JPH09309923A - 活性エネルギー線硬化性組成物、レンズシートおよびバックライト - Google Patents

活性エネルギー線硬化性組成物、レンズシートおよびバックライト

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JPH09309923A
JPH09309923A JP8128848A JP12884896A JPH09309923A JP H09309923 A JPH09309923 A JP H09309923A JP 8128848 A JP8128848 A JP 8128848A JP 12884896 A JP12884896 A JP 12884896A JP H09309923 A JPH09309923 A JP H09309923A
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JP
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lens
formula
active energy
energy ray
weight
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JP8128848A
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Hiroshi Fukushima
洋 福島
Yukichi Konami
諭吉 小並
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、作業性、密着性に優れたレンズシー
トを提供するとともに、正面輝度の向上したバックライ
トを提供する。 【解決手段】 透明基材の少なくとも一方の表面に、特
定の活性エネルギー線硬化性組成物によってレンズ部が
形成されてなるレンズシート、および、該レンズシート
を光源に対向する少なくとも一つの入射面および出射面
を有する板状の導光体の出射面側に載置したバックライ
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、表
示板や看板等のバックライト、プロジェクションテレビ
やマイクロフィエウムリーダー等の投射スクリーンある
いは立体写真等に使用されるプリズムシート、フレネル
レンズシート、レンチキュラーレンズシート等のレンズ
シート、このようなレンズシートを用いたバックライ
ト、レンズシートのレンズ部を構成する活性エネルギー
線硬化性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等のバックライトに用いら
れるプリズムシート、レンチキュラーレンズシート、プ
ロジェクションテレビやマイクロフィルムリーダー等の
投射スクリーンも用いられるフレネルレンズシート、レ
ンチキュラーレンズシート、立体写真等に使用されるレ
ンチキュラーレンズシート等のレンズシートとして、レ
ンズパターンの精確な転写性や生産性等の観点から、紫
外線硬化性組成物等の活性エネルギー線硬化性組成物を
用いてレンズ部を形成したものが使用されてきている。
このようなレンズシートは、例えば、透明樹脂フィルム
や透明樹脂シート等の透明基材上に活性エネルギー線硬
化性組成物の硬化物からなるレンズ部が一体に形成され
ている。このようなレンズシートのレンズ部を形成する
ために使用される活性エネルギー線硬化性組成物として
は、透明基材との密着性、レンズ型との剥離性、レンズ
シートとしての光学特性等の種々の特性が要求される。
【0003】例えば、カラー液晶表示装置を備えた携帯
用ノートパソコンや、カラー液晶パネルを使った携帯用
液晶TVあるいはビデオ一体型液晶TVなどのバッテリ
ー駆動製品においては、液晶表示装置の消費電力がバッ
テリー駆動時間を伸ばすための障害になっている。中で
も、液晶表示装置に使われているバックライトの消費電
力の割合は大きく、この消費電力をできる限り低く抑え
ることがバッテリー駆動時間を伸ばし、上記製品の実用
価値を高める上で重要な課題とされている。しかし、バ
ックライトの消費電力を抑えることによって、バックラ
イトの輝度を低下させたのでは液晶表示が見難くなり好
ましくない。そこで、バックライトの輝度を犠牲にする
ことなく消費電力を抑えるために、バックライトの光学
的な効率を改善するために、片面にプリズム列やレンチ
キュラー列等のレンズ列を多数形成したレンズシート
を、導光体の出射面側に載置したバックライトが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなレンズシー
トとしては、ポリメチルメタクリレートやポリカーボネ
ート等の熱可塑性透明樹脂からなるシートの表面にプレ
ス加工によってレンズ列を形成したり、ポリエステルや
ポリカーボネート等の透明シートの表面に紫外線等の活
性エネルギー線硬化性組成物によってレンズ列を形成し
たレンズシートが使用されていた。しかし、熱可塑性透
明樹脂からなるシートの表面にプレス加工によってレン
