JPH09311066A - 軸重測定方法および装置 - Google Patents

軸重測定方法および装置

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JPH09311066A
JPH09311066A JP12743396A JP12743396A JPH09311066A JP H09311066 A JPH09311066 A JP H09311066A JP 12743396 A JP12743396 A JP 12743396A JP 12743396 A JP12743396 A JP 12743396A JP H09311066 A JPH09311066 A JP H09311066A
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vibration
load
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vehicle
axial load
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JP12743396A
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Masahiko Sakai
正彦 酒井
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Ono Sokki Co Ltd
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Ono Sokki Co Ltd
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】走行している車輌の軸重を正確かつ簡単に測定
できる軸重測定方法および装置を提供する。 【解決手段】走行中のトラック17の前輪,後輪双方
の、上下振動に起因する道路の上下振動の振動を振動計
13で検出し、その振動計13から出力された振動デー
タZ(t)を、時間軸上の、前半部分と後半部分とに分
け、前半部分および後半部分それぞれをフーリエ変換し
て、前輪および後輪それぞれの振動項の周波数および位
相を求める。また走行中のトラック17の荷重を荷重計
11で測定し、その荷重計11から出力された軸重デー
タX(t)と、振動項の周波数および位相とに基づい
て、前輪の軸重および後輪の軸重を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の軸重を測定
する軸重測定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トラックの過積載による事故
や道路のいたみが社会問題となっている。このため、特
に高速道路ではトラックの過積載を取り締まる目的で料
金所に軸重計(荷重計)を設置し、トラックを静止させ
た状態でそのトラックの軸重を計測している。
【0003】近年、ノンストップ料金所の構想が浮上し
ており、これに対応して、トラックを走行させた状態で
そのトラックの軸重を計測する方法が検討されつつあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トラックを
走行させた状態で軸重を計測するには、以下のような問
題がある。走行中の車輌(トラック)に起因して道路が
受ける荷重は、車輌バネ上の質量の振動によって常に変
化している。ここでは、その荷重を、以下に示す周期関
数で表わす。
【0005】Y(t)=Acos(ωt+d)+C ここで、ω=2πf(fは車輌の上下振動に起因する道
路の上下振動の周波数)、Aはその振動の振幅、dはそ
の振動の位相、Cは平均軸重(車輌が静止しているとき
の軸重)を表わす。一般に、トラックの前後輪が同時に
荷重計に載ることがないように、さらに、後輪として、
トラックの前後方向に2つのタイヤが並んでいるトラッ
クもあり、その2つのタイヤが同時に荷重計に載ること
がないように、荷重計の、トラックの走行方向について
の長さは約0.3mに規定されており、したがってトラ
ックが時速40km/hで荷重計上を通過すると、測定
時間は約27msecとなる。これに対して、トラック
の荷重による振動成分の周期は、一般に100msec
〜500msecである。このような100msec〜
500msecの周期に比べて、約27msecの短い
測定時間では、前述した周期関数にそのまま測定データ
を代入しフーリエ変換してトラックの軸重を求めようと
しても、一般に、フーリエ級数展開では現象の測定時間
がその周期より充分長いことが必要なため、時速40K
m/hで走行しているトラックの軸重を求めることは困
難である。また、約27msecの短い測定時間で、ト
ラックの荷重による100msec〜500msecの
周期を最大エントロピー法による手法で求めようとして
