11(a)に示すように、フローティン
グコネクタ103とアダプタ101の中心軸が合ってい
ないときでも、パッケージ106の挿入動作により、図
11(b)に示すようにプラグ104のテーパー部11
0とアダプタ101のテーパー部109が当接すると、
板バネ108を変形させながら、図11(c)のように
プラグ104がガイドポスト111に支えられながらア
ダプタ101の中に挿入されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、外部
から力が加わっていないときのプラグの向きが一定方向
に定まらないので、架にパッケージを挿入することによ
る光コネクタのアダプタへの挿入が確実に行えないこと
である。
【0006】その理由は、プラグを支えているのが円弧
状に曲げた4枚の板バネであり、プラグは対向するバネ
の円弧部分に挟まれているだけなのでバネとの接触面積
が小さく、プラグの傾きを中立位置に復帰するためのモ
ーメントが発生しにくいためである。
【0007】このコネクタの使用状態は、パッケージ端
に取り付けたフローティングコネクタを架に挿入し、バ
ックボードに取り付けたアダプタにフローティングコネ
クタのプラグを挿入させ、バックボードの裏面側のプッ
シュオンコネクタと接続させる様になっている。
【0008】アダプタにプラグを正しく挿入するために
位置合わせは正確かつ確実に行わなければならないが、
位置誤差は架の寸法精度などから1〜2ミリしか許容さ
れない。
【0009】人の手によるパッケージ操作などにより許
容範囲外の位置誤差が生じるとアダプタとプラグが不正
に衝突するので挿入出来なかったり、場合によってはフ
ェルールを破損することもある。
【0010】しかし、特開平04−215608の光コ
ネクタでは位置誤差を吸収する機構はあるものの、この
機構が十分ではないため、プラグがコネクタの中立位置
から傾いた位置で安定してしまうことがある。
【0011】図12の従来例の光コネクタ挿入失敗を説
明する概略断面図(a)(b)を参照すると、図12
(a)のように傾いた位置でプラグ104が安定してし
まった場合、このままパッケージ106を架に挿入する
と、図12(b)のようにプラグ104先端の位置が位
置誤差の許容範囲外に位置してしまうため、アダプタ1
01にプラグ104が不正に衝突してしまい挿入ができ
ない。
【0012】第2の問題点は、アダプタに挿入されたプ
ラグが抜けてきて、光コネクタの接続信頼性を低下させ
る恐れがあることである。
【0013】その理由は、アダプタとプラグの挿入接続
において独自の係止機構が存在しないため、パッケージ
の反りやゆがみによって発生する寸法変化の影響から、
光コネクタ同士の接続に必要な押し付け力が低下するた
めである。
【0014】アダプタを挟んで接続される光コネクタの
フェルール同士には、光接続を安定させるために常に押
し付け力を働かせているが、特開平04−215608
の光コネクタではプッシュオンコネクタとアダプタは独
自の係止機構でこの押しつけ力を支えているものの、フ
ローティングコネクタのプラグとアダプタには係止機構
が存在しないので、パッケージのフローティングコネク
タを取り付けた端面とは反対側の端面に架との係止機構
を設けて押し付け力を支えていた。
【0015】このため、フェルールの押し付け力が光コ
ネクタの接続中、常にパッケージに加わっているためパ
ッケージの反りやゆがみが発生することがある。
【0016】第3の問題点は、パッケージに実装して光
コネクタ同士の接続を行ったとき、パッケージに実装し
た他の部品の信頼性に悪影響を与える恐れがあることで
ある。
【0017】その理由は、光コネクタの接続中は、パッ
ケージに光コネクタの押し付けバネの圧縮負荷が掛かっ
たまま保持されるため、パッケージ自身や他の実装部品
へのストレスの影響など、信頼性が問題となるためであ
る。
【0018】特開平04−215608の光コネクタで
は押しつけのバネはコネクタ内に含まれるが係止構造を
もっておらず、光コネクタの係止はパッケージの光コネ
クタ側ではない他端で架に係止していた。
【0019】このため、光コネクタの押し付けバネによ
る圧縮負荷が常にパッケージに掛かっており、この力に
よってパッケージには反りやゆがみが発生する。
【0020】これらの力はパッケージに半田付けされて
いる他の実装部品にも同様に加わることになり、実装部
品の信頼性に影響を与えることとなる。
【0021】また、この光コネクタを1つのパッケージ
に複数個実装した場合には、更に大きな負荷がパッケー
ジに掛かることとなり問題の度合いも大きくなる。
【0022】本発明の目的のひとつは光コネクタの特性
・性能向上である。
【0023】その他の目的として、光コネクタの動作の
確実性向上があり、さらに操作性向上も目指す。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の光コネクタは、
アダプタ(図3の2)を用いフローティングコネクタ