ズ列を形成したレンズシートでは、屈折率、透明性、表
面反射率や強度のバランスをとることが困難であり、十
分な正面輝度の向上を達成できるものではなかった。
【0005】また、レンズシートは、導光体からの出射
光を屈折作用によって正面方向に出射光を向けることに
よって、正面輝度を向上させバックライトの光学的な効
率を向上させる目的で使用されるものであり、その正面
輝度の向上効果はレンズシートの屈折率に依存するた
め、屈折率の高い活性エネルギー線硬化性組成物を使用
してレンズシートのレンズ部を形成することが提案され
ている。しかしながら、屈折率の高い材料を使用した場
合には、光線透過率が低くなったり、入射光の表面反射
率が高くなるために、必ずしも十分な正面輝度の向上を
達成できるものではなかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、レンズシートと
しての光線透過率の低下や表面反射率の増加を抑制し
て、屈折率、透明性、表面反射率や強度のバランス性に
優れた活性エネルギー線硬化性組成物を提供し、正面輝
度の高いレンズシートおよびバックライトを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記のよ
うな従来のバックライトの問題点に鑑みて、特定の活性
エネルギー線硬化性組成物によってレンズシートのレン
ズ部を構成することによって、屈折率、透明性、表面反
射率や強度のバランス性に優れ、光線透過率の低下や表
面反射率の増加を招くことなく、正面輝度の高いレンズ
シートおよびバックライトが得られることを見出し、本
発明に至ったものである。
【0008】すなわち、本発明の活性エネルギー線硬化
性組成物は、(A)下記一般式(1)で示される化合物
の少なくとも1種を20〜80重量%と、
【0009】
【化9】
【0010】(式中、R1 は水素またはメチル基を、X
およびYはメチル基、塩素、臭素またはヨウ素のいずれ
かを示し、tおよびuは0〜2の整数である。) (B)下記一般式(2)で示される化合物の少なくとも
1種を10〜75重量%と、
【0011】
【化10】
【0012】(式中、R2 は水素またはメチル基を、R
3 は次の式(3)〜(5)のいずれかを、VおよびWは
メチル基、塩素、臭素またはヨウ素のいずれかを、Zは
−CH2 −、−S−、次の式(6)または(7)のいず
れかを示し、pおよびqは0〜2の整数である。)
【0013】
【化11】
【0014】(式中、mは0〜7の整数である。)
【0015】
【化12】
【0016】(式中、nは0〜7の整数である。)
【0017】
【化13】
【0018】
【化14】
【0019】
【化15】
【0020】(C)下記一般式(8)で示される化合物
の少なくとも1種を1〜50重量%と、
【0021】
【化16】
【0022】(式中、R4 は水素またはメチル基を、R
5 は炭素数2〜5の直鎖型または分岐型の炭化水素基、
Gは水素、フェニル基、塩素、臭素またはヨウ素のいず
れかを示し、iは1〜5の整数である。) (D)活性エネルギー線感応性ラジカル重合開始剤を
(A)〜(C)成分の合計量100重量部に対して0.
01〜5重量部とを含有することを特徴とするものであ
る。
【0023】また、本発明のレンズシートは、透明基材
の少なくとも一方の表面に、上記のような活性エネルギ
ー線硬化性組成物によってレンズ部が形成されているこ
とを特徴とするものである。さらに、本発明のバックラ
イトは、光源と、該光源に対向する少なくとも一つの入
射面および出射面を有する板状の導光体から構成され、
上記のようなレンズシートが導光体の出射面側に載置さ
れていることを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の活性エネルギー線硬化性
組成物は、図1に示したバックライトに使用されるプリ
ズムシート1等のレンズシートに適したものである。特
に、本発明の活性エネルギー線硬化性組成物は、図2に
示したように、透明シート8の少なくとも一方の面にレ
ンズ部9が形成されてなるレンズシート1において、そ
のレンズ部9を構成するものである。本発明の活性エネ
ルギー線硬化性組成物は、次の(A)〜(D)の成分を
含有してなる組成物である。
【0025】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
使用される(A)成分は、前記一般式(1)で示される
化合物であり、活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物
の透明性を低下させることなく屈折率を高めるための成
分である。前記一般式(1)で示される化合物の具体例
としては、ビス(4−メタクリロイルチオフェニル)ス
ルフィド、ビス(4−アクリロイルチオフェニル)スル
フィド、ビス(4−メタクリロイルチオ−3,5−ジク
ロロフェニル)スルフィド、ビス(4−アクリロイルチ
オ−3,5−ジクロロフェニル)スルフィド、ビス(4
−メタクリロイルチオ−3,5−ジブロモフェニル)ス