も、自己回帰モデルの次数決定が難しく、やはりそのト
ラックの軸重を求めることは困難である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、走行している
車輌の軸重を正確かつ簡単に測定できる軸重測定方法お
よびその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の軸重測定方法は、走行中の車輌の、その車輌の上下
振動の周期よりも短い測定時間内の軸重を測定して軸重
データを得るとともに、その軸重の測定とは別に、走行
中の該車輌の上下振動を測定して振動データを得、上記
振動データに基づいて、その車輌の上下振動の周期と位
相を求め、上記軸重データに基づいて、上記振動データ
に基づいて求められた周期と位相を持つ周期関数の直流
成分を求めることにより、その直流成分で表わされる、
上記車輌が静止しているときのその車輌の軸重を求める
ことを特徴とする。軸重データは、前述したように例え
ば27msec等の極めて短時間のデータしか得ること
ができないが、振動データは例えば道路の上下振動を検
出すること等により100msec〜500msecの
周期以上の時間長のデータを得ることができる。したが
って軸重データとは別に振動データを得、この振動デー
タに基づいて振動の周期と位相を十分な精度で求めるこ
とができる。そこで本発明では、振動データに基づいた
周期と位相を求めておいて、短時間のデータしか得られ
ない軸重データに基づいて、例えば後述する最小二乗法
等を用いて直流成分と振動の振幅成分(交流成分)を求
めることができる。ここでは交流成分は不要であるが、
このようにして求めた直流成分が、車輌が静止している
ときの軸重を表わしている。
【0008】ここで、本発明では、振動データを得るに
あたり、その測定方法の如何を問うものではないが、例
えば走行中の車輌の上下振動に起因する道路の上下振動
を検出することにより振動データを得る方法が好適であ
る。また上記車輌の前輪の軸重を求めるか後輪の軸重を
求めるかに応じて、上記振動データの、走行中の車輌の
上下振動に起因する部分のうちの、時間軸上の、それぞ
れ前半部分のみ、ないし後半部分のみに基づいて、その
車輌の上下振動の周期と位相を求めてもよい。走行中の
車輌の上下振動に起因する走行中の車輌の振動データの
前半部分は前輪に起因する成分が大きく、またその振動
データの後半部分は後輪に起因する成分が大きいため、
振動データの前半部分に基づいて前輪の振動の周期と位
相を求め、その振動データの後半部分に基づいて後輪の
振動の周期と位相を求めると、それらを精度よく求める
ことができる。
【0009】さらに上記軸重データに基づいて上記直流
成分を求めるにあたり、上記測定時間内の複数のサンプ
リング点の軸重を表わす複数の軸重データを上記周期関
数に回帰させることにより上記直流成分を求めるもので
あってもよい。こうすると正確かつ簡単に車輌の軸重を
求めることができる。また目的を達成する本発明の軸重
測定装置は、 (1)走行中の車輌の軸重を測定して軸重データを得る
軸重計 (2)走行中の車輌の上下振動を測定して振動データを
得る振動計 (3)上記振動データに基づいて、車輌の上下振動の周
期と位相を求める第1の演算手段 (4)上記軸重データに基づいて、上記第1の演算手段
で求められた周期と位相を持つ周期関数の直流成分を求
める第2の演算手段 を備え、上記直流成分で表わされる、上記車輌が停止し
ているときのその車輌の軸重を求めることを特徴とす
る。
【0010】ここで、上記振動計が、走行中の車輌の上
下振動に起因する道路の上下振動を検出するものである
ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の一実施形態の軸重測定方法
を示す図である。図1に示す荷重計11は、トラック1
7の走行方向について0.3m長の荷重センサを有し、
時速V0 Km/hで走行中のトラック17の軸重を測定
し、軸重データX(t)を出力する。出力された軸重デ
ータX(t)はアンプ12を経由してA/D変換器15
に入力される。
【0012】振動計13は、振動センサを有し、時速V
0 Km/hで走行中のトラック17前輪の上下振動に起
因する道路の上下振動と、そのトラック17後輪の上下
振動に起因する道路の上下振動との双方の振動を、その
振動センサで検出し、振動データZ(t)を出力する。
出力された振動データZ(t)はアンプ14を経由して
A/D変換器15に入力される。
【0013】A/D変換器15は、アンプ12,14を
経由して入力された軸重データX(t),振動データZ
(t)をA/D変換し、CPU16に入力する。CPU
16は、A/D変換器15からのデータに基づいて、ト
ラック17が静止しているときの軸重を求めるための演
算処理を行なう。詳細は後述する。トラック17の前輪
の荷重を、(1)式に示す周期関数で表わすものとす
る。