(図3の1)とプッシュオンコネクタ(図3の3)の接
続を確実に行う。
【0025】より具体的には、パッケージ端部に取り付
けたフローティングコネクタ(図3の1)と、バックボ
ードの裏面側のプッシュオンコネクタ(図3の3)を、
バックボードの表裏からアダプタ(図3の2)を介して
接続させる。
【0026】バックボードの貫通孔に取り付けたアダプ
タ(図3の2)に、バックボードの裏面側からプッシュ
オンコネクタ(図3の3)を直接操作して挿入し、パッ
ケージの端部に取り付けたフローティングコネクタ(図
3の1)は架にパッケージを挿入することで間接的にア
ダプタ(図3の2)に挿入する。
【0027】パッケージ側のフローティングコネクタは
(図3の1)、プラグ(図2の4)の周囲を4方から支
持するエンボス付き板バネ(図2の9)を4枚有してお
り、無荷重時にこの4枚の板バネ(図2の9)がプラグ
(図2の4)の位置と向きを一定方向に安定させるの
で、アダプタ(図3の2)との嵌合位置合わせを正確に
行うことができる。
【0028】パッケージ側のフローティングコネクタ
(図3の1)には、アダプタ(図3の2)との嵌合を維
持または、解除する係止機構を有している。
【0029】より具体的には、バックボードに取り付け
たアダプタ(図3の2)とパッケージの端部に取り付け
たフローティングコネクタ(図3の1)の係止機構の作
動および解除を、架にパッケージを挿抜することで行
う。
【0030】係止機構を作動させフローティングコネク
タ(図3の1)とアダプタ(図3の2)の嵌合を維持さ
せるには、パッケージの端部に取り付けたフローティン
グコネクタ(図3の1)をバックボードに取り付けたア
ダプタ(図3の2)に挿入する。
【0031】フローティングコネクタ(図4(a)の
1)をアダプタ(図4(a)の2)に挿入すると、係止
機構の爪(図4(a)の10)がアダプタの斜面(図4
(a)の11)に接触しプラグ(図4(b)の4)の内
側へ押し込まれ、フローティングコネクタ(図4(b)
の1)は更にアダプタ(図4(b)の2)に挿入され
る。
【0032】フローティングコネクタ(図4(c)の
1)がアダプタ(図4(c)の2)の定位置まで挿入さ
れると、係止機構の爪(図4(c)の10)がバネ(図
4 (c)の18)の力で起きあがり、アダプタ(図4
(c)の2)の係止孔(図4(c)の11)にこの爪
(図4(c)の10)が収まることで係止が行われる。
【0033】係止孔(図4(c)の11)に収まった爪
(図4(c)の10)は、この爪(図4(c)の10)
を直接押し下げない限り係止孔(図4(c)の11)か
ら抜けないので、プラグ(図4(c)の4)とアダプタ
(図4(c)の2)は外部から力を加えることが無い限
り嵌合は維持される。
【0034】また係止機構を解除させフローティングコ
ネクタ(図5(a)の1)とアダプタ(図5(a)の
2)を分離させるには、パッケージを架から引き抜く方
向に引っ張る。
【0035】パッケージを引っ張ると、アダプタ(図5
(a)の21)の係止孔(図5(a)の11)に爪(図
5(a)の10)が収まり係止機構が作動しているフロ
ーティングコネクタ(図5(a)の1)のカバー(図5
(a)の5)が引っ張られ、このカバー(図5(a)の
5)によってフローティングコネクタ(図5(a)の
1)に組み込まれたスライドバー(図5(a)の12)
が移動する。
【0036】移動したスライドバー(図5(a)の1
2)によって、アダプタ(図5(a)の1)の係止孔
(図5(a)の11)に収まっている爪(図5(a)の
10)は直接押し下げられるので、係止は解除されフロ
ーティングコネクタ(図5(b)の1)はアダプタ(図
5(b)の2)から抜き出され、フローティングコネク
タ(図5(b)の1)とアダプタ(図5(b)の2)は
分離する。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0038】本発明の実施の形態の光コネクタの構成
は、図1と図3(a)および(b)の一部断面外観図お
よびその側面図を参照すると、パッケージ7端部に取り
付けるフローティングコネクタ11と、バックボード8
の裏面側から挿抜するプッシュオンコネクタ3と、バッ
クボード8を貫通しフローティングコネクタ1とプッシ
ュオンコネクタ3を案内し接続を保つアダプタ2から構
成される。
【0039】フローティングコネクタ1の構造は図1を
参照すると、プラグ4とプラグ4を収めるカバー5から
構成される。
【0040】図2のフローティングコネクタ一部切り取
り斜視図と図6のフローティングコネクタ断面図を参照
すると、プラグ4はプラグハウジング6と、光ファイバ
ー13を組み込んだフェルール14と、プラグ4の中で
フェルール14を支え接続するフェルール同士の接触力
を保つ2本のバネ15と、バネ15をプラグ4中で支え
るストッパー16と、フェルール14とバネ15の間に
介在しバネ15の力をフェルール14に伝えるブッシュ
