JPH09310549A - 半開装置付き窓開閉装置 - Google Patents

半開装置付き窓開閉装置

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JPH09310549A
JPH09310549A JP12554396A JP12554396A JPH09310549A JP H09310549 A JPH09310549 A JP H09310549A JP 12554396 A JP12554396 A JP 12554396A JP 12554396 A JP12554396 A JP 12554396A JP H09310549 A JPH09310549 A JP H09310549A
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JP
Japan
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window
screw shaft
opening
pulley
nut
Prior art date
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Application number
JP12554396A
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English (en)
Inventor
Masataka Sakano
正敬 阪野
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓を半開位置で停止させた際の衝撃の緩和が
できる開閉窓の半開装置を備えた窓開閉装置を提供す
る。 【解決手段】 ラチェット機構3を備えたワイヤ巻取り
プーリー2と、巻取りレバーと、ワイヤYと、ワイヤY
の巻き戻しを中途で停止させ窓Aを半開状態で固定する
半開装置300とを備え、半開装置300は、ハウジン
グ4と、軸方向に変位可能に支持されるとともに外周に
ネジが形成されたネジ軸5と、回転阻止手段を有し前記
ネジ軸5の回転により軸方向に移動するナット6と、該
ナット6の移動を制限する半開選択機構7と、プーリー
2とネジ軸5との間の伝動機構20と、ナット6の移動
が阻止された際に所定の減衰力を付与してネジ軸5を軸
方向に変位させるダンパーとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤを介して
遠隔操作される窓を開閉するための窓開閉装置にかかわ
り、とくに窓を半開状態で停止させるための半開装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】排煙窓の窓開閉装置は、窓枠と該窓枠に
揺動自在に取り付けられた障子との間に、障子を開窓方
向に付勢する付勢機構を付設し、遠隔操作装置としての
ワイヤ巻取り装置で付勢機構を押圧して閉窓状態を維持
している。この排煙窓の開窓は、ワイヤ巻取り装置に設
けた押しボタンなどの操作手段を操作して、ワイヤを巻
き取っているプーリーのロック機構(ラチェット機構)
を解除することにより、付勢機構により開窓方向に動か
された窓が自重で一時に全開することによりなされる。
これとともに、プーリーに巻かれたワイヤが巻き戻され
る。
【0003】閉窓は、前記プーリーに連結されたワイヤ
巻取りレバー等の操作手段を手動操作して、開いた障子
を自重および付勢機構に逆らってプーリーにワイヤを巻
き取ることによりなされる。この閉窓時に、途中で巻取
操作を停止することで、窓の半開状態を実現できるが、
半開状態に設定するために一旦全開させたあとで窓を閉
める操作が必要となり不便である。
【0004】このため、従来より、ワンタッチで排煙窓
を半開状態に停止でき、換気などに使用するための半開
装置が提案されている(特公平5−69952号公報、
実開平2−58935号公報)。この半開機構は、ハウ
ジング内に回転自在かつ軸方向に変位可能に支持される
とともに、外周に送りネジが形成されたネジ軸と、該ネ
ジ軸に螺合されたナットと、該ナットの移動を選択的に
阻止する半開選択機構と、前記プーリーと前記ネジ軸と
の間の伝動機構とからなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の開閉
窓の半開装置は、半開位置で停止させる際の衝撃の緩和