【0014】 Y0 (t)=A0 cos(ω0 t+d0 )+C0 ……(1) ここで、ω0 =2πf0 (f0 は前輪の上下振動に起因
する道路の上下振動による周波数)、A0 はその振動の
振幅、、d0 はその振動の位相、C0 は前輪の平均軸重
(トラック17が静止しているときの前輪の軸重)を表
わす。またトラック17の後輪の荷重を、(2)式に示
す周期関数で表わす。
【0015】 Y1 (t)=A1 cos(ω1 t+d1 )+C1 ……(2) ここで、ω1 =2πf1 (f1 は後輪の上下振動に起因
する道路の上下振動による周波数)、A1 はその振動の
振幅、、d1 はその振動の位相、C1 は後輪の平均軸重
(トラック17が静止しているときの後輪の軸重)を表
わす。本実施形態の軸重測定方法は、(1),(2)式
に示す周期関数の振動項A0cos(ω0 t+d0 ),
1 cos(ω1 t+d1 )のうちのcos(ω0 t+
0 ),cos(ω1 t+d1 )、即ち周波数と位相
を、振動計13の振動データZ(t)から知ることによ
り、前輪の軸重C0 および後輪の軸重C1 を求めるもの
である。振動計13には、(1),(2)式に示す周期
関数Y0 (t),Y1 (t)で表わされる信号が入力さ
れる。ここで周期関数Y0 (t),Y1 (t)の位相が
互いに等しい場合は、振動計13から出力される振動デ
ータZ(t)を適当な測定時間で区切ってフーリエ変換
すれば、前述した振動項の周波数と位相を求めることが
できる。しかし一般には周期関数Y0 (t),Y1
(t)の位相は互いに異なり、その場合、単にフーリエ
変換しただけでは、後述(図10)するように振動項の
周波数と位相を求めることができない。
【0016】そこで本実施形態の軸重測定方法では、以
下の手順で、走行しているトラック17の前輪および後
輪それぞれの軸重を求める。 1)走行中のトラック17の前輪,後輪双方の、上下振
動に起因する道路の上下振動の振動を振動計13で検出
し、その振動計13から出力された振動データZ(t)
をアンプ14で増幅してA/D変換器15でA/D変換
する。
【0017】2)A/D変換した振動データZ(t)
を、時間軸上の、前半部分と後半部分に分ける。前半部
分は前輪に起因する成分が大きく、後半部分は後輪に起
因する成分が大きいからである。 3)さらに振動データZ(t)の、前半部分および後半
部分それぞれをフーリエ変換して、前輪および後輪それ
ぞれの振動項の周波数および位相を求める。
【0018】4)また走行中のトラック17の軸重を荷
重計11で測定し、その荷重計11から出力された軸重
データX(t)をアンプ12で増幅してA/D変換器1
5でA/D変換する。さらにA/D変換した軸重データ
X(t)と、3)で求めた振動項の周波数および位相と
に基づいて、前輪の軸重C0 および後輪の軸重C1 を最
小2乗近似法により求める。
【0019】以下に本実施形態の軸重測定方法における
シミュレーションについて説明する。先ず、第1のシミ
ュレーションについて図2〜10を参照して説明する。
第1のシミュレーションは、トラック前輪,後輪それぞ
れの上下振動に起因する道路の上下振動による周波数が
等しく、かつ位相が異なった場合のものである。
【0020】尚、トラックの時速(V0 )は40Km/
h,トラックの前輪と後輪との軸間距離は5m,荷重計
のセンサ長は0.3mとした。図2は、時速40Km/
hで走行しているトラック前輪の、時間に対する荷重変
化を示す図である。図2に示す、トラックの前輪の荷重
は、 Y0 (t)=A0 cos(2π×FREQ0 t+B0
+C0 と表わすことができる。ここで、前輪の振動による周波
数FREQ0 =3Hz,その振動の振幅A0 =0.8ト
ン,その振動の位相B0 =0deg,前輪の軸重C0
8トンである。
【0021】図3は、時速40Km/hで走行している
トラック後輪の、時間に対する荷重変化を示す図であ
る。図3に示すトラックの後輪の荷重は、 Y1 (t)=A1 cos(2π×FREQ1 t+B1
+C1 と表わすことができる。ここで、後輪の振動による周波
数FREQ1 =3Hz,その振動の振幅A1 =1.2ト
ン,その振動の位相B1 =180deg,後輪の軸重C
1 =12トンである。
【0022】ここでは、時速40Km/hで走行中のト
ラック前輪,後輪それぞれの荷重が、図2,3に示すよ
うに変化しているものとする。図4は、荷重計から出力
された軸重データを示す図である。図4には前輪の軸重
データaと後輪の軸重データbが示されている。トラッ
クは時速40Km/hで0.3m長のセンサを有する荷
重計上を通過するため、これら軸重データa,bは、そ
れぞれ図2,3に示す波形が、いずれも27msecだ
け切り出されている。またトラックの軸間距離は5mの
ため、軸重データaと軸重データbとの時間差はおよそ
450msecである。
【0023】図5は、振動計の、前輪に対するセンサ感
度を時間軸上に変換したセンサ感度分布関数を示す図で
ある。振動計の、前輪に対するセンサ感度として、図5