17と、プラグ4外周を取り巻くように取り付けたスラ
イドバー12から構成されている。
【0041】プラグハウジング6の先端付近には、アダ
プタ2との係止を行う爪10が2個有り、この爪10は
バネ構造18によってプラグハウジング6に取り付けら
れている。
【0042】プラグハウジング6とアダプタ2の係止を
行う爪10は、はめ込みの金属部品、またはモールドに
よる一体成形で形成する。
【0043】プラグハウジング6には別の爪19のつい
たバネ20が2個設けてあり、プラグ4に取り付けたス
ライドバー12の抜け止めとなっている。
【0044】スライドバー12はステンレスなどの金属
を曲げ加工して形成してあり、箱曲げ内側の寸法は、プ
ラグ4上をスライドできるようにプラグの外径寸法より
若干大きくなっている。
【0045】スライドバー12にはカバー5からプラグ
4が抜け出るのを防ぐために、2個の凸部21が形成さ
れており、同時にプラグ4の挿抜方向の力をカバー5や
ガイドポスト22からも受けるようになっている。
【0046】スライドバー12にはプラグ4の先端に向
かって2本の腕23が伸びており、この腕23の先には
打ち抜き曲げ加工により凸部24が形成され、この凸部
24はプラグ4とアダプタ2の係止を行う爪10を押し
下げる働きをする。
【0047】プラグ4の組立手順は、フェルール14、
ブッシュ17、バネ15の順でプラグハウジング6の後
部より挿入し、最後にストッパー16に一体成形されて
いるバネ構造付きの爪25を、プラグハウジング6に開
いた孔26に収めて行う。
【0048】ブッシュ17は、プラグ6に挿入されたと
きバネ15の力をフェルール14に伝えつつ、係止機構
の爪10がプラグ4内部に押し込まれたとき、爪10を
格納する空間をプラグ4内に確保している。
【0049】カバー5は2つに分解が可能で、この中に
収められプラグ4を4方から支える4枚のエンボス31
付き板バネ9と、プラグ4の挿抜方向の動きを支える2
本のバネ27と、バネ27の中を通るガイドポスト22
から構成されている。
【0050】2つに分かれたカバー5は、はめ込みで組
立ができるようになっており、2つのカバー5を組み立
てたときには、カバー5の前後にそれぞれ1つの四角孔
が開く。
【0051】カバー5前方であるアダプタ2側の孔29
は、スライドバー12を取り付けたプラグ4が飛び出さ
ない大きさで、なおかつパッケージ7とアダプタ2の位
置誤差を吸収するために必要なプラグ4の動きを妨げな
い大きさになっており、後方の孔30はフェルール14
から伸びる光ファイバー13をストレス無く取り出す大
きさとなっている。
【0052】カバー5内部には2本のガイドポスト22
とこれが通るバネ27があり、これでプラグ4に取り付
けられたスライドバー12の凸部21を挿抜方向にバネ
27の力で支える。
【0053】カバー5内の4枚の板バネ9はそれぞれ大
きな円弧状をなしており、2個の横長エンボス31がコ
ネクタの挿抜方向に約10mmの間隔で設けられ、プラ
グ4の外周面とそれぞれのエンボス31が接触するよう
な高さになっている。
【0054】またこれらの板バネ9は、4枚の板バネ9
の力が釣り合う中立位置にプラグ4があるとき、設けた
各2個のエンボス31がプラグ4の外周面に全て接触す
るように板バネ9の寸法を設定してある。
【0055】別の実施の形態の場合では、図10の平坦
部を持つ板バネを用いた場合の光コネクタ動作説明概略
断面図(a)(b)を参照すると、4枚の板バネ9aの
形状は、大きな円弧状の板バネ9aの頂点部に長さ約1
0mmの平坦面9bを設け、プラグ4外周面とこの平坦
面9bが接触するような高さになっている。
【0056】これらの板バネは9a、4枚の板バネ9a
の力が釣り合う中立位置にプラグ4があるとき、設けた
平坦面9bがプラグ4の外周面に全て接触するように板
バネ9aの寸法を設定してあるため、図10(a)のよ
うにプラグ4に加わった外力Wが除去されれば、図10
(b)のようにプラグ4は中立位置に復帰する。
【0057】プラグ4は、プラグ4にはめ込んだスライ
ドバー12の凸部21がカバー5内壁とガイドポスト2
2に挟まれており、コネクタの挿抜方向にガイドポスト
22の通ったバネ27の伸縮分に相当する4mm以上の
移動が可能になっている。
【0058】図8のプッシュオンコネクタの断面図を参
照すると、プッシュオンコネクタはアダプタ2と係止す
る凸部32を持つプッシュオンハウジング33と、光フ
ァイバー34を組み込んだフェルール35と、フェルー
ル35を支えている2本のバネ36と、アダプタ2との
係止を作動および解除するスライドバー37と、バネ3
6を支えつつスライドバー37のストッパーとなるスラ
イドバーストッパー38から構成される。
【0059】プッシュオンコネクタ3の組立手順は、フ
ェルール35、スプリング36、スライドバー37をこ
の順序でプッシュオンハウジング33の後部より挿入
し、最後にスライドバーストッパー38に一体成形され