機構がなく、窓、ワイヤなどに大きな衝撃が加わる問題
があった。この発明の目的は、窓を半開位置で停止させ
た際の衝撃の緩和ができる開閉窓の半開装置の提供にあ
る。なお、この発明で窓の半開とは、全閉と全開との間
の所定の開度を意味する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケーシング
内に、ワイヤ巻取りプーリー、該プーリーのワイヤ巻取
り操作機構、前記プーリーのロック機構、および該ロッ
ク機構の解除機構を設けたワイヤ巻取り装置と、一端が
開閉窓の障子に連結され他端が前記プーリーに巻き取ら
れるワイヤと、前記ワイヤ巻取り装置に並設され、前記
ワイヤの巻き戻しを中途で停止させ前記開閉窓を所定の
開度で固定する半開装置とを備えた窓開閉装置におい
て、前記半開装置は、ハウジングと、該ハウジング内に
回転自在かつ軸方向に変位可能に支持されたネジ軸と、
該ネジ軸に螺合されネジ軸の回転により軸方向に移動す
るナットと、前記プーリーと前記ネジ軸との間の伝動機
構と、前記ナットの移動を途中で阻止して前記開閉窓を
半開位置で停止させる半開選択機構と、前記ネジ軸を軸
方向に付勢するダンパーとからなることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用・効果】この発明の窓開閉装置は、開閉窓
を換気などのために半開位置に停止させる場合におい
て、半開位置での停止時にナットが係止部材に突き当た
ると、ダンパーが作用して停止動作を遅延させ、衝撃を
緩和する。このため、窓、ワイヤなどに加わる衝撃荷重
が低減し、衝撃音や振動音の発生が防止でき、耐久性お
よび使用性が向上できる。
【0008】請求項2に記載の構成では、ダンパーとし
てコイルスプリングを採用している。これにより、コン
パクトで低コストの窓半開機構が製造できる。なお、ダ
ンパーとして、板バネ、ゴムなどの弾性材以外に、液体
の圧縮または液体の流動抵抗を利用したピストンとシリ
ンダーとの組合せも採用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2は窓開閉装置100を
示し、図3に示す如く、一端が排煙窓Aの障子Bに連結
されたワイヤYを巻取り、巻き戻しして窓Aを開放した
り閉じたりする作用を有する。窓開閉装置100は、ワ
イヤの巻取り、巻き戻しを行うための巻取り装置200
と、該巻取り装置200に付設され、障子Bを設定され
た半開位置で停止させるための半開装置300とを備え
る。
【0010】この実施例では、巻取り装置200および
半開装置300は、前面が開放したボックス101内に
設置されている。ボックス101は、壁内に埋め込ま
れ、その前面は室内に面しているとともに、図3に示す
化粧蓋102によって塞がれている。
【0011】巻取り装置200は、偏平でやや縦長のケ
ーシング1内に組み込まれている。ケーシング1は、ボ
ックス101の底板に締結された基板11と、該基板1
1に締結された前蓋12(図2参照)とからなる。ケー
シング1内の下部には、ワイヤ巻取り用のプーリー2が
回転自在に収容されている。
【0012】プーリー2と基板11との間には、プーリ
ー2の左回り回転(排煙窓Aを閉める方向)を許容し、
右回り回転(排煙窓Aを開く方向)を規制するロック機
構としてのラチェット機構3が設けられている。プーリ
ー2の軸21の前部には六角穴22が形成されており、
ワイヤ巻取レバー13の連結部となっている。図3に示
す如く、六角穴22には、前蓋12の下部前面に配され
る閉窓操作手段としてのレバー13が連結される。
【0013】ケーシング1内の中間部には、前記遠心式
ブレーキCが設けられ、ケーシング1の上部には前記ラ
チェット機構3によるプーリー2の左回り回転の規制を
解除し、排煙窓Aを開くための開窓ボタン31が設けら
れている。開窓ボタン31およびレバー13は、化粧蓋
102の設けた対応窓から室内に露出している。
【0014】排煙窓Aは、常時は閉められており、開窓
する際は、ボタン31を押す。この操作により、リンク
機構32を介してラチェット機構3が解除されプーリー
2の回転が自由になる。排煙窓Aの障子Bは、開窓付勢
機構としてのピストン33により押されて窓枠Eから離
れ、つぎに自重でプーリー2からワイヤYを巻戻しなが
ら一時に全開する。この際に遠心式ブレーキCが作動し
て開窓速度を規制し、全開時の衝撃を低減させる。
【0015】排煙窓Aを閉めるときは、レバー13の先