に示すような分布関数を仮定した。図6は、振動計の、
後輪に対するセンサ感度を時間軸上に変換したセンサ感
度分布関数を示す図である。
【0024】後輪は前輪よりも5mだけ離れているた
め、振動計の、後輪に対するセンサ感度として、時間軸
上の、前輪のセンサ感度分布関数よりも450msec
だけシフトした位置に、図6に示すような分布関数を仮
定した。図7は、振動計から出力された振動データの波
形を示す図である。図7に示す波形では、図5に示す前
輪のセンサ感度分布関数における時間軸上の、前輪に起
因する振動が最初に検出される1.2秒の時点から、図
6に示す後輪のセンサ感度分布関数における時間軸上
の、後輪に起因する振動が最初に検出される1.6秒の
時点までは、前輪に起因する振動と図5に示すセンサ感
度分布関数とに基づいた波形部が得られている。またそ
の1.6秒の時点から2.0秒の時点までは、前輪に起
因する振動と図5に示すセンサ感度分布関数とに基づい
て得られた波形部と、後輪に起因する振動と図6に示す
センサ感度分布関数とに基づいて得られた波形部との合
成波形部が得られている。さらに、その2.0秒の時点
から、図6に示すセンサ感度分布関数における時間軸上
の、後輪に起因する振動が最後に検出される2.4秒の
時点までは、後輪に起因する振動と図6に示すセンサ感
度分布関数とに基づいた波形部が得られている。このよ
うにして図7にして示す波形が得られている。ここで、
図7に示す波形における時間軸上の1.8秒の時点で2
つに分割して、前輪に起因する振動成分を多く含む波形
部cと後輪に起因する振動成分を多く含む波形部dとを
得る。
【0025】図8は、前輪の振動による周波数推定値を
示す図、図9は、後輪の振動による周波数推定値を示す
図である。図8に示す、前輪の振動による周波数を推定
するには、図7に示す波形部cをフーリエ変換して振幅
波形を得、この波形の振幅のピーク値を求めればよい。
また図9に示す、後輪の振動による周波数を推定するに
は、図7に示す波形部dをフーリエ変換して振幅波形を
得、この波形の振幅のピーク値を求めればよい。
【0026】図8、9に示すように、これら前輪,後輪
それぞれの振幅のピーク値はともに3Hzにある。この
ようにして前輪,後輪それぞれの荷重を表わす周期関数
の振動項A0 cos(2π×FREQ0 t+B0 ),A
1 cos(2π×FREQ1t+B1 )のうちの周波数
FREQ0 ,FREQ1 を推定することができる。尚、
位相(B0,B 1)についても同様にして推定することが
できるが、ここでは省略する。
【0027】図10は、図7に示す振動計から出力され
た振動データの波形をそのままフーリエ変換して得られ
た波形である。前輪,後輪の振動による周波数の位相差
は180degのため、図7に示す波形部cと波形部d
とが両側に分かれた状態の波形が生成される。従って、
振動計から出力された振動データの波形をそのままフー
リエ変換したのでは、前輪,後輪それぞれの荷重を表わ
す周期関数の振動項の周波数を推定することはできな
い。
【0028】次に、第2のシミュレーションについて図
11〜19を参照して説明する。第2のシミュレーショ
ンは、第1のシミュレーションと比較してトラックの時
速(V0 )が80Km/hに変更された点が異なってい
る。図11,12は、時速80Km/hで走行している
トラックの前輪,後輪それぞれの、時間に対する荷重変
化を示す図である。
【0029】トラックの前輪,後輪それぞれの荷重は、
前述した第1のシミュレーションのものと同じなので説
明は省略する。図13は、荷重計から出力された荷重デ
ータを示す図である。トラックは時速80Km/hで
0.3m長のセンサを有する荷重計上を通過するため、
図13に示す、前輪,後輪それぞれの軸データa,b
は、いずれも14msecだけ切り出された状態の波形
になっており、またトラックの軸間距離は5mのため、
軸重データaと軸重データbとの時間差はおよそ230
msecである。
【0030】図14は、振動計の、前輪に対するセンサ
感度を時間軸上に変換したセンサ感度分布関数を示す
図、図15は、振動計の、後輪に対するセンサ感度を時
間軸上に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
振動計の、前輪に対するセンサ感度として、図14に示
すような分布関数を仮定した。図5に示すセンサ感度分
布関数と比べ幅が狭くなっているのは、トラックが高速
なためである。また後輪は前輪よりも5mだけ離れてい
るため、振動計の、後輪に対するセンサ感度として、時
間軸上の、前輪のセンサ感度分布関数よりも230ms
ecだけシフトした位置に、図15に示すような分布関
数を仮定した。
【0031】図16は、振動計から出力された振動デー
タの波形を示す図である。前述した第1のシミュレーシ
ョンの場合と同様であるが、1.3秒から1.6秒の間
は前輪の振動にのみ起因する波形部、1.6秒から1.