ているバネ構造付きの爪39を、プッシュオンハウジン
グ33に開いた孔40に収めて行う。
【0060】プッシュオンハウジング33の後部段差部
41とスライドバーストッパー38の凸部42に囲まれ
た凹部44にスライドバー37内壁に一体成形で設けて
ある凸部43が収まり、この凹部44の範囲でスライド
バー37は移動が可能である上、スライドバー37がプ
ッシュオンコネクタ3から抜け落ちることはない。
【0061】アダプタ2の構造は図7のアダプタ断面図
を参照すると、バックボード8に固定するためのフラン
ジ45を備え、フローティングコネクタ1の挿入する側
はプラグ4を受け入れるテーパー部46とプラグ4の外
径より若干大きい内径のガイド孔47を持ち、プラグ6
の爪10を収め係止機構をなす孔11を2個と、さらに
奥にはプラグ4が当接する段差49を持っている。
【0062】アダプタ2のプッシュオンコネクタ3を挿
入する側は、プッシュオンコネクタ3との係止機構をな
す2本の板状のバネ50と、このバネ50の上にプッシ
ュオンハウジング33の凸部32が収まる孔53があ
る。
【0063】また、プッシュオンコネクタ3のスライド
バー37には、アダプタ2のバネ50を持ち上げる凸部
52がある。
【0064】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図4のフローティングコネクタ挿入係止機構作動動
作説明図と図5のフローティングコネクタ挿入係止機構
解除動作説明図と図9のフローティング機構プラグ中立
位置復帰説明図を参照して詳細に説明する。
【0065】アダプタ2とプラグ4が接触する直前まで
で、プラグ4に外力が加わらず、4枚の板バネ9によっ
て中立位置にプラグ4が安定しているとき、設けた各2
個のエンボス31がプラグ4の外周に全て接触するよう
に板バネ9の寸法を設定している。
【0066】このため図9(a)に示すようにプラグ4
が外力によって傾いた場合、傾きによって板バネ9を必
ず押すので、加わる外力を取り除いたときには必ず図9
(b)に示すようにプラグ4は中立位置に復帰し、外力
に対する位置ズレの修正が行われる。
【0067】この4枚の板バネ9により、中立位置から
挿抜方向と直交する向きに左右および上下に各1mmの
移動が可能となり、パッケージ7を架に挿入する際の位
置誤差をこの左右上下の動きで吸収する様になってい
る。
【0068】光コネクタ同士を接続させるためには、フ
ローティングコネクタ1を先端部の取り付けたパッケー
ジ7を架に挿入して、バックボード8に取り付けたアダ
プタ2にプラグ4を挿入する。
【0069】このとき図9(b)に示すように、架やパ
ッケージ7やバックボード8の、仕上がり寸法精度や組
立精度の積み上げ誤差によって、アダプタ2の中心とプ
ラグ4の中心の位置が合っていないため、アダプタ2と
プラグ4の最初の接触は、アダプタ2のテーパー部46
とプラグ4先端のテーパー部51で起こる。
【0070】アダプタ2とプラグ4の各テーパー部が接
触した後、さらに架にパッケージ7を挿入すると、ガイ
ドポスト22にスライドバー12の凸部21を支えられ
たプラグ4は、カバー5内部の板バネ9をこじるように
変形させつつ、アダプタ2の中心線とプラグ4の中心線
が一致するまでアダプタ2のテーパー部46に沿ってそ
の向きを変える。
【0071】さらに架にパッケージ7を挿入させると図
9(c)に示すように、プラグ4は接触しているテーパ
ー部51とプラグ4中心線を挟んで反対側の板バネ9を
圧縮変形させつつアダプタ2とその中心線を一致させ、
アダプタ2内部に入っていく。
【0072】図4(a)に示すようにアダプタ2にプラ
グ4がある程度挿入されると、プラグ4に付いている係
止機構の爪10がアダプタ2のテーパー部46に当接し
図4(b)に示すようにプラグ4の中のブッシュ17に
よって確保された空間に押し下げられる。
【0073】さらに架にパッケージ7を挿入させると、
プラグ4の中に押し下げられていた係止機構の爪10の
先端がアダプタ2の係止機構をなす孔11の中に入る
と、図4(c)に示すように付いているバネ構造18の
反力で爪10は元の位置まで起きあがり、アダプタ2と
プラグ4の係止機構は作動する。
【0074】フローティングコネクタ1をアダプタ2に
挿入するとき既に、バックボード8裏面側のプッシュオ
ンコネクタ3がアダプタ2に接続されている場合であっ
ても、プッシュオンハウジング33から約0.3mm突
出したフェルール35と、プラグ4から約0.3mm突
出したフェルール14が当接し、これらフェルールを支
えるバネを押し縮めるので、プッシュオンコネクタ3が
アダプタ2に接続されていない場合と同様にプラグ4と
アダプタ2の係止機構は作動する。
【0075】作動した係止機構は、爪10を直接押し下
げない限り解除されないので、アダプタ2へのプラグ4
の挿入状態は維持される。
【0076】係止機構の爪10が起きあがった時点でア
ダプタ2へのプラグ4の挿入は終了するが、さらに架に