端部の把手14を手で掴んでレバー13を左回転させ、
ワイヤYをプーリー2に巻き取る。障子Bは重力および
ピストン33の抗力に逆らって閉窓方向に駆動される。
窓を半開など所定に開度に設定するときは、ボタン31
を押して窓Aを全開させ、つぎにレバー13を回動させ
て、所望の開度で停止する。
【0016】このように窓を半開させるには、一旦全開
させた窓を手動で半開状態まで閉める手間がかかる。こ
のため、ワンタッチで窓を半開させるための半開装置3
00が付設されている。半開装置300は、ケーシング
1の左側に連結された縦に細長い箱状のハウジング4内
に設けられている。
【0017】ハウジング4は、ケーシング1の基板11
の左側方にネジで締結された背箱41と、該背箱41に
突き合わされネジで締結された蓋箱42とに2分割され
ている。ハウジング4内には、送りネジが形成されたネ
ジ軸5が縦に配されている。ネジ軸5は、ハウジング4
の上端壁43および下端壁44に回転自在、かつ軸方向
に変位可能に支持されている。
【0018】背箱41の内壁4Aには、左側にネジ軸5
に沿った略120度の筒面45が同軸的に形成されてい
る。ネジ軸5の右側の内壁4Aには、筒面45の右縁に
沿って縦に長い凸条46がネジ軸5と平行して突設され
ており、ネジ軸5の左側の中間に位置する筒面45に
は、弦方向の係止段47が突設されている。背箱41に
は、内壁4Aに凸条46の一部を切り欠く凹所48が形
成されている。蓋箱42には、右半円筒状側壁49付き
の丸穴40が形成され、該右半円筒状側壁49の上端
は、蓋箱42の内面に設けられた係止堤4Bに連なって
いる。
【0019】ネジ軸5は、上端に短い上側円筒面部5
1、下部にやや長い下側円筒面部52が形成され、中間
部は送りネジ部53となっており、送りネジ部53と下
側円筒面部52との間にはネジ歯車54が設けられてい
る。上側円筒面部51と、下側円筒面部52の下端部と
は、ハウジングの上端壁43および下端壁44に形成さ
れた軸穴に樹脂製軸受55および56を介して回転自在
かつ軸方向に数ミリの移動可能に支持されている。
【0020】ネジ軸5は、プーリー2の軸21と直交し
ており、送りネジ部53にナット6が螺合されている。
ナット6には、凸条46の頂面に係合してナット6の右
回転を阻止する周り止め爪61と、周り止め爪61に背
向して前記係止段47に引っ掛かり、ナット6の上方へ
の移動を阻止するための引っ掛かり爪62が設けられて
いる。
【0021】ナット6は、周り止め爪61が凸条46の
頂面に係合して右回転を阻止されている位置では、引っ
掛かり爪62は係止段47に引っ掛からないように設定
されている。ナット6が、周り止め爪61が凸条46の
頂面に係合して右回転を阻止されている位置から約30
度ほど左回転した位置においては、引っ掛かり爪62が
係止段47に引っ掛かり、かつ、周り止め爪61が係止
堤4Bに係止されて上方への移動が阻止される。
【0022】半開選択機構7は、係止段47に対応した
位置のネジ軸5の右側に取り付けられている。半開選択
機構7は、図4〜図6に示す如く、樹脂製で左側部が欠
落部70となっている3/4円筒状の外筒71と、該外
筒71内に摺動自在に差し込まれた筒状の押しボタン7
2と、該押しボタン72内に摺動自在に配されたシャフ
ト73とを備える。シャフト73には、固定ナット付き
ネジ7Nが同軸的に螺合されている。
【0023】外筒71の下面にはスリット74が形成さ
れている。押しボタン72の外周には、左側方に、周り
止め爪61を下方から上方に通過させるための通路76
が設けられ、前記外筒71の欠落部70に遊嵌した突出
し部75が形成されている。また、押しボタン72の外
周の下側には、前記スリット74から突き出して、押し
込み位置保持手段8の保持腕81が設けられている。
【0024】通路76の背側壁は前側に傾斜した傾斜面
77となっている。シャフト73の下端面と凹所48と
の間にはスプリング79が介装されている。押しボタン
72の頭部は、蓋箱42に設けた丸穴40から突き出し
ており、図3に示す如く、化粧蓋102から室内に露出
している。
【0025】プーリー2とネジ軸5との間は、歯車列か
らなる伝動機構20により回転が伝動される。伝動機構
20は、プーリー2の外周に設けたギア23と、背箱4
1に軸支されギア23に噛み合うピニオン24と、該ピ
ニオン24に連設され前記ネジ歯車54に噛み合うネジ
歯車25とからなる。ネジ歯車54とハウジング4の下
端壁44との間には、ネジ軸5を上方に付勢するダンパ
ーとしてのコイルスプリング57が装着されている。
【0026】押し込み位置保持手段8は、図4〜図7に
示す如く、前記保持腕81、蓋箱42の裏面に横方向の
往復動自在に取り付けられたスライド部材82、該スラ
イド部材82を右方向に付勢するバネ83(図7に示
す)、および押し込み位置保持手段8の解除手段として
作用する前記周り止め爪61からなる。
【0027】図7に示す如く、半開選択機構7の先
(背)端部には、押しボタン72の押し操作力を軽減す
る作用を有する操作力軽減機構9が設けられている。操
作力軽減機構9は、押しボタン72の先端に上下に形成
されたスリット91、91、シャフト73の先端に形成
されスリット91、91に遊嵌する突起92、92、お
よび突起92、92の上方にスリット91、91に介在
させた剛球93、93からなる。
【0028】この操作力軽減機構9は、図7の(イ)に
示す如く、シャフト73が前に出っ張っていると突起9
2、92に押されて剛球93、93がスリット91、9
1から幾分外側に押し出されている。このため、剛球9
3、93が凹所48の上下縁に嵌め込んだ上端楔面つき
止め板94、94の上端楔面に干渉して、押しボタン7
2が押し込まれることを阻止している。シャフト73に
取り付けられた固定ナット7n 付きネジ7Nが所定のス
トローク(ナット7n が押しボタン72に当たるまで)
押し込まれると、まず図7の(ロ)に示す如く、突起9
2、92が下方に変位し剛球93、93はスリット9
1、91内に納まる。この結果、図7の(ハ)に示す如
く、剛球93、93と止め板94、94の上端楔面とは
干渉しなくなり、そのまま固定ナット付きネジ7Nを押
し続けることにより、押しボタン72を押し込むことが
可能となる。
【0029】排煙窓Aを半開状態から全開させる場合
は、押しボタン72を押し込むと、まずシャフト73が
押し込まれて剛球93がスリット91内に入り込む。つ
づいて押しボタン72が押し込まれ、通路76内に位置
する周り止め爪61は、通路76の前側壁である対向面
78に押されて30度程度右回転する。これにより、ナ
ット6は、引っ掛かり爪62の係止段47への引っ掛か
り、および周り止め爪61の係止堤4Bへの係合が解除
され、ナット6の上方への移動が可能になる。
【0030】図7の(イ)に示す押しボタン72が突き
出した位置から、図7の(ロ)に示す中間位置を経て、
図7の(ハ)に示す位置に押しボタン72が押し込まれ
ると、保持腕81による係合が外れたバネ83のバネ力
でスライド部材82が右側にスライドして保持腕81の
前に挟まり、押しボタン72の戻りを阻止する。
【0031】押し込み位置保持手段8の解除は、つぎの
ようになされる。図6に示す如く、ワイヤの巻取り操作
に連動してネジ軸5が左回転し、ナット6が下方に移動
して行く。このとき、ネジ軸5の回転により周り止め爪
61が凸条46の頂面に係合して右回転を阻止されてい
る位置から約110度ほど左回転した位置に設定され、
蓋箱42の裏面に接触している。
【0032】周り止め爪61がスライド部材82の左部
に設けた傾斜面84を押圧すると、スライド部材82は
左側にスライドする。これにより、スライド部材82が
右端部による保持腕81の係合が外れて保持腕81の前
方への復帰を可能にする。保持腕81が前方への復帰可
能になると、押しボタン72は、スプリング79の付勢
により押し込み前の位置に復帰する。
【0033】押しボタン72が押され、押し込み位置保
持手段8により押しボタン72は押し込み位置に保持さ
れると、傾斜面77は下端が背側に引っ込み上端が凸条
46と対応したレベルに設定される。これにより、ナッ
ト6は、周り止め爪61が凸条46に接触している姿勢
のまま通路76を通過可能になり、かつ、周り止め爪6
1は係止堤4Bの後方を通過できるため、上方への移動
が自由となる。この状態で、ボタン31を押すとネジ軸
5の右回転によりナット6はネジ軸5の上端部まで移動
できるため、窓Aが全開する。
【0034】この半開装置300はつぎのように作用す
る。押しボタン72を押さないと、傾斜面77は、下端
が凸条46と同位置となり、上端は凸条46より前側の
位置に設定されている。この状態でボタン31が押さ
れ、プーリー2の回転により伝動機構20を介してネジ
軸5が回転駆動され、ナット6が上方に移動し半開選択
機構7に接触すると、周り止め爪61は傾斜面77に係
合して回転力を受け、ナット6が30度程度左回転す
る。
【0035】ナット6は、この姿勢になると引っ掛かり
爪62が係止段47に引っ掛かり、かつ周り止め爪61
が係止堤4Bに係止されるため、ナット6の上方への移
動は阻止される。この結果、逆方向(ナット6→ネジ軸
5→伝動機構20→プーリー2)に制動力が作用し、プ
ーリー2のワイヤ巻き戻し(右)回転が阻止され障子B
が半開状態で停止する。この制動が一時に行われると、
衝撃により騒音、振動が発生したり、過大な応力により
部材が疲労したりする不具合が生じる。
【0036】この発明では、周り止め爪61が係止段4
7に当接した時点から、ダンパーとしてのコイルスプリ
ング57が圧縮され、ネジ軸5が下方に移動して衝撃的
な制動を緩和する。これにより、障子Bの半開停止時の
衝撃が低減して、騒音や振動の発生が防止できる。
【0037】ダンパーとしては、コイルスプリング以外
に、板ばね、液体を充填したシリンダーとピストンとを
組み合わせたリキッドスプリング、ゴムなど、緩衝作用
のある他の機構が使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓開閉装置のケーシングおよびハウジングの蓋
を外した正面図である。
【図2】窓開閉装置のケーシングおよびハウジングの蓋
をした正面図である。
【図3】窓開閉装置の斜視図である。
【図4】半開装置の半開選択機構の斜視図である。
【図5】半開装置の半開選択機構の斜視図である。
【図6】半開装置の半開選択機構の平面断面図である。
【図7】半開装置の半開選択機構の側面断面図である。
【図8】半開装置の半開選択機構の断面図である。
【図9】半開装置の蓋箱の裏面を透視した正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤ巻取り装置のケーシング 2 プーリー 3 ラチェット機構(ロック機構) 4 半開装置のハウジング 5 ネジ軸 6 ナット 7 半開選択機構 8 押し込み位置保持手段 13 レバー(ワイヤ巻取り操作機構) 20 伝動機構 31 開窓ボタン(ロック機構の解除機構) 57 コイルスプリング(ダンパー) 100 窓開閉装置 200 ワイヤ巻取り装置 300 半開装置 A 排煙窓(開閉窓) B 障子 Y ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に、ワイヤ巻取りプーリ
    ー、該プーリーのワイヤ巻取り操作機構、前記プーリー
    のロック機構、および該ロック機構の解除機構を設けた
    ワイヤ巻取り装置と、一端が開閉窓の障子に連結され他
    端が前記プーリーに巻き取られるワイヤと、前記ワイヤ
    巻取り装置に並設され、前記ワイヤの巻き戻しを中途で
    停止させ前記開閉窓を所定の開度で固定する半開装置と
    を備えた窓開閉装置において、 前記半開装置は、ハウジングと、該ハウジング内に回転
    自在かつ軸方向に変位可能に支持されたネジ軸と、該ネ
    ジ軸に螺合されネジ軸の回転により軸方向に移動するナ
    ットと、前記プーリーと前記ネジ軸との間の伝動機構
    と、前記ナットの移動を途中で阻止して前記開閉窓を半
    開位置で停止させる半開選択機構と、前記ネジ軸を軸方
    向に付勢するダンパーとからなることを特徴とする窓開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ダンパーは、前
    記ハウジングと前記ネジ軸との間に介装したコイルスプ
    リングであることを特徴とする窓開閉装置。
JP12554396A 1996-05-21 1996-05-21 半開装置付き窓開閉装置 Pending JPH09310549A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018172851A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 三協立山株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018172851A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 三協立山株式会社 建具

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