8秒の間は前輪と後輪の双方に起因し、そのうちの前半
は前輪の振動に起因する成分が大きく、後半は後輪の振
動に起因する成分が大きい波形部、1.8秒から2.0
秒の間は後輪の振動にのみ起因する波形部である。
【0032】図17は、図16に示す前半の波形部cを
フーリエ変換して得られた、前輪の振動による周波数推
定値を示す図である。また図18は、図16に示す後半
の波形部dをフーリエ変換して得られた、後輪の振動に
よる周波数推定値を示す図である。図17,18に示す
ように、前輪,後輪それぞれの振幅のピーク値はともに
3Hzにある。このようにして時速80Km/hで走行
中のトラック前輪,後輪それぞれの振動による周波数を
推定することができる。位相については省略する。
【0033】図19は、図16に示す振動計から出力さ
れた振動データの波形をそのままフーリエ変換して得ら
れた波形である。図19においても、前述した図10と
同様に、前輪,後輪に起因する振動の位相差は180d
egのため、図16に示す波形部cと波形部dとが両側
に分かれた状態の波形が生成される。従って、振動計か
ら出力された振動データの波形をそのままフーリエ変換
したのでは前輪,後輪それぞれの荷重を表わす周期関数
の振動項の周波数を推定することはできない。
【0034】次に、第3のシミュレーションについて図
20〜図28を参照して説明する。図20,21は、時
速40Km/hで走行中のトラック前輪,後輪それぞれ
の、時間に対する荷重変化を示す図である。図20に示
す前輪に起因する振動と、図21に示す後輪に起因する
振動の位相差は、0degである。このように第3のシ
ミュレーションは第1のシミュレーションと比較し、ト
ラック後輪に起因する振動の位相B1 が0degである
点が異なっている。
【0035】図22は、荷重計から出力された軸重デー
タを示す図、図23は、振動計の、前輪に対するセンサ
感度を時間軸上に変換したセンサ感度分布関数を示す
図、図24は、振動計の、後輪に対するセンサ感度を時
間軸上に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
これら図22,23,24については、前述した第1の
シミュレーションにおける図4、5、6と同じなので説
明は省略する。
【0036】図25は、振動計から出力された振動デー
タの波形を示す図である。図25に示す波形も、前述し
た第1のシミュレーションにおける図7に示す波形と同
様にして得られる。図26は、図25に示す波形部cを
フーリエ変換して得られた、前輪の振動による周波数推
定値を示す図である。また、図27は、図25に示す波
形部dをフーリエ変換して得られた、後輪の振動による
周波数推定値を示す図である。
【0037】図26,27に示すように、前輪,後輪そ
れぞれの振動による振幅のピーク値はともに3Hzにあ
る。図28は、図25に示す振動計から出力された振動
データの波形をそのままフーリエ変換して得られた波形
である。図28では、前輪,後輪に起因する振動の位相
差が0degであるため、図25に示す振動計から出力
された振動データの波形をそのままフーリエ変換した場
合であっても3Hzにピーク値をもつ波形が得られてい
る。
【0038】次に、第4のシミュレーションについて図
29〜図41を参照して説明する。第4のシミュレーシ
ョンは、前輪に起因する道路の上下振動による周波数
と、後輪に起因する道路の上下振動による周波数とが異
なり、かつ、後輪に起因する振動の位相と,後輪に起因
する振動の位相とが異なった場合のものである。図29
は、時速40Km/hで走行中のトラック前輪の、時間
に対する荷重変化を示す図である。
【0039】図29に示す、トラックの前輪の荷重は、 y0 (t)=A0 cos(2π×FREQ0 t+B0
+C0 と表わすことができる。ここで、前輪の振動による周波
数FREQ0 =8Hz、その振動の振幅A0 =0.8ト
ン、その振動の位相B0 =0degである。図30は、
時速40Km/hで走行中のトラック後輪の、時間に対
する荷重変化を示す図である。
【0040】図30に示す、トラック17の後輪の荷重
は、 y1 (t)=A1 cos(2π×FREQ1 t+B1
+C1 と表わすことができる。ここで、後輪の振動による周波
数FREQ1 =3Hz、その振動の振幅A1 =1.2ト
ン、その振動の位相B1 =45degである。このよう
に時速40Km/hで走行中のトラック前輪,後輪それ
ぞれの荷重は、図29、図30に示すような周期で変化
しているものとする。
【0041】図31は、荷重計から出力された軸重デー
タを示す図、図32は、図31に示す軸重データを拡大
して示した図である。トラックは、前述したように時速
40Km/hで0.3m長のセンサを有する荷重計上を
通過するため、前輪による軸重データaおよび後輪によ
る軸重データbはいずれも27msecだけ切り出され
た状態の波形になっており、図32に示すように軸重デ