パッケージ7を挿入させると、プラグ4のテーパー部5
1がアダプタ2内部の段差49に当接しプラグ4はこれ
以上挿入されなくなり、プラグ4をスライドバー12で
支えていたガイドポスト22はこれに通っているバネ1
7を押し縮めながら後退する。
【0077】係止機構を解除しアダプタ2からフローテ
ィングコネクタ1を抜去するためには、架からパッケー
ジ7を挿入とは逆に引き抜けば良い。
【0078】アダプタ2とプラグ4の係止機構が作動し
ているフローティングコネクタ1が先端に付いているパ
ッケージ7を引っ張ると、プラグ4自身は動かないの
で、パッケージ7に固定したカバー5とこれによってプ
ラグ4に取り付けたスライドバー12の凸部21が引っ
張られる。
【0079】スライドバー12が引っ張られると、図5
(a)に示すようにスライドバー12はプラグ4上を移
動しつつスライドバー12に形成された凸部24によっ
て係止機構が作動中の爪10を押し下げるので、係止機
構は解除され、図5(b)に示すようにフローティング
コネクタ1と共にプラグ4はアダプタ2から抜け出る。
【0080】プッシュオンコネクタ3のアダプタ2への
挿入はバックボード8裏側から人の手で直接行う。
【0081】プッシュオンコネクタ3のスライドバー3
7をつかみ、プッシュオンハウジング33をアダプタ2
へ挿入する。
【0082】スライドバー37に設けられた凸部52
が、アダプタ2の係止機構をなすバネ50を持ち上げ、
さらにスライドバー37を押し込むとスライドバー37
の凸部52はアダプタ2のバネ50を追い越すが、続い
てアダプタ2のバネ50はプッシュオンハウジング33
の係止用凸部に乗り上げる。
【0083】さらにスライドバー37を押し込むと、内
壁に一体成形で設けてある凸部43でプッシュオンハウ
ジング33の後部段差部を押すので、プッシュオンハウ
ジング33はさらにアダプタ2内に挿入される。
【0084】アダプタ2の係止機構をなすバネ50上に
設けた孔53に、プッシュオンコネクタ3の凸部が収ま
るまでスライドバー37を押すと、押し広げられていた
アダプタ2のバネ50が閉じて、プッシュオンハウジン
グ33とアダプタ2の係止機構は作動する。
【0085】作動した係止機構は、アダプタ2のバネ5
0を直接押し広げない限り解除されないので、アダプタ
2へのプッシュオンハウジング33の挿入状態は維持さ
れる。
【0086】プッシュオンコネクタ3をアダプタ2に挿
入するとき既に、パッケージ7に取り付けたフローティ
ングコネクタ2がアダプタ2に接続されている場合であ
っても、プラグ4から約0.3mm突出したフェルール
14と、プッシュオンハウジング33から約0.3mm
突出したフェルール35が当接し、これらを支えるバネ
を押し縮めるので、フローティングコネクタ1がアダプ
タ2に接続されていない場合同様にプッシュオンコネク
タ3とアダプタ2の係止機構は作動する。
【0087】係止機構を解除し、アダプタ2からプッシ
ュオンハウジング33を抜去するには、スライドバー3
7をつかみ抜去方向に引っ張ればよい。
【0088】アダプタ2とプッシュオンハウジング33
の係止機構が作動しているプッシュオンコネクタ3のス
ライドバー37を引っ張ると、プッシュオンハウジング
33自身は動かないので、スライドバー37がプッシュ
オンハウジング33上を移動する。
【0089】プッシュオンハウジング33とアダプタ2
の係止機構の作動時、既にスライドバー37の凸部52
はアダプタ2のバネ50を追い越しているので、スライ
ドバー37の引き抜き動作によってアダプタ2のバネ5
0を再び押し広げる。
【0090】さらにスライドバー37を引き続けると、
アダプタ2の係止機構をなすバネ50上に設けた孔53
からプッシュオンコネクタ3の凸部32が抜けだしプッ
シュオンハウジング33とアダプタ2の係止機構は解除
される。
【0091】さらにスライドバー37を引くと内壁に一
体成形で設けてある凸部43でスライドバーストッパー
38の凸部42を押すので、スライドバーストッパー3
8の爪39を係止しているプッシュオンハウジング33
と共にプッシュオンコネクタ3をアダプタ2から抜き出
せる。
【0092】この様にパッケージ7側のフローティング
コネクタ1に、接続するアダプタ2との位置誤差を吸収
するフローティング機構を組み込んだので、架の取り付
けたバックボード8上のアダプタ2とパッケージ7端に
取り付けたフローティングコネクタ1の接続が、特別な
位置合わせをすることなく、架へのパッケージ7の挿入
動作だけで行えるという第1の特徴がある。
【0093】パッケージ7端部に取り付けたフローティ
ングコネクタ1のプラグ4とバックボード8に取り付け
たアダプタ2の嵌合において係止機構を取り付けたの
で、プラグ4とアダプタ2接続が確実に維持できるとい
う第2の特徴がある。
【0094】また、フローティングコネクタ1とバック
ボード8に取り付けたアダプタ2の嵌合において係止機
構を設けたので、光コネクタ同士の接続に必要な押し付