ルフィド、ビス(4−アクリロイルチオ−3,5−ジブ
ロモフェニル)スルフィド、ビス(4−メタクリロイル
チオ−3,5−ジメチルフェニル)スルフィド、ビス
(4−アクリロイルチオ−3,5−ジメチルフェニル)
スルフィド等が挙げられ、中でもビス(4−メタクリロ
イルチオフェニル)スルフィドが特に好ましい。これら
は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合
わせて使用することもできる。
【0026】本発明において、(A)成分は、(A)〜
(B)成分中に20〜80重量%の範囲で使用され、好
ましくは25〜70重量%の範囲、さらに好ましくは3
0〜60重量%の範囲である。これは、(A)成分が2
0重量%未満であると、レンズシートのレンズ部の屈折
率が低下する傾向にあり、レンズシートによる輝度向上
効果を十分に達成することができないためであり、逆に
80重量%を超えるとレンズ部の透明性や機械的強度が
低下したり、レンズ型への注入作業性が低下する傾向に
あるとともに、貯蔵中に常温で固体である(A)成分の
析出が起こり組成変化を起こしやすい傾向にあるためで
ある。
【0027】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
使用される(B)成分は、前記一般式(2)で示される
化合物であり、活性エネルギー線硬化性組成物より形成
したセンズ部の屈折率を高めるとともに、機械的強度を
向上させるための成分である。本発明の活性エネルギー
線硬化性組成物を用いてレンズ部を賦型する際には、レ
ンズ部のレンズ形状を精確に転写し、その厚さを均一と
することが必要であるため、(B)成分としては常温で
液体で、粘度が低いものが好ましい。また、(B)成分
は、常温で固体である(A)成分を効率よく溶解できる
ものが好ましい。
【0028】前記一般式(2)で示される化合物の具体
例としては、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイル
オキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−(メ
タ)アクリロイルオキシエトキシフェニル)−プロパ
ン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシジ
エトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシトリエトキシフェニル)−
プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオ
キシテトラエトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビ
ス(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシフ
ェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アク
リロイルオキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオ
キシジエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシペ
ンタエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、
ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニ
ル)−メタン、ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシ
ジエトキシフェニル)−メタン、ビス(4−(メタ)ア
クリロイルオキシジエトキシフェニル)−スルフォン、
ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシ
フェニル)−スルフォン、ビス(4−(メタ)アクリロ
イルオキシジエトキシフェニル)−スルフィド、ビス
(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシフェ
ニル)−スルフィド、ビス(4−(メタ)アクリロイル
オキシジエトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−スル
フィド、ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタ
エトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−スルフィド等
のエステルモノマー、ビスフェノールA型エポキシ化合
物とメタクリル酸との反応物、臭素化ビスフェノールA
型エポキシ化合物とメタクリル酸との反応物、ビスフェ
ノールF型エポキシ化合物とメタクリル酸との反応物、
ビスフェノールS型エポキシ化合物とメタクリル酸との
反応物等が挙げられる。これらは、1種を単独で使用し