ータaは1.5秒の位置で出力され、また軸重データb
は、前輪と後輪との軸間距離が5mのため、その軸重デ
ータaが出力された1.5秒の位置から450msec
シフトした1.95秒の位置で出力されている。
【0042】図33は、振動計から出力された振動デー
タの波形を示す図である。図33に示す振動データの波
形は、前輪に起因する振動成分を大きく含む波形部c
と、後輪に起因する振動成分を大きく含む波形部dから
構成されている。図34は、図33に示す波形のうちの
波形部cを示す図、図35は、図33に示す波形のうち
の波形部dを示す図である。
【0043】図34に示す波形部cは前輪に起因する振
動が最大になる1.5秒の位置を中心に拡がっており、
一方図35に示す波形部dは後輪に起因する振動が最大
になる1.95秒の位置を中心に拡がっている。図36
は、図34に示す波形部cをフーリエ変換して得られ
た、前輪の振動による周波数推定値を示す図である。ま
た、図37は、図35に示す波形部dをフーリエ変換し
て得られた、後輪の振動による周波数推定値を示す図で
ある。
【0044】前輪,後輪の振動による推定周波数は、図
36,図37に示す波形の振幅のピーク値から、それぞ
れ8Hz,3Hzと推定できる。図38は、前輪に起因
する振動の位相を推定するためのグラフ、図39は、図
38に示すグラフを拡大して示したグラフである。図3
8,39に示すグラフは、図34に示す波形部cをフー
リエ変換して求めた位相成分を、周波数についてプロッ
トしたものである。ここで、前輪の振動による周波数は
8Hzであるため、図39に示す8Hzにおける位相を
求めると0Degとなる。
【0045】図40は、後輪の振動による周波数の位相
を推定するためのグラフ、図41は、図40に示すグラ
フを拡大して示したグラフである。図40,41に示す
グラフは、図35に示す波形部dをフーリエ変換して求
めた位相成分を、周波数についてプロットしたものであ
る。ここで、後輪の振動による周波数は3Hzであるた
め、図41に示す3Hzにおける位相を求めると45D
egとなる。
【0046】このようにして求めた前輪,後輪それぞれ
の振動による、周波数およびその振動の位相から前輪,
後輪それぞれの軸重を推定する。ここでは、前輪の軸重
0を推定する場合について説明する。前輪の荷重は、
図29で説明したように y0 (t)=A0 cos(2π×FREQ0 t+B0 )+C0 ……(1) と表わすことができる。ここで、前輪の振動による周波
数FREQ0 =8Hz、その振動の位相B0 =0deg
と推定できたので、これらを代入すると y0 (t)=A0 cos(2π×8×t+0)+C0 =A0 cos(16πt)+C0 ……(2) となる。ここで、前輪の測定時間内における複数のサン
プリング時刻tに対応する複数の軸重データyの値を、
最小2乗法を用いて(2)式に示す周期関数に回帰させ
ることにより前輪の軸重C0 を求める。時刻ti におい
て y(ti )=yi ,cos(16πti )=xi とすると(yi ,xi )のデータから y=A0 x+C0 なる回帰直線を求めればよい。
【0047】
【数1】
【0048】ここで
【0049】
【数2】
【0050】即ち、(4)式より軸重C0 を求めること
ができる。yi ,xi ,ti の関係を以下に示す。
【0051】
【数3】
【0052】このように本実施形態の軸重測定方法で
は、従来の軸重計からの軸重データに加え、振動計から
の振動データに基づく簡単な方法で、車輌が静止してい
るときのその車輌の軸重を求めることができる。また振
動計は、単に路面に設置するだけでよくメンテナンスが
楽である。さらに軸重を求めるための処理フローはシン
プルなため、FFTアルゴリズムを使用すれば高速処理
が可能である。また走行中の車輌の上下振動に起因する
道路の上下振動による周波数の大きさおよび位相差に無
関係に軸重を求めることができる。
【0053】尚、本実施形態の軸重測定方法では、走行
中の車輌の上下振動に起因する道路の上下振動を振動計
により検出して、振動データを求め、この振動データに
基づいて車輌の上下振動の周期と位相を求めてもよい。
以下に、これらカメラや空間フィルタ振動計による軸重
測定方法について説明する。図42は、カメラにより走
行中の車輌の上下振動を測定する方法を示す図である。
【0054】この測定方法では、走行中のトラック17
の上下振動(図に示すZ方向の振動)をカメラ41で画
像データとして連続的に捉え、その画像データをメモリ
し、メモリされた画像データに基づいてトラック17の
振動による周波数および位相を求め、これらの周波数お
よび位相に基づいて走行中のトラック17の軸重を求め
る。
【0055】図43は、空間フィルタ振動計により走行
中の車輌の上下振動を測定する方法を示す図である。こ
の測定方法では、空間フィルタ振動計42から帯状の光
源を走行中のトラック17に照射してそのトラック17