け力をパッケージ7で支える必要がなくなり、パッケー
ジ7の反りやひずみと共にこれに起因して起こる実装部
品の信頼性の低下も無くすることができるという第3の
特徴がある。
【0095】さらに、パッケージ7端部に取り付けたフ
ローティングコネクタ1とアダプタ2の係止機構の解除
がスライドバー12の動きに連動するようにしたため、
特別な操作機構を設けることなく、パッケージ7の挿抜
動作のみで係止機構の作動および解除を行うことができ
るという第4の特徴がある。
【0096】
【発明の効果】第1の効果は、外部から力が加わってい
ないときのプラグの位置と向きが安定しているので、架
にパッケージを挿入することによる光コネクタのアダプ
タへの挿入が確実に行える。
【0097】その理由は、プラグを支えている4枚の円
弧状の板バネにそれぞれ2個のエンボスを設け、このエ
ンボスによってプラグの傾きをバネの力が釣り合う中立
位置に復帰するようにしたためである。
【0098】第2の効果は、アダプタを挟んだプッシュ
オンコネクタとフローティングコネクタの光接続が安定
して行えるということである。
【0099】その理由は、プッシュオンコネクタはもと
より、フローティングコネクタにもアダプタとの接続に
おける係止機構を組み込んだので、光コネクタの接続が
確実に維持できるためである。
【0100】第3の効果は、フローティングコネクタを
その端面に取り付けたパッケージ上に実装された他の実
装部品の信頼性を損なう恐れが無くなったことである。
【0101】その理由は、フローティングコネクタとア
ダプタの接続に係止機構を組み込んだことで、光コネク
タ接続に必要なフェルール同士の押し付け力をパッケー
ジで支える必要がないため、パッケージの反りやゆがみ
に起因していた実装部品の信頼性への影響が無いためで
ある。
【0102】第4の効果は、フローティングコネクタと
アダプタの係止機構の作動および解除の動作を別に設け
る必要がなく、架へのパッケージの挿抜動作のみで行え
るということである。
【0103】その理由は、パッケージに加わる力をプラ
グに伝える部品としてスライドバーを新たに設けたの
で、抜去動作による係止構造の解除動作が行えるように
なったためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光コネクタの構成を示す一部断面斜視図。
【図2】フローティングコネクタの一部切り取り斜視
図。
【図3】光コネクタの構成を示す一部断面外観図(a)
とその側面図(b)。
【図4】フローティングコネクタの挿入係止機構作動動
作説明図。
【図5】フローティングコネクタの挿入係止機構解除動
作説明図。
【図6】フローティングコネクタの断面図。
【図7】アダプタの断面図。
【図8】プッシュオンコネクタの断面図。
【図9】フローティング機構のプラグ中立位置復帰説明
図。
【図10】平坦部を持つ板バネを用いた場合の光コネク
タ動作を説明する概略断面図。
【図11】従来例の光コネクタの動作を示す概略断面
図。
【図12】従来例の光コネクタ挿入失敗を説明する概略
断面図。
【符号の説明】
1 フローティングコネクタ 2 アダプタ 3 プッシュオンコネクタ 4 プラグ 5 カバー 6 プラグハウジング 7 パッケージ 8 バックボード 9 板バネ 9a 板バネ 9b 平坦部 10 爪 11 孔 12 スライドバー 13 光ファイバー 14 フェルール 15 バネ 16 ストッパ 17 ブッシュ 18 バネ構造 19 爪 20 バネ 21 凸部 22 ガイドポスト 23 腕 24 凸部 25 爪 26 孔 27 バネ 28 テーパー部 29 孔 30 孔 31 エンボス 32 凸部 33 プッシュオンハウジング 34 光ファイバー 35 フェルール 36 バネ 37 スライドバー 38 スライドバーストッパ 39 爪 40 孔 41 後部段差部 42 凸部 43 凸部 44 凹部 45 フランジ 46 テーパー部 47 ガイド孔 48 孔 49 段差 50 バネ 51 テーパー部 52 凸部 101 アダプタ 103 フローティングコネクタ 104 プラグ 106 パッケージ 107 バックボード 108 板バネ 109 テーパー部 110 テーパー部 111 ガイドポスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4枚構成の円弧状板バネを有し、この板
    バネでプラグを取り巻くように支えるフローティング構
    造のコネクタにおいて、個々の前記板バネが少くとも2
    ヶ所で前記プラグと接触することを特徴とする光コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記板バネには前記プラグと接触する2
    ヶ所のエンボスを有する請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記プラグは1組の対向する前記板バネ
    によって挟まれかつ支えられており、前記プラグに接触