てもよいし、2種以上を組み合わせて使用することもで
きる。
【0029】これら(B)成分の中でも、2,2−ビス
(4−メタクリロイルオキシエトキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス(4−アクリロイルオキシエトキシ
フェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロ
イルオキシジエトキシフェニル)−プロパン、2,2−
ビス(4−アクリロイルオキシジエトキシフェニル)−
プロパン、2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシト
リエトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−
アクリロイルオキシトリエトキシフェニル)−プロパ
ン、2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシテトラエ
トキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−アク
リロイルオキシテトラエトキシフェニル)−プロパン、
2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシペンタエトキ
シフェニル)−プロパン、2,2−ビス(4−アクリロ
イルオキシペンタエトキシフェニル)−プロパン、ビス
フェノールA型エポキシ化合物とメタクリル酸との反応
物、臭素化ビスフェノールA型エポキシ化合物とメタク
リル酸との反応物が特に好ましい。
【0030】本発明において、(B)成分は、(A)〜
(C)成分中に10〜75重量%の範囲で使用され、好
ましくは15〜70重量%の範囲、さらに好ましくは2
0〜50重量%の範囲である。これは、(B)成分が1
0重量%未満であると、レンズシートのレンズ部の透明
性や機械的強度が低下する傾向あるとともに、貯蔵中に
常温で固体である(A)成分の析出が起こり組成変化を
起こしやすい傾向にあるためである。逆に、(B)成分
が75重量%を超えると、レンズシートのレンズ部の屈
折率が低下する傾向にあり、レンズシートによる輝度向
上効果を十分に達成することができないためである。
【0031】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
使用される(C)成分は、前記一般式(8)で示される
化合物であり、活性エネルギー線硬化性組成物の粘度や
屈折率等の調整を行うための成分である。本発明の活性
エネルギー線硬化性組成物を用いてレンズ部を賦型する
際には、レンズ型への注入作業性、レンズ形状を転写
性、レンズ部の厚さコントロール性等の観点から、
(C)成分としては常温で液体で、粘度が低いものが好
ましい。また、(C)成分は、常温で固体である(A)
成分の溶解性に優れたもの、形成するレンズ部の屈折率
を高める効果が大きいものが好ましい。
【0032】前記一般式(8)で示される化合物の具体
例としては、ベンジルチオエチル(メタ)アクリレー
ト、ベンジルチオプロピル(メタ)アクリレート、ベン
ジルチオ−1−メチルエチル(メタ)アクリレート、ベ
ンジルチオ−2−メチルエチル(メタ)アクリレート、
ベンジルチオブチル(メタ)アクリレート、ベンジルチ
オ−1−メチルプロピル(メタ)アクリレート、ベンジ
ルチオ−3−メチルプロピル(メタ)アクリレート、ベ
ンジルチオペンチル(メタ)アクリレート、ベンジルチ
オ−2,2−ジメチルプロピル(メタ)アクリレート、
2−(4’−クロロベンジルチオ)エチル(メタ)アク
リレート、2−(4’−クロロベンジルチオ)プロピル
(メタ)アクリレート、2−(4’−クロロベンジルチ
オ)−1−メチルエチル(メタ)アクリレート、2−
(4’−クロロベンジルチオ)−2−メチルエチル(メ
タ)アクリレート、2−(4’−クロロベンジルチオ)
ブチル(メタ)アクリレート、2−(4’−クロロベン
ジル)−1−メチルプロピル(メタ)アクリレート、2
−(4’−クロロベンジル)−3−メチルプロピル(メ
タ)アクリレート、2−(4’−クロロベンジル)ペン
チル(メタ)アクリレート、2−(4’−クロロベンジ
ル)−2、2−ジメチルプロピル(メタ)アクリレート
等が挙げられ、中でもベンジルチオエチルメタクリレー
ト、ベンジルチオエチルアクリレート、2−(4’−ク
ロロベンジルチオ)エチルメタクリレート、2−(4’
−クロロベンジルチオ)エチルアクリレートが特に好ま
しい。これらは、1種を単独で使用してもよいし、2種
以上を組み合わせて使用することもできる。
【0033】本発明において、(C)成分は、(A)〜
(C)成分中に1〜50重量%の範囲で使用され、好ま
しくは5〜45重量%の範囲、より好ましくは10〜4
0重量%の範囲である。これは、(C)成分が1重量%
未満であると、活性エネルギー線硬化性組成物の粘度や
屈折率を十分に調整することができない傾向にあり、レ
ンズ型への注入作業性が低下したり、透明基材とレンズ
部との密着性が低下したり、十分に屈折率を高めること
ができなかったりする傾向にあるためであり、逆に50
重量%を超えると形成したレンズ部の屈折率や機械的強
度が低下したり、透明基材とレンズ部との密着性が低下
する傾向にあるためである。本発明の活性エネルギー線
硬化性組成物は、上記のような(A)〜(C)成分を併
用することにより、硬化物の透明性を低下させることな
く、屈折率を高めることができ、生産性も向上できるも
のであり、特に、プリズムシート、フレネルレンズシー
ト、レンチキュラーレンズシート等のレンズシートのレ
ンズ部を構成する材料として適しているものである。
【0034】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
使用される活性エネルギー線感応性ラジカル重合開始剤
(D)としては、紫外線等に代表される活性エネルギー
線に感応してラジカルを発生する化合物であれば、特に
限定されるものではなく、公知の重合開始剤を使用する
ことができる。(D)成分の具体例としては、ベンゾイ
ン、ベンゾインモノメチルエーテル、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、アセトイン、ベンジル、ベンゾフェノ
ン、ベンジルジメチルケタール、p−メトキシベンゾフ
ェノン、ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、メチルフェニルグリオキシレート、
エチルフェニルグリオキシレート、2−ヒドロキシ−2
−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−メチ
ル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルフ
ォリノプロパノン−1等のカルボニル化合物、テトラメ
チルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジ
スルフィド等の硫黄化合物、2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルフォスフィンオキサイド等のアシルフォ
スフィンオキサイド、カンファーキノン、ビス(シクロ
ペンタジエニル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−
(ピル−1−イル)チタニウム等の可視光線感応性のラ
ジカル重合開始剤等が挙げられる。これらは、1種を単
独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用す
ることもできる。
【0035】中でも、ベンジルジメチルケタール、2,
2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、メ
チルフェニルグリオキシレート、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2,4,6
−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサ
イド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,
4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイドが
特に好ましい。本発明において、(D)成分は、(A)
〜(C)成分の合計量100重量部に対して0.01〜
5重量部の範囲で使用され、好ましくは0.02〜3重
量部の範囲である。これは、(D)成分が0.01重量
部未満では、活性エネルギー線硬化性組成物の硬化性が
不十分となる傾向にあり、逆に5重量部を超えると形成
したレンズ部が黄変する傾向にあるためである。
【0036】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
は、上記(A)〜(D)成分以外にも、(A)成分の溶
解性を向上させたり、透明基材との密着性を向上させる
等の目的で、本発明の効果を損なわない範囲内で脂肪
族、脂環族、芳香族骨格の単官能あるいは多官能(メ
タ)アクリレート化合物、その他のラジカル重合官能基
を有する化合物を使用することもできる。例えば、フェ
ニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレ
ート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−
(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル)
−2−フェニル−プロパン、ビス(4−(メタ)アクリ
ロイルオキシエチルチオ)キシリレン、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル
酸エステル、ヒドロキシルキ含有(メタ)アクリル酸エ
ステルとポリイソシアネートから合成されたウレタンポ
リ(メタ)アクリレート、スチレン、ジビニルベンゼ
ン、クロロスチレン、ジブロモスチレン、2−(4−ビ
ニルベンジルチオ)−エタノール等のスチレン類、ジア
リルフタレート、ジエチレングリコールビス(アリルカ
ーボネート)等のアリル化合物、ジベンジルフマレー
ト、ジブチルフマレート等のフマル酸誘導体等が挙げら
れる。さらに、必要に応じて、酸化防止剤、黄変防止
剤、紫外線吸収剤、ブルーイング酸、顔料、沈降防止
剤、消泡剤、帯電防止剤、防曇剤等の種々の添加剤を使
用することもできる。
【0037】本発明のレンズシート1は、図2に示した
ように、透明基材8とその少なくとも一方の面に上記の
ような活性エネルギー線硬化性組成物で形成されたレン
ズ部9とから構成される。レンズシート1を構成する透
明基材8は、紫外線、電子線等の活性エネルギー線を透
過する材料であれば特に限定されず、柔軟な硝子板等を
使用することもできるが、ポリエステル系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、ポリメタクリルイミド系樹脂等の透明樹脂シートや
フィルムが好ましい。特に、レンズ部9の屈折率よりも
屈折率が低く、表面反射率の低いポリメチルメタクリレ
ート、ポリメチルアクリレートとポリフッ化ビニリデン
系樹脂との混合物、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂からなるも
のが好ましい。透明基材8の厚さは、その用途によって
も異なるが、100μm〜5mm程度の範囲のものが使
用される。特に、バックライトに使用されるレンズシー
ト1においては、100〜500μm程度の厚さの透明
基材8が好適である。なお、透明基材8には、活性エネ
ルギー線硬化性組成物で形成されたレンズ部9と透明基
材8との密着性を向上させるために、その表面にアンカ
ーコート処理層10を形成しておくことが好ましい。
【0038】本発明のレンズシート1において、透明基
材8の表面に形成されるレンズ部9には、その目的に応
じて、プリズム列が平行に多数形成されたプリズム面、
リニアあるいはサイーキュラーフレネルレンズが形成さ
れたフレネルレンズ面、断面半円状あるいは半楕円状等
のレンチキュラーレンズが平行に多数形成されたレンチ
キュラーレンズ面や波型レンズ面等の種々のレンズ面が
形成される。これらレンズ面は、透明基材8の両表面に
同一または異なるレンズ面を形成することもできる。ま
た、本発明のレンズシート1においては、レンズ部9の
厚さは10〜500μm程度、レンズ列のピッチは30
μm〜0.5mm程度とすることが好ましい。さらに、
バックライト等ののプリズムシート1においては、プリ
ズム列2の頂角は、プリズムシート1の使用形態によっ
ても異なるが、50〜150゜の範囲内とすることが好
ましい。活性エネルギー線硬化性組成物から形成された
レンズ部9は、バックライトの輝度の向上、プロジェク
ションテレビのコンパクト化のための投射距離の短縮等
の点から、高い屈折率を有するものが好ましく、具体的
には、その屈折率が1.60以上、さらに好ましくは
1.63以上である。
【0039】本発明のレンズシート1は、透明フィルム
あるいはシート等の透明基材8上に、前述のような活性
エネルギー線硬化性組成物を用いてレンズ部9を形成す
ることによって製造される。まず、所定のレンズパター
ンを形成したレンズ型に活性エネルギー線硬化型樹脂液
を注入し、透明基材を重ね合わせる。次いで、透明基材
8を通して紫外線、電子線等の活性エネルギー線を照射
し、活性エネルギー線硬化性組成物を重合硬化して、レ
ンズ型から剥離してレンズシート1を得る。レンズパタ
ーンを形成したレンズ型は、アルミニウム、黄銅、銅等
の金属製の型、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、ABS樹脂、フッ素樹脂、ポリメチルペンテン樹
脂等の樹脂型等が使用され、これらにメッキを施したも
の、金属粉を混合したもの等も使用される。活性エネル
ギー線発光光源としては、化学反応用ケミカルランプ、
低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドラン
プ、可視光ハロゲンランプ等が使用される。活性エネル
ギー線の照射量としては、200〜600nmの波長の
積算エネルギーが0.1〜50J/cm2 となる程度と
することが好ましい。また、活性エネルギー線の照射雰
囲気としては、空気中でのよいし、窒素やアルゴン等の
不活性ガス雰囲気下でもよい。
【0040】本発明のバックライトは、図1に示したよ
うに、導光体7の一方の端面(入射面)に蛍光灯等の光
源5を配置し、導光体7の入射面と略垂直な出射面上
に、前記のようにして得られたプリズム列2が平行に多
数形成されたレンズシート1を載置して構成される。光
源5および導光体7の入射面は、内側に反射剤を塗布し
たケースやフィルム6で覆うように構成されている。ま
た、導光体7には、通常、出射面上に拡散シート4を介
してプリズム列2が形成されたレンズシート1が載置さ
れ、出射面と反対側の面には、反射フィルム等によって