の上下振動(図に示すZ方向の振動)を空間フィルタ振
動計42で連続的に記録し、記録されたデータに基づい
てトラック17の振動による周波数および位相を求め、
これら周波数および位相に基づいて走行中のトラック1
7の軸重を求める。
【0056】図44は、本発明の一実施形態の軸重測定
装置を示すブロック図である。図44に示す軸重計43
は、走行中の車輌(図示せず)の軸重を測定して軸重デ
ータを得る。振動計44は、走行中の車輌の上下振動に
起因する道路の上下振動を検出して振動データを得る。
第1の演算手段45は、振動計44で検出された振動デ
ータに基づいて、車輌の上下振動の周期と位相を求め
る。第2の演算手段46は、軸重計43からの軸重デー
タに基づいて、第1の演算手段45で求めた周期と位相
を持つ周期関数の直流成分を求める。このようにして直
流成分を求めることにより、その直流成分で表わされ
る、車輌が静止しているときのその車輌の軸重を求める
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軸重測定
方法および装置によれば、走行している車輌の軸重を正
確かつ簡単に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の軸重測定方法を示す図で
ある。
【図2】時速40Km/hで走行しているトラック前輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図3】時速40Km/hで走行しているトラック後輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図4】荷重計から出力された荷重データを示す図であ
る。
【図5】振動計の、前輪に対するセンサ感度を時間軸上
に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
【図6】振動計の、後輪に対するセンサ感度を時間軸上
に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
【図7】振動計から出力された振動データの波形を示す
図である。
【図8】前輪の振動による周波数推定値を示す図であ
る。
【図9】後輪の振動による周波数推定値を示す図であ
る。
【図10】図7に示す振動計から出力された振動データ
の波形をそのままフーリエ変換して得られた波形であ
る。
【図11】時速80Km/hで走行しているトラック前
輪の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図12】時速80Km/hで走行しているトラック後
輪の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図13】荷重計から出力された荷重データを示す図で
ある。
【図14】振動計の、前輪に対するセンサ感度を時間軸
上に変換したセンサ感度分布関数それぞれを示す図であ
る。
【図15】振動計の、後輪に対するセンサ感度を時間軸
上に変換したセンサ感度分布関数それぞれを示す図であ
る。
【図16】振動計から出力された振動データの波形を示
す図である。
【図17】図16に示す前半の波形部cをフーリエ変換
して得られた、前輪の振動による周波数推定値を示す図
である。
【図18】図16に示す後半の波形部dをフーリエ変換
して得られた、後輪の振動による周波数推定値を示す図
である。
【図19】図16に示す振動計の出力信号をそのままフ
ーリエ変換して得られた波形である。
【図20】時速40Km/hで走行中のトラック前輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図21】時速40Km/hで走行中のトラック後輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図22】荷重計から出力された荷重データを示す図で
ある
【図23】振動計の、前輪に対するセンサ感度を時間軸
上に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
【図24】振動計の、後輪に対するセンサ感度を時間軸
上に変換したセンサ感度分布関数を示す図である。
【図25】振動計から出力された振動データの波形を示
す図である。
【図26】図25に示す波形部cをフーリエ変換して得
られた、前輪の振動による周波数指定値を示す図であ
る。
【図27】図25に示す波形部dをフーリエ変換して得
られた、後輪の振動による周波数指定値を示す図であ
る。
【図28】図25に示す振動計の出力信号をそのままフ
ーリエ変換して得られた波形である。
【図29】時速40Km/hで走行中のトラック前輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図30】時速40Km/hで走行中のトラック後輪
の、時間に対する荷重変化を示す図である。
【図31】荷重計から出力された軸重データを示す図で
ある。
【図32】図31に示す軸重データを拡大して示した図
である。
【図33】振動計から出力された振動データの波形を示
す図である。
【図34】図33に示す波形のうちの波形部cを示す図
である。
【図35】図33に示す波形のうちの波形部dを示す図
である。
【図36】前輪の振動による周波数推定値を示す図であ
る。
【図37】後輪の振動による周波数推定値を示す図であ
る。
【図38】前輪に起因する振動の位相を推定するための
グラフである。
【図39】図38に示すグラフを拡大して示したグラフ
である。
【図40】後輪の振動による周波数の位相を推定するた
めのグラフである
【図41】図40に示すグラフを拡大して示したグラフ
である。
【図42】カメラにより走行中の車輌の上下振動を測定
する方法を示す図である。
【図43】空間フィルタ振動計により走行中の車輌の上
下振動を測定する方法を示す図である。
【図44】本発明の一実施形態の軸重測定装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11 荷重計 12,14 アンプ 13 振動計 15 A/D変換器 16 CPU 17 トラック 41 カメラ 42 空間フィルタ振動計 43 軸重計 44 振動計 45 第1の演算手段 46 第2の演算手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の車輌の、該車輌の上下振動の周
    期よりも短い測定時間内の軸重を測定して軸重データを
    得るとともに、該軸重の測定とは別に、走行中の該車輌
    の上下振動を測定して振動データを得、 前記振動データに基づいて、該車輌の上下振動の周期と
    位相を求め、 前記軸重データに基づいて、前記振動データに基づいて
    求められた周期と位相を持つ周期関数の直流成分を求め
    ることにより、該直流成分で表わされる、前記車輌が静
    止しているときの該車輌の軸重を求めることを特徴とす
    る軸重測定方法。
  2. 【請求項2】 走行中の車輌の上下振動に起因する道路
    の上下振動を検出することにより前記振動データを得る
    ことを特徴とする請求項1記載の軸重測定方法。
  3. 【請求項3】 前記車輌の前輪の軸重を求めるか後輪の
    軸重を求めるかに応じて、前記振動データの、走行中の
    車輌の上下振動に起因する部分のうちの、時間軸上の、
    それぞれ前半部分のみ、ないし後半部分のみに基づい
    て、該車輌の上下振動の周期と位相を求めることを特徴
    とする請求項1記載の軸重測定方法。
  4. 【請求項4】 前記軸重データに基づいて前記直流成分
    を求めるにあたり、前記測定時間内の複数のサンプリン
    グ点の軸重を表わす複数の軸重データを前記周期関数に
    回帰させることにより前記直流成分を求めることを特徴
    とする請求項1記載の軸重測定方法。
  5. 【請求項5】 走行中の車輌の軸重を測定して軸重デー
    タを得る軸重計と、 走行中の該車輌の上下振動を測定して振動データを得る
    振動計と、 前記振動データに基づいて、該車輌の上下振動の周期と
    位相を求める第1の演算手段と、 前記軸重データに基づいて、前記第1の演算手段で求め
    られた周期と位相を持つ周期関数の直流成分を求める第
    2の演算手段とを備え、 前記直流成分で表わされる、前記車輌が停止していると
    きの該車輌の軸重を求めることを特徴とする軸重測定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記振動計が、走行中の車輌の上下振動
    に起因する道路の上下振動を検出するものであることを
    特徴とする請求項5記載の軸重測定装置。
JP12743396A 1996-05-22 1996-05-22 軸重測定方法および装置 Withdrawn JPH09311066A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ303605B6 (cs) * 2010-05-03 2013-01-02 Vysoké ucení technické v Brne Zpusob zjištování útlumových vlastností náprav automobilu a zarízení k provádení tohoto zpusobu
CN108871526A (zh) * 2018-05-31 2018-11-23 运城学院 一种监测秤台振动预减法运算的动态称重方法
CN114235117A (zh) * 2021-11-29 2022-03-25 北京万集科技股份有限公司 车辆轴数确定方法、装置、系统及存储介质

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