    する前記板バネの2ヶ所のエンボスに働く力の差によっ
    て前記プラグの傾きや偏りが中立位置に押し戻す働きを
    有している請求項2記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記板バネに設けた2ヶ所のエンボスを
    接触領域が連続した平坦面であり、対向する板バネの平
    坦面によりプラグを挟みかつ支える請求項1記載の光コ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】 他の光コネクタとの接続にはアダプタを
    用い、このアダプタと光コネクタとの接続に係止機構を
    持ち、光コネクタの挿抜動作によって係止機構の作動お
    よび解除を行うことを特徴とする請求項2記載の光コネ
    クタ。
JP8128138A 1996-05-23 1996-05-23 光コネクタ Expired - Fee Related JP2776372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8128138A JP2776372B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8128138A JP2776372B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09311245A true JPH09311245A (ja) 1997-12-02
JP2776372B2 JP2776372B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=14977348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8128138A Expired - Fee Related JP2776372B2 (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2776372B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137426A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 日本航空電子工業株式会社 光コネクタ装置及び相手側光コネクタ装置
WO2017130589A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社フジクラ 光コネクタ
US9904020B2 (en) * 2016-02-05 2018-02-27 Fujitsu Component Limited Connecting component
WO2019130580A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 株式会社フジクラ 光コネクタ及び光コネクタの接続方法
JP2020170713A (ja) * 2016-01-20 2020-10-15 株式会社フジクラ 開閉シャッター付きコネクタ対

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496703U (ja) * 1991-01-31 1992-08-21
JPH04281412A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Nec Corp 光コネクタ
JPH0627351A (ja) * 1992-05-12 1994-02-04 American Teleph & Telegr Co <Att> 光ファイバコネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496703U (ja) * 1991-01-31 1992-08-21
JPH04281412A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Nec Corp 光コネクタ
JPH0627351A (ja) * 1992-05-12 1994-02-04 American Teleph & Telegr Co <Att> 光ファイバコネクタ

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137426A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 日本航空電子工業株式会社 光コネクタ装置及び相手側光コネクタ装置
US8915652B2 (en) 2009-05-26 2014-12-23 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Optical connector device and mating optical connector device