反射層3が形成される。レンズシート1の導光体7への
載置方向は、そのレンズ面が上側または下側のいずれの
方向となるように載置することができ、導光体7やバッ
クライト等の特性によって適宜選択される。本発明のバ
ックライトにおいては、複数枚のレンズシート1を積層
して使用してもよい。この場合、それぞれのレンズシー
ト1のレンズ列2が角度をなしてまたは平行するように
積層して使用される。本発明のバックライトにおいて
は、少なくとも一枚のレンズシートのレンズ列2が光源
5と平行となるように載置することが好ましい。
【0041】本発明のバックライトにおいては、図1に
示した構成に限定されるものではなく、使用目的等に応
じて種々の構成とすることができる。例えば、光源5は
導光体7の少なくとも1つの端部に配置させればよい
が、必要に応じて、複数個の光源5を配置することもで
きる。また、導光体7の出射面あるいはその反対面を拡
散面あるいはレンズ面に形成してもよいし、印刷等によ
って導光体7の出射面全体から均一に光線が出射するよ
うな光量調整機構を施してもよい。さらに、導光体7の
形状は、シート状、断面楔状、船型等の種々の形状のも
のを使用することができる。
【0042】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例において、活性エネルギー線硬化性組成物の
透明性は、得られた組成物を目視にて観察して、次の基
準で評価した。 ○:透明である。 ×:濁りがあり、白濁している。 活性エネルギー線硬化性組成物の注入作業性は、組成物
の金型への注入作業、透明基材のラミネート作業につい
て、次の基準で評価した。 ○:注入およびラミネートの作業性がよい。 ×:注入およびラミネートの際に泡等の巻き込みが起こ
る。
【0043】レンズ部の屈折率は、直径65mm、厚さ
3mmの2枚のガラス板を1mmの間隙を設けてポリエ
ステルテープで外周を固定した中に、得られた活性エネ
ルギー線硬化性組成物を注入して、6.4kw(80W
/cm)の高圧水銀ランプを用いて紫外線を50秒間照
射し、10J/cm2 の紫外線を照射して硬化させ樹脂
板を製造する。得られた樹脂板を、アッベ屈折率計を用
いてナトリウムD線光源による20℃での屈折率を測定
した。
【0044】バックライトの輝度は、得られたレンズシ
ートを、図1に示したように、冷陰極管を配置したアク
リル樹脂製導光体の出射面上に拡散フィルムを介して載
置し、バックライトの真上1mのところに輝度計(トプ
コン社製BM7型)をセットして輝度を測定し、レンズ
シート使用しない場合の輝度を1とした時の輝度比で示
した。プリズムシートの透明基材とレンズ部との密着性
は、レンズ面にカミソリで透明基材まで達する傷を1.
5mm間隔で縦横に11本づつ付け、100個のます目
を形成した。その後、幅25mmのセロハンテープをレ
ンズ面に密着させて、急激にセロハンテープを剥がし、
その時の剥がれなかったます目を数えた。
【0045】実施例1〜6、比較例1〜4 表1に示した化合物を混合した後、50℃で撹拌して均
一な混合液(紫外線硬化性組成物)を得た。得られた混
合液を、ピッチ50μm、頂角95゜のプリズム列を平
行に多数形成したレンズパターンを有する黄銅製の略A
4サイズのレンズ型に注入し、レンズ型全面に展延した
後、表1に示した略A4サイズの透明基材を重ね合わせ
た。次いで、透明基材の上方300mmの位置に設置し
た6.4kw(80W/cm)の高圧水銀ランプを用い
て、積算エネルギーが1.2J/cm2 となるように6
秒間紫外線を照射して、紫外線硬化性組成物を硬化さ
せ、レンズ型から剥離してプリズムシートを得た。得ら
れた紫外線硬化性組成物、プリズムシートを用いて、透
明性、注入作業性、屈折率、輝度および密着性の評価を
行い、その結果を表2に示した。
【0046】比較例5 実施例1で使用したレンズ型に、厚さ0.8mmのポリ
メチルメタクリレートフィルムを重ね合わせ、さらに3
mmのステンレス板を重ね合わせた。次いで、180℃
に加熱しながら50tの荷重を均等にかけて3時間放置
した後、冷却してレンズ型から剥離して、プリズムシー
トを得た。得られた紫外線硬化性組成物、プリズムシー
トを用いて、透明性、注入作業性、屈折率、輝度および
密着性の評価を行い、その結果を表2に示した。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】表中、化合物を示した略号は以下の通りで
ある。
【0050】MPSMA:ビス(メタクリロイルチオフ
ェニル)スルフィド EPM−1:ビスフェノールA型エポキシ(東都化成社
製YD−8125)1モル当量とメタクリル酸2.1モ
ル当量とを反応させて合成したエポキシメタクリレート EPM−2:テトラブロモビスフェノールA型エポキシ
(東都化成社製YD−360)1モル当量とメタクリル
酸2.1モル当量とを反応させて合成したエポキシメタ
クリレート BPM−5:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシ
ペンタエトキシフェニル)プロパン BnSA :2−ベンジルチオエチルアクリレート CBnSA:2−(4’−クロロベンジルチオ)エチル
メタクリレート TPO :2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェ
ニルフォスフィンオキサイド BTPO :ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−
2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイ
ド HMPO :2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン PET :ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚
さ188μm、東洋紡社製A4100) PMMA :ポリメチルメタクレート樹脂シート(厚さ
0.8mm、三菱レイヨン社製アクリライトL) PC :ポリカーボネート樹脂シート(厚さ0.5
mm、三菱瓦斯化学社製)
【0051】
【発明の効果】本発明は、特定の活性エネルギー線硬化
性組成物を用いて、透明基材の表面にレンズ部を形成す
ることによって、レンズシートの厚さコントロール性お
よびレンズ形状の転写精度に優れ、透明性、作業性、密
着性に優れたレンズシートが得られるとともに、正面輝
度の向上したバックライトを提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライトの構成例を示すの斜視図
である。
【図2】本発明のプリズムシートを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ レンズシート 2 ・・・ レンズ列 3 ・・・ 反射層 4 ・・・ 拡散シート 5 ・・・ 光源 6 ・・・ 被覆反射フィルム 7 ・・・ 導光体 8 ・・・ 透明基材 9 ・・・ レンズ部 10 ・・・ アンカーコート処理層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 5/02 G02B 5/02 B G02F 1/1335 G02F 1/1335

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で示される化合
    物の少なくとも1種を20〜80重量%と、 【化1】 (式中、R1 は水素またはメチル基を、XおよびYはメ
    チル基、塩素、臭素またはヨウ素のいずれかを示し、t
    およびuは0〜2の整数である。) (B)下記一般式(2)で示される化合物の少なくとも
    1種を10〜75重量%と、 【化2】 (式中、R2 は水素またはメチル基を、R3 は次の式
    (3)〜(5)のいずれかを、VおよびWはメチル基、
    塩素、臭素またはヨウ素のいずれかを、Zは−CH
    2 −、−S−、次の式(6)または(7)のいずれかを
    示し、pおよびqは0〜2の整数である。) 【化3】 (式中、mは0〜7の整数である。) 【化4】 (式中、nは0〜7の整数である。) 【化5】 【化6】 【化7】 (C)下記一般式(8)で示される化合物の少なくとも
    1種を1〜50重量%と、 【化8】 (式中、R4 は水素またはメチル基を、R5 は炭素数2
    〜5の直鎖型または分岐型の炭化水素基、Gは水素、フ
    ェニル基、塩素、臭素またはヨウ素のいずれかを示し、
    iは1〜5の整数である。) (D)活性エネルギー線感応性ラジカル重合開始剤を
    (A)〜(C)成分の合計量100重量部に対して0.
    01〜5重量部とを含有することを特徴とする活性エネ
    ルギー線硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 透明基材の少なくとも一方の表面に、請
    求項1の活性エネルギー線硬化性組成物によってレンズ
    部が形成されていることを特徴とするレンズシート。
  3. 【請求項3】 光源と、該光源に対向する少なくとも一
    つの入射面および出射面を有する板状の導光体から構成
    され、請求項2のレンズシートが導光体の出射面側に載
    置されていることを特徴とするバックライト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004009659A1 (ja) * 2002-07-22 2004-01-29 Mitsui Chemicals, Inc. 無機超微粒子を含有する樹脂組成物
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JP2009120832A (ja) * 2007-10-24 2009-06-04 Mitsubishi Chemicals Corp 重合性組成物、硬化物、および光学部材

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