JP2020170713A (ja) * 2016-01-20 2020-10-15 株式会社フジクラ 開閉シャッター付きコネクタ対
US20180314015A1 (en) * 2016-01-29 2018-11-01 Fujikura Ltd. Optical connector
CN108139543A (zh) * 2016-01-29 2018-06-08 株式会社藤仓 光连接器
JP2017134312A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社フジクラ 光コネクタ
US10338324B2 (en) 2016-01-29 2019-07-02 Fujikura Ltd. Optical connector
CN108139543B (zh) * 2016-01-29 2020-03-31 株式会社藤仓 光连接器
WO2017130589A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社フジクラ 光コネクタ
US9904020B2 (en) * 2016-02-05 2018-02-27 Fujitsu Component Limited Connecting component
WO2019130580A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 株式会社フジクラ 光コネクタ及び光コネクタの接続方法
CN111226150A (zh) * 2017-12-28 2020-06-02 株式会社藤仓 光连接器和光连接器的连接方法
US11054589B2 (en) 2017-12-28 2021-07-06 Fujikura Ltd. Optical connector and method for connecting optical connector
CN111226150B (zh) * 2017-12-28 2021-08-13 株式会社藤仓 光连接器和光连接器的连接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2776372B2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5415559A (en) Electrical connector having a plurality of contact pin springs
JP3062115B2 (ja) プラグコネクタ
US6579111B2 (en) Supporting configuration for a connector
EP0969298B1 (en) Optical fiber connector in which an optical fiber is protected even when connection is not made
JP3478932B2 (ja) 基板用コネクタの嵌合構造
JPH02227974A (ja) コネクタハウジングの二重ロック構造
EP0961362B1 (en) Connector mounting structure
EP0774802B1 (en) Electrical connector with internal resilient member
JP2776372B2 (ja) 光コネクタ
US5775929A (en) Card connector capable of preventing an object and contacts from being damaged
EP0938002A1 (en) Optical connector
JPH08273756A (ja) 電気コネクタの操作補助装置
JP2002289298A (ja) 可動型コネクタ組立体
EP0182361B1 (en) Large picture display device
US20020016103A1 (en) Unlocking aid
US5669782A (en) Electrical connector
JP2932902B2 (ja) コネクタ
JPH10124628A (ja) カード読取装置
JP2562577Y2 (ja) 光コネクタ
EP0704112B1 (en) Electrical connector
JP2604230Y2 (ja) ケーブル保持装置
JP2623998B2 (ja) 光コネクタ
JP3457167B2 (ja) 半嵌合防止コネクタ
JP2000123916A (ja) 補機用コネクタ
JP3473897B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980331

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees